JP2745346B2 - 軽車両におけるルーフ装置 - Google Patents

軽車両におけるルーフ装置

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JP2745346B2
JP2745346B2 JP3154904A JP15490491A JP2745346B2 JP 2745346 B2 JP2745346 B2 JP 2745346B2 JP 3154904 A JP3154904 A JP 3154904A JP 15490491 A JP15490491 A JP 15490491A JP 2745346 B2 JP2745346 B2 JP 2745346B2
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敏浩 大高
昌衛 高見沢
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/08Hoods protecting the rider
    • B62J17/086Frame mounted hoods specially adapted for motorcycles or the like

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二,三輪車等の軽車両
に張出、格納可能に設けられるルーフ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来二,三輪車等の軽車両において、車
体に、その上面を覆うルーフを着脱可能に設けたものは
知られている(特開昭59−77987号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来のも
のではルーフを車体から外したときには、該ルーフおよ
びこれを支持する支持部材を車体上に収納しなければな
らず、それらを嵩張らずに車体上に収納したとしてもそ
れらが邪魔になるばかりでなく、それらが外部に露出す
るため車両自体の外観上の体裁を損なうという問題があ
る。
【0004】本発明は、かゝる実情にかんがみてなされ
たもので、折り畳まれたルーフ装置の主体部分をなすル
ーフフレームを車体上の収納ボックスに収納できるよう
にして前記問題を解決できるようにし、更にそのルーフ
が収納ボックスの蓋体に兼用できるようにして構造の簡
素化に寄与し得る新規なルーフ装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明の第1の特徴によれば、車体の座席上の使用位置に
張出され、また格納位置に折り畳み可能なルーフフレー
ムと、このルーフフレームに取付けられるルーフと、シ
ート後方の車体に設けられ、折り畳まれた前記ルーフフ
レームを収納し得る収納ボックスとを備えてなる軽車両
におけるルーフ装置であって、前記ルーフは、それが前
記ルーフフレームの折り畳み時に前記収納ボックスの出
入口を閉じる蓋体に兼用されるように前記収納ボックス
上に保持される。
【0006】また本発明の第2の特徴によれば、前記第
1の特徴に加えて、前記収納ボック スのボックス本体
は、前記出入口側に開放されて折り畳み状態の前記ルー
フフレームを収納し得る第1の収容部と、同出入口側に
開放されて他の物品を収納し得る第2の収容部とを有す
る。更に本発明の第3の特徴によれば、前記第1又は第
2の特徴に加えて、前記ルーフフレームが、その長手方
向に沿って縦列する複数のフレーム要素より分割構成さ
れ、その先端のフレーム要素と前記収納ボックスとの間
には、その間の前記フレーム要素を貫通する弾性索条が
接続され、更に互いに隣接するフレーム要素の対向端部
の一方には雄係合部が、またその他方には雌係合部がそ
れぞれ形成され、該雄,雌係合部相互の係合状態を前記
弾性索条の弾性収縮力で保持し得るようにしている。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0008】まず図1〜5を参照して本発明の一実施例
について説明するに、図1は本発明のルーフ装置を備え
た自動二輪車の全体斜視図、図2は図1の2−2線に沿
う部分断面図、図3は図2の3−3線に沿う部分断面
、図4はルーフフレームの伸張時の一部の拡大側面
、図5はルーフフレームの折り畳み時の一部の拡大側
面図である。
【0009】図1においてスクータ型自動二輪車は、そ
の前部に操向ハンドルHによって操向可能な前車輪WF
