JP5505136B2 - 屋外形消音ボックス付送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、換気送風機器など消音ボックス内部に送風機を内蔵して使用される屋外形消音ボックス付送風機に関する。
従来、消音ボックス付送風機としては、天井埋め込み設置し、機体吹出口に接続した吹出側ダクトを延長した先の屋外側に屋外フードを設けたものが知られている。
また、換気扇としては、壁面を貫通した筒状排気路に軸流送風機を備え、屋外側に外風の逆流防止用のシャッターを複数枚配置したものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その従来例について図7および図8、図9を参照しながら説明する。
図7および図8に示すように、機体101の内部には、遠心送風機106が納められている。この遠心送風機106は、羽根車102を納め吐出口103を開口したファンケーシング104と、モーター105を配置している。また、機体101には、機体吸込口107に吸込側ダクト108を接続し、機体吹出口109に吹出側ダクト110を接続している。さらに、室内グリル111を吸込側ダクト108の室内112側の端部に配置し、フード吹出口113を開口した屋外フード114を吹出側ダクト110の屋外115側の端部に配置している。狭い天井裏120に機器を設置するため、吐出口の開口面積121と吹出側ダクトの断面積122とフード吹出口の開口面積123はほぼ同等となっている。
そして、遠心送風機106を運転すると、室内112の空気は、吸込側ダクト108から吸い込まれ、機体101の遠心送風機106を通過し、吹出側ダクト110を介して屋外フード114のフード吹出口113から屋外115に排気される。夜間に換気が不要な場合など、遠心送風機106が停止している間は、屋外115の外風124が屋外フード114に衝突し、吐出口103まで逆流125が到達している。
また、図9に示すように、壁面130を室内131から屋外132まで貫通した筒状排気路133に羽根車134を備えた軸流送風機135を備え、屋外132側に外風136の逆流防止用のシャッター137を複数枚配置している。
そして、軸流送風機135を運転すると、室内131の空気は、筒状排気路133を介して屋外132に排気される。夜間に換気が不要な場合など、軸流送風機135が停止している間は、屋外132の外風136がシャッター137に衝突している。
特開2002−130182号公報
このような従来の消音ボックス付送風機では、遠心送風機の運転を停止している場合、屋外からフード吹出口を介して流入する外風による逆流は屋外フードを通り吹出側ダクト内部で整流された後に、遠心送風機に流入していたため、遠心送風機の羽根車に均一に逆流が衝突し、羽根車が逆回転しやすく、遠心送風機の起動の際に逆回転から急激に正回転となるため羽根車が破損しやすい恐れがあり、定期的なメンテナンスが必要であった。
また、従来の換気扇では、遠心送風機の運転を停止している場合、屋外からフード吹出口を介して流入する外風による逆流を遮断するため、シャッターが必要であり、閉塞を確実にするため、シャッターは複数枚必要であり、スムーズにシャッターを動作させるため定期的なシャッターのメンテナンスが必要であったという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、屋外形消音ボックス付送風機に屋外フードを一体化して、構造を簡単にしながら、屋外フードから遠心送風機の羽根車へ衝突する逆流を不均一にすることで、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができる屋外形消音ボックス付送風機を提供することを目的とする。
本発明の屋外形消音ボックス付送風機は、上記目的を達成するために、対向した機体開口面を機体天面と機体底面と2面の機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、機体吸込口と機体吹出口を対向して前記機体開口面に設け、前記機体の内部に遠心送風機を備え、前記遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を側面に配置したファンケーシングを備え、前記遠心送風機内部の羽根車をモーターにより駆動し、屋外に気流を流出するフード吹出口を開口した屋外フードを前記機体吹出口に接続し、前記吐出口に対して前記フード吹出口を前記機体底面側に向かって傾け、前記吐出口から前記フード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたものである。
本発明によれば、対向した機体開口面を機体天面と機体底面と2面の機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、機体吸込口と機体吹出口を対向して前記機体開口面に設け、前記機体の内部に遠心送風機を備え、前記遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を側面に配置したファンケーシングを備え、前記遠心送風機内部の羽根車をモーターにより駆動し、屋外に気流を流出するフード吹出口を開口した屋外フードを前記機体吹出口に接続し、前記吐出口に対して前記フード吹出口を前記機体底面側に向かって傾け、前記吐出口から前記フード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたことにより、吐出口に対してフード吹出口を傾けてフード吹出口から吐出口までの風路を直線経路にならないようにし、また吐出口からフード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたことにより、遠心送風機停止時に、屋外からフード吹出口を介して流入する外風による逆流の吐出口までの風路が非直線かつ拡大縮小した経路となり、逆流が乱流となり易いため、遠心送風機の羽根車が受ける逆流の風力が小さく、遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなるという作用を有するので、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果のある屋外形消音ボックス付送風機を提供することができる。
