JP5909819B2 - 車両室内照明灯 - Google Patents
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Description
天井係止爪部は、可撓性を備え、意匠部の長手方向において前後に撓み変形が可能に形成されている。そして、天井係止爪部を開口の周縁に摺接すると天井係止爪部に対して撓み変形させようとする作用が働く。そうすると、天井係止爪部が撓み変形を生じ、一旦、後方に撓み変形する。そして、開口を潜り抜けると元の形状に復帰し、開口の周縁に係止させることができる。
すなわち、天井係止爪部を開口の周縁に摺接させ開口に組み付ける際に、開口の周縁によって天井係止爪部に対して撓み変形させようとする作用が働く。この作用が大きいと天井係止爪部が過大に撓み変形する。そうすると、天井係止爪部を成形する材料(合成樹脂材料)の有する可塑性により、天井係止爪部は、撓み変形する前の形状に戻らなくなるという問題点を有している。
係る問題点から、車両室内照明灯を開口に組み付けても、天井係止爪部の開口周縁に係止するための保持力が低下することにより、車両室内照明灯が開口から車両室内側に脱落する虞がある。また、天井係止爪部に過大な力が加わり撓み変形しすぎると、天井係止爪部が折損してしまう虞もある。
機能部2は、光源4と、バスバー5と、ソケット6と、保護カバー7とを含んで構成されている。
光源4は、電力の供給によって光る電気部品である。また、バスバー5は、導電性を有する金属板を所定形状に曲げて形成され光源4とワイヤハーネス(図示せず)とを導通接続する回路部品である。また、ソケット6は、バスバー5を内部に装着し且つ光源4を収容する部材である。さらに、保護カバー7は、ソケット6に着脱可能で光源4を保護する部材である。
意匠部3は、光源4から出射する光を透過するレンズ8を含んで構成され、車両室内の内装材の一面に設ける開口(図示せず)に取り付けられるものである。
光源4には、車両の室内等を照明するランプやLEDが用いられる(一例であるものとする)。光源4は、電球部4aと、電球部4aに連続するベース部4bとからなる。光源4には、ベース部4bに後述するバスバー5の光源係合部分5aが係合されており、ワイヤハーネスからの給電が行われる。
光源装着部10は、光源4を装着する部分としてソケット6の長手方向の一端側に略正方形に開口形成されている。また、一対の保護カバー被取付部11は、保護カバー7を取り付ける部分としてソケット6の長手方向の一端側の側面に形成されている。また、ワイヤハーネス接続部は、ワイヤハーネスを接続する部分としてソケット6の長手方向の他端側に開口形成されている。さらに、ソケット側固定部12は、後述するレンズ8における第一固定部25との係合を行う部分として形成されている。
尚、ソケット側固定部12は、ソケット側係止突起12aと、一対のソケット側係止ガイド12bとによって構成されている(図4参照)。
保護カバー7は、第二固定部側壁面13と、この第二固定部側壁面13に連続する左側壁面14及び右側壁面15と、これら第二固定部側壁面13と左側壁面14及び右側壁面15に連続する天井壁面16とによって構成されている。保護カバー7の内部には、光源4を収容する光源収容室19が形成されている(図4参照)。
変位防止突起22は、第二固定部側壁面13から突設されており、保護カバー7の中心軸方向から見ると、変位防止突起22は、接触部材23と、一対の補強部材24とによって略「コ」字状の形状に形成されている。
また、一対の補強部材24は、接触部材23の両端から保護カバー7の底面18の方向に接触部材23に対して略直角に形成されている。
これは、一対の補強部材24が接触部材23に対して略直角方向に形成されているため、接触部材23が下方から補強部材24によって支えられるためである。
従って、略「コ」字状に形成された変位防止突起22によれば、第二固定部26に押圧されても接触部材23が撓むことなく、確実に第二固定部26の撓み変形量を制御することができる。また、接触部材23の肉厚を薄く形成しても接触部材23が撓むことなく、第二固定部26の撓み変形量を制御することができる。
