JP5496837B2 - 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5496837B2
JP5496837B2 JP2010201795A JP2010201795A JP5496837B2 JP 5496837 B2 JP5496837 B2 JP 5496837B2 JP 2010201795 A JP2010201795 A JP 2010201795A JP 2010201795 A JP2010201795 A JP 2010201795A JP 5496837 B2 JP5496837 B2 JP 5496837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processed
cooling
pressure
wafer
support pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010201795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011091373A (ja
Inventor
朋弘 阿部
隆夫 杉本
義明 佐々木
隼人 井冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2010201795A priority Critical patent/JP5496837B2/ja
Publication of JP2011091373A publication Critical patent/JP2011091373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5496837B2 publication Critical patent/JP5496837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67098Apparatus for thermal treatment
    • H01L21/67109Apparatus for thermal treatment mainly by convection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/687Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using mechanical means, e.g. chucks, clamps or pinches
    • H01L21/68714Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using mechanical means, e.g. chucks, clamps or pinches the wafers being placed on a susceptor, stage or support
    • H01L21/68742Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using mechanical means, e.g. chucks, clamps or pinches the wafers being placed on a susceptor, stage or support characterised by a lifting arrangement, e.g. lift pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

この発明は、被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、被処理体である半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)に対し、成膜処理やエッチング処理等の処理が真空の圧力下で行われる。このような真空処理を行う成膜装置やエッチング装置では、大気中に置かれているウエハカセットからウエハを真空中へ搬送するために、大気圧と真空処理の圧力との間で圧力変換を行わなければならない。現状では、この圧力変換を、ウエハカセットと成膜装置やエッチング装置との間にロードロック室を設け、圧力変換をロードロック室において行っている。
ところで、成膜処理やエッチング処理等は、真空処理の圧力、かつ、高い温度を伴う処理である。成膜装置やエッチング装置から搬出されたウエハは、例えば500℃程度の高温状態となっている。高温状態のウエハを大気に曝露するとウエハが酸化されたり、高温状態のウエハをウエハカセットに戻すと、樹脂製であるウエハカセットが溶けたりする等の不都合が生じる。
このような不都合を回避するためには、ウエハを、不都合が生じない温度に下がるまで待てば良い。しかしながら、ウエハの温度が下がるのを待っていると、スループットが低下する。このため、特許文献1に記載されるように、ロードロック室に、ウエハを冷却する冷却機構を有するクーリングプレートを設け、真空処理の圧力から大気圧に戻す間に、ウエハを冷却することが行われている(特許文献1)。
しかし、ウエハを急激に冷却すると、ウエハの表裏の熱膨張差に起因してウエハが反り、ウエハの中心部、又はエッジ部がクーリングプレートから離隔してしまう。このため、冷却効率が低下し、結果的に冷却時間が長くなってしまうか、ウエハが高温の部分を残しまま大気に曝露されることになる。
