JP2007333973A - 電子ブック - Google Patents

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幸英 松谷
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敏行 佐藤
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公二 竹内
Tetsuya Yuge
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Abstract

【課題】使用者が紙で構成された本と同様の感覚で表示データを閲覧できる電子ブックを提供すること。
【解決手段】電子ブック10は、それぞれ両面に電子ペーパによるコンテンツ表示部を持つ4枚の電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dを備え、それら電子ペーパシートを循環的にめくり可能に支柱12に保持し、各コンテンツ表示部にコンテンツデータをページ単位で表示する。但しこの場合、任意のコンテンツ表示部が上記電子ペーパシートの循環的なめくりによって複数回使用者に提示される際に、その提示毎に上記コンテンツ表示部の数+1に相当するページのコンテンツデータを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペーパを用いた電子ブックに関する。
近年、フレキシブルな表示媒体として電子ペーパの開発が進んでおり、その応用形態も種々提案されている。
例えば特許文献1には、複数の電子ペーパをまとめて電子ペーパファイルを構成し、百科事典データのように膨大なサイズのデータの中から使用者が所望のページを適宜複数の電子ペーパに表示することで、全てのデータを閲覧可能とする電子ペーパファイルが提案されている。
特開2002−287690号公報
上記特許文献1に開示された電子ペーパファイルでは、使用者が所望のページを指定することで、そのページから上記電子ペーパの枚数に対応するページのデータを上記複数の電子ペーパに表示するようになっている。最後の電子ペーパに表示されたページの更に次のページを表示するためには、再度ページ指定の操作を繰り返す必要があり、操作が面倒である。
特に、人間は、紙で構成された本の読み方になじみがあり、そのような本と同様のページめくりによって、連続的に文章を読んだり、前のページを閲覧するというような行為が行えることが望ましい。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、使用者が紙で構成された本と同様の感覚で表示データを閲覧できる電子ブックを提供することを目的とする。
本発明の電子ブックの一態様は、それぞれ両面に電子ペーパによる表示面を持つ複数枚の電子ペーパシートと、上記複数枚の電子ペーパシートを循環的にめくり可能に保持する保持機構と、上記複数枚の電子ペーパシートの各表示面にコンテンツデータをページ単位で表示する制御手段と、を具備し、上記制御手段は、任意の表示面が上記電子ペーパシートの循環的なめくりによって複数回使用者に提示される際に、その提示毎に上記表示面の数+1に相当するページのコンテンツデータを表示するよう制御することを特徴とする。
このような電子ブックは、使用者が紙で構成された本と同様の感覚で表示データを閲覧できる。また、電子ペーパを使用することで電力消費を抑えられるので、重量及び体積の面で携帯型の妨げとなる大きな電池を使用する必要がなくなり、電子ブックの軽量化、小型化が可能である。
なお、上記複数枚の電子ペーパシートのめくり方向を指定する指定手段と、上記複数の電子ペーパそれぞれ間の開き角度を検出する角度検出手段と、を更に具備し、上記制御手段は、上記角度検出手段で検出した角度に基づいて現在見開き状態となっている表示面を認識すると共に、上記指定手段で指定されためくり方向に基づいて次に見開き状態となる表示面を認識し、上記認識した現在見開き状態となっている表示面にコンテンツデータの2ページ分を表示すると共に、少なくとも上記認識した次に見開き状態となる表示面にコンテンツデータの次の2ページ分を表示するよう制御することが好ましい。
そうすることで、使用者が該当見開き表示面に表示されたコンテンツデータのページを読み終えて、電子ペーパシートをめくって次の見開き表示面を開いたときには、続きが表示されているので、通常の本のように閲覧できる。即ち、電子ペーパは一般的に表示の更新に時間がかかるので、予め次の表示面の表示を用意しておくことで、使用者にストレスなく閲覧させることが可能となる。
また、上記制御手段は、更に、上記認識した現在見開き状態となっている表示面に対して上記認識した次に見開き状態となる表示面とは反対側である前の見開き状態となる表示面に、コンテンツデータの前の2ページ分を表示するよう制御するよいにしても良い。
そうすることで、使用者が次の見開き表示面に表示されたコンテンツデータのページの閲覧に移っても、その直前の見開き表示面に表示されていたコンテンツデータのページに戻って読み返すことができるので、通常の本のように閲覧できる。
なお、上記電子ペーパシートを4枚とし、上記制御手段は、上記認識した現在見開き状態となっている表示面の前後3枚の表示面にコンテンツデータの前後3ページ分を表示するよう制御することが好ましい。