従って、第二固定部26に過大な力が加わり撓み変形しても、撓み変形量が制御されることにより、第二固定部26が元の形状に復帰できなくなることが防止される。
すなわち、第二固定部26が撓み変形しても、過大に変形することがなく、元の形状に復帰できなくなることを防止することができる。
従って、第二固定部26が撓み変形前の形状に復帰できなくなることが防止され、第二固定部26を開口に係止する際の保持力の低下や、第二固定部26の折損が生じるのを防止することができる。
レンズ8は、光源4から照射される光を透過する透明または半透明の合成樹脂材料によって成形されている(本実施例では用いていないが、例えば、ベゼル等を含んでいてもよいものとする)。レンズ8は、平面的に見ると矩形状で、且つ、側方から見ると略「く」字状の形状に曲がって構成されている。
第一固定部側係止突起25aは、ソケット側係止突起12aと係合可能な部分として形成されている。また、第一固定部側係止ガイド25bは、ソケット側係止ガイド12bと係止可能な部分として形成されている。
このような構成により、ソケット6に係合されている保護カバー7が、レンズ8の長手方向の一端側にずれることが防止される。
従って、第二固定部26が保護カバー7の第二固定部側壁面13に形成された変位防止突起22に当接する際、保護カバー7が、ソケット6とともに第一固定部25に係合され、変位防止突起22が第二固定部26の撓み変形量を制御することができる位置に固定される。
可撓アーム26aは、第二固定部26が可撓性を備えることにより撓み変形が可能な部分として形成されている。可撓アーム26aは、可撓性を有し外部からの作用により撓み変形が可能となるよう形成されている。傾斜部26bは、可撓アーム26aの先端側に形成され、開口の周縁に摺接するように形成されている。開口係止部26cは、開口の周縁に係止可能に形成されている。
先ず、一対の保護カバー側係止ガイド21を一対の第二固定部側係止ガイド27に係止する。そして、保護カバー側係止ガイド21を第二固定部側係止ガイド27に係止するのと同期して、一対のソケット側係止ガイド12bが一対の第一固定部側係止ガイド25bに係止され、且つソケット側係止突起12aと第一固定部側係止突起25aとを係止される。
以上により、機能部2と意匠部3との嵌合が完了し、図6に示す如く、車両室内照明灯1が完成する。
車両室内照明灯1は、内装材の一面に設けられた開口に対して車両室内側から差し込む。車両室内照明灯1の開口への差し込みは、機能部2側から差し込む。車両室内照明灯1を開口に差し込むと、先ず、第一固定部25を開口に係合する。そして、車両室内照明灯1を開口に対して押し込むようにして第二固定部26を開口に係合させる。
以上により、第二固定部26は開口に係合され、開口への車両室内照明灯1の組み付けが完了する。
第二固定部26は、意匠部3を開口へ組み付ける際に、または、開口へ組み付けた後に、外部から何らかの荷重がかかると過大に撓み変形する。第二固定部26は、一定量以上の撓み変形量が加わり撓み変形すると、過大な撓み変形によって過大に撓み変形した状態のまま、元の形状に復帰することができなくなる。
そうすると、車両室内照明灯1を開口に組み付ける際、第二固定部26の開口に係止する保持力が低下し、車両室内照明灯1が車両室内側に脱落する。また、撓み変形量が大きすぎると、場合によっては第二固定部26が折損を生じてしまう。
これは、第二固定部26に必要以上の荷重がかかっても、変位防止突起22に当接することにより、元の形状に復帰できなくなる撓み変形量にまで達しないように撓み変形量が制御されることによるものである。
しかし、本実施例においては、変位防止突起44に対して略直角方向に左側壁面42及び右側壁面43が連続する構成となっているため、第二固定部46が撓み変形して接触部45に当接し変位防止突起44が押圧されても変位防止突起44が撓むことが防止される。
