JP5525072B1 - 円盤状体研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で円盤状体を研磨布によって研磨することが可能な円盤状体研磨装置を提供する。
【解決手段】メダル研磨装置1は、メダルCを所定の搬送経路に沿って搬送するメダル搬送部5と、帯状の研磨布32と、研磨布32を搬送経路に沿って搬送されるメダルCの表面および裏面の少なくとも一方に接触する位置へ送り出す研磨布送り部6とを備えている。研磨布送り部6は、メダル搬送部5が稼動している間は、研磨布32を連続的に送っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、スロットマシンで用いられるメダルなどの円盤状体を研磨する円盤状体研磨装置に関するものである。
従来、スロットマシンで用いられるメダルなどの円盤状体の表面を研磨して当該円盤状体に付着した汚れを除去する研磨装置が種々提案されており、一般的には、特許文献1に記載されているような一対の粘着ローラの間にメダルなどの円盤状体を挟持して研磨する遊技媒体研磨装置が知られている。
しかし、このような粘着ローラはメダルに接触する面積が小さいので、粘着ローラの表面がすぐに汚れてメダルの汚れを除去する機能が低下しやすい。そのため、粘着ローラを頻繁に交換または洗浄する必要があるので、作業者の手間を煩わしている。
そこで、メダルを研磨する部材の交換または洗浄の手間を低減するために、特許文献2記載のような長尺な帯状の研磨布を備えた研磨装置が提案されている。この研磨装置では、上下一対の箱体間に上下一対の研磨布が互いにやや接触する状態に対向させて配置されている。それぞれの研磨布の一端側の大部分は、収納箱の中心軸に巻き取られ、一方、他端側の部分はモータと連結した巻取箱の巻取軸にそれぞれ巻き取られている。研磨布とメダル導入路との間には、洗浄液槽からパイプを介して洗浄液を供給する洗浄液塗布具が上下に対向して配置されている。メダル導入路と一対の研磨布との間には、メダルの通路が形成されている。さらに、メダル排出路には、メダルを検知するセンサが設けられている。コントローラは、センサからの信号に基づいて、メダルの枚数をカウントし、メダルの枚数が所定の枚数に達したときにモータを駆動させて所定の長さだけ一対の研磨布を送り出すように制御する。
このような特許文献2記載の研磨装置では、メダルが搬送される所定の区間で一対の研磨布を上下に互いに接触させた状態で配置しておき、一対の研磨布を静止させた状態で、それらの隙間にメダルを通過させることによって、メダルの研磨を行う。メダルは、一対の研磨布の隙間を通過する際には、当該メダルの周面が送りベルトとコインガイドとによって側方から挟まれた状態で、送りベルトの駆動によって搬送される。当該隙間を通過したメダルは1個ずつセンサで検知されることにより、当該メダルの枚数がカウントされる。当該隙間を通過したメダルが所定の枚数に達したときには一対の研磨布を送り出して、研磨布の新しくてきれいな部分をメダルが搬送される所定の区間にセットする。
特開2009−148629号公報 特開平7−220134号公報
しかしながら、上述の特許文献2記載の研磨装置では、研磨布を静止した状態でメダルの研磨を行うので、メダルが搬送される所定の区間において研磨布が汚くなった部分を新しくてきれいな部分に置き換えるための研磨布の送出し動作を所定のメダル枚数が通過するごとに間欠的に行う必要がある。そのため、メダルが当該所定の区間を通過するのを検知するセンサおよびメダルの枚数をカウントして研磨布の送出しを間欠的に行う制御を行う制御部が必要になるため、装置の構成が複雑になるという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するためのなされたものであり、簡素な構成で円盤状体を研磨布によって研磨することが可能な円盤状体研磨装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明の円盤状体研磨装置は、円盤状体を研磨する円盤状体研磨装置であって、前記円盤状体を所定の搬送経路に沿って搬送する円盤状体搬送部と、 両端部が巻き付けられた帯状の研磨布と、前記研磨布が前記搬送経路に沿って搬送される前記円盤状体の表面または裏面に接触する位置へ通過するように当該研磨布を送る研磨布送り部とを備えており、前記研磨布送り部は、前記研磨布の両端部に対して一方の端部を巻き取り、他方の端部を送り出す方向へ回転駆動力を与える第1駆動軸および第2駆動軸と、前記第1駆動軸および前記第2駆動軸を回転駆動させる駆動部と、前記第2駆動軸による前記研磨布を巻き取る周速度を前記第1駆動軸による前記研磨布を送り出す周速度に合わせる調整手段であるトルクリミッタであって、前記研磨布から前記第2駆動軸へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときに前記駆動部から前記第2駆動軸へ伝達される駆動トルクを低下させるトルクリミッタと、前記第1駆動軸に同軸状に固定された第1ギヤと、前記第2駆動軸に前記トルクリミッタを介して当該第2駆動軸に同軸状に連結された第2ギヤと、前記駆動部からの駆動トルクを受けて回転する入力軸と、前記入力軸に同軸状に固定され、前記駆動部からの駆動トルクを前記第1ギヤへ伝達する第3ギヤと、前記入力軸に同軸状に設けられ、前記駆動部からの駆動トルクを前記第2ギヤへ伝達する第4ギヤと、前記第4ギヤと前記入力軸との間に設けられ、前記第4ギヤの前記入力軸に対する相対的な回転を、前記第1駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記入力軸が第1回転方向に回転する場合のみ許容し、前記第2駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記入力軸が前記第1回転方向とは反対方向へ回転する場合に禁止する第1ワンウェイクラッチと、前記第2ギヤに噛み合う第5ギヤと、前記第5ギヤを回転自在に支持する支持軸と、前記第5ギヤと前記支持軸との間に設けられ、前記第5ギヤの前記支持軸に対する回転を前記第2駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記第5ギヤが第2回転方向へ回転する場合のみ許容し、前記第1駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記第5ギヤの前記第2回転方向とは反対方向への回転を禁止する第2ワンウェイクラッチとを備えており、前記研磨布送り部は、前記円盤状体搬送部が稼動している間は、前記研磨布を連続的に送っているか、または一定の時間間隔で断続的に送っていることを特徴としている。
