JP5513183B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本願発明は、調理容器と前記調理容器に投入された調理物とを加熱できる加熱手段と、前記加熱手段による加熱運転を制御する制御手段とを備える加熱調理器に関する。
上記構成の加熱調理器として、調理容器をグリル庫とする自動調理において、庫内温度センサなどの情報から調理物(被加熱物)の熱容量を判定し、その判定結果に基づいて加熱時間を決定する構成としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−102847号公報
上記従来構成は、調理容器をグリル庫とする自動調理を対象としており、考慮すべき調理容器が加熱調理器本体に内蔵されたグリル庫のみに限定されているため、調理容器の違いによる熱容量の違いを考慮する必要がなかった。しかし、例えばコンロなどでの自動調理を対象とする場合は、使用されるフライパンなどの調理容器の形状・素材などが使用者によって異なり、それぞれの調理容器の熱容量を考慮する必要があることから、調理物の量と調理容器の熱容量によっては、加熱時間が不適当となる場合があった。
本願発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、様々な形状や素材の調理容器が使用される加熱調理器において、熱容量の異なる調理容器を使用する場合に、適切な加熱時間に基づいて自動調理運転を行うことができる加熱調理器を提供する点にある。
上記目的を達成するための本願発明に係る加熱調理器の特徴構成は、調理容器と前記調理容器に投入された調理物とを加熱できる加熱手段と、前記加熱手段による加熱運転を制御する制御手段とを備える加熱調理器であって、前記調理容器の温度である調理容器温度を測定する調理容器温度測定手段を備え、前記調理容器温度測定手段が、測定対象の前記調理容器温度が所定の第1の温度から所定の第2の温度に達するまでの経過時間を計測可能に設けられており、調理メニューを入力する調理メニュー入力手段を備え、前記制御手段が、調理物を投入しない状態で前記加熱手段により前記調理容器を前記第1の温度から前記第2の温度に達するまで加熱した時に前記調理容器温度測定手段により計測される前記経過時間に基づいて前記調理容器の熱容量である調理容器熱容量を判定する調理容器熱容量判定処理を実行するように構成され、前記調理容器熱容量判定処理で判定された前記調理容器熱容量と、前記調理物を投入した時に前記調理容器温度測定手段により測定される前記調理容器温度の低下幅とに基づいて前記調理物の投入量である調理物投入量を判定する調理物投入量判定処理と、前記調理メニュー入力手段から入力された調理メニューと前記調理容器熱容量と前記調理物投入量とに基づいて前記加熱手段による加熱時間を決定する加熱時間決定処理と、前記加熱時間決定処理により決定された前記加熱時間に基づいて前記加熱手段により加熱を行う加熱処理と、を実行するように構成されている点にある。
上記の特徴構成によれば、調理メニューや調理者の違いにより、フライパンや鍋などの様々な形状や素材の調理容器が用いられるコンロなどの加熱調理器において、調理に用いられる調理容器の熱容量を判定し、調理の参考情報として役立てることができる。このような判定を行うことにより、様々な調理メニュー、調理容器に対して適切な自動加熱調理を行うことができるため、従来の加熱調理器に比べて幅広いレパートリーを持つ加熱調理器を提供することができる。
そして、上記の特徴構成によれば、入力された調理メニュー、前記構成により判定された調理容器の熱容量、調理物の投入量に基づいて適切な加熱時間を決定し、加熱調理を行う加熱調理器を提供することができる。
本願発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記調理容器熱容量判定処理において、前記制御手段が、前記調理容器熱容量を、熱容量に応じた段階的な熱容量指標として判定する点にある。
上記の特徴構成によれば、一般に調理容器の熱容量は所定の範囲内に収まるところ、調理容器の熱容量を当該所定の範囲内における大小、或いは大中小のように、段階的な指標として判定することができる。これにより判定される熱容量は、絶対的な値ではなく、概略的な指標にすぎないが、絶対的な値を求める場合に比べて容易に判定を行うことができる。さらに、このようにして求めた熱容量指標を、調理物の加熱時間の決定に簡便に使用することができる。
