JP5499749B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1において、符号1は、本発明に係る画像形成装置としてのインクジェットプリンタの装置本体である。当該装置本体1には、画像読取部2と、画像形成部3と、給紙部4等が配設されている。
印刷開始の指示があると、給紙カセット12又は給紙装置6から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ対25a,25bに突き当たって一時停止される。これにより、用紙のスキューが補正される。その後、所定のタイミングでレジストローラ対25a,25bの回転を開始し、用紙Pが搬送ベルト18上へ搬送される。用紙Pは、第1吸引ダクト21のエア吸引によって搬送ベルト18上に吸着され、その状態で搬送ベルト18が回転することにより、用紙Pは画像形成ヘッドユニット11の下方へ搬送される。また、このとき、用紙検知センサ35によって用紙Pの先端が検知される。そして、この用紙検知センサ35の検知に基づいて、画像形成ヘッドユニット11が所定のタイミングで駆動され、画像読取部2で読み取った原稿の画像情報に基づいて、各色のインクジェットヘッド10Y,10M,10C,10Kのノズルから用紙Pにインクが吐出される。かくして、用紙P上にフルカラー画像が形成される。
第1エア吹き付け装置31は、気流発生装置としてのシロッコファン41と、導風路としてのダクト42と、吹出位置を調整するための吹出位置調整部材43と、風量を調整するための風量調整部材44と、吹出位置調整部材43及び風量調整部材44のそれぞれを独立して駆動させる2つの駆動装置45,46と、吹出位置調整部材43及び風量調整部材44のそれぞれの位置を検知する位置検知手段としての2つの位置検知センサ47,48等を有している。
図4に示すように、制御部9は、シート種類入力手段8によって入力されたシート材の種類の情報に基づいて、吹出位置調整用モータ62と風量調整用モータ65を制御するように構成されている。本実施形態では、シート種類入力手段8は、インクジェットプリンタの装置本体に設けてある操作パネル8としている。また、本プリンタに接続されたパソコン等を、シート材の種類(紙種)を入力するシート種類入力手段とすることも可能である。また、特有のセンサによってシート材の種類(紙種)を検知するシート種類検知手段70を設け、そのシート種類検知手段70の検知情報に基づいて制御部9が各モータ62,65を制御するように構成してもよい。その場合は、使用者による入力作業を不要にすることが可能である。また、上記制御部9は、装置本体に搭載されたCPU等で構成されている。
操作パネル8は、タッチパネル式の液晶表示部で構成されており、本実施形態では、「標準紙」「薄紙」「厚紙」のいずれかを選択して入力可能となっている。例えば、「標準紙」は55〜70K紙程度、「薄紙」は45K紙未満、「厚紙」は110〜135K紙程度としている。また、それら以外の紙種を任意設定することも可能である。
図6に示すように、まず、使用者が操作パネル8によって紙種を入力したら、用紙の搬送動作を開始する前に、吹出位置調整用モータ62と風量調整用モータ65の駆動を開始し、吹出位置調整部材43と風量調整部材44を移動させる。そして、それらの移動を位置検知センサ47,48で確認して、距離L1とL2が入力された紙種情報に基づいて予め設定された大きさとなるように、吹出位置調整部材43と風量調整部材44の移動を停止する。そして、シロッコファン41を駆動させエアを吹き出す。これで、用紙搬送の準備が完了した状態となり、その後、用紙の搬送を開始する。
例えば、入力された紙種が薄紙であった場合は、図2に示すように、距離L1と距離L2を共に小さくする。具体的には、図7の制御テーブルに基づいて、距離L1を5〜10mmの範囲内に設定し、距離L2を5〜10mmの範囲内に設定する。また、入力された紙種が厚紙であった場合は、図3に示すように、距離L1と距離L2を共に大きくする。具体的には、図7の制御テーブルに基づき、距離L1を30〜40mmの範囲内に設定し、距離L2を50mm以上に設定する。同様に、入力された紙種が標準紙である場合も、制御テーブルに基づいて距離L1,L2を設定する。
図9及び図10において、符号80は水平方向にスライド移動可能なスライド部材であり、符号71はスライド部材80を駆動させる駆動装置である。この駆動装置71は、調整用モータ72と、それによって回転駆動するピニオンギア73を有している。スライド部材80には、ピニオンギア73と噛合するラック歯74が水平方向に設けられている。これにより、調整用モータ72からの駆動力によってピニオンギア73が回転すると、スライド部材80が水平方向に移動するようになっている。
図9に示すように、搬送ベルト18によって薄紙P1が搬送される場合は、スライド部材80を図の右側へ移動させ、吹出口80aの位置を薄紙P1の支点から近い位置に配置する。また、このとき、ダクト42の孔42bが開放されることにより、気流の一部が外部へ逃がされ風量が少なくなる。さらに、本実施形態では、ダクト42内に、気流の量を規制するための導風ガイド81が配設していることにより、吹出口80aへ誘導される風量を適切な風量となるように制限している。このように、薄紙P1に対しては、近い位置で小さな風力のエアを吹き付けることにより、上記実施形態と同様に薄紙P1を安定して下方へ曲げることが可能である。
9 制御部(制御手段)
18 搬送ベルト(搬送手段)
31 第1エア吹き付け装置(エア吹き付け手段)
32 第2エア吹き付け装置(エア吹き付け手段)
41 シロッコファン(気流発生装置)
42 ダクト(導風路)
42b 孔
43 吹出位置調整部材
43a 吹出口
44 風量調整部材
70 シート種類検知手段
A〜E 第1〜第5搬送経路
L1 距離
M1,M2 第1・第2曲げ搬送部
P 用紙(シート材)
S1〜S3 第1〜第3ストレート搬送部
X 吹出位置
Y 連設部
Claims (10)
- ストレート搬送部とその搬送方向下流側に連設された曲げ搬送部を有する搬送経路と、
前記搬送経路に沿ってシート材を搬送する搬送手段と、
前記ストレート搬送部と前記曲げ搬送部の連設部のシート搬送方向下流側でシート材にエアを吹き付けて当該シート材を前記搬送経路に沿う方向へ曲げるエア吹き付け手段と、
シート材の種類を検知するシート種類検知手段又はシート材の種類を入力するシート種類入力手段と、
前記シート種類検知手段の検知情報又は前記シート種類入力手段の入力情報に基づいて、前記エア吹き付け手段によるエアの吹出位置を変更可能に制御する制御手段とを備え、
前記シート種類検知手段で検知されたシート材又は前記シート種類入力手段で入力されたシート材の種類が剛性の小さいあるいは薄いシート材である場合は、前記吹出位置の前記連設部に対する前記ストレート搬送部の直進方向の距離を短くし、
前記シート種類検知手段で検知されたシート材又は前記シート種類入力手段で入力されたシート材の種類が剛性の大きいあるいは厚いシート材である場合は、前記吹出位置の前記連設部に対する前記ストレート搬送部の直進方向の距離を長くするように構成したことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記制御手段は、前記エア吹き付け手段によるエアの吹出位置のほか、風量を変更可能に制御するものであって、
前記シート種類検知手段で検知されたシート材又は前記シート種類入力手段で入力されたシート材の種類が剛性の小さいあるいは薄いシート材である場合は、前記風量を少なくし、
前記シート種類検知手段で検知されたシート材又は前記シート種類入力手段で入力されたシート材の種類が剛性の大きいあるいは厚いシート材である場合は、前記風量を多くするように構成した請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記エア吹き付け手段は、気流発生装置と、当該気流発生装置で発生させた気流によってエアを吹き出す吹出口と、当該吹出口の位置を調整する吹出位置調整部材とを有する請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
- 前記気流発生装置で発生させた気流を前記吹出口へ案内する導風路と、当該導風路を通って前記吹出口から吹き出すエアの風量を調整する風量調整部材とを有する請求項3に記載のシート搬送装置。
- 前記吹出位置調整部材と前記風量調整部材とを一体的に構成した請求項4に記載のシート搬送装置。
- 前記気流発生装置の出力を調整する制御手段とを有する請求項3に記載のシート搬送装置。
- 前記吹出位置調整部材を、前記吹出口が形成された移動可能な部材で構成した請求項3から6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
- 前記風量調整部材を、前記導風路内の気流通過断面の大きさを可変可能な部材で構成した請求項4又は5に記載のシート搬送装置。
- 前記風量調整部材を、前記導風路内の気流の一部を外部へ逃がすための孔を開閉可能な部材で構成した請求項4又は5に記載のシート搬送装置。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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