JP5693760B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5693760B2 JP5693760B2 JP2014017379A JP2014017379A JP5693760B2 JP 5693760 B2 JP5693760 B2 JP 5693760B2 JP 2014017379 A JP2014017379 A JP 2014017379A JP 2014017379 A JP2014017379 A JP 2014017379A JP 5693760 B2 JP5693760 B2 JP 5693760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- temperature
- heating
- cooking container
- heat capacity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
また、自動運転指令手段の指令によって前記調理容器熱容量判定処理及び前記調理物投入指示処理を実行する自動調理運転を行う状態と、前記自動調理運転を行わずマニュアル調理運転を行う状態とに切り換えることができ、使用者が自分の好みに応じた調理運転を実行することができる。
さらに、動作状態表示手段にて加熱手段の動作状態を目視により確認することができるため、自動運転取消指令手段にて自動調理運転を実行している途中に自動調理運転を停止させて、加熱量変更指令手段によって自分の好みに応じた加熱量に変更させることができる。したがって、コンロ使用者にとって使い勝手がよいものとなる。
図1に示すように、本実施形態に係る加熱調理器は、加熱手段としての3つのコンロバーナ1a、1b、1c、及び、グリルバーナ2を備えたグリル部3からなるビルトインタイプのグリル付きガスコンロとして構成されている。また、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、トッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に鍋等を受け止め支持するための五徳6が載置支持されている。また、ガスコンロ前側面には各コンロバーナ1a、1b、1c及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられている。また、このガスコンロは、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転状態を制御する制御手段としての制御部Cが手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a、1b、1c及びグリルバーナ2を制御するように構成されている。また、ガスコンロ前側面には押し操作式の電源スイッチ9も設けられている。
以下、図4〜図7のフロー図に基づいて、コンロバーナ1の動作の制御を説明する。図4に示すように、前記制御部Cは、電源スイッチ9がオン操作(ステップS10)された後に、火力調節ダイアル20で点火操作を行うことなく調理メニュー入力手段Mから入力が行われ(ステップS20、S30)、調理メニュー及び火加減の入力後に点火操作が行われた場合は(ステップS40)、自動調理運転を実行する(ステップS100)。一方、調理メニュー入力を行わず点火操作が行われた場合や(ステップS20)、前記自動調理運転中に取消操作が行われた場合は(図5、B)、マニュアル調理運転が実行される。
以下では、図5に基づいて、自動調理運転の制御を説明する。
本実施形態に係る加熱調理器は、点火操作によるコンロバーナ1の点火後(ステップS110)、マニュアル入力を抑制する入力抑制(ステップS120)、調理容器温度の温度異常を判別する温度異常判別(ステップS130)を経て、加熱時間決定プロセスを実行する(ステップS200)。なお、入力抑制(ステップS120)後は、自動調理運転取消操作(ステップS151)が行われない限り、調理メニューの切替を行えない状態となる。但し、自動調理運転取消操作を行うことは随時可能である。
図9(a)(b)は、調理物の投入量の違いによる調理容器(フライパン)の温度低下幅の違いを示すグラフである。図9(a)(b)はいずれも、横軸を時間、縦軸を調理容器温度又は火力として、調理物として50g、100g、150gのホットケーキを投入した場合の調理容器温度の低下幅を示している。なお、図9(a)は熱容量の大きいフライパンを使用した場合のグラフであり、図9(b)は、熱容量の小さいフライパンを使用した場合のグラフである。また、図9(a)(b)の夫々において、温度が低下している部分を拡大したグラフを示す。
HT1=SHT1×α−DT
HT2=SHT2×α
以下では、マニュアル調理運転について、図7に基づいて説明する。
このマニュアル調理運転では、本願の特徴である調理容器の熱容量の判定は行わない。
本実施形態に係る加熱調理器は、調理メニュー入力を行わず点火操作が行われた場合(ステップS20)や、自動調理運転中に取消操作が行われた場合(図5、B)、マニュアル調理運転を実行する(ステップS300)。
以下、別実施形態を列記する。
1、1a、1b、1c コンロバーナ(加熱手段)
10 温度センサ(調理容器温度測定手段)
20 火力調節ダイアル(加熱量変更指令手段)
29 メニュー切替スイッチ(調理メニュー入力手段)
30 火加減調整スイッチ(調理メニュー入力手段)
31 取消スイッチ(自動運転取消指令手段)
C 制御手段(制御部)
D 動作状態表示手段
E 自動運転開始指令手段
M 調理メニュー入力手段(メニュー切替スイッチ、火加減調整スイッチ)
Claims (3)
- 調理容器と前記調理容器に投入された調理物とを加熱できる加熱手段と、
前記加熱手段による加熱運転を制御する制御手段とを備える加熱調理器であって、
前記調理容器の温度である調理容器温度を測定する調理容器温度測定手段を備え、
前記調理容器温度測定手段が、
測定対象の前記調理容器温度が所定の第1の温度から所定の第2の温度に達するまでの経過時間を計測可能に設けられており、
前記制御手段が、
調理物を投入しない状態で前記調理容器を常温から調理物に対して設定される目標調理温度まで前記加熱手段により予熱する予熱処理を実行する構成で、
