JP2007203762A - 導光チュ−ブの取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば自動車、建物、道路設備等の装飾に好適で、簡単な構成で導光チュ−ブを簡易かつ迅速に、しかも強固に保持できるとともに、導光チュ−ブの折り曲げや種々の使用形態に応じられる、導光チュ−ブ9の取付装置を提供すること。
【解決手段】 導光チュ−ブ9の一端を挿入可能なチュ−ブケ−ス17を設ける。
前記導光チュ−ブ9の一端に光源25を近接配置した導光チュ−ブの取付装置であること
前記チュ−ブケ−ス17に導光チュ−ブ9の一端を挟持可能な固定部材22を設ける。
【選択図】 図3
Description
しかも、前記装飾は、導光チュ−ブやハウジングをヘッドライト等の内部に組み込んでいるため、作業が煩雑で難しく手間が掛かり、後付けが難しい等の問題があった。
請求項2の発明は、前記導光チュ−ブの一端を前記チュ−ブケ−スに回動可能に保持し、導光チュ−ブの折り曲げや捩りに応じて、導光チュ−ブの種々の形態の使用に応じられるようにしている。
請求項4の発明は、前記チュ−ブケ−スにランプケ−スを連結し、前記ランプケ−スに設けた光源に導光チュ−ブの一端を近接配置し、チュ−ブケ−スとランプケ−スの連結を介して、導光チュ−ブの一端と光源を保護するとともに、光源を漏れなく導光チュ−ブに入射させるようにしている。
請求項5の発明は、前記光源の外側に前記コイルスプリングまたは導光チュ−ブの一端を挿入可能な筒状ガイドを配置し、コイルスプリングまたは筒状ガイドを介して、導光チュ−ブと光源との同軸配置またはセンタリングを促し、光源の入射光を漏れなく、かつ効率良く導光チュ−ブに伝送させるようにしている。
請求項7の発明は、前記チュ−ブケ−スの内部に係止板を固定し、該係止板に導光チュ−ブと異形または同形の係止孔を形成し、該係止孔の口縁部を導光チュ−ブの周面の複数位置に係合可能に配置し、簡単な構成で導光チュ−ブを確実かつ安定して保持し得るようにしている。
請求項9の発明は、前記導光チュ−ブに係合可能な貫通孔と、該貫通孔に連通する切欠溝を備え、該切欠溝を介して拡開可能な柔軟なチュ−ブカバ−を設け、該チュ−ブカバ−を導光チュ−ブの外周面に被着可能にし、簡単な構成のチュ−ブカバ−によって導光チュ−ブを簡便に取り付けられるとともに、導光チュ−ブの折り曲げや種々の形態に対応可能にし、その後付けを実現可能にしている。
請求項2の発明は、前記導光チュ−ブの一端を前記チュ−ブケ−スに回動可能に保持したから、導光チュ−ブの折り曲げや捩りに応じて、導光チュ−ブの種々の形態の使用に応じられる効果がある。
請求項3の発明は、前記チュ−ブケ−スの内部にコイルスプリングを係合可能に設け、該スプリングに導光チュ−ブの一端を圧入可能にしたから、簡単かつ安価なコイルスプリングによって、導光チュ−ブを確実かつ安定して保持することができる。
請求項5の発明は、前記光源の外側に前記コイルスプリングまたは導光チュ−ブの一端を挿入可能な筒状ガイドを配置したから、コイルスプリングまたは筒状ガイドを介して、導光チュ−ブと光源との同軸配置またはセンタリングを促し、光源の入射光を漏れなく、かつ効率良く導光チュ−ブに伝送させることができる。
請求項7の発明は、前記チュ−ブケ−スの内部に係止板を固定し、該係止板に導光チュ−ブと異形または同形の係止孔を形成し、該係止孔の口縁部を導光チュ−ブの周面の複数位置に係合可能に配置したから、簡単な構成で導光チュ−ブを確実かつ安定して保持することができる。
請求項9の発明は、前記導光チュ−ブに係合可能な貫通孔と、該貫通孔に連通する切欠溝を備え、該切欠溝を介して拡開可能な柔軟なチュ−ブカバ−を設け、該チュ−ブカバ−を導光チュ−ブの外周面に被着可能にしたから、簡単な構成のチュ−ブカバ−によって、導光チュ−ブに簡便に取り付けられるとともに、導光チュ−ブの折り曲げや種々の形態に対応でき、しかもその後付けを実現することができる。
図中、10はヘッドランプ7に隣接して設けたスモ−ルランプ、11はドアミラ−である。
前記チュ−ブカバ−12は、柔軟かつ透光性を有する合成樹脂によって略半円形断面の中空筒状に形成され、その内部に導光チュ−ブ9を挿入可能な貫通孔14を形成している
前記チュ−ブケ−ス17は非透過性の合成樹脂によって、導光チュ−ブ9よりも大径の中空筒状に形成され、これを電源を確保可能な、例えばラジエ−タ−グリル6側に配置している。