即ち、電子ペーパシートの枚数が少ないと読み返し用と先表示用の表示が不足するので利便性が損なわれ、逆に枚数が多いとコストアップにつながるので、電子ペーパシートの枚数は4枚程度であることが望ましい。
また、上記制御手段は、上記角度検出手段で検出した角度に基づいて、上記現在見開き状態となっている表示面に対して該電子ブックの裏側となる位置に存在する表示面を認識し、該認識した電子ブックの裏側となる位置に存在する表示面には表示を行わないようにしても良い。
そうすることで、第三者に対して無防備となる電子ブック裏面に表示がされないので、使用者がどのようなコンテンツデータを閲覧しているのか判らなくすることができ、プライバシーが保護される。
また、上記複数枚の電子ペーパシートのめくり方向を指定する指定手段を更に具備し、上記制御手段は、上記指定手段で指定されためくり方向に基づいて、上記複数枚の電子ペーパシートの表示面に表示するコンテンツデータのページ順を制御することが好ましい。
これにより、使用者が所望のめくり方向にページが並ぶので、通常の本のように閲覧できる。
本発明によれば、使用者が紙で構成された本と同様の感覚で表示データを閲覧できる電子ブックを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。以下の実施形態では、4枚の電子ペーパシートで8頁分の表示を行う電子ブックについて説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る電子ブックの構成を説明する。
図1(A)は本実施形態に係る電子ブック10の斜視図である。この電子ブック10は、支柱12に4枚の電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dを接続してなる。この場合、各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dは、図1(B)に示すように、支柱12に対して回転自在に、つまり、順次めくりを行うことで循環的に際限なくめくっていくことが可能なように、支柱に12に保持されている。
電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dは、それぞれ表裏両面に頁を持っている。本明細書においては、それぞれの頁を区別するために、電子ペーパシート14Aが持つ頁を16−1,16−2、電子ペーパシート14Bが持つ頁を16−3,16−4、電子ペーパシート14Cが持つ頁を16−5,16−6、電子ペーパシート14Dが持つ頁を16−7,16−8と符号付けする。この場合、電子ペーパシート14Aの頁16−2と電子ペーパシート14Bの頁16−3が隣接し、電子ペーパシート14Bの頁16−4と電子ペーパシート14Cの頁16−5が隣接し、電子ペーパシート14Cの頁16−6と電子ペーパシート14Dの頁16−7が隣接し、電子ペーパシート14Dの頁16−8と電子ペーパシート14Aの頁16−1が隣接する。
而して、例えば頁16−2,16−3の見開き状態から、使用者が実際の本の頁をめくるように電子ペーパシート14Bをめくれば、頁16−4,頁16−5の見開き状態となる。また、頁16−6,16−7の見開き状態から、電子ペーパシート14Dをめくれば、頁16−8,頁16−1の見開き状態となる。このように、実際の本の頁をめくるように電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dをめくることで、使用者は頁16−1〜16−8の所望の頁を閲覧することができる。
各頁16−1〜16−8には、例えば図2に代表して頁16−1を示すように、表示面であるコンテンツ表示部18−1〜18−8が配されている。これらコンテンツ表示部18−1〜18−8は、電子ペーパにより構成されている。電子ペーパは、その表示データの書き換え時にのみ電力を必要とするもので、一度表示データを書き込んでしまえば電力を消費することなくその表示状態を維持することができるという優れた特性を有している。従って、本実施形態のように携帯型の装置に特に有効な表示媒体である。
また、頁16−1には、使用者が操作するための操作ボタン部20が設けられている。この操作ボタン部20は、機械的な操作ボタンを配して構成しても良いし、コンテンツ表示部18−1の上面に配したタッチパネルボタンにより構成しても良い。後者の場合、既存のタッチパネルを利用できるよう、コンテンツ表示部18−1をその部分だけ電子ペーパではなくて液晶で構成するようにしても構わない。
図3は、本実施形態に係る電子ブック10の電気的な構成を示すブロック図である。上記操作ボタン部20の操作信号は、本電子ブック10の制御手段である制御部22に供給される。制御部22は、各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dのコンテンツ表示部18−1〜18−8に表示するコンテンツデータをページ単位で書込部24により書き込む。その書き込むべきコンテンツデータのページは、記憶部26に記憶された百科事典データ等のコンテンツデータから生成される。なお、本実施形態においては、電子ブック10の物理的なページは「頁」と表記し、コンテンツのページは「ページ」と表記して区別する。
記憶部26に記憶されるコンテンツデータは、データ入力部28により入力されたものである。このデータ入力部28は、有線又は無線によって外部機器やネットワークサイトと通信を行ってコンテンツデータを取得するものや、メモリカード等の記憶媒体を装着して読み取ることでコンテンツデータを取得するもの等、どのようなものであっても構わない。