かかる構成によれば、円盤状体搬送部が稼動している間は、研磨布送り部が研磨布を連続的に送っているか、または一定の時間間隔で断続的に送る簡素な構成であるので、従来の研磨装置のように研磨布の汚くなった部分を新しい部分に置き換えるために間欠的に送り出すために必要な円盤状体を検知するセンサやメダル枚数をカウントして間欠的な送出しの制御を行う制御部が不要である。これにより、簡素な構成で円盤状体を研磨布によって研磨することが可能である。
また、上記の構成によれば、研磨布の両端部がボビンなどにそれぞれ巻き取られた状態で第1駆動軸および第2駆動軸が駆動部によって駆動されることにより、研磨布は第1駆動軸と第2駆動軸との間で送り出しが行われる。このとき、調整手段であるトルクリミッタによって、第2駆動軸よる研磨布を巻き取る周速度を第1駆動軸による研磨布を送り出す周速度に合わせるので、研磨布を第2駆動軸によって巻き取るときの周速度が過度にならないように調整することが可能である。
さらに、上記の構成によれば、研磨布から第2駆動軸へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときに、トルクリミッタによって駆動部から第2駆動軸へ伝達される駆動トルクが低下するので、簡素な構成で、確実に研磨布の巻き取り時の周速度が過度にならないように調整することが可能である。
さらに、上記の構成によれば、入力軸が駆動部から受けた駆動トルクは、複数のギヤを介して研磨布の両端部に対して巻き取る方向へ駆動力を与える第1駆動軸および第2駆動軸にそれぞれ伝達されるので、1個の駆動部で研磨布の送り方向を反転、すなわち、研磨布を順逆両方向に搬送させることが可能である。しかも、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときに周速度が過度にならないように調整することが可能である。
具体的には、入力軸から受けた駆動トルクが第3ギヤおよび第1ギヤを介して第1駆動軸に伝達されることにより、第1駆動軸の駆動によって一定の回転速度で研磨布を巻き取ることが可能である。このとき、第2駆動軸は、ギヤによる拘束から解放された状態であるので、第2駆動軸から研磨布を送り出すことが可能である。すなわち、第1駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときに入力軸が第1回転方向に回転する場合は、第1ワンウェイクラッチによって第4ギヤの入力軸に対する相対的な回転が許容されているので、第4ギヤは入力軸に対して空回りする状態になる。したがって、第2駆動軸にトルクリミッタを介して同軸状に連結された第2ギヤは、第4ギヤから駆動トルクを受けない。また、第1駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときには、第2ワンウェイクラッチによって第5ギヤの支持軸に対する第2回転方向とは反対方向への回転が禁止されているので、第5ギヤは回転できない状態になっている。そのため、第5ギヤに噛み合う第2ギヤも回転できない状態になっている。このように第2ギヤが回転できない状態で、第1駆動軸の駆動によって研磨布が巻き取られることによって、研磨布が送り出される第2駆動軸は当該研磨布から駆動トルクを受ける。このとき、研磨布から受ける駆動トルクが所定の大きさを超えたときには、トルクリミッタを介する第2駆動軸と第2ギヤとの間で伝達される駆動トルクが低下して第2駆動軸と第2ギヤとの間にすべりが生じることにより、第2駆動軸は第2ギヤとは独立して回転する。これにより、第2駆動軸から研磨布を送り出すことが可能である。一方、研磨布から受ける駆動トルクが所定の大きさよりも小さいとき、例えば、研磨布が第1駆動軸と第2駆動軸との間でたるんだときなどには、第2駆動軸はトルクリミッタによって第2ギヤと連結されるので、第2駆動軸の回転は停止するので、第2駆動軸は研磨布を送り方向と逆に引っ張る。これにより、研磨布のたるみを低減することが可能である。
一方、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときには、入力軸から受けた駆動トルクが第3ギヤおよび第1ギヤを介して第1駆動軸に伝達されることにより、第1駆動軸によって一定の回転速度で研磨布が送り出される。このとき、第2駆動軸は、ギヤによって拘束された状態になるので、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取ることが可能である。すなわち、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときに入力軸が第1回転方向とは反対方向へ回転する場合には、第1ワンウェイクラッチによって第4ギヤの入力軸に対する相対的な回転が禁止されているので、第4ギヤは入力軸とともに回転し、第2ギヤは、第4ギヤから駆動トルクを受ける。また、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときに第5ギヤが第2回転方向へ回転する場合は、第2ワンウェイクラッチによって第5ギヤの支持軸に対する回転が許容されているので、第5ギヤは回転できる状態になっているので、第5ギヤは、それに噛み合う第2ギヤとともに回転する。このように第2ギヤが回転することにより、当該第2ギヤとトルクリミッタを介して連結された第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取ることが可能である。このとき、第1駆動軸は一定の回転速度で回転しているので、第2駆動軸の駆動によって巻き取られた研磨布が大きくなってその周速度が大きくなるにつれて、第1駆動軸によって送り出される研磨布の送り出し速度が第2駆動軸の駆動によって巻き取られる研磨布の巻き取り速度よりも相対的に遅くなるので、第1駆動軸から送り出される研磨布から第2駆動軸へ作用する駆動トルクが増大する。そして、研磨布から第2駆動軸へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときには、トルクリミッタによって第2ギヤから第2駆動軸へ伝達される駆動トルクが低下して第2駆動軸と第2ギヤとの間ですべりが生じる。これにより、第2駆動軸の駆動によって巻き取られる研磨布の巻き取り速度を減速させて、第1駆動軸によって送り出される研磨布の送り出し速度に合わせるように調整される。これにより、第2駆動軸の駆動によって研磨布を巻き取るときに周速度が過度にならないように確実に調整することが可能であり、研磨布のたるみを低減することが可能である。
前記研磨布送り部によって搬送中の前記研磨布の終端の直前の部分を検知するニアエンド検知センサをさらに備えていることが好ましい。
