JP3156068U - 地図情報提供システム - Google Patents

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正剛 上田
正剛 上田
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Abstract

【課題】位置に応じた適切な表示態様(範囲)において、地図情報を携帯端末に簡便に提供することのできる地図情報提供システムを提供する。【解決手段】地図情報提供システム1では、予め各所に設置された、複数のユーザの各携帯端末6にURLデータ38を付与可能な複数のリーダライタ4と、各携帯端末6とそれぞれ通信可能に接続された、記憶手段12を有する地図情報サーバ2とを備え、地図情報サーバ2は、記憶手段12に、提供しようとする地図のデータを含む基礎地図データ18を有すると共に、携帯端末6のいずれかからURLデータ38を受信すると、当該URLデータ38(の末部)に応じた範囲で基礎地図データ18を参照して地図画像を作成し、当該携帯端末6に送信する。【選択図】図1

Description

本考案は、ユーザが携帯する携帯端末において地図の表示等をなすために、当該携帯端末に対し地図情報を提供する地図情報提供システムに関する。
従来、位置情報表示装置として、下記特許文献1に記載のものが知られている。この位置情報表示装置は、携帯端末から位置情報を電子メールにより受信し、その位置の周辺地図を表示するものである。位置情報は、携帯端末が店に置かれた決済用の固定端末と決済時に通信した際の決済記録に基づき店の位置を検索することで得られる(0067〜0070段落、図10)。
特開2007−89051号公報
このような位置情報表示装置では、決済用の固定端末との携帯端末の通信により位置を把握して周辺地図を表示可能であるが、決済情報から位置情報を取得するための処理が複雑になるし、設定を切り替えない限り決済の度にメールが送信されて地図表示がなされることとなり煩わしい。又、このような位置情報表示装置は、携帯端末自体に周辺地図を表示するものではなく、携帯端末のユーザが周辺地図を見ることができない。更に、このような位置情報表示装置において、位置に応じ周辺地図の表示態様を変える旨の観点は全くない。
そこで、請求項1に記載の考案は、位置に応じた適切な表示態様(範囲)において地図情報を携帯端末に簡便に提供することのできる地図情報提供システムを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、予め各所に設置された、複数のユーザの各携帯端末に識別情報を付与可能な複数の識別情報提供手段と、前記携帯端末とそれぞれ通信可能に接続された、記憶手段を有する地図情報サーバコンピュータとを備え、前記地図情報サーバコンピュータは、前記記憶手段に、提供しようとする地図のデータ及び複数の施設のデータを含む基礎地図データを有すると共に、前記携帯端末のいずれかから前記識別情報を受信すると、当該識別情報に応じた範囲で前記基礎地図データを参照して地図画像を作成し、当該携帯端末に送信するものであり、前記範囲は、前記施設の多少に応じた縮尺に基づくものであることを特徴とするものである。
請求項2に記載の考案は、上記目的に加えて、より手間なく簡単にユーザが地図画像を見ることができるようにする目的を達成するため、上記考案にあって、前記識別情報提供手段は、複数のユーザの各前記携帯端末に前記識別情報を接触通信及び/又は非接触通信により送信可能な複数のリーダライタであることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、上記目的に加えて、識別情報提供手段の設置箇所に応じた適切な表示態様(表示範囲)の地図情報を一層円滑に提供する目的を達成するため、上記考案にあって、前記地図情報サーバコンピュータは、前記記憶手段に、各前記識別情報と前記範囲に係る情報とを対応付けた識別情報データベースを有し、受信した前記識別情報に基づいて当該識別情報データベースを参照することにより、前記範囲を決定することを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、上記目的に加えて、携帯端末に専用のプログラムを導入する等の手間をかけることなく、関連情報(識別情報提供手段の設置箇所に応じたリンク情報等)をも簡便に提供する目的を達成するため、上記考案にあって、前記識別情報は、前記地図情報サーバコンピュータを示すURLに係るものであることを特徴とする。
