JP5524477B2 - ランプ装置の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の室内照明灯やバニティランプなどのランプ装置へ適用するのに好適なランプ装置の取付構造に係り、特にランプの交換を容易に行うことができるランプ装置の取付構造に関する。
車両には、一般に、逆光を避けるためにフロントガラス近傍の天井部分などにサンバイザが設置されている。また、このサンバイザには、ルームミラーとは別に小型のミラーが付設されているものも知られている。このようなミラーを付設したサンバイザでは、夜間などのように、車内が暗い場合でも使用できるようにするため、天井中央部付近のドームランプとは別に、サンバイザ設置部分の近傍などに照明灯を設けてあるものがある。
このような照明灯としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
即ち、図10に示すように、この照明灯100には、(車両の天井部分の開口部分に取付けてある)天井トリム200の開口縁部201に取付け可能なベゼル101及びこのベゼル101に固定させたレンズ102を備える意匠部100Aと、この意匠部100Aに支持されて天井トリム200の裏面側に配置される本体部103及びこの本体部103に取付けた光源用のランプ(バルブ)104を備える機能部100Bと、を有している。
また、意匠部100Aには、開口縁部に係止可能なクリップ105をベゼル101に設けている。一方、機能部100Bには、本体103を、開口縁部201から天井トリム200の裏面に沿って突出するような状態で設けている。なお、図中符号106は、電線(或はワイヤーハーネスなど)WHを固定保持する電線用のクリップを示す。
特開2005−75219号公報
ところが、このような構成の照明灯にあっては、一般に、意匠部に対して機能部が取り外しできない状態で組み付けられている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランプの交換を容易に行うことができるランプ装置の取付構造を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明に係るランプ装置の取付構造は、下記(1)から(2)を特徴としている。
(1)枠状のベゼルを有し、ランプからの光を外部へ出射する窓が該ベゼルに設けられた意匠部と、前記ランプを有し、前記意匠部に組付け可能な機能部と、を備えるランプ装置を、内装材の略矩形状の開口部に取付けるためのランプ装置の取付構造であって、
前記意匠部は、前記ベゼルの一端側の外縁部付近に直立させた薄板状の起立部と前記起立部から連なる略逆U字形を呈する薄板状の首部と前記首部から斜め下方に向けて垂下する頭部とを備えたクリップと、前記機能部を該意匠部に組付けるために前記ベゼルの他端側に立設された、前記機能部を前記ベゼルによって形成される平面に平行に移動させることによって該機能部を着脱可能とするロック手段が設けられたブラケットと、を有し、
前記ロック手段によって前記機能部を前記意匠部に組付けた後、前記クリップと前記ベゼルの一端側の外縁部との間の隙間、及び前記ブラケットに装着された前記機能部の下面と前記ベゼルの他端側の外縁部との間の隙間によって、それぞれ、前記開口部の一端側内縁部及び他端側内縁部を挟持させることで、前記ランプ装置を内装材に組み付けるように構成したこと。
(2)上記(1)のランプ装置の取付構造であって、
前記機能部の側面には、略円形状の係合突起が形成され、
前記ブラケットには、前記ロック手段として、前記係合突起が係合する略円形状の係合孔と、前記意匠部に前記機能部を取り付けた際の前記ベゼルの面方向に平行に該係合孔と外部との間を連通して切り欠いたガイド溝と、が形成され、
前記機能部の前記係合突起が前記ガイド溝によって案内され、前記係合孔に係合することによって、前記意匠部に前記機能部が取り付けられること。
上記(1)の構成のランプ装置の取付構造によれば、ベゼルをその内装部の面方向(例えば、天井面に略平行な方向)にスライドさせることで機能部側を意匠部側から脱出させることができるロック手段を有する。従って、意匠部を取付けたランプ装置を内装部から取り外すことができるとともに意匠部から機能部を取り外すことができるので、ランプの交換が容易に行える。また、最小限の部品による簡易な構造で、車両用ランプを内装部に着脱可能に組み付けることができる。