かかる構成によれば、ニアエンド検知センサによって、搬送中の研磨布の終端の直前の部分を検知することが可能であるので、その検知信号に基づいて、研磨布送り部は研磨布を停止または反転させることが可能である。
前記研磨布送り部は、前記研磨布の送り方向を反転させることが可能な構成を有していることが好ましい。
かかる構成によれば、研磨布送り部は、研磨布の送り方向を反転させることが可能であるので、研磨布の向きを手作業で反転させる作業が不要になり、作業者の負担を軽減することが可能である。これにより、研磨布を繰り返し使用することが可能になる。
前記円盤状体搬送部および前記研磨布送り部を収納する本体フレームと、前記本体フレームに着脱自在に取り付けられたカートリッジ本体と、前記カートリッジ本体に回転自在に支持された第1ボビンおよび第2ボビンをさらに備えており、前記研磨布の両端部は、それぞれ前記第1ボビンおよび前記第2ボビンに巻き取られ、前記研磨布、前記第1ボビンおよび前記第2ボビンが前記カートリッジ本体にそれぞれ収納されることにより、1個のカートリッジが構成され、前記研磨布送り部は、前記本体フレームに取り付けられた状態にある前記カートリッジの前記第1ボビンおよび第2ボビンの少なくとも一方を回転させることにより前記研磨布を送ることが好ましい。
かかる構成によれば、帯状の研磨布が研磨布送り部によって送り出し可能な状態でカートリッジ本体に収納された1個のカートリッジが構成されている。すなわち、研磨布の両端部が第1ボビンおよび第2ボビンによって巻き取られた状態で、これら研磨布、第1ボビンおよび第2ボビンが、カートリッジ本体に収納されることにより、カートリッジが構成されている。カートリッジが本体フレームに装着されたときには、研磨布送り部が第1ボビンおよび第2ボビンの少なくとも一方を回転させることにより研磨布を送ることが可能である。これにより、カートリッジを本体フレームから取り外して交換するだけで、研磨布の交換を容易に行うことが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、簡素な構成で円盤状体を研磨布によって研磨することができる。
本発明の実施の形態に係る円盤状体研磨装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る円盤状体研磨装置の内部の構成を示す図である。 図1のカートリッジの正面側を斜め上方から見た図である。 図1のカートリッジの背面側を斜め上方から見た図である。 図1の円盤状体研磨装置の本体部からカートリッジを取り外した状態を示す正面図である。 図1の研磨布送り部を用いて第1ボビンに研磨布を巻き取る方法を示す説明図である。 図1の研磨布送り部を用いて第2ボビンに研磨布を巻き取る方法を示す説明図である。 図1の研磨布送り部を用いて第2ボビンに研磨布を巻き取る方法において、巻取り前半の状態を示す説明図であり、(a)は第2駆動軸の周速度が速い状態を示す図、(b)は第2ボビンに巻き取られた研磨布の直径が小さい状態を示す図である。 図1の研磨布送り部を用いて第2ボビンに巻き取る方法において、巻取り後半の状態を示す説明図であり、(a)はトルクリミッタによって第2ギヤから第2駆動軸へ伝達される駆動トルクが低下して第2ギヤと第2駆動軸との間にすべりが生じることによって、第2駆動軸の周速度が遅くなった状態を示す図、(b)は第2ボビンに巻き取られた研磨布の直径が大きい状態を示す図である。 図1の円盤状体研磨装置の内部のセンサの配置を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の円盤状体研磨装置の好ましい実施の形態について詳述する。
図1〜2に示されるように、本発明の実施形態に係るメダル研磨装置1は、スロットマシンなどのメダルCを研磨する装置であり、本体部2と、当該本体部2に着脱自在に取り付けられた上下一対のカートリッジ3、3とを備えている。各カートリッジ3のカートリッジ本体31の内部には、図2〜4に示される帯状の研磨布32が収納されている。各カートリッジ3の研磨布32は、図2の搬送経路Pに沿って搬送されるメダルCの表面および裏面に接触可能な位置にそれぞれ配置されている。メダル研磨装置1は、遊技場において複数のスロットマシンが配置された島の内部に設置され、営業時間中は常時メダルCの研磨を行う。
カートリッジ3は、図1〜4に示されるように、カートリッジ本体31と、研磨布32と、第1ボビン33と、第2ボビン34と、中間ローラ35とを備えている。これらの研磨布32、第1ボビン33および第2ボビン34および中間ローラ35がカートリッジ本体31にそれぞれ収納されることにより、1個のカートリッジ3が構成されている。研磨布32の両端を巻き取る第1ボビン33および第2ボビン34は、カートリッジ本体31の内部に収納されている。第1ボビン33、第2ボビン34、および中間ローラ35は、カートリッジ本体31に回転自在に支持されている。
カートリッジ本体31は、本体フレーム4の前面側のカートリッジ挿入口10に当該本体フレーム4の前方から挿入可能に構成されている。すなわち、カートリッジ本体31は、前後方向を向く一対の対向壁31b、31bと、これら対向壁31b、31bを前後方向につなぐ左右の側壁31c、31cとを有する。かかる構成により、カートリッジ本体31は、本体フレーム4に着脱自在に取り付け可能な形状を有している。カートリッジ本体31の両側の側壁31cには、それぞれカートリッジ3の前後方向に延びるリブ31dが設けられている。リブ31dは、本体フレーム4のカートリッジ挿入口10の内部のレールなどの部材によって本体フレーム4の前後方向に案内される。
研磨布32の両端部は、それぞれ第1ボビン33および第2ボビン34に巻き取られ、かつ、研磨布32は、第1ボビン33と第2ボビン34との間で中間ローラ35に掛けられている。これにより、カートリッジ3が本体フレーム4のカートリッジ挿入口10に挿入されたときには、図2に示されるように、研磨布32は、中間ローラ35と当該中間ローラ35と搬送経路Pを挟んで上下に対向する搬送ローラ13aとの隙間を通るように配置され、搬送経路Pを通るメダルCの表面または裏面に接触することが可能である。
第1ボビン33、第2ボビン34および中間ローラ35は、カートリッジ3の前後方向に互いに平行に延びるように、カートリッジ本体31の前後一対の対向壁31bをそれぞれ貫通した状態で当該対向壁31bに回転自在に支持されている。第1ボビン33および第2ボビン34の中心距離は、後述する研磨布送り部6の第1駆動軸16および第2駆動軸17の中心距離と同じになるように設定されている。
第1ボビン33および第2ボビン34の後側端部は、カートリッジ本体31の後側の対向壁31bから突出しており、当該後側端部には、本体ケース4のカートリッジ挿入口10の奥端の第1駆動軸16および第2駆動軸17(図5参照)のピン16a、17aに連結できるように、各一対の突起33a、34a(図4参照)が軸方向に突出している。