を、またその後部にエンジンで駆動される後車輪WR
有するパワーユニットUを備える。車両の車体Bは、前
記前,後車輪WF ,WR を懸架するフレームに装着され
て、操向部および前車輪WF の上面を覆う前部車体1、
前記パワーユニットUの上面およびその両側上部を覆う
後部車体2、および前,後部車体1,2を一体に連結し
て略平坦な足載せ面 を有する中間部車体3とよりな
り、後部車体2上にシートSが設けられる。前部車体1
の前面にはヘッドライト4が配設され、さらにその上縁
に透明な風防板6が立設される。
【0010】前部車体1には、その上面を覆う折り畳み
格納可能なルーフ装置Rが設けられる。このルーフ装置
Rは、ルーフ208と、このルーフ208を支持し得る
折り畳み可能なルーフフレーム207と、その折り畳み
状態のルーフフレーム207を収納し得る収納ボックス
225とより構成され、そのルーフ208は、後述する
ように収納ボックス225上面の出入口226を覆う蓋
体に兼用可能に構成される。
【0011】図2,3に明瞭に示すように後部車体2の
上面には内,外収容部2252 ,2251 を有する二重
のボックス本体225が一体に形成され、このボックス
本体225と、ルーフ208に兼用されて出入口226
を閉じる蓋体227とにより収納ボックス224が構成
される。ボックス本体225の左右両側において、車体
Bの後部フレームFにはそれぞれ前後にブラケット23
5が一体に突設され、一方、前記蓋体227(ルーフ2
08)の左右両側にもそれぞれ前後にブラケット236
が一体に突設され、前記ブラケット235,236間に
はそれぞれルーフフレーム207を構成する折り畳みフ
レームパイプ237が前後に回動自在に連結される。
【0012】各折り畳みフレームパイプ237は、フレ
ーム要素としての多数の短いパイプ238を枢支ピン
p′を以てジグザグ状に屈折自在に連接したものにゴム
紐等の弾性索条209を挿通し、その弾性索条209の
上下端子2091 を最上端および最下端の短いパイプ2
38の端面に係合して構成される。隣接する短いパイプ
238の対向端面には、互いに係合し得る雌,雄係合部
としての円弧状の凹部,凸部239,240が形成され
ており、これらの凹,凸部239,240を係合させれ
ば一対の折り畳みフレームパイプ237は弾性索条20
9の弾性収縮力で図2,4に示すように互いに略平行に
直状に起立される。
【0013】図1,2に示すように後部車体2左右両側
面および背面とルーフ208の左右両側縁および後縁間
には、可撓性の透明のリヤカバー241の上下両端縁が
結着される。242はリヤカバーの後面に開口した窓孔
である。
【0014】いま前述のように折り畳みフレームパイプ
237を起立させれば該フレームパイプ237上端のル
ーフ208は風防板6の後方位置に上昇するので、該ル
ーフ208の前縁をクリップ金具19をもって風防板6
の上縁に接続すれば、ルーフ208は風防板6に連続し
てシートSおよび後部車体2の上方を覆い、また折り畳
みフレームパイプ237の伸張起立にともなってリヤカ
バー241は伸張して後部車体2の後部両側面および背
面を覆うことがてきる。
【0015】またクリップ金具19を解放してルーフ2
08(蓋体227)を風防板6から分離したのち、該ル
ーフ208を若干上方に引き上げれば、弾性索条209
が引張して互いに連接する短いパイプ238の凹,凸部
239,240が外れて、折り畳みフレームパイプ23
7は図5に示すようにジグザグ状に折り畳まれるととも
に可撓性のリヤカバー241が収縮される。ここで図3
に示すように折り畳みフレームパイプ237およびリヤ
カバー241は、第1の収容部としての外収容部225
1 内に収納し、該ボックス本体225の出入口226を
蓋体227に兼用されるルーフ208によって閉じれ
ば、リヤカバー241およびフレームパイプ237は何
れも収納ボックス224内に格納される。
【0016】なお収納ボックス224の第2の収容部と
しての内収容部2252 は、一般に物品の収納部として
利用される。
【0017】以上の実施例では本発明ルーフ装置を自動
二輪車に実施した場合を説明したがこれを自動三輪車等
他の無蓋軽車両にも実施できることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば、
ルーフの格納時には、ルーフ装置を構成するルーフフレ
ームを折り畳んで収納ボックスに格納することができる
ので、ルーフを使用しないとき、ルーフフレームが邪魔
になることがなく、また収納ボックスの小型化が可能