上記(2)の構成のランプ装置の取付構造によれば、ベゼルの面方向に平行に切り欠いたガイド溝を通過させて係合突起を係合孔に嵌入させることができるので、意匠部に対して機能部を水平方向(例えば、天井面に平行方向)にスライドさせるだけで着脱させることが可能となり、ランプ交換の際に機能部の着脱操作が可能で、しかも容易に行えるようになる。また、機能部は意匠部に対して、内装部分の面(例えば、天井面)に垂直な上下方向でのロック動作となるので、例えば車両用のランプ装置のように、上下方向の揺動が多く発生する可能性の高い車両に本発明の取付構造を適用すれば、上下方向に揺動するのを効果的に抑制することができるので、ロック部分での異音の発生も抑止できる。
本発明のランプ装置の取付構造によれば、ランプ装置を内装部から取り外すことができるとともに意匠部から機能部を取り外すことが可能になり、バルブの交換が容易に行える。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係るランプ装置の取付構造を天井側の内装材R(内装部を構成する)に適用したバニティランプ10(本発明のランプ装置を構成する)を示すものである。このバニティランプ10は、概略構成として、意匠部20と、機能部30と、を備えており、天井側の内装材Rの開口部R1の内周縁部に取付けたルーフトリムTに対して着脱可能な構造となっている。
このうち、意匠部20は、車両の内装部(内装材R)のうち特に本実施形態では天井側の内装部(内装材R)の開口部R1に取付けたルーフトリムT(図4参照)対して着脱可能な枠状のベゼル21と、このベゼル21に取付けた透明(又は半透明)な出射用の窓を構成するレンズ部22とを備えている。なお、このレンズ部22は、ルーフトリムTに対して天井奥部方向に若干窪んだ形状等としておけば、後述する掛止部211での掛止機能とともに、バニティランプ10をルーフトリムTに着脱操作させるときに手で掛止(又は把持)させる掛止手段(又は把持手段)としても機能させることが可能となる。
ベゼル21は、開口部のルーフトリムTの突部T2(詳細は後述する)に係止させるクリップ23を一端部21Aに有するとともに、ブラケット24を他端部21B寄りに有する。
また、このベゼル21には、図4(A)に示すように、外周縁部に、上下複層に分岐した(例えば本実施形態では2層に分岐した)掛止部211を有しており、バニティランプ10をルーフトリムTに対して着脱させる際に、例えば操作する指をこの掛止部211に掛止させることでベゼル21をしっかりと把持して、バニティランプ10を確実かつ容易に着脱できる。即ち、この掛止部211は、薄肉形状のもので構成しているので、2層の間の隙間に指先や爪などを差し込むことで容易に掛止できる。特に、この掛止部211は、2層に分岐させた形状を有するので外観的に美装な構成であり、掛止手段としての機能を外部から想像することが困難な工夫が施されているので、把持機能と同時に意匠性も高まる。また、上下2層とすることで薄肉状に形成してあるので、掛止機能を損なわない程度の可撓性やばね性を付与することにより、バニティランプ10を着脱操作する際に、この掛止部211を上下方向に弾性変形可能とすることで着脱の際の操作自由度を高めることも可能である。
クリップ23は、図1及び図2(また図7)に示すように、ベゼル21(又はレンズ部22でもよい)の前方側(図1、2では左側)に直立させた薄板状の起立部231と、この起立部231から連なる略逆U字形を呈する薄板状の首部232と、この首部232から斜め下の前方に向けて垂下する頭部233と、を備えている。特に起立部231及び首部232は、その形状が薄板状であるために前後方向に揺動可能なばね性を有する構成となっており、その先の下方に傾斜した頭部233が前後方向に変位可能となる。
さらに、その頭部233は、図7に示すように、先端面が前方下側に向けて傾斜した楔形状の傾斜面233Aと、この傾斜面233Aに隣接して設けた(ルーフトリムTの前述した突部T2に係止する)鉤状の係止面233Bとを有する。
特に、傾斜面233Aは、力学的に配慮された固有の形状及び固有の傾斜角度を有する形状となっている。即ち、この固有の形状及び傾斜角度を有する傾斜面233Aでは、後述するルーフトリムTの外縁部に有する突部T2に対して、バニティランプ(ランプ装置)10を外部(図7では下方)から押込んで差し込むと、頭部233が一旦後方に後退して突部T2を潜り抜けた後、係止面233Bがばね力で前方に戻るので突部T2に容易に係合できる。また、逆に、バニティランプ10を外部(図7では下方)へ引き出すように引っ張ると、頭部233が一旦後退して突部T2を潜る抜けることができるので、係止面233Bを突部T2から容易に係合解除できる。