本願発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記調理メニュー入力手段から入力された調理メニューにおいて、前記調理物に対応した標準の調理時間である標準調理時間が設定されており、前記加熱時間決定処理において、前記制御手段が、調理物投入後の前記調理容器温度の低下幅と前記調理容器熱容量判定処理で判定された前記調理容器熱容量とに基づいて、前記標準調理時間に対する実際の調理時間の比率である時間決定係数を決定し、前記標準調理時間と前記時間決定係数の積に基づいて前記加熱時間を決定する点にある。
上記の特徴構成によれば、調理物の量に依存する調理物投入後の前記調理容器温度の低下幅と前記調理容器熱容量判定処理で判定された調理容器熱容量とに基づいて、投入された調理物の調理に必要な加熱時間を合理的に決定することができる。
さらに、このようにして加熱時間を決定する場合に、調理メニューに従って予め用意された調理物の標準調理時間を時間決定係数に従って短縮・延長することで、合理的且つ迅速に、使用されている調理容器と投入されている調理物に適した加熱時間を決定することができる。
本願発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記制御手段が、調理物を投入しない状態で、前記調理容器を常温から調理物に対して設定される目標調理温度まで前記加熱手段により予熱する予熱処理を実行する構成で、前記第1の温度から前記第2の温度に達するまでの温度範囲が、前記予熱処理における予熱後半の温度域に設定されている点にある。
上記の特徴構成によれば、予熱初期においては、調理容器の温度変化が周囲の環境状態、或いは、調理容器に水分が付着している等の理由により、調理容器の熱容量の判定の上で信頼性の低いものとなるところ、調理容器の状態が安定し、熱容量の判定に好ましい状態となる、目標調理温度に近い予熱後半の温度域に第1の温度から所定の第2の温度に達するまでの温度範囲を設定することで、調理容器の熱容量を信頼性のある条件下で判定できる。
本願発明に係る加熱調理器の更なる特徴構成は、前記制御手段が、前記調理容器熱容量判定処理を実行した後、前記調理物投入量判定処理の前に、前記調理容器温度が前記調理メニュー入力手段で入力された調理メニューにより定まる調理物の投入に適した温度になった時に前記調理物の投入を指示する調理物投入指示処理を実行する構成で、前記制御手段が、前記調理容器熱容量判定処理、前記調理物投入指示処理、前記調理物投入量判定処理、前記加熱時間決定処理、及び、加熱処理の夫々を実行する自動調理運転を行う状態と、前記自動調理運転を行わないマニュアル調理運転を行う状態とに切換自在に構成され、前記自動調理運転の開始を指令する自動運転開始指令手段と、前記加熱手段の動作状態を表示する動作状態表示手段と、前記加熱手段の加熱量の変更を指令する加熱量変更指令手段と、前記自動調理運転の取消しを指令する自動運転取消指令手段とが備えられている点にある。
上記の特徴構成によれば、入力された調理メニューに適したタイミングで調理物の投入を指示する加熱調理器を提供することができる。
また、自動運転指令手段の指令によって前記調理容器熱容量判定処理、前記調理物投入指示処理、前記調理物投入量判定処理、前記加熱時間決定処理、及び、加熱処理の夫々を実行する自動調理運転を行う状態と、前記自動調理運転を行わずマニュアル調理運転を行う状態とに切り換えることができ、使用者が自分の好みに応じた調理運転を実行することができる。
さらに、動作状態表示手段にて加熱手段の動作状態を目視により確認することができるため、自動運転取消指令手段にて自動調理運転を実行している途中に自動調理運転を停止させて、加熱量変更指令手段によって自分の好みに応じた加熱量に変更させることができる。したがって、コンロ使用者にとって使い勝手がよいものとなる。
本願発明の実施形態であるガスコンロの斜視図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロのブロック図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロの設定入力パネルの正面図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロにおいて調理を行う場合のフロー図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロにおいて自動調理運転を行う場合のフロー図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロにおける加熱時間決定のフロー図である。 本願発明の実施形態であるガスコンロにおいてマニュアル調理運転を行う場合のフロー図である。 調理容器(フライパン)の熱容量の違いによる温度勾配の違いを示すグラフ図である。 (a)熱容量が大きい調理容器(フライパン)における、調理物(ホットケーキ)の投入量の違いによる調理容器温度の低下幅の違いを示すグラフ図、及び、温度低下が顕著な部分(時間=180秒〜360秒の部分)を抽出して拡大したグラフ図である。(b)熱容量が小さい調理容器(フライパン)における、調理物(ホットケーキ)の投入量の違いによる調理容器温度の低下幅の違いを示すグラフ図、及び、温度低下が顕著な部分(時間=120秒〜300秒の部分)を抽出して拡大したグラフ図である。