なお、これら制御部22、書込部24、記憶部26及びデータ入力部28は、上記支柱12内に配されていても良いし、電子ペーパシート14A,14B,14C,14D内に配されていても良い。また、全ての要素を一つの部材内に集中配置しても構わないし、幾つかに分けて分散配置としても構わない。電子ペーパシート14A,14B,14C,14D内に配置した要素(コンテンツ表示部18−1〜18−8を含む)と支柱12内に配置した要素との間の接続は、電気的に接続されていれば、無線/有線は問わない。しかしながら、電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dが支柱12に関して回動することから、IRDAやBluetooth(登録商標)等による無線接続されることが好ましい。
また、本実施形態に係る電子ブック10は、各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dがどのような見開き状態となっているかを認識するために、角度検出手段として4つの角度検出部30A,30B,30C,30Dを備えている。これら角度検出部30A,30B,30C,30Dはどのようなものであっても構わないが、例えば、特開2003−240598号公報に開示されているようなデジタル角度測定システムを利用することができる。
図4(A)は、上記公報に開示されたデジタル角度測定システム100の構成を示す図で、このデジタル角度測定システム100は、磁気センサ101及び111、アンプ102及び112、アナログ−デジタル(A/D)変換器103及び113、比率演算部104、角度演算部105、記憶装置106、及び端子107を備えている。このデジタル角度測定システム100では、磁気センサ101,111から出力されたアナログ信号が、アンプ102,112を通り、A/D変換器103,113によりデジタル信号に変換される。比率演算部104は、これらA/D変換器103,113からの出力値を除算して、2つの磁気センサ101,111の出力の比率を求める。記憶装置106には、2つの磁気センサ101,111の出力の比率と、角度との関係を示す表が記憶されており、角度演算部105はこの表を参照して、比率演算部104から出力された比率に対応する角度を求めて、端子107に出力する。
図4(B)は、図4(A)に示した2つの磁気センサ101,111の配置の一例を示す斜視図である。図4(B)において、白抜き矢印は、磁石401とヨークが回転可能な方向を示す。支持部材400は磁石401が生成する磁界の内部に固定されている。磁気センサ101及び111は互いに直交する磁界を測定するホール素子であり、その各々が検出する磁束の方向を表す軸同士が直交するように支持部材400に取り付けられている。なお、このデジタル角度測定システムは、磁気センサ101,111が相対的に回転運動をする固定部及び移動部の内の固定部である支持部材400に取り付けられ、移動部に磁石が取り付けられて、磁界を回転可能としているものである。
本実施形態においては、角度検出部30A,30B,30C,30Dとして、このようなデジタル角度測定システムを利用し、図5に示すように、各電子ペーパシート14A,14B,14C,14D(図では電子ペーパシート14Aを代表して示している)を対応する角度検出部30A,30B,30C,30Dの磁石401に接続する。この場合、角度検出部30A,30B,30C,30Dの支持部材400は、本実施形態に係る電子ブック10の支柱12として構成される。各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dは、接続強度を持たせるため、この角度検出部30A,30B,30C,30Dと接続されている以外の部分数箇所で、支柱12に回転可能に接続されることは言うまでもない。
このような構成により、電子ペーパシート14Aの基準方向に対する角度が角度検出部30Aによりデジタル値で測定でき、電子ペーパシート14Bの上記基準方向に対する角度が角度検出部30Bによりデジタル値で測定でき、電子ペーパシート14Cの上記基準方向に対する角度が角度検出部30Cによりデジタル値で測定でき、電子ペーパシート14Dの上記基準方向に対する角度が角度検出部30Dによりデジタル値で測定できる。
次に、本実施形態に係る電子ブック10の動作を説明する。
図6A及び図6Bは、本実施形態に係る電子ブック10の動作を模式的に示す図である。それらの図において、上方に(A)乃至(H)の符号をふって示しているのは、電子ブック10の使用状態を表している。また、下方に(a)乃至(h)の符号をふって示しているのは、電子ブック10の頁と表示するコンテンツデータのページとの関係を表している。図では、電子ブックの頁を丸数字で記している。また、使用者が閲覧しているコンテンツデータのページはハッチングを付すことで識別可能としている。
図6Aにおける(A)及び(a)は、コンテンツデータのダウンロード時の状態を示している。この場合、電子ブック10の頁16−1〜16−8には、コンテンツデータの第1ページ〜第8ページが表示されるが、まだ使用者はどの頁も閲覧していない。
図7は、コンテンツデータのダウンロード時の制御部22の動作フローチャートを示している。即ち、制御部22は、操作ボタン部20の所定のボタン操作等により指示されたコンテンツデータを、データ入力部28により取得して、記憶部26に記憶させる(ステップS10)。そして、書込部24により、そのコンテンツデータの第1ページを頁16−1のコンテンツ表示部18−1に書き込むことで、コンテンツデータの第1ページを表示する(ステップS12)。その後、使用者の操作ボタン部20の操作によるページめくり方向の指定を受け付ける(ステップS14)。即ち、操作ボタン部20は、電子ペーパシートのめくり方向を指定する指定手段として機能する。
