JP2017134895A - 車両用灯具の導光レンズ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】3次元的に湾曲する棒状の導光レンズを高精度且つ簡単に取り付けることができる車両用灯具の導光レンズ取付構造を提供すること。【解決手段】3次元的に湾曲する棒状の導光レンズ2と、該導光レンズ2の長手方向両端近傍にそれぞれ配置されたヒートシンク(支持部材)5,6上に支持されたLED(発光素子)11,14を備えたポジションランプ(車両用灯具)3の前記導光レンズ2の取付構造として、前記導光レンズ2の長手方向両端部をブラケット7,8にそれぞれ位置決め固定し、各ブラケット7,8を前記各ヒートシンク5,6に位置決め固定することによって、前記導光レンズ2の長手方向両端部を前記ヒートシンク5,6にそれぞれ位置決めして取り付ける構成を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子から入射する光によって発光する棒状の導光レンズを備える車両用灯具における前記導光レンズの取付構造に関するものである。
例えば、車両の前部左右に配置されるポジションランプ等の車両用灯具の光源には、発光効率が高くて長寿命であり、且つ、省電力である等の利点を有するLED(発光ダイオード)等の発光素子が使用されつつある。
ところが、車両用灯具の光源として用いられる例えばLEDは、前記利点を有する反面、その光が強い指向性を示すため、該LEDからの光を導光レンズに入射させて出射面から出射させることによって導光レンズの全体を発光させることが行われている。
ところで、特許文献1には、導光レンズの取付構造として図14に示す構成が提案されている。
即ち、図14は特許文献1において提案された導光レンズ(導光ガイド)の取付構造を示す図であって、(a)は照明装置の縦断面図、(b)は導光レンズの平面図、(c)は蓋部の平面図であり、図14(a)に示す照明装置101は、複数の発光素子102と、これらの発光素子102が実装された基板103を上面に支持する保持部104と、該保持部104に固定された有底円筒状の蓋部105と、該蓋部105の軸中心部に垂直に挿入支持された大小異径の2段円柱状を成す導光レンズ106を含んで構成されている。
上記導光レンズ106の中間高さ位置(大径部106Aと小径部106Bとの境界部)の外周には、図14(a),(b)に示すように、突起状の2つの固定部106aが相対向して突設されており、蓋部105の上面には、導光レンズ106の小径部106Bが挿通するための円孔状の開口部105aが形成されている。そして、この開口部105aの相対向する2箇所には、導光レンズ106の前記固定部106aが通過するための切欠部105bが形成されている。
又、蓋部105の内周の中間高さ位置には、径方向内方に向かう2つの位置決め部105cが相対向して水平に突設されており(図14(a),(c)参照)、両位置決め部105cの円弧状の内周面を通る包絡円の直径D4(図14(c)参照)は、導光レンズ106の小径部106Bの外径D1(図14(a)参照)よりも僅かに大きく設定されている(D4>D1)。
而して、導光レンズ106は、小径部106Bを下にして蓋部105内に上方から差し込まれて該蓋部105に取り付けられるが、その外周の2箇所に突設された固定部106aを蓋部105の上面の2箇所に形成された切欠部105bの位置に合わせた状態で、小径部106Bが蓋部105の開口部105aに通される。そして、導光レンズ106の小径部106Bを蓋部105内に更に差し込めば、該小径部106Bが蓋部105の2つの位置決め部105cを貫通し、最後に導光レンズ106をその軸心回りに90°回転させれば、該導光レンズ106の2つの固定部106aが蓋部105の開口部105aの周縁に係合する。このため、導光レンズ106は、図14(a)に示すように、軸方向(上下方向)と径方向の位置決めがなされた状態で蓋部105に取り付けられる。
以上のように構成された照明装置101において、複数の発光素子102に電流が供給されてこれらの発光素子102が発光すると、各発光素子102から上方に向かって出射する光は、導光レンズ106の下面の凹状の入射面から該導光レンズ106の内部に入射する。そして、導光レンズ106の内部に入射した光は、図14(a)にL1,L2にて示すように、導光レンズ106の内部で全反射を繰り返しながら上方へと向かい、導光レンズ106の上面の出射面から外部に出射するため、該導光レンズ106が発光する。
