JP5495877B2 - 表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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本発明は、意図しない他人への情報の露見を防ぐ技術に関する。
近くに他人がいる状況下で書籍等を閲覧していると、その他人に書籍等の内容を盗み見されることがある。書籍等を盗み見されると、個人のプライバシーが侵される場合がある。また、そうでないとしても、他人に盗み見されるということ自体、あまり快く思わない人が多い。
同様のことは、書籍等の印刷物に限らず、電子ブック等の表示装置を使用した場合にも当てはまる。例えば、特許文献1に記載された両面表示型の表示装置を用いた場合、ユーザが閲覧しようとしている情報を表面(おもてめん)と裏面(うらめん)の両方に表示すると、裏面の情報を他人に見られるおそれがある。
一方、携帯電話機にあっては、前面と背面に表示部を有し、背面表示部に広告を表示させる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、特許文献2に記載された技術は、前面表示部をユーザが閲覧し、背面表示部を他人が閲覧することを前提としたものである。
特開2007−114584号公報 特開2004−336581号公報
本発明の目的は、ユーザが閲覧しようとしている同一の情報が2以上の画像表示部のいずれにも表示され得る表示装置において、その情報を意図しない他人に見られにくくする表示制御を実現することにある。
本発明の一態様に係る表示装置は、各々が画像表示部を含み、ヒンジ部を軸として回転可能に接続された第1表示面と第2表示面とを有し、前記第1表示面と前記第2表示面とが、前記回転により見開き状態又は表裏状態で存在する表示装置であって、前記表示装置を利用するユーザが前記第1表示面と前記第2表示面のいずれを閲覧しているかを特定する閲覧面特定部と、自装置又は前記ユーザを特定するための識別情報を取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部により取得された識別情報を含むコード画像を生成するコード画像生成部と、前記閲覧面特定部によって特定された表示面である閲覧面に、前記ユーザが閲覧するための第1画像を表示させ、前記閲覧面でない表示面である非閲覧面に、前記第1画像と異なる第2画像であって前記コード画像生成部により生成されたコード画像を含む第2画像を表示させるように制御する表示制御部とを備える構成を有するものである。
本発明に係る表示装置において、前記閲覧面特定部は、前記見開き状態と前記表裏状態のいずれであるかを判定する状態判定部を有し、前記状態判定部は、前記第1表示面と前記第2表示面の相対位置として、前記第1表示面と前記第2表示面とがなす角度が所定角度以上か否かによって前記見開き状態と前記表裏状態とを判定し、前記表示制御部は、前記相対位置が前記表裏状態であるときに、前記非閲覧面に前記第画像を表示させ構成であってもよい。
また、本発明に係る表示装置は、自装置の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部を備え、前記表示制御部は、前記非閲覧面に、前記位置情報取得部により取得された位置情報に応じた画像を前記第2画像に含めて表示させる構成であってもよい
本発明に係る表示装置において、前記閲覧面特定部は、前記ユーザによる操作又は接触を、前記第1表示面及び前記第2表示面のそれぞれについて検知する操作・接触検知部を有し、前記操作・接触検知部の検知結果に基づいて前記閲覧面を特定する構成であってもよい。
あるいは、前記閲覧面特定部は、自装置の姿勢を検知する姿勢検知部を有し、前記姿勢検知部の検知結果に基づいて前記閲覧面を特定する構成であってもよい。
本発明に係る表示装置は、前記非閲覧面において前記ユーザ以外の他者を認識する他者認識部を備え、前記表示制御部は、前記他者認識部の認識結果に基づいて、前記非閲覧面に前記第2画像を表示させる構成であってもよい。
本発明の他の態様に係る画像表示方法は、各々が画像表示部を含み、ヒンジ部を軸として回転可能に接続された第1表示面と第2表示面とを有し、前記第1表示面と前記第2表示面とが、前記回転により見開き状態又は表裏状態で存在する表示装置による画像表示方法であって、前記表示装置を利用するユーザが前記第1表示面と前記第2表示面のいずれを閲覧しているかを特定し、自装置又は前記ユーザを特定するための識別情報を取得し、前記取得された識別情報を含むコード画像を生成し、前記特定された表示面である閲覧面に、前記ユーザが閲覧するための第1画像を表示させ、前記閲覧面でない表示面である非閲覧面に、記第1画像と異なる第2画像であって、前記生成されたコード画像を含む第2画像を表示させるように制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザが閲覧しようとしている同一の情報が2以上の画像表示部のいずれにも表示され得る表示装置において、その情報を意図しない他人に見られにくくする表示制御を実現することができる。
