JP2016166574A - エンジン - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1のものでは、寒冷時にエンジンを始動すると、ブリーザ出口パイプの出口部分とオイルセパレータ出口パイプの入口部分がエンジン冷却風で過冷却され、ブローバイガス中の凝縮水が凍結し、オイルセパレータのブローバイガス入口とブローバイガス出口が閉塞するおそれがある。
図1〜図4に例示するように、ブリーザ室(1)とブリーザ室出口パイプ(2)とオイルセパレータ(3)とオイルセパレータ出口パイプ(4)と吸気経路(5)を備え、ブリーザ室(1)がブリーザ室出口パイプ(2)を介してオイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)に接続され、オイルセパレータ(3)のブローバイガス出口(3b)がオイルセパレータ出口パイプ(4)を介して吸気経路(5)に接続されたエンジンにおいて、
図1〜図3に例示するように、エンジン冷却ファン(6)を備え、エンジン冷却ファン(6)で送風されるエンジン冷却風(6a)の送風方向を後方向として、オイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)がオイルセパレータ(3)の後側に配置されている、ことを特徴とするエンジン。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷時にオイルセパレータのブローバイガス入口とブローバイガス出口が閉塞するのを抑制することができる。
図1〜図3に例示するように、エンジン冷却ファン(6)を備え、エンジン冷却ファン(6)で送風されるエンジン冷却風(6a)の送風方向を後方向として、オイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)がオイルセパレータ(3)の後側に配置されているので、寒冷時にエンジンを始動しても、ブリーザ出口パイプ(2)の出口部分(2a)とオイルセパレータ出口パイプ(4)の入口部分(4a)にエンジン冷却風(6a)が吹き当たりにくく、ブローバイガス中の凝縮水が凍結しにくい。このため、寒冷時にオイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)が閉塞するのを抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイルセパレータのブローバイガス入口とブローバイガス出口の閉塞抑制機能が高まる。
図1〜図3に例示するように、DPF収容ケース(7)を備え、DPFケース(7)の下方に、ブリーザ室出口パイプ(2)の出口部分(2a)とオイルセパレータ出口パイプ(4)の入口部分(4a)が配置されているので、この出口部分(2a)と入口部分(4a)がDPF収容ケース(7)からの排気の放熱を受け、オイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)の閉塞抑制機能が高まる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイルセパレータのブローバイガス入口とブローバイガス出口の閉塞抑制機能が高まる。
図1,図2に例示するように、ブリーザ室出口パイプ(2)の出口部分(2a)とオイルセパレータ出口パイプ(4)の入口部分(4a)は、DPF収容ケース(7)の下方で後向きから前向きに反転しているので、DPF収容ケース(7)から排気の放熱を受ける出口部分(2a)と入口部分(4a)の受熱距離が長くなり、オイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)の閉塞抑制機能が高まる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷時にオイルセパレータ内が閉塞するのを抑制することができる。
図1〜図4に例示するように、ステー(8)を備え、エンジン本体(9)にステー(8)を介してオイルセパレータ(3)が取り付けられ、オイルセパレータ(3)がステー(8)の後側に配置されているので、寒冷時にエンジンを始動しても、オイルセパレータ(3)にエンジン冷却風(6a)が吹き当たりにくく、オイルセパレータ(3)内の凝縮水が凍結しにくい。このため、寒冷時にオイルセパレータ(3)内が閉塞するのを抑制することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 寒冷時にオイルセパレータ内が閉塞するのを抑制する機能が高まる。
図1,図2に例示するように、排気マニホルド(10)を備え、ステー(8)が排気マニホルド(10)に取り付けられているので、排気マニホルド(10)の熱がステー(8)を介してオイルセパレータ(3)に伝達され、オイルセパレータ(3)内の凝縮水が凍結しにくい。このため、寒冷時にオイルセパレータ(3)内が閉塞するのを抑制する機能が高まる。
クランク軸中心軸線(11)の方向を前後方向、図3に示すように、クランク軸中心軸線(11)と平行な向きに見て、水平な方向となるエンジン本体(9)の幅方向を横方向とする。
図2に示すように、シリンダブロック(15)の上部にシリンダヘッド(12)が組み付けられ、シリンダヘッド(12)の上部にシリンダヘッドカバー(13)が組み付けられている。図4に示すように、シリンダヘッド(12)の横一側には吸気マニホルド(14)が取り付けられ、図1に示すように、横他側には排気マニホルド(10)が取り付けられている。シリンダブロック(15)の前部にはギヤケース(16)が取り付けられ、ギヤケース(16)の前方にエンジン冷却ファン(6)が配置されている。シリンダブロック(15)の後部にはフライホイールハウジング(17)が取り付けられ、フライホイールハウジング(17)の内部にはフライホイール(18)が収容されている。図2に示すように、シリンダブロック(15)の下部にはオイルパン(19)が組み付けられている。
図4に示すように、オイルセパレータ出口パイプ(4)は、反転個所から排気マニホルド(10)の後方と、過給器(21)の排気タービン(21b)とエアコンプレッサ(21a)のシリンダヘッドカバー(13)寄りの横側を順に通過し、吸気入口管(22)に接続されている。エアコンプレッサ(21a)から吸気マニホルド(14)に向けて過給パイプ(23)が導出されている。
ステー(8)は金属製である。オイルセパレータ(3)は、ステー(8)の真後ろ、すなわち、背面視で、前後方向と平行な向きに見て、ステー(8)と重なる位置に配置されている。
(2) ブリーザ室出口パイプ
(2a) 出口部分
(3) オイルセパレータ
(3a) ブローバイガス入口
(3b) ブローバイガス出口
(4) オイルセパレータ出口パイプ
(4a) 入口部分
(5) 吸気経路
(6) エンジン冷却ファン
(6a) エンジン冷却風
(7) DPF収容ケース
(8) ステー
(9) エンジン本体
(10) 排気マニホルド
Claims (5)
- ブリーザ室(1)とブリーザ室出口パイプ(2)とオイルセパレータ(3)とオイルセパレータ出口パイプ(4)と吸気経路(5)を備え、ブリーザ室(1)がブリーザ室出口パイプ(2)を介してオイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)に接続され、オイルセパレータ(3)のブローバイガス出口(3b)がオイルセパレータ出口パイプ(4)を介して吸気経路(5)に接続されたエンジンにおいて、
エンジン冷却ファン(6)を備え、エンジン冷却ファン(6)で送風されるエンジン冷却風(6a)の送風方向を後方向として、オイルセパレータ(3)のブローバイガス入口(3a)とブローバイガス出口(3b)がオイルセパレータ(3)の後側に配置されている、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載されたエンジンにおいて、
DPF収容ケース(7)を備え、DPFケース(7)の下方に、ブリーザ室出口パイプ(2)の出口部分(2a)とオイルセパレータ出口パイプ(4)の入口部分(4a)が配置されている、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項2に記載されたエンジンにおいて、
ブリーザ室出口パイプ(2)の出口部分(2a)とオイルセパレータ出口パイプ(4)の入口部分(4a)は、DPF収容ケース(7)の下方で後向きから前向きに反転している、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたエンジンにおいて、
ステー(8)を備え、エンジン本体(9)にステー(8)を介してオイルセパレータ(3)が取り付けられ、オイルセパレータ(3)がステー(8)の後側に配置されている、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項4に記載されたエンジンにおいて、
排気マニホルド(10)を備え、ステー(8)が排気マニホルド(10)に取り付けられている、ことを特徴とするエンジン。
Priority Applications (1)
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JP2015046856A JP6407770B2 (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | エンジン |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018178958A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | いすゞ自動車株式会社 | ブローバイガス還元装置 |
JP2019031954A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 日野自動車株式会社 | オイルミストセパレータ |
Citations (4)
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JP2006242153A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Kubota Corp | エンジンのブレザ装置 |
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JP2014109241A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Ihi Shibaura Machinery Corp | オイルミストセパレーターを備えたディーゼルエンジン |
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2015
- 2015-03-10 JP JP2015046856A patent/JP6407770B2/ja active Active
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JP6407770B2 (ja) | 2018-10-17 |
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