ここで、指定されたページめくり方向が左めくりである場合には(ステップS16)、初期状態として、書込部24により、頁16−2のコンテンツ表示部18−2、頁16−3のコンテンツ表示部18−3、…、頁16−8のコンテンツ表示部18−8に、コンテンツデータの第2ページ、第3ページ、…、第8ページを書き込んで表示させる(ステップS18)。これにより、図6Aにおける(A)及び(a)に示すように、電子ブック10の頁16−1〜16−8には、コンテンツデータの第1ページ〜第8ページが表示される。
また、上記ステップと14で指定されたページめくり方向が左めくりでない、つまり右めくりである場合には(ステップS16)、初期状態として、書込部24により、頁16−8のコンテンツ表示部18−8、頁16−7のコンテンツ表示部18−7、…、頁16−2のコンテンツ表示部18−2に、コンテンツデータの第2ページ、第3ページ、…、第8ページを書き込んで表示させる(ステップS20)。
これ以降は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて閲覧中の頁を判定し、表示を更新していく。
図8は、制御部22による表示更新動作のフローチャートを示す図である。即ち、まず、角度検出部30Aで検出した電子ペーパシート14Aの上記基準方向に対する角度と、角度検出部30Bで検出した電子ペーパシート14Bの上記基準方向に対する角度とから、頁16−2と頁16−3とのなす角度を判別する(ステップS30)。次に、角度検出部30Bで検出した電子ペーパシート14Bの上記基準方向に対する角度と、角度検出部30Cで検出した電子ペーパシート14Cの上記基準方向に対する角度とから、頁16−4と頁16−5とのなす角度を判別する(ステップS32)。また、角度検出部30Cで検出した電子ペーパシート14Cの上記基準方向に対する角度と、角度検出部30Dで検出した電子ペーパシート14Dの上記基準方向に対する角度とから、頁16−6と頁16−7とのなす角度を判別する(ステップS34)。そして、角度検出部30Dで検出した電子ペーパシート14Dの上記基準方向に対する角度と、角度検出部30Aで検出した電子ペーパシート14Aの上記基準方向に対する角度とから、頁16−8と頁16−1とのなす角度を判別する(ステップS36)。なお、これらの判別は、どの順番で実施しても構わないし、制御部22の能力によっては並列に実行することも可能である。
そして、上記判別した4つの角度の内の最大角度が、予め設定した第1の閾値角度、例えば350度よりも大きいか否かを判別する(ステップS38)。ここで、最大角度が350度よりも大きくないと判別した場合には、予め設定した第2の閾値角度、例えば180度以下で最も大きな角度を持つ頁間を判定し、それを現在閲覧中の見開き頁と認識する(ステップS40)。なお、上記第1の閾値角度とは、その角度以上の角度を持つ頁間が存在すると本が閉じられているものと認識する角度として設定され、上記第2の閾値角度とは、通常の姿勢で閲覧する場合に考えられる見開き頁の頁間最大角度として設定される。上記第1の閾値角度及び第2の閾値角度は上記350度及び180度に限定されるものでないことは勿論である。上記第1の閾値角度は180度以上であれば任意に設定可能であり、また、上記第2の閾値角度は180度以下であれば任意に設定可能である。但し、第1の閾値角度+第2の閾値角度>360度の条件を満たすことが必要である。
また、上記ステップS38において上記判別した4つの角度の内の最大角度が上記350度よりも大きいと判別した場合には、本つまり該電子ブック10が閉じられていると判定し、最大角度をなす頁間において、現在閲覧中の見開き頁と認識する(ステップS42)。
上記ステップS40又はステップS42において現在閲覧中の見開き頁を認識したならば、次に、その認識結果が前回の認識結果と同一であるか否かを判別する(ステップS44)。同一であれば、表示の更新を行う必要が無いので上記ステップS30に戻る。なおこの際、例えば1秒といった所定時間をおいてから上記ステップS30に戻るようにしても良い。これにより、角度検出のための電力や見開き頁判定のための演算回数を減じることで消費電力を抑えることができる。
而して、上記ステップS44において認識結果が前回と異なると判定されたならば、上記ステップS40又はステップS42において認識された現在閲覧中の見開き頁の前3頁分に、現在閲覧中のコンテンツデータの実ページの前3ページ分を表示し(ステップS46)、また、同じく認識された現在閲覧中の見開き頁の後3頁分に、現在閲覧中のコンテンツデータの実ページの後3ページ分を表示する(ステップS48)。そして、(所定時間をおいてから)上記ステップS30に戻る。なお、これらの表示更新も、どちらを先に実施しても構わないし、可能であれば並列に実行しても良い。
以上のような手順で閲覧中頁の判定を行って表示を更新していくことで、図6A及び図6Bに示すように表示は更新されていく。
