JP4572046B2 - 自転車用キャリア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャリア、特に、自転車のフレームに装着される自転車用キャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】
荷物を積載可能な自転車用キャリアとして、シートポスト(シート装着部の一例)に装着可能なものが従来知られている。この自転車用キャリアは、シートポストを抱くようにして装着可能なキャリア本体と、キャリア本体に対して前後に伸縮自在に装着された積載部とを有している。このような構成の自転車用キャリアは、自転車のフレームにキャリア装着用のねじ部などが不要であるため、マウンテンバイクなどのねじ部が設けられていない自転車にもキャリアを後付けできるので便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の自転車用キャリアでは、積載部の大きさが一定であるので、駐輪時などに積載部が邪魔になることがある。また、階段などで自転車を運ぶとき等にやはり積載部が邪魔になり運びにくいおそれがある。
本発明の課題は、シート装着部に装着可能な自転車用キャリアにおいて、コンパクトに収納できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の自転車用キャリアは、自転車のシート装着部に装着されるキャリアであって、キャリア本体と、1対の積載部とを有している。キャリア本体は、シート装着部に装着され、装着された状態で後方に延びるものである。1対の積載部は、荷物を積載可能な開状態と把手として機能する閉状態とにキャリア本体に前後軸回りに開閉自在に装着されたものである。
【0005】
この自転車用キャリアでは、荷物を積載するときには積載部を開状態に開いて使用する。また、自転車を運ぶときや駐輪するときなどには積載部を回動させて閉状態に折り畳む。この閉状態のときには、積載部が把手として機能するので、自転車を運ぶときや駐輪するときに便利であるとともに、積載部の横幅が小さくなりキャリアをコンパクトに収納できる。
【0006】
請求項2に記載の自転車用キャリアは、請求項1において、キャリア本体の内部には収納空間部が形成されており、収納空間部には空気ポンプを装着可能である。この場合には、空気ポンプを携帯できるので便利である。
請求項3に記載の自転車用キャリアは、請求項1又は2において、キャリア本体の内部には積載する荷物を縛るためのひもを巻取可能なリールが装着されている。この場合には、荷物を縛るときにひもをリールから引っ張り出して先端を積載部に係止するだけでよいので、荷物を簡単に縛ることができる。しかも、不要なときにはリールに巻き取られるのでひもをコンパクトに収納できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)構成
図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車は、車体の骨格をなすフレーム1を備えている。フレーム1は、前三角を有するフレーム体2と、フレーム体2の前部に斜め縦軸周りに回転自在に支持されたフロントフォーク3とを備えている。また、自転車は、フロントフォーク3に結合されたハンドル部4と、フレーム体2の下部に取り付けられ踏み力を駆動力に変換する駆動部5と、フロントフォーク3の下端に装着された前輪6と、フレーム体2の後部に装着された後輪7と、フレーム体2のシート装着部2aに装着され後方に延びるキャリア8と、図示しない前後輪用のブレーキ装置とを備えている。
【0008】
キャリア8は荷物を積載するための部材であり、キャリア本体31と、1対の積載部36、37と、積載する荷物を縛るためのひもを巻き取ることが可能なリール35と、から主に構成されている。以下、キャリア8の構成について、図2〜5を用いて説明する。
キャリア本体31は、フレーム体2のシート装着部2aに着脱可能に装着された固定部32と、固定部32から後輪7の上方にかつフレーム体2の後方に向かって延びる直線部33と、直線部33の後方に装着され反射板の機能を有する頭部34とを備えた矩形の筒状部材である。
【0009】
固定部32は、最前部がシート装着部2aの形状に沿って下方に広がっており、後方に延びるとともにその矩形断面が小さくなる形状を有している。固定部32は、その内部に形成された中空の空間からなる第1収納空間部32aと、上部に形成され第1収納空間部32aと連通しているスリット32bとから構成されている。図4に示すように、第1収納空間部32aにはリール35が装着されており、このひもの先端はスリット32bを通って外部に出ている。
【0010】
直線部33は、前側装着部33a及び後側装着部33bと、前側装着部33aと後側装着部33bとの間に形成された中空の空間からなる第2収納空間部33cと、第2収納空間部の上部を塞ぐための蓋33dとを備えた矩形の筒状部材である。前側装着部33a及び後側装着部33bは、直線部33の前部及び後部に形成され直線部33の側方に延びる凹部であり、1対の積載部36、37の前凸部36b、37b及び後凸部36c、37cを前後軸回りに開閉自在に装着している。第2収納空間部33cには、空気ポンプ38が装着されており、蓋33dによって上部が塞がれている。