以下では、本願発明に係る加熱調理器の実施形態を、グリル付きガスコンロに適用した場合について、図面に基づいて説明する。
〔加熱調理器(コンロ)の構成〕
図1に示すように、本実施形態に係る加熱調理器は、加熱手段としての3つのコンロバーナ1a、1b、1c、及び、グリルバーナ2を備えたグリル部3からなるビルトインタイプのグリル付きガスコンロとして構成されている。また、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、トッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に鍋等を受け止め支持するための五徳6が載置支持されている。また、ガスコンロ前側面には各コンロバーナ1a、1b、1c及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられている。また、このガスコンロは、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転状態を制御する制御手段としての制御部Cが手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a、1b、1c及びグリルバーナ2を制御するように構成されている。また、ガスコンロ前側面には押し操作式の電源スイッチ9も設けられている。
図2に示すように、3つのコンロバーナ1a、1b、1cの夫々には、点火手段としての点火器7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられている。また、3つのコンロバーナ1a、1b、1cの夫々には、五徳6にて載置支持された被加熱物の底面部に接触して被加熱物の温度を検出する温度センサ10が設けられている。
前記3つのコンロバーナ1a、1b、1c及びグリルバーナ2へのガス供給構成について説明すると、ガス供給路11には元電磁弁12が設けられ、ガス供給路11から、コンロバーナ用分岐路13a、13b、13c、グリルバーナ用分岐路13dの4系統に分岐しており、コンロバーナ用分岐路13a、13b、13c及びグリルバーナ用分岐路13dの夫々には、ステッピングモータの駆動により燃料ガスの流量を調整して加熱量を調整する流量制御弁14が備えられている。
次に、前記手動操作部Sの構成について説明する。ガスコンロ前側面19には、手動操作部Sとして、コンロバーナ1a、1b、1cの夫々に対して、各別に操作対象とするコンロバーナを選択し、点火及び消火や火力調節を指令するための、コンロバーナ1a、1b、1cの夫々に対応した3つの火力調節ダイアル20と、コンロバーナ1a、1b、1cにおける調理の設定を入力するコンロ用設定入力パネル21と、グリルバーナ2に対して点火及び消火や火力調整を入力するためのグリル用設定入力パネル22とが設けられている。
図3にコンロ用設定入力パネル21を示す。コンロ用設定入力パネル21は、押し操作式のスイッチとして構成され、押し操作する毎に、選択されたコンロバーナ1(1a、1b、1c)に点火を指令するオン状態と消火を指令するオフ状態とに切り換わる点消火スイッチ23、火力調節ダイアル20で操作対象として選択されたコンロバーナ1a、1b、1cの該当箇所が青色点滅し、かつ、燃焼中のコンロバーナ1a、1b、1cの該当箇所が青色点灯し、消火すると消灯するなどのように、該当箇所と点灯・点滅色と点灯・点滅の様子でコンロバーナの状態を表す状態表示ランプ24、加熱用のタイマー時間を増減設定するためのタイマー設定スイッチ25、設定されるタイマー時間を表示するタイマー表示部26、調理されるメニューの違いに応じて標準的な加熱量を切り替えるメニュー切替スイッチ27、火加減を調整する火加減調整スイッチ28、後述する自動加熱運転を取り消すための取消スイッチ29等が設けられている。前記メニュー切替スイッチ27により切り替えられるメニューとしては、調理物及び調理方法の違いに対応する「ムニエル」(高温、両面)、「野菜炒め」(高温、片面)、「ホットケーキ」(中温、両面)、「肉じゃが、シチュー」(中温、片面)、「再加熱」(低温、片面)があり、そのうち選択されたものをLEDランプにて示すメニュー表示部27aが設けられている。火加減は「弱め」「標準」「強め」の3段階に調節できるようになっており、そのうち選択されたものをLEDランプで示す火加減表示部28aが設けられている。これらの状態表示ランプ24、タイマー表示部26、メニュー表示部27a、火加減表示部28aにより、加熱手段の動作状態を表示する動作状態表示手段Dを構成している。そして、メニュー切替スイッチ27及び火加減調整スイッチ28が、複数の調理メニューのうち、調理物に応じた調理メニューを入力する調理メニュー入力手段Mを構成する。