で、これが車体大型化の原因になることがない。さらに
ルーフフレームが外部に露出することがないので、これ
が車両の外観上の体裁を損うことがない。
【0019】また特にルーフは、それがルーフフレーム
の折り畳み時に収納ボックスの出入口を閉じる蓋体に兼
用されるように収納ボックス上に保持されるので、ルー
フを収納ボックスの蓋体として有効に利用することがで
き、それだけ構造の簡素化が図られ、コスト節減や車両
軽量化に寄与することができる。
【0020】更に請求項2の発明によれば、収納ボック
スのボックス本体は、折り畳み状態のルーフフレームを
収納するための第1の収容部と、他の物品を収納するた
めの第2の収容部とを有しているので、該第1の収容部
にルーフフレームを格納した状態であっても、第2の収
容部は物入れとして常に有効に利用できる。
【0021】更にまた請求項3の発明によれば、ルーフ
フレームを、その長手方向に沿って縦列する複数のフレ
ーム要素より分割構成され、その先端のフレーム要素と
収納ボックスとの間には、その間のフレーム要素を貫通
する弾性索条が接続され、更に互いに隣接するフレーム
要素の対向端部の一方には雄係合部が、またその他方に
は雌係合部がそれぞれ形成され、該雄,雌係合部相互の
係合状態を前記弾性索条の弾性収縮力で保持し得るよう
にしたので、ルーフフレームをその折り畳み状態で極力
コンパクトとなるよう多数のフレーム要素に分割構成し
ても、ルーフフレームの組立作業や折畳み作業が頗る簡
便で、それら作業を迅速的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るルーフ装置を備えた自
動二輪車の全体斜視図
【図2】図1の2−2線に沿う部分断面図
【図3】図2の3−3線に沿う部分断面図
【図4】ルーフフレームの伸張時の一部の拡大側面図
【図5】ルーフフレームの折り畳み時の一部の拡大側面
【符号の説明】 24 収納ボックス 07 ルーフフレーム 08 ルーフ 09 弾性索 225 ボックス本体 2251 第1の収容部としての外収容部 2252 第2の収容部としての内収容部 226 出入口 238 フレーム要素としてのパイプ B 車体 S シート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(B)のシート(S)上の使用位置
    に張出され、また格納位置に折り畳み可能なルーフフレ
    ーム(207)と、このルーフフレーム(207)に取
    付けられるルーフ(208)と、シート(S)後方の車
    体(B)上に設けられ、折り畳まれた前記ルーフフレー
    ム(207)を収納し得る収納ボックス(224)とを
    備えてなる軽車両におけるルーフ装置であって、前記ルーフ(208)は、それが前記ルーフフレーム
    (207)の折り畳み時に前記収納ボックス(224)
    の出入口(226)を閉じる蓋体に兼用されるように前
    記収納ボックス(224)上に保持される ことを特徴と
    する、軽車両におけるルーフ装置。
  2. 【請求項2】 前記収納ボックス(224)のボックス
    本体(225)は、前記出入口(226)側に開放され
    て折り畳み状態の前記ルーフフレーム(207)を収納
    し得る第1の収容部(225 1 )と、同出入口(22
    6)側に開放されて他の物品を収納し得る第2の収容部
    (225 2 )とを有することを特徴とする、請求項1に
    記載の軽車両におけるルーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記ルーフフレーム(207)は、その
    長手方向に沿って縦列する複数のフレーム要素(238
    ・・)より分割構成され、その先端のフレーム要素(2
    38)と前記収納ボックス(224)との間には、その
    間の前記フレーム要素(238・・)を貫通する弾性索
    条(209)が接続され、更に互いに隣接するフレーム
    要素(238・・)の対向端部の一方には雄係合部(2
    40)が、またその他方には雌係合部(239)がそれ
    ぞれ形成され、該雄,雌係合部(240,239)相互
    の係合状態を前記弾性索条(209)の弾性収縮力で保
    持し得るようにしたことを特徴とする、請求項1又は2
    に記載の軽車両におけるルーフ装置。
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