表示装置の外観を示す図 第1表示面及び第2表示面の回転の態様を示す図 表示装置のハードウェア構成を示すブロック図 画像表示部の位置と表示モードの関係を示す図 表示装置の機能的構成を示す機能ブロック図 表示装置による表示制御を示すフローチャート ユーザによる表示装置の一般的な持ち方を例示する図 広告表示システムの構成を示す図 表示装置の機能的構成を示す機能ブロック図 広告の表示と対価の付与に関する処理を示すシーケンスチャート
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である表示装置の外観を示す図である。図1に示すように、表示装置100は、2つの画像表示部141及び142を有する表示装置である。また、表示装置100は、板状の第1表示面101と第2表示面102とがヒンジ部103により回転可能に接続された構成を有し、第1表示面101に画像表示部141、第2表示面102に画像表示部142をそれぞれ備える。画像表示部141及び142は、例えば液晶パネルにより構成されるが、有機EL(electroluminescence)素子等の他の表示素子を用いたものであってもよい。また、画像表示部141及び142は、本実施形態においては平面であるとするが、曲面で構成されてもよい。
また、表示装置100は、キー群151及びカメラ171を第1表示面101に備え、キー群152及びカメラ172を第2表示面102に備える。キー群151は、画像表示部141に対応し、キー群152は、画像表示部142に対応する。キー群151及び152は、対応する画像表示部の表示を切り替える操作を受け付けるためのキーの集合であり、ユーザによる押下等の操作を受け付ける。キー群151及び152が受け付ける操作は、ページング(ページ送り)の操作を少なくとも含む。カメラ171、172は、それぞれ、画像表示部141、142が向いている方向を中心とした所定の視野角内を撮影する機能を有する。なお、表示装置100は、2つのカメラ171及び172に代えて、装置本体に対して回転することにより撮影方向を変えることができる単体のカメラを備えてもよい。
ここにおいて、「ユーザ」とは、表示装置100を所有又は所持する者をいい、表示装置100を用いてコンテンツを閲覧することが想定されている者をいう。また、ここでいう「コンテンツ」とは、表示装置100がユーザの閲覧に供するために記憶している1又は複数の情報をいい、典型的には、複数のページによって区分された書籍(電子書籍)や文書などである。
第1表示面101及び第2表示面102は、ヒンジ部103を軸にして回転し、互いの位置を相対的に変化させる。第1表示面101及び第2表示面102が回転可能な角度は、約360°である。ヒンジ部103は、本発明に係る可変機構の一例であり、ここが回転軸として機能することで、第1表示面101及び第2表示面102の位置を複数の状態のうちのいずれかの状態にさせることが可能である。なお、第1表示面101及び第2表示面102の回転は、ユーザの手の力で容易に行えると望ましいが、ユーザの操作によってモータ等を駆動させ、表示装置100の動力によって行われてもよい。
図2は、第1表示面101及び第2表示面102の回転の態様を示す図であり、その回転軸が紙面垂直方向と一致するように示した図である。なお、図2(b)に示す状態が、図1に示す状態と一致する。この状態は、画像表示部141及び142を見開きにして閲覧できる状態である。このとき、画像表示部141と画像表示部142とは、同じ方向を向いている。
また、第1表示面101及び第2表示面102は、図2(b)に示す状態から折り畳むことが可能である。図2(a)に示す状態は、画像表示部141と画像表示部142が向かい合う状態であり、画像表示部141及び142が外部に露出しない状態である。この状態は、ユーザが画像表示部141及び142を閲覧しない場合(例えば、表示装置100を持ち運びする場合)などに適している。一方、画像表示部141及び142をこれとは反対の方向に回転させると、図2(c)、(d)に示すように、画像表示部141と画像表示部142がちょうど反対の方向を向く状態となり、画像表示部141及び142が外部に露出する状態になる。
以下においては、図2(a)、(b)、(d)に示す状態のことを、それぞれ「クローズ状態」、「見開き状態」、「表裏状態」という。見開き状態は、ユーザがコンテンツの複数のページを同時に閲覧する場合に適した状態である。一方、表裏状態は、ユーザが表示装置100をコンパクトにしてコンテンツを閲覧する場合に適した状態であり、例えば、ユーザが不特定多数の他人がいる電車内などでコンテンツを閲覧する場合に適した状態である。表裏状態の場合、画像表示部141及び画像表示部142の一方(これを「表」とする。)がユーザを向き、他方(これを「裏」とする。)がその反対側を向く。
図3は、表示装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。表示装置100は、図3に示すように、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、表示部140と、操作部150と、センサ部160と、顔認識部170と、測位部180とを備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置や主記憶装置に相当する記憶手段(いわゆるメモリ)を備え、プログラムを実行することによって表示装置100の各部を制御する。記憶部120は、補助記憶装置に相当する記憶手段を備える。記憶部120の記憶手段は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリによって構成される。なお、記憶部120は、リムーバブルメディア(着脱可能な記憶手段)を含んでもよい。記憶部120は、1又は複数のコンテンツを記憶している。