前記チュ−ブケ−ス17の一端に、導光チュ−ブ9を挿入可能なチュ−ブ挿通孔18が形成され、該挿通孔18の奥部に大小異径の段付孔19とネジ孔20が形成され、該ネジ孔20に非透過性の合成樹脂製のランプケ−ス21が接続されている。
前記ランプ室24に光源であるLED25、実施形態では青色に発光可能なLEDと、該LED25を取付けた基板26とが収容され、該基板26に接続したリ−ド線27が、ランプケ−ス21の透孔28から外側へ引き出され、スイッチ(図示略)を介してバッテリ等の車載電源(図示略)に接続されている。
この場合、これらは何れも構成が簡単であるから容易かつ安価に製作できる。
特に、固定部材としてスプリング22を使用する場合は、容易かつ安価に製作できるとともに、後述のように導光チュ−ブ9に対し強固な圧着力ないし保持力を得られる。
このようにすると、スプリング22が拡径され、その弾性を導光チュ−ブ9の周面に作用して圧接し、導光チュ−ブ9を強固に保持するとともに、両者が一体的に組み付けられる。この状況は図4(a),(b)のようである。
この後、ランプ室24にLED25を取り付け、かつ基板26に所定長さのリ−ド線27を接続したランプケ−ス21を用意し、該ケ−ス21の螺軸23を前記ネジ孔20にねじ込み、これを緊締する。この状況は図4(d),(e)のようである。
この状況は図5のようで、導光チュ−ブ9の一端面がLED25に密着ないし近接配置され、かつそれらがスプリング22によって同軸配置を促されるとともに、スプリング22の他端が係合段部19aに係合して、導光チュ−ブ9を強力に抜け止めされる一方、チュ−ブ挿通孔18において軸周りに回動可能に取り付けられる。
すなわち、チュ−ブケ−ス17の下部を切欠溝16を中心に外側へ拡開し、その内側の貫通孔14に導光チュ−ブ9を挿入し、復元した下部の取付面15に粘着テ−プ13を貼り付ける。
しかも、導光チュ−ブ9の一端は前述のようにチュ−ブケ−ス17に強固に保持されているから、導光チュ−ブ9がチュ−ブケ−ス17から抜け出ることはなく、この種の取り付け作業を円滑かつ確実に行なえる。
しかも、チュ−ブカバ−12を導光チュ−ブ9の外側面に被着し、導光チュ−ブ9に対しチュ−ブカバ−取り付け用の加工を要しないから、市販の導光チュ−ブ9を略そのまま利用でき、取り付けの簡便さと低廉化に応じられるとともに、導光チュ−ブ9に対する塵やゴミの付着を防止する。
しかし、導光チュ−ブ9やチュ−ブカバ−12の占有スペ−スは小さく、またそれらの存在はLED25の発光前は余り目立たないから、ヘッドランプ7やランプレンズ8の昨日を損なうことがなく、また外観的にも違和感がないから、体裁を損なうこともない。
このため、LED25の発光が近接配置された導光チュ−ブ9の一端に入射し、その入射光が導光チュ−ブ9内を伝送し、その伝送時に導光チュ−ブ9の側周面から青色光を放射する。
したがって、ランプレンズ8の周縁が青色に装飾され、該青色光によって対向車両や歩行者等の注意が喚起され、自動車1の走行時の安全性が向上する。
このうち、図6に示す実施形態は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は基板26の内側に、螺軸23と略同長の中空の筒状ガイド29を一体に突設し、該筒状ガイド29の内部に導光チュ−ブ9を挿入可能にしている。
その際、スプリング22のコイル内径は導光チュ−ブ9の外径よりも若干小径であるため、導光チュ−ブ9を押し回しながら挿入し、導光チュ−ブ9の一端部より若干離間した周面にスプリング22を装着する。
この後、ランプ室24にLED25を取り付け、かつ基板26に所定長さのリ−ド線27を接続したランプケ−ス21を用意し、該ケ−ス21の螺軸23を前記ネジ孔20にねじ込み、これを緊締するとともに、導光チュ−ブ9の一端をランプ室24に挿入する。この状況は図4(d),(e)のようである。
このように前記実施形態は、導光チュ−ブ9を係止孔31に挿入し、その周面を係止孔31の口縁部の複数箇所で係止または係合して、導光チュ−ブ9を強力に保持するようにしている。
このうち、図9(a)は取付面15の一側に脚部33を突設し、その内側面に取付面15を設けて、例えば車室のトリム8等のように、被取付部が凸状角部または肩部の取り付けに好適にしている。
図9(b)は取付面15の両側に脚部33,33を突設し、その内側面に取付面15を設けて、凸状の上端部の取り付けに好適にしている。
図9(c)は取付面15を平面に形成し、被取付部が平坦面の取り付けに好適にしている。
