JP5526204B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、ガラストッププレート上に設けた静電スイッチを操作することによって調理容器を加熱する誘導加熱調理器に関する。
近年、鍋などの調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器が広く普及している。この誘導加熱調理器は、使用者の指示に基づいて加熱コイルを制御するために、加熱の切/入や火力の上げ下げなどの所定の機能がそれぞれ割り当てられた複数のスイッチを備える。特許文献1には、トッププレートに静電スイッチを備え、トッププレート上からこの静電スイッチを操作することにより各加熱部の加熱制御を行う誘導加熱調理器が開示されている。この静電スイッチは、導電性の端子を介して、トッププレートの下方に設けられた制御部に電気的に接続される。使用者の指が静電スイッチに触れると、スイッチの電圧が変化し、制御部はこの電圧の変化に基づいてスイッチがされたことを判断する。この静電スイッチには凹凸がないので、さっと拭くだけで汚れが落ち、手入れが簡単である。
特許第3894078号公報
しかし、電磁調理器において、静電スイッチはしても、その形状が変化しないため、使用者は押し下げたという感覚を得られない。このため、使用者にとって、電磁調理器が押圧操作を受け付けたかどうかが分かりにくいという問題があった。また、誤って隣のスイッチをしてしまった場合でも、使用者が誤操作に気付きにくいという問題もあった。これらの問題により、調理性能を損なってしまう場合もある。
また、本来静電スイッチは、タクトスイッチ等と比べると少ない力で押せばよいが、使用者は押し下げたという感覚を得られないため、無駄に力を入れてしてしまい、操作性が悪いものであった。
本発明は、前記課題を解決するもので、使用者が静電スイッチをしたときに、押し下げたという感覚(クリック感)に近い感覚を得ることができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱装置は、調理容器を載置するトッププレートと、誘導磁界を発生して、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、トッププレートの下面に設けられ各々所定の機能が割り当てられた複数の静電スイッチを含む操作部と、操作部における複数の静電スイッチの下方に設けられ複数の静電スイッチをそれぞれ点灯する複数の第1の光源と、静電スイッチが押されることにより入力された機能に応じて、加熱コイルに高周波電流を供給する加熱制御部と、操作部上の静電スイッチが押された場合に、静電スイッチが押されてから所定時間、静電スイッチの表示状態を変化させるように第1の光源を制御する表示制御部と、を有することを特徴とする。
表示制御部は、調理容器を加熱コイルにより加熱中に点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する第1の光源を消灯し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、押された静電スイッチの機能に応じた加熱制御部の動作に関わらず、消灯した第1の光源を再点灯するように第1の光源を制御する
表示制御部は、点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する光源の光量を増大し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、増大させた光量を元に戻すように光源を制御してもよい。
表示制御部は、点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する光源の光量を減少し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、減少させた光量を元に戻すように光源を制御してもよい。
表示制御部は、点灯中の静電スイッチが押されてから所定時間、押された静電スイッチに対応する光源を点滅し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、点滅させた光源を点灯に戻すように光源を制御してもよい。
上記誘導加熱調理器は、第1の光源と異なる色の光を照射する第2の光源をさらに含み、表示制御部は、第1の光源により点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する第1の光源を消灯し、押された静電スイッチに対応する第2の光源を点灯し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、点灯された第2の光源を消灯し、消灯された第1の光源を再点灯するように第1および第2の光源を制御してもよい。