ブラケット24は、ベゼル21の面方向(図2ではα方向)対してこれに垂直な厚さ方向に直立した一対の薄い壁面で構成されており、ベゼル21の他端部21B側の両側に一対起立させて形成される。ブラケット24は、ベゼル21側に装着後の機能部30に対して意匠部20の面方向に向かうスライド動作でベゼル21側から機能部30側を脱出させることができるロック手段40を備える。
ロック手段40は、後述する機能部30の本体31の両側面に一対設けた係合突起41に係合する、該係合突起41が出入可能な略円形状の切欠き部分を有する係合孔42を備えている。
このうち、係合突起41は、図3に示すように、外径D1の真円形状を有する円形突部411と、この円形突部411の後方に連なる細幅D2(但し、D1>D2)を有する方形突部412とを備えているが、特に方形突部412は必須のものではない。
一方、係合孔42は、図3に示すように、円形突部411の外径D1と略同一又はこれより若干大きな内径D3(即ち、D3≧D1)を有し円形突部411が嵌入するロック溝部421と、このロック溝部421まで外部から円形突部411をガイドするために少なくとも円形突部411の外径D1よりも細幅寸法D4(即ち、D3≧D1>D4>D2)を有しロック溝部421と外縁部との間に形成されたガイド孔部422とを備える。
ガイド孔部422は、図3に破線で示すように、外部に向けて拡開するような形状とすれば、このガイド孔部422への係合突起41の導入及び脱出がさらに容易かつスムースに行えるので好ましい。また、このガイド孔部422は、円形突部411がロック溝部421に嵌入した後に、このロック溝部421を回動中心として円形突部411(延いてはこれを設けている機能部30)が揺動変位するのを可能とするために、方形突部412に比べてある程度大きく切り欠いてあることが好ましい。このように、機能部30を揺動可能とするのは、バニティランプ10をルーフトリムTに対して着脱する際の自由度を確保するためであり、これについては詳細な説明を後述する。
なお、係合突起41の円形突部411がロック溝部421を通過して円形突部411に嵌入できるようにするため、ブラケット32において少なくとも係合孔42を設けている部分、或は係合突起41の円形突部411を形成する部分については、材質的に弾性又は可撓性を有する材質で形成することが好ましい。
一方、機能部30は、この機能部30の本体31と、この本体31の前端部31A側に設けた光源であるランプL(又はバルブ)を取付けるためのソケット32と、本体31の両側面に設けた前述の係合突起41と、本体31の後端部31B側に突出させて設けた(後述の電線WHを収容する)コードクリップ33を有する突出部34と、を備えている。また、ソケット32は、口金部分などを天井裏側に配設させた電線WHと接続させており、図示外のバッテリからランプLへ給電させるようになっている。
ソケット32は、これに螺合させる機構などでランプLを装着させる、図示外の導電性金属で形成した口金を設けており、この口金部分が図示外の天井裏に配設された電線(ワイヤハーネスWH)の一端部と半田その他の適宜手段で電気的に接続されている。なお、このソケット32側と接続させる電線は、バニティランプ10を天井裏側から外側に取り出したときにこれと一緒に連れ回されるので、バニティランプ10を取り外してある程度の範囲で自由に移動させることを許容するために、図示外の余長部を天井裏などに設けてある。
ルーフトリムTは、図4(B)及び図7に示すように、天井部分の内装材Rの開口部R1の内周縁部に嵌合させるために厚さ方向に上下2層に分岐させて溝T0を形成した外周縁部T1を有しているとともに、その外周縁部T1の近傍が天井の奥部方向に向けて突出した(外方からみると窪んだ)突部T2、T3を有している。天井部分の内装材Rの奥部に向けて突出する突部T2、T3を設けることで、意匠部20のクリップ23及び後述する機能部30突出部34が、それぞれベゼル21との間で形成する隙間を利用してルーフトリムTに挟持させて係止することができるので、意匠部20がルーフトリムTに組付けられる。
特に、本発明では、ロック手段40により、機能部30に対して、意匠部20をベゼル21の厚さ方向ではなくこれに垂直な面方向(図2では−α方向)に相対移動させることで、意匠部20を機能部30との係合ロック状態から解放させることができるので、意匠部20をルーフトリムTから脱出させることができる。つまり、意匠部20は、ルーフトリムTに対して着脱可能な状態で係合されているわけである。なお、後述するように、ロック手段40による機能部30と意匠部20との係合力の方が、機能部30の突出部34とルーフトリムTの突起部T3との係合力よりも弱くなるように構成してあれば、機能部30も意匠部20と一体の状態で、ルーフトリムT側から同時に脱出可能に構成できる。