このようなウエハの反りが生じないようにするために、ロードロック室を大気圧に戻す際の圧力の上昇速度や、ウエハとクーリングプレートとの距離、即ち、ウエハの高さ位置を管理しており、これらの適切な組み合わせを規定したパージレシピをウエハの温度毎に作成している。しかし、ウエハの変形の度合いは、ウエハに形成されている膜種によっても異なる。しかも、膜種はユーザーごとに膨大な数があり、膜種ごとに最適なパージレシピを作成することは極めて困難な状況である。
このような困難を解消するために、特許文献1では、冷却中のウエハの変形を検出する変位センサーを設け、冷却中のウエハの反り具合を監視しながら、圧力やウエハの高さ位置を調節するようにしている。
特開2009−182235号公報
現在、冷却技術は、特許文献1に記載されるように、冷却中のウエハの反りを抑制できるまで進展している。しかし、冷却中のウエハの反りを抑制できた、としても冷却中のウエハは収縮する。このため、収縮している際に、ウエハの裏面がクーリングプレートやウエハ支持ピンと擦れ、ウエハの裏面にマイクロスクラッチのような微小なキズを発生させる。
今日まで、ウエハの裏面に発生した微小なキズは問題とされることは無かった。しかし、半導体デバイスは微細化に伴い、露光工程において、ウエハの裏面に発生した微小なキズに起因したデフォーカスが発生し、歩留りが低下する事情が明らかになってきた。ウエハの裏面に発生した微小なキズは、ウエハの裏面に微小な凹凸を発生させる。ウエハに対して成膜工程を繰り返すと裏面にも成膜ガスが回り込み成膜が施されることから、凸の部分にも薄膜が次第に堆積し凸部分が大きくなってゆく。大きくなった凸の部分は、露光ステージ上に載置されたウエハの表面の平坦性を悪化させる。
裏面に発生した微小なキズは、ウエハの裏面研磨を行えば無くすことができる。また、凸の部分の成長は、ウエハの裏面洗浄を行えば抑制することができる。しかし、裏面研磨や裏面洗浄を行わない、又はプロセス上、裏面研磨や裏面洗浄をどうしても入れることができないような場合には、ウエハは、その裏面に微小なキズを残し、また、成長した凸部を有したまま、成膜工程や露光工程に進むことになる。
この発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、被処理体裏面へのキズの発生を抑制できる被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
上記課題を解決するため、この発明の第1の態様に係る被処理体の冷却方法は、加熱された被処理体を、冷却機構を有する冷却部材を用いて冷却する被処理体の冷却方法であって、(1)前記加熱された被処理体を、この被処理体を支持する被処理体支持ピンの上に真空処理の圧力下で載せ、前記被処理体を前記冷却部材から離隔させた状態で、前記被処理体を冷却する冷却ガスを第1の流量で供給し、前記被処理体の周囲の圧力を前記真空処理の圧力よりも高い第1の圧力に上げて前記被処理体を第1の時間、冷却する工程と、(2)(1)の工程の後、前記被処理体支持ピンが前記被処理体を受け取った状態のまま、前記冷却ガスの供給を止めて待機する工程と、)前記被処理体支持ピンを下降させ、前記被処理体を前記冷却部材の上に載置又は近接させた状態で、前記冷却ガスを前記第1の流量よりも多い第2の流量で供給し、前記被処理体の周囲の圧力を前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に上げて前記被処理体をさらに第2の時間、冷却する工程と、を具備し、前記(1)の工程および前記(2)の工程の間、前記被処理体支持ピンを動かさない
この発明の第2の態様に係る冷却装置は、内部の圧力を、真空処理の圧力と大気圧との間で変動可能に構成された容器と、前記容器内に冷却ガスを供給する冷却ガス供給機構と、前記容器内を排気する排気機構と、前記容器内に設けられ、被処理体を載置又は近接させて前記被処理体を冷却する冷却機構を有する冷却部材と、前記冷却部材に対して突没可能に設けられ、前記被処理体を、前記冷却部材から突出した状態で受け取り、前記被処理体を受け取った状態で下降することにより前記被処理体を前記冷却部材に載置又は近接させる被処理体支持ピンと、前記被処理体を、上記第1の態様に係る被処理体の冷却方法に従って冷却するように、前記冷却ガス供給機構、前記冷却機構、及び前記被処理体支持ピンを制御する制御装置と、を具備する。
この発明の第3の態様に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ上で動作し、冷却装置を制御する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、上記第1の態様に係る被処理体の冷却方法が行われるように、前記冷却装置を制御させる。
この発明によれば、被処理体裏面へのキズの発生を抑制できる被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供できる。
この発明の一実施形態に係る被処理体の冷却方法を適用することが可能な半導体製造システムの一例を概略的に示す平面図 ロードロックユニットの一例を示す断面図 一実施形態に係る被処理体の冷却方法の一例を示す断面図 一実施形態に係る被処理体の冷却方法の一例に従ったタイムチャート 半導体ウエハをクーリングプレートの載置面の上に近接させた状態を示す断面図 接触部の先端を拡大して示す断面図 一実施形態に係る被処理体の冷却方法に従って冷却されたシリコンウエハの、冷却終了後の裏面の状態を示す図面代用写真 比較例に係る冷却方法に従ったタイムチャート 比較例に係る冷却方法に従って冷却されたシリコンウエハの、冷却終了後の裏面の状態を示す図面代用写真