本発明の実施の形態1の屋外形消音ボックス付送風機の側面図 同屋外形消音ボックス付送風機の正面図 同屋外形消音ボックス付送風機の設置状態を表す側面図 本発明の実施の形態2の屋外形消音ボックス付送風機の側面図 本発明の実施の形態3の屋外形消音ボックス付送風機の側面図 本発明の実施の形態4の屋外形消音ボックス付送風機の側面図 従来の天井埋め込み形の消音ボックス付送風機の側面図 同従来の天井埋め込み形の消音ボックス付送風機の正面図 従来の換気扇の側面図
本発明の請求項1記載の屋外形消音ボックス付送風機は、対向した機体開口面を機体天面と機体底面と2面の機体側面で連結して箱状とした機体を形成し、機体吸込口と機体吹出口を対向して前記機体開口面に設け、前記機体の内部に遠心送風機を備え、前記遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を側面に配置したファンケーシングを備え、前記遠心送風機内部の羽根車をモーターにより駆動し、屋外に気流を流出するフード吹出口を開口した屋外フードを前記機体吹出口に接続し、前記吐出口に対して前記フード吹出口を前記機体底面側に向かって傾け、前記吐出口から前記フード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたものであり、吐出口に対してフード吹出口を傾けてフード吹出口から吐出口までの風路を直線経路にならないようにし、また吐出口からフード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたことにより、遠心送風機停止時に、屋外からフード吹出口を介して吐出口までの風路が非直線かつ拡大縮小した経路となり逆流が乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機の羽根車が受ける逆流の風力が小さく、遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなるという作用を有するので、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
また、前記屋外フードは、複数の平面にて構成した箱形であって、一面を開放してフード吹出口を形成するものであり、遠心送風機停止時に、屋外からフード吹出口を介して流入する逆流は複数の他の平面で衝突し乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機の羽根車が受ける逆流の風力が小さく、遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなり、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
また、前記屋外フードは、フード吹出口以外に複数の補助開口を設けたものであり、遠心送風機停止時に、屋外から流入する逆流は、おのおのの開口からの気流が干渉して乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機の羽根車が受ける逆流の風力が小さく、遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなり、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
また、前記屋外フードの前記フード吹出口、前記補助開口は、前記吐出口に近い部分の開口面積を小さくするものであり、遠心送風機停止時に、屋外から開口を介して流入する逆流は吐出口に近いほど逆流の風量が小さくなる。そのため、遠心送風機の羽根車が受ける逆流の風力が小さく、遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなり、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
また、吐出口から機体吹出口の間の機体の内面に吸音材を内貼りする構成としたものであり、遠心送風機の吐出口からの騒音を機体吹出口までの間で吸音できるため、屋外フードから放出される騒音が小さくなり、低騒音にできるという効果を奏する。
また、屋外フードの内面に吸音材を内貼りする構成としたものであり、機体吐出口からの騒音を屋外フードまでの間で吸音できるため、屋外フードから放出される騒音が小さくなり、低騒音にできるという効果を奏する。
また、屋外フードを機外吹出口にねじ固定する構成としたものであり、屋外フードを機体から取り外しすることができるため、屋外フードを取り外すことで機体内部の確認が容易になるという作用を有するので、メンテナンス性を良くすることができるという効果を奏する。
また、屋外からの異物の浸入を防ぐ防護網を屋外フードと機体吹出口の間にねじ固定する構成としたものであり、防護網を屋外フードおよび機体から切り離して取り外しすることができるため、防護網の確認が容易になるという作用を有するので、メンテナンス性を良くすることができるという効果を奏する。
また、前記機体の底面にドレン抜きを設けたものであり、遠心送風機停止時に、屋外からフード吹出口を介して浸入する雨水をドレン抜きから排水し、機体内部への水の溜まりを防止する。そのため、水溜まりによる錆を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
また、前記機体吹出口と前記機体吸込口の形状を同一としたものであり、機体吹出口に接続した屋外フードを機体吸込口に位置変更できる。そのため、屋外の空気を給気する用途の場合にも、屋外フードにより遠心送風機停止時に羽根車が逆回転しづらくなり、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、対向した機体開口面1を機体天面2と機体底面3と2面の機体側面4で連結して箱状とした機体5を形成し、機体吸込口6と機体吹出口7を対向して機体開口面1に設け、機体5の内部には、機体吸込口6から機体吹出口7に至る吸込風路8を有し、その吸込風路8に遠心送風機9を備えている。遠心送風機9は機体吹出口7に対向した吐出口10と渦巻状のスクロール11とケーシング吸込口12を設けたケーシング側板13を側面に配置したファンケーシング14を備えている。遠心送風機9の羽根車15は、ケーシング吸込口12近傍に固定したモーター16にて駆動する。屋外フード20は、機体吹出口7に接続され、屋外17に気流18を流出するフード吹出口19を開口している。フード吹出口19をは、吐出口10に対して機体底面3側に向かった角度21の向きで傾けられている。そして、吐出口10からフード吹出口19にいたる吐出風路22は、その中間部分の断面積23が吐出口の開口面積24およびフード吹出口の開口面積25よりも大きくなるようにしている。機体5には、機体吸込口6に吸込側ダクト26を接続する吸込アダプター27、および機体吹出口7には、屋外フード20を接続する吹出アダプター28を配している。
また、屋外フード20は、直方体の箱形の一面を開口して機体吹出口7に取り付けたものである。さらに、屋外フード20は、フード壁面20−1、20−2、20−3、20−4にて4面を構成し、他の一面を開口面20−5として開放してフード吹出口19としたものである。なお、底面を開口面20−5とするのがよい。
また、屋外フード20にフード吹出口19以外の複数の開口(補助開口29)を形成して構成する。
また、屋外フード20の開口面積30を吐出口10に近い部分の開口面積31を小さくして構成する。
図3に示すように、遠心送風機9を運転すると、室内32の空気は、吸込側ダクト26から吸い込まれ、機体5の遠心送風機9を通過し、機体吹出口7の屋外フード20のフード吹出口19から屋外17に排気される。
一方、夜間に換気が不要な場合など、遠心送風機9が停止している間は、黒塗りの矢印で示すように、屋外17の外風33が屋外フード20に衝突している。
上記構成により、吐出口10に対してフード吹出口19を傾けてフード吹出口19から吐出口10までの風路35を直線経路にならないようにしている。また、吐出口10からフード吹出口19にいたる吐出風路22は、その中間部分の断面積23が吐出口の開口面積24およびフード吹出口の開口面積25よりも大きくなるようにしている。すなわち、遠心送風機9停止時に、屋外17からフード吹出口19を介して流入する外風33による逆流36の吐出口10までの風路35が非直線かつ拡大縮小した経路となり、逆流36が乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機9の羽根車15が受ける逆流36の風力が小さく、遠心送風機9停止時に羽根車15が逆回転しづらくなる。
また、屋外フード20は、機体吹出口7側を開口した直方体の箱形をしていて、フード壁面20−1、20−2、20−3、20−4で4面を構成し、残りの一面を開口面20−5としてフード吹出口19を形成したものである。そのため、遠心送風機9停止時に、屋外17からフード吹出口19を介して流入する外風33による逆流36はフード壁面20−1、20−2、20−3、20−4で衝突し乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機9の羽根車15が受ける逆流36の風力が小さく、遠心送風機9停止時に羽根車15が逆回転しづらくなる。
また、フード吹出口19以外の複数の開口(補助開口29)を形成したことにより、遠心送風機9停止時に、屋外17から流入する逆流36は複数の補助開口29を介すことで、おのおのの開口からの気流が干渉して乱流となり易くなる。そのため、遠心送風機9の羽根車15が受ける逆流36の風力が小さく、遠心送風機9停止時に羽根車15が逆回転しづらくなる。
また、屋外フード20の補助開口29は、吐出口10に近い部分の開口面積を小さくしたことにより、遠心送風機9停止時に、屋外17から補助開口29を介して流入する逆流39は吐出口10に近いほど風量が小さくなる。そのため、遠心送風機9の羽根車15が受ける逆流39の風力が小さく、遠心送風機9停止時に羽根車15が逆回転しづらくなる。
このように本発明の実施の形態1の屋外形消音ボックス付送風機によれば、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができることとなる。
なお、図1では、吐出口10と機体吹出口7の間にチャンバー状の空間を設けた構成となっているが、吐出口10と機体吹出口7が同一面上で空間がない場合でも、作用効果に変わりはない。
(実施の形態2)
図4に示すように、吐出口10から機体吹出口7の間の機体5の内面に吸音材40を内貼りして構成する。
また、屋外フード20の内面に吸音材41を内貼りして構成する。
上記構成により、吐出口10から機体吹出口7の間の機体5の内面に吸音材40を内貼りしたことにより、遠心送風機9の吐出口10からの騒音を機体吹出口7までの間で吸音できるため、屋外フード20から放出される騒音が小さくなる。
また、屋外フード20の内面に吸音材41を内貼りしたことにより、機体吹出口7からの騒音を屋外フード20までの間で吸音できるため、屋外フード20から放出される騒音が小さくなる。
