JP5524221B2 - 合成中間体としてのチアゾリル−ピラゾロピリミジン化合物および関連合成方法 - Google Patents

合成中間体としてのチアゾリル−ピラゾロピリミジン化合物および関連合成方法 Download PDF

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Description

本発明は、最終化合物が特定の精神疾患および神経内分泌疾患の治療のためのCRF−1受容体アンタゴニストとして有用であるチアゾリル−ピラゾロピリミジン化合物の合成における新規中間体および方法に関する。
コルチコトロピン放出因子(CRF)は、ペプチド性視床下部ホルモンであり、このホルモンはまた、脳における神経伝達物質または神経修飾物質の役割と調和する広範囲の生理作用を有する。CRFは、広範囲の精神疾患および神経内分泌疾患(アルコールと薬物の乱用および関連する離脱症状、ならびに、鬱病と不安を含む)に関係があるとされてきた。CRF−1受容体アンタゴニストは特に、アルコール依存症および鬱病の治療に関与してきた。
特定のチアゾリル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンが、CRF−1アンタゴニストとして特に有用であることが見出されていた。例えば、特許文献1に記載された、7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンおよび7−(1−プロピル−ブチル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンである。異なる基質との銅触媒によるアリール化反応における近年の進歩について、非特許文献1に開示されている。
国際公開第2008/036579号
J.Am.Chem.Soc.,第130巻、第1128〜1129頁,2008年
本発明は、新規合成中間体および当該中間体を用いてチアゾリル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンCRF−1受容体アンタゴニストをより経済的かつより高収量で生成する合成方法を提供する。更に、本願明細書において特許請求した方法の特定の実施形態では、現在公知の合成方法(例えば特許文献1に記載されたもの)に比べ、変異原物質および環境的に有毒な触媒の使用を避ける。
本発明の第一の態様において、以下の式Iの化合物
Figure 0005524221
(式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)を提供する。
第1の好ましい実施形態において、RおよびRはそれぞれエチルである。第2の好ましい実施形態において、RおよびRはそれぞれn−プロピルである。
本発明の別の態様において、以下の式IIの化合物を調製する合成方法であって、
Figure 0005524221
(式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)
(i)以下の式IIIの化合物またはその塩を、
Figure 0005524221
ハロゲン化銅触媒、1,10−フェナントロリンおよびビピリジンから選択されるリガンド、ならびに、KPOおよびCsCOから選択される塩基の存在下で、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、上記式Iの化合物を形成するステップと、
(ii)式Iの化合物を、適切な無機塩基の存在下で、モルホリンまたはその塩と反応させるステップと、
を含む方法を提供する。
本発明のこの態様の第1の好ましい実施形態において、RおよびRはそれぞれエチルである。本発明のこの態様の第2の好ましい実施形態において、RおよびRはそれぞれn−プロピルである。
適切なハロゲン化銅触媒としては、CuI、CuBrおよびCuClが挙げられ、CuClが好ましい。
銅リガンドの使用は、銅イオンによる効率的な触媒反応を促進する。1,10−フェナントロリンおよびビピリジンの両方は、本願の方法において有効なリガンドであり、1,10−フェナントロリンが好ましい。ビピリジンを使用する場合は、高いモルパーセントのビピリジンおよび銅が高収量を得るために必要である。ビピリジンについて約0.9から約1.1当量(例えば、約1当量)、および、銅源について約0.5から約1.1当量(例えば、約1当量)が必要であり、CuClを用いることが好ましい。
1,10−フェナントロリンを使用する場合は、触媒量中および銅源の触媒量で効率的に用いることができる。例えば、好ましい銅源のCuClを用いて、各々約5〜50モルパーセント(0.05〜0.50当量)で用いられる。一つの実施形態において、1,10−フェナントロリンおよび銅触媒(CuCl等)は、約5〜50モルパーセント(0.05−0.50当量)で用いられる。別の実施形態において、1,10−フェナントロリンおよび銅触媒(CuCl等)は、約10±1モルパーセント(0.10当量)で用いられる。更に別の実施形態において、1,10−フェナントロリンおよび銅触媒(CuCl等)は、約30±1モルパーセント(0.30当量)で用いられる。
