JP5487456B2 - 簡易屋根装置 - Google Patents

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Description

本発明は二輪および三輪車、例えばスクータを含むモータバイクおよび自転車用の簡易屋根装置に関する。
自転車は言うに及ばず、一般のモータバイクの場合、一般自動車のように屋根や雨風よけ用フロントパネルが無いため、雨や風や太陽光など走行環境の影響を運転者が直接受ける。そのため、配送など日常業務が外の場合の営業用モータバイクでは運転者が極力季節や天候の影響を受けないようにスクータ型の屋根付きモータバイクを使う場合が多い。この場合、屋根付きモータバイクは、メーカが最初に屋根付きを前提に設計したものが一般的であり、そして雨が降った時の視界確保のために、フロントパネルには水滴を拭き取るためのワイパーがついている。
しかし特別設計あるいは特別改造であること、さらにはワイパーが必要であることが屋根付きモータバイクの製造価格を押上げ、普及の妨げになっていた。また、雨天時には雨よけになるフロントパネルが、晴天時には空気の流を妨げ、モータバイクで走行する時の風を切る爽快感を無くしていた。さらに、通常屋根の高さは長身者を前提に設計されているため、小さな女性等が運転するには不釣合いであった。
一般モータバイクへ屋根を取付ける装置として、特許文献1ではフロントパネルと屋根が一体となったパネルに対し、フロントパネル側をフロントカバーにある荷物かご取付け用の雌ねじを使って固定する装置を提案している。しかし、屋根を片持ち保持するためにその保持強度的が弱く、その結果走行中に屋根が上下左右にゆれ、走行の妨げになっている。
本発明と同様に既存の一般モータバイクや自転車に対し屋根を取付ける装置として、特許文献2がある。本装置は、側面略弓形状で車両の前方から上方に向かって立ち上げられる骨部と、その骨部に覆設される屋根部と、その骨部を後方で支える支持部と、車両の前部に固定されその骨部の前端を保持する前方保持部と、車両の後部に固定され上記支持部を保持する後方保持部と、上記骨部と上記前方保持部とを接続する第1の継手部と、上記支持部と上記後方保持部とを接続する第2の継手部と、上記骨部と上記支持部とを接続する第3の継手部を具え、上記第1、第2の継手部はそれぞれユーザの操作に応じて固定相手間の角度を変更可能とし、上記第3の継手部はそれぞれユーザの操作に応じて上記骨部における上記支持部の支持位置を前後に移動可能にしている。
本装置の場合、屋根の高さ調整をするためには、上記第1、第2、第3の継手部にある固定ねじを緩めた後に、上記骨部に対する第3の継手部の取付け位置を前方へ変更する必要がある。例えば、屋根を低くするには、第3の継手部を前方に移動することになっているが、支持部の長さ(L)が一定である限り、第3の継手部の移動による支持部の角度変化(Θ)による高さの低下は、初めは限定的でその後急速に増加する。そのため本例のように支柱を前方に倒す構造では、支柱が運転者や同乗者の乗り降りの邪魔になる恐れがある。また調整前後において、すべての上記固定ねじを緩めた後にまた締め直す必要があり大変不便である。
一方、上記前方保持部と後方保持部を車体に固定する方法についての記載は請求項に無いが、実施の形態を見るかぎり車体にある既存のねじを使って共締めするようである。そのため、各機種に合わせ上記前方保持部と後方保持の取付け位置を設計する必要があり、汎用的では無い。その上屋根部の取外しを想定していないため、取外した屋根部がかさばり置き場所確保に不便である。
また、屋根部はフロントパネルと屋根が一体のため、雨の日の視界確保のためのワイパーが必要であり、夏の暑い日は風を切る爽快感を味わうことができない。
それ以外では、特許文献3、特許文献4、特許文献5などで、モータバイクや自転車に、屋根付きというよりも雨よけ装置として、自転車とその運転者を透明なビニールやプラスチック等ですっぽり覆う装置を提案している。
また、屋根が脱着できるモータバイクとして特許文献6があるが、これはフロントパネル部と支柱間にある屋根をはじめから脱着出きるように設計しているだけで、本特許のように既存のモータバイクに対し屋根が脱着できるわけではない。
特開2003−237660号公報 実用新案登録第3159937号 特開2006−57226号公報 特開2006−264563号公報 特開2008−37195号公報 特願平9−24871号公報
従来の屋根付きモータバイクは、一般モータバイクに比べその雨天時の雨避けや夏の強い日差しや紫外線の遮断等でその快適性は判るものの、それが特別設計、特別改造であるため生産台数も少なく大変高価であった。
そして、本来は雨や風よけとして快適空間を与えるフロントパネルが、逆に夏等の天気の良い日には風を遮ることで、運転者に暑い思いをさせていた。さらに、透明なフロントパネルも、雨天時には雨が水滴としてフロントパネルに付き視界不良となるため、その対策としてワイパーの設置が安全上必要であり、それがさらに屋根付きモータバイク価格を押し上げていた。またワイパーを付ける限りワイパーの摺動面であるフロントパネルへ通風のための開口部を設けることができなかった。
また、屋根の高さは長身男性の高さに設定してあるため、身長の低い運転手にとってはフロントパネルに無駄な風圧を受け、大変エネルギー効率が悪いものであった。その上、屋根の高さがモータバイクを収納する時の妨げになることもあった。
特許文献2のように屋根の高さを調整できる装置もあるが、運転状態での高さ調整範囲が少ない上に、調整のためには3個の継手を緩め、さらにそのうちの1個の固定位置を変更するなど調整が簡単にできず不便である。その上屋根部の取外しを想定していないため、強風時の運転は危険であり、取外したとしても屋根がかさばるため置き場所確保に難点がある。
さらに、モータバイクの多くは2輪車であり、そのため走行中に受ける正面からの風圧や側面からの風圧は走行中のモータバイクに対し不安定要因となる。そのため、正面からの風圧を減らすためにその横幅は狭く、また横風の影響を減らすために側面にはサイドパネルあるいはサイドカバーを設けないのが一般であり、その結果雨天時においては外側に近い肩や手元部がぬれる等の問題があった。
特に自転車においては、特許文献1のように屋根部を車体の前頭部で支える装置、特許文献3、特許文献4、特許文献5のように自転車と運転者をすっぽり覆うか、既存の傘をハンドルに取り付けて屋根あるいはフロントパネルの代用をするのが一般的であり、本発明のように本格的な雨避けや日よけとしての屋根を持つ装置は見当たらない。
本発明は前記の点を考慮してなされたものであり、既存のモータバイクや自転車に対して、特別な改造や調整無しで誰にでもフロントパネル付き屋根の取付けや取外しができること、取外した屋根本体はコンパクトに収納できること、走行中に運転者が受ける風量の制御ができること、ワイパー無しでも雨天時の視界の確保ができること、運転者に合わせた屋根の高さ調整ができること、屋根の高さを下げ従来と同じ場所へ屋根付きモータバイクを収納できること、そして横風があっても安全走行が確保できる雨除けのサイドカバーが取付けられること等の高機能で低価格な屋根付きモータバイクあるいは自転車を提案している。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による簡易屋根装置は、透明なフロントパネルと屋根と屋根を支え伸縮自在な支柱からなる屋根装置本体と、その屋根装置本体を支え、かつモータバイクあるいは自転車本体へ取付けるための前部取付け器と後部取付け器とからなり、前部取付け器とフロントパネルと屋根と支柱と後部取付け器のそれぞれいずれかの間の3か所において、ピッチ角方向に回転自在な連結軸受けを有することで、取付け相手の形状に合わせた前部取付け器や後部取付け器と取付け相手の機種に影響されない屋根装置本体に分離できる上に、連結後も回転自在な連結軸受けを持つことで、連結器の止めねじを緩めることなく屋根の高さ調整を支柱の長さ調整だけで実施できる。その結果、屋根装置本体の共通化で量産化によるコスト低下ができる上に、スクータ等駐車時に屋根の高さを下げ駐車スペースの低減ができる。
また請求項2による簡易屋根装置は、請求項1記載の簡易屋根装置において、フロントパネルが1枚あるいは複数枚からなり、少なくても1枚のフロントパネルはその両脇にある摺動ガイド、あるいはリンク機構、あるいは回転軸によりその高さや角度を調整し前方に開口部を得ることで、通常走行における運転者が受ける風量の調整や、雨天時の視界の確保ができることを特徴とするものである。
また請求項3による簡易屋根装置は、請求項1から請求項2何れか記載の簡易屋根装置において、フロントパネルと屋根の両脇にある摺動ガイドに、回転自在で固定可能あるいは脱着可能な連結器を設け、屋根装置本体を取り外し収納する時にはそれを折り曲げ、あるいは分離し、収納場所を少なくすることができることを特徴とするものである。
また請求項4による簡易屋根装置は、請求項1から請求項3何れか記載の簡易屋根装置において、屋根装置本体との連結器を持つ前部取付け器が、スクータ型のモータバイクにおいてはその前部車体にあるフロントカバー上面の一部あるいは全部を覆う前部取付けカバーから成り、前部取付けカバーをフロントカバーへ取付ける手段として、フロントカバーにあるねじ穴に合わせてねじ固定するためのねじ穴、あるいはフロントカバーの上面に置かれ簡易屋根装置の加重を支える受け面と前後あるいは左右から挟み込むための挟みこみ機構、あるいはフロントカバーへ押さえつけるためのベルトの何れか1つ以上を持つことで、特別な改造なしで前部取付け器をモータバイクに取付けられることを特徴とするものである。
また請求項5による簡易屋根装置は、請求項1から請求項4何れか記載の簡易屋根装置において、前部取付け板とフロントカバーの間にある中間部材として発泡ウレタンや石膏等のように初めは流動体で後から膨張硬化する材料を用い、前部取付け板の装着時あるいは装着後に充填剤として充填し硬化させることで、前部取付け板やフロントカバーの形によらずそれぞれの間の密着性を高め、ガタ無く前部取付け板をフロントカバーへ取付けられることを特徴とするものである。
また請求項6による簡易屋根装置は、請求項1から請求項5何れか記載の簡易屋根装置において、屋根装置本体との連結器を持つ前部取付け器や後部取付け器が、取付け相手との接触部に外力と同じ向きに板ばね、あるいは回転軸と外周までの距離が外力と同じ向きの回転で連続的に増化するカムあるいはその両方を持つことで、前部取付け器や後部取付け器が外力を受けた場合、板ばねやカムが一層取付け相手へ食い込むことで保持力を増やすことを特徴とするものである。
また請求項7よる簡易屋根装置は、請求項1から請求項3何れか記載の簡易屋根装置において、前部取付け器あるいは後部取付け器あるいはその両方が、足をのせる底板とともにねじで共締めされた補助板と、補助板の両側から、前部取付け器においては斜め前方に、また後部取付け器においては斜め後方に突き出た支柱からなり、その先端に屋根装置本体との連結軸受けを持つことで、特別な改造なしでスクータに屋根装置本体を十分な強度で固定できることを特徴とするものである。
また請求項8による簡易屋根装置は、請求項1から請求項7何れか記載の簡易屋根装置において、柔軟な素材からなるシートカバーとそのカバーの外周を支える弾性的なワイヤあるいは角度自在なばねから成る変形復元が自在なフレーム とそのワイヤあるいはフレームを回転自由に支えるワイヤ用あるいはフレーム用軸受けとワイヤあるいはフレームの保持角度を規制するためのカム溝を持つカム板あるいは内向きに開口を持ち前記ワイヤあるいはフレームを支えるシートカバー受けとこれらを支え屋根装置本体へ取付けるための要素とからなるサイドカバーを屋根装置本体側面に持つことで、所定以上の横風を受けた場合はシートカバーが外から内向きに回転し横風の影響を防ぎ、未使用時にはシートカバーをフレーム下部あるいはフレーム内部の摺動ガイド部に収納できることを特徴とするものである。
本発明の基礎構造およびその特徴を図1、図2に示す。図1は請求項1により、モータバイク等の種類が違い、その取付け位置が違っていても本発明のフロントパネル付き屋根や屋根用支柱を共通化することができることを示している。例えば、簡易屋根装置をモータバイクや自転車へ取付ける場合、前部取付け器や後部取付け器は取付け相手の取付け位置や角度へ自由に合わせることができる。そのためあとは取付け相手の形状に合わせ、ねじ締めや挟み込みやベルト押さえ等それぞれにあった取付け法を採用することで、いかなる種類のモータバイクや自転車へも改造無しで取付けることができる。その結果、フロントパネル付き屋根や屋根用支柱を独立に扱え、それぞれをモータバイクや自転車の種類によらず共通化できるので、量産効果によるコスト低減化が図れる。
また図2は請求項1により、3か所でピッチ角方向に回転可能な連結軸受けと、伸縮可能な支柱を持つことで簡単に屋根の高さを変えられることを示している。その結果、運転手の身長にあわせた屋根の調整が可能であり、走行中のフロントパネルに発生する風圧の影響を減らすことができる。さらに屋根付きモータバイクを収納する場所の収納高さを低く抑えることができる。
一方請求項2により、前方に調整可能な開口部を設け、季節や雨風の環境に対応して運転空間を快適に調整できる上に、雨天時には許す範囲の隙間を空けることでワイパーが無くてもフロントパネルに付いた水滴が原因の視界不良を避けられることができる。また強風時は前方の開口部を大きくすることでその影響を小さくすることができる。その結果、快適空間が得られる上に高価なワイパーを省くことで大幅なコスト低減が図れる。フロントパネルや屋根に安価なシートを利用した場合、一層の価格低下が図れる。
また請求項3により、屋根装置本体を取り外し収納する時にはフロントパネルと屋根の両脇にある摺動ガイドにある回転自在で固定可能あるいは脱着可能な連結器で折り曲げあるいは分離することで、収納場所を少なくすることができる。
また請求項4から請求項7により、手持ちのモータバイクや自転車に対し、それぞれの形態に合わせた屋根装置本体の取付けが可能である。その結果特別な改造や調整無しで本屋根装置を取付けることができる。とくにスクータ型モータバイクの場合、プラスチックで薄いフロントカバーを前部取付け板が補強する役目も果している。
また請求項8により、必要な時だけ横からの雨や日差しを避けることができるし、強い横風に対してはサイドカバーが風圧により内側へ自動的に向くことで、車体の横ブレを防ぐことができる。さらにサイドカバー用のシートカバーにメッシュ型シートを使えば日よけと通気の両方が期待できる。
本発明の基本構造およびその特徴(スクータの機種が違う場合)を示した側面図である。 本発明の基本構造およびその特徴(屋根の高さを調整する場合)を示した側面図である。 本発明における実施例1の斜視図である。 実施例1の詳細分解図である。 実施例1で示す前部取付け器の取付け構造についての別例1の斜視図である。 実施例1で示す前部取付け器の取付け構造についての別例2の斜視図である。 実施例1で示す伸縮支柱と後部取付け器の別例1を示した斜視図と後部取付け器の断面図である。 実施例1で示す後部取付け器の別例2を示した斜視図である。 本発明における実施例2の斜視図である。 実施例2で示す屋根本体を取り外し、折り曲げた状態の正面図と上面図を示す。 実施例2で示す発泡ウレタン充填後の前部取付け板の取付け状態を示す正面図とその断面側面図である。 発泡ウレタン充填袋を使った場合の発泡ウレタンの注入法を示す正面図である。 実施例2で示すサイドカバー(使用状態)の側面図とその断面図である。 実施例2で示すサイドカバー(収納状態)の側面図とその断面図である。 実施例2で示す別例サイドカバー(使用状態)の側面図とその断面図である。 実施例2で示す別例サイドカバー(収納状態)の側面図とその断面図である。 実施例2で示す前部サイドパネルの前部フレーム連結板への取付け状態を示す斜視図とその部分詳細図である。 本発明における実施例3の斜視図である。 実施例3で示す上部フロントパネルの開閉構造についての別例1の斜視図である。 実施例3で示す上部フロントパネルの開閉構造についての別例2の斜視図である。 本発明における実施例4の斜視図である。 実施例4の前部取付け板とフロントパネルとの連結構造(通常状態)を示す断面図である。 実施例4の前部取付け板とフロントパネルとの連結構造(収納状態)を示す断面図である。 実施例4における屋根装置本体を中間連結軸受けで分離した後の収納例1(荷物かご有)の斜視図である。 実施例4における屋根装置本体を中間連結軸受けで分離した後の収納例2(荷物かご無)の斜視図である。 実施例4の別例の斜視図である。 実施例4の別例における屋根装置本体を後部連結軸受けで分離した後の収納例(荷物かご無)の斜視図である。 本発明における実施例5の斜視図である。 本発明における実施例6(一般モータバイクへの運用例)の斜視図である。 本発明における実施例7(自転車への運用例)の斜視図である。
本発明を実施するには,本発明を固定するための乗用座席をまたぎ、そして前部車体2と後部車体3が一体になるように連結している必要である。ここでは実施例としてスクータ型のモータバイク1を中心に一般モータバイクや自転車11について説明する。
本発明装置の実施例1を図3に、そしてその詳細説明のための分解図を図4に示す。モータバイク1は前部車体2と後部車体3と中央下部車体4からなり、一方請求項1の本発明装置は前部取付け器5とフロントパネル付き屋根6と伸縮自在な屋根用支柱7と後部取付け器8とからなり、それぞれはピッチ方向に回転自在な前部連結軸受け53と中間連結軸受け62と後部連結軸受け82で連結されている。そして中間連結軸受け62には、軸受けロック用ナット624があり、必要に応じて中間連結軸受け62の固定ができる。
本発明装置をモータバイク1に取付けるにあたり、前部車体2へは請求項4の前部取付け器5を使い、フロントカバー21にある荷物かご用取付け雌ねじ22と中間補助板55を使った挟み込み機構で取付けている。そして後部車体3へは後部取付け器8である後部取付け板81を後部荷台32へ取付けている。ここではポリカーボナイトのように透明で強度が強く紫外線を通し難い材料をフロントパネルに使い、そのフロントパネルを上部フロントパネル63と下部フロントパネル64に分け、それぞれについては断面がE型をした請求項2によるところの摺動ガイド611で支持した場合を、そして屋根用支柱7については、請求項1によるところの伸縮可能な伸縮支柱71の固定に伸縮固定偏芯カム711を使用した場合を示す。
以下で詳細を説明する。前部車体2には荷物かごA(オプション)を取付けるための3個の荷物かご用の取付け雌ねじ22があり、前部取付け板51は取付け板用固定ねじ52で前部車体2に固定されている。さらにフロントカバー21と前部取付け板51の間には、上部に弾性変形可能な中間補助板55とカバー用取付け補助板56が、そして下部に下部補助板57があり、それぞれは固定ねじ551と561と571で連結固定され、そのことで前部取付け板51をフロントカバー21の方向へ押付けている。さらに前部取付け板51の上部左右には横ぶれ防止用のねじ54があり、緩衝用パッド541を介してフロントカバー21と接触している。
フロントパネル付き屋根6は、上部フロントパネル63と下部フロントパネル64と屋根用パネル65と、そしてそれらを保持する屋根用フレーム61と横フレーム612からなり、その前部は前部連結軸受け53に前部軸受け用固定ねじ532で連結されている。
そしてその後部は中間連結軸受け62を介して屋根用支柱7に中間連結軸受け用固定軸622で連結している。中間連結軸受け用固定軸622は、軸端に円柱状の頭を持ち、その首部に軸受けロック用ナット624のためのねじが、そしてそのねじ径より細くそして伸縮支柱71とその前後のワッシャ623の合わせた厚さより若干長い軸と、そしてその軸径より細く中間連結軸受け62へ固定するためのねじを持つ。中間連結軸受け用固定軸622は中間連結軸受け62へねじ固定後、緩み止め手段としてそのねじ端をさらにナットで固定している。この場合、軸受けロック用ナット624を軸の頭方向に締めれば回転自由度を確保できるし、ワッシャ側へ締めれば回転固定ができる。
上記フロントパネル付き屋根6において、上部フロントパネル63と下部フロントパネル64は屋根用フレーム61にある円弧状の摺動ガイド611により上下移動が可能である。上部フロントパネル63と下部フロントパネル64と屋根用パネル65にたまった雨水は屋根用フレーム61に集まり、摺動ガイド611の溝を通って下部へ流れ下端にある図示しない穴より外へ排泄される。
上部および下部フロントパネル63,64の左右には、偏芯カム661と偏芯カム用軸受け662からなるフロントパネル固定装置66があり、偏芯カム661の回転角を使って上部および下部フロントパネル63,64の高さを保持している。この場合、固定装置66は左右いずれかの1個でも良いし、下部フロントパネル64は初めから屋根用フレーム61へねじ固定していても良い。
屋根用支柱7は、後部連結器8を構成する後部連結軸受け82に後部連結軸受け用固定ねじ821で連結されている。そしてその中間部には伸縮調整可能な伸縮支柱71が有り、高さ調整後に伸縮固定偏芯カム711で固定される。本実施例の場合、三か所の連結軸受けで連結後もピッチ方向の回転自由度を持つため連結器のねじ等を緩める必要は無く、伸縮固定偏芯カム711を緩め、伸縮支柱71の長さ調整だけで運転者の身長合わせた、あるいはバイク収納のための屋根の高さ調整を行うことができる。
後部取付け器8は、後部取付け板81と後部連結軸受け82からなり、後部荷台32の上面に置かれた後部取付け板81は、下部にある荷台固定板812を使って後部荷台32に対し後部取付け板用固定ねじ811で連結されている。後部取付け板81には、横ぶれ防止のための横ぶれ防止用ねじ83があり、後部カバー用緩衝パッド831を介して後部カバー31を押している。
実施例1の場合、もともとフロントカバー21部にある雌ねじを使って前部取付け板51を固定し、それをさらに補強する手段として中間補助板55とカバー用取付け補助板56を使っているが、どちらか一方だけでも構わない。また、屋根用フレーム61用に断面がE構造の一般材を使う、あるいはコ構造の一般材を重ねて使う、あるいは薄板を折り曲げてE構造にした梁を使うことで部品コストが下げられる上に、屋根やパネルに降った雨は屋根用フレーム61へ集まり下に流れるので雨どいを省くことができる。
前部取付け板51の取付け別例1を図5に示す。前部取付け板51を直接フロントカバー21にねじ固定するのではなく、新たに前部取付け補助板512を設けたもので、荷物かご用の取付け雌ねじ22を使ってフロントカバー21へ固定している。これにより前部取付け板51の高さをフロントカバー21のねじ位置に係わらず一定に取付けることができる。例えば、前部取付け補助板512にある上下移動可能な雌ねじを使って前部取付け板51をフロントカバー21の上部に合わせ固定することでフロントパネル付き屋根6の自重をフロントカバー21の上面とそのねじで分散支持することができる。本別例1ではさらに、請求項6における板ばね552を介してフロントカバー21へカバー用取付け補助板56を挟みこむように固定している。この場合、板ばね552は弾性変形しながら押付けるのでガタを無くすことが出来る上に、上方荷重に対しては板ばね552の先端がフロントカバー21へ食い込み、外れることは無い。
モータバイク1に荷物かご用の取付け雌ねじ22が無い場合における前部取付け板51の取付け別例2を図6に示す。前部取付け板51の上部は、板ばね552を介して、フロントカバー21に取付けられている。フロントカバー21の側面には、フロントカバー21と側面押さえ板用回転軸518で連結した側面押さえ板513がある。側面押さえ板513の先端には請求項6によるところの回転自由な側面押さえ用カム515と板ばね552があり、側面押さえ用コイルばねでフロントカバー21の側面を押さえつけると共に側面押さえ板513が動かないようにフロントカバー21へ側面押さえ板用固定ねじ519で固定されている。本別例2の場合、補助的補強のために固定用ベルト514も使っている。
側面押さえ用カム515の外周部にはのこぎり歯のように尖った歯が、あるいはゴムのような摩擦抵抗の大きい材料があり、前部取付け板51が上方に荷重を受けた場合、側面押さえ用カム515が摩擦力で回転し、フロントカバー21へ食い込む、あるいは摩擦抵抗を増やし、前部取付け板51が上方へ動くのを一層抑えてくれる。
伸縮支柱71と後部取付け器8の別例1を図7に示す。本伸縮支柱71の場合、その上部には中間連結軸受け62の回転を規制するロック機構を、そして下部にはその高さを規制するロック機構を持つ。支柱用ハンドル73上面にある伸縮支柱用ロック解放ボタン72を押すと、それぞれのロックが外れ伸縮支柱71の高さを片手で調整できる。伸縮支柱71の上部にあるロック機構は、万が一請求項1にある3個の回転軸受けのいずれかが外れた場合に、屋根部本体がバラバラにならないための安全機構の一つであり、無くても機能上は問題無い。
一方、本後部取付け器8の後部連結軸受け82は二つ割りになっており、一方は蝶番84で連結され、他方は手動用ねじ86で固定されている。その結果、手動用ねじ86を外すことで屋根用支柱7と後部取付け器8を分離し、屋根の収納性を一層高めることができるし、さらに前部フレーム58を前部取付け板51から外すことで屋根装置本体をスクータから取外すこともできる。
後部取付け器8の別例2として、後部取っ手814へ左右から挟み込む方法を図8に示す。荷台および取っ手固定板812は2つに分かれており、その間を2本の固定板連結ねじ817で後部取っ手33を挟み込んでいる。車体後部に後部荷台32が無く、代わりに後部取っ手33等がある場合に有効である。
実施例2を図9に示す。実施例1と同様に断面がE型の屋根用フレーム61を使っているが、実施例1とは違い上部フロントパネル63と下部フロントパネル64は上部の同一摺動ガイド611上に設置され、そしてそれぞれのフロントパネル固定装置66はパネル内部に設置されている。そして下部フロントパネル64の下にある下部の摺動ガイド611には前部フレーム58と連結しフロントパネルを兼ねた前部フレーム連結板581が固定されている。本実施例2では、前方を照らすライトに影響を与えないまたはその影響を受けないために、屋根用フレーム61はハンドル部にあるライトより上に位置しており、前部フレーム58にある伸縮機構を使い屋根用フレーム61の高さ調整ができる。そして請求項8で示すところの側面の雨よけ日よけ用のサイドカバー67と手元の雨よけ日よけ用の前部サイドパネル585が付いている。
上部および下部フロントパネル63,64と屋根用パネル65の両脇にある屋根用フレーム61は、請求項3を実施するために中間部で前後に別れており、それぞれは回転自在な連結器であるフレーム用蝶番614で接続されている。そしてその上部にはフレーム連結板615があり、通常はフレーム連結板615にあるフレーム連結ねじ616で連結固定されている。屋根装置本体部をスクータ1から取外した場合、フレーム連結ねじ616を緩め連結を外すことで、図10のように屋根用フレーム61を折り曲げコンパクトに収納することができる。
本実施例2では、部取付け板51とフロントカバー21の間にある中間部材として請求項5によるところの1液性湿気硬化型の発泡ウレタン91を使用している。部取付け板51とフロントカバー21間における発泡ウレタン91の充填状態を図11に示す。
発泡ウレタン91を前部取付け板51とフロントカバー21の間に充填させる方法としては、前部取付け板51をフロントカバー21に取付ける前、または取付け後に直接塗布または充填する方法、あるいは発泡ウレタン91が前部取付け板51とフロントカバー21に直接触れて汚さないために発泡ウレタン充填袋92を使って間接的に充填する方法がある。
前者の場合、発泡ウレタン91が直接空気に触れ空気中の湿度を吸っておよそ10分で硬化するが、後者の場合、袋を使うと硬化するための水分を事前に発泡ウレタン充填袋92内へ霧吹き等で供給するか、外の湿度を取込むための手段たとえば通気性のための多数の微小な通気穴を発泡ウレタン充填袋92に加える必要がある。さらに発泡ウレタン91の発泡ウレタン充填袋92への充填法としては事前に発泡ウレタン91を充填した袋を前部取付け板51とフロントカバー21の間に挟む、あるいは空の発泡ウレタン充填袋92を挟んだ後から発泡ウレタン91を充填する方法がある。
発泡ウレタン91を充填する通気性のあるウレタン充填袋92の形状とその充填方法を図12に示す。発泡ウレタン充填袋92は透明で薄く通気のための無数の通気口を持つ柔軟な軟質プラスチックでできており、その袋にはウレタン注入口と空気抜け口を持つ。発泡ウレタン充填缶911から発泡ウレタン充填用ストロー912を介してウレタン注入口から注入された発泡ウレタン91は泡状であり、充填された泡の量は水分を吸い硬化する時さらに約1.5倍から2倍に増加する。その結果、前部取付け板51とフロントカバー21の間の密着性を広い範囲で実施し、前部取付け板51のフロントカバー21への取付け強度を増すことができる。
本特許の目的は、前部取付け板51とフロントカバー21の密着性を高めるのが目的であり、本状態とは別に発泡スチロールのように初めから前部取付け板51とフロントカバー21の形に成形した材料、あるいは変形可能なゴム等を中間部材511として用いても構わない。
サイドカバー67の使用状態における側面図とその断面図を図13に示す。サイドカバー67はピアノ線等のように弾性的なワイヤ672で外周を支えられたシート状のシートカバー671からなり、ワイヤ672は2個のワイヤ用軸受け673で支えられている。そしてその軸受けの間には円弧状の溝を持つカム板674があり、円弧状の溝とワイヤ672間の反発力で外側か内側の特定角度位置でサイドカバー67が保持されるようになっている。強風を受けた場合はサイドカバー67が内側へ回転し、横風による影響を減らすことができる。
サイドカバー67の収納状態における側面図とその断面図を図14に示す。サイドカバー67はサイドカバー取付け板676上の二か所あるシートカバー受け675で、視界の邪魔にならないように、支えられなっている。
サイドカバー67の別例を図15に示す。サイドカバー67の骨組みには、ねじりばねのコイル部がサイドカバー67の4隅にあり、その間にはサイドカバー面内で回転可能なワイヤ連結678を持つところのねじりばね付きワイヤ677を使っている。ねじりばね部を内側へ抑え込み、ワイヤ連結678を内側に折り込むことで、サイドカバー67を一層小さく折り畳むことができる。
さらに、本別例ではカム板674の代わりに、内向きに開口部を持ちその位置がワイヤ用軸受け673より外側にあるシートカバー受け675を使用している。例えば、シートカバー受け675部のねじりばね付きワイヤ677は、シートカバー受け675で受けられるようにサイドカバー67の内向きに折り曲げられており、サイドカバー67の使用状態においては、ねじりばね付きワイヤ677はシートカバー受け675部で支えられる。そして所定以上の横風を受けた場合、ねじりばね付きワイヤ677はシートカバー受け675から外れフリーとなり、スクータ1に対する横風の影響を低減する。
ワイヤ用軸受け673とシートカバー受け675とサイドカバー取付け板676は板金による一体構造をしておりこの事でコスト減が図れる。
シートカバー671を屋根用フレーム61の摺動ガイド611内部へ収納した場合を図16に示す。本例ではシートカバー671を外から見えなくすることで、外観上の見栄えを良くしている。
また本別例では、サイドカバー取付け板676の固定にはねじ等を使わず、屋根用フレーム61の摺動ガイド611へ板ばねによる挟み込み固定法を採用しているため、必要に応じて屋根用フレーム61への取付け位置をいろいろ変えることができる。また収納したサイドカバー67を取り出す場合、外に飛び出たねじりばね付きワイヤ677を外側へ引っ張っても良いし、あらかじめねじりばね付きワイヤ677へ紐等を取付けて置き、それを引っ張っても良い。
また本別例では、シートカバー受け675の位置に合うようにねじりばね付きワイヤ677をシートカバー671の内向きに折り曲げてあるが、シートカバー671を折り曲げず、シートカバー受け675の下部端面に上向きフックを設けそこへねじりばね付きワイヤ677を引っかけて保持しても構わない。また、シートカバーにメッシュ状シートを使うことでさらに横風の影響を減らすことができる。
前部サイドパネル585の取付け状態を図17に示す。透明な前部サイドパネル585は球面軸受け586で支持されているのでその角度を自在に調整できる上に球面軸受け用軸587を前部サイドパネル収納用軸受け588で前部フレーム連結板581側に収納することができる。前部サイドパネル585は使用時収納時に軸ストッパ589で状態保持される。本例では前部サイドパネル収納用軸受け588は前部フレーム連結板581に固定されているが、屋根用フレーム61上に固定しても構わない。
実施例3を図18に示す。実施例1や実施例2と違い、下部フロントパネル64と屋根用パネル65を直接ガイド付きの連結梁632で連結している。本構造にすることで摺動ガイド611の構造が簡単になり製造価格低減が実現できる。この場合、屋根用パネル65と上部フロントパネル63と下部フロントパネル64の外周部に雨を集めて流すための突起を持ち、屋根用パネル65と上部フロントパネル63に降った雨は連結梁632にある溝を流れて下部フロントパネル64へ流れ出す。本例では、前部取付け板51はフロントカバー21に対しその上部を側面押さえ板513で固定されるとともに、固定用ベルト514でも合わせて固定されており、また前部フレーム58に伸縮自在構造を持たることで、下部フロントパネルの高さ調性を可能としている。
実施例3の場合、連結梁632としての先の屋根用フレーム61と同様に断面がE構造の一般材を使うこともできる。この場合、屋根用フレーム61の長さは上部フロントパネル63の摺動範囲だけなので使用材料を減らして軽量化が図れる上に組み立てを簡単にすることができる。
実施例3の変形例として、図19に連結梁632に摺動ガイド611とは別に回転軸633を設け、開閉パネル631を上下に移動可能にした場合を、また図20に連結梁632に回転軸受け636を設け、開閉パネル631を回転可能とした場合を示す。
実施例4を図21に示す。上部フロントパネル63と屋根用パネル65が一体で、かつ上部フロントパネル63の一部を除き、折り畳み可能な屋根用シート651からなるフロントパネル付き屋根6を持ち、中間連結軸受け62の分離と屋根用フレーム61の伸縮が可能な構造になっている。フロントパネル付き屋根6は側面にシート取付けキャップ654を持つ屋根用シート651とそれを支えるシート用梁652と屋根用フレーム61とそのフレーム上を摺動しシート用梁652を支えるシート用リング653とからなる。シート取付けキャップ654はシート用梁652の先端にシート用リング653を介してはめ込まれている。屋根用フレーム61はそれぞれの部材間の摩擦抵抗や図示しないロック機構によりその位置は保持できるが、後部取付け器8に屋根用支柱回転ストッパ823を設けることで、通常使用時には屋根用フレーム61の長さが最大長で保持できるように調整される。
シート取付けキャップ654は端部が上向きで雨がそこから垂れないようになっている。また、フロントパネル付き屋根6と屋根用支柱7間は開閉可能なリング状の中間連結軸受け62とリング状の中間連結軸受け用固定軸622で連結されており、必要に応じで分離することができる。
屋根用シート651を折りたたみ開口部を広げた場合、それぞれの位置は、摺動ガイドである屋根用フレーム61上にあるシート用リング653にあるシート用梁固定ねじ656で固定される。
前部取付け板51と下部フロントパネル64との連結構造(通常状態)を示す断面を図22に、下部フロントパネル64の収納状態を図23に示す。前部フレーム58はその前後にそれぞれピッチ方向回転可能な軸受けがあり、通常状態においては回転軸582位置は回転ストッパ583で固定されている。そして収納する場合は、この回転ストッパ583と中間軸受け62を外し、屋根用フレーム61と屋根用シート651を縮めた後で前部フレーム58を下方へ収納している。
荷物かご付きスクータでのフロントパネル付き屋根6の収納状態を図24に示す。上部フロントパネル63の図示しない固定ねじを外し、屋根用シート651を前方に折りたたみ、屋根用フレーム61と伸縮支柱71との連結を外して前方に縮め前部フレーム58上へ収納している。この場合、収納されたロントパネル付き屋根6は荷物かごの上部ふたとなり引ったくり防止の効果が期待できる。一方伸縮支柱71は縮められ後部取付け板81上で図示しない固定器で固定される。
荷物かごが無いスクータでのフロントパネル付き屋根6の収納状態を図25に示す。回転ストッパ583を緩めた後で、屋根用シート651を前方に折りたたみ、屋根用フレーム61と伸縮支柱71との連結を外して下部フロントパネル64と屋根用シート651を前方のフロントカバー21上へ収納している。
実施例4の別例として、図26に連結分離箇所が後部連結軸受け82で、屋根用フレーム61の断面がコの字型の入れ子構造をしている場合を示す。折り畳み可能な屋根用シート651を支えるシート用梁652の両脇にはローラ657が固定され、屋根用フレーム61の内側に収納されている。シート用梁652は左右の屋根用フレーム61にあるシート用梁固定ブロック655の左右にある溝で位置決め固定される。通常シート用梁652は屋根用フレーム61により上に凸上に押し上げられており、シート用梁固定ブロック655との連結解消後は、シート用梁652の前後移動で移動シート用梁固定ブロック655が邪魔になることは無い。
荷物かごが無いスクータでのフロントパネル付き屋根6の収納状態を図27に示す。上部フロントパネル63の固定を外し、シート用梁固定ねじ656を緩めた後で、屋根用シート651を前方に折りたたみ、後部取付け器8から伸縮支柱71の連結を外して、図25同様に下部フロントパネル64と屋根用シート651を前方のフロントカバー21上へ収納している。この場合、伸縮支柱71は2本の前部フレーム58の間に収納される。
フロントパネル63や下部フロントパネル64や屋根用パネル65が折りたたみ構造では無くプレート構造の場合、それぞれとそのスライドガイド634を3層構造にし、下部フロントパネル64上へ他のパネルを収納できるようにすれば実施例4と同様にフロントパネル付き屋根6を収納することができる。
実施例5として図28に、請求項7によるところのフロントパネル付き屋根6の支持方法を示す。実施例3で示したフロントパネル付き屋根6が中央下部車体4にある足置き板41に固定された前部フレーム58と後部フレーム59の先にある前部連結軸受け53と後部連結軸受け82を介して支持された場合を示す。前部フレーム58と後部フレーム59にはそれぞれを支える補助手段としてフロントカバー21と後部カバー31に対する前部フレーム押さえ584と後部フレーム押さえ591がある。荷物かご用の取付け雌ねじ22が無いモータバイクには有効な方法の1つである。
実施例6として図29に、スクータタイプとは別のモータバイクに対するフロントパネル付き屋根6の支持方法を示す。前部フレーム58はガソリンタンクの両脇を挟みこんだ前部取付け板51で支えられており、前部フレーム58の先端には図示しない前部連結軸受け53を介してフロントパネル付き屋根6の前方を支えている。また後部取付け器8は後部取って33に対し取付けられている。これとは別に、前部フレーム58を車体用の梁に固定しても同様の結果が得られる。
実施例7として自転車への応用例を図30に示す。実施例4のフロントパネル付き屋根6を固定機構で自転車へ取付けた場合を示す。自転車の場合、雨の日以外は屋根を用いないことが多いので実施例4で用いた収納可能なフロントパネル付き屋根6は大変有効である。フロントパネル付き屋根6を支える前部フレーム58は前輪を支える車体本体用の梁に両側から挟みこんだ前部取付け板51で支えられており、前部フレーム58の先端には図示しない前部連結軸受け53を介してフロントパネル付き屋根6の前方を支えている。
以上の本発明実施例の説明において,前部連結軸受け53と中間連結軸受け62と後部連結軸受け82における各対応部品の連結には,回転自在のまま連結する方法を説明しているが,各取付け位置決定後は、それぞれの連結部の強度を増すため軸受け内の軸受けロック用ナット624を使って固く固定しても良い。また前部取付け板51や後部取付け板81の取付けにマジックテープ(登録商標)や接着剤あるいは両面テープを使っても、あるいはフロントカバーや後部カバーに穴を開けそれぞれを両側からねじ留めしてもかまわない。また、フロントパネルがスクータにあるランプの光を反射して視野に影響を与える場合はパネルに反射防止膜を塗布しても良い。
また回転自由の固定法として図28の前部フレーム58および後部フレーム59のように丸パイプ状の物をそれと勘合する円形固定部品で固定しても良いし、前部取付け板51の上面へ化粧のためのカバーを付けても良い。
さらに屋根用フレーム61や連結梁632や前部フレーム連結板581へ図示しないバックミラー、前方からの日光を遮る日よけ、ペットボトル等の飲み物受け、携帯電話や音楽機器等の収納かご等を取付けても良い。
耕運機のように、外で使う可能性があり人が操作あるいは乗車する装置の場合、移動速度が遅いのでフロントパネルは不用であるが、脱着可能な日避けや雨避け用の屋根として活用できる。
1 モータバイク
11 自転車
2 前部車体
21 フロントカバー
22 荷物かご用の取付け雌ねじ
3 後部車体
31 後部カバー
32 後部荷台
33 後部取っ手
4 中央下部車体
41 足置き板
42 足置き板用固定ねじ
5 前部取付け器
51 前部取付け板
511 中間部材
512 前部取付け補助板
513 側面押さえ板
514 固定用ベルト
515 側面押さえ用偏芯カム
516 側面押さえ用コイルばね
517 コイルばね用受けねじ
518 側面押さえ板用回転軸
519 側面押さえ板用固定ねじ
52 取付け板用固定ねじ
53 前部連結軸受け
531 前部軸受け用連結軸
532 前部軸受け用固定ねじ
533 前部軸受け用ワッシャ
54 横ぶれ防止用ねじ
541 緩衝用パッド
55 中間補助板
551 中間補助板用固定ねじ
552 板ばね
56 カバー用取付け補助板
561 補助板用固定ねじ
57 下部補助板
571 下部補助板用固定ねじ
58 前部フレーム
581 前部フレーム連結板
582 回転軸
583 回転ストッパ
584 前部フレーム押さえ
585 前部サイドパネル
586 球面軸受け
587 球面軸受け用軸
588 前部サイドパネル収納用軸受け
589 軸ストッパー
59 後部フレーム
591 後部フレーム押さえ
6 フロントパネル付き屋根
61 屋根用フレーム
611 摺動ガイド
612 横フレーム
613 ガイド用ふた
614 フレーム用蝶番
615 フレーム連結板
616 フレーム連結ねじ
62 中間連結軸受け
621 中間連結軸受け固定ねじ
622 中間連結軸受け用固定軸
623 ワッシャ
624 軸受けロック用ナット
63 上部フロントパネル
631 開閉パネル
632 連結梁
633 回転軸
634 スライドガイド
635 固定ねじ
636 回転軸受け
637 連結梁固定ねじ
638 連結下板
639 スライドハンドル
64 下部フロントパネル
641 パネル押え
65 屋根用パネル
651 屋根用シート
652 シート用梁
653 シート用リング
654 シート取付けキャップ
655 シート用梁固定ブロック
656 シート用梁固定ねじ
657 ローラ
66 フロントパネル固定装置
661 偏芯カム
662 偏芯カム用軸受け
663 偏芯カム用軸
664 カム軸受け固定ねじ
67 サイドカバー
671 シートカバー
672 ワイヤ
673 ワイヤ用軸受け
674 カム板
675 シートカバー受け
676 サイドカバー取付け板
677 ねじりばね付きワイヤ
678 ワイヤ連結器
7 屋根用支柱
71 伸縮支柱
711 伸縮固定偏芯カム
72 伸縮支柱用ロック解放ボタン
73 支柱用ハンドル
74 伸縮ロックピン
8 後部取付け器
81 後部取付け板
811 後部取付け板用固定ねじ
812 荷台および取っ手固定板
813 後部取付け板用ふた
815 固定用フック
816 フック用固定ねじ
817 固定板連結ねじ
82 後部連結軸受け
821 後部連結軸受け用固定ねじ
822 ワッシャ
823 屋根用支柱回転ストッパ
83 後部横ぶれ防止用ねじ
831 後部カバー用緩衝パッド
84 蝶番
85 丸棒型ナット
86 手動用ねじ
91 発泡ウレタン
911 発泡ウレタン充填缶
912 発泡ウレタン充填用ストロー
913 発泡ウレタン充填制御用レバー
92 発泡ウレタン充填袋
A 荷物かご
B 荷物箱

Claims (7)

  1. 透明なフロントパネルと屋根と屋根を支える支柱からなる屋根装置本体と、その屋根装置本体を支え、かつモータバイクあるいは自転車本体へ取付けるための前部取付け器と後部取付け器とからなる屋根装置において、前部取付け器と屋根装置本体の間、屋根装置本体内部、そして屋根装置本体と後部取付け器の間の3か所において、ピッチ角方向に回転自在な連結軸受けを持ち、さらに前出支柱がスライド機構による伸縮機構や固定機構を持ち、支柱の長さ調整を可能とすることで、取付け相手の機種に影響されず共通に使える屋根装置本体と、取付け相手の形状に合わせた前部取付け器や後部取付け器に分離することができ、そのうえ支柱の長さ調整だけで屋根の高さ調整ができることを特徴とする簡易屋根装置。
  2. フロントパネルが1枚あるいは複数枚からなり、少なくても1枚のフロントパネルはその両脇にある摺動ガイド、あるいはリンク機構、あるいは回転軸によりその高さや角度を調整し、前方に調整可能な開口部を得ることで、季節や雨風の環境にたいして運転空間を快適に調整できる上に、雨天時には許す範囲の隙間を開けることでワイパーが無くてもフロントパネルに付いた水滴が原因の視界不良を避けることができることを特徴とする上記請求項1記載の簡易屋根装置。
  3. フロントパネルと屋根の両脇にある摺動ガイドに、回転自在で固定可能あるいは脱着可能な連結器を設け、屋根装置本体を取り外し収納する時にはそれを折り曲げ、あるいは分離し、収納場所を少なくすることができることを特徴とする請求項1から請求項2何れか記載の簡易屋根装置。
  4. 屋根装置本体との連結器を持つ前部取付け器が、スクータ型のモータバイクにおいてはその前部車体にあるフロントカバー上面の一部あるいは全部を覆う前部取付けカバーから成り、前部取付けカバーをフロントカバーへ取付ける手段として、フロントカバーにあるねじ穴に合わせてねじ固定するためのねじ穴、あるいはフロントカバーの上面に置かれ簡易屋根装置の加重を支える受け面と前後あるいは左右から挟み込むための挟みこみ機構、あるいはフロントカバーへ押さえつけるためのベルトの何れか1つ以上を持つことで、特別な改造なしで前部取付け器を取付けることができることを特徴とする請求項1から請求項3何れか記載の簡易屋根装置」
  5. 前部取付け板とフロントカバーの間にある中間部材として発泡ウレタンや石膏等のように初めは流動体で後から膨張硬化する材料を用い、前部取付け板の装着時あるいは装着後に充填剤として充填し硬化させることで、前部取付け板やフロントカバーの形によらずそれぞれの間の密着性を高め、ガタ無く前部取付け板をフロントカバーへ取付けられることを特徴とする請求項1から請求項4何れか記載の簡易屋根装置。
  6. 屋根装置本体との連結器を持つ前部取付け器や後部取付け器が、取付け相手であるフロントカバーとの接触部に外力と同じ向きに板ばね、あるいは回転軸と外周までの距離が外力と同じ向きの回転で連続的に増化するカム、あるいはその両方を持つことで、前部取付け器や後部取付け器が外力を受けた場合、板ばねはその先端がフロントカバーに食い込み、カムはフロントカバーとの間の摩擦力で回転し、フロントカバーへ食い込み、あるいは摩擦抵抗を増やすことで保持力を増すことを特徴とする請求項1から請求項5何れか記載の簡易屋根装置。
  7. 前部取付け器あるいは後部取付け器あるいはその両方が、足をのせる底板とともにねじで共締めされた補助板と、補助板の両側から、前部取付け器においては斜め前方に、また後部取付け器においては斜め後方に突き出た支柱からなり、その先端に屋根装置本体との回転自在な連結軸受けを持つことで、運転者の足場を確保したうえで、改造無しで屋根装置本体を取付けられることを特徴とする請求項1から請求項3何れか記載の簡易屋根装置。
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