請求項5,6,7に記載の考案は、上記目的に加えて、地図情報を提供するのに効果的で便利な箇所に識別情報提供手段を配置する目的を達成するため、上記考案にあって、前記識別情報提供手段は、少なくとも、駅に設置されていたり、地図表示板に隣接して設置されていたり、現在地の表示された地図表示板における当該現在地に隣接して設置されていたりすることを特徴とする。
本考案によれば、携帯端末に識別情報を付与可能な識別情報提供手段を複数配置すると共に、各識別情報提供手段から識別情報を得た携帯端末が地図情報サーバコンピュータにアクセスして識別情報を送信し、識別情報に応じた範囲における地図の画像のダウンロードを受けるので、識別情報提供手段の設置箇所に適した範囲(表示態様)で地図情報を提供することができる、という効果を奏する。
本考案に係る地図情報提供システム(ないしその周囲)のブロック図である。 図1の地図情報提供システムにおけるURLデータベースの模式図である。 図1の地図情報提供システムの動作ないし本考案に係る地図情報提供を示すフローチャートである。 (a)は本考案に係る地図画像を含む地図情報に係るブラウザ用ページを示す模式図であり、(b)は本考案に係る携帯端末における地図情報の表示例を示す模式図である。
以下、本考案に係る実施の形態の例につき、適宜図面に基づいて説明する。なお、本考案の形態は、この例に限定されない。
[構成]
[全体構成]
図1は本考案に係る地図情報提供システム1(ないしその周囲)のブロック図であって、地図情報提供システム1は、地図情報サーバコンピュータ(地図情報サーバ)2と、識別情報提供手段としてのリーダライタ4と、携帯端末6とを含む。地図情報サーバ2と携帯端末6とは、通信回線網(ここではインターネットN)を介して通信可能である。又、リーダライタ4と携帯端末6との間では、近接通信(接触通信及び/又は非接触通信)が可能である。
[地図情報サーバ]
地図情報サーバ2は、例えば地図情報提供団体に設置される。地図情報サーバ2は、通信を行う通信手段11と、記憶手段12と、これらを制御する制御手段14とを備える。通信手段11は、例えばモデムである。記憶手段12は、例えばハードディスクやリムーバブルディスク、メモリである。記憶手段12には、制御手段14で実行される地図情報提供プログラム16ないし通信プログラム17と、基礎地図データ18と、識別情報データベースとしてのURLデータベース20と、登録施設情報21が記憶されている。又、制御手段14は、例えばCPUである。なお、URLは、「Uniform Resource Locator」の略である。
基礎地図データ18は、道路や河川、鉄道等に関するデータの他、主要な建築物あるいは登録された施設に係るデータや、住所地番に係るデータを備えて成り、携帯端末6に提供する地図に比較して広域をカバーする。
又、URLデータベース20は、図2に示すように、所定のURL(の一部)22と、基礎地図データ18における座標値23・縮尺25(基礎地図データ18における範囲を示す情報)とが対応付けられることにより成る。なお、URLデータベース20では、更に、前記座標値23周辺(又は地図提供範囲内あるいはその近辺)の登録施設等に関する情報(登録施設情報21の一部)に係るリンク情報26が、所定のURL22と対応付けられている。
[リーダライタ]
一方、リーダライタ4は、ここでは駅に設置された地図(看板、表示板)に隣接して複数設置される。リーダライタ4は、コイル30と、記憶手段32と、これらを制御する制御手段34とを備える。記憶手段32は、例えばハードディスクやメモリである。記憶手段32には、制御手段34で実行される近接通信プログラム36と、リーダライタ4ごとに決定された識別情報としてのURLデータ38が記憶されている。又、制御手段34は、例えばCPUである。
[携帯端末]
他方、携帯端末6は、例えば各ユーザが所持する携帯電話である。携帯端末6は、コイル50と、通信手段51と、記憶手段52と、操作手段53と、表示手段54と、これらを制御する制御手段55とを備える。通信手段51は、例えば携帯電話の通信装置(ないしアンテナ)である(なおこの場合基地局、携帯電話網ないしアクセスポイントを介してインターネットNに接続される)。記憶手段52は、例えばメモリである。記憶手段52には、制御手段34で実行される近接通信プログラム56、通信プログラム57ないしブラウザ58が記憶されている。操作手段53は、方向キーや決定ボタン・クリアボタン(図示せず)を含む。ブラウザ58は、URLの入力に応じ、インターネットNを介しサーバコンピュータから情報を取得して表示する一般的なプログラムである。又、制御手段55は、例えばCPUである。
[その他]
なお、地図情報サーバ2では、通信プログラム17を実行する制御手段14が通信手段11を制御することにより、インターネットNにおいて通信し、携帯端末6では、通信プログラム57を実行する制御手段55が通信手段51を制御することにより、インターネットNにおいて通信する。
又、リーダライタ4では、近接通信プログラム36を実行する制御手段34がコイル30を制御することにより、隣接したコイル50において通信し、携帯端末6では、近接通信プログラム56を実行する制御手段55がコイル50を制御することにより、隣接したコイル30において通信する。
このような近接通信では、接触インターフェイスとして、国際標準化機構に係るISO/IEC7819等を採用することができる。又、近接通信専用の制御手段を別個に設けることができるし、この専用制御手段と、近接通信プログラム36,56あるいはこれとコイル30,50とをICとしてまとめ、リーダライタ4や携帯端末6に装着することもできる。ここで、接触型ICとして、ISO/IEC7816に準拠したものを採用することができる。又、非接触型ICとして、ISO/IEC14443に準拠したものを採用することができる。更に、近接通信におけるコマンドやレスポンスは、ISO/IEC7816におけるAPDUに準拠することができる。
[動作]
[リーダライタないし携帯端末等]
図3は、地図情報提供システム1の動作を示すフローチャートである。各リーダライタ4の制御手段34は、他の近接通信を行う装置を検出するため、近接通信プログラム36を実行して、コイル30を介して検出コマンドを定期的に送信し、他の装置からの初期応答レスポンスを待つ(ステップ100)。
ユーザは、携帯端末6の近接通信を有効にする操作を適宜行って、リーダライタ4あるいはそのカバーに表示された「タッチで地図取得」の文字やこれに隣接する囲みに携帯端末6を近づける。すると、リーダライタ4のコイル30と携帯端末6のコイル50が近接し、近接通信プログラム56を実行する携帯端末6の制御手段55は、コイル50を介してリーダライタ4からの検出コマンドの受信を把握するので、この把握に応じて初期応答レスポンスを返信する(ステップ102)。
リーダライタ4の制御手段34は、初期応答レスポンスを受信すると、初期化コマンドを発信し、携帯端末6の制御手段55は、初期化コマンドを受信すると、初期化レスポンスを送信して、互いに通信の初期化を行う(ステップ104)。又、同様にして、認証コマンドや認証レスポンスをやり取りする(ステップ106)。
そして、リーダライタ4の制御手段34は、認証がなされると、記憶手段32のURLデータ38を読み出して送信する(ステップ108)。携帯端末6の制御手段55は、この送信に応じてURLデータ38を受信する(ステップ109、識別情報取得ステップ)。
又、携帯端末6の制御手段55は、URLデータ38を受信すると、ブラウザ58を自動で起動し、URLデータ38(前部)に基づいてインターネットNを介し地図情報サーバ2にアクセスする(ステップ110、識別情報送信ステップ)。インターネットNを介した通信は、ブラウザ58を実行する制御手段55が通信プログラム57をも実行し、通信手段51を制御することにより行われる。なお、携帯端末6の制御手段55は、ブラウザ58の起動前やインターネットNへのアクセス前等に、「接続します。OK」といった確認メッセージを表示したり、確認入力(操作手段53に係る決定ボタンの押下等)を受け付けたりする。