特開2014−235787号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図14に示す導光レンズ106の取付構造は、該導光レンズ106が直線状のものである場合に適用が限定され、例えば3次元的に湾曲する導光レンズの取り付けには適用することができないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、3次元的に湾曲する棒状の導光レンズを高精度且つ簡単に取り付けることができる車両用灯具の導光レンズ取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、3次元的に湾曲する棒状の導光レンズと、該導光レンズの長手方向両端近傍にそれぞれ配置された支持部材上に支持された発光素子を備えた車両用灯具の前記導光レンズの取付構造であって、前記導光レンズの長手方向両端部をブラケットにそれぞれ位置決め固定し、各ブラケットを前記各支持部材に位置決め固定することによって、前記導光レンズの長手方向両端部を前記支持部材にそれぞれ位置決めして取り付けることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記導光レンズの長手方向両端部に、径方向外方に突出する凸部をそれぞれ設け、前記各ブラケットに、前記導光レンズの長手方向端部が挿入される保持筒をそれぞれ形成し、各保持筒には、前記導光レンズの長手方向端部の挿入を許容し、且つ、前記導光レンズの軸中心回りの回転によって前記凸部が係合するL字状の係合溝をそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記各支持部材に、前記各ブラケットの組込方向に延びて該ブラケットをガイドするガイド部をそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、導光レンズの長手方向両端部をブラケットにそれぞれ位置決め固定し、各ブラケットを各支持部材にそれぞれ位置決め固定することによって、導光レンズの長手方向両端部を支持部材にそれぞれ位置決めして取り付けるようにしたため、3次元的に湾曲する棒状の導光レンズであっても、これを支持部材に高精度且つ簡単に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、導光レンズの長手方向端部は、これに突設された凸部をブラケットの保持筒に形成された係合溝に合わせて保持筒内に挿入した後、軸中心回りに所定角度回して凸部を係合溝に係合させることによって、ブラケットに位置決めされて高精度且つ簡単に固定される。
請求項3に記載の発明によれば、各ブラケットを、各支持部材に形成されたガイド部に沿って組み込むことができるため、各ブラケットを各支持部材に作業性良く簡単に組み込んで固定することができる。
本発明に係る導光レンズの取付構造を備えるヘッドランプのハウジングの正面図である。 長手方向両端部にブラケットが固定された導光レンズの斜視図である。 導光レンズの長手方向一端部をブラケットに固定する前の状態を示す部分斜視図である。 導光レンズの長手方向一端部をブラケットに固定した状態を示す部分斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。 ヒートシンクの斜視図である。 ブラケットをヒートシンクに取り付ける前の状態を示す部分斜視図である。 ブラケットをヒートシンクに取り付けた状態を示す部分斜視図である。 ブラケットをヒートシンクに取り付けた状態を示す部分側面図である。 図10のC−C線断面図である。 ヒートシンクの斜視図である。 ブラケットをヒートシンクに取り付けた状態を示す部分斜視図である。 特許文献1において提案された導光レンズ(導光ガイド)の取付構造を示す図であって、(a)は照明装置の縦断面図、(b)は導光レンズの平面図、(c)は蓋部の平面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る導光レンズの取付構造を備えるヘッドランプのハウジングの正面図であり、図示のハウジング1は、車両の前部左右に配置されるコンビネーションタイプのヘッドランプに設けられるものであって、このハウジング1の上部には、該ハウジング1の外形に沿って3次元的に湾曲する棒状の導光レンズ2を備えるポジションランプ3が配置されている。そして、このポジションランプ3においては、導光レンズ2の背面側にリフレクタ4が導光レンズに沿って配置されている。