通信部130は、ネットワーク又は他の外部装置と通信するためのインタフェースを備え、制御部110による制御に従ってデータの送受信を行う。なお、表示装置100が持ち運び可能な携帯機器である場合、通信部130は、無線通信を行うものであることが望ましい。
なお、表示装置100は、コンテンツ等のデータを外部から取得する必要がない場合には、通信部130を備えなくてもよい。
表示部140は、上述した画像表示部141及び142と、これらを駆動するための駆動回路とを備える。表示部140は、コンテンツに応じた画像を画像表示部141又は142(若しくは両方)に表示する。表示部140が画像表示部141又は142のいずれに画像を表示するかは、制御部110による制御に依存する。
操作部150は、上述したキー群151及び152を備え、ユーザによる操作を受け付ける。操作部150は、ユーザの操作に応じた信号(以下「操作信号」という。)を制御部110に供給する。キー群151及び152は同種の操作を受け付けることが可能であるが、操作部150は、キー群151及び152のいずれによって操作を受け付けたかが区別可能な操作信号を制御部110に供給する。
センサ部160は、表示装置100の状態(クローズ状態、見開き状態又は表裏状態)を感知するセンサと、姿勢を感知するセンサとを備える。本実施形態において、表示装置100の「姿勢」とは、表示装置100の傾きのことをいうものである。それゆえ、センサ部160は、本実施形態においては、重力センサや地磁気センサを用いて表示装置100の姿勢を感知する。本実施形態においては、画像表示部141が重力方向と正反対の方向を向いている状態を姿勢の基準とし、センサ部160がこの基準の状態からの第1表示面101の傾きを検知するものとする。センサ部160は、表示装置100の状態を表す信号(以下「モード信号」という。)と表示装置100の姿勢を表す信号(以下「姿勢信号」という。)とを制御部110に供給する。
顔認識部170は、上述したカメラ171及び172を備え、周知の顔認識技術を用いて人間の顔を認識する。顔認識部170は、カメラ171又は172によって生成された画像データから人間の顔とみなせる画像を抽出し、その人数を特定する。顔認識部170は、望ましくは、抽出した顔の画像に基づき、撮影された人間の性別や年代を推測する。顔認識部170は、本発明に係る認識部の一例に相当するものである。なお、顔認識部170が顔を認識する対象は、主として、表示装置100のユーザ以外の者である。以下においては、顔認識部170が顔を認識した者(ユーザ以外)のことを、特に「他者」という。顔認識部170は、本発明に係る他者認識部の一例に相当するものである。
測位部180は、表示装置100の位置情報を取得する手段である。ここにおいて、「位置情報」とは、表示装置100の位置(又はこれと同一視し得る位置)を表す情報をいい、例えば、緯度及び経度や住居表示によって表される情報である。測位部180は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて位置情報を取得する。あるいは、表示装置100が無線通信を行う場合であれば、測位部180は、通信を行った基地局(又はアクセスポイント)の位置に基づいて位置情報を求めることも可能である。測位部180は、位置情報を取得すると、これを制御部110に供給する。
なお、顔認識部170及び測位部180は、後述する第2実施形態において利用されるものであるが、本実施形態においては利用されない。ゆえに、表示装置100は、本実施形態の動作を行う限りにおいては、顔認識部170及び測位部180に相当する構成を備えていなくてもよい。
表示装置100は、以上の構成のもと、ユーザの操作や持ち方に基づき、記憶部120に記憶されたコンテンツに応じた画像を表示する。例えば、表示装置100は、上述したクローズ状態においては電源がオフになっているが、見開き状態又は表裏状態のいずれかに状態が遷移すると、電源がオンになって画像を表示するようになる。あるいは、表示装置100は、電源キーを有し、電源キーの操作に応じて画像を表示してもよい。また、表示装置100は、コンテンツを複数記憶している場合には、ユーザにコンテンツを選択する操作を促し、ユーザが選択したコンテンツの画像を表示してもよいし、自装置において最後に表示したコンテンツを記憶しておき、当該コンテンツの画像を表示してもよい。
表示装置100は、コンテンツを表示するためのモードとして、見開き状態に対応した「見開きモード」と表裏状態に対応した「表裏モード」とを有する。ここにおいて、見開きモードとは、画像表示部141及び142の双方に画像が表示される表示モードをいい、例えば、画像表示部141にコンテンツのあるページが表示される場合には、画像表示部142には当該ページの次のページが表示される、といった表示態様の表示モードである。また、表裏モードとは、画像表示部141及び142の一方に画像が表示される表示モードをいう。表裏モードにおいて画像が表示される画像表示部は、ユーザが閲覧している側(すなわち表側)の画像表示部である。表示装置100は、ユーザが閲覧している画像表示部が画像表示部141及び142のいずれであるかを、ユーザの操作や自装置の姿勢に基づいて(すなわち操作信号や姿勢信号に基づいて)特定する。また、表示装置100は、モード信号に基づいて表示モードを特定する。
