JP2010179837A - 車両室内照明灯の組付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の被取付部に組み付ける際に、光源や車両側の被取付部の周辺などを破損させることが回避できる車両室内照明灯の組付構造を提供する。
【解決手段】少なくとも室内を照明する光源21が収容されるとともに、光源21を保護するカバー30を着脱自在に取り付けた機能部20と、この機能部20を組み付けるハウジング11と、このハウジング11底部に設けたレンズ12及びベゼル15と、を有し、内装材Rの一面に設けられた開口R1に取付ける意匠部と、を備えた車両室内照明灯1Aの組付構造であって、機能部20は、カバー30を取付けた状態のまま、意匠部10に組付可能であるとともに開口部R1を潜りぬけ可能な形状を有しており、カバー30を取付けた状態のまま機能部20と意匠部10とを組み付け、機能部20及び意匠部10を内装材Rの開口部R1に一体に固定させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源損傷防止のための保護カバーを、運搬時などの際に組付けて使用するだけでなく、車両室内などに照明灯を取り付けた後にも組み付けて使用することができる車両室内照明灯の組付構造に関するものである。
従来、車両には、天井のフロントガラス寄りに室内照明灯が設けられている場合がある。この室内照明灯は、天井のほぼ中央に設けられているドームランプとは別個に設けられており、光源にフィラメントを採用したバルブ(電球)が用いられることが多い。
また、逆光を避けるサンバイザに小型の化粧用ミラーであるバニティミラーを設けたものも知られているが、バニティミラーを夜間などでも使用できるようにするため、近年では、そのバニティミラーの近傍に室内照明灯を付設するとともに、このミラーを開閉可能に覆うためのカバーを設けたサンバイザも普及している。特に、付加価値を高めた高級車種や、構造上ルームランプの設けられないコンバーティブルタイプの乗用車などに多用される傾向にある。
このような室内照明灯としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
即ち、この室内照明灯は、図22に示すように、車両の被取付部である天井面などの内装材100の開口部101に取付可能なハウジング200Aにレンズ201が固定された意匠部202と、所定の色度で発光する光源(フィラメント)203を備え、意匠部202に支持されるとともに内装材100の裏面側に配置される機能部204と、を有するものであって、機能部204が意匠部202に一体に組み付け可能となっている。
特開2005−238966号公報
しかしながら、このような室内照明灯では、特に光源203などは材質的に脆弱で壊れやすいので、製造後に組み付け現場まで搬送する際の衝撃などで破損する虞がある。そこで、搬送前には意匠部202と機能部204とを別体のままにしておいて組み立てないでおき、例えば図23に示すように、その機能部204に備えた光源203に専用の光源保護カバー300を被せて保護するような対策を講じるようにしたものなどが知られている。
また、この光源保護カバー300は、機能部204を意匠部202に一体に組み付ける際に大きすぎて組み付けるときの障害となるなどの理由から、搬送後は取り外すようになっている。このため、この室内照明灯では、図22に示すように、壊れやすい光源203を外部に剥き出しの状態で露出させたまま、車両の内装材100の開口部101に取り付けることになるので、光源203が何かに接触して破損する虞がある。また、その光源203が内装材100の開口部101などに触れて破損したときには、車両側の開口部101周辺の内装材100などもさらに傷つける虞がある。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、車両の被取付部に組み付ける際に、光源や車両側の被取付部の周辺などを破損させることが回避できる車両室内照明灯の組付構造を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両室内照明灯の組付構造は、下記(1)から(5)を特徴としている。
(1) 少なくとも室内を照明する光源が収容されるとともに、前記光源を保護するカバーを着脱自在に取り付けた機能部と、
少なくとも、この機能部を組み付けるハウジングと、このハウジング底部に設けたレンズ及びベゼルと、を有し、内装材の一面に設けられた開口に取付ける意匠部と、
を備えた車両室内照明灯の組付構造であって、
前記機能部は、前記カバーを取付けた状態のまま、前記意匠部に組付可能であるとともに前記開口を潜りぬけ可能な形状を有しており、
前記カバーを取付けた状態のままの前記機能部と前記意匠部とを組み付け、前記機能部及び意匠部を前記内装材の前記開口に一体に固定させた、
こと。
