JP5509900B2 - 電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法 - Google Patents

電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法に関し、より特定的には、電子部品の電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法に関する。
従来の電極の形成方法としては、例えば、特許文献1に記載のチップ状電子部品における端部電極形成方法(以下、単に電極形成方法と称す)が知られている。該電極形成方法では、導体用ペースト層に電子部品の端面を漬け込むことにより、端面を覆うと共に該端面に隣接する側面の一部に折り返された端部電極を形成している。
しかしながら、特許文献1に記載の電極形成方法では、以下に説明するように、実装不良が発生するおそれがある。電子部品では、一般的に、外形寸法が定められている。そのため、より多くのコイルやコンデンサ等を電子部品に内蔵させるためには、外形寸法に占める端部電極の厚みの割合を小さくして、電子部品の積層体の占める割合を大きくすることが考えられる。
ここで、特許文献1に記載の電極形成方法にて形成された端部電極では、端面と側面との角における電極膜の厚さは、端面の中央における電極膜の厚さに比べて薄くなる。よって、端部電極の厚みを薄くすると、端面と側面との角において、電極膜の厚さが不十分になってしまうおそれがある。そのため、端部電極に対してメッキを施す際に、端面と側面との角からメッキ液が積層体内に浸入する。浸入して残留したメッキ液は、実装時のリフロー工程において、加熱されて蒸発する。この際、はんだ爆ぜが発生し、実装不良が発生してしまう。
特開2001−345240号公報
そこで、本発明の目的は、外部電極を薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法を提供する。
本発明の一形態に係る電極の形成方法は、積層体を準備する工程と、前記積層体の所定の面にペーストを塗布して電極を形成する工程と、前記電極が形成された前記所定の面を加熱しながら押さえつけて、該電極を平坦化する工程と、前記電極を平坦化した後に、該電極を完全に乾燥させる工程と、前記電極を完全に乾燥させた後に、該電極に熱処理を施す工程と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、外部電極を薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる。
第1の実施形態において製造される電子部品の外観斜視図である。 外部電極の形成工程を示した図である。 外部電極の形成工程を示した図である。 外部電極の形成工程を示した図である。 外部電極の形成工程を示した図である。 図6(a)は、本実施形態に係る電極の形成方法により形成された銀電極の断面構造図であり、図6(b)は、従来の電極の形成方法(例えば、特許文献1に記載の電極形成方法)により形成された銀電極の断面構造図である。 外部電極の形成工程を示した図である。 外部電極の形成工程を示した図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法について説明する。
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法について説明する。図1は、第1の実施形態において製造される電子部品10の外観斜視図である。
まず、電子部品10について説明する。電子部品10は、図1に示すように、積層体12及び外部電極14a,14bを備えている。積層体12は、例えば、導体層が形成されたセラミックグリーンシートが積層されて焼成されることにより作製される。積層体12内には、コイルやコンデンサ等の電子素子が導体層により作製される。なお、積層体12の構成については、一般的なチップ型電子部品の積層体と同じであるので、これ以上の詳細な説明を省略する。
外部電極14a,14bはそれぞれ、積層体12の対向する第1の端面及び第2の端面に設けられている。また、外部電極14a,14bはそれぞれ、積層体12の第1の端面及び第2の端面から、第1の端面及び第2の端面に隣接する側面に折り返されている。
次に、電極の形成方法及び電子部品10の製造方法について説明する。図2ないし図5は、外部電極14a,14bの形成工程を示した図である。
まず、図1に示す積層体12を準備する。積層体12は、製造してもよいし、製造されたものを購入してもよい。
次に、図2(a)に示すように、フィルム100上に粘着層102が設けられた保持具98により、積層体12の第2の端面を保持する。なお、図2(a)の状態では、積層体12の上下が反転している。
次に、図2(b)に示すように、積層体12の第1の端面及び第1の端面に隣接する側面の一部に導電性ペーストを塗布して外部電極14aとなる銀電極214aを形成する。具体的には、所定の厚みの導電性ペースト層106が形成されたベッド104を準備する。導電性ペースト層106は、銀を主成分としている。ただし、導電性ペースト層106は、銀に限らず例えば銅等の他の金属を主成分としていてもよい。また、所定の厚みは、外部電極14aが積層体12の側面に折り返されている幅と略等しい。そして、積層体12を下降させて、導電性ペースト層106内に積層体12の第1の端面を漬け込む。十分な量の導電性ペーストが積層体12に付着したら、積層体12を上昇させる。以上の工程により、積層体12に銀電極214aが形成される。
