JP2006290278A - 二輪車 - Google Patents

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Eikichi Kurosawa
永吉 黒澤
Takichi Morimoto
太吉 森本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】後部荷台の上面に荷物かごや幼児用座席が取り付けられた場合においても、操作者は把持部を持ってスタンドの立て起しが容易にでき、かつ、操作者が運転、駐輪時には、把持部が邪魔にならない二輪車を提供する。
【解決手段】把持部本体11を、自転車の後部荷台10に装着された筒状のガイド部材41、ガイド部材42、ガイド部材43の管中に差し込み、管中を摺動自在とした。これにより、把持部17は車体の幅方向に突出と収納ができ、荷台10に荷物かご、幼児用座席を取り付けても、把持部17を持ってスタンドの立て起しができる。また、操作者が運転中、駐輪時には、把持部17を収納位置で収納できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、後部荷台を備え駐輪時にはスタンドにて立て起される自転車や、原動機付き自転車等の二輪車、及び、二輪車の荷台に取り付けられる収納かご、幼児用座席、二輪車の荷台に関するものである。
従来より、例えば、自転車や、原動機付き自転車等の二輪車の後部には荷台が設けられてる。この後部荷台は、二輪車を駐輪する場合において、二輪車のスタンドの立て起し時に車体を持ち上げるために把持されることもある。即ち、二輪車の駐輪時には、二輪車のハンドルを片手で把持し、もう一方の手で後部荷台の後端部を把持し後輪を引き上げるようにして二輪車のスタンドを立て起している。
一方、荷物などを運搬する際には、後部荷台の積載面積がそれほど広くないため、底面積が後部荷台よりも大きい収納容器が後部荷台の上面に取り付けられ、固定されることが多い。このため、後部荷台より外側に収納容器が張り出すと、二輪車のスタンドを立て起す時に後部荷台を把持できないという課題があった。
このような課題に対応したものとして、運転座席と収納容器との間に、収納容器の下方から突き出させて把持部を設けるというものが提案されている。(例えば特許文献1参照)。すなわち、この把持部を持って二輪車を立て起すことができるというものである。
特開平8―332983号公報
しかしながら、上記従来の構成では、小さい子供を二輪車の後部の荷台に安全に乗せるため、荷台の上面に幼児用座席を取り付けた場合、座席と幼児用座席との間には、子供が掴む取っ手部や、左右足掛部があり、把持部を取り付ける場所がないといった課題があった。また、そのために後部荷台の側面に把持部を取り付けるようにすると、対向車や人とすれ違った場合に邪魔になり、最悪の場合は把持部を引っ掛けてしまうといった課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、後部荷台を備えた二輪車の駐輪時において、後部荷台の上面に荷物かごや幼児用座席が取り付けられた場合においても、把持部を持ってスタンドの立て起しが容易にでき、かつ、運転、駐輪時には邪魔にならない二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハンドルと座席と前輪と後輪とがフレームにより支持された車体と、前記車体が倒れないように保持するスタンドと、前記車体の後輪上方に固定した荷台と、前記荷台に装着され、前記車体の幅方向に突出と収納ができる延出自在な把持部とを備える構成とした。
本発明は、把持部は車体の幅方向に延出自在なため、幼児用座席を取り付けた場合でも把持部を車体の側方へ引き出して持つことができ、スタンドの立て起しが容易にできるという効果を奏するものである。さらに、運転、駐輪時は、把持部を邪魔にならないように車体の幅より内側に収めることができ、対向車や人とすれ違った時に把持部を引っ掛けずに済むという効果を奏するものである。
本発明の実施の形態は、ハンドルと座席と前輪と後輪とがフレームにより支持された車体と、車体が倒れないように保持するスタンドと、車体の後輪上方に固定した荷台と、荷台に装着され、車体の幅方向に突出と収納ができる延出自在な把持部とを備える構成とした。この構成により、後部荷台の上面に幼児用座席が取り付けられても把持部を車体の側方に引き出すことができ、把持部を持ってスタンドの立て起しができる。また、未使用時は把持部を車体の幅より内側に収納でき、運転、駐輪時に邪魔にならない。
また、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部を択一して突出するようにしたことで、操作者の利き手に対応できる。