(2) 上記(1)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、前記機能部に設けた溝に係合可能な係合手段を備えること。
(3) 上記(1)または上記(2)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、その一部に切り込まれた切欠きを有すること。
(4) 上記(1)から上記(4)のいずれか一つの構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、外面に内部の空気を逃がす通気孔を複数形成した、ことを特徴とする。
(5) 上記(3)の構成の車両室内照明灯の組付構造において、
前記カバーは、本体部と、除去可能部と、前記本体部と前記除去可能部とを連結する接続部と、を含んで構成され、
前記接続部は、前記切欠きによって挟まれた狭幅形状であること。
上記(1)の構成の車両室内照明灯の組付構造によれば、機能部は、カバーを取付けた状態のまま、意匠部に組付可能であるとともに開口を潜りぬけ可能な形状を有しており、車両の被取付部に組み付ける際に光源がカバーで保護されるので、光源或いは車両側の被取付部の周辺などが破損するのを回避できる。また、機能部のバリエーションを変更させるために構成が異なっても、カバーを共通に使用できるので、カバーの金型費用を抑えることも可能となる。
上記(2)の車両室内照明灯の組付構造によれば、簡易な構造で、カバーを機能部に組み付けることができる。
上記(3)の車両室内照明灯の組付構造によれば、カバーに切欠きを有するので、発熱性の高い光源を長時間点灯させたとしても、切欠き部分から外部へその熱を放出させることができ、発熱性の高い光源を用いる場合であっても安全性の高いものが提供できる。
上記(4)の車両室内照明灯の組付構造によれば、カバーは通気孔を複数形成しており、光源からの光をほぼ均一に反射させるのが可能になるのと同時に、発熱性の高い光源を長時間点灯させたときでも通気孔の部分から外部へその熱を放出でき、発熱性の高い光源を用いる場合であっても安全性の高いものが提供できる。
上記(5)の車両室内照明灯の組付構造によれば、単一規格の製品であっても、使用する用途に応じて放熱性の高い機能を有する構造に簡単に変更できるので、照明灯の種類や設置する場所・目的などに応じてきめ細かく対応させることができ、汎用性が高まる。
本発明の車両室内照明灯の組付構造は、搬送後も、カバーを機能部に取り付けた状態のままで車両の内装材の開口へ取付けることが可能であるため、開口に組み付ける際に、光源或いは車両側の開口周辺などを破損させることが回避できるという利点がある。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の組付構造を用いた第1の実施形態に係る車両室内照明灯を示す斜視図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けた状態を示す斜視図である。 その車両室内照明灯の意匠部に機能部を組み付けるときの状態を示す斜視図である。 (A)及び(B)はその車両室内照明灯の意匠部にカバーを組み付ける前、後の状態を示す斜視図である。 (A)及び(B)はその車両室内照明灯の意匠部にカバーを組み付けるときの状態を説明する斜視図及び側面図である。 (A)および(B)は本発明の組付構造を用いた第2の実施形態に係る車両室内照明灯を示す斜視図及び側面図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 (A)及び(B)はその車両室内照明灯の意匠部にカバーを組み付けるときの状態を説明する斜視図及び側面図である。 (A)及び(B)はその車両室内照明灯のカバーを一部取り除いて切欠きを形成するときの方法を示す説明図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けたときの状態を示す斜視図である。 (A)および(B)は本発明の組付構造を用いた第3の実施形態に係る車両室内照明灯を示す斜視図及び側面図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 (A)および(B)はその車両室内照明灯を内装材に取り付けるときの表裏両面での姿勢を示す斜視図である。 その車両室内照明灯のカバーでの照明光の反射状態を示す説明図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けたときの状態を示す斜視図である。 本発明の組付構造を用いた第4の実施形態に係る車両室内照明灯を示す斜視図である。 (A)はその車両室内照明灯を示す平面図、(B)はその要部拡大図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 (A)はその車両室内照明灯を内装材に取り付けたときの状態を示す斜視図、(B)はそのB−B線断面図である。 その車両室内照明灯を内装材に取り付けたときにこれを下方から見たときの状態を示す斜視図である。 従来の室内照明灯を示す断面図である。 その室内照明灯を搬送するときの機能部に光源保護カバーを装着する前(A)、後(B)の状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成した第1の実施形態に係る車両室内照明灯1Aを示すものであり、この車両室内照明灯1Aは、一体に組み付けた意匠部10及び機能部20と、カバー30と、を備えており、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口された部分(以下、開口部R1)に固定して取り付けている。なお、図中符号WHはワイヤハーネスを示す。