次に、本実施形態に係るランプ装置であるバニティランプ10を天井部分に設けたルーフトリムTへ装着させるときの操作及び脱出させるときの操作について、図5ないし図9を参照しながら詳細に説明する。
まず初めに、バニティランプ10については、図9(A)に示すように、意匠部20のブラケット24に設けたロック手段40の一部を構成する係合孔42に向けて、機能部30の本体31に設けたロック手段40の一部を構成する係合突起41を嵌入させる。これにより、同図(B)に示すように、意匠部20に機能部30をロックさせて一体化させておく。なお、機能部30には、予め天井裏側に配線させてあった電線WHとソケットとの間での電気的な接続を、バニティランプ10のルーフトリムTへの最初の組み付け、つまり初期時の組付けに先立って予め行っておく必要がある。
このようにして、図5に示すように、機能部30を組み付けた後のバニティランプ10を、天井部分に設けたルーフトリムTの開口部分の直下に配置させる。
次に、図6に示すように、機能部30の方が天井部分に接近するような、バニティランプ10の後方が上方に向いた傾斜状態を保持させながら、ルーフトリムTの開口部分を最初に後方側の機能部30が潜り抜けるようにして、天井部分の奥部方向にバニティランプ10を差し入れていく。
その後に、意匠部20の前方側のクリップ23がルーフトリムTの開口部分を潜り抜けるように斜め上方に徐々に上昇させしながら、図7に示すように、バニティランプ10のベゼル21をルーフトリムTの開口部分に組み付けていく。
このようにして、バニティランプ10のベゼル21をルーフトリムTに組み付けていく。即ち、意匠部20の前方側のクリップ23とベゼル21との間の隙間でルーフトリムTの突部T2を挟持させて係止させる。また、これと同時に、機能部30の突出部34とベゼル21との間の隙間で、ルーフトリムTの突部T2とは反対側の突部T3を挟持させて係止させる。これによって、バニティランプ10の前後側がルーフトリムTに組付けられる。
なお、ここで、組み付け状態を安定化させるために、例えばベゼル21の後部側裏面(上面)などに両面テープを貼付させ2次的な固定処理を行っておくことで、ルーフトリムTに対する組み付け状態がより安定化し、ルーフトリムTからバニティランプ10が不用意に脱落することも防止できる。
次に、このように組み付けされた状態から、所要の離脱動作を行うようにすれば、バニティランプ10がルーフトリムTから脱出可能となる。なお、前述のテープで2次的な固定処理を行ってある場合には、両面テープを適宜の治具などでルーフトリムTから剥離させる操作を同時に行うようにする。
即ち、バニティランプ10の前方側を天井側から離れる手前側の床側方向に引き出す動作と、図8に示すような離脱方向γに、つまりバニティランプ10を前進させる方向にスライドさせる動作とを同時に行う。すると、図7に示すクリップ23がルーフトリムTの突部T2から離脱する方向の変位、つまり、初め頭部233が時計方向に僅かに回動・変位して突部T2を乗り越えた後、直ちに反時計方向に弾性的に戻る復元動作を行う。これによって、突部T2との係合状態が解除される。従って、その後に引き続き、斜め前方へ下方向へ向けたスライド操作を行うようにすれば、バニティランプ10をルーフトリムTから脱出させることができる。
なお、このバニティランプ(本発明のランプ装置を構成する)10をルーフトリムTから脱出操作させる場合には、次の2つの態様が考えられる。即ち、
(1)バニティランプ10を構成する意匠部20及び機能部30を一体として、これら意匠部20及び機能部30をともにルーフトリムTから脱出操作させる態様(以下、第1態様とよぶ)と、
(2)バニティランプ10を構成する意匠部20及び機能部30のうち、機能部30のみをルーフトリムTとの係合させた残留状態のまま、意匠部20を設けたバニティランプ10をルーフトリムTから脱出操作させる態様(以下、第2態様とよぶ)と、
が考えられる。
このうち、第1態様は、機能部30ごと外部へ取り出すのでランプLの交換作業のほかに機能部30の点検修理などにも適している一方、第2態様は、専らランプLの交換作業に適している。これらのいずれの態様を行わせるかは、ロック手段40における係合突起41が係合孔42からの脱出に要する第1脱出力F1と、機能部30の突出部34がルーフトリムTの突部T3に係止した状態から脱出するのに要する第2脱出力F2との大小関係に依存する。
