JP5507796B2 - 集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波伝送用の電極を備えた集積回路に関する。
シリコンCMOSプロセスでは、多層配線工程中の化学機械研磨による平坦性の低下を防ぐため、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つ必要がある。
そのため、必要な配線に加えて、ダミーメタルと呼ばれる浮遊導体が付加することで配線層内のメタルの割合を一定割合を保つようにしている。
CMOSプロセス(一例として、配線7層の場合)で製作されたICの、従来の入出力用パッドを図4に示す。
図4(a)は、上面透視図であり、(b)は(a)中の一点鎖線A−A’における断面図であり、(c)はパッド部の等価回路である。
導電性のシリコン基板1による損失を低減するため、シリコン基板1上部には、導体層3により遮蔽用のグランド面が形成されている。なお、グランド面は、全面を導体層3とするだけでなく、格子状の配線により構成される場合もある。
グランド面の上部には、誘電体2が積層され、その内部には、導体層4a〜4eからなる多層配線が形成されている。また、誘電体層2の表面の導体層5には、パッド電極6を構成するパターンが形成されている。各導体層4a〜4eには、数μm角のダミーメタル7が配置されている。パッド電極6は図4(c)のように、容量素子Cとして表される。
ここで、パッド電極6直下においては、ボンディング時の衝撃に耐える強度を確保するため、通常、パッド電極6領域外に比べてダミーメタル7の割合を大きくする必要がある。そのため、ダミーメタル7の影響によって、容量Cが増大し、ミリ波帯等の高周波では、パッド電極6の挿入損失(反射に起因)増大が問題となってきた。
特許文献1では、図5に示すように、容量Cと並列にボンディングワイヤによるインダクタLを接続し、所望周波数にて共振させることにより、容量Cによる影響を除去している。
また、特許文献2には、図6に示す構成が示されている(ただし、特許文献2にはパッド電極ではなく受動素子の場合が記載)。図6(a)は、断面図であり、(b)は、パッド部の等価回路である。この構成では、誘電体層2内部のパッド電極6の直下に導体層4が形成されている。導体層3、4は、ビアホール8及び導体層5に形成されたインダクタ素子9を介して接続されている。
このパッド電極構造の等価回路は、図6(b)のように表される。ここで、C1は導体層4と導体層5との容量である。また、C2、Lは、それぞれ導体層3と導体層4との容量、ビアホール8とインダクタ素子9とからなるインダクタンスである。前述の特許文献1と同様に、C2とLとが並列共振することで、容量の影響が除去される。
特開平11−274369号公報 特開2006−203082号公報
しかしながら、特許文献1に開示される構成では、インダクタLは、パッド電極に接続したボンディングワイヤで形成されており、周波数が高い場合には、ボンディングワイヤの長さの精度によっては所望の効果が得られない場合があった。
また、特許文献2に開示される構成では、インダクタ素子9を形成するための領域が付加的に必要であるという問題があった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、信号入出力用電極を備え、電極の強度を高く保ったまま寄生容量の増大による伝送特性の悪化を低減した集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する第3の導体層が形成されており、第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって電極パターンと第2の導体層とに接続されることによって、第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する第3の導体層と、第1の導体層と第3の導体層との間に複数の第1のビアホールによって電極パターンと接続された少なくとも1層の第4の導体層とが形成されており、第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第2及び第3のビアホールによって第2の導体層と第4の導体層とに接続されることによって、第1から第4の各導体層の間で形成される容量と、第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する複数の第3の導体層が形成されており、第3の導体層の各層に形成された第1のインダクタ素子同士が、第1のビアホールで直列に接続されることによって第2のインダクタ素子を構成しており、第2のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第2及び第3のビアホールによって電極パターンと第2の導体層とに接続されることによって、第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、第2のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第4の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する複数の第3の導体層が形成されており、第3の導体層の各層に形成された第1のインダクタンス素子同士が、第1のビアホールで直列に接続されることによって、第2のインダクタ素子を構成しており、第1の導体層と第3の導体層との間に、複数の第2のビアホールによって電極パターンと接続された第4の導体層が少なくとも1層形成されており、第2のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第3及び第4のビアホールによって第2の導体層と第4の導体層とに接続されることによって、第1から第4の各導体層の間に形成される容量と、第2のインダクタ素子とが並列共振回路を構成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