意匠部10は、後述するハウジング11に、レンズ部12、ロック部13、および天井係止爪部14を有しているとともに、機能部20を一体に組み付けている。
ハウジング11は、前述した車内の内装材Rの一面に設けられた開口部R1に取付けるようになっている。例えば本実施形態の場合には、内装材Rの開口部R1の周縁部に固設させた、内装材Rの奥部(図2では上側)に向けて凸状を呈する枠状のルーフトリムTに対して、上下から挟着させるようになっている。具体的には、図3において、ハウジング11の外周縁部を構成するベゼル15が破線で示すように下側から、またハウジング11の天井係止爪部14及びハウジング11に組み付ける機能部20が上側から、ルーフトリムTを挟持することで、車両室内照明灯1Aが内装材2に着脱可能な状態で取り付けられる。
また、このハウジング11には、図4に示すように、中央部に透明または半透明であって光源21からの光を透過させるレンズ部12を設けているとともに、長手方向の両端部寄りにロック部13及び天井係止爪部14を設けている。
このうち、ロック部13は、互いに対向する状態で1対立設させ、ある程度屈曲して相手側との間隔を押し広げることが可能となるような可撓性を持たせたブラケット131と、このブラケット131のそれぞれ内側面に設けた係止突起131Aと、を備えている。
天井係止爪部14は、ベゼル15の前方側(図1から4では右側)に直立させた薄板状の起立部141と、この起立部141から連なる略逆U字形を呈する薄板状の首部142と、この首部142から斜め下の前方に向けて垂下するヘッド部143と、を備えている。特に起立部141及び首部142は、その形状が薄板状であるために前後方向に揺動可能なばね性を有する構成となっており、その先の下方に傾斜した先端部分を構成するヘッド部143が前後方向に変位可能となる。
ヘッド部143の傾斜面の部分は、力学的に配慮された固有の形状及び固有の傾斜角度を有する形状となっている。即ち、この固有の形状及び傾斜角度を有する傾斜面では、ルーフトリムTに対して、意匠部10を外部(図3では下方)から押込んで差し込むと、ヘッド部143が一旦後方(図3では左方)に後退して開口部R1を潜り抜けた後、ばね力で前方に戻るのでルーフトリムTに容易に係合できる。
さらに、このハウジング11には、係合手段31による機能部20への取り付け状態を補うために、換言すれば、後述する機能部20に組み付けた状態のカバー30の少なくとも一方側の側面端部を着脱自在に差し込ませることで、カバー30を安定的に保持するため、図1、図3及び図4に示すように、略コ字形状の受け溝で構成されたカバー保持手段16を設けている。本実施形態のカバー保持手段16である受け溝は、べゼル15とレンズ部12との間の片方側に1か所(図4では手前側)設置されており、3面の立壁面(そのうち両側2面は小さな三角面)で囲設されている。なお、これに合わせて、内装材Rの開口部R1の周縁部に固設させたルーフトリムTにも、図2及び図3に示すように、カバー保持手段16が入り込む切欠きT1が形成されている。
機能部20は、図5に示すように、設置する車両の室内などを照明するランプやLEDなどで構成された光源21と、意匠部10のロック部13(図4参照)にロック可能な被ロック部22と、配線保持部23と、を設けている他、特に搬送中(移送中)に発生する衝撃などから光源21などを保護するカバー3を着脱可能に取り付けるための取付部24を設けている。
本実施形態の被ロック部22は、意匠部10のロック部13にロックさせることで機能部20を意匠部10に着脱可能な状態に取り付けるものであり、バー状(棒状)を有し壁面に対して水平方向に突設されている。この被ロック部22は、ロック部13のブラケット131間を押し広げるような状態でロック部13に上側から入り込み、ブラケット131のそれぞれ内側面に設けた係止突起131Aを乗り越えてその下まで侵入し、係止突起131Aと係合してロックされる。
取付部24は、カバー30を機能部20に着脱自在に取り付けるものであり、両側に立ち上がった2つの壁の間の略円形状の細溝で構成されている。
カバー30は、光源21から出射する光を外部へ漏らさずレンズ部12のある方向へ反射させるリフレクタ、さらに光源21に対する防塵、防滴などとしての機能を付与するほか、特に車両室内照明灯1Aを搬送するような場合に機能部20の光源21などを外部からの衝撃から保護ようになっており、機能部20に着脱可能に取り付けられている。
