JP2009252695A - 自動車用ランプ - Google Patents

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Hiroshi Uematsu
裕志 植松
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Abstract

【課題】フローティング状態で斬新な形状の発光体を配置することができる自動車用ランプを提供する。
【解決手段】光照射方向に開口部12aを有するハウジング12と、ハウジング12の開口部12aを覆うレンズ13とで空間を画成し、この空間内にミラー17を配置し、発光体18をミラー17のレンズ13側に取り付ける。発光体18を、半円弧状の導光部材18aと、導光部材18aの両端部に光を照射する光源18bとで構成する。光源18b,18bから出射した光が導光部材18aの各端部の端面から入射することで、導光部材18a全体が発光しているように見え、ミラー17が発光している導光部材18aの像18cを映し出す。導光部材18aとその像18cとで導光部材18aが恰もリング状に光って浮いているように視認される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のヘッドランプ、サイドランプ、リアコンビネーションランプなどに適用される自動車用ランプに関する。
発光ダイオードと導光棒とで構成された自動車用ランプがある。図4は、従来の自動車用ランプの構成を示す断面図である。図中、Frは車両前方を、Rhは車幅方向右方向を示す。従来の自動車用ランプ1は、光照射方向に開口部2aを有するハウジング2と開口部2aを覆うレンズ3とで空間が画成され、レンズ3の内面に沿って湾曲した導光棒4が配置され、導光棒4の一端部側に発光ダイオード5が配置されてなる。ここで、導光棒4は透光性を有し、例えば丸棒状や渦巻き状に形成されている。発光ダイオード5からの出射光が導光棒4の一端部から入射され、その入射光が導光棒4と空気との境界面で反射しながら導光棒4内を導波する。よって、自動車用ランプ1を外部から観察すると、導光棒4の形状に応じて発光しているように見える。
ところで、特許文献1には、導光体内の減衰量を低減して光の利用効率を向上させながらリング状に発光させることができる車両用灯具が開示されている。この車両用灯具は、光源からの光が入射する入射面と、入射面からの光が反射する二つの反射面と、これらの反射面の間に配置された無反射面と、これらの反射面からの光が出射するリング状の出射面とを備え、入射面が光源の発光に合わせて湾曲して形成され、入射面からの光を反射面で段階的に反射させて出射面に導くように反射面が水平方向に対して所定の傾斜角度で傾斜する導光体を備えている。よって、形状により光源からの光を導光体内の入射面から出射面まで導いて、導光体内の減衰量を低減して光の利用効率を向上させながらリング状に発光させている。
特許文献2では、光源とこの光源からの光を受けて一部を放出する可撓性導光路とを含む照明構造体が開示されている。特許文献3に開示されたLD灯具では、複数のLED光源から放射された光を導光体に入射させ、導光体に形成された一次反射面で内部反射させてほぼ平行光とし、この平行光を二次反射面及び三次反射面で反射させて導光体から出射させ、さらに反射鏡で反射させて光照射方向に導いている。よって、複数のLED光源からの光が導光体内で纏められ光照射方向に照射し、照射光量が増大している。
特開2006−085908号公報 特開2007−258175号公報 特開2005−203135号公報
ところで、図4に示す自動車用ランプ1で用いられている導光棒4では、導光棒4の形状を変えることで、斬新な自動車用ランプ1を提供することが可能となる。図5は、斬新な自動車用ランプの概念を示す模式図である。図5に示すように、リング状の発光体6aを複数鉛直方向に配置して自動車用ランプ6を構成することが考えられる。
ところが、このような自動車用ランプを車両に配置するためには問題が生じる。図6は図5に示す自動車用ランプを車両に配置する際に生じる問題を示すための断面図である。図6に示すように、レンズ3の後側にリング状の発光体6aを配置し、各発光体6aの裏側に発光ダイオード5を配置することが考えられる。しかしながら、浮かせた状態でリング状の発光体6aを配置することはできない。即ち、発光体6aを浮かせた状態でハウジング2に固定することはできない。また、ハウジング2が取り付けられる部位の車両パネル8、即ちリッド7の周りの車両パネル8に対して、リング状の発光体6aが部分的に入り込むように深絞り成形を行うことは難しい。さらに、リング状の発光体6aに対し発光ダイオード5からの光を導入するための光導入口を設けることは物理的に難しく、仮に発光ダイオード5からの光を導入できたとしても、発光体6aのうち発光ダイオード5に近い部位と遠い部位とで光量に差が生じ、斑が生じる。