図4は、画像表示部141及び142の位置と表示モードの関係を示す図である。いま、画像表示部141及び142に対して垂直な直線L1、L2をそれぞれ定義すると、見開きモードにおいては、図4(a)に示すように、直線L1と直線L2とが平行になり、同じ方向を向く。この場合、直線L1に対する直線L2の傾きの度合いを角度で表現すると、0°である。この状態は、換言すれば、第1表示面101と第2表示面102とがなす角度θが約180°である状態ともいえる。一方、表裏モードにおいては、図4(b)に示すように、直線L1に対する直線L2の傾きが180°となり、第1表示面101と第2表示面102とがなす角度θが約360°となる。本実施形態においては、かかる角度が180°より大きく360°より小さい所定の値となる状態を見開きモードと表裏モードの境界とし、かかる状態の角度を閾値として用いている。なお、閾値の具体的な値は、ユーザの使い勝手を考慮して適当に定められればよい。
図5は、表示装置100の機能的構成を示す機能ブロック図である。表示装置100の制御部110は、プログラムを実行することによって、図5に示すコンテンツ取得部111、閲覧面特定部112及び表示制御部115に相当する機能を実現する。コンテンツ取得部111は、記憶部120からコンテンツを読み出して取得する。閲覧面特定部112は、第1表示面101及び第2表示面102のうちのユーザが閲覧する表示面を特定する。以下においては、第1表示面101及び第2表示面102のうち、閲覧面特定部112により特定される表示面のことを「閲覧面」といい、閲覧面でない方の表示面を「非閲覧面」という。閲覧面特定部112は、より詳細には、表示モードを特定するための状態判定部113と、自装置の姿勢及びユーザの操作を検知する検知部114とを有する。検知部114は、操作信号に基づいてユーザの操作を検知する機能と、姿勢信号に基づいて自装置の姿勢を検知する機能とを備える。前者の機能は、本発明に係る操作・接触検知部の一例に相当するものであり、後者の機能は、本発明に係る姿勢検知部の一例に相当するものである。なお、表示モードが見開きモードであれば、閲覧面特定部112は、第1表示面101及び第2表示面102の双方を閲覧面であると特定する。表示制御部115は、コンテンツ取得部111により取得されたコンテンツに応じた画像を閲覧面に表示させ、非閲覧面に当該コンテンツに応じた画像を表示させないように表示部140を制御する。このとき閲覧面に表示される画像は、本発明に係る第1画像の一例である。
図6は、表示装置100による表示制御を示すフローチャートである。図6に示すように、表示装置100の制御部110は、最初に表示モードを判定する(ステップSa1)。制御部110は、モード信号に基づいて表示モードを判定する。表示モードが見開きモードである場合、制御部110は、画像表示部141及び142の双方に画像を表示させる(ステップSa5)。
一方、表示モードが表裏モードである場合、制御部110は、閲覧面に対応する画像表示部が画像表示部141又は142のいずれであるかを特定する(ステップSa2)。制御部110は、操作信号と姿勢信号の少なくともいずれかを用いて閲覧面に対応する画像表示部を特定する。
図7は、ユーザによる表示装置100の一般的な持ち方を例示する図である。一般に、ユーザは、図7(a)に示すように、画像表示部141を水平から傾けた状態で所持し、表示された情報を閲覧する。このとき、画像表示部141が向く方向D1と画像表示部142が向く方向D2とを比較すると、画像表示部142が向く方向D2の方が、重力方向gとの傾きが小さい。よって、制御部110は、表示装置100に対してどのような方向で重力が作用しているかを検知することができれば、ユーザが図7(a)に示すような持ち方をする場合の閲覧面を特定することができる。
しかし、図7(b)に示すように、画像表示部141が重力方向gと平行になる状態でユーザが表示装置100を所持すると、制御部110は、姿勢信号のみによってはユーザが閲覧する画像表示部を特定することができない。このような場合、制御部110は、例えば、「あなたが現在見ている側のキーのいずれかを押してください」といったメッセージを画像表示部141及び142に表示させ、ユーザの操作を促す。この場合、制御部110は、操作信号が得られた側の画像表示部をユーザが閲覧する画像表示部であると特定することができる。
なお、制御部110は、姿勢信号を用いずに、上述のようなメッセージ表示と操作信号の取得のみによって閲覧面を特定してもよい。また、表示装置100が画像を表示する前にユーザの操作を必須とするような構成の場合であれば、制御部110は、メッセージ表示を省略することも可能である。