また、このカバー30には、図6に示すように、機能部20の取付部24を構成する細溝に係合可能な係合手段31を備える。この係合手段31は、内面側から下方に向けて突出する一対の脚部で構成されており、より具体的には、互いに先端側の間隔が接近するような状態で略円弧状に形成された可撓性を有する係止突起で構成されており、取付部24を構成する細溝に挟着させることで、カバー30を機能部20に固定させる。
また、このカバー30は、係合手段31による機能部20への取り付け時の安定性を補うために、左右両側の側面の端部のうちの少なくとも一方を、機能部10のハウジング11に設けた略コ字形状の受け溝で構成されたカバー保持手段16に差し込んで意匠部10に保持させるようになっており、カバー30が一層安定的に保持される。
次に、本実施形態に係る車両室内照明灯1Aについて、運搬に先立ち予備的な組み立て方法、および、組み立て現場へ到着後の車両の内装材Rの開口部R1への組み立て方法について説明する。
(I)運搬時の予備的組み立て:
ここでは、この図4に沿って機能部20に先にカバー30を組み付ける場合の説明を行うが、意匠部10に先に機能部20を組み付けてからこれにカバー30を組み付けるように構成してもよい。
初めに、図5(A)、(B)に示すように、機能部20にカバー30を組み付けるときには、機能部20の取付部24にカバー30の係合手段31を止め付けて固定する。
次に、機能部20を意匠部10に組み付けるときには、機能部20の被ロック部22を意匠部10のロック部13の係止突起131Aに係止させてロックさせる(図4参照)。これにより、図1に示すような状態で車両室内照明灯1Aが一体に組み立て上がる。なお、ここまで組み付け上げることで、光源21は全周がカバー30によって外部から保護されるので、この車両室内照明灯1Aを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
(II)車両の組み付け現場へ到着したのち、車両への組み付け:
図1のように、車両室内照明灯1Aが組み立て上がっている状態で、車両室内照明灯1Aの上部、つまり機能部20と意匠部10の天井係止爪部14を含む上部側が車両の内装材Rの開口部R1をそのまま挿通できるようであれば、機能部20を先に天井係止爪部14を最後にして、車両室内照明灯1Aの上部側をそのまま開口部R1を潜らせる。
即ち、意匠部10の上側を開口部R1に潜らせるときの最後の段階では、天井係止爪部14を弾性変形させて首部142を大きく曲げることにより、ヘッド部143を起立部141の方へ押し曲げて開口部R1を潜り抜けさせる。そして、この天井係止爪部14が開口部R1を潜り抜けると、ヘッド部143の復元力で元の状態まで戻るので、ルーフトリムTの上面に係止する。一方、意匠部10のベゼル15など下側部分は開口部R1を潜らせないようにする。
その結果、ルーフトリムTの開口部R1を基準として、機能部20及び天井係止爪部14が上側から、意匠部10のベゼル15などは下側から、ルーフトリムTを挟持する状態となる。これにより、車両室内照明灯1Aを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。
なお、機能部20と意匠部10の天井係止爪部14を含む上部側が車両の内装材Rの開口部R1を挿通できないようであれば、図4に示すように、一旦、意匠部10側と機能部20側とを分割させる。但し、このとき、カバー30は、運搬状態のときのまま機能部20に一体に組み付けておいて構わない。その後、カバー30を取り付けたままの機能部20側のみを開口部R1を通り抜けさせるとともに、意匠部10側については上部側のみを、即ち天井係止爪部14の開口部R1を通り抜けさせるようにする。そして、機能部20と意匠部10とを組み付け、意匠部10のベゼル15との間でルーフトリムTを挟持する。
このようにすれば、取付作業の現場へ搬送後には、カバー30を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に車両室内照明灯1Aを取り付けることができる。
従って、本実施形態によれば、カバー30を機能部20に組み付けておけば、光源21はカバー30によって外部から保護されているので、この車両室内照明灯1Aを取付作業の現場などへ安全に搬送させるのに好都合である。また、現場での車両室内照明灯1Aの取付作業は、カバー30を機能部20に組み付けた状態のままで意匠部10へ組み付けることができ、組み付け作業時の作業性が向上する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図7及び図8は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第2の実施形態に係る車両室内照明灯1Bを示すものであり、この車両室内照明灯1Bが第1の実施形態に係る車両室内照明灯1Aと異なる点は、カバー30の代わりに、片持構造のカバー40を有することである。