図1、図2に示したように、本実施形態のガスコンロには、コンロバーナ1a、1b、1cの夫々において、五徳6で載置支持された被加熱物(調理容器)の温度を測定する調理容器温度測定手段としての温度センサ10が備えられている。そして、制御部Cが、前記調理容器の熱容量を判定する調理容器熱容量判定処理と、前記調理容器の温度が調理メニュー入力手段Mで入力された調理メニューにより定まる調理物の投入に適した温度になった時に調理物の投入を指示する調理物投入指示処理と、前記調理物の投入量である調理物投入量を判定する調理物投入量判定処理と、前記加熱手段による加熱時間を決定する加熱時間決定処理と、決定された加熱時間に基づいて、コンロバーナ1により加熱を行う加熱処理とを実行するように構成されている。
また、前記調理容器熱容量判定処理及び調理物投入量判定処理にて判別される熱容量の大きさにかかわらず、コンロバーナ1による加熱が開始された後に温度センサ10で測定される調理容器温度が、調理メニュー入力手段Mにて入力された調理メニューに応じて設定される加熱量調整用の上限温度に達すると、コンロバーナ1の加熱量を減少調整する加熱量抑制処理を実行するように構成されている。
説明を加えると、前記調理容器温度測定手段が、調理物を投入しない状態でコンロバーナ1(1a、1b、1c)により調理容器を加熱した時に、測定対象の前記調理容器温度が所定の第1の温度から所定の第2の温度に達するまでの経過時間を計測可能に設けられており、制御部Cが、前記経過時間に基づいて前記調理容器の熱容量を判定する調理容器熱容量判定処理を実行する。そして、前記調理容器熱容量判定処理で判定された前記調理容器熱容量と、前記調理物を投入した時に前記調理容器温度測定手段により測定される前記調理容器温度の低下幅とに基づいて前記調理物の投入量である調理物投入量を判定する調理物投入量判定処理を実行し、さらに、調理メニュー入力手段Mで入力された前記調理メニューと、前記調理容器熱容量判定処理により判定された前記調理容器熱容量と、前記調理物投入量判定処理により判定された前記調理物投入量とに基づいて、前記加熱手段による加熱時間を決定する前記加熱時間決定処理を実行するように構成されている。なお、調理容器熱容量判定の経過時間計測の基準となる第1の温度及び第2の温度は、予め規定された値としてもよいし、入力された調理メニューに基づいて設定される値としてもよい。
〔加熱調理器(コンロ)の制御〕
以下、図4〜図7のフロー図に基づいて、コンロバーナ1の動作の制御を説明する。図4に示すように、前記制御部Cは、電源スイッチ9がオン操作(ステップS10)された後に、火力調節ダイアル20で点火操作を行うことなく調理メニュー入力手段Mから入力が行われ(ステップS20、S30)、調理メニュー及び火加減の入力後に点火操作が行われた場合は(ステップS40)、自動調理運転を実行する(ステップS100)。一方、調理メニュー入力を行わず点火操作が行われた場合や(ステップS20)、前記自動調理運転中に取消操作が行われた場合は(図5、B)、マニュアル調理運転が実行される。
なお、調理メニュー及び火加減の入力は、先述のように図3のコンロ用設定入力パネルのメニュー切替スイッチ27及び火加減調整スイッチ28の押下により行う。図3は、調理メニューとして「ホットケーキ(両面)」、火加減として「標準」を選択した場合を示している。「強め」や「弱め」が選択された場合は、火力や加熱時間の調整により、火加減の調整を行う。
〔自動調理運転を実行する場合〕
以下では、図5に基づいて、自動調理運転の制御を説明する。
本実施形態に係る加熱調理器は、点火操作によるコンロバーナ1の点火後(ステップS110)、マニュアル入力を抑制する入力抑制(ステップS120)、調理容器温度の温度異常を判別する温度異常判別(ステップS130)を経て、加熱時間決定プロセスを実行する(ステップS200)。なお、入力抑制(ステップS120)後は、自動調理運転取消操作(ステップS151)が行われない限り、調理メニューの切替を行えない状態となる。但し、自動調理運転取消操作を行うことは随時可能である。
コンロバーナ1の点火後の温度異常判別ステップでは、温度センサ10の測定情報に基づいて、調理容器の温度が異常になっていないかを判別する(ステップS130)。具体的には、加熱時間決定プロセス(ステップS200)に入る前に温度センサ10の測定値が120℃以上となった場合には、後述する調理容器の熱容量の判定(ステップS210)が困難となるため、高温状態(温度異常)が発生したと判別し、後述の消火処理を行う(ステップS155、S156)。