このようにして閲覧面が特定されると、制御部110は、閲覧面に対応する画像表示部(図7の例の場合、画像表示部141)に画像を表示させる(ステップSa3)。また、制御部110は、非閲覧面に対応する画像表示部、すなわちステップSa2において特定されなかった画像表示部(図7の例の場合、画像表示部142)に、画像を表示させない(ステップSa4)。なお、ステップSa4において、制御部110は、当該画像表示部にもともと画像が表示されていなかった場合には、何も行わなくてよい。しかし、例えば、表示モードが見開きモードから表裏モードに切り替わった場合や、ユーザが表裏状態の表示装置100の表裏を反転させた場合などには、制御部110は、当該画像表示部に表示されていた画像を消去する。
なお、制御部110は、ステップSa2において特定されなかった画像表示部、すなわち非閲覧面の画像表示部に対しては、ユーザが閲覧しようとしているコンテンツと異なる情報であれば、これを表示させてもよい。例えば、制御部110は、見られても支障がないとユーザ自身が思うのであれば、いわゆる壁紙(又は待ち受け画像)に相当する画像や時計の画像などを非閲覧面の画像表示部に表示させてもよい。かかる画像は、本発明に係る第2画像の一例である。
以上のとおり、表示装置100によれば、ユーザが表裏モードによってコンテンツを閲覧する場合においても、ユーザ自身が閲覧しようとしているコンテンツを自分以外の他人に不意に見られる危険性を低減させることが可能である。これにより、ユーザは、例えば、不特定多数の他人がいる状況下(例えば、電車内)でコンテンツを閲覧する場合であっても、当該コンテンツを裏面から他人に盗み見されないようにすることができる。
また、表示装置100は、閲覧面を姿勢信号を用いて特定する場合にあっては、ユーザが画像表示部の表裏をひっくり返したとしても、当該ユーザが閲覧するコンテンツを非閲覧面の画像表示部から盗み見されないようにすることができる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の他の実施形態である広告表示システムの構成を示す図である。図8に示す広告表示システム10は、上述した第1実施形態の表示装置100を利用するシステムである。本実施形態は、表示装置100のユーザが閲覧していない側の画像表示部に広告を表示させることにより、ユーザがその広告の効果に応じた対価(又は特典)を得ることができるものである。
広告表示システム10は、表示装置100に加え、通信端末200と、広告配信サーバ300と、Webサーバ400とを備える。表示装置100及び通信端末200は、通信ネットワークNW1を介した無線通信が可能である。また、広告配信サーバ300及びWebサーバ400は、通信ネットワークNW2を介した有線又は無線の通信が可能である。通信ネットワークNW1は、例えば、所定の通信事業者により設けられた移動通信網である。通信ネットワークNW2は、例えば、インターネットである。通信ネットワークNW1及びNW2は、ゲートウェイ装置などを設けることによって、相互にデータ通信が可能なように構成されている。なお、表示装置100、通信端末200、広告配信サーバ300及びWebサーバ400は、いずれも、その数が単数である必要はなく、複数存在し得る。
通信端末200は、第1実施形態でいうところの他者が所持する無線通信端末であり、例えば、携帯電話機やスマートフォンである。通信端末200は、コード画像を読み取る機能と、Webページを閲覧する機能とを少なくとも備える。ここにおいて、コード画像とは、URL(Uniform Resource Locator)等の文字列を所定の規則で符号化した情報をいい、例えば、バーコードや2次元コードである。コード画像を読み取る機能は、一般的なデジタルカメラによって実現されてもよいが、専用のスキャナによって実現されてもよい。なお、通信端末200は、表示装置100に表示されるコード画像を読み取ることができる程度に表示装置100と近接しているものとする。
広告配信サーバ300は、広告のコンテンツを配信するためのサーバ装置である。ここにおいて、広告とは、依頼主からの依頼によって配信される情報をいい、例えば、依頼主の商品やサービスを宣伝するための情報である。なお、広告によって宣伝される情報自体は、営利目的の有無を問わない。以下においては、かかるコンテンツのことを、ユーザが閲覧するコンテンツと区別するために、特に「広告コンテンツ」という。広告コンテンツは、本発明に係る第2のコンテンツの一例に相当するものであり、表示装置100に表示されるものである。
なお、本実施形態において、広告を配信するサービスは、依頼主とは異なる専門の事業者(以下「配信事業者」という。)によって提供されている。配信事業者は、複数の依頼主からの依頼の取りまとめを行っている。
Webサーバ400は、広告コンテンツに対応するWebページを表示するためのサーバ装置である。Webページは、通信端末200によって表示される点において、表示装置100に表示される広告コンテンツと異なる。換言すれば、広告コンテンツは、他者が当該広告について最初に知得できる一次的な情報であり、Webページは、他者が広告コンテンツを閲覧することによって知得できる当該広告の二次的な情報である。
図9は、表示装置100の機能的構成を示す機能ブロック図である。図9に示す機能ブロック図は、図5に示した機能ブロック図に本実施形態に関連する機能的構成を付加したものである。本実施形態において、制御部110は、プログラムを実行することによって、コンテンツ取得部111、閲覧面特定部112及び表示制御部115に相当する機能に加え、情報取得部116及びコード生成部117に相当する機能を実現する。
