JPH10308135A - 照光式タッチスイッチ - Google Patents
照光式タッチスイッチInfo
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- JPH10308135A JPH10308135A JP11730497A JP11730497A JPH10308135A JP H10308135 A JPH10308135 A JP H10308135A JP 11730497 A JP11730497 A JP 11730497A JP 11730497 A JP11730497 A JP 11730497A JP H10308135 A JPH10308135 A JP H10308135A
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- transparent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低コストで、長寿命、高信頼性の照光式タッチ
スイッチを提供する。 【解決手段】ＥＬ素子１４と、透明保護板８及び透明電
極９を有し、ＥＬ素子１４の上部に設けられ、目的物の
近接を検出する近接検出部２と、その近接検出部２によ
る検出結果に応じて、ＥＬ素子１４及び、部屋のランプ
７を制御する制御手段５とを具備し、透明保護板８と透
明電極９の間に取り替え可能な表示用マスクフィルム１
０を備え、所定の情報を表示できるようになっている。
スイッチを提供する。 【解決手段】ＥＬ素子１４と、透明保護板８及び透明電
極９を有し、ＥＬ素子１４の上部に設けられ、目的物の
近接を検出する近接検出部２と、その近接検出部２によ
る検出結果に応じて、ＥＬ素子１４及び、部屋のランプ
７を制御する制御手段５とを具備し、透明保護板８と透
明電極９の間に取り替え可能な表示用マスクフィルム１
０を備え、所定の情報を表示できるようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチスイッチ機能
と表示機能を有する照光式タッチスイッチに関するもの
である。
と表示機能を有する照光式タッチスイッチに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の照光式タッチスイッチは、以下の
３つに分けられる。
３つに分けられる。
【０００３】第１は、図４に示すように、液晶（Ｌ
Ｃ）、エレクトロルミネッセンス（ＥＬ）、エレクトロ
クロミック（ＥＣ）などの表示素子１上に、対抗型透明
電極２６，２７を形成し、その部分に指が直接ふれるこ
とによって、人体を微少電流が流れ、両電極２６，２７
間の抵抗値変化を電気回路により検出して、表示素子１
の照光を制御するものである。
Ｃ）、エレクトロルミネッセンス（ＥＬ）、エレクトロ
クロミック（ＥＣ）などの表示素子１上に、対抗型透明
電極２６，２７を形成し、その部分に指が直接ふれるこ
とによって、人体を微少電流が流れ、両電極２６，２７
間の抵抗値変化を電気回路により検出して、表示素子１
の照光を制御するものである。
【０００４】第２は、図５に示すように、液晶、ＥＬ、
ＥＣなどの表示素子１上に、透明なタッチスイッチを積
層したものである。例えば、その透明なタッチスイッチ
は２枚のフィルム２８，２９上に各々マトリックスを組
むように透明電極３０，３１が形成されており、透明電
極３０，３１が交差している部分に指がふれることによ
り、透明電極３０，３１が接触し、両透明電極３０，３
１間を電流が流れ、両電極の導通を電気回路により検出
して、表示素子１の照光を制御するものである。
ＥＣなどの表示素子１上に、透明なタッチスイッチを積
層したものである。例えば、その透明なタッチスイッチ
は２枚のフィルム２８，２９上に各々マトリックスを組
むように透明電極３０，３１が形成されており、透明電
極３０，３１が交差している部分に指がふれることによ
り、透明電極３０，３１が接触し、両透明電極３０，３
１間を電流が流れ、両電極の導通を電気回路により検出
して、表示素子１の照光を制御するものである。
【０００５】第３は、図６に示すように、第１と第２の
中間に当たるもので、液晶、ＥＬ、ＥＣなどの表示素子
１上に一枚のフィルム２８が積層されたものである。そ
の表示素子１の上と、前記フィルム２８の下に、各々マ
トリックスを組むように透明電極３０，３１が形成され
ており、透明電極３０，３１が交差している部分に指が
ふれることにより透明電極３０，３１が接触し、両透明
電極３０，３１間を電流が流れ、両電極の導通を電気回
路により検出して、表示素子１の照光を制御するもので
ある。
中間に当たるもので、液晶、ＥＬ、ＥＣなどの表示素子
１上に一枚のフィルム２８が積層されたものである。そ
の表示素子１の上と、前記フィルム２８の下に、各々マ
トリックスを組むように透明電極３０，３１が形成され
ており、透明電極３０，３１が交差している部分に指が
ふれることにより透明電極３０，３１が接触し、両透明
電極３０，３１間を電流が流れ、両電極の導通を電気回
路により検出して、表示素子１の照光を制御するもので
ある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の第１の
対抗型電極２６、２７を表示素子１上に具備した照光式
タッチスイッチでは、原理上、透明電極への指の直接接
触が避けられないので、透明電極の摩耗が起こり易い。
対抗型電極２６、２７を表示素子１上に具備した照光式
タッチスイッチでは、原理上、透明電極への指の直接接
触が避けられないので、透明電極の摩耗が起こり易い。
【０００７】また、上記の第２、第３のタッチスイッチ
と表示素子１の積層型照光式タッチスイッチは、表示素
子１以外に、タッチスイッチ用の１枚ないしは２枚の透
明電極付きフィルムとの貼り合わせが必要となり、工数
が増え、コストが高くなる。
と表示素子１の積層型照光式タッチスイッチは、表示素
子１以外に、タッチスイッチ用の１枚ないしは２枚の透
明電極付きフィルムとの貼り合わせが必要となり、工数
が増え、コストが高くなる。
【０００８】本発明は、上記課題を解決するもので、低
コストで、高信頼性の照光式タッチスイッチを提供する
ことを目的とする。
コストで、高信頼性の照光式タッチスイッチを提供する
ことを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光又は表示
素子と、前記発光又は表示素子の上部に設けられた近接
検出部と、物体の接近を検出する手段と、その検出手段
の検出結果に応じて発光又は表示素子を制御する手段
と、スイッチ動作を表現する手段と、制御すべき機器の
負荷を制御する手段を具備することを特徴とする。
素子と、前記発光又は表示素子の上部に設けられた近接
検出部と、物体の接近を検出する手段と、その検出手段
の検出結果に応じて発光又は表示素子を制御する手段
と、スイッチ動作を表現する手段と、制御すべき機器の
負荷を制御する手段を具備することを特徴とする。
【００１０】本発明は、少なくとも発光素子と、前記発
光素子上に設けられた透明電極と、前記発光素子を保護
するための透明な基材と、前記発光素子と前記基材の間
の表示用マスクフイルムから構成されることを特徴と
し、また、少なくとも表示素子と、前記表示素子上に設
けられた透明電極と、前記表示素子を保護するための透
明な基材から構成されることを特徴とする。
光素子上に設けられた透明電極と、前記発光素子を保護
するための透明な基材と、前記発光素子と前記基材の間
の表示用マスクフイルムから構成されることを特徴と
し、また、少なくとも表示素子と、前記表示素子上に設
けられた透明電極と、前記表示素子を保護するための透
明な基材から構成されることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。
を示す図面に基づいて説明する。
【００１２】図１は本発明にかかる一実施の形態の照光
式タッチスイッチの構成図である。すなわち、例えばエ
レクトロルミネッセンス（ＥＬ）などの、照光用素子と
しての発光素子１の表面（下面）上に、物体の接近を検
出する透明電極９が形成され、近接検出部２を形成して
いる。この発光素子１は、通常は消えているか、所定の
電源により弱い光を出している。
式タッチスイッチの構成図である。すなわち、例えばエ
レクトロルミネッセンス（ＥＬ）などの、照光用素子と
しての発光素子１の表面（下面）上に、物体の接近を検
出する透明電極９が形成され、近接検出部２を形成して
いる。この発光素子１は、通常は消えているか、所定の
電源により弱い光を出している。
【００１３】また、近接検出部２の検出用透明電極９
は、その検出用透明電極９のインピーダンス変化を検出
することによって、人の指などの接近を検出する検出手
段３に接続されている。前記検出手段３は、その検出結
果に応じて制御信号を出力する制御手段５に接続され、
その制御手段５はスイッチ制御手段６と、制御すべき機
器７に接続されている。このスイッチ制御手段６は、音
声によりそのタッチ動作を表現する。さらに、スイッチ
制御手段６は内蔵する表示制御手段４を通じて、前記発
光素子１を制御し、強度の発光などでそのタッチ動作を
知らせる。さらに、また制御手段５は、上記制御すべき
機器７、たとえば、部屋のランプを点灯させる。
は、その検出用透明電極９のインピーダンス変化を検出
することによって、人の指などの接近を検出する検出手
段３に接続されている。前記検出手段３は、その検出結
果に応じて制御信号を出力する制御手段５に接続され、
その制御手段５はスイッチ制御手段６と、制御すべき機
器７に接続されている。このスイッチ制御手段６は、音
声によりそのタッチ動作を表現する。さらに、スイッチ
制御手段６は内蔵する表示制御手段４を通じて、前記発
光素子１を制御し、強度の発光などでそのタッチ動作を
知らせる。さらに、また制御手段５は、上記制御すべき
機器７、たとえば、部屋のランプを点灯させる。
【００１４】図２は、本実施の形態の照光式タッチスイ
ッチの発光素子１および近接検出部２の略示断面図であ
る。図２において、８は保護基材、１０は表示用マスク
フィルム、１１は保護膜、９は上記透明電極、１２は透
明基材であり、この順に積層されている。さらに、１３
は透明電極、１４は発光体、１５は誘電体、１６は背面
電極、１７は樹脂、１８は背面保護フィルムである。な
お、前記基材１２は、ガラスまたはプラスチックなどの
基板や樹脂フィルムである。
ッチの発光素子１および近接検出部２の略示断面図であ
る。図２において、８は保護基材、１０は表示用マスク
フィルム、１１は保護膜、９は上記透明電極、１２は透
明基材であり、この順に積層されている。さらに、１３
は透明電極、１４は発光体、１５は誘電体、１６は背面
電極、１７は樹脂、１８は背面保護フィルムである。な
お、前記基材１２は、ガラスまたはプラスチックなどの
基板や樹脂フィルムである。
【００１５】ここで、上記発光素子１は、透明基材１
２、透明電極１３、ＥＬ発光体１４、誘電体１５、背面
電極１６、樹脂１７、背面保護フィルム１８、そして表
示用マスクフィルム１０、で構成され、また、上記近接
検出部２は、保護基材８、保護膜１１、透明電極９で構
成されている。
２、透明電極１３、ＥＬ発光体１４、誘電体１５、背面
電極１６、樹脂１７、背面保護フィルム１８、そして表
示用マスクフィルム１０、で構成され、また、上記近接
検出部２は、保護基材８、保護膜１１、透明電極９で構
成されている。
【００１６】透明基材１２上の透明電極９は検出用の電
極であり、上記検出手段３につながっている。保護膜１
１、保護基材８は、前記透明電極９を摩耗等から保護す
るためのものである。また、透明基材１２の下側にはも
う一つの透明電極１３があり、背面電極１６との間に電
圧を印加することにより、ＥＬ発光体１４を発光させ
る。そして、保護膜１１と保護基材８との間に設けら
れ、取り替え可能な表示用マスクフィルム１０によっ
て、文字・記号等が表現される。誘電体１５は、主に発
光体１４の絶縁破壊を防ぐためである。特に、発光体１
４は湿気に弱いので、樹脂１７と背面保護フィルム１８
で充分にシールされている。
極であり、上記検出手段３につながっている。保護膜１
１、保護基材８は、前記透明電極９を摩耗等から保護す
るためのものである。また、透明基材１２の下側にはも
う一つの透明電極１３があり、背面電極１６との間に電
圧を印加することにより、ＥＬ発光体１４を発光させ
る。そして、保護膜１１と保護基材８との間に設けら
れ、取り替え可能な表示用マスクフィルム１０によっ
て、文字・記号等が表現される。誘電体１５は、主に発
光体１４の絶縁破壊を防ぐためである。特に、発光体１
４は湿気に弱いので、樹脂１７と背面保護フィルム１８
で充分にシールされている。
【００１７】なお、本実施の形態の変形例として、前記
マスクフィルム１０に加えて、透明電極１３や背面電極
１６をパターン化することにより、色々な組み合わせの
文字・記号等を表現することも可能である。
マスクフィルム１０に加えて、透明電極１３や背面電極
１６をパターン化することにより、色々な組み合わせの
文字・記号等を表現することも可能である。
【００１８】次に、上記実施の形態の動作について、図
１および図２を参照しながら説明する。
１および図２を参照しながら説明する。
【００１９】まず、タッチスイッチがＯＦＦで、ＥＬ発
光体１４が非発光もしくは暗所で分かる程度の明るさ
（約５〜１０cd/m2）に発光している状態であるとす
る。制御手段５は、検出手段３からの検出出力ごとに、
その結果を保持する機能を有しているとする。
光体１４が非発光もしくは暗所で分かる程度の明るさ
（約５〜１０cd/m2）に発光している状態であるとす
る。制御手段５は、検出手段３からの検出出力ごとに、
その結果を保持する機能を有しているとする。
【００２０】このとき、例えば指で近接検出部２に接触
する程度に接近させると、その指の接近によって、近接
検出部２はその検出用透明電極９のインピーダンスの変
化を検出する。検出手段３は検出結果を制御手段５に出
力し、検出結果を受けた制御手段５は、制御機器７を制
御して、制御機器７である部屋のランプを点灯すると同
時に、スイッチ制御手段６にその検出を伝達する。スイ
ッチ制御手段６は、音声を出し、さらに、表示制御手段
４を通じて、発光素子１の透明電極１３および背面電極
１６間に電圧を印加して、発光体１４を２０〜３００cd
/m2程度の明るさで発光させる。この発光体１４の発光
によって、発光素子１からの光が、透明電極９，１３、
透明基材１２、保護基材８などを通過して、スイッチが
ＯＮしたことを知らせる。
する程度に接近させると、その指の接近によって、近接
検出部２はその検出用透明電極９のインピーダンスの変
化を検出する。検出手段３は検出結果を制御手段５に出
力し、検出結果を受けた制御手段５は、制御機器７を制
御して、制御機器７である部屋のランプを点灯すると同
時に、スイッチ制御手段６にその検出を伝達する。スイ
ッチ制御手段６は、音声を出し、さらに、表示制御手段
４を通じて、発光素子１の透明電極１３および背面電極
１６間に電圧を印加して、発光体１４を２０〜３００cd
/m2程度の明るさで発光させる。この発光体１４の発光
によって、発光素子１からの光が、透明電極９，１３、
透明基材１２、保護基材８などを通過して、スイッチが
ＯＮしたことを知らせる。
【００２１】この場合に、図１で前述したように、文
字、記号などのパターンの表示用マスクフィルム１０が
保護基材８と透明基材１２に設けられているので、発光
体１４の光を背景にして、それらの文字や記号が明るい
ところでもはっきりシルエットとなって表示され、次に
指を接近させるまで発光状態（ＯＮ状態）が保持され
る。
字、記号などのパターンの表示用マスクフィルム１０が
保護基材８と透明基材１２に設けられているので、発光
体１４の光を背景にして、それらの文字や記号が明るい
ところでもはっきりシルエットとなって表示され、次に
指を接近させるまで発光状態（ＯＮ状態）が保持され
る。
【００２２】その後、もう一度指を接近させると、検出
手段３が検出用透明電極９のインピーダンスの変化を検
出し、制御手段５はその結果を受けて、制御機器７を制
御すると同時に、スイッチ制御手段６に伝達し、音声等
で動作を表現するとともに、発光素子１を制御する表示
制御手段４によって、発光素子１の発光を停止もしくは
透明電極１３および背面電極１６間の電圧を制御して、
発光体１４を５〜１０cd/m2程度の明るさに減光し、ス
イッチをＯＦＦさせる。
手段３が検出用透明電極９のインピーダンスの変化を検
出し、制御手段５はその結果を受けて、制御機器７を制
御すると同時に、スイッチ制御手段６に伝達し、音声等
で動作を表現するとともに、発光素子１を制御する表示
制御手段４によって、発光素子１の発光を停止もしくは
透明電極１３および背面電極１６間の電圧を制御して、
発光体１４を５〜１０cd/m2程度の明るさに減光し、ス
イッチをＯＦＦさせる。
【００２３】なお、上記実施の形態では、保護膜１１、
検出用透明電極９および発光素子１を接触させて一体構
造にしたが、これに限らず、タッチスイッチとしての機
能が損なわれない範囲であれば、保護膜１１および検出
用透明電極９を、保護基材８の上、または表示用マスク
フィルム１０上に設けてもよい。
検出用透明電極９および発光素子１を接触させて一体構
造にしたが、これに限らず、タッチスイッチとしての機
能が損なわれない範囲であれば、保護膜１１および検出
用透明電極９を、保護基材８の上、または表示用マスク
フィルム１０上に設けてもよい。
【００２４】また、上記実施の形態では、文字や記号な
どの表示にマスクフィルム１０を用いたが、これに加え
て、保護膜１１にマスクパターンを形成したり、また、
透明電極１３や背面電極１６などをパターン化して、多
岐にわたる文字・記号等を表示するようにしてもよい。
どの表示にマスクフィルム１０を用いたが、これに加え
て、保護膜１１にマスクパターンを形成したり、また、
透明電極１３や背面電極１６などをパターン化して、多
岐にわたる文字・記号等を表示するようにしてもよい。
【００２５】また、上記実施の形態では、指の近接の検
出レベルを保護基材８に接触する程度としたが、これに
限らず、検出手段３の感度を調節することによって近接
程度を任意に設定可能である。
出レベルを保護基材８に接触する程度としたが、これに
限らず、検出手段３の感度を調節することによって近接
程度を任意に設定可能である。
【００２６】また、上記実施の形態では、検出用透明電
極９を櫛形の対向型電極としたが、これに限らない。ま
た人体の容量を用いた検出方法であれば、透明電極９の
インピーダンス変化や静電容量変化等に限定されるもの
ではなく、また、電極の構成も四角・三角・円などの形
状の単独の電極や複雑な形状の２端子型の電極でもよ
い。
極９を櫛形の対向型電極としたが、これに限らない。ま
た人体の容量を用いた検出方法であれば、透明電極９の
インピーダンス変化や静電容量変化等に限定されるもの
ではなく、また、電極の構成も四角・三角・円などの形
状の単独の電極や複雑な形状の２端子型の電極でもよ
い。
【００２７】図３は、本発明の別の実施の形態を示し、