【0011】
1対の積載部36、37は、中央部に形成された把手となる孔36a、37bと、キャリア本体31の前後軸回り開閉自在に装着される前凸部36b、37b及び後凸部36c、37cと、後部に装着された反射板36d、37dとから構成されたプレート状部材である。1対の積載部36、37は、キャリア本体31の直線部33の前後方向に対して鏡対称になるように配置され、その前凸部36b、37b及び後凸部36c、37cが直線部33の前側装着部33a及び後側装着部33bによってキャリア本体31の前後軸回り開閉自在に装着されている。具体的には、図5に示すように、各前凸部36b、37bが前側装着部33aの凹部の前後方向を横切る2本の軸39によって回動自在に支持され、各後凸部36c、37cが後側装着部33bの凹部の前後方向を横切る2本の軸40によって回動自在に支持されている。
【0012】
(2)キャリア8の動作
以下、キャリア8の動作について、図2〜4を用いて説明する。
i) 荷物を積載しない場合
キャリア8に荷物を積載しない場合、図2に示すように、1対の積載部36、37は、荷物を積載する面を直線部33の上部で合わるようにして折り畳まれている。また、同時に、各孔36a,37aが合わさって一つの把手孔が形成されている。
【0013】
ii) 荷物を積載する場合
キャリア8に荷物を積載する場合、図3に示すように、1対の積載部36、37は、直線部33の上部で合わさった状態から、互いに前後軸回りに開かれる。すると、積載部36、37の荷物を積載する面と直線部33の上面とによって、一体の積載面が形成される。
【0014】
そして、積載部36、37に荷物を載せ、図4に示すように、固定部32に内蔵されたリール35のひもをスリット32bから引き出して荷物を縛る。
(3)特徴
以上に説明した実施形態には、以下のような特徴がある。
i) 本実施形態のキャリア8では、荷物を積載するときには1対の積載部36、37を開状態に開いて使用する。また、自転車を運ぶときや駐輪するときなどには1対の積載部36、37を回動させて閉状態に折り畳む。この閉状態のときには、1対の積載部36、37の孔36a、37aが合わさって把手孔として機能するので、自転車を運ぶときや駐輪するときに便利である。
【0015】
ii) また、1対の積載部36、37を回動させて閉状態に折り畳むことができるので、1対の積載部36,37の横幅が小さくなりキャリア8をコンパクトに収納できる。
iii)本実施形態のキャリア本体31の直線部33の内部には第2収納空間部33cが形成されており、第2収納空間部33cには空気ポンプ38を装着可能である。この場合には、空気ポンプ38を携帯できるので便利である。
【0016】
iv) 本実施形態のキャリア本体31の固定部32の内部には積載する荷物を縛るためのひもを巻取可能なリール35が装着されている。この場合には、荷物を縛るときにひもをリール35から引っ張り出して先端を積載部36、37に係止するだけでよいので、荷物を簡単に縛ることができる。しかも、不要なときにはリール35に巻き取られるのでひもをコンパクトに収納できる。
【0017】
(4)他の実施形態
以上に本発明の一実施形態について説明したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記実施形態の1対の積載部36、37の孔36a、37aの周縁部にラバーを装着してもよい。これにより、キャリア8の把手としての機能を高めることができる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るシート装着部に装着可能な自転車用キャリアにおいて、コンパクトに収納できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態が採用された自転車の側面図。
【図2】 本発明の一実施形態が採用されたキャリアの閉状態を示す斜視図。
【図3】 本発明の一実施形態が採用されたキャリアの開状態を示す斜視図。
【図4】 本発明の一実施形態が採用されたキャリア内部のリールを示すキャリアの部分拡大側面図。
【図5】 本発明の一実施形態が採用されたキャリアの開状態を示す部分拡大平面図。
【符号の説明】
8 キャリア
31 キャリア本体
32 固定部
33 直線部
34 頭部
35 リール
36、37 積載部
38 空気ポンプ
Claims (3)
- 自転車のシート装着部に装着される自転車用キャリアであって、
前記シート装着部に装着され、装着された状態で後方に延びるキャリア本体と、
荷物を積載可能な開状態と把手として機能する閉状態とに前記キャリア本体に前後軸回りに開閉自在に装着された1対の積載部と、
を備えた自転車用キャリア。 - 前記キャリア本体の内部には収納空間部が形成されており、前記収納空間部には空気ポンプを装着可能である、請求項1に記載の自転車用キャリア。
- 前記キャリア本体の内部には積載する荷物を縛るためのひもを巻取可能なリールが装着されている、請求項1又は2に記載の自転車用キャリア。
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