情報取得部116は、コード画像の生成に必要な情報を取得する。かかる情報は、WebページのURL、位置情報及び識別情報の少なくともいずれかを含む。ここにおいて、識別情報とは、表示装置100又はそのユーザを一意的に識別するために割り当てられた情報をいう。コード生成部117は、情報取得部116により取得された情報を用いてコード画像を生成する。情報取得部116は、本発明に係る位置情報取得部及び識別情報取得部の一例であり、これらを一体に兼備する構成を例示したものである。
広告表示システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、表示装置100は、表示モードが表裏モードである場合に、ユーザが閲覧するコンテンツに応じた画像を閲覧面の画像表示部に表示するほか、広告コンテンツに応じた画像を非閲覧面の画像表示部に表示する。広告コンテンツに応じた画像は、本発明に係る第2画像の一例である。表示装置100は、広告コンテンツに応じた画像に、コード画像を少なくとも含める。表示装置100の近くにいる他者は、表示装置100に表示された広告を閲覧し、興味を抱いた場合には、コード画像を読み取ることによって、Webページにアクセスしてより多くの情報を知得することができる。
また、Webサーバ400は、Webページがアクセスされたことを認識すると、どの表示装置100に表示された広告に基づくアクセスであるかを特定し、広告配信サーバ300に通知する。広告配信サーバ300は、ユーザによる広告の効果に応じて、ユーザに対価を付与する。ここでいう対価は、例えば、電子マネー、電子クーポン等の電子的なバリュー(以下「電子バリュー」という。)であるが、表示装置100の無線通信に要する通信料金を相殺するものであってもよい。
なお、対価は、表示装置100と広告配信サーバ300との通信によらずに、郵送等によって別途付与されてもよいものであるが、本実施形態においては、両者の通信によって電子バリューとして付与されるものとする。
図10は、広告表示システム10における広告の表示と対価の付与に関する処理を示すシーケンスチャートである。広告の表示に際し、広告配信サーバ300は、あらかじめ広告コンテンツを記憶している(ステップSb1)。広告コンテンツは、Webサーバ400から送信されてもよいが、依頼主が別の方法で提供するものであってもよい。本実施形態の広告コンテンツは、対応するWebページのURLを少なくとも含んでいる。
表示装置100は、適当なタイミングで、広告コンテンツを広告配信サーバ300から受信して取得する(ステップSb2)。表示装置100が広告コンテンツを受信するタイミングは、ユーザが操作によって決めてもよいし、あらかじめ設定されていてもよい。このとき、ユーザは、自身が表示装置100に表示させたい広告を選択し、複数ある広告コンテンツから特定の広告コンテンツだけを表示装置100に受信させるようにしてもよい。
このとき、表示装置100は、広告の選択肢(広告の依頼主やジャンルなど)を表示し、ユーザに選択させることも可能である。また、表示装置100は、かかる選択肢を表示する場合には、Webページへのアクセスがあった場合の1回のアクセス当たりの対価を広告配信サーバ300から取得し、選択肢毎の対価を表示してもよい。
また、表示装置100は、表示する広告コンテンツが時間帯や自装置の位置に応じて異なるようにしてもよい。この場合も、表示装置100は、表示する広告コンテンツを時間帯や位置毎にユーザにあらかじめ設定させておけばよい。
表示装置100は、広告コンテンツを受信した後、表裏モードでコンテンツが表示されると、非閲覧面の画像表示部に広告を表示する(ステップSb3)。かかる広告には、対応するWebページにアクセスするためのコード画像が少なくとも含まれるが、適宜、その他の文字や画像が含まれてもよい。また、このとき表示装置100は、自装置の位置情報や識別情報を取得し、これをURLにパラメータとして含めたコード画像を生成する。
パラメータ付きのURLは、例えば、URLを「http://www.co.jp/ad.html」、位置情報を「lat=m,lon=n」、識別情報を「id=xxxxxx」であるとした場合、「http://www.co.jp/ad.html?lat=m,lon=n&id=xxxxxx」といった文字列である。この例において、記号「?」は、以降の文字列がパラメータに関する記述であることを表す記号である。また、記号「&」は、複数のパラメータが付加される場合に、各パラメータを区別するために挿入される記号である。つまり、上記のパラメータ付きのURLは、位置情報である緯度(lat)及び経度(lon)がそれぞれ「m」、「n」、識別情報(id)が「xxxxxx」であることを表している。
表示装置100が非閲覧面の画像表示部に広告を表示することで、この広告は、不特定多数の他人が見ることのできる状態になる。このとき、通信端末200を所持する他者がこれを見つけ、より多くの情報を得たいと思うと、この他者が通信端末200を操作し、コード画像を読み取らせる(ステップSb4)。通信端末200は、コード画像を読み取ると、これをデコードしてパラメータ付きのURLを特定する。通信端末200は、このURLを用いてWebサーバ400にアクセスし、Webページの取得を要求する(ステップSb5)。Webサーバ400は、この要求に応答して、Webページの表示に必要なデータを通信端末200に送信する(ステップSb6)。通信端末200は、かかるデータを受信すると、Webページを表示する(ステップSb7)。