加熱時間決定プロセスに入ると(ステップS200)、制御部Cは、入力された調理メニューに適した温度となるように調理容器を予熱しつつ、調理容器温度センサ10により予熱状態を測定し、予熱時の経過時間に基づいて、調理容器の熱容量を判定する(ステップS210)。
図8は調理容器(フライパン)の熱容量の違いによる温度勾配の違いを例示したグラフであり、調理メニューとして「ホットケーキ(両面)」を選択した場合の予熱状態を示すものである。図8は、横軸を時間、縦軸をセンサ温度(調理容器温度)及び火力とし、調理容器の熱容量の違いによる予熱時の調理容器温度の上昇速度の違いを示している。図8に示されるように、熱容量の小さいフライパンは、熱容量の大きいフライパンに比べ、温度勾配(調理容器温度の上昇速度)が大きくなる。
本実施例のように調理メニューとして「ホットケーキ(両面)」を選択した場合、制御部Cは、図8に示されるように、調理容器温度が180℃となるように予熱運転を制御する。この場合、制御部Cは、例えば第1の温度を140℃、第2の温度を180℃として、調理容器温度が140℃から180℃に達するまでの経過時間を測定する。
表1に、図8に示された熱容量の大きいフライパン及び熱容量の小さいフライパンが、140℃から180℃に達するまでに要した経過時間(予熱時間)を示す。熱容量の小さいフライパンは140℃から180℃の予熱に35秒を要しているが、熱容量の大きいフライパンは62秒を要している。すなわち、熱容量の大きい調理容器は熱容量の小さい調理容器に比べて予熱により長い経過時間(予熱時間)を要する。
Figure 0005513183
調理容器の熱容量の大小は、経過時間(予熱時間)を制御部Cに記憶されている調理メニュー毎に定められた基準に基づき判定される。これは、熱容量の大きい調理容器は熱容量の小さい調理容器に比べて予熱により長い経過時間を要するという性質、及び、調理に使用される調理容器は調理メニュー毎にある程度定まるという性質に基づくものである。このような性質は、図8、表1からも確認できる。
表2は、本実施例において、調理メニューを「ホットケーキ(両面)」とした場合の熱容量の判定例を示すものである。この判定例では、調理メニューとして「ホットケーキ(両面)」を選択した場合、140℃から180℃の予熱に50秒以上の経過時間を要した場合は熱容量が大きい調理容器と、50秒未満の場合は熱容量が小さい調理容器と判定される。
Figure 0005513183
調理容器の予熱が完了し、熱容量の判定が完了すると、制御部Cは、調理物の投入を指示する(ステップS220)。調理物が調理容器に投入(ステップS230)されると調理容器の温度は低下するので、制御部Cは調理容器温度の低下幅を測定し(ステップS240)、判定された調理容器の熱容量等に基づいて加熱時間を決定する(ステップS250)。なお、調理物の投入指示後(ステップS220)、3分以内に調理物の投入がなかった場合は、制御部Cは自動的に加熱調理器の電源スイッチを切り、自動調理運転を終了する(ステップS230、C、図4S99)。
以下で、図9(a)(b)及び表3に基づき、加熱時間の決定方法について説明する。
図9(a)(b)は、調理物の投入量の違いによる調理容器(フライパン)の温度低下幅の違いを示すグラフである。図9(a)(b)はいずれも、横軸を時間、縦軸を調理容器温度又は火力として、調理物として50g、100g、150gのホットケーキを投入した場合の調理容器温度の低下幅を示している。なお、図9(a)は熱容量の大きいフライパンを使用した場合のグラフであり、図9(b)は、熱容量の小さいフライパンを使用した場合のグラフである。また、図9(a)(b)の夫々において、温度が低下している部分を拡大したグラフを示す。
図9(a)(b)から、調理容器の熱容量が同一で調理物の投入量が違う場合(調理物の投入量が50g、100g、150gの場合)、調理物の投入量が多いほど調理容器温度の低下幅が大きくなることが確認できる。例えば、図9(a)より、熱容量が大きいフライパンにおいて50gのホットケーキを投入した場合、調理容器温度の低下幅は約185℃から約170℃の約15℃であるが、100gを投入した場合、約185℃から約165℃の約20℃、150gを投入した場合、約185℃から約160℃の約25℃である。すなわち、図9(a)(b)から、調理物の投入量が多いほど調理容器温度の低下幅が大きく、加熱調理においてより大きな熱量が必要となることが確認できる。
