JP6760828B2 - 車両用灯具における導光棒の組付構造 - Google Patents

車両用灯具における導光棒の組付構造 Download PDF

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Description

本発明は、光源から入射する光によって発光する導光棒を備える車両用灯具における前記導光棒のリフレクタ等の他部品への組付構造に関するものである。
近年、ヘッドランプやテールランプ等の車両用灯具の光源として、高輝度で長寿命であるLED(発光ダイオード)が使用されつつあるが、このLEDから出射する光は強い指向性を示すため、この指向性の強い光を長い導光棒に入射させることが行われている。この導光棒に入射した光は、導光棒内で全反射を繰り返しながら進む過程で反射して外部に出射するため、該導光棒の全体が均一に発光する。
ところで、導光棒として、特許文献1には図7に示すようなものが提案されている。
即ち、図7は特許文献1において提案された導光棒の斜視図であり、図示の丸棒状の導光棒105の長手方向両端面は、LED等の不図示の光源から出射する光を当該導光棒105の内部に入射させるための入射面105aを構成している。そして、この導光棒105においては、車両の振動や衝撃による揺れを、意匠性を損なうことなく防ぐために、その裏面に、視線方向に沿ってリブ105bを形成し、このリブ105bによって当該導光棒105を補強している。
又、導光棒の組付構造に関して特許文献2には、図8に示すものが提案されている。
即ち、図8は特許文献2において提案された導光棒の組付構造を示す平断面図であり、図示の組付構造によって導光棒205をランプボディ206に組み付けるには、該導光棒205の長手方向一端に形成された突出部205aの先端をランプボディ206の挿入孔206aに差し込んで係合し、その係合部を中心として導光棒205を図示矢印方向に回転させる。このとき、導光棒205に力を加えて曲率半径が小さくなるように該導光棒205を湾曲させ、導光棒205の長手方向他端に突設されたピン205bをランプボディ206に固定された基板207の不図示の切欠部に挿入するとともに、導光棒205の長手方向他端に突設された係合部205cを基板207に当接させることによって導光棒205をランプボディ206に組み付ける。
上述の要領で導光体205がランプボディ206に組み付けられた状態では、該導光体205の長手方向一端の入射面205dが基板207上のLED208に対向し、LED208から出射する光は、入射面205dから導光棒205の内部に入射する。
特許第5267864号公報 特開2016−141250号公報
ところで、特許文献1において提案された図7に示す導光棒105をランプボディ等の他部品に組み付ける場合、或いは特許文献2において提案された組付構造によって図8に示すように導光棒205をランプボディ206に組み付ける場合、これらの導光棒105,205の長手方向端部に形成された入射面105a,205dが周辺部品と干渉し、これらの入射面105a,205dが傷付く場合がある。このように導光棒105,205の入射面105a,205dが傷が付くと、これらの入射面105a,205dから入射する光の光路が変わり、各導光棒105,205の点灯フィーリングが悪化する可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、導光棒の入射面の傷付きによる点灯フィーリングの悪化を防ぐことができる車両用灯具における導光棒の組付構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、導光棒の長手方向一端を他部品に係合し、その係合部を中心として該導光棒を回動させ、その長手方向他端部のブラケットに形成された係合孔又は係合爪を前記他部品に形成された係合爪又は係合孔に係合することによって当該導光棒を前記他部品に組み付ける車両用灯具における導光棒の組付構造において、前記導光棒の長手方向他端部に形成されたブラケットの前記他部品に対向する面に所定高さの厚肉部を突設したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記厚肉部の高さは、前記導光棒の組付時における長手方向他端と前記他部品との間に隙間が形成される値に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、導光棒の長手方向一端を中心として回動させて該導光棒を他部品に組み付ける場合、該導光棒の長手方向他端部のブラケットに形成された厚肉部が他部品に当接して導光棒の長手方向他端面の入射面の他部品との干渉が防がれるため、入射面の傷付きが防がれて当該導光棒の点灯フィーリングの悪化が防がれる。この場合、厚肉部の高さは、導光棒の組付時における長手方向他端と他部品との間に隙間が形成される値に設定されるべきであり、このように設定することによって、導光棒の長手方向他端と他部品との干渉が確実に防がれる。
本発明に係る組付構造によって導光棒が組み付けられた車両用灯具の正面図である。 本発明に係る組付構造によって導光棒が組み付けられた車両用灯具の背面図である。 図2のA部拡大詳細図である。 本発明に係る組付構造によって導光棒を車両用灯具のリフレクタに組み付ける要領を示す斜視図である。 図4のB部拡大詳細図である。 図5の矢視C方向の図である。 特許文献1において提案された導光棒の斜視図である。 特許文献2において提案された導光棒の組付構造を示す平断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る組付構造によって導光棒が組み付けられた車両用灯具の正面図、図2は同車両用灯具の背面図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は本発明に係る組付構造によって導光棒を車両用灯具のリフレクタに組み付ける要領を示す斜視図、図5は図4のB部拡大詳細図、図6は図5の矢視C方向の図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、テールランプ2とフォグランプ3及びバックランプ4を一体的に組み込んで成るリアコンビネーションランプであって、テールランプ2に設けられた導光棒5は、図1に示すように、他部品であるリフレクタ6の上端部に車幅方向(図1の左右方向に沿って略水平に組み付けられる。尚、リフレクタ6には、不図示の光源から出射する光を車両後方(図1の手前方向)に向けて反射させるフォグランプ用の反射面3aとバックランプ用の反射面4aが上下に形成されている。