表示素子１に液晶（ＴＮタイプ）を用いた照光式タッチ
スイッチの構成を示す断面図である。すなわち、保護基
材８と表示素子１上の検出用透明電極９については、前
述の実施の形態と同様である。
表示素子１に液晶（ＴＮタイプ）を用いた照光式タッチ
スイッチの構成を示す断面図である。すなわち、保護基
材８と表示素子１上の検出用透明電極９については、前
述の実施の形態と同様である。
【００２８】表示素子１の構成は、図３に示すように、
２枚の基材１２、２３の間に液晶２１が挟まれ、基材１
２には液晶２１の一方の電極となる透明電極２０が形成
され、基材２３には液晶２１のもう一方の電極となる背
面電極２２が形成されている。また、液晶２１の側面に
は透明電極２０と背面電極２２の接触を防止し、液晶の
注入を可能とするために、スペーサ２４、２５が設けら
れている。さらに、偏向フィルム１９が保護基材８と透
明電極９との間に設けられている。
２枚の基材１２、２３の間に液晶２１が挟まれ、基材１
２には液晶２１の一方の電極となる透明電極２０が形成
され、基材２３には液晶２１のもう一方の電極となる背
面電極２２が形成されている。また、液晶２１の側面に
は透明電極２０と背面電極２２の接触を防止し、液晶の
注入を可能とするために、スペーサ２４、２５が設けら
れている。さらに、偏向フィルム１９が保護基材８と透
明電極９との間に設けられている。
【００２９】以上のような表示素子１を用いて、図１に
示すような構成とすることができる。この場合、印加電
圧によって液晶２１の配向を変化させ、背景光（図示省
略。なお、反射式液晶素子の場合は、反射光の通過制御
となる）の通過を制御し、保護基材８と透明電極９の間
の偏向フィルム１９によって、文字や記号などを表示す
ることができる。また、液晶２１のコントラスト改善の
ために、基材２３の反対面にＥＬをバックライトして積
層させてもよい。
示すような構成とすることができる。この場合、印加電
圧によって液晶２１の配向を変化させ、背景光（図示省
略。なお、反射式液晶素子の場合は、反射光の通過制御
となる）の通過を制御し、保護基材８と透明電極９の間
の偏向フィルム１９によって、文字や記号などを表示す
ることができる。また、液晶２１のコントラスト改善の
ために、基材２３の反対面にＥＬをバックライトして積
層させてもよい。
【００３０】なお、上記実施の形態では、いずれにおい
ても物体近接の検出をインピーダンス変化により行った
が、これに限らず、例えば静電容量などの変化により検
出してもよい。
ても物体近接の検出をインピーダンス変化により行った
が、これに限らず、例えば静電容量などの変化により検
出してもよい。
【００３１】また、上記実施の形態では、いずれにおい
ても発光又は表示素子１にＥＬまたは液晶を用いたが、
これに限らず、例えばプラズマ（ＰＤＰ）、電界放出型
（ＦＥＤ）、エレクトロクロミック、蛍光灯、発光ダイ
オードなどを用いてもよい。
ても発光又は表示素子１にＥＬまたは液晶を用いたが、
これに限らず、例えばプラズマ（ＰＤＰ）、電界放出型
（ＦＥＤ）、エレクトロクロミック、蛍光灯、発光ダイ
オードなどを用いてもよい。
【００３２】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、本発明は、低コスト、長寿命、高信頼性の照光式タ
ッチスイッチを与えるものである。
に、本発明は、低コスト、長寿命、高信頼性の照光式タ
ッチスイッチを与えるものである。
【００３３】また、マスクフィルムを取り替えることに
よって、色々な表示が可能になる。
よって、色々な表示が可能になる。
【００３４】また、ＴＮ液晶を用いることでコストダウ
ンとなる。
ンとなる。
【図１】本発明にかかる一実施の形態の照光式タッチス
イッチの構成図である。
イッチの構成図である。
【図２】同実施の形態のタッチスイッチ部の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図３】別の実施の形態のタッチスイッチ部の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図４】従来の抵抗値検出方式の照光式タッチスイッチ
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図５】従来の導通方式の照光式タッチスイッチの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図６】従来の図５の照光式タッチスイッチの一部改良
型照光式タッチスイッチの構成を示す断面図である。
型照光式タッチスイッチの構成を示す断面図である。