上記導光レンズ2は、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって構成されており、その長手方向両端部は、ハウジング1に固定された支持部材であるヒートシンク5,6にブラケット7,8を介してそれぞれ取り付けられている。ここで、導光レンズ2の長手方向一端部(図1の左端部)のブラケット7への固定構造を図2〜図6に基づいて説明する。
図2は長手方向両端部にブラケットが固定された導光レンズの斜視図、図3は導光レンズの長手方向一端部をブラケットに固定する前の状態を示す部分斜視図、図4は導光レンズの長手方向一端部をブラケットに固定した状態を示す部分斜視図、図5は図2のA−A線断面図、図6は図5のB−B線断面図である。
図3に示すように、ブラケット7は、平行に配された2枚のプレート部7A,7B同士をクロス部7Cによって連結して一体に構成されており、一方のプレート部7Aの一端には円孔状の位置決め孔7aが形成され、他端には円孔状のネジ挿通孔7bが形成されている。又、他方のプレート部7Bの一端には円孔状のネジ挿通孔7cが形成され、他端の外面には後述の位置決めピン7d(図8参照)が外方に向かって突設されている。
そして、ブラケット7のクロス部7Cには円筒状の保持筒7Dが設けられており、この保持筒7Dの相対向する2箇所にはL字状の係合溝7eがそれぞれ形成されている(図5及び図6参照)。
他方、導光レンズ2の長手方向一端部の外周には、円柱状の凸部2aが相対向する2箇所に突設されている。尚、導光レンズ2の長手方向一端面は、光が入射する入射面を構成している。
而して、導光レンズ2の長手方向一端部は、これに突設された凸部2aを図3に示すようにブラケット7の保持筒7Dに形成された係合溝7eの開口部に合わせた状態で、保持筒7Dの内部に差し込み、その後、導光レンズ2を軸中心回りに所定角度だけ回すと、図4〜図6に示すように、凸部2aが係合溝7eの周方向溝7e1にそれぞれ係合する。このため、導光レンズ2の長手方向一端部がブラケット7に位置決めされた状態で高精度且つ簡単に固定される。ここで、図3に示すように、各係合溝7eの周方向溝7e1の入口の幅w1は、その奥の幅w2よりも小さく設定され(w1<w2)、幅w1は各凸部2aの外径よりも若干小さく、幅w2は各凸部2aの外径と同等に設定されているため、各凸部2aが図4に示すように係合溝7eの周方向溝7e1に係合した状態では、各凸部2aがロックされる。このため、ブラケット7を後述のようにヒートシンク5に組み込む際に導光レンズ2のブラケット7からの脱落が確実に防がれる。又、導光レンズ2の各凸部2aは大小異径に形成されているため、導光レンズ2の誤組みが防がれる。
以上のように、導光レンズ2の長手方向一端部がブラケット7に固定されると、このブラケット7がヒートシンク5に固定されることによって、導光レンズ2の長手方向一端部がブラケット7を介してヒートシンク5に取り付けられるが、このブラケット7のヒートシンク5への固定構造を図7〜図11に基づいて説明する。
図7はヒートシンクの斜視図、図8はブラケットをヒートシンクに取り付ける前の状態を示す部分斜視図、図9はブラケットをヒートシンクに取り付けた状態を示す部分斜視図、図10はブラケットをヒートシンクに取り付けた状態を示す部分側面図、図11は図10のC−C線断面図である。
導光レンズ2の長手方向一端部が固定されたブラケット7が取り付けられる図7に示すヒートシンク5は、熱伝導率の高いアルミダイカスト品であって、これには基板9が2つのビス10によって取り付けられており、基板9上には発光素子であるLED11が実装されている。
そして、図7に示すように、ヒートシンク5の1箇所(ブラケット7の位置決め孔7aに対応する箇所)には位置決めピン5aが一体に突設され、他の1箇所(ブラケット7の位置決めピン7dに対応する箇所)には円孔状の位置決め孔5bが形成されている。又、ヒートシンク5の2箇所(ブラケット7のネジ挿通孔7b,7cに対応する2箇所)にはネジ孔5c,5dがそれぞれ形成されている。