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、全図にわたり、共通の部分には共通の参照符号を付す。
図1は、この発明の一実施形態に係る被処理体の冷却方法を適用することが可能な半導体製造システムの一例を概略的に示す平面図である。図1では、ロードロック室を有するロードロックユニットを備えたマルチチャンバタイプの半導体製造システムを示している。
図1に示すように、半導体製造システムは、例えば成膜処理のような高温処理を行う4つの真空処理ユニット1、2、3、4を備えており、これらの各真空処理ユニット1〜4は六角形をなす搬送室5の4つの辺にそれぞれ対応して設けられている。また、搬送室5の他の2つの辺にはそれぞれロードロックユニット6、7が設けられている。これらロードロックユニット6、7の搬送室5と反対側には搬入出室8が設けられており、搬入出室8のロードロックユニット6、7と反対側には被処理体としての半導体ウエハWを収容可能な3つのフープ(FOUP;Front Opening Unified Pod)を取り付けるポート9、10、11が設けられている。真空処理ユニット1、2、3、4は、その中で処理プレート上に被処理体を載置した状態で所定の真空処理、例えば成膜処理やエッチング処理を行うようになっている。
真空処理ユニット1〜4は、搬送室5の各辺にゲートバルブGを介して接続され、これらは対応するゲートバルブGを開放することにより搬送室5と連通され、対応するゲートバルブGを閉じることにより搬送室5から遮断される。また、ロードロックユニット6、7は、搬送室5の残りの辺のそれぞれに、第1のゲートバルブG1を介して接続され、また、搬入出室8に第2のゲートバルブG2を介して接続されている。そして、ロードロック室6、7は、第1のゲートバルブG1を開放することにより搬送室5に連通され、第1のゲートバルブG1を閉じることにより搬送室から遮断される。また、第2のゲートバルブG2を開放することにより搬入出室8に連通され、第2のゲートバルブG2を閉じることにより搬入出室8から遮断される。
搬送室5内には、真空処理ユニット1〜4、ロードロックユニット6、7に対して、半導体ウエハWの搬入出を行う搬送装置12が設けられている。この搬送装置12は、搬送室5の略中央に配設されており、回転および伸縮可能な回転・伸縮部13の先端に半導体ウエハWを支持する2つの支持アーム14a、14bを有しており、これら2つの支持アーム14a、14bは互いに反対方向を向くように回転・伸縮部13に取り付けられている。この搬送室5内は所定の真空度に保持されるようになっている。
搬入出室8のウエハ収納容器であるフープF取り付け用の3つのポート9、10、11にはそれぞれ図示しないシャッターが設けられており、これらポート9、10、11にウエハWを収容した、または空のフープFが直接取り付けられ、取り付けられた際にシャッターが外れて外気の侵入を防止しつつ搬入出室8と連通するようになっている。また、搬入出室8の側面にはアライメントチャンバ15が設けられており、そこで半導体ウエハWのアライメントが行われる。
搬入出室8内には、フープFに対する半導体ウエハWの搬入出およびロードロックユニット6、7に対する半導体ウエハWの搬入出を行う搬送装置16が設けられている。この搬送装置16は、多関節アーム構造を有しており、フープFの配列方向に沿ってレール18上を走行可能となっていて、その先端のハンド17上に半導体ウエハWを載せてその搬送を行う。
この真空処理システムは、各構成部を制御するマイクロプロセッサ(コンピュータ)からなるプロセスコントローラ20を有しており、各構成部がこのプロセスコントローラ20に接続されて制御される構成となっている。また、プロセスコントローラ20には、オペレータが真空処理システムを管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、プラズマ処理装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース21が接続されている。
また、プロセスコントローラ20には、真空処理システムで実行される各種処理をプロセスコントローラ20の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じて真空処理システムの各構成部に処理を実行させるためのプログラム、例えば成膜処理に関わる成膜レシピ、ウエハの搬送に関わる搬送レシピ、ロードロック室の内部の圧力調整などに関わるパージレシピ等が格納された記憶部22が接続されている。このような各種レシピは記憶部22の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクのような固定的なものであってもよいし、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース21からの指示等にて任意のレシピを記憶部22から呼び出してプロセスコントローラ20に実行させることで、プロセスコントローラ20の制御下で、真空処理システムでの所望の処理が行われる。また、プロセスコントローラ20は、ロードロックユニット6、7において、標準的なパージレシピに基づいて処理を行っている過程で、ウエハの変形を抑制するように、圧力やウエハWの高さを制御可能となっている。