また、中間ローラ35は、本体ケース4のカートリッジ挿入口10の奥端の連結部51(図5参照)に連結できるように、当該中間ローラ35の後側端部35aから当該中間ローラ35の半径方向に一対のピン35b(図4参照)が延びている。
また、中間ローラ35の両側には、研磨布32を中間ローラ35の周面に案内するガイドローラ36が配置されている。
さらに、図3に示されるように、カートリッジ3の前面側には、研磨布32を手動で巻き取り動作ができるように、第1ボビン33および第2ボビン34の前側端部に連結されたつまみ37が設けられている。また、カートリッジ3の前面側には、カートリッジ3を本体フレーム4のカートリッジ挿入口10から引き出すときに手でつかむ取っ手38が設けられている。
本体部2は、図1〜2に示されるように、本体フレーム4と、それに収容されるメダル搬送部5および研磨布送り部6とを備えている。
本体フレーム4は、直方体状の筐体からなり、天面4aには、メダル投入口7が開口している。一方、本体フレーム4の下面4cには、メダル排出口9が開口している。さらに、本体フレーム4の前面4bには、カートリッジ挿入口10(図1〜2および図5参照)が開口している。
メダル搬送部5は、本体フレーム4内に投入されたメダルCを所定の搬送経路Pに沿って搬送する機構である。具体的には、メダル搬送部5は、駆動モータ11と、当該駆動モータ11によってそれぞれ駆動されるベルト搬送部12、ローラ搬送部13および整列ブラシ14とを備えている。
ベルト搬送部12は、ループ状の無端ベルト12aと、当該無端ベルト12aが掛けられた一対のプーリ12bとを備えている。無端ベルト12aの幅(すなわち、図2の紙面垂直方向の幅)は、複数枚のメダルCが図2の紙面垂直方向に並んで同時に搬送可能な幅を有する。一対のプーリ12bのうちのいずれか一方のプーリ12b(例えば、図2左側のプーリ)は、駆動モータ11によって回転駆動され、他方のプーリ12b(図2右側のプーリ)は無端ベルト12aの回転に従動する。ベルト搬送部12では、本体フレーム4の上面側のメダル投入口7から投入されたメダルCは、通路8を通って無端ベルト12aの上に載る。当該無端ベルト12aが駆動モータ11によって一対のプーリ12b間を回転することによって、メダルCはローラ搬送部13へ向けて搬送される。
ローラ搬送部13は、複数の搬送ローラ13aを備えており、これらの搬送ローラ13aは、メダルCの搬送経路Pを上下から挟むように2列に配置されている。これらの搬送ローラ13aは、図示しない歯車機構を介して駆動モータ11からの駆動力を受けて回転する。
複数の搬送ローラ13aのうち、最も上流側(ベルト搬送部12に近い側)の搬送ローラ13aは、ベルト搬送部12のプーリ12bの上方に当該プーリ12bと対向して配置されている。
また、複数の搬送ローラ13aのうち、最も下流側(ベルト搬送部12に遠い側)の搬送ローラ13aの搬送経路Pを挟んで上側には、カートリッジ3の中間ローラ35が挿入されるスペースが空けられ、このスペースにカートリッジ3の中間ローラ35が挿入されたときに、当該搬送ローラ13aは、搬送経路Pを挟んで中間ローラ35に対向する。同様に、送経路Pの中間位置にある搬送ローラ13aの搬送経路Pを挟んで下側にも、カートリッジ3の中間ローラ35が挿入されるスペースが空けられ、このスペースにカートリッジ3の中間ローラ35が挿入されたときに、当該搬送ローラ13aは、搬送経路Pを挟んで中間ローラ35に対向する。
整列ブラシ14は、無端ベルト12aの上側に設けられ、回転しながらブラシの先端で上に重なった余分なメダルCを排除する。整列ブラシ14と無端ベルト12aとの間には、メダルCを一枚ずつ通過させることができる間隙が形成されている。
表面用および裏面用の研磨布送り部6は、それぞれ、上下一対のカートリッジ3のそれぞれの研磨布32を一対のボビン33、34のうちの一方のボビンから送り出して他方のボビンに巻き取ることにより、搬送経路Pに沿って搬送されるメダルCの表面および裏面に接触する位置を通過するように送り出す。本実施形態では、上下一対のカートリッジ3に対応する表面用および裏面用の研磨布送り部6がそれぞれ設けられている。
各研磨布送り部6は、モータ15と、一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17と、モータ15から一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17へ回転駆動力(駆動トルク)を伝達する伝達機構18とを備える。すなわち、モータ15は、伝達機構18を介して、一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17を回転駆動させる。
一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17は、それぞれカートリッジ3内部の一対の第1ボビン33および第2ボビン34にそれぞれ同軸状に連結可能な構成を有する。すなわち、図5に示されるように、第1駆動軸16および第2駆動軸17は、それぞれ各駆動軸16、17の半径方向に軸対称に各一対ずつ延びるピン16a、17aを備えている。一方、図4に示されるように、第1ボビン33および第2ボビン34の奥側端部には、それぞれ突起33a、34aが一対ずつ形成されている。カートリッジ3を本体部2のカートリッジ挿入口10へ挿入したときに、第1ボビン33および第2ボビン34の各一対の突起33a、34aが一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17の各一対のピン16a、17aに係合する。これにより、当該第1駆動軸16および第2駆動軸17から第1ボビン33および第2ボビン34へ駆動トルクが伝達される。
これにより、一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17は、カートリッジ3が本体フレーム4に装着されたときには、第1ボビン33および第2ボビン34を介して、研磨布32の両端部に対して各端部をそれぞれ巻き取る方向へ回転駆動力を与え、第1ボビン33および第2ボビン34を正逆いずれかの回転方向に回転させることにより研磨布32を順逆両方向に搬送することが可能である。研磨布送り部6は、メダル搬送部5が稼動している間は研磨布32を連続的に送る。