従って、ランプLの交換作業の頻度と機能部30の点検修理作業の頻度のうち、どちらか頻度の高い方の態様に合わせるのが都合よいが、一般にはランプLの方が交換頻度の高いので、第2態様を実行させるような構成とするのがよい。このためには、第1脱出力F1の方を第2脱出力F2よりも小さく設定させるように構成すればよい。具体的には、例えば、図3に示す円形突部411の外径D1に対するガイド孔部422の溝幅D4が小さくならない範囲で、できる限り大きく形成するようにしたり、意匠部20側のブラケット24または機能部30側の円形突部411の材質をより弾性変形の大きなもので形成するようにすればよい。
一方、頻度は低くても機能部30の点検修理作業の容易さを重要視するのであれば、第1脱出力F1の方を第2脱出力F2よりも大きく設定させるように構成すればよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の実施形態に係る取付構造を適用させるランプ装置を示す斜視図である。 その分解斜視図である。 そのランプ装置に設けたロック手段を示す構成図である。 (A)はそのランプ装置の下面部分を示す斜視図、(B)はこのランプ装置を組み付ける天井側の内装材及びこの開口部に取付けたルーフトリムを示す断面図である。 そのランプ装置をルーフトリムに組み付ける際の準備段階を示す説明図である。 そのランプ装置をルーフトリムに組み付ける途中段階を示す説明図である。 そのランプ装置をルーフトリムに組み付けた後の状態を示す説明図である。 そのランプ装置をルーフトリムから脱出させるときの操作方向を示す説明図である。 (A)及び(B)はそのランプ装置の意匠部に設けたブラケットに機能部をロックして組み付けるときの操作を示す説明図である。 従来の取付構造に適用させるランプ装置を示す構成図である。
符号の説明
10 バニティランプ(ランプ装置)
20 意匠部
21 ベゼル
21A 一端部
21B 他端部
211 掛止部
22 レンズ部(出射窓)
23 クリップ
231 起立部
232 首部
233 頭部
233A 傾斜面
233B 係止面
24 ブラケット
30 機能部
31 本体
31A 前端部
31B 後端部
32 ブラケット
33 コードクリップ
34 突出部
40 ロック手段
41 係合突起
411 円形突部
412 方形突部
42 係合孔
421 ロック溝部
422 ガイド孔部
R 天井側の内装材(内装部)
R1 開口部
T ルーフトリム
T0 溝
T1 外周縁部
T2 突部
T3 突部
WH 電線
α ベゼルの面方向
γ ランプ装置の離脱方向

Claims (2)

  1. 枠状のベゼルを有し、ランプからの光を外部へ出射する窓が該ベゼルに設けられた意匠部と、前記ランプを有し、前記意匠部に組付け可能な機能部と、を備えるランプ装置を、内装材の略矩形状の開口部に取付けるためのランプ装置の取付構造であって、
    前記意匠部は、前記ベゼルの一端側の外縁部付近に直立させた薄板状の起立部と前記起立部から連なる略逆U字形を呈する薄板状の首部と前記首部から斜め下方に向けて垂下する頭部とを備えたクリップと、前記機能部を該意匠部に組付けるために前記ベゼルの他端側に立設された、前記機能部を前記ベゼルによって形成される平面に平行に移動させることによって該機能部を着脱可能とするロック手段が設けられたブラケットと、を有し、
    前記ロック手段によって前記機能部を前記意匠部に組付けた後、前記クリップと前記ベゼルの一端側の外縁部との間の隙間、及び前記ブラケットに装着された前記機能部の下面と前記ベゼルの他端側の外縁部との間の隙間によって、それぞれ、前記開口部の一端側内縁部及び他端側内縁部を挟持させることで、前記ランプ装置を内装材に組み付けるように構成した、
    ことを特徴とするランプ装置の取付構造。
  2. 前記機能部の側面には、略円形状の係合突起が形成され、
    前記ブラケットには、前記ロック手段として、前記係合突起が係合する略円形状の係合孔と、前記意匠部に前記機能部を取り付けた際の前記ベゼルの面方向に平行に該係合孔と外部との間を連通して切り欠いたガイド溝と、が形成され、
    前記機能部の前記係合突起が前記ガイド溝によって案内され、前記係合孔に係合することによって、前記意匠部に前記機能部が取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ装置の取付構造。
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