上記誘導加熱調理器は、操作部における複数の静電スイッチの下方に設けられ複数の静電スイッチをそれぞれ点灯する複数の第2の光源と、第1および第2の光源が照射する光を所定の位置に導く導光部をさらに有し、導光部は、第2の光源が照射する光を、第1の光源が照射する光が導かれる位置より少しずらした位置に導き、表示制御部は、第1の光源により点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する第1の光源を消灯し、押された静電スイッチに対応する第2の光源を点灯し、静電スイッチが押されてから所定時間経過後、点灯された第2の光源を消灯し、消灯された第1の光源を再点灯するように第1および第2の光源を制御してもよい。
所定時間は、0.1秒〜2秒の間であってもよい。
本発明に係る他の誘導加熱装置は、調理容器を載置するトッププレートと、誘導磁界を発生して、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、トッププレートの下面に設けられ各々所定の機能が割り当てられた複数の静電スイッチを含む操作部と、操作部の下方に設けられ複数の静電スイッチをそれぞれ点灯する複数の光源と、静電スイッチが押されることにより入力された機能に応じて、加熱コイルに高周波電流を供給する加熱制御部と、操作部上の静電スイッチが押された場合に、静電スイッチが押されたとき、押されている静電スイッチの表示状態を変化させ、使用者が静電スイッチから指を離したとき、静電スイッチの表示状態を変化前に戻すように光源を制御する表示制御部と、を有することを特徴とする。
表示制御部は、静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する光源を消灯し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、消灯した光源を再点灯するように光源を制御してもよい。
表示制御部は、静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する光源の光量を増大し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、増大させた光量を元に戻すように光源を制御してもよい。
表示制御部は、静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する光源の光量を減少し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、減少させた光量を元に戻すように光源を制御してもよい。
表示制御部は、静電スイッチが押されてから所定時間、押された静電スイッチに対応する光源を点滅し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、点滅させた光源を点灯に戻すように光源を制御してもよい。
光源は、第1の光源と第1の光源と異なる色の光を照射する第2の光源を含み、表示制御部は、第1の光源により点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する第1の光源を消灯し、押された静電スイッチに対応する第2の光源を点灯し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、点灯された第2の光源を消灯し、消灯された第1の光源を再点灯するように光源を制御してもよい。
上記誘導加熱調理器は、光源が照射する光を所定の位置に導く導光部をさらに有し、記光源は、第1の光源と第2の光源を含み、導光部は、第2の光源が照射する光を、第1の光源が照射する光が導かれる位置より少しずらした位置に導き、表示制御部は、第1の光源により点灯中の静電スイッチが押されたとき、押された静電スイッチに対応する第1の光源を消灯し、押された静電スイッチに対応する第2の光源を点灯し、使用者が静電スイッチから指を離したとき、点灯された第2の光源を消灯し、消灯された第1の光源を再点灯するように光源を制御してもよい。
上記誘導加熱調理器は、音声を出力する音声出力部をさらに有し、制御部は、操作部上の静電スイッチが押された場合に、静電スイッチが押されたとき、音声を出力するように音声出力部を制御してもよい。
本発明の誘導加熱調理器によれば、使用者が静電スイッチをしたときに、押し下げたという感覚に近い感覚を得ることができるため、誤操作がなくなり、操作性も向上する。
本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の構成図 本発明の実施形態1による誘導加熱調理器のトッププレートの上面図 本発明の実施形態1の誘導加熱調理器による光源制御処理を示すフローチャート 本発明の実施形態2による誘導加熱調理器の構成図 本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の構成図 本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の導光部及びスイッチの上面図 本発明の実施形態3の誘導加熱調理器による光源制御処理を示すフローチャート 本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の操作部のスイッチの表示例を示す図
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態において、同じ構成要素については同じ番号を付している。
実施形態1
[誘導加熱調理器の構成]
図1に本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態の誘導加熱調理器は、ガラスなどの電気絶縁物からなり、光を透過する結晶化セラミック製のトッププレート1と、トッププレート1の下方に設けられた加熱コイル7と、加熱コイル7の下方に設けられた制御部8と、を有する。加熱コイル7は、トッププレート1に載置された調理容器5を誘導加熱により加熱する。
本実施形態の誘導加熱調理器は、トッププレート1の一部に設けられた操作部4と、操作部4の下方に設けられた光源6とをさらに有する。操作部4は、複数の静電スイッチにより構成される。各スイッチは、トッププレート1の下面に設けられた電極41と、電極41に対向するトッププレート1の一部分とによって、構成される。電極41は、銅やカーボンなどの導電性物質により形成される。使用者が指で電極41に対向するトッププレート1の上面に触れると、使用者の指とトッププレート1と電極41とによりコンデンサが形成され、人体を介して接地されるため、電極41の電圧が低下する。これにより、制御部8は、スイッチがされたと判断できる。各スイッチには、誘導加熱調理器が有する種々の機能がそれぞれ割り当てられている。
光源6は、操作部4の複数のスイッチのそれぞれを照射する。光源6は、例えば発光ダイオードである。図1では、説明の便宜上光源を1つしか図示していないが、実際には、各スイッチ毎にその表示状態を制御できるように、スイッチ毎に1つの光源が設けられている。
制御部8は、導電性の端子などにより、操作部4の各電極41のそれぞれと電気的に接続される。制御部8は、加熱制御部8aと、光源6を制御することによりスイッチの表示状態を変化させるスイッチ表示制御部8bと、を有する。加熱制御部8aは、スイッチを介して入力された機能に基づいて、加熱コイル7に高周波電流を供給することにより、加熱コイル7の加熱電力量を制御する。具体的には、使用者が調理容器5を加熱するために指で電極41に対向するトッププレート1の上面に触れて、電極41の電圧が所定電圧以下に低下すると、加熱制御部8aはスイッチがされたと判断して、スイッチに割り当てられた機能に基づいて加熱コイル7を制御する。
図2にトッププレート1の上面図を示す。トッププレート1の上面又は下面には、調理容器5の載置場所を示す、少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の加熱部2が印刷により表示されている。加熱コイル7は、加熱部2の下方にそれぞれが配置される。加熱部2の手前側(使用者側)に表示部3が設けられる。表示部3は、加熱コイル7の出力の大きさ、タイマーの残り時間、及び調理メニューを識別するための記号などを表示する。調理メニューとは、例えば揚げ物、湯沸かし、及び炊飯である。操作部4は、表示部3の手前側(使用者側)に、加熱部2に対応させて設けられる。操作部4は、複数のスイッチ4a〜4eを含む。