例えば、リーダライタ4がURLデータ38として「http://○×△.jp/a0001/」を持つとすると、携帯端末6の制御手段55は、「http://○×△.jp/」の部分に基づいて、地図情報サーバ2にアクセスする。
[携帯端末ないし地図情報サーバ等]
地図情報提供プログラム16ないし通信プログラム17を実行する地図情報サーバ2の制御手段14は、インターネットNを通じたアクセスを通信手段11の制御により把握すると、URLデータベース20を参照し、URLデータ38(後部)に対応する座標値23・縮尺25を読み出す(ステップ112、基礎地図データ18から抽出する範囲の決定)。
例えば、制御手段14は、「http://○×△.jp/a0001/」の一部の「a0001」に基づき、座標値23・縮尺25を読み出す。座標値23は、提供しようとする地図の中心座標であり、北緯35度37分42秒,東経139度44分21秒である。縮尺25は、基礎地図データ18に対する拡大縮小率であり、80%である。
そして、通信プログラム17を実行する地図情報サーバ2の制御手段14は、読み出した座標値23を中心とする所定形状(ここでは正方形)であり、縮尺25に対応する大きさを有する範囲(決定された範囲、初期の地図提供範囲)をもって、基礎地図データ18の一部を参照し、当該範囲における地図画像70(図4参照)を作成する(ステップ114)。なお、地図画像70は、登録施設や方位を示すアイコンあるいは中心位置を示すマークを加えて作成することができる。
例えば、制御手段14は、基礎地図データ18における北緯35度37分42秒,東経139度44分21秒(座標値23)を中心とした正方形で囲まれる範囲であって、縮小度80%(縮尺25)に応じた大きさのものを、その縮小度で切り出し、記憶手段12において別途一時的に保存する。
更に、地図情報サーバ2の制御手段14は、作成した地図画像70を上部に配置したブラウザ58用のページ72を生成する(ステップ116,図4(a))。なお、制御手段14は、ページ72において、サービスマーク、広告の他、他言語版地図へのリンクや検索用テキストボックスないし検索ボタンを配置する。又、制御手段14は、URLデータベース20のリンク情報26を参照し、情報提供範囲に応じた施設(店舗を含む)やサービスあるいは商品に関するページへのリンクを配置する。当該リンクは、例えば「食べる」「買う」「働く」「暮らす」「遊ぶ」「学ぶ」といったようにカテゴリ別に分かれている。又、これらリンクを辿ると、店舗等のリンクリストが表示されたり、店舗等の基本情報(店舗外観画像、店舗サイトへのリンク、電話番号、住所、最寄駅ないしそこから徒歩で要する時間、営業時間、定休日、あるいは求人団体名、待遇、募集人員、勤務時間、又は物件名、賃料、敷金等、間取り、最寄駅ないしそこから徒歩で要する時間、条件等)が、登録施設情報21の参照に基づく等して表示されたりする。
そして、通信プログラム17を実行する地図情報サーバ2の制御手段14は、通信手段11を制御して、生成した地図画像70を含むページ72を、インターネットNを介してアクセス元の携帯端末6へ送信し、地図情報の提供を行う(ステップ118)。なお、ステップ112〜118は、地図画像送信ステップを構成する。
通信プログラム57ないしブラウザ58を実行する携帯端末6の制御手段55は、地図画像70を含むページ72につき、インターネットNを介して通信手段により受信すると、これを表示手段54において表示し、地図情報の表示を実現する(ステップ120、図4(b))。この地図情報の表示は、URLデータ38即ちリーダライタ4(の設置箇所)に応じた座標値23・縮尺25における地図画像70等によりなされる。
例えば、URLデータ38として「http://○×△.jp/a0001/」を持つリーダライタ4が、□駅の、施設が比較的に駅寄りで多い中央出口における周辺地図の隣に設置されているとすると、座標値23を中央出口先が開ける位置に応じたものとし、縮尺25を比較的に大きめとして、比較的に狭い範囲ではあるが施設情報が重複し難く見やすいような地図画像70に係るものとする。又、URLデータ38として「http://○×△.jp/a0002/」を持つリーダライタ4が、□駅の、施設が比較的に少ない北出口における周辺地図の隣に設置されているとすると、座標値23を北出口先が開ける位置に応じたものとし、縮尺25を比較的に小さくして、より先を見通せるものとする。更に、URLデータ38として「http://○×△.jp/b0001/」を持つリーダライタ4が、□駅より規模の小さい☆駅の、南寄りに施設のある1番出口に設置されているとすると、1番出口先で南寄りの座標値23とし、縮尺25を比較的に小さくする。なお、ここでは提供する地図画像70のサイズは同じである。又、各リーダライタ4が設置された地図表示板と同様な範囲に係る地図画像70に調整することもできる。