なお、この車両室内照明灯1Bでは、内装材Rの開口部R1に組み付けた時の防滴機能などを確保させるために、第1実施形態の車両室内照明灯1Aでの配置のような車両の天井部などではなく、車両の縦壁面などの内装材Rに対して水滴が自然落下する上下(重力の作用する)方向に配置して固定させている。即ち、本実施形態の内照明灯1Bは、図10,11に示すように、車両の床面などに対して横向き(横倒し)状態で起立させて設置されており、特にカバー40の切り欠いてある部分(後述する除去部42)が上下方向の下側になるように配置して、この切り欠いた部分から水滴などが侵入しないようになっている。
即ち、このカバー40は、図9に示すように、本体部41と、この本体部41に対してスリット43で分離された狭幅形状の接続部44でのみ連結された除去可能部42とで構成されている。
このうち、本体部41には、内壁面から垂下する端面411の下部から突出する、第1の実施形態ものと同一構成の係合手段45を備える。即ち、この係合手段45は、内面側から下方に向けて突出する一対の脚部で構成されており、機能部20の取付部24に上側から差し込んで結合させることができる。なお、取付部24は、第1の実施形態のものと同様、両側に立ち上がった2つの壁の間の略円形状の細溝で構成されている。
除去可能部42は、本体部41の左右両側に接続部44を介して連結されており、図10に示すように、いずれか一方(または両方でもよい)の接続部44を切断したり折り曲げるなどしてカットさせることにより、本体部41から取り除くことができる。このようにして切除部42を取り除くことにより、光源21に対して、リフレクタとしての機能だけでなく、防塵、防滴、および搬送時の保護機能も発揮することができ、同時に、光源21から発生する放射熱によってカバー40が溶損する虞もなくなる。
なお、光源21に対して前述した防塵、防滴などとしての機能をカバー40(本体部41)に付与する場合には、勿論、本体部41からこの除去可能部42を取り除いた部分が下方に配向した状態であること、つまり図10のような配置状態であることが必要である。
接続部44は、前述したように、左右両側が細長いスリット43で挟まれた狭幅形状のもので構成されている。なお、この接続部44は、スリット43の間の狭い連結部分で構成されるものに限るものではなく、例えば断続的に点状に連設された溝で構成されて前記各溝にそって切断可能な構成であってもよい。
次に、本実施形態に係る車両室内照明灯1Bについて、運搬時の予備的な組み立て方法、および、組み立て現場へ到着後の車両の内装材Rの開口部R1への組み立て方法について説明する。
(I)運搬時の予備的組み立て:
図9は、運搬時の荷だしのための組付け作業を示すものであり、ここでは機能部20を意匠部10に先に組み付ける場合について説明するが、先にカバー40を機能部20に組み付けてもよい。
機能部20を意匠部10に組み付けるときには、第1の実施形態と同様、機能部20の被ロック部22を意匠部10のロック部13に止め付けてロックさせる(図8参照)。その後、図9(A)、(B)に示すように、機能部20にカバー40を組み付ける方法は、第1の実施形態と全く同様である。これにより、図7に示すような状態で車両室内照明灯1Bが一体に組み立て上がる。なお、本実施形態でも、ここまで組み付けた状態で、光源21がカバー40によって外部から保護されるので、この車両室内照明灯1Bを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
(II)車両の組み付け現場へ到着したのち、車両への組み付け:
この場合については、第1の実施形態と全く同様の作業手順で車両室内照明灯1Bを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。つまり、図7のように車両室内照明灯1Bが組み立て上がっている状態で、そのまま開口部R1に組み付けることが可能である。これにより、車両室内照明灯1Bを車両の内装材Rの開口部R1に簡単に取り付けることができる。
一方、機能部20と意匠部10の天井係止爪部14を含む上部側とが車両の内装材Rの開口部R1を挿通できないようであれば、図8に示すように、一旦、意匠部10側と機能部20側とを分割させる。なお、このとき第1の実施形態と同様に、カバー40は運搬状態のときのまま機能部20に一体に組み付けておいて構わない。
このようにすれば、取付作業の現場へ搬送後には、カバー40を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に固定して取り付けることができる。