また、Webサーバ400は、Webページが表示されたことを検知すると、URLに付加されていたパラメータを解析し、表示装置100の識別情報を特定する(ステップSb8)。Webサーバ400は、識別情報を特定すると、これを広告配信サーバ300に送信して通知する(ステップSb9)。広告配信サーバ300は、Webサーバ400から識別情報を受信すると、この識別情報によって特定される表示装置100への対価を算出し(ステップSb10)、算出した対価を表すデータを送信する(ステップSb11)。なお、広告配信サーバ300は、対価が依頼主やWebページ毎に異なる場合であれば、アクセスがあったWebページやその依頼主を特定し、これに応じた対価を算出する。
なお、URLに付加されるパラメータに位置情報が含まれる場合であれば、広告配信サーバ300は、他者がどこで広告を閲覧したかを特定することが可能である。そうすると、広告配信サーバ300は、どの地域でどのような広告が閲覧されているか、といった情報も得ることが可能である。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の実施の一例にすぎない。本発明は、上述した実施形態に対して以下の変形を適用した態様で実施することも可能である。なお、以下に示す変形例は、必要に応じて、各々を適当に組み合わせて実施されてもよいものである。
(変形例1)
非閲覧面の画像表示部に表示するコンテンツは、ユーザが他人に見られることを望まないものでなければ、基本的にはどのような情報であってもよい。例えば、ユーザが書籍の内容自体は見られたくないが、当該書籍のタイトルは知られてもよいのであれば、表示装置100は、「私が今読んでいるのは『ロミオとジュリエット』です」といったように、非閲覧面の画像表示部に書籍のタイトルを表示させるようにしてもよい。あるいは、表示装置100は、コンテンツに含まれるISBN(International Standard Book Number)などによってユーザが閲覧している書籍を特定することができれば、当該書籍を販売しているオンラインショップを検索し、そのオンラインショップのURLやコード画像を表示してもよい。つまり、非閲覧面の画像表示部に表示するコンテンツは、閲覧面の画像表示部に表示するコンテンツそのものとは異なるものであれば、コンテンツに関係のある情報であってもよいということである。
また、非閲覧面の画像表示部に表示するコンテンツは、表示装置100の位置に応じた情報であってもよい。例えば、表示装置100は、取得した位置情報が表す位置の天気予報を検索し、これを表示してもよい。また、ユーザが電車で移動する場合であれば、表示装置100は、取得した位置情報が表す位置からの最寄り駅を特定し、その最寄り駅に関連するレストランや宿泊施設の情報を表示してもよい。あるいは、表示装置100は、取得した位置情報が表す位置を特定できる場合には、「ここは『東京都中央区』です」といったように、位置そのものを表示することも可能である。なお、位置情報を取得することができない場合には、表示装置100は、ユーザの操作によって位置情報に相当する文字の入力を受け付け、これを表示するようにしてもよい。
(変形例2)
表示装置100は、ユーザの手指の接触を感知するタッチセンサ(タッチスクリーン)を画像表示部に重なるように備え、これをキーの代わりとして機能させてもよい。また、表示装置100は、かかるタッチセンサを2つある画像表示部の双方に設けた場合、タッチセンサを閲覧面の特定に利用することが可能である。具体的には、表示装置100は、ユーザがタッチセンサに接触している面積がより多い側の画像表示部を、非閲覧面の画像表示部であると特定する。なぜならば、情報を閲覧するユーザは、通常、自身が閲覧している画像表示部を覆うように表示装置100を持つことはないからである。この場合、制御部100は、タッチセンサからの操作信号を取得することにより、本発明に係る操作・接触検知部を実現することができる。
(変形例3)
本発明において、広告は、他人に見られてこそ意味があり、誰にも見られ得ないのであれば表示される意味がないものである。そこで、表示装置100は、近くに他者がいるかどうかを認識し、他者を認識した場合のみに広告を表示するようにしてもよい。他者を認識する方法は、上述した顔認識部170を用いるもののほか、人間が発する赤外線や音声を計測するものも考えられる。
また、顔認識部170を用いて他者の顔を認識できる場合、表示装置100は、認識した顔の性別や年齢に応じた広告を表示させてもよい。例えば、表示装置100は、認識した顔が女性であれば、あらかじめ女性向けであると設定された広告を表示したり、認識した顔が幼児であれば、あらかじめ幼児向けであると設定された広告を表示したりすることが可能である。
なお、表示装置100は、ユーザの操作によって他者の性別や年齢に相当する情報の入力を受け付けてもよい。
(変形例4)
顔認識部170は、閲覧面の特定に利用することも可能である。例えば、ユーザの顔の特徴をあらかじめ表示装置100に登録し、カメラ171又は172のいずれかがこの特徴を認識できた場合、表示装置100は、その特徴が認識された側の表示面を閲覧面であると特定する。この場合、顔認識部170は、本発明に係る閲覧面特定部として機能する。