加えて、携帯端末6の制御手段55は、リンク情報26に係るリンクへの入力(操作手段53に係る方向キーによるリンク選択後の決定ボタン押下等)があると、そのリンク先のページをダウンロードして表示するリンク処理を行う(ステップ122)。リンク先は、ここでは地図情報サーバ2やこれと同じ団体内に設置された他のサーバコンピュータ、あるいは情報提供に係る契約先のサーバコンピュータ等である。リンク先が地図情報サーバ2であれば、地図情報サーバ2の制御手段14はURLデータベース20のリンク情報26や記憶手段12の登録施設情報21を参照し、上述の店舗基本情報等を参照して携帯端末6のブラウザ58用のページを作成し(又は既に作成済みのページを参照し)、通信手段11を介して携帯端末6にこれを送信し、携帯端末6の制御手段55はこれを通信手段51を介し受信して表示手段54において当該ページを表示する。
なお、携帯端末6の制御手段55は、地図画像70への入力(操作手段53に係る方向キーによる地図画像70の選択後に決定ボタンを押下し更に方向キーを操作する等)があった場合に、地図情報サーバ2にアクセスして、基礎地図データ18における現在表示されている地図画像70に隣接する部分の画像(縮尺は同じ)を送信してもらい、隣接する地図画像を表示することができる。ここで、携帯端末6の制御手段55は、予め地図画像70より広い範囲で基礎地図データ18の部分情報を取得しておき、かかる範囲においては当該入力に応じ即座に隣接地図画像を表示することもできる。
又、携帯端末6の制御手段55は、地図画像70への別の入力(地図画像70の選択後に決定ボタンを2回押下する等)に基づき、縮尺や方位等の変更を処理することができる。縮尺変更処理は、携帯端末6における地図画像70の拡大縮小、地図情報サーバ2における別の地図画像の取得、拡大縮小ないし送信、あるいはこれらの併用等により実行する。又、方位変更処理も、縮尺変更処理と同様に行える。
[効果]
以上の地図情報提供システム1では、予め各所に設置された、複数のユーザの各携帯端末6にURLデータ38を付与可能な複数のリーダライタ4と、各携帯端末6とそれぞれ通信可能に接続された、記憶手段12を有する地図情報サーバ2とを備え、地図情報サーバ2は、記憶手段12に、提供しようとする地図のデータを含む基礎地図データ18を有すると共に、携帯端末6のいずれかからURLデータ38を受信すると、当該URLデータ38(の末部)に応じた範囲で基礎地図データ18を参照して地図画像70を作成し、当該携帯端末6に送信するので、URLデータ38(リーダライタ4の設置場所)に応じた範囲にて地図画像70を調整して携帯端末6に提供することができ、携帯端末6にあってその適切な範囲における地図画像70をすぐさま表示させることができ、即ち携帯端末6がURLデータ38を取得する位置にあって適切な範囲の地図情報を提供し携帯端末6に簡便に表示させることができ、ユーザにとって必要で適切な地図情報を円滑に提供することができる。
加えて、複数のユーザの各携帯端末6にURLデータ38を接触通信及び/又は非接触通信により送信可能な複数のリーダライタ4を用いたので、ユーザはリーダライタ4に携帯端末6をかざすだけで極めて簡単に適切な地図情報を得ることができる。
又、地図情報サーバ2は、記憶手段12に、URLデータ38(の末部)と地図提供範囲に係る情報とを対応付けたURLデータベース20を有し、携帯端末6から受信したURLデータ38に基づいて当該URLデータベース20を参照することにより、地図提供範囲を決定するので、より一層円滑に適切な地図情報を提供することができる。
更に、URLデータ38は、地図情報サーバ2を示すURLに係るので、広く普及し携帯端末6において一般的に搭載されたブラウザ58を用い、より一層簡便に地図画像やリンク情報といった地図情報を提供することができる。
又、地図提供範囲は、座標値23及び/又は縮尺25に基づいて決定されるので、基礎地図データ18から迅速的確に適切な提供範囲の地図画像70を作成することができ、より円滑に地図情報を提供することができる。
更に、リーダライタ4が駅(の出口)に設置されているので、ユーザは不案内な駅にあっても簡単に周辺地図を得て適宜参照することができ、駅で地図を探したり頭で記憶したりする必要がないし、迷った場合等もう一度周辺地図を見たい場合に駅に戻ることなく自身の携帯端末6で確認することができる。
又更に、リーダライタ4が地図表示板に隣接して設置されているので、地図表示板と同様な地図を携帯端末6において円滑に取得することができ、頭で記憶したりする必要がないし、迷った場合等にも自身の携帯端末6で確認することができ、又、地図表示板の表示によって、ユーザは予想通りの取得できる地図画像70等を得ることができる。
[変更例]
なお、主に上記形態を変更して成る、本考案の他の形態を例示する。識別情報として、URL(の一部)の代わりに、バーコード、2次元コード、メールアドレス又はこれらの組合せを採用する。又、識別情報提供手段として、リーダライタの代わりに、携帯端末のカメラやスキャナによる入力に供するコード、携帯端末への入力に供する文字情報、携帯端末へのメール送信手段又はこれらの組合せ等を採用する。
各種手段やプログラム、データベースにつき、通信プログラムと近接通信プログラムとを一体化したり、通信プログラムと地図情報提供プログラムとを一体化したり、通信プログラムとブラウザとを一体化したり、URLデータベースにおいてURLごとに方位をも格納したりする等、機能や項目の追加変更や省略、数の変更等を行う。なお、方位を格納した場合には、リーダライタの設置箇所に応じ所定の方位を上方として地図画像を生成し表示させることができ、出口から真っ直ぐ外を向いた場合の実際の道路配置等に地図画像を合致させる等することができる。
プログラム等の各種ステップにつき、URLデータ取得後のブラウザ起動を確認メッセージへの入力受付後としたり、地図情報サーバへのアクセスにおいても認証処理を実行したりする等、適宜機能の追加変更や順序の入替、省略等をなす。通信につき、前記規格以外のものを採用したり、コマンドやレスポンスを複数の組(あるいは複数回のやり取り)に係るものとしたり、コマンド発信側とレスポンス発信側を入れ替えたり、コイルやICカードに代えてあるいはこれらと共にアンテナないし電波に係るものを採用したりする。
地図情報サーバを単数又は複数とし、各種記憶手段等を複数に分け、あるいはリーダライタを駅の他の場所(地図の設置されていない改札口や出口等)や施設(登録施設及び/又は主要施設)等に設置する。携帯端末に、PDAやパーソナルコンピュータ等を含める。地図情報を最上部としたり、リンクを適宜省略したりする等、適宜ページのレイアウト等を変更する。確認メッセージ表示や確認入力につき、省略したり、画像表示前等において追加したりする。地図画像につき、識別情報ごとにサイズを変更する。
URLデータとして「http://」を持たず携帯端末側で付与するようにしたり、URLデータを「http://○×△.jp/駅/出口番号/」や「http://○×△.jp/ビルディング/施設/リーダライタ番号/」といった他の形式としたり、座標値として基礎地図データにおけるものを採用したり、縮尺として実際の地形に対するものを採用したり、中心座標値と縮尺とで基礎地図データからの抽出をせず、中心座標値及び一辺(二辺)の大きさや対角線上の2端点の座標値で行ったり、URLデータに座標値や縮尺等の情報を含め、地図情報サーバはこの情報を利用するようにしたり、情報提供範囲を長方形等としたり、基礎地図データから建築物等を省いたり、基礎地図データに登録を受け付けなかった施設の位置情報等を含めたり、リンク情報をカテゴリ別に分けないようにしたり、リンク情報を省いたり、地図画像上にリンクを配置したりする等、データの形式等を変更する。
リーダライタを始めとする識別情報提供手段につき、現在地の表示された地図表示板における当該現在地の表示部位の裏側等に(当該現在地に隣接して)設置する。このように現在地の表示と関連づけてリーダライタを配置することで、一般にまず探されあるいはよく見られる(注目度の高い)現在地の表示部位に対する携帯端末の近接を受けることができ、携帯端末を近接すべき場所をユーザに効果的に認識させることができて、携帯端末における地図画像の取得をより一層促進することができる。又、この場合に、現在地(付近)に携帯端末をかざせば地図情報を取得できる旨の案内を、現在地及び/又は地図に隣接して(好ましくは地図下側、地図下のフロア及び/又は地図の脇に)、あるいはその他の場所において表示することができ、このような案内表示を施すことで、現在地への携帯端末への近接をユーザに告知することができ、更に携帯端末による地図情報の取得を促進することができる。
本考案の地図情報提供システムでは、適切な範囲の地図画像やリンク情報の提供に対して課金したり、あるいは課金はせず地図画像の周辺(隣接部や同一ページ内)やリンク先に広告を表示して広告主に課金したり、又は登録施設に係る登録を受け付け登録料を得たり、あるいはリンク情報の表示位置(表示順)を上方(上位)にするための手数料を得たり、又はリンク先にブラウザの表示を導く代金を得たり、あるいはこれらを適宜組み合わせたりすることが可能であり、いずれにせよ場所に応じ適切な態様で地図画像等の地図情報を提供することができるものである。
1 地図情報提供システム
2 地図情報サーバ(地図情報サーバコンピュータ)
4 リーダライタ(識別情報提供手段)
6 携帯端末
12 記憶手段
18 基礎地図データ
38 URLデータ(識別情報)
70 地図画像
109 ステップ(識別情報取得ステップ)
110 ステップ(識別情報送信ステップ)
112〜118 ステップ(地図画像送信ステップ)

Claims (7)

  1. 予め各所に設置された、複数のユーザの各携帯端末に識別情報を付与可能な複数の識別情報提供手段と、
    前記携帯端末とそれぞれ通信可能に接続された、記憶手段を有する地図情報サーバコンピュータと
    を備え、
    前記地図情報サーバコンピュータは、
    前記記憶手段に、提供しようとする地図のデータ及び複数の施設のデータを含む基礎地図データを有すると共に、
    前記携帯端末のいずれかから前記識別情報を受信すると、当該識別情報に応じた範囲で前記基礎地図データを参照して地図画像を作成し、当該携帯端末に送信する
    ものであり、
    前記範囲は、前記施設の多少に応じた縮尺に基づくものである
    ことを特徴とする地図情報提供システム。
  2. 前記識別情報提供手段は、複数のユーザの各前記携帯端末に前記識別情報を接触通信及び/又は非接触通信により送信可能な複数のリーダライタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の地図情報提供システム。
  3. 前記地図情報サーバコンピュータは、
    前記記憶手段に、各前記識別情報と前記範囲に係る情報とを対応付けた識別情報データベースを有し、
    受信した前記識別情報に基づいて当該識別情報データベースを参照することにより、前記範囲を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地図情報提供システム。
  4. 前記識別情報は、前記地図情報サーバコンピュータを示すURLに係るものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の地図情報提供システム。
  5. 前記識別情報提供手段は、少なくとも、駅に設置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の地図情報提供システム。
  6. 前記識別情報提供手段は、少なくとも、地図表示板に隣接して設置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の地図情報提供システム。
  7. 前記識別情報提供手段は、少なくとも、現在地の表示された地図表示板における当該現在地に隣接して設置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の地図情報提供システム。
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