従って、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、カバー40を機能部20に組み付けておけば、光源21はカバー40によって外部から保護されているので、この車両室内照明灯1Bを取付作業の現場などへ安全に搬送させるのに好都合である。また、現場での車両室内照明灯1Bの取付作業でも、第1の実施形態と同様、カバー40を機能部20に組み付けた状態のままで意匠部10へ組み付けることができ、組み付け作業時の作業性が向上する。
さらに、本実施形態によれば、光源21を長時間にわたり点灯動作させることにより、その光源21から多くの熱が放射されても、図11に示すようにカバー40は片持ちの状態であるので、高い放熱機能が確保される。換言すれば、カバー40の除去可能部42のうち片側部分を取り除いたことにより、カバー40の開放された部分から光源21の放射熱を効果的に放出させることができるので、カバー40で囲まれた空間内が加熱されることがなく、焼損防止が図れるなど安全性が高まる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1、第2の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図12乃至図14は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第3の実施形態に係る車両室内照明灯1Cを示すものである。この車両室内照明灯1Cが第2の実施形態での内照明灯1Bと異なるところは、カバー50を製造の際に、本体部51に放熱口(または通気口)としての機能を付与した切欠部52を形成するために、本体部51の左右いずれか一方の側部を予め切欠いてある点である。
なお、本実施形態の車両室内照明灯1Cでも、放熱と同時に防滴機能を優先的に付与するために、第1の実施形態のような車両の天井部などではなく、車両の縦方向の壁面などの内装材Rに対して(水滴が自然落下する上下(重力の作用する)方向に)配置して固定させている。即ち、本実施形態の内照明灯1Cでも、第2の実施形態のように、車両の床面などに対してハウジング11が起立した配置状態となっているが、特にカバー50の切り欠いてある開口部分が上下方向の下側となるように配置して、この切り欠いた開口部分から水滴などが侵入しないようになっている。
本体部51は、角を設けて多角柱状に形成してある第2の実施形態のカバー40の本体部41とは異なり、角のない滑らかなカーブで湾曲した曲面形状を有している。特にこの本体部51の内壁面は、図15に示すように、光源21から出射する光のうち、本体部51の内壁面に向かう光が高い反射率で反射してレンズ部12のある方向に向かうようにするため、高反射材を含有する材料で形成されており、反射板(リフレクタ)としての機能を高めている。なお、本実施形態を除く各実施形態のカバーについても、同様の材料で形成することで同様に高反射機能を付与することができる。さらにまた、本実施形態を含む各カバーを拡散材を含有させた材料で形成して反射率を低減させることで、光源21からの照明光の明るさを所望の明るさに適宜調整させるように構成してもよい。
また、この本体部51の外周縁部及び切欠部52をとりまく内周縁部には、仮に本体部51の外面に結露や水滴などが付着した場合であっても、その結露や水滴などが本体部51の外周縁部及び切欠部52をとりまく内周縁部から本体部51で囲まれた内部空間に侵入するのを防止するため、リブ状に突設した突起部53を設けている。
さらに、意匠部10のハウジング11には、図14(B)に示すように、ベゼル15とカバー50との間に、ハウジング11に対して高さhの防水壁17を直立させてある。
前述のように防滴などの機能を優先させるために、図14(B)に示すように、ハウジング11を車両の床面などに対しては起立した上下方向に配置させるときに、この防水壁17が上下方向の上側配置となるように構成されている。また、この防水壁17には、結露や水滴などが発生してもその水滴などを下方へ逃がして防水壁17の上部などに溜り出すことがないようにするため、溝17Aを形成している。
次に、本実施形態に係る車両室内照明灯1Cについて、運搬時の組み立て方法、および、組み立て現場へ到着後の車両の内装材Rの開口部R1への組み立て方法について説明する。
(I)運搬時の予備的な組み立て:
図12は、運搬時の荷だしのための組付け状態を示すものであり、この場合、第1、第2の実施形態と同様、機能部20と意匠部10とを先に組み付けてもよいし、機能部20にカバー50を先に組み付けてもよい。
なお、本実施形態でも、機能部20を意匠部10に組み付ける手段と、機能部20にカバー50を先に組み付ける手段とは、第1、第2の実施形態と同様である。なお、本実施形態でも、光源21はカバー50によって外部から保護されるので、この車両室内照明灯1Cを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
(II)車両の組み付け現場へ到着したのち、車両への組み付け:
この場合についても、第1、第2の実施形態と全く同様の作業手順で車両室内照明灯1Cを車両の内装材Rの開口部R1に取り付けることができる。