さらに、この把持部を前記荷台より着脱自在にすることで、既存の二輪車に把持部を後付けをすることができ、拡張性が向上する。
また、把持部をスタンドの取付け位置より後方に装着することで、スタンドが地面に接した位置の略上方で把持部を持つことができ、スタンドを立て起すときに力が入りやすい。
また、この把持部を突出位置と収納位置との間で摺動自在、若しくは、回動自在に取り付ける構成とした。この構成によって、荷物かごや幼児用座席の大きさに合わせて把持部を車体の側方へ引き出し、持つ位置を決めることができ、スタンドの立て起しがやりやすい。また、把持部を車体の幅より内側に収納することができ、運転、駐輪時には邪魔にならない。
さらに、把持部を収納位置に戻す戻し手段を備えた構成により、スタンドの立て起しで使用した把持部を、使用前の把持部の収納位置へ自動で戻すことができる。これにより、操作性が向上する。
また、把持部と荷台との接触音を抑える消音材を設けることで、把持部が運転中に揺れても、荷台と接触したときに出る音を低減できる。
また、把持部を収納位置で固定することで、運転中の把持部の揺れを抑え、把持部と荷台との接触音が抑えられる。また、把持部を使用しない時に、把持部を荷台に収納して固定するので、邪魔にならない。
また、荷台に対して水平方向に回動し、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部を択一して延出できるようにすることで、操作者の利き手に対応できる。
さらに、この把持部の引き出しの長さを調節可能にした構成により、操作者の体格に合わせて把持部の位置を調節できる。
また本発明の実施の形態は、二輪車の車体後方の荷台に装着される収納かご、幼児用座席において、車体の幅方向に延出自在な把持部を備える構成にした。また、二輪車の車体後方に装着される二輪車用荷台において、車体の幅方向に延出自在な把持部を備える構成にした。この構成により、後部荷台の上面に収納かごや幼児用座席等が取り付けられても把持部を持ってスタンドの立て起しができる。また、把持部を運転、駐輪時には車体の幅より内側へ収納できるので、邪魔にならない。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
実施例1は、荷台に装着した把持部を突出位置と収納位置との間を摺動させて車体の幅方向に延出自在としたものである。
図1において、自転車18の車体は、ハンドル1、座席15、前輪2、後輪3がフレーム5で支持ている。また、自転車18は、足でペダル4を踏むことで、後輪3を駆動して前進する。進行方向はハンドル1を操作して変更する。また、後輪3を支持するフレーム5の支持位置19には、起倒自在なスタンド16が取り付けられている。
さらに、自転車18の後部の後輪3の上方には荷台10が設けられてる。駐輪時に、この後部荷台10は、自転車18のスタンド16の立て起しで車体を持ち上げるために把持される。即ち、自転車18のハンドル1を片手で持ち、もう一方の手で後部荷台10の後端部(図示せず。)を把持し後輪3を引き上げるようにして自転車18のスタンド16を立て起す。
ところで、小さい子供を二輪車の後部の荷台に安全に乗せるため、荷台10の上面に幼児用座席12を取り付けることが多い。この時、自転車18の座席15と幼児用座席12と間には、子供が掴む取っ手部13や足掛部14があり、把持部を取り付ける場所がない。また、幼児用座席12によって荷台10が隠れてしまい、操作者が荷台10を持つことができない。
幼児用座席12の取っ手部13は、自転車18を含めた重さまで持ち上げることは考慮されておらず、目的外の使用に対しては強度的に弱い。また、この取っ手部13を操作者が把持すると、腕を曲げた態勢でスタンド16を立て起すことになり、大人でも大きな力が必要となる。
そこで、図1に図示するように、荷台10に装着し、車体の幅方向に突出させた把持部17を把持して、後輪3を引き上げると、スタンド16の立て起しが容易にできる。
また、この把持部17を荷台10の略同じ高さに装着したことで、取っ手部13より手で持つ力点の位置が低く、腕を伸ばせるため、足腰で力が入れやすい態勢が取れる。また、荷台10の下側から把持部17を引き出すようにしているので、荷台10の上面に凹凸がなく、面一にできるので、荷物かごや幼児用座席が取付けやすい。
また、把持部17を荷台10の後方でなく、荷台10の側方に引き出すようにしたことで、ハンドル1と把持部17を持つときに、手を大きく広げて操作する必要がなく、体の小さい子供でも簡単に立て起しができる。ここで、前後という表現は、自転車の進行方向に対して、前後となる方向を意味している。