なお、カートリッジ3を本体部2のカートリッジ挿入口10へ挿入したときには、カートリッジ3内部の中間ローラ35は、本体ケース4のカートリッジ挿入口10の奥端の連結部51(図5参照)に連結する。連結部51は、中間ローラ35に連結して中間ローラ35を回転自在に支持するものである。具体的には、中間ローラ35の後側端部35aから当該中間ローラ35の半径方向に一対のピン35b(図4参照)が延びる。一方、連結部51は、本体ケース4に対して回転自在に取り付けられ、軸方向に突出する一対の突起51aを有している。これら一対の突起51aは、上記の中間ローラ35の一対のピン35bに係合する。これにより、中間ローラ35は、連結部51に連結された状態で当該連結部51とともに回転することが可能である。なお、当該連結部51には、中間ローラ35の回転状態を監視するためのエンコーダ(具体的には、図10に示されるクロス駆動検知センサ40)が連結されている。
伝達機構18は、図6に示されるように、モータ15の回転駆動力(駆動トルク)を第1駆動軸16および第2駆動軸17に伝達する機構であり、一対のプーリ21、22と、当該一対のプーリ21、22に掛けられた無端ベルト23と、第1ギヤ24と、第2ギヤ25と、入力軸30と、第3ギヤ26と、第4ギヤ27と、第1駆動軸16に同軸状に固定された第1ギヤ24と、第1ワンウェイクラッチ41と、第5ギヤ29と、支持軸42と、第2ワンウェイクラッチ43とを備えている。
一対のプーリ21、22のうち入力側のプーリ21は、モータ15の駆動軸15aに同軸状に固定されている。出力側のプーリ22は、入力軸30に同軸状に固定され、当該入力軸30とともに回転する。入力軸30は、一対のプーリ21、22および無端ベルト23を介してモータ15からの駆動トルクを受けて回転する。
第1ギヤ24は、第1駆動軸16に同軸状に固定されている。第2ギヤ25は、トルクリミッタ28を介して第2駆動軸17に同軸状に連結されている。第3ギヤ26は、入力軸30に同軸状に固定され、モータ15からの駆動トルクを第1ギヤ24へ伝達する。第4ギヤ27は、入力軸30に同軸状に設けられ、モータ15からの駆動トルクを第2ギヤ25へ伝達する。第5ギヤ29は、第2ギヤ25に噛み合うギヤであり、支持軸42に回転自在に支持されている。支持軸42は、本体フレーム4に対して固定されており、回転不能である。
トルクリミッタ28は、一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17うち第2駆動軸17側に設けられ、具体的には、トルクリミッタ28は、第2駆動軸17の外周面と第2ギヤ25の内周面との間に配置されている。トルクリミッタ28は、研磨布32から第2駆動軸17へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときにモータ15から第2駆動軸17への伝達される駆動トルク(具体的には、モータ15からの駆動トルクを受ける第2ギヤ25と第2駆動軸17との間で伝達される駆動トルク)を低下させ、これら第2ギヤ25と第2駆動軸17との間ですべりを生じさせる。これにより、トルクリミッタ28は、第2駆動軸17による研磨布32を巻き取る周速度を他方の第1駆動軸16による研磨布32を送り出す周速度に合わせるように調整する。トルクリミッタ28は、本発明の調整手段の概念に含まれる。
第1ワンウェイクラッチ41は、第4ギヤ27と入力軸30との間に設けられている。第1ワンウェイクラッチ41は、第4ギヤ27の入力軸30に対する相対的な回転を、第1駆動軸16が研磨布32を巻き取るときに入力軸30が第1回転方向F1(図6参照)に回転する場合のみ許容し、第2駆動軸17が研磨布32を巻き取るときに入力軸30が前記第1回転方向F1とは反対方向R1(図7参照)へ回転する場合に禁止する。入力軸30が当該反対方向R1へ回転するときには、第4ギヤ27は入力軸30と一体に回転する。
第2ワンウェイクラッチ43は、第5ギヤ29と支持軸42との間に設けられている。第2ワンウェイクラッチ43は、第5ギヤ29の支持軸42に対する回転を第2駆動軸17が研磨布32を巻き取るときに第5ギヤが第2回転方向F3(図7参照)へ回転する場合のみ許容し、第1駆動軸16が研磨布32を巻き取るときに第5ギヤ29の前記第2回転方向F3とは反対方向への回転を禁止する。このとき、第5ギヤ29は回転できない。
第1ギヤ24に対する第3ギヤ26のギヤ比(歯数の比)は、第2ギヤ25に対する第4ギヤ27のギヤ比よりも小さくなるように設定されている。これにより、第2ギヤ25側の第2駆動軸17の駆動によって第2ボビン34に研磨布32を巻き取るときには、第2ギヤ25は第1ギヤ24よりも速く回転する。ただし、第2ギヤ25側の第2駆動軸17によって駆動される第2ボビン34によって研磨布32を巻き取る周速度は、第1ギヤ24側の第1駆動軸16によって駆動される第1ボビン33によって研磨布32を送り出す周速度を超えないように、後述するようにトルクリミッタ28によって調整される。
上記のように構成された伝達機構18では、入力軸30がモータ15から受けた駆動トルクは、複数のギヤを介して研磨布32の両端部に巻き取る方向へ駆動力を与える第1駆動軸16および第2駆動軸17にそれぞれ伝達されるので、1個のモータ15で研磨布32の送り方向を反転、すなわち、研磨布32を順逆両方向に搬送させることが可能である。しかも、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を巻き取るときに周速度が過度にならないように調整することが可能である。
具体的には、図6に示されるように、入力軸30から受けた駆動トルクが第3ギヤ26および第1ギヤ24を介して第1駆動軸16に伝達されることにより、第1駆動軸16の駆動によって回転方向F2へ一定の回転速度で研磨布32を第1ボビン33(図2参照)に巻き取ることが可能である。このとき、第2駆動軸17は、ギヤ25、27、29による拘束から解放された状態であるので、第2駆動軸17に連結された第2ボビン34(図2参照)から研磨布32を送り出すことが可能である。すなわち、第1駆動軸16の駆動によって研磨布32を第1ボビン33に巻き取るときに入力軸30が第1回転方向F1に回転する場合は、第1ワンウェイクラッチ41によって第4ギヤ27の入力軸30に対する相対的な回転が許容されているので、第4ギヤ27は入力軸30に対して空回りする状態になる。したがって、第2駆動軸17にトルクリミッタ28を介して同軸状に連結された第2ギヤ25は、第4ギヤ27から駆動トルクを受けない。また、第1駆動軸16の駆動によって研磨布32を第1ボビン33に巻き取るときには、第2ワンウェイクラッチ43によって第5ギヤ29の支持軸42に対する第2回転方向F3(図7参照)とは反対方向への回転が禁止されているので、第5ギヤ29は回転できない状態になっている。そのため、第5ギヤ29に噛み合う第2ギヤ25も回転できない状態になっている。