次に、図2(c)に示すように、ヒーター108を用いて、銀電極214aを乾燥させる。ヒーター108としては、例えば、ハロゲンヒーターが挙げられる。また、ヒーター108の代わりに熱風を吹き付けることによって、銀電極214aを乾燥させてもよい。図2(c)に示す工程では、銀電極214aを完全に乾燥させるのではなく、半乾燥状態に乾燥させる。
次に、図3(a)に示すように、銀電極214aを加熱しながら、銀電極214aが形成された第1の端面を押さえつける。具体的には、第1の端面が算術表面粗さ(Ra)が0.2μm以下(より好ましくは、0.05μm以下)の平面であるホットプレート110により銀電極214aを80℃以上150℃以下に加熱しながら、銀電極214aが形成された積層体12の第1の端面をホットプレート110の表面に0.1秒以上90秒以下の間だけ押さえつける。この際、積層体12の第1の端面とホットプレート110の表面とを対向させて、ホットプレート110の表面に対して垂直に、積層体12を押さえつける。図3(a)の工程では、銀電極214aが平坦化され、銀電極214aの積層体12の第1の端面での厚みが均一になる。
次に、図3(b)に示すように、ヒーター108を用いて、銀電極214aを乾燥させる。図3(b)に示す工程では、銀電極214aを完全に乾燥させる。これにより、銀電極214aが完成する。
次に、図3(c)に示すように、積層体12の上下を反転させる。そして、図4(a)に示すように、フィルム112上に粘着層114が設けられた保持具111により、積層体12の第1の端面を保持する。すなわち、保持具98から保持具111に積層体12を移し替える。
次に、図4(b)に示すように、積層体12の第2の端面及び第2の端面に隣接する側面の一部に導電性ペーストを塗布して外部電極14bとなる銀電極214bを形成する。具体的には、所定の厚みの導電性ペースト層106が形成されたベッド104を準備する。導電性ペースト層106は、銀を主成分としている。ただし、導電性ペースト層106は、銀に限らず例えば銅等の他の金属を主成分としていてもよい。また、所定の厚みは、外部電極14bが積層体12の側面に折り返されている幅と略等しい。そして、積層体12を下降させて、導電性ペースト層106内に積層体12の第2の端面を漬け込む。十分な量の導電性ペーストが積層体12に付着したら、積層体12を上昇させる。以上の工程により、積層体12に銀電極214bが形成される。
次に、図4(c)に示すように、ヒーター108を用いて、銀電極214bを乾燥させる。ヒーター108としては、例えば、ハロゲンヒーターが挙げられる。また、ヒーター108の代わりに熱風を吹き付けることによって、銀電極214bを乾燥させてもよい。図4(c)に示す工程では、銀電極214bを完全に乾燥させるのではなく、半乾燥状態に乾燥させる。
次に、図5(a)に示すように、銀電極214bを加熱しながら、銀電極214bが形成された第2の端面を押さえつける。具体的には、第2の端面が算術表面粗さ(Ra)が0.2μm以下(より好ましくは、0.05μm以下)の平面であるホットプレート110により銀電極214bを80℃以上150℃以下に加熱しながら、銀電極214bが形成された積層体12の第2の端面をホットプレート110の第2の端面に0.1秒以上90秒以下の間だけ押さえつける。この際、積層体12の第2の端面とホットプレート110の表面とを対向させて、ホットプレート110の表面に対して垂直に、積層体12を押さえつける。図5(a)の工程では、銀電極214bが平坦化され、銀電極214bの積層体12の第2の端面での厚みが均一になる。
次に、図5(b)に示すように、ヒーター108を用いて、銀電極214bを乾燥させる。図5(b)に示す工程では、銀電極214bを完全に乾燥させる。これにより、銀電極214bが完成する。最後に、保持具111から積層体12を取り外して、容器116に回収する。この後、銀電極214a,214bを100℃〜200℃の温度で30分〜60分の間にわたって熱処理を施した後、Ni/Snめっきを施す。これにより、電子部品10が完成する。
(効果)
以上のような電極の形成方法及び電子部品10の製造方法によれば、以下に説明するように、銀電極214a,214bを薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる。図6(a)は、本実施形態に係る電極の形成方法により形成された銀電極214aの断面構造図であり、図6(b)は、従来の電極の形成方法(例えば、特許文献1に記載の電極形成方法)により形成された銀電極214'aの断面構造図である。
従来の電極の形成方法にて形成された銀電極214' aでは、図6(b)に示すように、第1の端面の中央における銀電極214'aの厚みd11は、第1の端面の端部における銀電極214'aの厚みd12よりも大きくなっている。そして、第1の端面と側面との角における銀電極214'aの厚みd13は、厚みd11,d12よりも小さくなっている。よって、積層体12を大きくするために厚みd11を薄くすると、厚みd13が不十分になってしまうおそれがある。そのため、銀電極214'aに対してメッキを施す際に、第1の端面と側面との角からメッキ液が積層体12内に浸入する。浸入して残留したメッキ液は、実装時のリフロー工程において、加熱されて蒸発する。この際、はんだ爆ぜが発生し、実装不良が発生してしまう。