また、荷台10への把持部17の装着位置を、スタンド16の取り付け支持位置19より後方とした。スタンド16の取り付け支持位置19より後方で把持部17を持てるようにしたことにより、車体の荷重がかかる略上方で把持部17をもつことができ、スタンド16を立て起すのに力が入れやすい。特に、スタンド16が最初に地面と接する接地位置20の略上方に把持部17を装着すれば、スタンド16を立て起す力が最も入れやすい位置で把持部17を持ち上げることができる。
次に、把持部17の構成について説明する。図2において、把持部本体11を、荷台10に取り付けた筒状のガイド部材41、ガイド部材42、ガイド部材43の管中に差し込むことで、把持部17を車体の側方に摺動自在とし、突出させることも、収納させることもできるようにした。また、把持部本体11の端部近傍に図示していないが把持部17の引き出しの長さ調節用に複数の穴を設けている。その穴の何れかにピン40を差し込むことで、ピン40がガイド部材41端に接触する位置で摺動が規制され、把持部本体11が車体の側面に引き出したときに抜けないようにしている。
これにより、自転車18の進行方向に対して左側方に、把持部17を摺動自在に動かすことができる。駐輪時において、操作者は自転車18の車体の幅方向に把持部17を突出位置まで摺動させ、運転時は把持部17を車体の幅より内側の収納位置へ摺動させることができ、対向車や人とすれ違った場合でも把持部17を引っ掛けずに済む。
また、一台の自転車を家族で共有するときには、大人と子供で体格に差がある。この体格の差によって、把持部を持つ位置の態勢が変わるので、把持部の位置を調整できるようにする必要がある。よって、ピン40を差し込む穴の位置を変更することで、把持部17を引き出す時の長さを調節できるするようにした。これにより、把持部17の引き出し位置を調節でき、小さい子供から大人まで操作者の体格差があっても容易に位置合わせることができる。
なお、ピン40は、把持部17の摺動を規制するものであれば良く、ネジ止めとしても良い。
また、操作者には右利きの人も、左利きの人もおり、車体に対して操作しやすい側方がある。荷台10に、更に、ガイド部材44、ガイド部材45、ガイド部材46を設けることで、把持部17を自転車の進行方向に対して右側方にも装着でき、左側方と同様に、車体の幅方向に突出自在に摺動させることができる。把持部17の荷台10からの着脱は、ピン40を抜き差しするだけで良く、容易にできるため、車体への取り付け側面を右側方にも、左側方にも簡単に変更できる。これにより、操作者は、利き手に合わせて右側方、左側方に把持部17を択一して装着し、延出させることができる。これにより、操作者の利き手を問わず、把持部17を持ってスタンド16の立て起しが容易にできる。
なお、ガイド部材42、ガイド部材43、ガイド部材45、ガイド部材46を別々に構成しているが、1つにまとめて把持部本体11をガイドすることもできる。これによって、部品点数を削減でき、荷台10の強度を上げることができる。
また、ガイド部材42、43、44、45、46は、筒状としたが、把持部本体11を摺動時にガイドできる部材であれば良い。荷台10にリング状の穴の開いた部材を取り付けても良いし、略U形状でガイドしても良い。
また、把持部17には凹凸加工を施し、表面をざらざらにすることで、手で持ち上げたときに滑りにくくした。
なお、滑り防止加工として、凹凸加工でなく弾力性のある部材を把持部17の表面に被覆しても良い。例えば、ゴム製部材、若しくはシリコン製部材、若しくは、皮等でも良い。
また、把持部17を把持部本体11より太くすることで、持ち上げるときの手に加わる圧力を小さくでき、握りやすくなる。
なお、把持部17は、略U字の形状としたが、T字の形状、L字の形状でも良い。手で持ちやすい形状であれば、他の形状でも良い。
次に、把持部17を自転車18の車体より幅方向に突出させた後、自動的に収納位置まで戻す戻し手段について説明する。
図3において、バネ22の一方は、荷台10の取り付け位置23に固定され、ばね22の他方は把持部本体11の端部47に取り付けた構成にした。この構成により、把持部17を自転車18の車体より幅方向に突出させると、バネ22が延びて、把持部17を荷台10の内側へ引き戻すように作用する。把持部17を収納する収納位置位置まで戻す、このバネ22を備えることで、スタンド16の立て起しで使用した把持部17を、使用前の把持部17の収納位置へ自動で戻すことができる。
以上、実施例1の上記の構成において、把持部17を車体の幅方向に延出自在にすることで、後部荷台10の上面に幼児用座席12が取り付けられても把持部17を車体の側方へ引き出して持つことができ、スタンドの立て起しができる。また、運転、駐輪時には把持部17を車体の幅より内側に納めることができ邪魔にならない。
また、把持部17をスタンドの取付け位置より後方に装着したことにより、スタンド16が地面に接した位置20の略上方で把持部17を持つことができ、持ち上げる時に力が入れやすい。