１ 発光又は表示素子 ２ 近接検出部 ３ 物体の近接検出手段 ４ 発光又は表示素子の制御手段 ５ 制御機器の制御手段 ６ スイッチ動作表現手段 ７ 制御機器 ８ 保護基材 ９ 透明電極 １０ 表示用マスクフィルム １１ 保護膜 １２ 透明基材 １３ 透明電極 １４ 発光体 １５ 誘電体 １６ 背面電極 １７ 樹脂 １８ 背面保護フィルム １９ 偏向フィルム ２０ 透明電極 ２１ 液晶 ２２ 背面電極 ２３ 基材 ２４，２５ スペーサ ２６，２７ 透明電極 ２８，２９ フィルム ３０，３１ 透明電極
Claims (5)
- 【請求項１】照光用素子と、透明保護板及び透明電極を
有し、前記照光用素子の主要部の上部に設けられ、目的
物の近接を検出する近接検出部と、その近接検出部によ
る検出結果に応じて、前記照光用素子及び、所定の機器
を制御する制御手段とを具備することを特徴とする照光
式タッチスイッチ。 - 【請求項２】前記照光用素子は発光素子であり、前記透
明保護板と透明電極の間に取り替え可能に設けられた表
示用マスクフィルムを利用して、所定の情報を表示でき
るようになっていることを特徴とする請求項１記載の照
光式タッチスイッチ。 - 【請求項３】前記照光用素子は表示素子であることを特
徴とする請求項１記載の照光式タッチスイッチ。 - 【請求項４】前記表示素子は液晶素子（ＬＣＤ）であ
り、その液晶素子用の偏向フィルムが、前記透明保護板
と透明電極の間に設けられていることを特徴とする請求
項３記載の照光式タッチスイッチ。 - 【請求項５】前記照光用素子は、エレクトロルミネッセ
ンス（ＥＬ）、プラズマ（ＰＤＰ）、電界放出型（ＦＥ
Ｄ）、液晶（ＬＣＤ）のいずれかであることを特徴とす
る請求項１、２又は３記載の照光式タッチスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11730497A JPH10308135A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 照光式タッチスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11730497A JPH10308135A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 照光式タッチスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308135A true JPH10308135A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14708447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11730497A Pending JPH10308135A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 照光式タッチスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308135A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003515156A (ja) * | 1999-11-26 | 2003-04-22 | プラッツ、カール−オットー | 透明なキャリア上の容量性センサ |
| WO2007083591A1 (ja) * | 2006-01-20 | 2007-07-26 | Nissha Printing Co., Ltd. | 静電容量型の発光型スイッチおよびこれに用いる発光型スイッチ素子 |
| JP2009064692A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Tdk Corp | タッチスイッチ用中間体およびタッチスイッチ用中間体製造方法 |
| JP2013020976A (ja) * | 2012-09-18 | 2013-01-31 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
| JP2013168172A (ja) * | 2010-04-19 | 2013-08-29 | Wistron Corp | 薄型タッチ装置 |
| CN107369572A (zh) * | 2017-07-04 | 2017-11-21 | 合肥东玖电气有限公司 | 一种多功能的开关状态显控装置 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11730497A patent/JPH10308135A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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