本発明の第1から第4の態様のいずれの構成においても、第1のインダクタ素子は、スパイラルインダクタであることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第5の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する複数の第3の導体層が形成されており、第1のインダクタ素子は、第3の導体層の導体を第3のビアホールで並列に接続することによって構成されており、第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって電極パターンと第2の導体層とに接続されることによって、第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第6の態様として、第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、第1の誘電体層の内部には、第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する複数の第3の導体層が形成されており、第1のインダクタ素子は、第3の導体層の導体を第3のビアホールで2層以上並列に接続することによって複数構成された2以上の第2のインダクタンス素子を、第4のビアホールで直列に接続することによって構成されており、第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって電極パターンと第2の導体層とに接続されることによって、第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路を提供するものである。
本発明の第5又は第6の態様においては、第3の導体層の導体は、スパイラルインダクタであることが好ましい。
本発明の第1から第6の態様のいずれの構成においても、第1の誘電体層の第2の導体層が形成された表面に、第2の導体層に接して第2の誘電体層が形成されることが好ましく、これに加えて、第2の誘電体層がシリコンで形成されることがより好ましい。
本発明によれば、信号入出力用電極を備え、電極の強度を高く保ったまま寄生容量の増大による伝送特性の悪化を低減した集積回路を提供できる。
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態にかかる集積回路の構成を示す。図1(a)は、パッド電極構造の上面透視図であり(b)は、(a)中の一点鎖線B−B’における断面図である。
誘電体層2内のパッド電極6を構成する導体層5のパターン直下において、各導電体層4a〜4eには、スパイラルインダクタを構成する配線が形成されている。さらに、各配線が、配線に沿って形成されたビアホール10b〜10eで互いに接続されることにより、一つのインダクタ素子9が構成されている。インダクタ素子9の両端は、それぞれ、ビアホール10a、10fによって、導体層3と導体層5とに接続されている。導体層3と導体層5との間の容量と、インダクタ素子9とが図5に示した公知構造と同様に並列共振することによって、容量の影響が除去される。
インダクタ素子9はパッド電極6の直下に内蔵されるため、付加的な領域は必要としない。また、配線はリソグラフィによって形成されるため、所望のインダクタンスLを精度良く得ることができる。
また、インダクタ素子9を構成する配線は、メタルの割合を一定に保つダミーメタル7の役割をも果たす。ここで、所望のメタルの割合は、スパイラルインダクタ素子9の配線幅Wと間隙Sとの比で容易に得られる。また、並列共振に必要なインダクタンスLは、WとSとの比を一定に保ったままW(又はS)を増減させることで容易に得られる。
このように、本実施形態に係る集積回路は、電極の強度を高く保ったまま寄生容量の増大による伝送特性の悪化を低減できる。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
図2に本実施形態に係る集積回路の構成を示す。図2(a)は、パッド電極構造の上面透視図であり、(b)は(a)中一点鎖線C−C’における断面図であり(c)はパッド部の等価回路である。
本実施形態では、インダクタ素子はビアホール10dにより直列に接続された二つのインダクタ素子9a、9bから構成される。インダクタ素子9aは、導体層4a〜4cとビアホール10b、10cとから構成される。また、インダクタ素子9bは、導体層4d、4eとビアホール10eとから構成される。
図7には、インダクタ素子9が1個(第1の実施形態)のスパイラルインダクタ(W=S=3μmで5巻)で構成された場合と、2個(本実施形態)のスパイラルインダクタ(それぞれ、W=S=5μmで2.5巻)で構成された場合とのパッド部(60μm角)の反射特性の計算結果を示す。また、インダクタ素子9が無い従来のパッド構造(メタル割合50%)の反射特性の計算結果を示す。なお、図7はパッド電極6に特性インピーダンス50Ωのマイクロストリップ線路を二つ接続した場合の計算結果である。
