JP5339946B2 - 車両室内照明灯の組付構造 - Google Patents
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Description
即ち、この室内照明灯は、図22に示すように、車両の被取付部である天井面などの内装材100の開口部101に取付可能なハウジング200Aにレンズ201が固定された意匠部202と、所定の色度で発光する光源(フィラメント)203を備え、意匠部202に支持されるとともに内装材100の裏面側に配置される機能部204と、を有するものであって、機能部204が意匠部202に一体に組み付け可能となっている。
(1) 少なくとも室内を照明する光源が収容されるとともに、前記光源を保護するカバーを着脱自在に取り付けた機能部と、
少なくとも、この機能部を組み付けるハウジングと、このハウジング底部に設けたレンズ及びベゼルと、を有し、内装材の一面に設けられた開口に取付ける意匠部と、
を備えた車両室内照明灯の組付構造であって、
前記機能部は、前記カバーを取付けた状態のまま、前記意匠部に組付可能であるとともに前記開口を潜りぬけ可能な形状を有しており、
前記カバーを取付けた状態のままの前記機能部と前記意匠部とを組み付け、前記機能部及び意匠部を前記内装材の前記開口に一体に固定させた、
こと。
(2) 上記(1)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、前記機能部に設けた溝に係合可能な係合手段を備えること。
(3) 上記(1)または上記(2)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、その一部に切り込まれた切欠きを有すること。
(4) 上記(1)から上記(4)のいずれか一つの構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、外面に内部の空気を逃がす通気孔を複数形成した、ことを特徴とする。
(5) 上記(3)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、本体部と、除去可能部と、前記本体部と前記除去可能部とを連結する接続部と、を含んで構成され、
前記接続部は、スリットによって挟まれた狭幅形状であること。
上記(2)の車両室内照明灯の組付構造によれば、簡易な構造で、カバーを機能部に組み付けることができる。
上記(3)の車両室内照明灯の組付構造によれば、カバーに切欠きを有するので、発熱性の高い光源を長時間点灯させたとしても、切欠き部分から外部へその熱を放出させることができ、発熱性の高い光源を用いる場合であっても安全性の高いものが提供できる。
上記(4)の車両室内照明灯の組付構造によれば、カバーは通気孔を複数形成しており、光源からの光をほぼ均一に反射させるのが可能になるのと同時に、発熱性の高い光源を長時間点灯させたときでも通気孔の部分から外部へその熱を放出でき、発熱性の高い光源を用いる場合であっても安全性の高いものが提供できる。
上記(5)の車両室内照明灯の組付構造によれば、単一規格の製品であっても、使用する用途に応じて放熱性の高い機能を有する構造に簡単に変更できるので、照明灯の種類や設置する場所・目的などに応じてきめ細かく対応させることができ、汎用性が高まる。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成した第1の実施形態に係る車両室内照明灯1Aを示すものであり、この車両室内照明灯1Aは、一体に組み付けた意匠部10及び機能部20と、カバー30と、を備えており、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口された部分(以下、開口部R1)に固定して取り付けている。なお、図中符号WHはワイヤハーネスを示す。
ここでは、この図4に沿って機能部20に先にカバー30を組み付ける場合の説明を行うが、意匠部10に先に機能部20を組み付けてからこれにカバー30を組み付けるように構成してもよい。
図1のように、車両室内照明灯1Aが組み立て上がっている状態で、車両室内照明灯1Aの上部、つまり機能部20と意匠部10の天井係止爪部14を含む上部側が車両の内装材Rの開口部R1をそのまま挿通できるようであれば、機能部20を先に天井係止爪部14を最後にして、車両室内照明灯1Aの上部側をそのまま開口部R1を潜らせる。
その結果、ルーフトリムTの開口部R1を基準として、機能部20及び天井係止爪部14が上側から、意匠部10のベゼル15などは下側から、ルーフトリムTを挟持する状態となる。これにより、車両室内照明灯1Aを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。
このようにすれば、取付作業の現場へ搬送後には、カバー30を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に車両室内照明灯1Aを取り付けることができる。
次に、本発明の第2の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図7及び図8は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第2の実施形態に係る車両室内照明灯1Bを示すものであり、この車両室内照明灯1Bが第1の実施形態に係る車両室内照明灯1Aと異なる点は、カバー30の代わりに、片持構造のカバー40を有することである。
なお、光源21に対して前述した防塵、防滴などとしての機能をカバー40(本体部41)に付与する場合には、勿論、本体部41からこの除去可能部42を取り除いた部分が下方に配向した状態であること、つまり図10のような配置状態であることが必要である。
図9は、運搬時の荷だしのための組付け作業を示すものであり、ここでは機能部20を意匠部10に先に組み付ける場合について説明するが、先にカバー40を機能部20に組み付けてもよい。