図6Aにおける(B)及び(b)は、頁16−1の閲覧時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて、該電子ブック10が閉じられていると判定し、最大角度をなす頁間が頁16−8と頁16−1との間であるので、頁16−1が閲覧されていると認識する。この認識結果は前回と同じであるので、表示の更新は行わない。即ち、閲覧中の頁16−1のコンテンツ表示部18−1にコンテンツデータの第1ページを表示し、頁16−2のコンテンツ表示部18−2〜頁16−8のコンテンツ表示部18−8にコンテンツデータの第2ページ〜第8ページを表示する。
図6Aにおける(C)及び(c)は、(B)に示す状態から電子ペーパシート14Aをめくって、次の頁16−2,16−3を閲覧している時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−2,16−3が閲覧されていると認識する。認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われる。しかしながら、実際には前後3頁分はページが変わらないので、閲覧が終わった頁16−1のコンテンツ表示部18−1はコンテンツデータの第1ページの表示を維持し、また、頁16−2のコンテンツ表示部18−2〜頁16−8のコンテンツ表示部18−8にコンテンツデータの第2ページ〜第8ページを表示している。
図6Aにおける(D)及び(d)は、(C)に示す状態から電子ペーパシート14Bをめくって、次の頁16−4,16−5を閲覧している時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−4,16−5が閲覧されていると認識する。認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われる。しかしながら、実際には前後3頁分はページが変わらないので、閲覧が終わった頁16−1のコンテンツ表示部18−1〜頁16−3のコンテンツ表示部18−3はコンテンツデータの第1ページ〜第3ページの表示を維持し、また、頁16−4のコンテンツ表示部18−4〜頁16−8のコンテンツ表示部18−8にコンテンツデータの第4ページ〜第8ページを表示している。
図6Bにおける(E)及び(e)は、図6Aにおける(D)に示す状態から電子ペーパシート14Cをめくって、次の頁16−6,16−7を閲覧している時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−6,16−7が閲覧されていると認識する。認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われる。しかしながら、実際には前3頁分はページが変わらないので、閲覧が終わった頁16−1のコンテンツ表示部18−1〜頁16−5のコンテンツ表示部18−5のうち、頁16−3のコンテンツ表示部18−3〜頁16−5のコンテンツ表示部18−5はコンテンツデータの第3ページ〜第5ページの表示を維持し、また、現在閲覧中の頁16−6及び16−7のコンテンツ表示部18−6及び18−7にコンテンツデータの第6ページ及び第7ページを表示している。これに対して、後3頁となる頁16−8,16−1,16−2については、頁16−8はページが変わらないが、頁16−1及び16−2はページが変わる。従って、頁16−1のコンテンツ表示部18−1及び頁16−2のコンテンツ表示部18−2については、コンテンツデータの第1ページ及び第2ページの表示を消去し、(e)に矢印によって指し示すように、書込部24により、コンテンツデータの第9ページ及び第10ページの書き込みを開始することで、それら第9ページ及び第10ページの準備を行わせる。即ち、本実施形態では、電子ペーパの書き込み速度つまり表示更新速度が、液晶等の他の表示媒体に比べて格段に遅いということに鑑みて、予め表示更新動作を開始しておくものである。このようにすることで、次に使用者がページめくりを行った場合に、更新前のページが表示されたり、更新中のため使用者の閲覧を分断させたりするという不具合を防止できる。
図6Bにおける(F)及び(f)は、(E)に示す状態から電子ペーパシート14Dをめくって、次の頁16−8,16−1を閲覧している時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−8,16−1が閲覧されていると認識する。認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われる。しかしながら、実際には前3頁分はページが変わらないので、頁16−5のコンテンツ表示部18−5〜頁16−7のコンテンツ表示部18−7はコンテンツデータの第5ページ〜第7ページの表示を維持し、また、現在閲覧中の頁16−8及び16−1のコンテンツ表示部18−8及び18−1にコンテンツデータの第8ページ及び第9ページを表示している。これに対して、後3頁となる頁16−2,16−3,16−4については、頁16−2はページが変わらないが、頁16−3及び16−4はページが変わる。従って、頁16−3のコンテンツ表示部18−3及び頁16−4のコンテンツ表示部18−4については、コンテンツデータの第3ページ及び第4ページの表示を消去し、(f)に矢印によって指し示すように、書込部24により、コンテンツデータの第11ページ及び第12ページの書き込みを開始することで、それら第11ページ及び第12ページの準備を行わせる。