このように第2ギヤ25が回転できない状態では、第1駆動軸16の駆動によって研磨布32が第1ボビン33に巻き取られることによって、第2駆動軸17は研磨布32から駆動トルクを受ける。このとき、研磨布32から受ける駆動トルクが所定の大きさを超えたときには、トルクリミッタ28を介する第2駆動軸17と第2ギヤ25との間で伝達される駆動トルクが低下して、トルクリミッタ28によって第2駆動軸17と第2ギヤ25との間にすべりが生じ、第2駆動軸17は第2ギヤ25とは独立して回転する。これにより、第2駆動軸17に連結された第2ボビン34から研磨布32が繰り出される。一方、研磨布32から受ける駆動トルクが所定の大きさよりも小さいとき、例えば、研磨布32が第1駆動軸16側の第1ボビン33と第2駆動軸17側の第2ボビン34との間でたるんだときなどには、第2駆動軸17はトルクリミッタ28によって第2ギヤ25と連結されるので、第2駆動軸17の回転は停止するので、第2駆動軸17に連結された第2ボビン34は研磨布32を送り方向と逆に引っ張る。これにより、研磨布32のたるみを低減することが可能である。これにより、研磨布32は所定の張力がかかった状態で送り出される。
一方、図7に示されるように、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン33に巻き取るときには、入力軸30から受けた駆動トルクが第3ギヤ26および第1ギヤ24を介して第1駆動軸16に伝達されることにより、第1駆動軸16に連結された第1ボビン33によって回転方向F2とは反対方向R2へ一定の回転速度で研磨布32が送り出される。このとき、第2駆動軸17は、ギヤ25、27、29によって拘束された状態になるので、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン34に巻き取ることが可能である。すなわち、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン34に巻き取るときに入力軸30が第1回転方向F1とは反対方向R1へ回転する場合には、第1ワンウェイクラッチ41によって第4ギヤ27の入力軸30に対する相対的な回転が禁止されているので、第4ギヤ27は入力軸30とともに回転し、第2ギヤ25は、第4ギヤ27から駆動トルクを受けて駆動される。また、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン34に巻き取るときに第5ギヤ29が第2回転方向F3へ回転する場合には、第2ワンウェイクラッチ43によって第5ギヤ29の支持軸42に対する相対的な回転が許容されているので、第5ギヤ29は当該第2回転方向F3へ回転できる状態になっているので、第5ギヤ29は、それに噛み合う第2ギヤ25とともに回転する。このように第2ギヤ25が第2回転方向F3へ回転することにより、当該第2ギヤ25とトルクリミッタ28を介して連結された第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン34に巻き取ることが可能である。このとき、第1駆動軸16は回転方向R2へ一定の回転速度で回転しているので、図8〜9に示されるように、第2駆動軸17の駆動によって第2ボビン34に巻き取られた研磨布32が大きくなってその周速度が大きくなるにつれて、第1駆動軸16によって送り出される研磨布32の送り出し速度が第2駆動軸17に巻き取られる研磨布32の巻き取り速度よりも相対的に遅くなるので、第1駆動軸16から送り出される研磨布32が第2駆動軸17を引っ張ることによって当該研磨布32から第2駆動軸17へ作用する駆動トルクが増大する。そして、研磨布32から第2駆動軸17へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときには、トルクリミッタ28によって第2ギヤ25から第2駆動軸17へ伝達される駆動トルクが低下し、第2ギヤ25が第2駆動軸17に対して相対的に回転する(すべる)。これにより、第2駆動軸17の駆動によって第2ボビン34に巻き取られる研磨布32の巻き取り速度を減速させて、第1駆動軸16によって送り出される研磨布32の送り出し速度に合わせるように調整される。これにより、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を第2ボビン34に巻き取るときに周速度が過度にならないように確実に調整することが可能であり、しかも、研磨布32のたるみを低減することが可能である。
図5および図10に示されるように、本体部2のカートリッジ挿入口10の奥端部には、研磨布送り部6によって搬送中の研磨布32の終端の直前の部分を検知するニアエンド検知センサ39が第1駆動軸16と第2駆動軸17との間に2個配置されている。ニアエンド検知センサ39は、カートリッジ3がカートリッジ挿入口10に挿入されたときにカートリッジ3の第1ボビン33および第2ボビン34の外周面の近傍になる位置にそれぞれ配置されている。各ニアエンド検知センサ39は、第1ボビン33および第2ボビン34に巻き取られる研磨布32へ向けて本体部2の前方へ(カートリッジ挿入口10の出口側へ)赤外線などを照射し、当該赤外線が第1ボビン33および第2ボビン34に巻き取られた研磨布32に反射した赤外線を検知することにより、当該第1ボビン33および第2ボビン34に巻き取られた研磨布32が終端の直前に有るか否かを検知する。これらのニアエンド検知センサ39が研磨布32が終端の直前に有ることを検知した場合には、本体部2の図示しない制御部によって、各研磨布送り部6のモータ15を逆回転させ、研磨布32の送り方向を反転させることが可能である。これにより、作業者によって研磨布32の反転作業をすることなく、研磨布32を連続的に送ることが可能である。
また、本体部2には、図10に示されるように、研磨布32が搬送されていることを検知するクロス駆動検知センサ40が設けられている。クロス駆動検知センサ40は、カートリッジ3の中間ローラ35とともに回転する連結部51(図5参照)の回転を検知することにより、研磨布32が搬送されているか否かを検知し、当該検知信号に基づいて、制御部はモータ15の駆動を制御する。
さらに、ベルト搬送部12は、無端ベルト12aの回転が停止しているか否かを検知するロック検知センサ12cを備えている。ロック検知センサ12cは、無端ベルト12aが掛けられた従動側のプーリ12bに設けられ、当該従動側のプーリ12bの回転を検知することにより、無端ベルト12aが回転しているか否かを検知することが可能である。これにより、メダルCなどが整列ブラシ14と無端ベルト12aとの間にかみこむなどの原因によって無端ベルト12aの回転が停止していることを速やかに検知することが可能である。
上記のように構成されたメダル研磨装置1では、以下のようにメダルCを研磨する。