図9(e)は取付面15を平面と凸状曲面に形成し、被取付部が平坦部と隅角部との複合部の取り付けに好適にしている。
図9(f)は取付面15を放物線状の凸状曲面に形成し、被取付部がトリム合わせ部のようなVまたはU字溝状部8bの取り付けに好適にしている。
このうち、図10(a)はチュ−ブカバ−12の内部の脚部33から外周部の全域に亘って、透過性のミラ−シ−ト34を埋設し、LED25の不灯時はミラ−シ−ト34を介してチュ−ブカバ−12の彩色を目立させず、LED25の点灯時にミラ−シ−ト34の内側から導光チュ−ブ9の発光が浮き上がるように構成している。
図10(c)は汎用のブラケット36を被取付部に粘着テ−プ13またはビス等の適宜手段で取り付け、該ブラケット36にチュ−ブカバ−12を嵌め込んで取り付け、その取り付け強度を向上するようにしている。
また、前述の実施形態は、本発明を自動車1の外周部の装飾に適用しているが、フロアやトリム等の車室の装飾に適用してもよく、更に自動車1以外に建物の内外の装飾、道路設備等の装飾等に適用することも可能である。
12 チュ−ブカバ−
16 切欠溝
17 チュ−ブケ−ス
21 ランプケ−ス
22 固定部材(コイルスプリング)
25 光源(LED)
29 筒状ガイド
30 固定部材(係止板)
31 係止孔
32 固定部材(係合金具)
Claims (9)
- 導光チュ−ブの一端を挿入可能なチュ−ブケ−スを設け、前記導光チュ−ブの一端に光源を近接配置した導光チュ−ブの取付装置において、前記チュ−ブケ−スに導光チュ−ブの一端を保持可能な固定部材を設けたことを特徴とする導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スに導光チュ−ブの一端を回動可能に保持した請求項1記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スの内部にコイルスプリングを係合可能に設け、該スプリングに導光チュ−ブの一端を圧入可能にした請求項1記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スにランプケ−スを連結し、前記ランプケ−スに設けた光源に導光チュ−ブの一端を近接配置した請求項3記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記光源の外側に前記コイルスプリングまたは導光チュ−ブの一端を挿入可能な筒状ガイドを配置した請求項3または4記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スの内部に前記コイルスプリングを若干圧縮して配置し、該スプリングに導光チュ−ブの一端を圧入した請求項2または3記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スの内部に係止板を固定し、該係止板に導光チュ−ブと異形または同形の係止孔を形成し、該係止孔の口縁部を導光チュ−ブの周面の複数位置に係合可能に配置した請求項1記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記チュ−ブケ−スを互いに連結可能な二つ割に構成し、該チュ−ブケ−ス内の対向位置に係合金具を突設し、該係合金具の端縁を導光チュ−ブの一端部周面に挟持可能に配置した請求項1記載の導光チュ−ブの取付装置。
- 前記導光チュ−ブに係合可能な貫通孔と、該貫通孔に連通する切欠溝を備え、該切欠溝を介して拡開可能な柔軟なチュ−ブカバ−を設け、該チュ−ブカバ−を導光チュ−ブの外周面に被着可能にした請求項1記載の導光チュ−ブの取付装置。
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JP2014216276A (ja) * | 2013-04-29 | 2014-11-17 | 株式会社クラベ | 発光部材および照明装置 |
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CN112415701A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-26 | 上海芙野光学技术有限公司 | 一种锥形均匀化柱状导光管组固定装置及其固定方法 |
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