JP4616795B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4616795B2 JP4616795B2 JP2006146052A JP2006146052A JP4616795B2 JP 4616795 B2 JP4616795 B2 JP 4616795B2 JP 2006146052 A JP2006146052 A JP 2006146052A JP 2006146052 A JP2006146052 A JP 2006146052A JP 4616795 B2 JP4616795 B2 JP 4616795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulb
- reflector
- light
- insertion hole
- vehicular lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
即ち、図6において、車両用灯具1は、ハウジング2と、ハウジング2内に設置されたリフレクタ3と、このリフレクタ3の後端中心に備えられた電球装着部4と、この電球装着部4に装着された電球バルブ5と、から構成されている。
さらに、上記口金部5aは、半径方向外側に突出した複数個の突起5dを備えており、この突起5dが、上記電球装着部4の挿入孔4aの周縁に設けられた切欠部4b(図7参照)と係合することにより、円周方向に関して位置決めされるようになっている。
この電球保持金具6は、図6に示すように、全体がほぼU字形状に構成されており、電球装着部4側に揺動可能に固定されるベース部6aと、このベース部6aの両端から延びる二本のアーム部6b,6cと、から構成されている。
そして、上記電球保持金具6は、その二本のアーム部6b,6cのうちの一方6bの先端が、電球装着部4に設けられた係止部4c(図7参照)に係止されることにより、アーム部6b,6cの中間部分が、電球バルブ5の口金部5aを電球装着部4の挿入孔4aの周縁に後方から前方に向かって押圧することにより、電球バルブ5を電球装着部4に対して固定保持するようになっている。
そして、電球バルブ5の口金部5aの突起5dを、挿入孔4aの周囲の切欠部4b内に嵌入させた状態で、口金部5aを挿入孔4aの周縁に当接させる。
最後に、電球保持金具6の二本のアーム部6b,6cを、電球装着部4の係止部4c,4dに係止することにより、電球バルブ5が電球装着部4に対して所定位置に装着されることになる。
しかしながら、夜間等の暗い場所では、電球装着部4の切欠部4bを例えば懐中電灯等で光を照射しながら、電球バルブ5を電球装着部4に対して装着しなければならず、両手で電球バルブ5と電球保持金具6を保持する作業ができなくなってしまう。
電球バルブ5が電球装着部4に対して正しく取り付けられていないと、電球バルブ5が駆動され発光したとき本来の配光性能が得られない。また、発生する熱によってリフレクタ3が高熱により溶解するおそれもある。
この車両用灯具によれば、上記蓄光材料が蛍光を発することにより、この蛍光がリフレクタの裏面からハウジングの内面に回り込むので、当該車両用灯具を前方から観察したとき、ハウジングの周囲の内側が間接的に光って見えることになる。
従って、車両用灯具を後方から観察した場合には、上記蓄光材料からの蛍光はまったく視認され得ないので、本発明とは目的,構成及び効果が異なるものである。
また、電球バルブの光により蓄光部が光っていない場合には、懐中電灯等により、上記導光部の後端面の蓄光部に対して、例えば前方からリフレクタの前面に露出した導光部を介して、あるいはリフレクタの後側から、直接に蓄光部に光を照射することにより、蓄光部が蛍光等の光を発する。
これにより、作業者は、懐中電灯等により挿入孔の周辺に光を照射することなく、電球バルブを挿入孔内に導いて、電球バルブの口金部の突起を確実に挿入孔の周縁の切欠部内に嵌入させることができる。
これにより、作業者は、電球バルブを交換する際に、誤って電球バルブのガラス部分を損傷することなく、挿入孔に対して正しい位置に確実に電球バルブを装着することができる。
この第二の態様では、導光部の後端面に対して、容易に蓄光部を形成することができる。
この第三の態様では、上記リフレクタを後面から前面まで貫通する部分にフックが設けられているので、簡単な構成により、上記導光部が容易にリフレクタに対して着脱可能に取り付けられ得ることになる
この第四の態様では、導光部の後端面に蓄光部を備えることにより、挿入孔の周囲に蓄光部を配置することができる。
この第五の態様では、電球バルブを交換する作業者が、光って見える蓄光部の形状を視認することにより、挿入孔の形状を把握することができるので、電球バルブを確実に挿入孔内に挿入することができる。従って、電球バルブのガラス部分を破損してしまったり、電球バルブの口金部を、挿入孔に対してずれた位置で装着してしまうようなことがなく、電球バルブを挿入孔に対して正しい位置で確実に取り付けることができる。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1において、車両用灯具10は、自動車のヘッドランプとして構成されており、ハウジング11と、ハウジング11内に設置されたリフレクタ12と、このリフレクタ12の後端中心に備えられた電球装着部13と、この電球装着部13に装着された電球バルブ14と、電球保持金具15と、導光部16と、蓄光部17と、から構成されている。
ここで、上記リフレクタ12は、例えば楕円系あるいは放物系反射面として形成されている。
この電球保持金具15は、図1に示すように、全体がほぼU字形状に構成されており、電球装着部13側に揺動可能に固定されるベース部15aと、このベース部15aの両端から延びる二本のアーム部15b,15cと、から構成されている。