メダル研磨装置1は、メダルCが投入される前に、モータ11を駆動してメダル搬送部5のベルト搬送部12およびローラ搬送部13をメダルCを搬送できるように稼動させる。それとともに、各研磨布送り部6のモータ15を駆動させて、上下一対のカートリッジ3の研磨布32を第1駆動軸16に連結された第1ボビン33に巻き取る動作を連続的に行うようにする。
メダルCは、図示しない回収手段を介してパチスロ遊技機からメインユニットに回収されるとともにリフターでメインユニット上部まで揚送された後、研磨装置1の天面4a側のメダル投入口7から当該研磨装置の内部に投入される。
図2に示されるように、メダル投入口7から研磨装置1の内部に投入されたメダルCは、通路8を通ってベルト搬送部12の無端ベルト12aの上に落下し、該無端ベルト12aによって前方(図2の左方)へと移送される。
メダルCは、無端ベルト12aの上で整列ブラシ14により上下に重ならないように1枚ずつに分離されて、ローラ搬送部13へ供給される。
ローラ搬送部13では、上下一対の搬送ローラ13aによって挟まれた状態で搬送経路Pに沿って前方(図2の左方)へ搬送される。
搬送経路Pの中間位置では、上方にある搬送ローラ13aと、当該搬送ローラ13aの下方にある中間ローラ35によって支持された研磨布32との隙間をメダルCが前方に搬送される。このとき、メダルCの下面は、研磨布32によって研磨される。研磨布32は、連続的に送り出されているので、当該研磨布32におけるメダルCから汚れが転写された部分は、搬送経路Pに対向する位置から自動的に退避することが可能である。
さらに、搬送経路Pの最も下流側の置では、下方にある搬送ローラ13aと、当該搬送ローラ13aの上方にある中間ローラ35によって支持された研磨布32との隙間をメダルCが前方に搬送される。このとき、メダルCの上面についても、メダルCの下面の場合と同様に研磨布32によって研磨され、研磨布32が連続的に送り出されことにより、研磨布32の汚れた部分は搬送経路Pに対向する位置から自動的に退避する。
なお、搬送ローラ13aとメダルCとの間の摩擦力は、研磨布32の表面とメダルCとの間の摩擦力よりも大きくなるように設定されているため、研磨布32の送り方向メダルCの搬送方向に対して順方向から逆方向のいずれの場合であってメダルCは前方に向けて搬送されることが可能である。
両面が研磨布32によって研磨されたメダルCは、搬送経路Pを通過して、研磨装置1の下面4c側のメダル排出口9から装置外部へ排出される。
研磨布32が第1ボビン33に巻き取られている間に、ニアエンド検知センサ39(図5〜6参照)によって第2ボビン34に巻き取られている研磨布32の終端の直前の部分が検知された場合、その検知信号に基づいて、図示しない制御部がモータ15を制御して、研磨布32の送り方向を反転させる。すなわち、各研磨布送り部6のモータ15によって、上下一対のカートリッジ3の研磨布32を第2駆動軸17に連結された第2ボビン34に巻き取る動作を連続的に行う。それ以降の動作については、上記と同様に、一方のボビン33、34に巻き取られている研磨布32の終端の直前の部分が検知された場合に、その検知信号に基づいて、制御部がモータ15を制御して、研磨布32の送り方向を反転させる動作が自動的に繰り返される。これにより、作業者による研磨布32を手作業で反転させる作業をすることなく、研磨布32を連続的に送ることが可能になる。
(特徴)
(1)
本実施形態のメダル研磨装置1では、メダル搬送部5が稼動している間は、研磨布送り部6が研磨布32を連続的に送る簡素な構成であるので、従来の研磨装置のように研磨布の汚くなった部分を新しい部分に置き換えるために間欠的に送り出すために必要なメダルを検知するセンサやメダル枚数をカウントして間欠的な送出しの制御を行う制御部が不要である。これにより、簡素な構成でメダルCを研磨布32によって研磨することが可能である。
また、メダル搬送部5が稼動している間は、常時、研磨布32は連続的に送られているので、研磨布32の汚れた部分は新しい部分に一定の頻度で置き換えられていくので、研磨布を静止した状態でメダルを研磨する場合と比較して、メダルの汚れを除去する機能を安定して発揮することが可能である。
(2)
本実施形態のメダル研磨装置1では、研磨布32の両端部は、一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17から回転駆動力を受けることによってそれぞれ第1ボビン33および第2ボビン34に巻き取られ、その状態で少なくとも一方の駆動軸16、17がモータ15によって駆動されることにより、研磨布32は一対の第1駆動軸16および第2駆動軸17の間で送り出しが行われる。このとき、トルクリミッタ28によって、第2駆動軸17による研磨布32を巻き取る周速度を第1駆動軸16による研磨布32を送り出す周速度に合わせるので、研磨布32を第2駆動軸17によって巻き取るときの周速度が過度にならないように調整することが可能である。
(3)
本実施形態のメダル研磨装置1では、研磨布32から第2駆動軸17へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときに、トルクリミッタ28によってモータ15から第2ギヤ25を介して駆動軸17へ伝達される駆動トルクが低下するので、簡素な構成で、確実に研磨布32の巻き取り時の周速度が過度にならないように調整することが可能である。
(4)
本実施形態のメダル研磨装置1では、ニアエンド検知センサ39によって、搬送中の研磨布32の終端の直前の部分を検知することが可能であるので、その検知信号に基づいて、研磨布送り部6は研磨布32を停止または反転させることが可能である。
(5)
本実施形態のメダル研磨装置1では、研磨布送り部6は、研磨布32の送り方向を反転させることが可能であるので、研磨布32の向きを手作業で反転させる作業が不要になり、作業者の負担を軽減することが可能である。これにより、研磨布32を繰り返し使用することが可能になる。
(6)
本実施形態のメダル研磨装置1では、帯状の研磨布32が研磨布送り部6によって送り出し可能な状態でカートリッジ本体31に収納された1個のカートリッジ3が構成されている。すなわち、研磨布32の両端部が第1ボビン33第2ボビン34によって巻き取られ、それらのローラの間で研磨布32が中間ローラ35に掛けられた状態で、これら研磨布32、第1ボビン33、第2ボビン34がカートリッジ本体31に収納されることにより、カートリッジが構成されている。カートリッジ3が本体フレーム4に装着されたときには、研磨布送り部6が第1ボビン33および第2ボビン34の少なくとも一方を回転させることにより研磨布32を送ることが可能である。これにより、カートリッジを本体フレーム4から取り外して交換するだけで、研磨布32の交換を容易に行うことが可能である。
(7)
本実施形態のメダル研磨装置1では、上記のように、研磨布送り部6の伝達機構18が、第1駆動軸16に同軸状に固定された第1ギヤ24と、第2駆動軸17にトルクリミッタ28を介して当該第2駆動軸17に同軸状に連結された第2ギヤ25と、入力軸30と、入力軸30に同軸状に連結された第3ギヤ26および第4ギヤ27と、第4ギヤ27の入力軸30に対する相対的な回転を一方向のみ規制する第1ワンウェイクラッチ41と、第2ギヤに噛み合う第5ギヤ29と、第5ギヤ29を回転自在に支持する支持軸42と、第5ギヤ29の支持軸42に対する相対的な回転を一方向のみ規制する第2ワンウェイクラッチ43を備えているので、入力軸30がモータ15から受けた駆動トルクは、複数のギヤを介して研磨布32の両端部に巻き取る方向へ駆動力を与える第1駆動軸16および第2駆動軸17にそれぞれ伝達されるので、1個のモータ15で研磨布32の送り方向を反転、すなわち、研磨布32を順逆両方向に搬送させることが可能である。しかも、第2駆動軸17の駆動によって研磨布32を巻き取るときに周速度が過度にならないように調整することが可能である。
(変形例)
(A)
上記実施形態では、本発明の円盤状体研磨装置で研磨される円盤状体の一例として、メダルCを例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、他の円盤状体として、例えば、硬貨やコインだけでなく、テーブルゲームで使用されるチップなども本発明の研磨装置によって研磨することが可能である。
(B)
上記実施形態では、本発明の円盤状体研磨装置では、研磨布送り部6は、研磨布32を連続的に送っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、一定の時間間隔で断続的に送ってもよい。その場合も、円盤状体研磨装置は簡素な構成になり、従来の研磨装置のように研磨布の汚くなった部分を新しい部分に置き換えるために間欠的に送り出すために必要なメダルを検知するセンサやメダル枚数をカウントして間欠的な送出しの制御を行う制御部が不要である。これにより、簡素な構成でメダルCを研磨布32によって研磨することが可能である。
1 メダル研磨装置
3 カートリッジ
4 本体フレーム
5 メダル搬送部
6 研磨布送り部
12 ベルト搬送部
13 ローラ搬送部
15 モータ
16 第1駆動軸
17 第2駆動軸
18 伝達機構
24 第1ギヤ
25 第2ギヤ
26 第3ギヤ
27 第4ギヤ
28 トルクリミッタ
29 第5ギヤ
31 カートリッジ本体
32 研磨布
33 第1ボビン
34 第2ボビン
39 ニアエンド検知センサ
41 第1ワンウェイクラッチ
42 支持軸
43 第2ワンウェイクラッチ

Claims (4)

  1. 円盤状体を研磨する円盤状体研磨装置であって、
    前記円盤状体を所定の搬送経路に沿って搬送する円盤状体搬送部と、
    両端部が巻き付けられた帯状の研磨布と、
    前記研磨布が前記搬送経路に沿って搬送される前記円盤状体の表面または裏面に接触する位置へ通過するように当該研磨布を送る研磨布送り部と
    を備えており、
    前記研磨布送り部は、
    前記研磨布の両端部に対して一方の端部を巻き取り、他方の端部を送り出す方向へ回転駆動力を与える第1駆動軸および第2駆動軸と、
    前記第1駆動軸および前記第2駆動軸を回転駆動させる駆動部と、
    前記第2駆動軸による前記研磨布を巻き取る周速度を前記第1駆動軸による前記研磨布を送り出す周速度に合わせる調整手段であるトルクリミッタであって、前記研磨布から前記第2駆動軸へ作用する駆動トルクが所定の大きさを超えたときに前記駆動部から前記第2駆動軸へ伝達される駆動トルクを低下させるトルクリミッタと、
    前記第1駆動軸に同軸状に固定された第1ギヤと、
    前記第2駆動軸に前記トルクリミッタを介して当該第2駆動軸に同軸状に連結された第2ギヤと、
    前記駆動部からの駆動トルクを受けて回転する入力軸と、
    前記入力軸に同軸状に固定され、前記駆動部からの駆動トルクを前記第1ギヤへ伝達する第3ギヤと、
    前記入力軸に同軸状に設けられ、前記駆動部からの駆動トルクを前記第2ギヤへ伝達する第4ギヤと、
    前記第4ギヤと前記入力軸との間に設けられ、前記第4ギヤの前記入力軸に対する相対的な回転を、前記第1駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記入力軸が第1回転方向に回転する場合のみ許容し、前記第2駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記入力軸が前記第1回転方向とは反対方向へ回転する場合に禁止する第1ワンウェイクラッチと、
    前記第2ギヤに噛み合う第5ギヤと、
    前記第5ギヤを回転自在に支持する支持軸と、
    前記第5ギヤと前記支持軸との間に設けられ、前記第5ギヤの前記支持軸に対する回転を前記第2駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記第5ギヤが第2回転方向へ回転する場合のみ許容し、前記第1駆動軸の駆動によって前記研磨布を巻き取るときに前記第5ギヤの前記第2回転方向とは反対方向への回転を禁止する第2ワンウェイクラッチと
    を備えており、
    前記研磨布送り部は、前記円盤状体搬送部が稼動している間は、前記研磨布を連続的に送っているか、または一定の時間間隔で断続的に送っている、
    ことを特徴とする円盤状体研磨装置。
  2. 前記研磨布送り部によって搬送中の前記研磨布の終端の直前の部分を検知するニアエンド検知センサをさらに備えている、
    請求項に記載の円盤状体研磨装置。
  3. 前記研磨布送り部は、前記研磨布の送り方向を反転させることが可能な構成を有している、
    請求項1または2に記載の円盤状体研磨装置。
  4. 前記円盤状体搬送部および前記研磨布送り部を収納する本体フレームと、
    前記本体フレームに着脱自在に取り付けられたカートリッジ本体と、
    前記カートリッジ本体に回転自在に支持された第1ボビンおよび第2ボビンをさらに備えており、
    前記研磨布の両端部は、それぞれ前記第1ボビンおよび前記第2ボビンに巻き取られ、
    前記研磨布、前記第1ボビンおよび前記第2ボビンが前記カートリッジ本体にそれぞれ収納されることにより、1個のカートリッジが構成され、
    前記研磨布送り部は、前記本体フレームに取り付けられた状態にある前記カートリッジの前記第1ボビンおよび第2ボビンの少なくとも一方を回転させることにより前記研磨布を送る、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の円盤状体研磨装置。
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