本発明は上記課題に鑑み、フローティング状態で斬新な形状の発光体を配置することができる、斬新な自動車用ランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、発光体がミラー上に配置され、発光体とミラーに映し出される像とでフローティング状態のリングが配置されているように視認されることを特徴とする。
特に、光照射方向に開口部を有するハウジングと、ハウジングの開口部を覆うレンズと、を備え、ミラーが、ハウジング及びレンズにより画成された空間内でレンズに対向するように配置され、発光体が、ミラーのレンズ側に配置されかつミラーに固定される。
具体的な第1の構成として、発光体は、レンズ側でミラーに突設される半リング状の導光部材と、導光部材の両端部に光を照射する光源と、から構成されている。導光部材は鉛直方向に沿って間隔を開けて複数配置されていてもよい。
具体的な第2の構成として、発光体は、ミラーのレンズ側に設けられたインナーレンズと、インナーレンズの内側に沿って配置され、インナーレンズに対して光を照射する複数の発光素子と、から構成されている。
本発明によれば、発光体がミラーに映し出される像とで一体的に視認されるため、発光体と像とで所望の発光形状を形成することができ、例えばリング状の発光形状をフローティング状態で配置することができる。また、従来のハウジング内にミラーを配置するという簡単な構造であるため、自動車用ランプを小型化でき、車両パネルを深絞り成形する必要もなく、自動車用ランプを小型化することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動車用ランプ10を示す断面図である。図中、Frは車両前方を、Rhは車幅方向右方向を示す。
第1実施形態に係る自動車用ランプ10は、光照射方向に開口部12aを有するハウジング12と、ハウジング12の開口部12aを覆うレンズ13とを備え、ハウジング12とレンズ13とで空間が画成されている。なお、ハウジング12は、車両パネル14においてリッド15の左右に取り付けられる。図示した例では、リヤランプの場合を示している。なお、16はウェザースリップである。
第1実施形態では、ミラー17が、ハウジング12とレンズ13とで画成された空間内にレンズ13に対向するように配置されている。ミラー17は、ハウジング12内に鉛直方向に立てて配置されている。ミラー17は例えば平板状である。
発光体18は、ミラー17のレンズ13側に取り付けられている。発光体18は、半リング状の導光部材18aと、この導光部材18aの両端部に光を照射する光源18bとで構成されている。
導光部材18aは透光性を有し例えば半円弧状に形成されている。この半円弧状は曲率が一定である必要はなく、扁平していてもよい。導光部材18aは鉛直方向に沿って間隔を開けて複数、例えば4個配置されている。光源18bは発光ダイオードを用いることができる。光源18bは、ミラー17の裏側で、導光部材18aの各端部の端面に対向するように配置されている。よって、光源18bから出射した光が、導光部材18aの端部の端面から入射する。図示するように、光源18bは、導光部材18aの端部毎にそれぞれ設けることが好ましい。これにより、導光部材18a内に導波しても光の減衰による光斑が少なくなる。また、図6に示す場合と比べて導光部材18aの長さが短くなり、導光部材18aによる光を均一化することができる。
次に、図1に示す自動車用ランプ10において、光源18bが発光している場合の様子について説明する。図2は、図1に示す自動車用ランプ10が点灯している際の概略を示す模式図である。
光源18b,18bから出射した光が導光部材18aの各端部の端面から入射し、導光部材18a内で反射を繰り返すことにより、その湾曲に沿って導かれる。導光部材18aの内部の点線は光の経路を概略で示している。これをレンズ13の外側から見ると、導光部材18aが発光しているように見える。一方、ミラー17は、図2に示すように、この発光している導光部材18aの像18cを映し出す。よって、ミラー17の外側から観察すると、図2に示すように、導光部材18a全体が光って見えると共に、ミラー17に映し出される導光部材18aの虚像18cが導光部材18aと一体なって、導光部材18aが恰もリング状に光っているように視認される。
ここで、光源18bは、ミラー17の裏側に取り付けられているので、光源18b自体は視認されず、発光体18自体がフローティング状態で配置されているように見える。即ち、半リング状の発光体18がミラー17上に配置され、発光体18とミラー17に映し出される像とがフローティング状態で配置され、かつリング状に視認される。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る自動車用ランプ20を示す断面図である。第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付してある。第2実施形態は発光体21の構成の点で第1実施形態と異なる。