そして、上記電球保持金具15は、その二本のアーム部15b,15cのうちの一方15bの先端が、電球装着部13に設けられた係止部13c(図1参照)に係止されることにより、アーム部15b,15cの中間部分が、電球バルブ14の口金部14aを電球装着部13の挿入孔13aの周縁に後方から前方に向かって押圧することにより、図3に示すように、電球バルブ14が電球装着部13に対して所定位置に固定保持されるようになっている。
そして、上記導光部16は、図2に示すように、上記リフレクタ12の後面にて、上記電球装着部13の周りに配置され、固定保持され得るようになっている。
ここで、この蓄光部17は、例えば蛍光塗料等の蓄光材により、形成されている。
具体的には、上記蓄光部17は、このような蓄光材を含有する塗料を、塗布または塗装することにより、形成されている。
この光L2は、上記導光部16の後端面から出射して、蓄光部17に入射することになる。これにより、蓄光部17が入射光により励起されて、蛍光等の光を出射する。
そして、上記蓄光部17は、入射光がなくなっても、ある程度の時間は、上記蛍光等の光を出射し続けることになる。
また、蓄光部17が光っていない場合には、作業者は、懐中電灯等によって、車両前照灯10の前方からリフレクタ12の中心付近に光を当てて、この光を導光部16を介して、蓄光部17に照射し、あるいは車両前照灯10の後方から電球装着部13付近に光を当てて、同様に蓄光部17に光を照射する。
これにより、蓄光部17が光ることになる。
そして、作業者は、光っている蓄光部17を視認することにより、電球装着部13の挿入孔13aそして切欠部13bの位置を確認した上で、電球バルブ14の突起14dを電球装着部13の切欠部13bに合わせて、電球バルブ14を上記挿入孔13a内に挿入すると共に、電球バルブ14の口金部14aを、電球装着部13の挿入孔13aの周縁に当接させる。
これにより、電球バルブ14は、その口金部14aが、上記電球保持金具15の二つのフック15b,15cの中間部分により、電球装着部13の挿入孔13aの周縁に対して後方から押圧され、固定保持されることになる。
この場合、一体成形品に対して、リフレクタ12の反射面に対応する領域に、反射膜が形成されるようにすればよい。
そして、本発明による車両用灯具は、ヘッドランプとして構成された場合について説明したが、これに限らず、ヘッドランプ以外の車両前照灯,フォグランプ等の補助前照灯、あるいは他の車両用灯具においても、有効に利用可能である。
11 ハウジング
12 リフレクタ
12a 係合孔
12b 係合部
13 電球装着部
13a 挿入孔
13b 切欠部
14 電球バルブ
14a 口金部
14b 発光部
14c 端子
14d 突起
15 電球保持金具
15a ベース部
15b,15c アーム部
16 導光部
16a 突出部
16b フック部
16c 端面
17 蓄光部
Claims (5)
- 光源としての電球バルブと、この電球バルブを包囲するように前方に向かって凹状のリフレクタと、を含んでおり、上記電球バルブが、リフレクタの後端中心に形成された挿入孔内に後方から挿入されて、電球保持金具により固定保持されている、車両用灯具において、
上記リフレクタが、その後面の挿入孔の周縁領域に配置された導光部を有しており、この導光部の少なくとも一部が、リフレクタの後面から前面まで貫通していると共に、その後端面の少なくとも一部に蓄光部を備えていることを特徴とする、車両用灯具。 - 上記蓄光部が、上記導光部の後端面に蛍光材料等を塗布することにより形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用灯具。
- 上記導光部が、リフレクタの後面から前面まで貫通する部分の先端に複数個のフックを備えており、これらのフックがリフレクタの前面側に設けられた係合部に係合することにより、リフレクタに対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両用灯具。
- 上記導光部が、挿入孔を包囲するようにリフレクタに対して取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の車両用灯具。
- 上記導光部が、切欠部を備えた挿入孔の形状に対応した形状の蓄光部を備えていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146052A JP4616795B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146052A JP4616795B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007317509A JP2007317509A (ja) | 2007-12-06 |
JP4616795B2 true JP4616795B2 (ja) | 2011-01-19 |
Family
ID=38851191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006146052A Expired - Fee Related JP4616795B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4616795B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109595526A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6578398B2 (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-18 | 日本ボデーパーツ工業株式会社 | Ledバルブ用のスペーサの着脱工具、及び該着脱工具を用いたledバルブ用のスペーサの設置方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392274U (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-19 | ||