ステップ(i)の反応は、塩基駆動でありかつ選択された塩基に対して感受性がある。ジ−クロロチアゾール試薬は、塩基であり温度に不安定であり、選択された塩基が強すぎる場合および/または反応温度が高すぎる場合(例えば、t−ブトキシリチウムまたはt−ブトキシカリウムを使用および/または約120℃より高い温度)は、分解されやすい。この場合、ステップ(i)に適切な塩基は、KPOおよびCsCOであり、CsCO−を用いることが好ましい。同様に、約80〜120℃の温度でステップ(i)の反応を実行することが好ましい。
ステップ(i)の反応は、非プロトン性溶媒(例えば、1,4−ジオキサン、2−MeTHF、DMAC、CPME、プロパンニトリル、2−MeTHF/DMAC、n−BuOAcおよびDMF)である適切な溶媒を用いて選択された溶媒に対しては感受性が低い。2−MeTHF/DMACの共溶媒系の比は、70/30から80/20であり、好ましくは、例えば、80/20の2−MeTHF/DMACである。
ステップ(ii)の反応は、無機塩基および選択された溶媒に対しては感受性が低い。適切な塩基としては、KCO、CsCO、NaCO、KPO、NaOHなどが挙げられる。KCOおよびKPOが好ましく、KCOが特に好ましい。
ステップ(ii)の反応のための適切な溶媒としては、主に極性溶媒、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、2−プロパノール、n−ブタノール、アセトニトリル、2−MeTHF、および、モルホリンが挙げられる。モルホリンは、優れた溶媒でありかつステップ(ii)の反応における反応物である点において好ましい。
ステップ(ii)の反応に好ましい反応温度は、約60〜120℃である。
本発明の一つの好ましい実施形態において、本合成法は、
(i)以下の式IIIの化合物またはその塩を、
Figure 0005524221
(式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)、CuCl、1,10−フェナントロリン、ならびに、KPOおよびCsCOから選択される塩基の存在下で、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、上記式Iの化合物を形成するステップ、および、
(ii)式Iの化合物を、KCOの存在下で、モルホリンまたはその塩と反応させるステップを含む。
本方法のこの実施形態において、ステップ(i)の反応は、溶媒系として、約5〜50モルパーセント(特に約30モルパーセント)のCuCl、および、約5〜50モルパーセント(特に約30モルパーセント)の1,10−フェナントロリン(2−MeTHF/DMAC(特に約80/20の2−MeTHF/DMAC)を含む)を用いて、約80〜120℃にて反応を行うことがさらに好ましい。また、ステップ(ii)の反応は、溶媒としてモルホリンを用い、塩基としてKCOを用いることがさらに好ましい。
本発明の別の態様において、以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
Figure 0005524221
(式中、RおよびRは独立してエチルまたはn−プロピルである)、
(i)以下の式の化合物またはその塩を、
Figure 0005524221
適切な溶媒の存在下で、過剰量のモルホリンまたはその塩と反応させるステップ、
を含む方法を提供する。
本発明のこの態様の一実施形態において、以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
Figure 0005524221
(式中、RおよびRは独立してエチルまたはn−プロピルである)
(i)以下の式の化合物またはその塩を、
Figure 0005524221
ハロゲン化銅触媒、1,10−フェナントロリンおよびビピリジンから選択されるリガンド、ならびに、KPOおよびCsCOから選択される塩基の存在下で、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、以下の式の化合物を形成するステップ、および、
Figure 0005524221
(ii)ステップ(i)の生成物を、適切な溶媒中で、過剰量のモルホリンまたはその塩と反応させるステップ、
を含む方法を提供する。
本発明のこの態様において、種々の非プロトン性溶媒が適切であり得るが、好ましい溶媒は、2−MeTHFおよび2−プロパノールである。好ましい実施形態において、2−プロパノールが溶媒として用いられる。驚いたことには、2−プロパノールの使用により、以前試験した溶媒系よりも約3倍も反応時間を減少させることを見出した。更に驚いたことには、2−プロパノールの使用により、競合する求核性アルコールの存在下であっても、高純度の所望のアミノ化生成物を提供することを見出した。更に、2−プロパノールの使用により、最終生成物のワークアップも単純化する。つまり、この溶媒から直接結晶化させることで、結晶化前の更なる溶媒交換を省略できる。