発光体21は、ミラー17のレンズ13側に設けられたインナーレンズ21aと、インナーレンズ21aに対して光を照射する複数の発光素子21cと、から構成されている。複数の発光素子21cは、インナーレンズ21aの内側に沿って配置されている。発光素子21cは発光ダイオードを用いることが好ましい。
以下、具体的に説明すると、発光体21において、インナーレンズ21aは例えば透光性材料から構成され、例えば半円環状又は半球面状に形成されており、インナーレンズ21aの中心がミラー17の鏡面に位置している。インナーレンズ21aが半円弧状である場合には、鉛直方向に複数配置されている。インナーレンズ21aの端部はミラー17に取り付けられている。インナーレンズ21aのミラー17側にはフレキシブル基板21bが配置され、このフレキシブル基板21b上に間隔を開けて発光素子21cが複数実装されている。ミラー17の裏側に駆動回路21dが配置され、駆動回路21dからの配線21eが発光素子21cに接続されている。
第2実施形態に係る自動車用ランプ20では、発光素子21cが、フレキシブル基板21b上に間隔を開けて配列されており、インナーレンズ21aに向けて光を発する。すると、インナーレンズ21aで各発光素子21cからの光が拡散され、インナーレンズ21aが恰も連続的に湾曲して光っているように見える。一方、ミラー17は、第1実施形態と同様、この発光しているインナーレンズ21aの明るい部位の像を映し出す。よって、ミラー17の外側から観察すると、図2に示すように、インナーレンズ21aで半リング状に光っている部位と、ミラー17に映し出される像とが一体となって、リング状に光っているように視認される。
以上説明したように、本発明の実施形態ではミラー17を配置したことで、ミラー17上の像とその元となる物、即ち被写体とが一体となって光って見え、あたかも浮いているように視認される。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく本発明の範囲で適宜変更して実施することができる。例えば第1の実施形態では、半円弧状の導光部材18aで発光体18を構成しているが、導光部材18aはコ字状でもU字状でもよく、図示した形状に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る自動車用ランプを示す断面図である。 図1に示す自動車用ランプが点灯している際の概略を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る自動車用ランプを示す断面図である。 従来の自動車用ランプの構成を示す断面図である。 斬新な自動車用ランプの概念を示す模式図である。 図5に示す自動車用ランプを車両に配置する際に生じる問題を示すための断面図である。
符号の説明
10,20:自動車用ランプ
12:ハウジング
12a:開口部
13:レンズ
14:車両パネル
15:リッド
16:ウェザーストリップ
17:ミラー
18,21:発光体
18a:導光部材
18b:光源
18c:像
21a インナーレンズ
21b フレキシブル基板
21c 発光素子
21d 駆動回路
21e 配線

Claims (5)

  1. 発光体がミラー上に配置され、該発光体と該ミラーに映し出される像とでフローティング状態のリングが配置されているように視認される、自動車用ランプ。
  2. 光照射方向に開口部を有するハウジングと、このハウジングの開口部を覆うレンズと、を備え、
    前記ミラーが、上記ハウジング及び上記レンズにより画成された空間内で該レンズに対向するように配置され、
    前記発光体が、上記ミラーの上記レンズ側に配置されかつ該ミラーに固定される、請求項1に記載の自動車用ランプ。
  3. 前記発光体は、前記レンズ側で前記ミラーに突設される半リング状の導光部材と、該導光部材の両端部に光を照射する光源と、から構成されている、請求項2に記載の自動車用ランプ。
  4. 前記導光部材は鉛直方向に沿って間隔を開けて複数配置されている、請求項3に記載の自動車用ランプ。
  5. 前記発光体は、前記ミラーの前記レンズ側に設けられたインナーレンズと、該インナーレンズの内側に沿って配置され、該インナーレンズに対して光を照射する複数の発光素子と、から構成されている、請求項2に記載の自動車用ランプ。
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