計算は、誘電体層2の比誘電率を4.4、層厚を4.5μm、パッド電極層を2μm、各内層導体層厚を0.3μm、各導体層間を0.5μmとして行った。
本実施形態に係る集積回路では、60GHz帯の反射特性が大きく改善されていることが確認できる。
また、インダクタが2個で構成された方(本実施形態)が、広帯域に亘って反射特性が向上している。これは、インダクタ素子をインダクタ素子9a、9bの2個に分けたことによって、図2(c)に示すように、多段の並列共振回路となったためである。
インダクタ素子をさらに分割(3個、4個、又はそれ以上に)することでより広帯域に亘って反射特性を向上させることが可能である。
このように、本実施形態にかかる集積回路は、電極の強度を高く保ったまま寄生容量の増大による伝送特性の悪化を低減である。
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。
図3に、本実施形態に係る集積回路の構成を示す。図3(a)は、パッド電極構造の上面透視図であり、(b)は(a)中の一点鎖線D−D’における断面図である。
パッド電極6部において、導体層4d、4eに形成されたダミーメタル7とビアホール10eとから構成された複数の柱状導体11が、ビアホール10fによって導体層5と接続されている。また、導体層4a〜4cには、スパイラルインダクタを構成する配線が形成される。さらに、各配線が、配線に沿って形成されたビアホール10b、10cで互いに接続されることにより、一つのインダクタ素子9が構成されている。インダクタ素子9の両端は、それぞれ、ビアホール10aと10dとによって、導体層3と柱状導体11とに接続されている。
本実施形態の構造でも、第1の実施形態と同様の効果が得られるが、加えて、柱状導体11がくさびとして機能するため、ボンディング時の引きはがし方向の衝撃に強い構造となる。
ここで、柱状導体11について、隣接する柱状導体11間が導体層4d、4eによって適宜接続されていても良い。この場合には、柱状導体11と誘電体層2との接続が強固となり、引きはがし強度がより高くなる。
なお、従来構造でくさびを設けた場合には、くさびを設けない場合と比べて寄生容量が大きくなってしまう。このため、本実施形態においては、インダクタ素子による反射特性の改善がより顕著になされていることとなる。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれらに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、スパイラルインダクタの例を示したが、インダクタ素子として、所望のインダクタンスが得られるような長さを持つ配線やメアンダラインを使用しても構わない。
また、本発明は配線7層のCMOSプロセスで作製したICのみならず、すくなくとも3層の多層配線を使用した他のICやセラミック基板などにおいても、パッド容量の影響を除去するために適用可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
本発明を好適に実施した第1の実施形態に係る集積回路の構成図であり、(a)は信号入出力用電極部の上面透視図、(b)は一点鎖線B−B’における断面図である。 本発明を好適に実施した第2の実施形態に係る集積回路の構成図であり、(a)は信号入出力用電極部の上面透視図、(b)は一点鎖線C−C’における断面図であり、(c)は等価回路の構成を示す図である。 本発明を好適に実施した第3の実施形態に係る集積回路の構成図であり、(a)は信号入出力用電極部の上面透視図、(b)は一点鎖線D−D’における断面図である。 従来の集積回路の構成図であり、(a)は信号入出力用電極部の上面透視図、(b)は一点鎖線A−A’における断面図であり、(c)は等価回路の構成を示す図である。 寄生容量の影響を低減する信号入出力用電極部の等価回路の構成を示す図である。 従来構成による寄生容量の影響を除去する信号入出力用電極部の構成を示す図であり、(a)は断面図、(b)は等価回路の構成を示す図である。 信号入出力用電極部の反射特性の計算結果を示す図である。
符号の説明
1 シリコン基板
2 誘電体層
3、4a、4b、4c、4d、4e、5 導体層
6 パッド電極
7 ダミーメタル
8、10a、10b、10c、10d、10e、10f ビアホール
9、9a、9b インダクタ
11 柱状導体

Claims (10)

  1. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する第3の導体層が形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって前記電極パターンと前記第2の導体層とに接続されることによって、前記第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、前記第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路。
  2. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する第3の導体層と、前記第1の導体層と前記第3の導体層との間に複数の第1のビアホールによって前記電極パターンと接続された少なくとも1層の第4の導体層とが形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第2及び第3のビアホールによって前記第2の導体層と前記第4の導体層とに接続されることによって、前記第1から第4の各導体層の間で形成される容量と、前記第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路。
  3. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する複数の第3の導体層が形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第3の導体層の各層に形成された前記第1のインダクタ素子同士が、第1のビアホールで直列に接続されることによって第2のインダクタ素子を構成しており、
    前記第2のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第2及び第3のビアホールによって前記電極パターンと前記第2の導体層とに接続されることによって、前記第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、前記第2のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路。
  4. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を形成する複数の第3の導体層が形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第3の導体層の各層に形成された前記第1のインダクタンス素子同士が、第1のビアホールで直列に接続されることによって、第2のインダクタ素子を構成しており、
    前記第1の導体層と前記第3の導体層との間に、複数の第2のビアホールによって前記電極パターンと接続された第4の導体層が少なくとも1層形成されており、
    前記第2のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第3及び第4のビアホールによって前記第2の導体層と前記第4の導体層とに接続されることによって、前記第1から第4の各導体層の間に形成される容量と、前記第2のインダクタ素子とが並列共振回路を構成していることを特徴とする集積回路。
  5. 前記第1のインダクタ素子は、スパイラルインダクタであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の集積回路。
  6. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する複数の第3の導体層が形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第1のインダクタ素子は、前記第3の導体層の導体を第3のビアホールで並列に接続することによって構成されており、
    前記第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって前記電極パターンと前記第2の導体層とに接続されることによって、前記第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、前記第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路。
  7. 第1の誘電体層の一方の面に形成された第1の導体層と、他方の面に形成された第2の導体層とを有する集積回路であって、
    前記第1の誘電体層の内部には、前記第1の導体層に形成された信号入出力用電極パターンの直下に第1のインダクタ素子を構成する複数の第3の導体層が形成されており、
    前記第3の導体層は、前記集積回路の配線層を構成する配線に加えて付加された、各配線層面内でのメタルの割合を一定に保つようにするダミーメタルであり、
    前記第1のインダクタ素子は、前記第3の導体層の導体を第3のビアホールで2層以上並列に接続することによって複数構成された2以上の第2のインダクタンス素子を、第4のビアホールで直列に接続することによって構成されており、
    前記第1のインダクタ素子の両端のそれぞれが、第1及び第2のビアホールによって前記電極パターンと前記第2の導体層とに接続されることによって、前記第1から第3の各導体層の間で形成される容量と、前記第1のインダクタ素子とが並列共振回路を形成していることを特徴とする集積回路。
  8. 前記第3の導体層の導体は、スパイラルインダクタであることを特徴とする請求項6又は7記載の集積回路。
  9. 前記第1の誘電体層の前記第2の導体層が形成された表面に、前記第2の導体層に接して第2の誘電体層が形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の集積回路。
  10. 前記インダクタ素子は配線からなり、
    前記配線は、前記配線がダミーメタルとして機能し、前記信号入出力用電極パターンの補強となる幅と間隔を備えた構成である
    請求項1から9のいずれか一項に記載の集積回路。
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