図2は、ロードロックユニット6(7)の一例を示す断面図である。
図2に示すように、ロードロックユニット6(7)は、内部の圧力を、真空処理の圧力と大気圧との間で変動可能に構成された容器31を有し、容器31内には半導体ウエハWを載置又は近接させて半導体ウエハWを冷却する冷却機構を有した冷却部材が設けられている。本例では冷却部材をクーリングプレート32とし、このクーリングプレート32を、脚部33に支持した状態で容器31内に設けるようにしている。
容器31の一方の側壁には真空に保持された搬送室5と連通可能な開口34が設けられており、これと対向する側壁には大気圧に保持された搬入出室8と連通可能な開口35が設けられている。そして、開口34は第1のゲートバルブG1により開閉可能となっており、開口35は第2のゲートバルブG2により開閉可能となっている。
容器31の底部には、容器31内を真空排気するための排気口36と容器31内に冷却ガスを導入するための冷却ガス導入口37が設けられている。排気口36には排気管41が接続されており、この排気管41には、開閉バルブ42、排気速度調整バルブ43および真空ポンプ44が設けられている。また、冷却ガス導入口37には、容器31内に冷却ガスを導入する冷却ガス導入配管45が接続されており、この冷却ガス導入配管45は冷却ガス源48から延びており、その途中には開閉バルブ46および流量調節バルブ47が設けられている。
真空側の搬送室5との間でウエハWの搬送を行う場合には、開閉バルブ46を閉じ、開閉バルブ42を開けた状態とする。この状態で、排気速度調整バルブ43を調節して所定速度で真空ポンプ44により排気管36を介して容器31内を排気し、容器31内の圧力を搬送室5内の圧力に対応する圧力とする。容器31内の圧力が搬送室5内の圧力に対応する圧力となったら、第1のゲートバルブG1を開けて容器31と搬送室5との間を連通する。また、大気側の搬入出室8との間でウエハWの搬送を行う場合には、開閉バルブ42を閉じ、開閉バルブ46を開けた状態とする。この状態で、流量調節バルブ47を調節して冷却ガスを、冷却ガス源48から冷却ガス導入配管45を介して容器31内に導入する。なお、冷却ガスの導入方法の一例については後述する。容器31内の圧力が大気圧、または大気圧近傍に対応する圧力となったら、第2のゲートバルブG2を開けて容器31と搬入出室8との間を連通する。
開閉バルブ42、排気速度調整バルブ43、流量調節バルブ47および開閉バルブ46は、バルブ制御機構49により制御される。これらのバルブを制御することにより、容器31内を大気圧と真空との間で変化させるようになっている。また、バルブ制御機構49はプロセスコントローラ20からの指令に基づいて制御される。
クーリングプレート32には、ウエハ搬送用の複数本、例えば9本(2本のみ図示)のウエハ支持ピン50がクーリングプレート32の表面に対して突没可能に設けられ、これらウエハ支持ピン50は支持板51に固定されている。そして、ウエハ支持ピン50は、上昇位置の調節可能なモータ等の駆動機構53によりロッド52を昇降させることにより、支持板51を介して昇降される。なお、参照符号54はベローズである。
クーリングプレート32には、冷却機構として冷却媒体流路55が形成されており、この冷却媒体流路55には冷却媒体導入配管56および冷却媒体排出配管57が接続されていて、図示せぬ冷却媒体供給部から冷却水等の冷却媒体が通流されて載置されたウエハWを冷却可能となっている。
プロセスコントローラ20は、ロードロックユニット6(7)をも制御しており、バルブ制御機構49や駆動機構53をプロセスレシピにしたがって制御し、容器31内の圧力やウエハWの高さ位置を制御するようになっている。
次に、この発明の一実施形態に係る被処理体の冷却方法を説明する。
図3A〜図3Cは、この発明の一実施形態に係る被処理体の冷却方法の一例を示す断面図、図4はこの発明の一実施形態に係る被処理体の冷却方法の一例にしたがったタイムチャートである。なお、図3A〜図3Cにおいては、容器31、ゲートバルブG1、G2等については、図示を省略する。
まず、図3A及び図4に示すように、容器31内の圧力を搬送室5内の圧力に対応する圧力とする。本例では、真空処理ユニット1〜4で処理される際に使用される圧力はプロセスに応じて異なるが、搬送室5内の圧力はほぼ一定、例えば数Torrであり、これを本明細書では真空処理の圧力と呼ぶ。また、ウエハ支持ピン50は上昇させ、クーリングプレート32の載置面32aから突出させておく。
次に、図3B及び図4に示すように、ゲートバルブG1を開け、搬送室5から、真空処理ユニット1〜4のいずれかで処理され、例えば300℃〜500℃程度に加熱された半導体ウエハWを、容器31内に搬入し、ウエハ支持ピン50の上に載せる。次いで、ゲートバルブG1を閉め、半導体ウエハWをクーリングプレート32の載置面32aから離隔させた状態で、冷却ガスを容器31内に、例えば、3000sccmの流量でゆっくりと約5秒間供給し、容器31内の圧力、即ち半導体ウエハWの周囲の圧力を、真空処理の圧力を超え、50Torr(6650Pa)以下の圧力にわずかに上昇させる(図4中のスローパージ1)。なお、本例では、半導体ウエハWを載置面32aから離隔させ、ウエハ支持ピン50を下降させない状態を、ウエハ支持ピン50が半導体ウエハWを受け取った状態とした。また、この状態における半導体ウエハWと載置面32aとの間の距離L1は、本例では、例えば、約20mmである。