図6Bにおける(G)及び(g)は、(F)に示す状態でコンテンツデータの第8ページを閲覧中、直前の第7ページ目を読み直すために、電子ペーパシート14Dを右方向にめくった時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−6,16−7が閲覧されていると認識する。認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われる。しかしながら、実際には後3頁分はページが変わらないので、頁16−8のコンテンツ表示部18−8、頁16−1のコンテンツ表示部18−1及び頁16−2のコンテンツ表示部18−2は既存表示のコンテンツデータの第8ページ〜第10ページを表示し、また、現在閲覧中の頁16−6及び16−7のコンテンツ表示部18−6及び18−7にコンテンツデータの第6ページ及び第7ページを表示している。これに対して、前3頁となる頁16−3,16−4,16−5については、頁16−5はページが変わらないが、頁16−3及び16−4はページが変わる。従って、頁16−3のコンテンツ表示部18−3及び頁16−4のコンテンツ表示部18−4については、コンテンツデータの第11ページ及び第12ページの表示を消去し、(g)に矢印によって指し示すように、書込部24により、コンテンツデータの第3ページ及び第4ページの書き込みを開始することで、それら第3ページ及び第4ページの準備を行わせる。
図6Bにおける(H)及び(h)は、(F)に示す状態から本を閉じて頁16−1が表に来るように保管する時の状態を示している。この場合、制御部22は、角度検出部30A,30B,30C,30Dの検出結果に基づいて頁16−8,16−1が閲覧されていると認識する。即ち、現在読んでいたページは第6,第7ページであるが、見開き頁の判定上、頁16−8,16−1に表示されている第8ページ及び第9ページを閲覧していると認識する。従って、認識結果は前回と異なるので、表示更新が行われてしまう。この場合は、頁16−3のコンテンツ表示部18−3及び頁16−4のコンテンツ表示部18−4について、コンテンツデータの第3ページ及び第4ページの表示を消去し、(f)に矢印によって指し示すように、書込部24により、コンテンツデータの第11ページ及び第12ページの書き込みを開始して、それら第11ページ及び第12ページの表示を行うこととなる。頁16−5のコンテンツ表示部18−5〜頁16−7のコンテンツ表示部18−7はコンテンツデータの第5ページ〜第7ページの表示を維持し、また、頁16−8のコンテンツ表示部18−8、頁16−1のコンテンツ表示部18−1及び頁16−2のコンテンツ表示部18−2はコンテンツデータの第8ページ〜第10ページを表示している。
このように、閲覧の途中で電子ブック10が閉じられた場合には、閲覧中の見開き頁の認識が更新されてしまうので、続きから閲覧を再開する際には、ページのめくり方に注意が必要となる。これを、図9乃至図11を参照して説明する。
図9に示すように、頁16−6,16−7のコンテンツ表示部18−6,18−7にてコンテンツデータの第16ページ,第17ページを閲覧中に、頁16−1と頁16−8との間が350度以上となるように電子ブック10を閉じた場合、閲覧見開き頁の認識結果は頁16−8,16−1と認識され、実際に閲覧していたコンテンツデータのページが第16ページ,第17ページであっても、第18ページ,第19ページが閲覧中のページと判定されてしまう。その結果、頁16−3,16−4のコンテンツ表示部18−3,18−4の表示はコンテンツデータの第21ページ,第22ページに更新されてしまう。そこで、次回、使用者は、頁16−6,16−7を開く際に、「順めくり」(この場合は左めくり)を行ってそれらの頁を開くと、更にページが更新されてコンテンツデータの第24ページ,第25ページが表示されてしまうので、「逆めくり」(この場合は右めくり)しなければならない。
また、図10に示すように、頁16−6,16−7のコンテンツ表示部18−6,18−7にてコンテンツデータの第16ページ,第17ページを閲覧中に、頁16−2と頁16−3との間が350度以上となるように電子ブック10を閉じた場合、閲覧見開き頁の認識結果は頁16−2,16−3と認識され、実際に閲覧していたコンテンツデータのページが第16ページ,第17ページであっても、第12ページ,第13ページが閲覧中のページと判定されてしまう(閉じる前の頁16−2と頁16−3ではコンテンツデータのページが連番ではないので、そのような場合にはページ番号の低い方を選択するものとする)。その結果、頁16−7,16−8,16−1のコンテンツ表示部18−7,18−8,18−1の表示はコンテンツデータの第9ページ,第10ページ,第11ページに更新されてしまう。そこで、次回、使用者は、頁16−6,16−7を開く際に、「逆めくり」(この場合は右めくり)を行ってそれらの頁を開くと、更にページが更新されてコンテンツデータの第8ページ,第9ページが表示されてしまうので、「順めくり」(この場合は左めくり)しなければならない。
また、図11に示すように、頁16−6,16−7のコンテンツ表示部18−6,18−7にてコンテンツデータの第16ページ,第17ページを閲覧中に、頁16−4と頁16−5との間が350度以上となるように電子ブック10を閉じた場合、閲覧見開き頁の認識結果は頁16−4,16−5と認識され、実際に閲覧していたコンテンツデータのページが第16ページ,第17ページであっても、第14ページ,第15ページが閲覧中のページと判定されてしまう。その結果、頁16−1,16−のコンテンツ表示部18−1,18−2の表示はコンテンツデータの第11ページ,第12ページに更新されてしまう。そこで、次回、使用者は、頁16−6,16−7を開く際に、「逆めくり」(この場合は右めくり)を行ってそれらの頁を開くと、更にページが更新されてコンテンツデータの第8ページ,第9ページが表示されてしまうので、「順めくり」(この場合は左めくり)しなければならない。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、コンテンツデータのダウンロード時に、図6Aの(a)に示すように、8ページ分のコンテンツデータを全て表示するようにしている。