一方、本実施形態に係る電極形成方法では、銀電極214a,214bは、ホットプレート110に対して押さえつけられているので、ホットプレート110の表面に倣って平坦化される。より詳細には、第1の端面の中央における銀電極214a,214bの厚みd1が小さくなり、第1の端面の端部における銀電極214a,214bの厚みd2が大きくなる。その結果、第1の端面の中央における銀電極214a,214bの厚みd1は、図6(a)に示すように、第1の端面の端部における銀電極214a,214bの厚みd2と略等しくなる。一方、第1の端面と側面との角における銀電極214a,214bの厚みd3は、殆ど変化しない。
以上のように、本実施形態に係る電極の形成方法では、厚みd3を変化させることなく、銀電極214a,214bにおいて最も厚みが大きくなる第1の端面の中央での厚みd1を小さくできる。すなわち、銀電極214a,214bのめっき時に積層体12にめっき液が侵入しない程度の厚みd3を確保しつつ、厚みd1を薄くすることが可能となる。したがって、本実施形態に係る電極の形成方法によれば、銀電極214a,214bを薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる。
ここで、銀電極214a、214bを薄く形成することができると、積層体12を大きくすることが可能となる。その結果、電子部品10がチップコンデンサである場合には、電子部品10内のコンデンサ導体を大型化することができ、電子部品10の容量を大きくすることが可能となる。また、電子部品10がチップコイルである場合には、コイル導体を長くすることができるので、電子部品10のインダクタンス値を大きくすることが可能となる。
また、未乾燥状態の銀電極214a,214bをホットプレート110の表面に押さえつけると、銀電極214a,214bが固まっていないため、銀電極214a,214bを効果的に平坦化することができない。そこで、本実施形態に係る電極の形成方法では、積層体12の第1の端面及び第2の端面をホットプレート110の表面に押さえつける前に、銀電極214a,214bを半乾燥状態に乾燥させている。
更に、本実施形態に係る電極の形成方法では、積層体12の第1の端面及び第2の端面をホットプレート110の表面に押さえつける前に、銀電極214a,214bを半乾燥状態に乾燥させている。よって、銀電極214a、214bは、ホットプレート110の表面に押さえつけられる際にはゲル状となっている。その結果、銀電極214a,214bを容易に変形させることが可能となる。
また、本実施形態に係る電極の形成方法では、ホットプレート110により銀電極214a,214bを加熱している。加熱により、銀電極214a,214bが軟化する。その結果、銀電極214a,214bを短時間で変形させることが可能となる。更に、銀電極214a,214bを容易に変形させることが可能となる。更に、銀電極214a,214bを乾燥させつつ、銀電極214a,214bを変形させることができる。その結果、図3(b)及び図5(b)に示す銀電極214a,214bを完全に乾燥させる工程を短縮できる。
(第2の実施形態)
以下に第2の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法について図面を参照しながら説明する。図7は、外部電極14a,14bの形成工程を示した図である。図7(a)の工程及び図7(b)の工程はそれぞれ、図3(a)の工程及び図5(a)の工程に相当する。
第1の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法と第2の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法とは、銀電極214a,214bを平坦化する工程において相違点を有している。そこで、かかる相違点を中心に説明を行う。
より詳細には、図3(a)に示す工程の代わりに、図7(a)に示す工程のように、銀電極214aを加熱しながら、銀電極214aが形成された第1の端面をローラー300により押さえつける。具体的には、所定方向に回転する円筒状のローラー300の周面を、銀電極214aが形成された積層体12の第1の端面に押さえつけながら通過させる。これにより、銀電極214aが平坦化される。
また、図5(a)に示す工程の代わりに、図7(b)に示す工程のように、銀電極214bを加熱しながら、銀電極214bが形成された第2の端面をローラー300により押さえつける。具体的には、所定方向に回転する円筒状のローラー300の周面を、銀電極214bが形成された積層体12の第2の端面に押さえつけながら通過させる。これにより、銀電極214bが平坦化される。
以上のような第2の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法によっても、第1の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法と同様に、銀電極214a,214bを薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる。
(第3の実施形態)
以下に第3の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法について図面を参照しながら説明する。図8は、外部電極14a,14bの形成工程を示した図である。図8(a)ないし図8(c)の工程はそれぞれ、図3(a)の工程に相当する。