さらに、本例では、ウエハ支持ピン50が半導体ウエハWを受け取った状態のまま、冷却ガスの供給を止める(図4中のバルブ46クローズ)。この状態で、約5秒間保持する。なお、この約5秒間保持する待機工程は、例えば、半導体ウエハWの大きさ、及び半導体ウエハWの加熱されていた温度等に応じ、省略することが可能である。
図3Bに示す工程では、半導体ウエハWを載置面32aから離隔させた状態で、微量の冷却ガスをゆっくりと供給する。これにより、冷却開始から数秒間、半導体ウエハWと冷却ガスとの間でゆっくりとした熱交換を発生させる。ゆっくりとした熱交換により、加熱されていた半導体ウエハWはゆっくりと冷却される。
半導体ウエハWは、冷却が開始されることで収縮する。本例では、冷却開始時(図4中の時刻T1)においては微量の冷却ガスをゆっくりと供給する。これにより、冷却開始時における半導体ウエハWの収縮開始速度を、限りなくゼロに近づけることができる。収縮開始速度を限りなくゼロに近づけることで、半導体ウエハWが収縮を開始し始めた際の半導体ウエハWの裏面とウエハ支持ピン50の接触部50aとの“擦れ”を緩和することができる。
また、冷却開始から数秒間は、ウエハ支持ピン50を下降させず、半導体ウエハWを動かさない。冷却開始から数秒間は、半導体ウエハWの温度は、まだ高温である。高温の半導体ウエハWは、低温の半導体ウエハWよりもキズがつきやすい、と考えられる。このため、冷却開始から数秒間は、ウエハ支持ピン50を下降させず、半導体ウエハWに機械的振動を与えないようにする。さらに容器31内の圧力上昇スピードが速すぎるとウエハ支持ピン50上に保持されている半導体ウエハWがズレる可能性があるので、この圧力上昇スピードは真空処理の圧力(例えば数Torr)と同程度が望ましく、例えば2〜9Torr/secであり、より好ましくは3〜5Torr/secである。これにより、冷却開始から数秒間において、半導体ウエハWの裏面と接触部50aとの無用な“擦れ”を抑制することができる。
次に、図3C及び図4に示すように、半導体ウエハWの温度がある程度まで下がったら、ウエハ支持ピン50を下降させ、半導体ウエハWをクーリングプレート32の載置面32aの上に載置又は近接させた状態とする。
なお、近接させた状態とは、半導体ウエハWが、図3Bに示した状態よりも載置面32aに近い状態(図5A参照)、又は載置面32a上に、載置面32aから突出し、かつ、固定された支持ピン32bを設け、半導体ウエハWを載置面32aから僅かに浮かせた状態(図5B参照)のことである。支持ピン32bを用いて半導体ウエハWを僅かに浮かせた場合の、半導体ウエハWと載置面32aとの間の距離L2は、例えば、約0.5mmである。次いで、半導体ウエハWをクーリングプレート32の載置面32aの上に載置又は近接させた状態で、冷却ガスを容器31内に、例えば先のスローパージ1と同じ流量、3000sccmの流量で約15秒間ゆっくりと供給し、容器31内の圧力を100Torr(13330Pa)以下の圧力に上昇させる(図4中のスローパージ2)。次いで、冷却ガスの流量を、例えば、30000sccmの流量に上げて約20秒間供給する(図4中のメインパージ)。これにより、容器31内の圧力、即ち半導体ウエハWの周囲の圧力を大気圧又は大気圧近傍の圧力まで上昇させる。なお、大気圧近傍の圧力とは、例えば、大気圧に対して±5%の範囲の圧力である。これにより、半導体ウエハWは、クーリングプレート32及び冷却ガスによって、半導体ウエハWに酸化が生じることがない温度、又は半導体ウエハが樹脂製のウエハカセットを溶かさない温度、又は室温まで冷却される。
さらに、一実施形態に係る被処理体の冷却方法の一例では、ウエハ支持ピン50にも工夫を施している。図3Bを参照して説明したように、半導体ウエハWの冷却が開始されると、半導体ウエハWは収縮する。収縮により、半導体ウエハWの裏面は、ウエハ支持ピン50の接触部50aと擦れる。
そこで、本例においては、ウエハ支持ピン50の、少なくとも被処理体、本例では半導体ウエハWと接触する接触部50aのビッカース硬度を、半導体ウエハWの裏面のビッカース硬度以下とした。具体的には、被処理体がシリコンウエハであり、裏面がシリコンであるときには、ウエハ支持ピン50の少なくとも接触部50aの材質を石英とする。
このように、少なくとも接触部50aの材質を石英とすることで、接触部50aのビッカース硬度が、シリコンウエハの裏面のビッカース硬度と同等、もしくはそれ以下にすることができる。これにより、シリコンウエハの裏面と接触部50aとの擦れに起因したキズの発生を、さらに抑制することができる。
さらに、本例では、接触部50aの先端の形状にも工夫を施した。図6は接触部50aの先端を拡大して示す断面図である。
図6に示すように、本例では、接触部50aの先端の形状を球面とした。接触部50aの先端の形状を球面とすることで、接触部50aの先端の形状が平面である場合に比較して、半導体ウエハWの裏面にキズがつき難くすることができる。
また、球面の曲り具合がきついと接触部50aの先端が鋭角的になり、半導体ウエハWの裏面にキズがつきやすくなる。そこで、本例では、球面の曲率半径については5mmに設定した。これにより、球面の曲率半径が、例えば、2mmの場合に比較して、半導体ウエハWの裏面へのキズの発生をより抑制することができる。
また、球面の曲り具合がゆるやかであると、接触部50aの先端は平面に近づいてしまうため、半導体ウエハWの裏面にキズがつきやすくなってしまう。この観点からは、球面の曲率半径の上限は、10mm程度が良いであろう。
まとめると、接触部50aの先端の球面の曲率半径は、5mm以上10mm以下が好ましい。