操作部4において、スイッチ4a〜4eに割り当てられた機能を識別する文字や記号、及び使用者が押す領域を示すスイッチ4a〜4eの外枠は、光源6により発光する。具体的には、その文字や記号及び外枠は、スイッチ4a〜4eを構成する電極41から予め切り抜かれている。光源6が下方からスイッチ4a〜4eを照射すると、光源6から放射された光が切り抜かれた記号や文字及び外枠部分、トッププレート1を通過する。これにより、使用者はスイッチ4a〜4eに割り当てられた機能及びスイッチ4a〜4eのそれぞれの領域を認識することができる。例えば、スイッチ4eの電極は、「加熱切/入」の文字及び外枠が切り抜かれている。光源6が下方からスイッチ4eを照射すると、光源6から放射された光がスイッチ4eの電極の切り抜かれた文字及び外枠部分、トッププレート1を通過する。これにより、使用者はスイッチ4e(「加熱切/入」の文字及び外枠)を見て、スイッチ4eが調理の開始及び終了を制御する機能が割り当てられた切/入スイッチであることを視覚的に認識することができる。また、光源6を照射しないと、文字や記号及び外枠が表示されないので、使用者はスイッチを視覚的に認識できない。
[誘導加熱調理器の動作]
誘導加熱調理器の基本的な動作について説明する。使用者によりスイッチ4a〜4eから加熱開始や火力設定等が入力されると、加熱制御部8aはこの入力に基づいて加熱コイル7に高周波電流を供給する。加熱コイル7に高周波電流が供給されると、加熱コイル7から誘導磁界が発せられ、トッププレート1上に載置された調理容器5が誘導加熱される。
[誘導加熱調理器のスイッチ表示]
本実施形態の誘導加熱調理器は、光源6を制御することによりスイッチの表示状態を変化させるスイッチ表示制御部8bに特徴の1つがある。本実施形態の誘導加熱調理器の操作部4におけるスイッチに対する光源の制御について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態1の誘導加熱調理器による光源制御処理を示すフローチャートである。スイッチ表示制御部8bは、点灯中のスイッチがされたか否かを判断する(S1)。具体的には、スイッチがされるとスイッチの電極41の電圧が低下するため、スイッチの電極41の電圧が所定電圧以下に低下したか否かを判断する。スイッチがされていないと判断している間は、ステップS1に戻る。スイッチがされたと判断したときは、されたスイッチに対応する光源6を消灯し(S2)、タイマを開始する(S3)。光源6を消灯することにより、対応するスイッチの文字や記号及び外枠の表示が消える。
スイッチがされてから所定時間経過後(S4でYes)、消灯していた光源6を再度点灯する(S5)。これにより、消えていたスイッチの文字や記号及び外枠が再度表示される。
従って、使用者はスイッチをしたとき、点灯しているスイッチの文字や記号及び外枠が所定時間だけ消えるため、スイッチを押し下げたという感覚(クリック感)に近い感覚を得ることができる。所定時間は、好ましくは0.1秒〜2秒に設定する。所定時間が短すぎると、使用者は文字等が消えたことに気付かないし、所定時間が長すぎると、使用者は調理器が壊れたと勘違いしてしまう。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、スイッチをしたとき、所定時間スイッチの表示が消えるため、使用者はスイッチがされたことを認識できる。このため、誤って隣のスイッチをしてしまった場合でも、その誤操作に気付きやすい。例えば、調理容器を加熱中に、加熱コイル7の出力を小さくするつもりで、隣の出力を大きくするスイッチをしてしまった場合でも、調理容器の中のものが噴きこぼれてしまう前に、使用者は誤操作に気付き出力を小さくする等の対応ができるので、調理に失敗してしまう可能性が低くなる。また、視覚的にスイッチのが誘導加熱調理器に受け付けられたかを確認できるので、必要以上に長くしたり、強くしたりすることがなくなる。これにより、スイッチの操作性が向上する。
[変形例]
なお、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、スイッチがされてから所定時間、されたスイッチの文字や記号及び外枠の表示を消すように光源6を制御したが、文字や記号は表示させたまま外枠のみを消すように制御してもよいし、または外枠は表示させたまま文字や記号のみを消すように制御してもよい。
または、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、点灯中のスイッチがされたとき、されたスイッチに対応する光源を消灯し、スイッチがされてから所定時間経過後、消灯していた光源を再度点灯したが、点灯中のスイッチがされたとき、されたスイッチに対応する光源の光量を増大させ、スイッチがされてから所定時間経過後、光源の光量を元に戻してもよい。また逆に、点灯中のスイッチがされたとき、されたスイッチに対応する光源の光量を減少させ、スイッチがされてから所定時間経過後、光源の光量を元に戻してもよい。