(変形例5)
本発明は、例えば特許文献1に記載された情報処理装置のような、可変機構を有しない表示装置にも適用可能である。すなわち、本発明に係る表示装置は、板状の筐体の表面と裏面の双方に画像表示部を有する構成であってもよい。
本発明は、電子書籍のリーダをはじめ、いわゆるタブレットPC等のパーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、携帯ゲーム機などに適用可能である。
また、本発明は、上述した表示装置や広告表示システムのみならず、コンテンツの表示方法や、コンピュータを本発明に係る表示装置として機能させるためのプログラムとしても実施可能である。なお、かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりすることができるものである。
10…広告表示システム、100…表示装置、103…ヒンジ部、110…制御部、111…コンテンツ取得部、112…閲覧面特定部、113…状態判定部、114…検知部、115…表示制御部、116…情報取得部、117…コード生成部、120…記憶部、130…通信部、140…表示部、141、142…画像表示部、150…操作部、160…センサ部、170…顔認識部、180…測位部、200…通信端末、300…広告配信サーバ、400…Webサーバ

Claims (7)

  1. 各々が画像表示部を含み、ヒンジ部を軸として回転可能に接続された第1表示面と第2表示面とを有し、
    前記第1表示面と前記第2表示面とが、前記回転により見開き状態又は表裏状態で存在する表示装置であって、
    前記表示装置を利用するユーザが前記第1表示面と前記第2表示面のいずれを閲覧しているかを特定する閲覧面特定部と、
    自装置又は前記ユーザを特定するための識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部により取得された識別情報を含むコード画像を生成するコード画像生成部と、
    前記閲覧面特定部によって特定された表示面である閲覧面に、前記ユーザが閲覧するための第1画像を表示させ、前記閲覧面でない表示面である非閲覧面に、前記第1画像と異なる第2画像であって前記コード画像生成部により生成されたコード画像を含む第2画像を表示させるように制御する表示制御部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記閲覧面特定部は、前記見開き状態と前記表裏状態のいずれであるかを判定する状態判定部を有し、
    前記状態判定部は、前記第1表示面と前記第2表示面の相対位置として、前記第1表示面と前記第2表示面とがなす角度が所定角度以上か否かによって前記見開き状態と前記表裏状態とを判定し、
    前記表示制御部は、前記相対位置が前記表裏状態であるときに、前記非閲覧面に前記第画像を表示させ
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 自装置の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記表示制御部は、前記非閲覧面に、前記位置情報取得部により取得された位置情報に応じた画像を前記第2画像に含めて表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記閲覧面特定部は、
    前記ユーザによる操作又は接触を、前記第1表示面及び前記第2表示面のそれぞれについて検知する操作・接触検知部を有し、
    前記操作・接触検知部の検知結果に基づいて前記閲覧面を特定する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記閲覧面特定部は、
    自装置の姿勢を検知する姿勢検知部を有し、
    前記姿勢検知部の検知結果に基づいて前記閲覧面を特定する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記非閲覧面において前記ユーザ以外の他者を認識する他者認識部を備え、
    前記表示制御部は、前記他者認識部の認識結果に基づいて、前記非閲覧面に前記第2画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の表示装置。
  7. 各々が画像表示部を含み、ヒンジ部を軸として回転可能に接続された第1表示面と第2表示面とを有し、前記第1表示面と前記第2表示面とが、前記回転により見開き状態又は表裏状態で存在する表示装置による画像表示方法であって、
    前記表示装置を利用するユーザが前記第1表示面と前記第2表示面のいずれを閲覧しているかを特定し、
    自装置又は前記ユーザを特定するための識別情報を取得し、
    前記取得された識別情報を含むコード画像を生成し、
    前記特定された表示面である閲覧面に、前記ユーザが閲覧するための第1画像を表示させ、前記閲覧面でない表示面である非閲覧面に、記第1画像と異なる第2画像であって、前記生成されたコード画像を含む第2画像を表示させるように制御する
    ことを特徴とする画像表示方法。
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