JPH08129176A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JPH0950872A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-18 | Koito Mfg Co Ltd | バルブソケット |
JPH11339504A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-10 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP2000299005A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用照明灯具 |
JP2003222859A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Wintek Corp | 導光素子 |
JP2004079224A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
-
2006
- 2006-05-26 JP JP2006146052A patent/JP4616795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392274U (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-19 | ||
JPH08129176A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JPH0950872A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-18 | Koito Mfg Co Ltd | バルブソケット |
JPH11339504A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-10 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP2000299005A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用照明灯具 |
JP2003222859A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Wintek Corp | 導光素子 |
JP2004079224A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109595526A (zh) * | 2017-10-03 | 2019-04-09 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
CN109595526B (zh) * | 2017-10-03 | 2021-12-07 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007317509A (ja) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10036522B2 (en) | Vehicular lamp | |
JP5152577B2 (ja) | リング状発光体を用いた照明装置 | |
JP7020259B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JPH1031905A (ja) | 車輌用マーカーランプ | |
US9457707B2 (en) | Vehicle auxiliary lamp unit | |
JP5379642B2 (ja) | 車両用灯具 | |
US20080084705A1 (en) | Vehicle lamp assembly with a one-piece bezel-lens structure | |
US8485704B2 (en) | Lamp unit and vehicle lamp | |
CN108025780B (zh) | 摩托车的位置灯结构 | |
JP4616795B2 (ja) | 車両用灯具 | |
KR101621077B1 (ko) | 차량용 램프 | |
JP2017134895A (ja) | 車両用灯具の導光レンズ取付構造 | |
JP6933901B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2020205147A (ja) | 導光体及び車両用灯具 | |
JP2014164975A (ja) | 車両用灯具 | |
KR101176509B1 (ko) | 간접조명 방식의 자동차 엘이디 실내등 | |
CN109595526B (zh) | 车辆用灯具 | |
JP2024000039A (ja) | 車両用灯具 | |
JP6760828B2 (ja) | 車両用灯具における導光棒の組付構造 | |
JP7324090B2 (ja) | 車両用標識灯 | |
JP5032907B2 (ja) | 車両用灯具 | |
KR102076543B1 (ko) | 배광특성 조절이 가능한 차량용 헤드램프 | |
US10443805B2 (en) | Vehicle lighting fixture | |
KR20160131784A (ko) | 자동차의 조명장치 | |
JP2017041388A (ja) | 導光体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |