JP5493594B2 - 運搬具 - Google Patents

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Description

本発明は、被運搬物を載置して搬送するのに用いられる運搬具に関し、詳しくは、例えば引火性物質を取り扱うクリーンルームなどにおける被運搬物の搬送に用いられる運搬具に関する。
例えば電子部品を製造するクリーンルームで電子部品素子などのワーク(被運搬物)を運搬するために用いられる運搬具(台車)は、クリーンルームのフロアー上を走行する。そして、その際に、運搬具上の被運搬物の振動などにより静電気が発生して蓄積する。そして、クリーンルームで引火性物質が使用されている場合には、放電時の火花により火災が発生するおそれがある。
そして、このような火災の発生を防止するためには、静電気をフロアー(床面)に逃がす(アースする)ことが必要になる。
ところで、クリーンルームなどにおいて用いられる従来の運搬具に用いられるキャスターとして、図6に示すようなキャスターが提案されている。このキャスター60は、車体(運搬具本体)53側に結合されるアーム62と、このアーム62に回動可能に連結されるフォーク63と、このフォーク63の回動に伴って伸縮作動するダンパ70と、フォーク63に回転可能に連結される車輪80のホイール81と、このホイール81に装着されるタイヤ82とを備えている。そして、アーム62とフォーク63とホイール81をそれぞれ導電材によって形成するとともに、タイヤ82を導電性を有する弾性材によって形成し、車体53側の静電気をアーム62とフォーク63とホイール81とタイヤ82を介して路面側に逃がすように構成されている。
この特許文献1の発明によれば、キャスターが路面から受ける衝撃に対してタイヤが弾性変形するとともに、ダンパが伸縮作動することによって、車体側に伝わる衝撃を吸収し、振動を減衰する。これにより、車体に載置された被運搬物が擦れ合うことが抑制され、静電気の発生や摩耗粉の発生を抑制できるとともに、静電気が発生しても導電材からなるキャスターを介して路面に放電され、帯電することが抑えられるとされている。
しかしながら、上記従来のキャスターは、車体に取り付けられて、主車輪として用いられるものであり、車体自体の重さおよび被運搬物の重さが直接にキャスターを構成するタイヤにかかるため、本来、耐久性に難のある導電性タイヤは、劣化が著しく、頻繁にタイヤ交換を行うことが必要になり、手間がかかるとともにコストの増大を招くという問題点がある。
さらに、重要な問題点として、キャスターを、車体自体の重さおよび被運搬物の重さに耐えるだけの強度を持つように設計した場合、ダンパを柔軟に設計することが困難になり、フロアー(床面)への追随性を確保すること(すなわち、フロアーに凹凸や段差などがある場合にも、キャスターを構成する導電性タイヤがフロアーに確実に当接した状態を保つようにすること)は困難であり、確実にアースをとって静電気を逃がすことができない場合が生じるという問題点がある。
特開2005−119401号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、被運搬物を載置して搬送すべき運搬具が走行するフロアーに段差や凹凸がある場合にも、導電性を有するタイヤをフロアーに確実に接触させることが可能で、静電気を確実にフロアーに逃がすことが可能な、引火性物質を用いる環境下における使用に適した運搬具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の運搬具は、
被運搬物を載置して搬送するための運搬具であって、
被運搬物が載置される支持部を有する運搬具本体と、
前記運搬具本体に回転可能に設けられ、前記運搬具本体および前記被運搬物の重量を支えるとともに、回転することにより円滑に前記被運搬物を搬送できるようにする主車輪と、
前記運搬具本体に設けられ、前記運搬具本体および下記補助車輪部と電気的に導通した状態で下記補助車輪部を保持する補助車輪保持機構部であって、軸心が垂直になるように配設された導電性金属ブッシュを備えた補助車輪保持機構部と、
導電性を有するタイヤと、前記タイヤを回転可能に保持するタイヤ保持部と、前記タイヤ保持部と連結され、前記運搬具本体の前記補助車輪保持機構部と係合して電気的な接続状態を保持したまま上下方向に摺動する摺動部として機能する導電性金属シャフトであって、重りが配設された導電性金属シャフトとを備え、かつ、前記運搬具本体とは独立した自重および重りの荷重が下方向に加わることによって常に下向きに付勢され、運搬具が走行する床面の状態に影響されることなく、導電性を有する前記タイヤが前記床面と当接するように構成された補助車輪部と
を備えていることを特徴としている。
また、本発明においては、前記補助車輪部は、前記主車輪の近傍に設けられていることが望ましい。
また、本発明の運搬具は、引火性物質を取り扱う環境下で用いられるものであることを特徴としている。
本発明の運搬具は、運搬具本体と、運搬具本体に回転可能に設けられ、運搬具本体および被運搬物の重量を支えるとともに、回転することにより円滑に被運搬物を搬送できるようにする主車輪と、運搬具本体に設けられ、運搬具本体および下記補助車輪部と電気的に導通した状態で補助車輪部を保持する補助車輪保持機構部と、導電性を有するタイヤと、タイヤを回転可能に保持するタイヤ保持部と、タイヤ保持部と連結され、運搬具本体の補助車輪保持機構部と係合して電気的な接続状態を保持したまま上下方向に摺動する摺動部とを備え、かつ、運搬具本体とは独立した自重を含む荷重が下方向に加わることによって常に下向きに付勢されるように構成されているので、運搬具が走行する床面に多少の段差や凹凸がある場合にも、補助車輪を構成する導電性を有する車輪を確実に床面と接触させることが可能になり、走行中などに発生する静電気を安定して床面に逃がすことが可能になる。したがって、例えば、引火性物質が用いられているクリーンルームなどの環境下において引火を確実に防止することが可能な、信頼性の高い運搬具を提供することが可能になる。
また、本発明の運搬具においては、補助車輪保持機構部が、軸心が垂直になるように配設された導電性金属ブッシュを備えているとともに、補助車輪部が、摺動部として機能する導電性金属シャフトであって、重りが配設された導電性金属シャフトとを備えているので、運搬具本体とは独立した自重および重りの荷重が下方向に加わることによって、導電性を有するタイヤが常に下向きに付勢される。その結果、補助車輪部の導電性を有するタイヤを常に床面と当接させておくことが可能になる。
また、補助車輪部を、常に運搬具本体と被運搬物の荷重がかかっている主車輪の近傍に設置するようにした場合、補助車輪部を構成する導電性を有するタイヤが、床面から不所望に浮き上がることをより確実に防止して、信頼性を向上させることができる。
また、本発明の運搬具は、静電気を確実に床面に逃がすことが可能であることから、引火性物質を取り扱う環境下で用いるのに適しており、その場合、引火を確実に防止し、被運搬物を安全に搬送することができて特に有意義である。
本発明の実施例にかかる運搬具を示す正面図である。 本発明の実施例にかかる運搬具を示す平面図である。 本発明の実施例にかかる運搬具の、床面に凹部がある場合の補助車輪部の動作を説明する図である。 本発明の実施例にかかる運搬具の、床面に凸部がある場合の補助車輪部の動作を説明する図である。 本発明の実施例にかかる運搬具の変形例を示す図である。 従来の運搬具に用いられるキャスターを示す図である。
以下に本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施例では、電子部品を製造するにあたって、引火性物質を取り扱うクリーンルームで、ワークなどの搬送に用いられる運搬具を例にとって説明する。
図1は、本発明の実施例にかかる運搬具を示す正面図、図2は平面図である。この運搬具10は、図1,図2に示すように、載置される被運搬物1を支持する支持部(リフトツメ)2を備えた運搬具本体3と、運搬具本体3に設けられ、運搬具本体3および被運搬物1の重量を支える、進行方向に向かって前方側の主車輪4および後方側の主車輪5と、支持部2を昇降させるためのジャッキ6(図1)と、ジャッキレバー7(図1)、油圧シリンダー8を備えている。ジャッキレバー7を操作して、ジャッキ6の油圧シリンダー8を動作させることにより、支持部2が上昇する。
なお、前方側の1つの主車輪4は2本のタイヤ4aを備えており、後方側の2つの主車輪5はそれぞれ単一のタイヤ5aから構成されている。
そして、支持部2を、特に図示しないパレットの隙間に挿入し、ジャッキレバー7を操作して、ジャッキ6の油圧シリンダー8を動作させることにより、支持部2が上昇し、被運搬物1(通常はパレット上に載せられた状態で支持部2に載置される)も浮上する。図1は支持部2が上昇した状態を示している。
上述のようにして支持部2を上昇させた状態で、ジャッキレバー7を倒して引っ張ることにより、被運搬物1を載せた運搬具10を任意の場所に搬送できるように構成されている。
また、この運搬具10は、運搬具本体3や被運搬物1などに発生した静電気を、運搬具10が走行する、導電性を有する床面(フロアー)20に逃がすための、導電性を有するタイヤ11を備えた一対の補助車輪部12を、前方側の主車輪4の左右両側の、主車輪4に近い位置に備えている。
この補助車輪部12は、運搬具本体3の補助車輪保持機構部13と係合し、運搬具本体3と電気的に接続するように構成されている。
補助車輪部12は、運搬具本体3とは独立した、自重を含む所定の荷重が下方向に加わるように構成されており、床面20の状態に応じて上記補助車輪保持機構部13を、運搬具本体3との電気的な接続状態を保持したまま、運搬具本体3に対して上下方向に摺動し、床面20に段差や凹凸があるような場合にも、下向きに加わる荷重により、導電性を有するタイヤ11と床面20との当接状態が保たれるように構成されている。
具体的には、前方側の主車輪4の左右両側に配設された一対の補助車輪部12はそれぞれ2本の、導電性を有する材料からなるタイヤ11を備えている。さらに、補助車輪部12はそれぞれタイヤ11を回転可能に保持するタイヤ保持部14と、タイヤ保持部14に連結された上方に延びる導電性金属シャフト15と、導電性金属シャフト15の上端部に配設された重り15a(図1)とを備えている。
また、補助車輪部12を保持する補助車輪保持機構部13は、運搬具本体3に取り付けられたL字アングル16と、軸心が垂直になるようにL字アングル16に取り付けられた導電性金属ブッシュ17を備えている。
すなわち、この運搬具においては、補助車輪部12を構成する導電性金属シャフト15が導電性金属ブッシュ17に挿入、保持され、自重および重り15aから下向きに加わる荷重により、補助車輪部12が常に下向きに付勢されるように構成されている。
次に上述のように構成された運搬具を用いて被運搬物1を搬送する場合の補助車輪部12の動作について説明する。
この実施例の運搬具10を用いて被運搬物1を搬送するにあたって、床面20が平坦な場合、進行方向に向かって前方側の主車輪4および後方側の主車輪5が導電性を有する床面20に接するとともに、補助車輪部12を構成するタイヤ11が床面20に接する。したがって、運搬具本体3や被運搬物1などに発生した静電気は、運搬具本体3、補助車輪保持機構部13を構成するL字アングル16、L字アングル16に取り付けられた導電性金属ブッシュ17、導電性金属シャフト15導電性を有するタイヤ11などを介して導電性を有する床面20に逃がされる。
次に、床面20に段差や凹凸がある場合の動作について説明する。
まず、図3に示すように、床面20に凹部20aがある場合を例にとって説明する。
床面20に凹部20aがある場合において、図3に示すように、主車輪4および補助車輪部12が凹部20aに達すると、フロアー(床面)20からの主車輪4および補助車輪部12を支持する力がなくなるため、自重および重り15aの荷重による下方向への付勢力により、補助車輪部12を構成する導電性金属シャフト15が、その外周面と導電性金属ブッシュ17の内周面とが接した状態で、下方向に摺動し、導電性を有するタイヤ11は、床面20の凹部20aの底面に接触する。なお、図3では、主車輪4を構成する2つタイヤ4aのうちの一方(図示せず)が床面に当接し、図示されている他方のタイヤ4aは凹部20aの底面から浮き上がっているが、補助車輪部12を構成する導電性を有するタイヤ11は凹部20aの底面に当接している状態を示している。そして、この状態を維持しながら、運搬具10は床面20上を走行し、被運搬物1の搬送が行われる。そのため、運搬具本体3や被運搬物1などに発生した静電気は確実に床面20に逃がされ、放電を生じることが確実に防止される。
次に、図4に示すように、床面20に凸部20bがある場合を例にとって説明する。
床面20に凸部20bがある場合において、図4に示すように、補助車輪部12が凸部20bに達すると、補助車輪部12を構成するタイヤ11に、床面20の凸部20bから上方向に向かう力を受け、補助車輪部12を構成する導電性金属シャフト15の外周面と導電性金属ブッシュ17の内周面とが接した状態で、導電性金属シャフト15が上方向に摺動する。したがって、床面20に凸部20bが存在する場合にも、導電性を有するタイヤ11は、床面20と接触した状態を保ちながら、床面20との導通が損なわれることなく、凸部20bの上面に達するに至る。したがって、運搬具本体3や被運搬物1などに発生した静電気は確実に床面20に逃がされ、放電を生じることが確実に防止される。
上述のように、本発明の運搬具を用いることにより、被運搬物を載置して搬送すべき床面に多少の段差や凹凸がある場合にも、補助車輪を構成する導電性を有するタイヤを床面に確実に接触させることが可能になり、静電気を確実に床面に逃がして、引火性物質が用いられている環境下における、火災の発生を確実に防止することができる。
また、本発明の運搬具の場合、荷重のかかる主車輪4のタイヤには、通常、機械的強度(耐荷重)が低い導電性材料からなるものを用いておらず、自重と重りの荷重くらいしか加わらない補助車輪部12のタイヤ11にのみ導電性を有する材料からなるタイヤを用いていることから、導電性を有するタイヤに長い寿命を与えることが可能になり、コストの低減を図ることができるとともに、取り替えの手間を減らして生産性を向上させることができる。
なお、上記実施例では、前方側の主車輪4の左右両側に、それぞれ2本のタイヤ11を並設してなる補助車輪部12を設けるようにしているが、図5に示すように、主車輪4の左右両側に,それぞれ2本のタイヤ11を縦方向に並ぶように配設することも可能である。
また、上記実施例では、前方側の主車輪4の左右両側の補助車輪部12が,それぞれ2本のタイヤ11を備えているので、より高い導通信頼性を確保することができる。例えば、いずれかのタイヤ11が使用により劣化してフロアーとの導通がとれなくなっても、他のタイヤにより導通が確保され、高い信頼性が保たれる。
なお、本発明において、各補助車輪部が備えているタイヤの数に特別の制約はなく、各補助車輪部が単一のタイヤを備えた構成とすることも可能である。
また、上記実施例では、前方側の主車輪4の左右両側に,1つずつ合計2つの補助車輪部12を設けるようにしているが、補助車輪部12の配設数に特別の制約はなく、1つの主車輪の近傍に、補助車輪部を1つだけ配設するように構成することも可能である。ただし、信頼性向上の見地からは、補助車輪部12を複数設けることが望ましく、また、単一の補助車輪部のみを設ける場合には、複数のタイヤを備えた構成とすることが望ましい。
また、上記実施例では、前方側の主車輪の近傍に補助車輪部を設けるようにしているが、場合によっては後方側の主車輪の近傍に補助車輪部を設けることも可能である。
また、前方側の主車輪の近傍と後方側の主車輪の近傍の両方に補助車輪部を設けるようにしてもよい。
なお、補助車輪部が主車輪から離れていると、支持部を上限まで上昇させた状態で床面に大きな凹凸があり、凹部の底面と凸部の上面との距離が導電性金属シャフトと導電性金属ブッシュによる摺動可能範囲を超えた場合、一時的に導通がとれなくなる場合も生じうるが、補助車輪部を主車輪の近傍に配置することにより、このような事態を招くことを防止して、安定した導通を確保することができる。
本発明はさらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、運搬具本体の構造、主車輪の配設位置や配設個数、補助車輪部の導電性を有するタイヤを構成する材料の種類、補助車輪部が、補助車輪保持機構部と電気的な接続状態を保持したまま上下方向に摺動できるようにするための具体的な構成(すなわち、上記実施例における導電性金属ブッシュと導電性金属シャフトを組み合わせた構成)などに関し、発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 被運搬物
2 支持部(リフトツメ)
3 運搬具本体
4 前方側の主車輪
4a 前方側の主車輪のタイヤ
5 後方側の主車輪
5a 後方側の主車輪のタイヤ
6 ジャッキ
7 ジャッキレバー
8 油圧シリンダー
10 運搬具
11 導電性を有するタイヤ
12 補助車輪部
13 補助車輪保持機構部
14 タイヤ保持部
15 導電性金属シャフト
15a 重り
16 L字アングル
17 導電性金属ブッシュ
20 床面(フロアー)
20a 凹部
20b 凸部

Claims (3)

  1. 被運搬物を載置して搬送するための運搬具であって、
    被運搬物が載置される支持部を有する運搬具本体と、
    前記運搬具本体に回転可能に設けられ、前記運搬具本体および前記被運搬物の重量を支えるとともに、回転することにより円滑に前記被運搬物を搬送できるようにする主車輪と、
    前記運搬具本体に設けられ、前記運搬具本体および下記補助車輪部と電気的に導通した状態で下記補助車輪部を保持する補助車輪保持機構部であって、軸心が垂直になるように配設された導電性金属ブッシュを備えた補助車輪保持機構部と、
    導電性を有するタイヤと、前記タイヤを回転可能に保持するタイヤ保持部と、前記タイヤ保持部と連結され、前記運搬具本体の前記補助車輪保持機構部と係合して電気的な接続状態を保持したまま上下方向に摺動する摺動部として機能する導電性金属シャフトであって、重りが配設された導電性金属シャフトとを備え、かつ、前記運搬具本体とは独立した自重および重りの荷重が下方向に加わることによって常に下向きに付勢され、運搬具が走行する床面の状態に影響されることなく、導電性を有する前記タイヤが前記床面と当接するように構成された補助車輪部と
    を備えていることを特徴とする運搬具。
  2. 前記補助車輪部は、前記主車輪の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の運搬具。
  3. 引火性物質を取り扱う環境下で用いられるものであることを特徴とする請求項1または2記載の運搬具。
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