このように本発明の実施の形態2の屋外形消音ボックス付送風機によれば、低騒音にできることとなる。
(実施の形態3)
図5に示すように、屋外フード20を機体吹出口7にねじ42で固定して構成する。
また、屋外17からの異物の浸入を防ぐ防護網43を屋外フード20と機体吹出口7の間にねじ44で固定して構成する。
上記構成により、屋外フード20を機体吹出口7にねじ42で固定したことにより、屋外フード20を機体5から取り外して機体5内部の確認が容易になる。
また、屋外17からの異物の浸入を防ぐ防護網43を屋外フード20と機体吹出口7の間にねじ44で固定したことにより、防護網43を屋外フード20および機体5から切り離して取り外しすることができるため、防護網43の確認が容易になる。
このように本発明の実施の形態3の屋外形消音ボックス付送風機によれば、メンテナンス性を良くすることができることとなる。
(実施の形態4)
図6に示すように、屋外17からフード吹出口19を介して浸入する雨水45を排水するドレン抜き46を機体5の機体底面3に配置して構成する。
また、機体吹出口7に接続した屋外フード20を機体吸込口6に位置変更するよう機体吹出口7と機体吸込口6の形状を同一として構成する。
上記構成により、雨水45を排水するドレン抜き46を機体5の機体底面3に配置したことにより、遠心送風機9停止時に、屋外17からフード吹出口19を介して浸入する雨水45をドレン抜き46から排水し、機体5内部への水の溜まりを防止する。
また、機体吹出口7と機体吸込口6の形状を同一としたことにより、機体吹出口7に接続した屋外フード20を機体吸込口6に位置変更できるため、屋外17の空気を給気する用途の場合にも、屋外フード20により遠心送風機9停止時に羽根車15が逆回転しづらくなる。
このように本発明の実施の形態4の屋外形消音ボックス付送風機によれば、水溜まりによる錆を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができることとなる。
また、羽根車の逆回転を防ぎ、メンテナンスサイクルを長くすることができることとなる。
換気送風機器などの空気搬送目的以外に、排気構造を用いて設備機器の冷却ができ、コンパクトに設置できる設備機器の送風等の用途にも適用できる。
1 機体開口面
2 機体天面
3 機体底面
4 機体側面
5 機体
6 機体吸込口
7 機体吹出口
8 吸込風路
9 遠心送風機
10 吐出口
11 スクロール
12 ケーシング吸込口
13 ケーシング側板
14 ファンケーシング
15 羽根車
16 モーター
17 屋外
18 気流
19 フード吹出口
20 屋外フード
20−1、20−2、20−3、20−4 フード壁面
20−5 開口面
22 吐出風路
23 (中間部分の)断面積
24 (吐出口の)開口面積
25 (フード吹出口の)開口面積
29 補助開口
40、41 吸音材
42 ねじ
43 防護網
44 ねじ
45 雨水
46 ドレン抜き

Claims (10)

  1. 対向した機体開口面を機体天面と機体底面と機体側面2面で連結して箱状とした機体を形成し、機体吸込口と機体吹出口を対向して前記機体開口面に設け、前記機体の内部に遠心送風機を備え、前記遠心送風機は前記機体吹出口に対向した吐出口と渦巻状のスクロールとケーシング吸込口を設けたケーシング側板を側面に配置したファンケーシングを備え、前記遠心送風機内部の羽根車をモーターにより駆動し、屋外に気流を流出するフード吹出口を開口した屋外フードを前記機体吹出口に接続し、前記吐出口に対して前記フード吹出口を前記機体底面側に向かって傾け、前記吐出口から前記フード吹出口にいたる風路は、その中間部分の断面積が吐出口の開口面積およびフード吹出口の開口面積よりも大きくなるようにしたことを特徴とする屋外形消音ボックス付送風機。
  2. 前記屋外フードは、複数の平面にて構成した箱形であって、一面を開放してフード吹出口を形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  3. 前記屋外フードは、フード吹出口以外に複数の補助開口を設けた構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  4. 前記屋外フードの前記フード吹出口、前記補助開口は、前記吐出口に近い部分の開口面積を小さくする構成としたことを特徴とする請求項3記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  5. 前記吐出口から前記機体吹出口の間の機体の内面に吸音材を内貼りする構成としたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  6. 前記屋外フードの内面に吸音材を内貼りする構成としたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  7. 前記屋外フードを前記機外吹出口にねじ固定する構成としたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  8. 屋外からの異物の浸入を防ぐ防護網を前記屋外フードと前記機体吹出口の間にねじ固定する構成としたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  9. 前記機体の底面にドレン抜きを設けたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
  10. 前記機体吹出口と前記機体吸込口の形状を同一としたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の屋外形消音ボックス付送風機。
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