これに対して、本発明の第2実施形態に係る電子ブックは、図12A及び図12Bに示すように、頁16−1に第1ページを表示するとともに、その後の3ページ分のみを表示するようにしたものである。
これは、上記第1実施形態におけるステップS18の処理を、初期状態として、書込部24により、頁16−2のコンテンツ表示部18−2、頁16−3のコンテンツ表示部18−3及び頁16−4のコンテンツ表示部18−4に、コンテンツデータの第2ページ、第3ページ及び第4ページを書き込んで表示させるようにすると共に、同じくステップS20の処理を、初期状態として、書込部24により、頁16−8のコンテンツ表示部18−8、頁16−7のコンテンツ表示部18−7及び頁16−6のコンテンツ表示部18−6に、コンテンツデータの第2ページ、第3ページ及び第4ページを書き込んで表示させるようにするだけで良い。
このようにすることで、ダウンロード後に閲覧可能となる立ち上がり時間を短縮できる。
[第3実施形態]
上記第1実施形態では、例えば図6Aの(C)に示すように、電子ブック10における使用者が実際に閲覧している頁16−2,16−3の裏面に当たる頁16−1,16−8にも表示がなされているため、使用者の正面近くに居る第三者に、該使用者がどのようなコンテンツデータを閲覧中か判別されてしまう。
そこで、本実施形態では、電子ブック10の裏面に当たる頁には表示を行わないようにすることで、使用者のプライバシーを保護しようとするものである。
図13は、その場合の制御部による表示更新動作のフローチャートを示す図である。なお、上記第1実施形態と同様の部分については、その図示及び説明を省略する。
即ち、本第3実施形態においては、上記ステップS38において、上記判別した4つの角度の内の最大角度が上記350度よりも大きいと判別した場合には、例えば図6Aの(B)に示すように、電子ブック10が閉じられた状態で閲覧されているときであるので、使用者はプライバシーについては気にしていないということなので、上記第1実施形態と同様に、上記ステップS42,ステップS44,ステップS46,ステップS48と実行して、表示更新を行う。
これに対して、上記ステップS38において上記判別した4つの角度の内の最大角度が上記350度よりも大きくないと判別した場合には、上記ステップS40にて、現在閲覧中の見開き頁を認識する。そして、本実施形態では、その後、上記判別した4つの角度の内、上記第2の閾値角度、例えば180度以上の角度が測定された頁間を判定し、それをプライバシー配慮頁と認識する(ステップS50)。次に、上記ステップS40及びステップS50での認識結果が前回の認識結果と同一であるか否かを判別する(ステップS52)。同一であれば、表示の更新を行う必要が無いので上記ステップS30に戻る。なおこの際、例えば1秒といった所定時間をおいてから上記ステップS30に戻るようにしても良い。
上記ステップS52において認識結果が前回と異なると判定されたならば、上記ステップS40において認識された現在閲覧中の見開き頁の前3頁分に、現在閲覧中のコンテンツデータの実ページの前3ページ分を表示する(ステップS54)。ただしこの際、上記現在閲覧中の見開き頁の前3頁分に、上記ステップS50で認識したプライバシー配慮頁が含まれる場合には、そのプライバシー配慮頁の表示は行わないようにする。次に、同じく上記ステップS40において認識された現在閲覧中の見開き頁の後3頁分に、現在閲覧中のコンテンツデータの実ページの後3ページ分を表示する(ステップS56)。この場合も、上記現在閲覧中の見開き頁の後3頁分に、上記ステップS50で認識したプライバシー配慮頁が含まれる場合には、そのプライバシー配慮頁の表示は行わないようにする。そして、(所定時間をおいてから)上記ステップS30に戻る。なお、上記ステップS54及びステップS56の表示更新は、どちらを先に実施しても構わないし、可能であれば並列に実行しても良い。
以上のようにして、本第3実施形態によれば、使用者のプライバシーを保護することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、4枚の電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dで8頁分の表示を行うものとしたが、電子ペーパシートの枚数はそれに限定されず、それよりも少なくても、また多くても良く、複数枚の電子ペーパシートを使用するのであれば、本発明は実現可能である。
また、上記ステップS16でのページめくり方向の判別に応じてコンテンツデータを表示する頁の順序(昇順/降順)を切り替えるようにしたが、表示する頁の順序は一定とし、コンテンツデータのページの上下を反転して表示することで、電子ブック10を上下逆さまに持ち替えて閲覧するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、操作ボタン部20を電子ペーパシート14Aの頁16−1にのみ設けたが、各電子ペーパシートの一方の頁又は全頁に操作ボタン部を設けても良い。そのようにすれば、所定の操作ボタンの操作で「しおり」設定することで、どのように電子ブック10を閉じても表示更新をしないようにすることができる。また、別の所定の操作ボタンの操作で複数ページの同時めくりを行うことも可能となる。