従って、このように構成される変位防止突起44によれば、第二固定部46に押圧されても撓むことなく、確実に第二固定部46の撓み変形量を制御することができる。また、変位防止突起44の肉厚を薄く形成しても、変位防止突起44が撓むことなく、第二固定部46の撓み変形量を制御することができる。
従って、第二固定部46に過大な力が加わり撓み変形しても、撓み変形量が制御されることにより、第二固定部46が元の形状に復帰できなくなることが防止される。
すなわち、第二固定部46が撓み変形しても、過大に変形することがなく、元の形状に復帰できなくなることを防止することができる。
従って、第二固定部46が撓み変形前の形状に復帰できなくなることが防止され、第二固定部46を開口に係止する際の保持力の低下や、第二固定部46の折損が生じるのを防止することができる。
すなわち、外部からの作用により第二固定部46が一定量撓み変形したときに変位防止突起44に当接して第二固定部46の撓み変形が停止するので、第二固定部46の過大な撓み変形により、第二固定部46が元の形状に復元できなくなることが防止され、第二固定部46を開口に係止する際の保持力の低下や、第二固定部46の折損を防止することができる。
また、一対の補強部材57は、接触部材56の両端から接触部材56の下方に向かって接触部材56に対して略直角に形成されている。
従って、略「コ」字状に形成された変位防止突起55によれば、第二固定部58に押圧されても接触部材56が撓むことなく、確実に第二固定部58の撓み変形量を制御することができる。また、接触部材56の肉厚を薄く形成しても接触部材56が撓むことなく第二固定部58の撓み変形量を制御することができる。
従って、第二固定部58に過大な力が加わり撓み変形しても、撓み変形量が制御されることにより、第二固定部58が元の形状に復帰できなくなることが防止される。
すなわち、第二固定部58が撓み変形しても、過大に変形することがなく、元の形状に復帰できなくなることを防止することができる。
従って、第二固定部58が撓み変形前の形状に復帰できなくなることが防止され、第二固定部58を開口に係止する際の保持力の低下や、第二固定部58の折損が生じるのを防止することができる。
すなわち、外部からの作用により第二固定部58が一定量撓み変形したときに変位防止突起55に当接して第二固定部58の撓み変形が停止するので、第二固定部58の過大な撓み変形により、第二固定部58が元の形状に復帰できなくなることが防止され、第二固定部58を開口に係止する際の保持力の低下や、第二固定部58の折損を防止することができる。
Claims (4)
- 室内を照明する光源とリフレクタ機能を有する保護カバーと前記光源を収容するソケットとを有する機能部と、
内装材の一面に設けられた開口に取り付けるもので、レンズの内面に一体化され前記開口に嵌合して前記機能部に対する嵌合部分であって、該開口の周縁に係合する嵌合構造を有する第一固定部と、前記内面に一体化され該開口の周縁に係合する嵌合構造を有し且つ可撓性を備える第二固定部とを有する意匠部と、
を備え、前記意匠部を前記開口に嵌合し、前記第一固定部と前記第二固定部とで前記開口に固定する車両室内照明灯であって、
外部からの作用により前記第二固定部が撓み変形する際の撓み変形量が一定量を超えないように制御する撓み変形量制御部材を前記機能部側に設けた
ことを特徴とする車両室内照明灯。 - 請求項1に記載の車両室内照明灯において、
前記撓み変形量制御部材は、
前記保護カバーの中心軸方向の第二固定部側壁面に、前記第二固定部が一定量撓み変形したときに当接して前記第二固定部の撓み変形を停止する変位防止突起を設けて構成したものである
ことを特徴とする車両室内照明灯。 - 請求項1又は2に記載の車両室内照明灯において、
前記保護カバーは、前記ソケットに一体に形成した
ことを特徴とする車両室内照明灯。 - 請求項1又は2に記載の車両室内照明灯において、
前記保護カバーは、前記ソケットに別体に形成した
ことを特徴とする車両室内照明灯。
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