また、把持部17の引き出しの長さを調節可能としたことにより、荷物かごや幼児用座席12の大きさに合わせて、把持部17を車体の側方へ引き出し、持つ位置を決めることができ、スタンド16の立て起しがやりやすい。
また、収納かご、幼児用座席を取り付けた状態のままで、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部17を択一して突出できるので、操作者の利き手に合わせることができる。
また、把持部17を荷台10より着脱自在としたことで、自転車18に後付けでき、拡張性が向上する。
また、把持部17を収納位置まで戻す戻し手段を備えることで、スタンド16の立て起しで使用した把持部17を、使用前の収納位置へ自動で戻すことができる。これにより、把持部17の操作性が向上する。
また、把持部17に滑り防止加工をしたことにより、滑らなくなり、スタンド16の立て起しがやりやすい。
なお、把持部17を、車体の進行方向に対して右側方、若しくは、左側方に装着しているが、把持部17を2個使用し、両側方に装着しても良い。これにより、把持部17を付け換えることなく、操作者の利き手に合わせることができる。
なお、把持部17の手で握る表面部分を取り外し自在とすることで、滑り止めのゴムが劣化した場合に交換ができる。
(実施例2)
実施例2は、荷台に装着した把持部を突出位置と収納位置との間で回転させて車体の幅方向に延出自在としたものである。
二輪車において、収納かご、幼児用座席は一旦取り付けられると、取り外すことは少ないため、収納かご、幼児用座席を取り付けた状態のままで把持部を着脱自在にする必要がある。
図4(a)において、把持部51のフレームは、荷台50の下側の支持部52、支持部53に装着され、垂直方向に回動自在に連結する。支持部52と支持部53には、それぞれリング状の差し込み穴56、57を設けている。また、把持部51のフレームの先端は略L字に成形してある。この把持部本体11の先端部分を差し込み穴に差し込みむことで、把持部51を装着する。把持部51のフレームを弾性変形させることで、この差し込み穴56、57より着脱自在にした。これにより、収納かごや幼児用座席が取り付けられても把持部51を簡単に装着でき、把持部51を持ってスタンド16の立てお起しができる。また、収納かご、幼児用座席を取り付けた状態のままで着脱自在にした。把持部51は、フレームの弾性復元力で荷台50に保持される。把持部51の回転軸の中心は荷台50の下側にあり、荷台50の内側に支持した位置であることから、把持部51を手で持ち上げると、荷台50とほぼ同じ高さで荷台50と接触し、把持部51の回転が止められる。
さらに、操作者には右利きの人も、左利きの人もおり、車体に対して操作しやすい側方がある。そのため、支持部54、支持部55を、荷台50の右側方の側にも設けるようにした。図示していないが、支持部54、支持部55には、支持部52、支持部53と同様に差しこみ穴を設けている。これにより、収納かご、幼児用座席を取り付けた状態のままでも、把持部51を車体の進行方向に対して左側方だけでなく、右側方にも取り付けることができ、操作者の利き手に対応できる。
なお、図4(a)で、把持部51を車体の進行方向に対して右側方、若しくは、左側方に装着したが、把持部51を2個使用し、両側方に装着しても良い。これにより、把持部51を付け換えることなく、操作者の利き手に合わせることができる。
また、図4(b)において、把持部51が接触する部分である荷台50の本体の一部に消音材29を被覆し、把持部51が接触した時の音を抑えることにより、運転中でも把持部51が揺れて、荷台50の本体と把持部51が接触して発生する音が抑えられる。
なお、消音材29を荷台50側でなく、把持部51の一部に被覆しても良い。また、消音材は、弾力性のある部材であれば、何れも使うことができる。例えば、消音材29として、ゴム、柔軟性の樹脂、シリコン、皮でも良い。弾力性のあるものを被覆することで、音を低減できる。
次に、把持部を収納する場合の説明をする。図5(a)に図示するように、荷台60と把持部61のフレームはバネ27によって連結され、把持部61を下側から持ち上げて回転させると、バネ27が回転を戻すように作用する。これにより、スタンド16の立て起しで使用した把持部61を、使用前の収納位置へ自動で戻すことができる。
また、図5(b)において、荷台60の一部に固定部材62を取り付け、把持部61を固定した。固定部材62として磁石を用いることで、把持部61を荷台60より離すことが簡単にできる。これにより、運転中でも把持部61が揺れることがなく、荷台60の本体と把持部61との接触音が抑えられる。なお、把持部61の固定部材62として、磁石以外に、把持部61の本体フレームを略U字型に成形したもので挟むようにしても良いし、L字型に成形したものに引っ掛けるようにしても良い。何れの場合も接着自在に固定することで、運転中の把持部の揺れを抑えることができ、収納時に固定することができる。また、使用する時には引き離しが簡単である。