このように、本実施形態でも、取付作業の現場へ搬送後には、カバー50を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の天井部などの内装材Rの開口部R1に固定して取り付けることができる。
従って、本実施形態の車両室内照明灯1Cによれば、第1の実施形態と同様、カバー50を機能部20に組み付けておけば、光源21はカバー50によって外部から保護されているので、この車両室内照明灯1Cを取付作業の現場などへ安全に搬送させるのに好都合である。また、現場での車両室内照明灯1Cの取付作業でも、第1の実施形態と同様、カバー50を機能部20に組み付けた状態のままで意匠部10へ組み付けることができ、組み付け時の作業性が向上する。
さらに、本実施形態によれば、第2の実施形態の車両室内照明灯1Bと同様、光源21を長時間にわたり点灯動作させることにより、その光源21から多くの熱が放射されても、図12及び図16に示すようにカバー50は片側に切欠部52が形成されて開口されている。換言すれば、カバー50の両側面のうち片側部分に切り欠いた切欠部52を設けたことにより、カバー50の開口部分である切欠部52から光源21の放射熱を効果的に放出できるので、カバー40で囲まれた空間内が加熱されることがなく、カバー40の焼損防止が図れるので、安全性が高まる。
さらに、本実施形態によれば、各部に結露や水滴などが形成されても、その結露や水滴などは、ハウジング11の上下方向の上側配置となるように設置されている防水壁17と、カバー50の本体部51の外周縁部及び切欠部52を臨む内周縁部に設けた突起部53によって、ハウジング11内部などに侵入することが防止されている。また、かりにその結露や水滴などがカバー50の本体部51に侵入したとしても、カバー50の本体部51に切欠部52を設けているので、カバー50の本体部51に溜り出すことがない。また、かりに防水壁17の上部にその結露や水滴などが流れてきても、図14(B)に示す防水壁17の溝17Aにより、その露や水滴を下方へ逃がして防水壁17の上部に溜り出すのを回避できる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の意実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1乃至第3の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図17乃至図19は、本発明の車両室内照明灯の組付構造を適用させて形成された第4の実施形態に係る車両室内照明灯1Dを示すものであり、この車両室内照明灯1Dが第3の実施形態の車両室内照明灯1Cと異なる点は、本体部の左右いずれか一方の側部を予め切欠いて切欠部を形成するのではなく、カバー60の本体部61の外周面に放熱手段(または通気手段)として内部の空気を逃がすための通気孔61Aを複数(多数)形成したことと、本体部61の外周縁部に第3の実施形態の突起部53と同様の突起部62を形成したことである。
なお、本実施形態の車両室内照明灯1Dでも、運搬時の光源21の保護及び点灯動作時の光源21からの熱の放出機能とともに防滴機能を付与させるようになっている。このため、この車両室内照明灯1Dは、第1実施形態のような車両の天井部などへの設置でもある程度の効果は得られるが、より高い効果を得るために、第2、第3の実施形態のように、図20及び図21に示すように車両の縦方向の壁面などの内装材Rに対して(重力の作用で水滴が自然落下する上下方向に)配置して固定させている。
即ち、本実施形態の内照明灯1Dでも、第2、第3の実施形態のように、車両の床面などに対してハウジング11が起立した配置状態となっているが、特にカバー60には、大きく切り欠いた開口部分が形成されていないので、設置するに当たり特に上下方向の制約はない。
通気孔61Aは、第2、第3の実施形態に設けてある開口部の代替手段として設置してあり、第2、第3の実施形態と同様に、車両側などで発生する結露や水滴あるいは塵のために光源21が故障したり損傷するのを防止するものである。
本実施形態の通気孔61Aは、図18に示すように、規則的に設けられた複数のものからなり、水滴を通しにくい構造となっている。即ち、この通気孔61Aは、例えばその孔61Aの開口縁部がカバー60の本体部61の内面から外面に向けて僅かに立ち上った形状などにすることにより、本体部61の外面に水滴などが付着しても、通気孔61Aの立ち上がった縁部から孔61Aの内部に侵入するのを防止可能となる。また、このような構成とすれば、水滴などの表面張力によっても、孔61Aへの侵入を阻止することが可能である。
なお、本実施形態に係る車両室内照明灯1Dでの運搬時の組み立て方法、および、組み立て現場へ到着後の車両の内装材Rの開口部R1への組み立て方法についても、第3の実施形態と全く同様の手順で行うことができる。