而して、導光レンズ2の長手方向一端部が固定されたブラケット7は、ヒートシンク5に対して図8の矢印方向に組み付けられて固定される。このとき、ブラケット7の一方のプレート部7Bに突設された位置決めピン7dがヒートシンク5の位置決め孔5bに嵌合し、ヒートシンク5に突設された位置決めピン5aがブラケット7の他方のプレート部7Aに形成された位置決め孔7aに嵌合するため、ブラケット7がヒートシンク5に対して高精度に位置決めされる。又、図7、図8及び図11に示すように、ヒートシンク5には、ブラケット7の組付方向(図11の紙面垂直方向)に延びる段状のガイド部5eが形成されており、ブラケット7は、その端面7f(図8参照)がヒートシンク5のガイド部5eに沿ってガイドされながらヒートシンク5に組み込まれるため、該ブラケット7がヒートシンク5に作業性良く簡単に組み込まれ、導光レンズ2とLED11との接触が確実に防がれる。
上述のように、ブラケット7が高精度に位置決めされた状態でヒートシンク5に組み込まれると、該ブラケット7の一方のプレート部7Bに形成されたネジ挿通孔7bがヒートシンク5に形成されたネジ孔5cに合致し、ブラケット7の他方のプレート部7Aに形成されたネジ挿通孔7cがヒートシンク5に形成されたネジ孔5dに合致する。この状態から、ブラケット7のネジ挿通孔7b,7cに挿通する不図示のネジをヒートシンク5のネジ孔5c,5dにそれぞれねじ込むと、ブラケット7がヒートシンク5に高精度に位置決めされた状態で固定されるため、導光レンズ2の長手方向一端部がブラケット7を介してヒートシンク5に高精度且つ簡単に取り付けられる。このため、導光レンズ2の長手方向一端面(入射面)がLED11に対して高精度に位置決めされる。
以上は導光レンズ2の長手方向一端部(図2の左端部)のブラケット7への固定とブラケット7のヒートシンク5への固定について説明したが、導光レンズ2の長手方向他端部(図2の右端部)のブラケット8への固定とブラケット8のヒートシンク6への固定も同様になされる。
ここで、ヒートシンク6の構成を図12に示すが、該ヒートシンク6には基板12が2つのビス13によって固定されており、基板12には発光素子であるLED14が実装されている。又、ヒートシンク6の基板12が固定された面の基板12を挟んだ両側(図12の上下には、位置決めピン6a,6bとネジ孔6c,6dがそれぞれ設けられている。更に、ヒートシンク6のブラケット8が取り付けられる面にはガイド部6eが形成されている。
又、図13に示すように、ブラケット8のチャンネル部8Aの両側にはフランジ部8B,8Cが設けられており、各フランジ部8B,8Cの1箇所(ヒートシンク6の位置決めピン6a,6bに対応する箇所)には位置決め孔8a,8bがそれぞれ形成され、他の1箇所(ヒートシンク6のネジ孔6c,6dに対応する箇所)には円孔状のネジ挿通孔8c,8dがそれぞれ形成されている。そして、ブラケット8のチャンネル部8Aの中央には円筒状の保持筒8Dが形成されており、この保持筒8Dの相対向する2箇所にはL字状の係合溝8eがそれぞれ形成されている。
他方、導光レンズ2の長手方向他端外周の相対向する2箇所には円柱状の凸部2bがそれぞれ突設されている。
而して、導光レンズ2の長手方向他端部は、これに突設された2つの凸部2bをブラケット8の保持筒8Dに形成された係合溝8eの開口部に合わせた状態で、保持筒8Dの内部に差し込み、その後、導光レンズ2を軸中心回りに所定角度だけ回すと、図13に示すように、凸部2bが係合溝8eにそれぞれ係合する。このため、導光レンズ2の長手方向他端部がブラケット8に位置決めされた状態で高精度且つ簡単に固定される。
以上のようにして導光レンズ2の長手方向他端部が固定されたブラケット8は、ヒートシンク6に組み付けられて固定される。このとき、ヒートシンク6に突設された2本の位置決めピン6a,6bがブラケット8のフランジ部8B,8Cにそれぞれ形成された位置決め孔8a,8bに嵌合するため、ブラケット8がヒートシンク6に対して高精度に位置決めされる。このようにブラケット8がヒートシンク6に正確に位置決めされると、該ブラケット8のフランジ部8B,8Cにそれぞれ形成されたネジ挿通孔8c,8dがヒートシンク6に形成されたネジ孔6c,6dに合致する。この状態から、ブラケット8のネジ挿通孔8c,8dに挿通する不図示のネジをヒートシンク6のネジ孔6c,6dにそれぞれねじ込むと、ブラケット8がヒートシンク6に高精度に位置きめされた状態で固定されるため、導光レンズ2の長手方向他端部がブラケット8を介してヒートシンク7に高精度且つ簡単に取り付けられる。このため、導光レンズ2の長手方向他端面(入射面)がLED14に対して高精度に位置決めされる。尚、ブラケット8をヒートシンク6に図13の上方から組み付ける際に、該ブラケット8に形成された段差部8fがヒートシンク6に当接して該ブラケット8のヒートシンク6に対する位置決めが正確になされるため、導光レンズ2の長手方向端面(入射面)とLED14との距離が所定の値に正確に設定される。又、ブラケット8をヒートシンク6に組み込む際には、該ブラケット8のフランジ部8Aの側面がヒートシンク6のガイド部6eに沿ってガイドされるため、ブラケット8のヒートシンク6への組み込みが作業性良く簡単になされる。