なお、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、スイッチがされてから所定時間、されたスイッチに対応する光源を消灯し、スイッチがされてから所定時間経過後、消灯していた光源を再度点灯したが、スイッチがされてから所定時間、されたスイッチに対応する光源を点滅させ、スイッチがされてから所定時間経過後、光源を点灯に戻してもよい。
なお、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、スイッチがされてから所定時間経過後、消灯していた光源を再度点灯したが、スイッチがされている間のみ光源を消灯し、使用者がスイッチから指を離したとき、消灯していた光源を再度点灯してもよい。また、スイッチがされている間のみ光源の光量を増大させ、使用者がスイッチから指を離したとき、増大させた光量を元に戻してもよい。また逆に、スイッチがされている間のみ光源の光量を減少させ、使用者がスイッチから指を離したとき、減少させた光量を元に戻してもよい。またさらに、スイッチがされている間のみ光源を点滅させ、使用者がスイッチから指を離したとき、光源を点灯に戻してもよい。
なお、本実施形態において制御部8は、点灯中のスイッチがされてから所定時間、されたスイッチに対応する光源を消灯したが、スイッチがされたときに、音声出力部(図1の破線30)により音声を出力してもよい。また、上記光源制御と共に、スイッチがされたときに、音声出力部30により音声を出力してもよい。
実施形態2
本実施形態では、スイッチがされてから所定時間、スイッチの表示の色が変化する誘導加熱調理器の構成を示す。
[誘導加熱調理器の構成]
図4に本発明の実施形態2による誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態による誘導加熱調理器は、1つのスイッチに対して2つの光源61、62を備える。なお、図4では説明の便宜上1つのスイッチに対する光源の構成を示している。
本実施形態の誘導加熱調理器は、操作部4の下方に、スイッチ毎に2つの光源(第1の光源61及び第2の光源62)を有する。第1の光源61及び第2の光源62は、異なる色を照射する光源である。
本実施形態による誘導加熱調理器の構成は、第1の光源61及び第2の光源62以外は実施形態1のものと同様であるため説明を省略する。
[誘導加熱調理器のスイッチ表示]
本実施形態の誘導加熱調理器において、スイッチ表示制御部8bは、使用者による操作を待っている間は、第1の光源61によりスイッチを点灯させる。その後、使用者によりスイッチがされたとき、そのスイッチに対応する第1の光源61を消灯し、第2の光源62を点灯し、スイッチがされてから所定時間経過後に、第2の光源62を消灯し、第1の光源61を点灯する。従って、使用者はスイッチをしたとき、スイッチの文字や記号及び外枠の色が所定時間だけ変化するため、スイッチを押し下げたという感覚(クリック感)に近い感覚を得ることができる。所定時間は、好ましくは0.1秒〜2秒に設定する。所定時間が短すぎると、使用者は文字等が消えたことに気付かないし、所定時間が長すぎると、使用者は調理器が壊れたと勘違いしてしまう。
なお、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、スイッチがされてから所定時間経過後、第2の光源62を消灯し、第1の光源61を再度点灯したが、スイッチがされている間のみ第2の光源62を点灯し、使用者がスイッチから指を離したとき、第2の光源62を消灯し、第1の光源61を再度点灯してもよい。
なお、本実施の形態の上記光源制御と共に、スイッチがされたときに、音声出力部(図1の破線30)により音声を出力してもよい。
実施形態3
本実施形態では、スイッチがされたとき、スイッチが実際に押し下げられたように表示される誘導加熱調理器の構成を示す。
[誘導加熱調理器の構成]
図5に本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態による誘導加熱調理器は、1つのスイッチに対して2つの光源63、64と1つの導光部9を備える。なお、図4では説明の便宜上1つのスイッチに対する光源の構成を示している。
本実施形態の誘導加熱調理器は、操作部4の下方に、スイッチ毎に2つの光源(第1の光源63及び第2の光源64)と、操作部4と光源63、64の間に、1つのスイッチに対して1つの導光部9と、を有する。第1の光源63及び第2の光源64は、同じ色を照射する光源であってもよいし、また異なる色を照射する光源であってもよい。導光部9は、光を通したい部分を上下方向にくり抜いた樹脂ブロックである。