この場合については、第1の実施形態と全く同様の作業手順で車両室内照明灯1Bを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。つまり、図7のように車両室内照明灯1Bが組み立て上がっている状態で、そのまま開口部R1に組み付けることが可能である。これにより、車両室内照明灯1Bを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。
このようにすれば、取付作業の現場へ搬送後には、カバー40を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に固定して取り付けることができる。
次に、本発明の第3の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1、第2の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図12乃至図14は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第3の実施形態に係る車両室内照明灯1Cを示すものである。この車両室内照明灯1Cが第2の実施形態での内照明灯1Bと異なるところは、カバー50を製造の際に、本体部51に放熱口(または通気口)としての機能を付与した切欠部52を形成するために、本体部51の左右いずれか一方の側部を予め切欠いてある点である。
図12は、運搬時の荷だしのための組付け状態を示すものであり、この場合、第1、第2の実施形態と同様、機能部20と意匠部10とを先に組み付けてもよいし、機能部20にカバー50を先に組み付けてもよい。
なお、本実施形態でも、機能部20を意匠部10に組み付ける手段と、機能部20にカバー50を先に組み付ける手段とは、第1、第2の実施形態と同様である。なお、本実施形態でも、光源21はカバー50によって外部から保護されるので、この車両室内照明灯1Cを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
この場合についても、第1、第2の実施形態と全く同様の作業手順で車両室内照明灯1Cを車両の内装材Rの開口部R1に取り付けることができる。
このように、本実施形態でも、取付作業の現場へ搬送後には、カバー50を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に固定して取り付けることができる。
次に、本発明の第4の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1乃至第3の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図17乃至図19は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第4の実施形態に係る車両室内照明灯1Dを示すものであり、この車両室内照明灯1Dが第3の実施形態の車両室内照明灯1Cと異なる点は、本体部の左右いずれか一方の側部を予め切欠いて切欠部を形成するのではなく、カバー60の本体部61の外周面に放熱手段(または通気手段)として内部の空気を逃がすための通気孔61Aを複数(多数)形成したことと、本体部61の外周縁部に第3の実施形態の突起部53と同様の突起部62を形成したことである。
従って、運搬時の組み立てる場合には、本実施形態でも、光源21はカバー60によって外部から保護されるので、この室内照明灯1Dを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
このように、本実施形態でも、取付作業の現場へ搬送後には、カバー60を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の内装材Rの開口部R1に取り付けることができる。
2 内装材
10 意匠部
11 ハウジング
12 レンズ部
13 ロック部
131 ブラケット
131A 係止突起
14 天井係止爪部
141 起立部
142 首部
143 ヘッド部
15 ベゼル
16 カバー保持手段
17 防水壁
17A 溝
20 機能部
21 光源
22 被ロック部
30、40、50、60 カバー
31,45 係合手段
41 本体部
42 除去部可能部
43 スリット
44 接続部
51 本体部
52 切欠部
53、62 突起部
61 本体部
61A 通気孔
R (被取付け部)内装材
R1 開口部
T ルーフトリム
T1 切欠き
WH ワイヤハーネス
Claims (5)
- 少なくとも室内を照明する光源が収容されるとともに、前記光源を保護するカバーを着脱自在に取り付けた機能部と、
少なくとも、この機能部を組み付けるハウジングと、このハウジング底部に設けたレンズ及びベゼルと、を有し、内装材の一面に設けられた開口に取付ける意匠部と、
を備えた車両室内照明灯の組付構造であって、
前記機能部は、前記カバーを取付けた状態のまま、前記意匠部に組付可能であるとともに前記開口を潜りぬけ可能な形状を有しており、
前記カバーを取付けた状態のままの前記機能部と前記意匠部とを組み付け、前記機能部及び意匠部を前記内装材の前記開口に一体に固定させた、
ことを特徴とする車両室内照明灯の組付構造。 - 前記カバーは、前記機能部に設けた溝に係合可能な係合手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両室内照明灯の組付構造。
- 前記カバーは、その一部に切り込まれた切欠きを有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両室内照明灯の組付構造。
- 前記カバーは、外面に内部の空気を逃がす通気孔を複数形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両室内照明灯の組付構造。
- 前記カバーは、本体部と、除去可能部と、前記本体部と前記除去可能部とを連結する接続部と、を含んで構成され、
前記接続部は、スリットによって挟まれた狭幅形状であることを特徴とする請求項3に記載の車両室内照明灯の組付構造。
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