調理物を投入しない状態で前記加熱手段により前記調理容器を前記第1の温度から前記第2の温度に達するまで加熱した時に前記調理容器温度測定手段により計測される前記経過時間に基づいて前記調理容器の熱容量である調理容器熱容量を判定する調理容器熱容量判定処理を実行するように構成され、
前記第1の温度から前記第2の温度に達するまでの温度範囲が、前記予熱処理における予熱後半の温度域に設定されている加熱調理器。 - 前記調理容器熱容量判定処理において、前記制御手段が、前記調理容器熱容量を、熱容量に応じた段階的な熱容量指標として判定する請求項1に記載の加熱調理器。
- 調理メニューを入力する調理メニュー入力手段を備え、
前記制御手段が、
前記調理容器熱容量判定処理を実行した後、
前記調理容器温度が前記調理メニュー入力手段で入力された調理メニューにより定まる調理物の投入に適した温度になった時に前記調理物の投入を指示する調理物投入指示処理を実行する構成で、
前記制御手段が、前記調理容器熱容量判定処理及び前記調理物投入指示処理を実行する自動調理運転を行う状態と、前記自動調理運転を行わないマニュアル調理運転を行う状態とに切換自在に構成され、
前記自動調理運転の開始を指令する自動運転開始指令手段と、
前記加熱手段の動作状態を表示する動作状態表示手段と、
前記加熱手段の加熱量の変更を指令する加熱量変更指令手段と、
前記自動調理運転の取消しを指令する自動運転取消指令手段とが備えられている請求項1又は2に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014017379A JP5693760B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014017379A JP5693760B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | 加熱調理器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010058171A Division JP5513183B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014076401A JP2014076401A (ja) | 2014-05-01 |
JP5693760B2 true JP5693760B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=50782201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014017379A Active JP5693760B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5693760B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7129884B2 (ja) * | 2018-10-30 | 2022-09-02 | 株式会社ハーマン | グリル |
-
2014
- 2014-01-31 JP JP2014017379A patent/JP5693760B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014076401A (ja) | 2014-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4907510B2 (ja) | ガス調理器 | |
JP5513183B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6463045B2 (ja) | グリル装置 | |
JP5563853B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2010022425A (ja) | グリルを備えた加熱調理器 | |
JP2015019827A (ja) | 加熱調理器 | |
JP6434257B2 (ja) | グリル装置 | |
JP5588299B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5363834B2 (ja) | グリル | |
JP5940575B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5693759B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2014202381A (ja) | 加熱調理器 | |
JP5693760B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6151076B2 (ja) | コンロ | |
JP5823453B2 (ja) | 加熱調理装置 | |
JP5819248B2 (ja) | コンロ | |
JP5868167B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5292087B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2010255949A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2005308266A (ja) | 調理機器及びそれを用いた調理方法 | |
JP7236244B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2018175705A (ja) | ガスグリル | |
JP6877258B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6872992B2 (ja) | ガス燃焼式調理器 | |
JP6588798B2 (ja) | ガスコンロ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141225 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5693760 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |