JP5504198B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関し、詳しくは、寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができるエンジンに関する。
従来、エンジンとして、クランク室内と連通するブリーザパイプを設け、吸気通路壁にブローバイガス吸入パイプを取り付け、このブローバイガス吸入パイプの基端部にブリーザパイプの先端部を接続し、ブローバイガス吸入パイプの先端開口部を吸気通路に臨ませ、クランク室内のブローバイガスがブリーザパイプとブローバイガス吸入パイプとを介して吸気通路に吸入されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のエンジンによれば、クランク室内のブローバイガスが吸気通路に吸入され、再燃焼され、大気汚染を抑制することができる利点がある。
しかし、この従来技術では、ブローバイガス吸入パイプの先端部が吸気通路に突出され、ブローバイガス吸入パイプの先端開口部が吸気の上流側に向けられているため、問題がある。
特開昭63−154813号公報(第3図参照)
《問題》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞されることがある。
ブローバイガス吸入パイプの先端開口部からブローバイガス吸入パイプ内に吸気の押し込み圧がかかり、ブローバイガス吸入パイプから吸気通路へのブローバイガスの吸入速度が遅く、寒冷下のエンジン始動時に、冷たい吸気が吸気通路を通過すると、ブローバイガス中の水分がブローバイガス吸入パイプ内で氷結し、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞されることがある。
本発明の課題は、寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができるエンジンを提供することにある。
請求項1,3,5,6に係る発明の発明特定事項について説明する。
(各請求項に係る発明に共通の発明特定事項)
各請求項に係る発明に共通の発明特定事項は、次の通りである。
図3(A)に例示するように、クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしたエンジン。
図4に例示するように、シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとする。
図4に例示するように、主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設した。
(請求項1に係る発明に固有の発明特定事項)
請求項1に係る発明に固有の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)〜(D)に例示するように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を吸気通路(5)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気(7)の下流側に向け、ブローバイガス吸入パイプ(4)を吸気通路(5)に向けて下り傾斜させた。
(請求項3に係る発明に固有の発明特定事項)
請求項3に係る発明に固有の発明特定事項は、次の通りである。
図6(A)〜(C)または図7(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を狭路(9)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)の径方向、または狭路(9)の下流側に向けた。
(請求項5に係る発明に固有の発明特定事項)
請求項5に係る発明に固有の発明特定事項は、次の通りである。
図8(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、隘路(9)の周壁(10)にパイプ取り付け孔(12)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)をパイプ取り付け孔(12)に挿入し、パイプ取り付け孔(12)内からブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)に臨ませ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させた。
(請求項6に固有の発明特定事項)
請求項6に固有の発明特定事項は、次の通りである。
図9(A)〜(C)または図10(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を臨ませた。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
図1(A)〜(D)に例示するように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を吸気通路(5)内に突出させたので、吸気通路(5)を通過する吸気(7)でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)に強い吸引力がかかる。また、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気(7)の下流側に向けたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)からブローバイガス吸入パイプ(4)内に吸気(7)の押し込み圧がかからない。これらの理由により、吸気通路(5)へのブローバイガス(6)の吸入速度が速い。そのうえブローバイガス吸入パイプ(4)を吸気通路(5)に向けて下り傾斜させたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)内で凝縮したブローバイガス(6)中の水分は自重でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)から吸気通路(5)内に流れ出す。このため、寒冷下のエンジン始動時に、冷たい吸気(7)が吸気通路(5)を通過しても、ブローバイガス(6)中の水分がブローバイガス吸入パイプ(4)内で氷結しにくく、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
図1(A)〜(D)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を突出させたので、寒冷下のエンジン始動時に、吸気通路(5)を通過する冷たい吸気(7)がブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)に吹き当たりにくく、寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
図6(A)〜(C)または図7(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を狭路(9)内に突出させたので、狭路(9)の中心部寄りを通過する高速の吸気(7)でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)に強い吸引力がかかる。また、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)の径方向、または狭路(9)の下流側に向けたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)からブローバイガス吸入パイプ(4)内に吸気の押し込み圧がかからない。これらの理由により、ブローバイガス吸入パイプ(4)から吸気通路(5)へのブローバイガス(6)の吸入速度が速くなり、寒冷下のエンジン始動時に、冷たい吸気(7)が吸気通路(5)を通過しても、ブローバイガス(6)中の水分がブローバイガス吸入パイプ(4)内で氷結しにくく、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
図7(A)〜(C)に例示するように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)内で凝縮したブローバイガス(6)中の水分は自重でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)から狭路(9)内に流れ出し、寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
図8(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、隘路(9)の周壁(10)にパイプ取り付け孔(12)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)をパイプ取り付け孔(12)に挿入し、パイプ取り付け孔(12)内からブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)に臨ませたので、狭路(9)を通過する高速の吸気(7)でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)に強い吸引力がかかり、ブローバイガス吸入パイプ(4)から吸気通路(5)へのブローバイガス(6)の吸入速度が速くなる。また、ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)内で凝縮したブローバイガス(6)中の水分は自重でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)から狭路(9)内に流れ出す。このため、寒冷下のエンジン始動時に、冷たい吸気(7)が吸気通路(5)を通過しても、ブローバイガス(6)中の水分がブローバイガス吸入パイプ(4)内で氷結しにくく、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
図9(A)〜(C)または図10(A)〜(C)に例示するように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を臨ませたので、狭路下流側隣接空間(11)では吸気(7)が淀み、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)からブローバイガス吸入パイプ(4)内に吸気(7)の押し込み圧がかからず、ブローバイガス吸入パイプ(4)から吸気通路(5)へのブローバイガス(6)の吸入速度が速く、寒冷下のエンジン始動時に、冷たい吸気(7)が吸気通路(5)を通過しても、ブローバイガス(6)中の水分がブローバイガス吸入パイプ(4)内で氷結しにくく、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制することができる。
(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明に加え、次の効果を奏する。
《効果》寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプが氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
図10(A)〜(C)に例示するように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路下流側隣接空間(11)に向けて下り傾斜させたので、ブローバイガス吸入パイプ(4)内で凝縮したブローバイガス(6)中の水分は自重でブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)から狭路下流側隣接空間(11)内に流れ出し、寒冷下でのエンジン始動時に、ブローバイガス吸入パイプ(4)が氷結で閉塞される不具合を抑制する機能が高い。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図、図1(C)はシリンダヘッド側から見た側面図、図1(D)は図1(C)のD−D線断面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンの吸気マニホルド全体をシリンダヘッド側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図で、図3(A)はエンジンの模式図、図3(B)はPCVバルブの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンの平面図である。 本発明の第1実施形態に係るエンジンの側面図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図6(A)は平面図、図6(B)は正面図、図6(C)はシリンダヘッド側から見た側面図である。 本発明の第3実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図7(A)は平面図、図7(B)は正面図、図7(C)はシリンダヘッド側から見た側面図である。 本発明の第4実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図8(A)は平面図、図8(B)は正面図、図8(C)はシリンダヘッド側から見た側面図である。側から見た側面図、 本発明の第5実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図9(A)は平面図、図9(B)は正面図、図9(C)はシリンダヘッド側から見た側面図である。 本発明の第6実施形態に係るエンジンの吸気マニホルドの前部を説明する図で、図10(A)は平面図、図10(B)は正面図、図10(C)はシリンダヘッド側から見た側面図である。
図1〜図5は本発明の実施形態に係るエンジンを説明する図であり、この実施形態では、水冷の立形4気筒ガスエンジンについて説明する。
図4、図5に示すように、このエンジンは、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダブロック(20)の下部にオイルパン(23)を組み付け、シリンダブロック(20)の前端部に伝動ケース(24)を組み付け、伝動ケース(24)の前部にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の後部にフライホイール(26)を配置している。伝動ケース(24)は調時伝動ギヤトレインのギヤケースである。
シリンダブロック(20)の上半部はシリンダ部(27)であり、下半部はクランク室(1)である。
シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の主管(29)の前部にスロットルボディ(30)を取り付け、スロットルボディ(30)の前部にガスミキサ(31)を取り付けている。ガスミキサ(31)には、図3(A)に示すように、エアクリーナ(32)を連通させる。吸気マニホルド(28)の主管(29)は、クランク軸の架設方向である前後方向に長い四角柱形の管であり、ここから各気筒の吸気ポートに吸気を分配する枝管(13)が4本導出されている。
この実施形態では、図4に示すように、シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとするに当たり、主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設している。
図3(A)に示すように、シリンダヘッド(21)に組み付けたシリンダヘッドカバー(22)にPCVバルブ(33)と新気導入パイプ(34)を配置し、PCVバルブ(33)はブリーザパイプ(2)を介して吸気マニホルド(28)の主管(29)に連通させ、ガスミキサ(31)よりも上流側の上流側吸気通路(36)は新気導入パイプ(34)を介してシリンダヘッドカバー(22)内に連通させ、シリンダヘッドカバー(22)内は連通路(37)を介してクランク室(1)内に連通させている。
上流側吸気通路(36)の新気(38)は、新気導入通路(34)を介してシリンダヘッドカバー(22)内とクランク室(1)内とに導入される。
ピストン(39)のポンピング作用等によって発生するクランク室(1)の脈動により、シリンダヘッドカバー(22)とクランク室(1)内との間でガスが往復動しながら、ガス交換が行われ、シリンダヘッドカバー(22)に導入された新気(38)が、クランク室(1)に導入される。
シリンダヘッドカバー(22)内から上流側吸気通路(36)への逆流時には、シリンダヘッドカバー(22)内とクランク室(1)内のブローバイガス(6)が新気導入パイプ(34)を介して上流側吸気通路(36)に導入されるようにしている。上流側吸気通路(36)は、エアクリーナ(32)よりも下流側で、ガスミキサ(31)よりも上流側にある。
PCVバルブとは、ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブの略称であり、吸気通路の吸気負圧に応じてブローバイガスの吸気通路への流量を調節するバルブをいう。
図1(B)に示すように、PCVバルブ(33)はバルブケース(33a)内の上流寄りに弁座(33b)を設け、バルブケース(33a)の下流寄りに弁通路(33c)を設け、この弁通路(33c)内に弁体(33d)を進退自在に収容し、この弁体(33d)を付勢スプリング(33e)で弁座(33b)側に付勢している。
このPCVバルブ(33)は、吸気マニホルド(28)の主管(29)の吸気負圧と、付勢スプリング(33e)の付勢力と、シリンダヘッドカバー(22)の内圧との不釣合い力により弁体(33d)を進退させ、弁体(33d)周囲の弁通路(33c)の通路断面積や弁体(33d)と弁座(33b)の間の通路断面積を変えることにより、シリンダヘッドカバー(22)から吸気マニホルド(28)の主管(29)に吸引されるブローバイガス(6)の流量を調節するようになっている。
スロットルバルブ(35)の開度が小さいエンジン始動時や軽負荷時にはスロットルバルブ(35)よりも下流側の吸気マニホルド(28)の主管(29)の吸気負圧が大きく(真空寄り)になり、弁体(33d)は弁通路(33c)の下流寄りに位置し、弁体(33d)周囲の弁通路(3c)の通路断面積が狭くなるため、クランク室(1)から吸気マニホルド(28)の主管(29)に吸引されるブローバイガス(6)の流量は少ない。
中負荷になり、ガバナ機構(図外)によりスロットルバルブ(35)の開度が大きくなると、吸気マニホルド(28)の主管(29)の吸気負圧が小さく(大気圧寄りに)なり、弁体(33d)は弁通路(33c)の上流寄りに位置し、弁体(33d)周囲の弁通路(33c)の通路断面積が広くなるため、シリンダヘッドカバー(22)から吸気マニホルド(28)の主管(29)に吸引されるブローバイガス(6)の流量は低負荷の場合よりも増加する。
高負荷になり、ガバナ機構によりスロットルバルブ(25)の開度が全開付近になると、吸気マニホルド(28)の主管(29)の吸気負圧は更に小さく(大気圧寄りに)なり、弁体(33d)は弁通路(33c)の更に上流寄りに位置し、弁体(33d)周囲の弁通路(33c)の通路断面積は広くなるものの、弁体(33d)が弁座(33b)に近づき、弁体(33d)と弁座(33b)との間の通路断面積が小さくなるため、シリンダヘッドカバー(22)内から吸気マニホルド(28)の主管(29)に吸引されるブローバイガス(6)の流量は中負荷の場合よりも少なくなる。また、高負荷時には、燃焼室(41)からクランク室(1)にリークするブローバイガス(6)の量が多くなる。このように、高負荷時には、クランク室(1)にリークするブローバイガス(6)の量が多くなるにも拘わらず、吸気マニホルド(28)の主管(29)に吸引されるブローバイガス(6)の流量は少なくなるため、シリンダヘッドカバー(22)内から上流側吸気通路(36)への逆流が起こり、クランク室(1)の内圧の上昇が抑制される。
図3(A)に示すように、クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしている。
吸気通路壁(3)は、吸気マニホルド(28)の主管(29)の周壁であり、吸気通路(5)は吸気マニホルド(28)の主管(29)内の吸気通路である。
図1(A)〜(D)に示すように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を吸気通路(5)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気(7)の下流側に向け、ブローバイガス吸入パイプ(4)を吸気通路(5)に向けて下り傾斜させている。
ブローバイガス吸入パイプ(4)は真っ直ぐなパイプである。
図1(C)に示すように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の仰角(α)は、15°である。図1(D)に示すように、下方から見て、ブローバイガス吸入パイプ(4)の中心軸線(4d)は吸気通路(5)の中心軸線(5a)に対して角度(β)傾けている。角度(β)は30°である。
図1(A)〜(D)に示すように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を突出させている。
狭路(9)の周壁(10)は、スロットルボディ(30)との連通口であり、周壁(10)はスロットルボディ(30)の取付座である。
図6(A)〜(C)に示す第2実施形態のものは、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を狭路(9)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)の径方向に向けている。ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)は狭路(9)の下流側に向けてもよい。ブローバイガス吸入パイプ(4)は水平な向きにしている。ブローバイガス吸入パイプ(4)は、くの字形に屈曲している。他の構造は、図1(A)〜(C)に示す第1実施形態と同じであり、図6(A)〜(C)中、図1(A)〜(C)と同一の要素には同一の符号を付しておく。
図7(A)〜(C)に示す第3実施形態のものは、ブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)を狭路(9)側に向けて下り傾斜させている。ブローバイガス吸入パイプ(4)は、くの字形に屈曲しているが、真っ直ぐにして、ブローバイガス吸入パイプ(4)全体を狭路(9)側に向けて下り傾斜させてもよい。他の構造は、図6(A)〜(C)に示す第2実施形態と同じであり、図7(A)〜(C)中、図6(A)〜(C)と同一の要素には同一の符号を付しておく。
図8(A)〜(C)に示す第3実施形態のものは、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、隘路(9)の周壁(10)にパイプ取り付け孔(12)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)をパイプ取り付け孔(12)に挿入し、パイプ取り付け孔(12)内からブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)に臨ませ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)を狭路(9)側に向けて下り傾斜させている。ブローバイガス吸入パイプ(4)は、くの字形に屈曲しているが、真っ直ぐにして、ブローバイガス吸入パイプ(4)の全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させてもよい。他の構造は、図6(A)〜(C)に示す第2実施形態と同じであり、図8(A)〜(C)中、図6(A)〜(C)と同一の要素には同一の符号を付しておく。
図9(A)〜(C)に示すように、吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を臨ませている。他の構造は、図6(A)〜(C)に示す第2実施形態と同じであり、図8(A)〜(C)中、図6(A)〜(C)と同一の要素には同一の符号を付しておく。
図10(A)〜(C)に示すように、ブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4b)を狭路下流側隣接空間(11)側に向けて下り傾斜させている。ブローバイガス吸入パイプ(4)は、くの字形に屈曲しているが、真っ直ぐにして、ブローバイガス吸入パイプ(4)の全体を狭路下流側隣接空間(11)側に向けて下り傾斜させてもよい。他の構造は、図6(A)〜(C)に示す第2実施形態と同じであり、図8(A)〜(C)中、図6(A)〜(C)と同一の要素には同一の符号を付しておく。
(1) クランク室
(2) ブリーザパイプ
(2a) 先端部
(2b) ブローバイガス吸入パイプ寄りの部分
(3) 吸気通路壁
(4) ブローバイガス吸入パイプ
(4a) 基端部
(4b) 先端開口部
(4c) 先端部
(5) 吸気通路
(6) ブローバイガス
(7) 吸気
(8) 下流側部分
(9) 狭路
(10) 周壁
(11) 狭路下流側隣接空間
(12) パイプ取り付け孔
(20) シリンダブロック
(21) シリンダヘッド
(22) シリンダヘッドカバー
(25) エンジン冷却ファン
(28) 吸気マニホルド
(29) 主管
(31) ガスミキサ

Claims (7)

  1. クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしたエンジンにおいて、
    ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を吸気通路(5)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気(7)の下流側に向け、ブローバイガス吸入パイプ(4)を吸気通路(5)に向けて下り傾斜させ、
    シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとするに当たり、
    主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設した、ことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載したエンジンにおいて、
    吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を突出させた、ことを特徴とするエンジン。
  3. クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしたエンジンにおいて、
    吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)を狭路(9)内に突出させ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)の径方向、または狭路(9)の下流側に向け、
    シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとするに当たり、
    主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設した、ことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項3に記載したエンジンにおいて、
    ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させた、ことを特徴とするエンジン。
  5. クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしたエンジンにおいて、
    吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、隘路(9)の周壁(10)にパイプ取り付け孔(12)を設け、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端部(4c)をパイプ取り付け孔(12)に挿入し、パイプ取り付け孔(12)内からブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を狭路(9)に臨ませ、ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路(9)側に向けて下り傾斜させ、
    シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとするに当たり、
    主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設した、ことを特徴とするエンジン。
  6. クランク室(1)内と連通するブリーザパイプ(2)を設け、吸気通路壁(3)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、このブローバイガス吸入パイプ(4)の基端部(4a)にブリーザパイプ(2)の先端部(2a)を接続し、ブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を吸気通路(5)に臨ませ、クランク室(1)内のブローバイガス(6)がブリーザパイプ(2)とブローバイガス吸入パイプ(4)とを介して吸気通路(5)に吸入されるようにしたエンジンにおいて、
    吸気通路(5)に下流側部分(8)よりも通路断面積が狭い狭路(9)を設け、この狭路(9)の周壁(10)にその下流側で隣接する狭路下流側隣接空間(11)にブローバイガス吸入パイプ(4)の先端開口部(4b)を臨ませ、
    シリンダブロック(20)の前方にエンジン冷却ファン(25)を配置し、シリンダブロック(20)の上部にシリンダヘッド(21)を組み付け、シリンダヘッド(21)の上部にシリンダヘッドカバー(22)を組み付け、シリンダヘッド(21)の横一側に吸気マニホルド(28)を配置し、吸気マニホルド(28)の前後方向に長い主管(29)の前方にガスミキサ(31)を配置した立形エンジンとするに当たり、
    主管(29)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(29a)にブローバイガス吸入パイプ(4)を取り付け、ガスミキサ(31)の左右側壁のうち、シリンダヘッドカバー(22)側のカバー側壁(31a)を、主管(29)のカバー側壁(29a)よりも横側に張り出すように構成するとともに、ブリーザパイプ(2)のうち、ブローバイガス吸入パイプ(4)寄りの部分(2b)は、シリンダヘッド(21)の真上に架設した、ことを特徴とするエンジン。
  7. 請求項6に記載されたエンジンにおいて、
    ブローバイガス吸入パイプ(4)の一部または全部を狭路下流側隣接空間(11)側に向けて下り傾斜させた、ことを特徴とするエンジン。
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