本発明のこの態様において、驚いたことには、モルホリンがアミノ化反応の適切な塩基として機能できるので、反応を駆動させるための追加塩基の必要性を除去できるということもまた見出した。加えて、最終生成物の品質を維持しつつ収量は向上した。使用されたモルホリン量の減少はまた、生成物の最終ワークアップにおいても有益である。一つの実施形態において、2−MeTHFが溶媒として用いられ、反応は約4.0当量と約6.0当量(例えば、5.35当量)の間のモルホリンまたはその塩を用いて行われる。別の実施形態において、2−プロパノールが溶媒として用いられ、反応は約3.0当量と約4.0当量(例えば、3.3当量)の間のモルホリンまたはその塩を用いて行われる。
したがって、本発明の一実施形態において、以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
Figure 0005524221
(i)以下の式の化合物またはその塩を、
Figure 0005524221
塩化銅、1,10−フェナントロリンおよびCsCOの存在下で、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、以下の式の化合物を形成するステップ、および、
Figure 0005524221
(ii)ステップ(i)の生成物を、2−プロパノールの溶媒中で、過剰量のモルホリンまたはその塩と反応させるステップ、
を含む方法を提供する。
本願明細書において用いられる略語は以下のとおりである。
CPMEは、シクロペンチルメチルエーテルを意味する。
DMACは、N,N−ジメチルアセトアミドを意味する。
DMFは、ジメチルホルムアミドを意味する。
EtOAcは、酢酸エチルを意味する。
2−MeTHFは、2−メチルテトラヒドロフランを意味する。
2−MeTHF/DMAC系は、約70/30および約80/20の比の共溶媒系における2−メチルテトラヒドロフランおよびN,N−ジメチルアセトアミドを意味する。
n−BuOAcは、n−酢酸ブチルを意味する。
XRPDは、X線粉末回折を意味する。
DSCは、示差走査熱量測定を意味する。
本発明の合成方法の更に好ましい実施形態が、以下の実施例において記載される。
実施例1 7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0005524221
7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.03g,3.00mmol)、KPO(1.95g,9.00mmol)、2,4−ジクロロチアゾール(0.58g,3.75mmol)、1,10フェナントロリン(0.05g,0.30mmol)および無水DMAC(5mL)を、磁気攪拌バー、熱電対およびN注入口を備えた丸底フラスコに入れる。黄色の不均一の反応混合物をN(気体)で30分間脱気し、次いでCuI(0.06g,0.30mmol)を一度に加え、続いてさらに30分、N(気体)で脱気する。反応混合物を120℃にて約6時間攪拌する。反応混合物を室温まで一晩冷却し、トルエン(10mL)を加え、1時間攪拌する。トルエン(10ml)で溶出するシリカゲルで混合物を精製する。1MのHCl(10mL)、水(10mL)、ブライン(10mL)で抽出し、減圧下で濃縮して、黄色の固体を得る。メタノール(5ml)から固体を再結晶させて、黄色の結晶性固体として標題化合物を得る。(0.78g,70%収率,LCにより99%より高い純度)MS(ES)=369(M+1)。H NMR(CDCl)=6.5(1H,s);3.6(1H,m);2.6(3H,s);2.5(3H,s);1.9(4H,m);0.9(6H,t)。
実施例2 7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
Figure 0005524221
7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.37g,1.00mmol)、KCO(0.28g,2.00mmol)および無水モルホリン(3mL)を、磁気攪拌バーおよびN注入口を備えた丸底フラスコに入れる。黄色の混合物を100℃にて約4時間攪拌し、その時間の間、反応物は均一になる。反応混合物を室温まで冷却し、HO(10mL)を加え、不均一の反応混合物を室温にて一晩攪拌する。濾過により黄色の固体を回収し、HOで洗浄し、一晩空気乾燥させて、粗標題化合物(391mg)を得る。イソプロピルアルコール(3mL)から再結晶させて、淡黄色結晶性固体として標題化合物を得る(380mg,90.6%収率,LCにより99%より高い)。MS(ES)=420(M+1)。H NMR(CDCl)=6.45(1H,s);3.81(m,4H);3.62(1H,m);3.50(m,4H);2.6(3H,s);2.45(3H,s);1.85(4H,m);0.9(6H,t)。
実施例3
実施例1の反応を種々の他の触媒、リガンド、塩基および溶媒で実施し、それらが、7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの産生に対して以下の効果を有することを見出した。(表1〜4を参照のこと)。
Figure 0005524221
(反応を、4mLのDMAC中の1.2mmolの2,4−ジクロロチアゾール、1mmolの7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、0.5mmolのCuI、0.5mmolのリガンドおよび2.1mmolのCsCOを有する並行反応容器で実施する。反応物をN下で30分間脱気し、次いで80〜100℃の間で、N下で一晩加熱する。生成物の百分率を、生成物のピークについてのHPLC曲線下の全領域のパーセントとして測定する。より長い反応時間を括弧で示す。)
Figure 0005524221
(反応を、3mLの特定の溶媒中の1.2mmolの2,4−ジクロロチアゾール、1mmolの7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、0.25mmolのCuI、0.25mmolの1,10−フェナントロリンおよび2.1mmolのCsCOを有する並行反応容器で実施する。反応物をN下で30分間脱気し、次いで100℃にてN下で一晩加熱する。生成物の百分率を、生成物のピークについてのHPLC曲線下の全領域のパーセントとして測定する。)
Figure 0005524221
(反応を、3mLのDMAC中の1mmolの2,4−ジクロロチアゾール、1mmolの7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、0.05mmolのCuX、0.01mmolの1,10−フェナントロリンおよび3当量のKPOを有する並行反応容器で実施する。反応物をN下で30分間脱気し、次いで100℃にてN下で一晩加熱する。生成物の百分率を、生成物のピークについてのHPLC曲線下の全領域のパーセントとして測定する。)
Figure 0005524221
(反応を、1mmolの2,4−ジクロロチアゾール、1mmolの7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、0.1mmolのCuI、0.1mmolの1,10−フェナントロリンおよび2.1mmolの塩基を有する並行反応容器で実施し、3mLのDMACを加える前に30分間脱気する。反応物をN下で10分間脱気し、次いで100℃にてN下で一晩加熱する。生成物の百分率を、生成物のピークについてのHPLC曲線下の全領域のパーセントとして測定する。)
実施例4 溶媒として2−MeTHF中の反応物および塩基の両方としてのモルホリンの使用
Figure 0005524221
7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(15.2g,41.16mmol)を、250mLの3つ口丸底フラスコに入れ、続いて、2−MeTHF(61mL,4.0容量)を加え、黄褐色のスラリーを約20℃にて5分間攪拌する。次いでモルホリン(19g,218.18mmol)を2〜5分にわたって加える。内容物を還流まで加熱し、12時間還流にて維持する。スラリーを25℃まで冷却し、続いて2−MeTHF(53mL,3.5容量)および水(38mL,2.5容量)を加える。反応混合物を40℃まで加熱する。その際に、2つの異なる層を有する均一な溶液が形成される。層を分離し、有機層を濾過し、大気圧にて約3容量まで濃縮する。4容量の2−プロパノール(61mL)を加える。溶液を約3容量まで濃縮し、続いて4容量の2−プロパノール(61mL)を加え、約3容量まで再濃縮し、続いてさらに6容量の2−プロパノール(91mL)を加え、15分間還流する。透明な溶液を75℃まで徐々に冷却し、2mLの2−プロパノール中でスラリーにした0.45gの7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの種晶を加え、さらに2mLの2−プロパノールでリンスし、結晶化フラスコに移す。スラリーを0〜5℃の間まで冷却し、1時間維持し、濾過し、生成物を2−プロパノール(30mL,2容量)でリンスする。固体を真空オーブン中で60℃にて乾燥させて、16.92gの7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る。HPLCアッセイによる生成物の純度は100.00%である。生成物のXRPDおよびDSCデータは基準サンプルと一致する。MS(ES)=420(M+1)。
実施例5 溶媒として2−プロパノール中の反応物および塩基の両方としてのモルホリンの使用
7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(11.64mmol)を、100mLの3つ口丸底フラスコに入れ、続いて2−プロパノール(16mL,3.72容量)を加える。黄褐色のスラリーを約20℃にて5分間攪拌する。次いで、モルホリン(3.3g,37.84mmol)を2〜5分にわたって加える。内容物を6時間還流する。スラリーを25℃まで冷却する。2−プロパノール(32mL,7.44容量)および水(8.6mL,2.0容量)を加え、混合物を70〜75℃まで加熱し、濾過し、大気圧にて約9容量まで濃縮する。透明な溶液を55℃まで徐々に冷却し、0.5mLの2−プロパノール中でスラリーにした0.06gの結晶の7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの種晶を加え、さらなる0.5mLの2−プロパノールでリンスし、結晶化フラスコに加える。スラリーを0〜5℃まで冷却し、1時間維持し、濾過し、生成物を2−プロパノール(9mL,2.1容量)でリンスする。60℃にて真空下で吸引乾燥して、4.6gの乾燥7−(1−エチル−プロピル)−3−(4−クロロ−2−モルホリン−4−イル−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(88.8%収率、HPLCアッセイによる純度は99.88%である)を得る。MS(ES)=420(M+1)。
実施例6 7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(10g,29.17mmol)、2,4−ジクロロチアゾール(5.2g,33.76mmol)、炭酸セシウム(19.9g,61.07mmol)および1,10−フェナントロリン(1g,5.5mmol)を、250mLの3つ口丸底フラスコに入れ、続いて2−MeTHF(36mL,3.6容量)を加える。反応混合物を窒素で脱気し、次いで真空にする。塩化第一銅(0.57g,5.7mmol)、DMAC(10mL,1容量)および2−MeTHF(4mL,0.4容量)を連続して加える。反応混合物を窒素で脱気し、次いで真空にする。内容物を20時間還流する。反応混合物を約70℃まで冷却し、2−MeTHF(100mL,10容量)を加える。内容物を約70℃にて濾過し、残留ケーキを約65〜72℃にて2−MeTHF(80mL,8容量)で洗浄する。濾液を分液漏斗に移し、水で抽出する。有機層を分離し、希HClで洗浄する。得られた有機層をDarco G60で処理し、加熱(60℃)して濾過する。濾液を約2.8容量まで大気圧で濃縮する。25mLの2−プロパノールを加え、続いて約2.8容量まで再濃縮する。さらに25mLの2−プロパノールを加え、続いて約2.8容量まで再濃縮する。最終的に、48mLの2−プロパノールを加える。内容物を−7℃まで冷却し、−7℃にて1時間維持し、濾過し、20mLの冷却した2−プロパノールでリンスする。生成物を吸引乾燥し、次いで60℃にて真空乾燥して、9.41gの7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る(HPLCアッセイによる生成物の純度は95.88%である)。MS(ES)=369(M+1)。
実施例7 1,4−ジオキサン溶媒およびCuCl触媒を用いる7−(1−エチル−プロピル)−3−(2,4−ジクロロ−チアゾール−5−イル)−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成
Figure 0005524221
ジオキサン(9.06X)、CsCO(2.00X)、7−(1−エチル−プロピル)−3−ヨード−2,5−ジメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.0当量)、2,4−ジクロロチアゾール(0.54当量)をN下で反応容器に加える。反応溶液をNで3回パージし、0.5〜1時間、Nで脱気し、次いでN下で1,10−フェナントロリン(0.3当量)およびCuCl(0.3当量)を加え、0.5〜1時間、Nで脱気する。反応容器をN下で100℃〜110℃まで加熱する。混合物を100℃〜110℃にて22〜24時間攪拌する。10〜20℃まで冷却し、水(10V)およびCHOH(5V)を加え、混合物を10〜20℃にて1〜1.5時間攪拌する。懸濁液を濾過し、水中の湿ったケーキを再懸濁し、10〜20℃にて1〜1.5時間攪拌し、懸濁液を再度濾過する。湿ったケーキをN下でn−ヘプタン(16V)およびEtOAc(2V)に入れる。反応容器をN下で40℃〜50℃まで加熱する。
活性炭(0.1X)を40℃〜50℃にて加える。反応容器をN下で55℃〜65℃まで加熱し、55℃〜65℃にて1〜1.5時間攪拌する。懸濁液を40〜55℃にて珪藻土(0.4X)を通して濾過する。ケーキをn−ヘプタン(2.5V)で洗浄する。濾液を別の反応容器に移す。EtOAc(10V)を加え、有機層を2NのHCl(10V)で3回洗浄し、続いて水(10X,10V)で2回洗浄する。有機層を50℃以下で3〜4Vまで濃縮する。混合物を80〜90℃まで加熱する。混合物をこの温度にて40〜60分間維持する。混合物を0〜5℃まで冷却し、0〜5℃にて1〜1.5時間攪拌し、濾過する。ケーキをn−ヘプタン(1V)で洗浄し、45〜50℃にて8〜10時間真空乾燥する。粗生成物をN下で2−プロパノール(7.5V)に溶解し、2−プロパノールで再結晶する。ケーキを45℃〜50℃にて10〜12時間、真空オーブン中で乾燥させる(55〜80%の収率)。H NMRδ6.537(s,1H)3.591−3.659(m,1H,J=6.8Hz),2.593(s,3H),2.512(s,3H),1.793−1.921(m,4H),0.885−0.903(m,6H)。

Claims (18)

  1. 以下の式の化合物
    Figure 0005524221
    (式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)、またはその塩。
  2. およびRは、それぞれエチルである、請求項1に記載の化合物、またはその塩。
  3. 以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
    Figure 0005524221
    (式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)
    (i)以下の化合物またはその塩を、
    Figure 0005524221
    ハロゲン化銅触媒、1,10−フェナントロリンおよびビピリジンから選択されるリガンド、ならびに、KPOおよびCsCOから選択される塩基の存在下で、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、以下の式の化合物を形成するステップと、
    Figure 0005524221
    (ii)ステップ(i)の生成物を、適切な無機塩基の存在下で、モルホリンまたはその塩と反応させるステップとを含む方法。
  4. およびRが、それぞれエチルである請求項3に記載の方法。
  5. ハロゲン化銅が、CuClである請求項3または4のいずれかに記載の方法。
  6. リガンドが、1,10−フェナントロリンである請求項3から5のうちいずれか一項に記載の方法。
  7. ステップ(i)における塩基が、CsCOである請求項3から6のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. ステップ(ii)における塩基が、KCOである請求項3から7のうちいずれか一項に記載の方法。
  9. およびRが、それぞれエチルであり、ハロゲン化銅が、CuClであり、リガンドが、1,10−フェナントロリンであり、ステップ(i)における塩基が、CsCOであり、ステップ(ii)における塩基が、KCOである請求項3に記載の方法。
  10. ステップ(i)の溶媒が、1,4−ジオキサンまたは2−MeTHF/DMACであり、ステップ(ii)の溶媒が、モルホリン、2−MeTHF、または、2−プロパノールである請求項9に記載の方法。
  11. 以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
    Figure 0005524221
    (式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)
    (i)以下の式の化合物またはその塩を、
    Figure 0005524221
    適切な溶媒の存在下で、過剰量のモルホリンまたはその塩と反応させるステップを含む方法。
  12. 溶媒が、2−メチルテトラヒドロフランである請求項11に記載の方法。
  13. 溶媒が、2−プロパノールである請求項11に記載の方法。
  14. およびRが、それぞれエチルである請求項11から13のうちいずれか一項に記載の方法。
  15. 以下の式の化合物を調製する合成方法であって、
    Figure 0005524221
    (式中、RおよびRは、独立してエチルまたはn−プロピルである)
    (i)以下の式の化合物またはその塩を、
    Figure 0005524221
    ハロゲン化銅触媒、1,10−フェナントロリンおよびビピリジンから選択されるリガンド、ならびに、KPOおよびCsCOから選択される塩基の存在下、2,4−ジ−クロロチアゾールまたはその塩と反応させて、以下の式の化合物を形成するステップと、
    Figure 0005524221
    (ii)ステップ(i)の生成物を、適切な溶媒の存在下で、過剰量のモルホリンまたはその塩と反応させるステップとを含む方法。
  16. 溶媒が、2−メチルテトラヒドロフランである請求項15に記載の方法。
  17. 溶媒が、2−プロパノールである請求項15に記載の方法。
  18. およびRが、それぞれエチルである請求項15から17のうちいずれか一項に記載の方法。
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