図6(a)に導光部9の上面図を示す。領域10、11は、光源63、64の光を通すため上下方向にくり抜かれた穴の上面部分である。領域10は第1の光源63からの光を透過させる領域であり、領域11は第2の光源64からの光を透過させる領域である。領域11は、領域10より右下にずらして配置される。第1の光源63がスイッチを照射すると、第1の光源63から放射された光が領域10から下方向にくり抜かれた穴を介して領域10を通過し、領域10が発光する。また、第2の光源64がスイッチを照射すると、第2の光源64から放射された光が領域11から下方向にくり抜かれた穴を介して領域11を通過し、領域11が発光する。
図6(b)にトッププレート1の上方から見たスイッチ4dを示す。第1の光源63がスイッチを照射すると、第1の光源63から放射された光は導光部9の領域10、電極から切り抜かれた文字及び外枠部分、トッププレートを通過する。これにより、使用者は実線Aのスイッチ(「メニュー」の文字及び外枠)を認識することができる。また、第2の光源64がスイッチを照射すると、第2の光源64から放射された光は導光部9の領域11、電極から切り抜かれた文字及び外枠部分、トッププレートを通過する。これにより、使用者は破線Bのスイッチ(「メニュー」の文字及び外枠)を認識することができる。このようにスイッチの表示位置をシフトさせることで、スイッチが押されたことを表現している。
本実施形態による誘導加熱調理器の構成は、第1の光源63、第2の光源64及び導光部9以外は実施形態1のものと同様であるため説明を省略する。
[誘導加熱調理器のスイッチ表示]
本実施形態の誘導加熱調理器の操作部4におけるスイッチに対する光源の制御について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施形態3の誘導加熱調理器による光源制御処理を示すフローチャートである。スイッチ表示制御部8bは、第1の光源63によりスイッチを点灯させる。その後、使用者によりスイッチがされたか否かを判断する(S1)。具体的には、スイッチがされるとスイッチの電極41の電圧が低下するため、スイッチの電極41の電圧が所定電圧以下に低下したか否かを判断する。スイッチがされていないと判断している間は、ステップS1に戻る。スイッチがされたと判断したときは、されたスイッチに対応する第1の光源63を消灯し(S2A)、されたスイッチに対応する第2の光源64を点灯し(S2B)、タイマを開始する(S3)。第1の光源63を消灯し、第2の光源64を点灯することにより、対応するスイッチの文字や記号及び外枠の表示が領域10から領域11に移動する。例えば、図6(b)のように、使用者には実線Aのスイッチが破線Bの位置に移動したように見える、すなわち、スイッチが右下に移動したように見える。
スイッチがされてから所定時間経過後(S4でYes)、第2の光源64を消灯し(S5A)、第1の光源63を再度点灯する(S5B)。これにより、スイッチの文字や記号及び外枠の表示が領域11から領域10に戻る、すなわち、押す前の状態に戻る。
図8に、操作部4のスイッチ4a〜4eの表示例を示す。誘導加熱調理器の電源が入れられ、スイッチ4a〜4eがされていないときは、図8(a)に示すように、スイッチ4a〜4eの文字や記号及び外枠は、1列に等間隔で表示される。例えば、使用者がスイッチ4dを押すと、図8(b)に示すように、スイッチ4dの文字及び外枠は、使用者から見て右下に少しだけ(破線のスイッチ位置から実線のスイッチ位置まで)移動する。スイッチ4dがされてから所定時間経過後、図8(a)に示すように、スイッチ4dの文字及び外枠は、元の位置に戻る。
従って、使用者はスイッチをしたとき、したスイッチの文字や記号及び外枠が所定時間だけ右下に移動するため、スイッチが実際に押し下げられたように感じ、立体的なスイッチを押し下げたときの感覚に近い感覚を得ることができる。所定時間は、好ましくは0.1秒〜2秒である。所定時間が短すぎると、使用者は文字等が消えたことに気付かないし、所定時間が長すぎると、使用者は調理器が壊れたと勘違いしてしまう。
本実施の形態の誘導加熱調理器によっても、使用者はスイッチがされたことを認識できる。このため、誤って隣のスイッチをしてしまった場合でも、その誤操作に気付きやすい。例えば、調理容器を加熱中に、加熱コイル7の出力を小さくするつもりで、隣の出力を大きくするスイッチをしてしまった場合でも、調理容器の中のものが噴きこぼれてしまう前に、使用者は誤操作に気付き出力を小さくする等の対応ができるので、調理に失敗してしまう可能性が低くなる。また、視覚的にスイッチのが誘導加熱調理器に受け付けられたかを確認できるので、必要以上に長くしたり、強くしたりすることがなくなる。これにより、スイッチの操作性が向上する。