以上のようにして、長手方向両端部がブラケット7,8を介してヒートシンク5,6に取り付けられた導光レンズ2を備える図1に示すポジションランプ3において、各LED11,14(図7及び図12参照)に電流が供給されてこれらのLED11,14が発光すると、その光は、導光レンズ2の長手方向両端面(入射面)から該導光レンズ2の内部へと入射する。そして、導光レンズ2の内部に入射した光は、導光レンズ2の内部で全反射を繰り返しながら長手方向に沿って互いに逆方向に進む過程で反射して導光レンズ2の正面(出射面)から車両前方(図1の手前方向)に出射するため、導光レンズ2の全体が発光し、これによってポジションランプ3が点灯して本来の機能を果たす。尚、導光レンズ2の背面から漏れる光は、リフレクタ4によって反射して導光レンズ2内に再度入射して該導光レンズ2の発光に供されるため、光の利用効率が高められる。
以上において、本実施の形態では、導光レンズ2の長手方向両端部をブラケット7,8にそれぞれ位置決め固定し、各ブラケット7,8を各ヒートシンク5,6にそれぞれ位置決め固定することによって、導光レンズ2の長手方向両端部をブラケット7,8を介してヒートシンク5,6にそれぞれ位置決めして取り付けるようにしたため、3次元的に湾曲する棒状の導光レンズ2であっても、これをヒートシンク5,6に高精度且つ簡単に取り付けることができるという効果が得られる。
尚、以上はポジションランプにおける導光レンズの取付構造に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、導光レンズを備える他の任意の車両用灯具における導光レンズの取付構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ハウジング
2 導光レンズ
2a,2b 導光レンズの凸部
3 ポジションランプ
4 リフレクタ
5 ヒートシンク(支持部材)
5a ヒートシンクの位置決めピン
5b ヒートシンクの位置決め孔
5c,5d ヒートシンクのネジ孔
5d,5f ヒートシンクのガイド部
6 ヒートシンク(支持部材)
6a,6b ヒートシンクの位置決めピン
6c,6d ヒートシンクのネジ孔
6e ヒートシンクのガイド部
7 ブラケット
7A,7B ブラケットのプレート部
7C ブラケットのクロス部
7D ブラケットの保持筒
7a ブラケットの位置決め孔
7b,7c ブラケットのネジ挿通孔
7d ブラケットの位置決めピン
7e 保持筒の係合溝
8 ブラケット
8A ブラケットのチャンネル部
8B,8C ブラケットのフランジ部
8D ブラケットの保持筒
8a,8b ブラケットの位置決め孔
8c,8d ブラケットのネジ挿通孔
8e 保持筒の係合溝
9 基板
10 ビス
11 LED(発光素子)
12 基板
13 ビス
14 LED(発光素子)

Claims (3)

  1. 3次元的に湾曲する棒状の導光レンズと、該導光レンズの長手方向両端近傍にそれぞれ配置された支持部材上に支持された発光素子を備えた車両用灯具の前記導光レンズの取付構造であって、
    前記導光レンズの長手方向両端部をブラケットにそれぞれ位置決め固定し、各ブラケットを前記各支持部材に位置決め固定することによって、前記導光レンズの長手方向両端部を前記支持部材にそれぞれ位置決めして取り付けることを特徴とする車両用灯具の導光レンズ取付構造。
  2. 前記導光レンズの長手方向両端部に、径方向外方に突出する凸部をそれぞれ設け、前記各ブラケットに、前記導光レンズの長手方向端部が挿入される保持筒をそれぞれ形成し、各保持筒には、前記導光レンズの長手方向端部の挿入を許容し、且つ、前記導光レンズの軸中心回りの回転によって前記凸部が係合するL字状の係合溝をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の導光レンズ取付構造。
  3. 前記各支持部材に、前記各ブラケットの組込方向に延びて該ブラケットをガイドするガイド部をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具の導光レンズ取付構造。
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