従って、運搬時の組み立てる場合には、本実施形態でも、光源21はカバー60によって外部から保護されるので、この室内照明灯1Dを取付作業の現場などへ搬送させるのに好都合である。
また、車両の組み付け現場へ到着したのち、車両へ組み付ける場合についても、第1、第2の実施形態と全く同様の作業手順で車両室内照明灯1Dを車両の内装材Rの開口部R1に取り付けることができる。
このように、本実施形態でも、取付作業の現場へ搬送後には、カバー60を機能20から態々取り外すことなく、被取付け部である車両の内装材Rの開口部R1に取り付けることができる。
従って、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、カバー60を機能部20に組み付けておけば、光源21はカバー60によって外部から保護されているので、この車両室内照明灯1Dを取付作業の現場などへ安全に搬送させるのに好都合である。また、現場での車両室内照明灯1Dの取付作業でも、第1の実施形態と同様、カバー60を機能部20に組み付けた状態のままで意匠部10へ組み付けることができ、組付時の作業性が向上する。
さらに、本実施形態によれば、第2、第3の実施形態の車両室内照明灯1B、1Cと同様、光源21を長時間にわたり点灯動作させることにより、その光源21から多くの熱が放射されても、図18に示すようにカバー60は通気孔61Aが形成されている。換言すれば、カバー60のほぼ全周に設けた開口孔の部分である通気孔61Aから光源21の放射熱を効果的に放出させることができるので、内部空間が加熱されてカバー60が焼損などする虞がなく、安全性が高まる。
さらに、本実施形態によれば、カバー60の外部に結露や水滴などが形成されても、その結露や水滴などは、ハウジング11の上下方向の上側配置となるように設置されている防水壁17と、カバー60の本体部51の外周縁部及び切欠部52を臨む内周縁部に設けた突起部62とに阻止されて、ハウジング11内部などに侵入することが防止される。また、かりに防水壁17の上部にその結露や水滴などが流れ出してきても、図14(B)に示す防水壁17の溝17Aにより、その露や水滴を下方へ逃がして防水壁17の上部に溜り出すのを回避できる。
さらに、本実施形態によれば、本実施形態の通気孔61Aは、図18に示すように、規則的に設けられた複数のものからなるので、光源からの光をほぼ均一に反射させるのが可能になる、と言った効果ももたらすことができる。
1A、1B、1C、1D 車両室内照明灯
2 内装材
10 意匠部
11 ハウジング
12 レンズ部
13 ロック部
131 ブラケット
131A 係止突起
14 天井係止爪部
141 起立部
142 首部
143 ヘッド部
15 ベゼル
16 カバー保持手段
17 防水壁
17A 溝
20 機能部
21 光源
22 被ロック部
30、40、50、60 カバー
31,45 係合手段
41 本体部
42 除去部可能部
43 スリット
44 接続部
51 本体部
52 切欠部
53、62 突起部
61 本体部
61A 通気孔
R (被取付け部)内装材
R1 開口部
T ルーフトリム
T1 切欠き
WH ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 少なくとも室内を照明する光源が収容されるとともに、前記光源を保護するカバーを着脱自在に取り付けた機能部と、
    少なくとも、この機能部を組み付けるハウジングと、このハウジング底部に設けたレンズ及びベゼルと、を有し、内装材の一面に設けられた開口に取付ける意匠部と、
    を備えた車両室内照明灯の組付構造であって、
    前記機能部は、前記カバーを取付けた状態のまま、前記意匠部に組付可能であるとともに前記開口を潜りぬけ可能な形状を有しており、
    前記カバーを取付けた状態のままの前記機能部と前記意匠部とを組み付け、前記機能部及び意匠部を前記内装材の前記開口に一体に固定させた、
    ことを特徴とする車両室内照明灯の組付構造。
  2. 前記カバーは、前記機能部に設けた溝に係合可能な係合手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両室内照明灯の組付構造。
  3. 前記カバーは、その一部に切り込まれた切欠きを有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両室内照明灯の組付構造。
  4. 前記カバーは、外面に内部の空気を逃がす通気孔を複数形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両室内照明灯の組付構造。
  5. 前記カバーは、本体部と、除去可能部と、前記本体部と前記除去可能部とを連結する接続部と、を含んで構成され、
    前記接続部は、前記切欠きによって挟まれた狭幅形状であることを特徴とする請求項3に記載の車両室内照明灯の組付構造。
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