上記導光棒5は、導光性の高いアクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂等の透明樹脂によって丸棒状に一体成形されており、その長手方向一端部(図2の右端部)には、図3に詳細に示すように、コの字状の係合部が一体に形成されており、この係合部には上下方向に長い矩形の係合溝5aが形成されている。そして、リフレクタ6の上端部の上方には車幅方向に沿って略水平に延びる支持アーム6Aが一体に形成されており、この支持アーム6Aの延出端(図2の右端)には,図3に詳細に示すように、縦方向に斜めに延びる係合リブ6aが一体に形成されている。
又、導光棒5の長手方向他端部は、図4〜図6に示すように、車両前方に向かって若干湾曲しており、その端面は平坦な円形の入射面5bを構成している。そして、導光棒5の入射面5bよりも内側には、平板状のブラケット5Aが車両前方に向かって一体に突設されており、このブラケット5Aには矩形の係合孔5cが形成されている。そして、本実施の形態では、ブラケット5Aの下面からは高さh(図6参照)の縦リブ状の厚肉部5Bが下方に向かって一体に形成されている。尚、導光棒5においては、その外周面の正面側の部位が出射面を構成しており、背面側の外周面には、図5に示すように、プリズム状の複数の反射カット5dが長手方向に沿って連続的に形成されている。
他方、図5に示すように、リフレクタ6の上端の一部(導光棒5の組付時におけるブラケット5Aの係合孔5cに対応する位置には突起状の係合爪6bが一体に突設されている。
次に、本発明に係る導光棒5のリフレクタ6への組付要領について説明する。
導光棒5をリフレクタ6に組み付けるには、該導光棒5を略水平に支持し、その長手方向一端に形成された係合溝5aを図3に示すようにリフレクタ6の上端部に形成された係合リブ6aに係合させ、その係合部を中心として導光棒5を図4の矢印方向に回動させる。この場合、導光棒6に形成された係合溝5aがリフレクタ6側の上下方向に長い係合リブ6aの上下面に係合するため、導光棒5の回動時の振れが抑えられる。
而して、上述のように導光棒5をその長手方向一端を中心として図4の矢印方向に回動させ、その長手方向他端のブラケット5Aに形成された係合孔5cをリフレクタ6側の係合爪6bに係合させれば、導光棒5の長手方向他端がリフレクタ6に固定されて該導光棒5が図1及び図2に示すようにリフレクタ6に略水平に組み付けられる。このように導光棒5のブラケット6Aに形成された係合孔5cをリフレクタ6側の係合爪6bに係合させて該導光棒5の長手方向他端をリフレクタ6に固定する場合、図5に示すように、ブラケット5Aの下面に突設された厚肉部5Bの下面がリフレクタ6の上面に先に当接する。このとき、厚肉部5Bの高さhを、導光棒5の組付時における長手方向他端とリフレクタ6との間に所定の隙間δが形成される値に設定しておけば、導光棒5の長手方向他端面の入射面5bがリフレクタ6に干渉して傷付くことがない。このため、導光棒5の入射面5bが傷付くことによって光路が変わることがなく、光路の変化に伴う導光棒5の点灯フィーリングの悪化が確実に防がれる。
尚、導光棒5においては、入射面5bから入射した不図示の光源からの光は、該導光棒5の内部で全反射を繰り返しながら長手方向に進む過程で背面に形成された反射カット5d(図5参照)で反射して正面側の出射面から出射するため、当該導光棒5の全体が均一に発光し、この導光棒5を備えるテールランプ2が本来の機能を発揮する。
尚、以上の実施の形態では、導光棒5のブラケット5Aに係合孔5cを形成し、リフレクタ6側に係合爪6bを形成し、両者を係合させることによって導光棒5をリフレクタ6に固定する構成を採用したが、これとは逆に導光棒5のブラケット5Aに係合爪を形成し、リフレクタ6側に係合孔を形成し、両者を係合させることによって導光棒5をリフレクタ6に固定する構成を採用することもできる。
又、以上はリアコンビネーションランプにおける導光棒のリフレクタへの組付構造に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の車両用灯具における導光棒の組付構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 車両用灯具
2 テールランプ
3 フォグランプ
4 バックランプ
5 導光棒
5A 導光棒のブラケット
5B 導光棒の厚肉部
5a 導光棒の係合溝
5b 導光棒の入射面
5c 導光棒の係合孔
5d 導光棒の反射カット
6 リフレクタ(他部品)
6A リフレクタの支持アーム
6a リフレクタの係合リブ
6b リフレクタの係合爪
h 導光棒の駄肉部の高さ
δ 導光棒の長手方向一端とリフレクタとの隙間

Claims (2)

  1. 導光棒の長手方向一端を他部品に係合し、その係合部を中心として該導光棒を回動させ、その長手方向他端部のブラケットに形成された係合孔又は係合爪を前記他部品に形成された係合爪又は係合孔に係合することによって当該導光棒を前記他部品に組み付ける車両用灯具における導光棒の組付構造において、
    前記導光棒の長手方向他端部に形成されたブラケットの前記他部品に対向する面に所定高さの厚肉部を突設したことを特徴とする車両用灯具における導光棒の組付構造。
  2. 前記厚肉部の高さは、前記導光棒の組付時における長手方向他端と前記他部品との間に隙間が形成される値に設定されていることを特徴とする請求項1記載の車両用灯具における導光棒の組付構造。
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