また、各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dの保持機構は、上記実施形態のように支柱12に各電子ペーパシート14A,14B,14C,14Dを接続する構成に限られるものではない。
図1(A)及び(B)はそれぞれ本発明の第1実施形態に係る電子ブックの斜視図及び平面図である。 図2は頁の正面図である。 図3は、第1実施形態に係る電子ブックの電気的な構成を示すブロック図である。 図4(A)は従来のデジタル角度測定システムの構成を示す図であり、図4(B)は図4(A)に示した2つの磁気センサの配置の一例を示す斜視図である。 図5は第1実施形態に係る電子ブックに従来のデジタル角度測定システムを適用を使用した場合の構成を示す図である。 図6Aは第1実施形態に係る電子ブックの動作を模式的に示す図である。 図6Bは第1実施形態に係る電子ブックの動作を模式的に示す図である。 図7はコンテンツデータのダウンロード時の制御部の動作フローチャートを示す図である。 図8は制御部による表示更新動作のフローチャートを示す図である。 図9は閲覧の途中で電子ブックが閉じられた場合の表示更新を説明するための図である。 図10は閲覧の途中で電子ブックが閉じられた場合の表示更新を説明するための図である。 図11は閲覧の途中で電子ブックが閉じられた場合の表示更新を説明するための図である。 図12Aは本発明の第2実施形態に係る電子ブックにおけるコンテンツデータのダウンロード時にページめくり方向が左めくりを指示された場合の表示状態を説明するための図である。 図12Bは第2実施形態に係る電子ブックにおけるコンテンツデータのダウンロード時にページめくり方向が右めくりを指示された場合の表示状態を説明するための図である。 図13は本発明の第3実施形態に係る電子ブックの制御部による表示更新動作のフローチャートを示す図である。
符号の説明
10…電子ブック、 12…支柱、 14A,14B,14C,14D…電子ペーパシート、 16−1〜16−8…頁、 18−1〜18−8…コンテンツ表示部、 20…操作ボタン部、 22…制御部、 24…書込部、 26…記憶部、 28…データ入力部、 30A,30B,30C,30D…角度検出部。

Claims (6)

  1. それぞれ両面に電子ペーパによる表示面を持つ複数枚の電子ペーパシートと、
    上記複数枚の電子ペーパシートを循環的にめくり可能に保持する保持機構と、
    上記複数枚の電子ペーパシートの各表示面にコンテンツデータをページ単位で表示する制御手段と、
    を具備し、
    上記制御手段は、任意の表示面が上記電子ペーパシートの循環的なめくりによって複数回使用者に提示される際に、その提示毎に上記表示面の数+1に相当するページのコンテンツデータを表示するよう制御することを特徴とする電子ブック。
  2. 上記複数枚の電子ペーパシートのめくり方向を指定する指定手段と、
    上記複数の電子ペーパそれぞれ間の開き角度を検出する角度検出手段と、
    を更に具備し、
    上記制御手段は、上記角度検出手段で検出した角度に基づいて現在見開き状態となっている表示面を認識すると共に、上記指定手段で指定されためくり方向に基づいて次に見開き状態となる表示面を認識し、上記認識した現在見開き状態となっている表示面にコンテンツデータの2ページ分を表示すると共に、少なくとも上記認識した次に見開き状態となる表示面にコンテンツデータの次の2ページ分を表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子ブック。
  3. 上記制御手段は、更に、上記認識した現在見開き状態となっている表示面に対して上記認識した次に見開き状態となる表示面とは反対側である前の見開き状態となる表示面に、コンテンツデータの前の2ページ分を表示するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の電子ブック。
  4. 上記電子ペーパシートが4枚であり、
    上記制御手段は、上記認識した現在見開き状態となっている表示面の前後3枚の表示面にコンテンツデータの前後3ページ分を表示するよう制御することを特徴とする請求項3に記載の電子ブック。
  5. 上記制御手段は、上記角度検出手段で検出した角度に基づいて、上記現在見開き状態となっている表示面に対して該電子ブックの裏側となる位置に存在する表示面を認識し、該認識した電子ブックの裏側となる位置に存在する表示面には表示を行わないことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の電子ブック。
  6. 上記複数枚の電子ペーパシートのめくり方向を指定する指定手段を更に具備し、
    上記制御手段は、上記指定手段で指定されためくり方向に基づいて、上記複数枚の電子ペーパシートの表示面に表示するコンテンツデータのページ順を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子ブック。
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