第1の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法と第3の実施形態に係る電極の形成方法及びこれを含む電子部品10の製造方法とは、銀電極214a,214bを平坦化する工程において相違点を有している。そこで、かかる相違点を中心に説明を行う。
より詳細には、図3(a)に示す工程の代わりに、図8(a)ないし図8(c)に示す工程を行っている。具体的には、銀電極214aを加熱しながら、銀電極214aが形成された第1の端面を、凹部402が設けられたホットプレート400の表面に押さえつける。この際、凹部402内に積層体12を挿入し、図8(b)及び図8(c)に示すように、積層体12を左右に移動させて、凹部402の底面に積層体12の第1の端面を擦り付ける。この際、積層体12を用いて、凹部402を押し広げる。これにより、銀電極214aが平坦化される。
ここで、凹部402の深さは、銀電極214aが積層体12の側面に折り返されている幅の1.2倍以上が好ましい。これにより、銀電極214aの側面に折り返された部分も凹部402の側面に接触することによって平坦化される。更に、凹部402の底面の面積は、積層体12の第1の端面及び第2の端面の1.3倍以上が好ましい。
なお、銀電極214bの平坦化については、銀電極214aの平坦化と同じであるので、説明を省略する。
以上のような第3の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法によっても、第1の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法と同様に、銀電極214a,214bを薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる。
(その他の実施形態)
以下に、その他の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法について説明する。第1の実施形態ないし第3の実施形態に係る電極の形成方法及び電子部品10の製造方法では、銀電極214a,214bを平坦化する工程の前後に、銀電極214a,214bを乾燥させていた。しかしながら、銀電極214a,214bを平坦化する工程の前に、銀電極214a,214bを乾燥させる必要は必ずしもない。
以上のように、本発明は、電極の形成方法及びこれを含む電子部品の製造方法に有用であり、特に、外部電極を薄く形成することができ、かつ、実装不良が発生することを抑制できる点において優れている。
10 電子部品
12 積層体
14a,14b 外部電極
98,111 保持具
100,112 フィルム
102,114 粘着層
104 ベッド
106 導電性ペースト層
108 ヒーター
110,400 ホットプレート
116 容器
214a,214b 銀電極
300 ローラー

Claims (9)

  1. 積層体を準備する工程と、
    前記積層体の所定の面にペーストを塗布して電極を形成する工程と、
    前記電極が形成された前記所定の面を加熱しながら押さえつけて、該電極を平坦化する工程と、
    前記電極を平坦化した後に、該電極を完全に乾燥させる工程と、
    前記電極を完全に乾燥させた後に、該電極に熱処理を施す工程と、
    を備えていること、
    を特徴とする電極の形成方法。
  2. 前記電極を形成する工程では、前記ペーストに前記積層体を浸漬すること、
    を特徴とする請求項1に記載の電極の形成方法。
  3. 前記電極を平坦化する前に、該電極を半乾燥させる工程を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電極の形成方法。
  4. 前記電極を平坦化する工程では、算術表面粗さが0.2μm以下である面に前記所定の面を押さえつけること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法。
  5. 前記電極を平坦化する工程では、算術表面粗さが0.05μm以下である面に前記所定の面を押さえつけること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法。
  6. 前記電極を平坦化する工程では、凹部が設けられた面に前記所定の面を押さえつけること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法。
  7. 前記電極を平坦化する工程では、80℃以上150℃以下の温度に加熱された平面に前記所定の面を押さえつけること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法。
  8. 前記電極を平坦化する工程では、0.1秒以上90秒以下の間だけ前記所定の面を押さえつけること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法。
  9. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電極の形成方法を備えていること、
    を特徴とする電子部品の製造方法。
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