また、熱容量の異なる調理容器(フライパン)の温度低下幅を比較すると、50gのホットケーキを投入した場合、熱容量が大きい調理容器の低下幅は約185℃から約170℃の約15℃(図9(a))、熱容量が小さい調理容器で約190℃から約160℃の約30℃(図9(b))、100gを投入した場合、熱容量が大きい調理容器で約185℃から約165℃の約20℃(図9(a))、熱容量が小さい調理容器で約190℃から約155℃の約35℃(図9(b))、150gを投入した場合、熱容量が大きい調理容器で約185℃から約160℃の約25℃(図9(a))、熱容量が小さい調理容器で約190℃から約150℃の約40℃(図9(b))で、調理物の投入量が同一の場合、熱容量が大きい調理容器の方が、調理容器温度の低下幅は小さい。すなわち、図9(a)(b)から、温度低下幅が同一の場合は、熱容量が大きいほどより多くの加熱量を必要とする、ひいては、より長い加熱時間を必要とすることが確認できる。
本実施形態に係る加熱調理器は、以上の性質に基づき作成された表3のような時間決定係数表を調理メニュー毎に制御部Cに記憶している。時間決定係数表は、調理メニュー及び調理容器の熱容量、調理物投入時の調理容器温度の低下幅に基づき、加熱時間算出に用いる時間決定係数を定めたものである。ステップS250では、当該表を参照して時間決定係数αを決定する。
Figure 0005513183
そして、調理メニュー毎に定まる基準加熱時間をSHT1、時間決定係数をα、調理物投入から加熱時間決定までに掛かった時間をDTとすると、加熱時間決定中に加熱を行っていた調理物の加熱時間決定後の加熱時間HT1は次式[数1]で決定される。
[数1]
HT1=SHT1×α−DT
また、例えばホットケーキのように、調理物が表面、裏面の両面を加熱する調理物において、加熱時間決定中に加熱していた面を表面、その後加熱を必要とする面を裏面とした場合、時間決定係数をα、調理メニューにより定まる裏面の基準加熱時間をSHT2とすると、裏面の加熱時間HT2は次式[数2]で決定される。
[数2]
HT2=SHT2×α
例えば本実施例のように調理メニューとして「ホットケーキ(両面)」を選択した場合、ステップS210で調理容器の熱容量が大と判定され、かつ、ステップS240で調理容器温度の基準温度からの低下幅が10℃であったとすれば、表3より、時間決定係数は0.8と導出される。そして、制御部Cに記憶されている調理メニュー毎に定まる基準調理時間がホットケーキについて表面3.5分、裏面2分、調理物投入から加熱時間決定までに掛かった時間を40秒であるとすれば、この場合、加熱時間決定処理により決定される加熱時間は、表面について、3.5分(210秒)×0.8−40秒=128秒、裏面について、2分(120秒)×0.8=96秒、となる。
なお、上記では[数1][数2]に基づく加熱時間算出について説明したが、上式に基づき算出される加熱時間の他、調理メニュー毎に調理メニュー別最長加熱時間を規定しておき、上記加熱時間は、選択された調理メニューの調理メニュー別最長加熱時間を超えない範囲で設定し、上式により算出された加熱時間が選択された調理メニューの調理メニュー別最長加熱時間を超えた場合は、当該調理メニュー別最長加熱時間を加熱時間として決定するように構成してもよい。
加熱時間の決定後、制御部Cは、決定された加熱時間を設定し、加熱調理を行う(ステップS140、S150)。決定された加熱時間の経過後、制御部Cは、消火処理を行う(ステップS160)。また、両面加熱が必要な調理メニューについては、調理物の反転指示を出し、調理物の反転後、裏面についても表面と同様に、決定された加熱時間を設定し、加熱調理を行う(ステップS140〜S180)。なお、自動調理運転による加熱調理の完了後は、加熱調理器はステップS20に戻り、次の入力を待つ(A)。
また、決定された加熱時間が経過するまでの間に取消スイッチ29により自動調理運転取消操作が行われた場合は、入力抑制状態を解除して、マニュアル調理運転に移行する(ステップS151、S152、B)。マニュアル調理運転への移行後は、火加減調整スイッチ29の操作による火加減の調整(ステップS330、S331)や、タイマー設定スイッチ25の操作による加熱時間の増減調整(ステップS340、S341)が可能となる。使用者が自動調理運転により設定された加熱時間に調整が必要と考える場合は、自動調理運転により加熱時間を決定した後、このような取消操作を行い、加熱時間や火加減の調整を行うことができる。これにより、本実施形態に係る加熱調理器は、自動調理運転をベースとしつつ、使用者の好みに応じた調整を行った調理を可能としている。
また、決定された加熱時間が経過するまでの間に取消スイッチ29の操作も無い状態で点消火スイッチ23がオフ操作されて消火が指令されると、消火処理を実行して、ステップS20に戻る(ステップS153、S154、A)。
また、前記温度異常判別処理において、温度異常の発生が判別した場合は、消火処理を実行後、温度異常終了を知らせる所定の通知音でブザーBZを鳴らして報知するとともに、状態表示ランプ24を数回赤色点滅させ、その後、自動調理運転を終了する(ステップS155、S156)。
〔マニュアル調理運転を実行する場合〕
以下では、マニュアル調理運転について、図7に基づいて説明する。
このマニュアル調理運転では、本願の特徴である調理容器の熱容量の判定は行わない。
本実施形態に係る加熱調理器は、調理メニュー入力を行わず点火操作が行われた場合(ステップS20)や、自動調理運転中に取消操作が行われた場合(図5、B)、マニュアル調理運転を実行する(ステップS300)。
マニュアル調理運転では、まずコンロバーナ1の点火処理を実行する(ステップS310)。具体的には、点火器7による点火を開始させた後に、元電磁弁12及び流量制御弁14を開弁させてコンロバーナ1に着火させ、熱電対8により着火が確認されると点火器7の動作を停止して状態表示ランプ24を青色点灯させる。運転開始時には、コンロバーナ1の火力は、火力調節ダイアル20で設定された火力に調節される。なお、設定時間内に熱電対8により着火が確認されなければ不着火エラーとして元電磁弁12及び流量制御弁14を閉弁して報知処理する。
コンロバーナ1の点火後は、温度センサ10の測定情報に基づいて温度異常判別を行う(ステップS320)。マニュアル調理運転における温度異常判別は、調理油の自然発火を未然に防ぐことを目的としているため、例えば温度センサ10の測定値が320℃以上となった場合に異常高温状態と判別する。異常高温状態と判別された場合は、後述の消火処理を行う(ステップS353、S354)。
また、火加減調整スイッチ28の押下による火加減の調整入力があった場合には、入力内容に従って火加減を調整する(ステップS330、S331)。タイマー設定スイッチ25の押下によるタイマー時間の変更入力があった場合には、入力内容に従ってタイマー時間を変更し、変更後のタイマー時間をタイマー表示部26に表示する(ステップS340、S341)。
そして、設定されたタイマー時間が経過して加熱時間が経過すると、コンロバーナ1の消火処理を実行する(ステップS350、S360)。つまり、元電磁弁12及び流量制御弁14を閉弁して、状態表示ランプ24及び火加減表示部28aを消灯させる。また、制御部Cに接続された音声報知用のブザーBZで調理終了を知らせる所定の通知音を鳴らして報知するとともにタイマー表示部26に「00」を表示し、数回青色点滅させた後、ステップS20に戻る(A)。
なお、タイマー時間として設定された加熱時間が経過するまでに点消火スイッチ23がオフ操作されて消火が指令されると、上述と同様の消火処理を実行してステップ20に戻る(ステップS351、S352、A)。
また、前記温度異常判別処理で温度異常が発生していた場合は、消火処理を実行した後に、温度異常終了を知らせる所定の通知音でブザーBZを鳴らして報知するとともに、状態表示ランプ24を数回赤色点滅させた後、調理を終了する(ステップS353、S354)。
なお、上述の図表等で例示した数値は例示にすぎず、本願発明はこれらの数値により限定されるものではない。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、前記加熱時間が経過すると加熱手段による加熱を自動的に停止させる構成としたが、このような構成に限らず、前記加熱時間が経過すると加熱を自動的に停止させる構成に代えて、報知作動を行い、使用者の操作で加熱を停止させるように構成してもよい。もしくは、所定時間報知作動を行った後、所定時間内に使用者の操作による加熱停止操作が行われなかった場合や、もしくは所定時間内に温度センサの測定値が所定の異常値を超えた場合に、加熱を自動停止させる構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、取消スイッチが設けられてコンロバーナの燃焼を継続させた状態で自動調理運転を取り消すことができる構成としたが、このような取消スイッチを設けることなく、点消火スイッチの指令のみに基づいて自動調理運転を終了させるような構成としてもよい。このような構成とする場合は、自動調理運転の開始後も点消火スイッチの指令を受付けることができるようにするため、図5の入力抑制(ステップS120)を行わないか、或いは、特定の入力操作により図5の入力抑制(ステップS120)を解除できるようにしておく。
(3)上記実施形態では、自動運転開始指令手段としてメニュー切替スイッチ、火加減調整スイッチ及び点消火スイッチを夫々兼用する構成としたが、このような構成に代えて、自動運転を開始指令する専用の操作スイッチを設けるものでもよい。
(4)上記実施形態では、ビルトイン形式のガスコンロに備えられたガス燃焼式のコンロを例示したが、このような構成に限らず、テーブル式コンロに備えられたコンロであってもよく、また、グリルを組み込んだコンロに限らず、コンロ単体として構成されるものであってもよい。また、加熱手段はガス燃焼式に限らず、電気ヒータや電磁式加熱手段を用いるものであってもよい。
調理容器
1、1a、1b、1c コンロバーナ(加熱手段)
10 温度センサ(調理容器温度測定手段)
20 火力調節ダイアル(加熱量変更指令手段)
29 メニュー切替スイッチ(調理メニュー入力手段)
30 火加減調整スイッチ(調理メニュー入力手段)
31 取消スイッチ(自動運転取消指令手段)
C 制御手段(制御部)
D 動作状態表示手段
E 自動運転開始指令手段
M 調理メニュー入力手段(メニュー切替スイッチ、火加減調整スイッチ)

Claims (5)

  1. 調理容器と前記調理容器に投入された調理物とを加熱できる加熱手段と、
    前記加熱手段による加熱運転を制御する制御手段とを備える加熱調理器であって、
    前記調理容器の温度である調理容器温度を測定する調理容器温度測定手段を備え、
    前記調理容器温度測定手段が、
    測定対象の前記調理容器温度が所定の第1の温度から所定の第2の温度に達するまでの経過時間を計測可能に設けられており、
    調理メニューを入力する調理メニュー入力手段を備え、
    前記制御手段が、
    調理物を投入しない状態で前記加熱手段により前記調理容器を前記第1の温度から前記第2の温度に達するまで加熱した時に前記調理容器温度測定手段により計測される前記経過時間に基づいて前記調理容器の熱容量である調理容器熱容量を判定する調理容器熱容量判定処理を実行するように構成され
    前記調理容器熱容量判定処理で判定された前記調理容器熱容量と、前記調理物を投入した時に前記調理容器温度測定手段により測定される前記調理容器温度の低下幅とに基づいて前記調理物の投入量である調理物投入量を判定する調理物投入量判定処理と、
    前記調理メニュー入力手段から入力された調理メニューと前記調理容器熱容量と前記調理物投入量とに基づいて前記加熱手段による加熱時間を決定する加熱時間決定処理と、
    前記加熱時間決定処理により決定された前記加熱時間に基づいて前記加熱手段により加熱を行う加熱処理と、を実行するように構成されている加熱調理器。
  2. 前記調理容器熱容量判定処理において、前記制御手段が、前記調理容器熱容量を、熱容量に応じた段階的な熱容量指標として判定する請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記調理メニュー入力手段から入力された調理メニューにおいて、前記調理物に対応した標準の調理時間である標準調理時間が設定されており、
    前記加熱時間決定処理において、前記制御手段が、調理物投入後の前記調理容器温度の低下幅と前記調理容器熱容量判定処理で判定された前記調理容器熱容量とに基づいて、前記標準調理時間に対する実際の調理時間の比率である時間決定係数を決定し、前記標準調理時間と前記時間決定係数の積に基づいて前記加熱時間を決定する請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御手段が、調理物を投入しない状態で前記調理容器を常温から調理物に対して設定される目標調理温度まで前記加熱手段により予熱する予熱処理を実行する構成で、
    前記第1の温度から前記第2の温度に達するまでの温度範囲が、前記予熱処理における予熱後半の温度域に設定されている請求項1〜のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御手段が、
    前記調理容器熱容量判定処理を実行した後、前記調理物投入量判定処理の前に、
    前記調理容器温度が前記調理メニュー入力手段で入力された調理メニューにより定まる調理物の投入に適した温度になった時に前記調理物の投入を指示する調理物投入指示処理を実行する構成で、
    前記制御手段が、前記調理容器熱容量判定処理、前記調理物投入指示処理、前記調理物投入量判定処理、前記加熱時間決定処理、及び、加熱処理の夫々を実行する自動調理運転を行う状態と、前記自動調理運転を行わないマニュアル調理運転を行う状態とに切換自在に構成され、
    前記自動調理運転の開始を指令する自動運転開始指令手段と、
    前記加熱手段の動作状態を表示する動作状態表示手段と、
    前記加熱手段の加熱量の変更を指令する加熱量変更指令手段と、
    前記自動調理運転の取消しを指令する自動運転取消指令手段とが備えられている請求項又はに記載の加熱調理器。
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