上記一実施形態に係る被処理体の冷却方法に従って冷却されたシリコンウエハの、冷却終了後の裏面の状態を図7に示す。
図7に示すように、シリコンウエハの裏面の状態は、接触痕が見られる程度であり、マイクロスクラッチのような微小なキズは見られない。
また、比較例として、図8に示すタイムチャートに従って冷却され、かつ、ウエハ支持ピンの接触部の材質をアルミナ(シリコンウエハ裏面のビッカース硬度よりも硬い)とし、接触部の先端の形状を平面とした場合の、冷却終了後の裏面の状態を図9に示す。
図9に示すように、比較例であるシリコンウエハの裏面の状態は、マイクロスクラッチのような微小なキズが見られている。
このように、上記一実施形態に係る被処理体の冷却方法によれば、加熱された半導体ウエハWをウエハ支持ピン50の上に真空処理の圧力下で載せ、半導体ウエハWをクーリングプレート32から離隔させた状態でゆっくりと冷却ガスを供給することで、冷却開始から数秒間、半導体ウエハWをゆっくりと冷却する。これにより、半導体ウエハWの冷却開始時における半導体ウエハWの急激な収縮を抑制することができ、半導体ウエハWの裏面へのキズの発生を抑制することができる。
さらに、上記冷却開始から数秒間の工程の間、ウエハ支持ピン50を動かさない。この構成をさらに備えることで、半導体ウエハWがまだ高温である冷却開始から数秒間の間、半導体ウエハWに機械的振動を与えないようにできる。これにより、キズがつきやすい、と考えられる半導体ウエハWが高温である期間において、半導体ウエハWの裏面へのキズの発生を抑制することができる。
また、ウエハ支持ピン50の接触部50aの材質を、半導体ウエハWの裏面のビッカース硬度以下のものとする。この構成をさらに有することで、半導体ウエハWの裏面へのキズの発生を、より抑制することができる。
さらに、接触部50aの先端の形状を、球面とする。この構成をさらに有することで、半導体ウエハWの裏面へのキズの発生を、さらによく抑制することができる。
以上、この発明の一実施形態によれば、被処理体裏面へのキズの発生を抑制できる被処理体の冷却方法、この冷却方法を実施することが可能な冷却装置、及び上記冷却方法に従って冷却装置を制御することが可能なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供できる。
なお、この発明は上記一実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。また、この発明の実施形態は、上記一実施形態が唯一のものでもない。
例えば、上記一実施形態では、真空処理ユニットを4つ、ロードロックユニットを2つ設けたマルチチャンバタイプの真空処理システムを例にとって説明したが、これらの数に限定されるものではないし、搬送室を持たず、真空処理ユニットにロードロックユニットを取り付けられても良い。
また、上記一実施形態は、図4に示したように、処理時間を規定しているが、処理時間についても、図4に示した時間に限られるものではない。下記の(1)、(2)の工程を備えていれば、処理時間は、被処理体の大きさ、加熱温度に応じて、適宜変更して設定することができる。
(1) 加熱された被処理体を、この被処理体を支持する被処理体支持ピンの上に真空処理の圧力下で載せ、被処理体を冷却部材から離隔させた状態で、被処理体を冷却する冷却ガスを第1の流量で供給し、被処理体の周囲の圧力を真空処理の圧力よりも高い第1の圧力に上げて被処理体を第1の時間、冷却する工程
(2) 被処理体支持ピンを下降させ、被処理体を冷却部材の上に載置又は近接させた状態で、冷却ガスを第1の流量よりも多い第2の流量で供給し、被処理体の周囲の圧力を第1の圧力よりも高い第2の圧力に上げて被処理体をさらに第2の時間、冷却する工程
その他、この発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形することができる。
1〜4;真空処理ユニット、5;搬送室、6、7;ロードロックユニット、8;搬入出室、12、16;搬送装置、20;プロセスコントローラ、31;容器、32;クーリングプレート、36;排気口、37;冷却ガス導入口、45;冷却ガス導入配管、48;冷却ガス源、50;ウエハ支持ピン、50a;接触部、55;冷却媒体流路、W;ウエハ

Claims (11)

  1. 加熱された被処理体を、冷却機構を有する冷却部材を用いて冷却する被処理体の冷却方法であって、
    (1) 前記加熱された被処理体を、この被処理体を支持する被処理体支持ピンの上に真空処理の圧力下で載せ、前記被処理体を前記冷却部材から離隔させた状態で、前記被処理体を冷却する冷却ガスを第1の流量で供給し、前記被処理体の周囲の圧力を前記真空処理の圧力よりも高い第1の圧力に上げて前記被処理体を第1の時間、冷却する工程と、
    (2) (1)の工程の後、前記被処理体支持ピンが前記被処理体を受け取った状態のまま、前記冷却ガスの供給を止めて待機する工程と、
    ) 前記被処理体支持ピンを下降させ、前記被処理体を前記冷却部材の上に載置又は近接させた状態で、前記冷却ガスを前記第1の流量よりも多い第2の流量で供給し、前記被処理体の周囲の圧力を前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に上げて前記被処理体をさらに第2の時間、冷却する工程と、
    を具備し、
    前記(1)の工程および前記(2)の工程の間、前記被処理体支持ピンを動かさないことを特徴とする被処理体の冷却方法。
  2. 前記第1の圧力を、前記真空処理の圧力を超え50Torr以下、前記第2の圧力を大気圧又は大気圧近傍の圧力とすることを特徴とする請求項1に記載の被処理体の冷却方法。
  3. 前記被処理体を前記冷却部材から離隔させた状態を、前記被処理体支持ピンが前記被処理体を受け取った状態とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被処理体の冷却方法。
  4. 前記被処理体支持ピンの、少なくとも前記被処理体との接触部のビッカース硬度を、前記被処理体の裏面のビッカース硬度以下とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の被処理体の冷却方法。
  5. 前記被処理体がシリコンウエハであるとき、前記被処理体支持ピンの、少なくとも前記被処理体との接触部の材質を、石英とすることを特徴とする請求項4に記載の被処理体の冷却方法。
  6. 前記被処理体支持ピンの、前記被処理体との接触部の先端の形状を球面とし、前記球面の曲率半径を5mm以上10mm以下とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の被処理体の冷却方法。
  7. 内部の圧力を、真空処理の圧力と大気圧との間で変動可能に構成された容器と、
    前記容器内に冷却ガスを供給する冷却ガス供給機構と、
    前記容器内を排気する排気機構と、
    前記容器内に設けられ、被処理体を載置又は近接させて前記被処理体を冷却する冷却機構を有する冷却部材と、
    前記冷却部材に対して突没可能に設けられ、前記被処理体を、前記冷却部材から突出した状態で受け取り、前記被処理体を受け取った状態で下降することにより前記被処理体を前記冷却部材に載置又は近接させる被処理体支持ピンと、
    前記被処理体を、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の被処理体の冷却方法に従って冷却するように、前記冷却ガス供給機構、前記冷却機構、及び前記被処理体支持ピンを制御する制御装置と、
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  8. 前記被処理体支持ピンの、少なくとも前記被処理体との接触部のビッカース硬度が、前記被処理体のビッカース硬度以下であることを特徴とする請求項7に記載の冷却装置。
  9. 前記被処理体がシリコンウエハであるとき、前記被処理体支持ピンの、少なくとも前記被処理体との接触部の材質が、石英であることを特徴とする請求項8に記載の冷却装置。
  10. 前記被処理体支持ピンの、前記被処理体との接触部の形状が、球面であることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の冷却装置。
  11. コンピュータ上で動作し、冷却装置を制御する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の被処理体の冷却方法が行われるように、前記冷却装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2010201795A 2009-09-28 2010-09-09 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Active JP5496837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010201795A JP5496837B2 (ja) 2009-09-28 2010-09-09 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221896 2009-09-28
JP2009221896 2009-09-28
JP2010201795A JP5496837B2 (ja) 2009-09-28 2010-09-09 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011091373A JP2011091373A (ja) 2011-05-06
JP5496837B2 true JP5496837B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=43795771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010201795A Active JP5496837B2 (ja) 2009-09-28 2010-09-09 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5496837B2 (ja)
KR (2) KR101500050B1 (ja)
WO (1) WO2011037020A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6184760B2 (ja) * 2013-06-11 2017-08-23 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法及び基板処理装置
US9779971B2 (en) * 2014-04-11 2017-10-03 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for rapidly cooling a substrate
CN104658959B (zh) * 2015-03-17 2017-07-04 合肥京东方光电科技有限公司 基板支撑针、基板支撑装置和基板取放系统
JP6554387B2 (ja) * 2015-10-26 2019-07-31 東京エレクトロン株式会社 ロードロック装置における基板冷却方法、基板搬送方法、およびロードロック装置
JP6270952B1 (ja) * 2016-09-28 2018-01-31 株式会社日立国際電気 基板処理装置、半導体装置の製造方法および記録媒体。
JP7269713B2 (ja) * 2018-10-09 2023-05-09 東京エレクトロン株式会社 基板冷却装置及び基板冷却方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3272458B2 (ja) * 1993-03-04 2002-04-08 株式会社日立国際電気 基板冷却装置及び基板冷却方法
JPH08203796A (ja) * 1995-01-30 1996-08-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板冷却装置
JP2002093715A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体製造装置
JP2006093543A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2009044058A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
JP2009182235A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Tokyo Electron Ltd ロードロック装置および基板冷却方法
JP5108557B2 (ja) * 2008-02-27 2012-12-26 東京エレクトロン株式会社 ロードロック装置および基板冷却方法
JP2010165841A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Tokyo Electron Ltd 基板冷却ステージ及び半導体製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20120062842A (ko) 2012-06-14
KR101500050B1 (ko) 2015-03-06
JP2011091373A (ja) 2011-05-06
KR20140034318A (ko) 2014-03-19
WO2011037020A1 (ja) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5108557B2 (ja) ロードロック装置および基板冷却方法
JP5496837B2 (ja) 被処理体の冷却方法、冷却装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2009096249A1 (ja) ロードロック装置および基板冷却方法
JP4527670B2 (ja) 加熱処理装置、加熱処理方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体
TWI490973B (zh) 利用快速晶圓冷卻的氣流的最小接觸面積晶圓夾持
JP5916608B2 (ja) ロードロック装置
JP5106331B2 (ja) 基板載置台の降温方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体および基板処理システム
JP4642619B2 (ja) 基板処理システム及び方法
WO2010113941A1 (ja) 被処理体の冷却方法および被処理体処理装置
JP6262333B2 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法及びプログラム
JP2011035199A (ja) 基板載置機構およびそれを用いた基板処理装置
WO2013136916A1 (ja) ロードロック装置
JP2011174108A (ja) 冷却装置及びその冷却装置を備えた基板処理装置
KR101898340B1 (ko) 로드록 장치에 있어서의 기판 냉각 방법, 기판 반송 방법, 및 로드록 장치
TWI726507B (zh) 半導體裝置之製造方法、基板處理裝置及程式
JP2015050418A (ja) 基板冷却装置、基板冷却方法及び基板処理装置
JP3121022B2 (ja) 減圧処理装置
JPH11345771A (ja) 枚葉式真空処理方法及び装置
JP2005333076A (ja) ロードロック装置、処理システム及びその使用方法
JP2008251627A (ja) 処理装置、処理方法、および記憶媒体
JP2012069628A (ja) 基板処理装置
JP2011210757A (ja) 処理システム及び搬送機構の冷却方法
JP2014130895A (ja) 基板処理装置及び基板搬送方法及び半導体装置の製造方法
JP2004311888A (ja) 半導体製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5496837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250