なお、本実施形態において導光部9は樹脂ブロックであるが、他の光を通さない素材であってもよい。
なお、本実施形態においてスイッチ表示制御部8bは、スイッチがされてから所定時間経過後、第2の光源64を消灯し、第1の光源63を再度点灯したが、スイッチがされている間のみ第2の光源64を点灯し、使用者がスイッチから指を離したとき、第2の光源64を消灯し、第1の光源63を再度点灯してもよい。
なお、本実施形態の上記光源制御と共に、スイッチがされたときに、音声出力部(図1の破線30)により音声を出力してもよい。
本発明においては「スイッチがされてから所定時間経過後」と記述しているが、厳密には、制御部8がスイッチが押されたことを感知してから所定時間経過後である。
本発明による誘導加熱調理器は、使用者が静電スイッチをしたときに、押し下げたという感覚に近い感覚を得ることができるという効果を有し、一般家庭などで使用される誘導加熱調理器に有用である。
1 トッププレート
2 加熱部
3 表示部
4 操作部
4a〜4e スイッチ
5 調理容器
6、6b、6c 光源
61、63 第1の光源
62、64 第2の光源
7 加熱コイル
8 制御部
8a 加熱制御部
8b スイッチ表示制御部
9 導光部

Claims (4)

  1. 調理容器を載置するトッププレートと、
    誘導磁界を発生して、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    前記トッププレートの下面に設けられ各々所定の機能が割り当てられた複数の静電スイッチを含む操作部と、
    前記操作部における前記複数の静電スイッチの下方に設けられ前記複数の静電スイッチをそれぞれ点灯する複数の第1の光源と、
    前記静電スイッチが押されることにより入力された機能に応じて、前記加熱コイルに高周波電流を供給する加熱制御部と、
    前記静電スイッチが押された場合に、前記静電スイッチが押されてから所定時間、前記静電スイッチの表示状態を変化させるように前記第1の光源を制御する表示制御部と、
    を有し、
    前記表示制御部は、
    前記調理容器を前記加熱コイルにより加熱中に、前記複数の静電スイッチに対応する前記複数の第1の光源が点灯中に、前記静電スイッチが押されたとき、
    押された前記静電スイッチに対応する前記第1の光源を消灯し、前記静電スイッチが押されてから所定時間経過後、押された前記静電スイッチの前記機能に応じた前記加熱制御部の動作に関わらず、消灯した前記第1の光源を再点灯するように前記第1の光源を制御する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記誘導加熱調理器は、前記第1の光源と異なる色の光を照射する第2の光源をさらに含み、
    前記表示制御部は、前記第1の光源により点灯中の前記静電スイッチが押されたとき、押された前記静電スイッチに対応する前記第1の光源を消灯し、押された前記静電スイッチに対応する前記第2の光源を点灯し、前記静電スイッチが押されてから所定時間経過後、点灯された前記第2の光源を消灯し、消灯された前記第1の光源を再点灯するように前記第1および第2の光源を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記誘導加熱調理器は、
    前記操作部における前記複数の静電スイッチの下方に設けられ前記複数の静電スイッチをそれぞれ点灯する複数の第2の光源と、
    前記第1および第2の光源が照射する光を所定の位置に導く導光部をさらに有し、
    前記導光部は、前記第2の光源が照射する光を、前記第1の光源が照射する光が導かれる位置より少しずらした位置に導き、
    前記表示制御部は、前記第1の光源により点灯中の前記静電スイッチが押されたとき、押された前記静電スイッチに対応する前記第1の光源を消灯し、押された前記静電スイッチに対応する前記第2の光源を点灯し、前記静電スイッチが押されてから所定時間経過後、点灯された前記第2の光源を消灯し、消灯された前記第1の光源を再点灯するように前記第1および第2の光源を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記所定時間は、0.1秒〜2秒の間であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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