また、把持部を荷台の裏側に収納しても良い。図6(a)に図示するように把持部66は使用する場合は、荷台65の裏側から引き出した状態で使用し、図6(b)に図示するように、不使用時は荷台65の裏側に収納できるようにした。これにより、把持部66を不使用時には邪魔にならないように収納できる。図示していないが、収納時に把持部66を荷台65に装着された固定部材62で固定している。
以上、実施例2の上記の構成において、把持部51を荷台50より着脱自在にした構成により、把持部51を後付けでき、拡張性が向上する。
また、荷台50の下側より取り付けることで、荷台50の積載面上に凹凸ができず、面一にでき、収納かごや幼児用座席が取付しやすい。
また、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部51を択一して突出できるので、操作者の利き手に対応できる。
また、把持部51を荷台50より着脱自在としたことで、自転車18に後付けでき、拡張性が向上する。
また、把持部61を荷台60の収納位置で固定したことにより、運転中でも把持部61が揺れることがなく、荷台60の本体と把持部61との接触音を抑えられる。また、把持部66は、邪魔にならないように荷台の裏側に固定し、収納できる。
また、収納位置まで把持部61を戻す戻し手段を備えたことにより、スタンド16の立て起しで使用した把持部61を、使用前の把持部61の収納位置へ自動で戻すことができる。これにより、把持部61の操作性が向上する。
(実施例3)
実施例3は、荷台に対して水平方向に回動し、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部を択一して延出できるものである。
図7において、把持部31は、荷台70に支持部材30で回動自在に装着され、装着された支持部材30を中心に荷台70の下側を回転する。この構成により、把持部31が荷台70に対して水平方向に回転し、進行方向に対して右側方にも、左側方にも把持部31を引き出すことができるようになり、操作者の利き手に対応できる。
また、荷台70の後側方まで回転させ、収納できるようにしている。これにより、未使用時は把持部31が邪魔にならない。
なお、支時部材30の位置にバネを取り付け、未使用時には、自動で把持部31が荷台70の後方に戻るようにしても良い。この時、把持部31を荷台70の後方から右側方、又は、左側方に回転させるほど、戻し方向の力が加わるように構成すれば良い。これにより、操作性が向上する。
また、一台の自転車を家族で共有するときには、大人と子供で体格に差がある。この体格の差によって、把持部を持つ位置の態勢が変わるので、把持部の位置を調整できるようにする必要がある。図示していないが、把持部31の内側はネジ構造になっており、把持部31を回転させることで、荷台70の外枠との長さLXが調節できるようにした。把持部31を時計回りに回転させると長さLXが短くなり、逆に、把持部31を反時計回りに回転させると長さLXが長くなるようにしている。これにより、操作者の体格に合わせて把持部31を引き出す時の長さが調節できる。
以上、実施例3の上記の構成において、把持部31が荷台70に対して水平方向に回動し、車体の進行方向に対して右側方、左側方に把持部を択一の何れの側にも延出できることにより、操作者の利き手に対応できる。
また、荷台に装着したままで右側方、左側方に把持部31を択一して延出できるため、操作性が良い。また、把持部31を右側方用と左側方用に2個用意する必要がない。
また、フレーム32にネジ構造で結合された把持部31を回転させることで、把持部31と荷台70の外枠との長さを調節可能にしているので、操作者の体格に合わせて把持部31の位置を調節できる。
また、把持部31を棒状にしたが、持ちやすい形状であればいずれの形状でも良い。例えば、略円形状、略U形状、略T形状などでも良い。
なお、図示しないが、実施例1から実施例3の構成を有し、車体の幅方向に延出自在な把持部を収納かご、幼児用座席、二輪車用荷台に備えることで、本発明と同様の効果を奏することができる。即ち、車体の後部荷台の上面に、収納かご、幼児用座席を取り付けても把持部を車体の側方へ引き出して持つことができ、スタンドの立て起しができる。また、運転、駐輪時には車体の幅より内側へ把持部を収納できるので、邪魔にならない。
なお、把持部17に目立つ色を塗布させることで、操作する位置の識別性を向上できる。
また、把持部17に蛍光材料を表面に塗布したり、LED等で発行させることで、夜間でも把持する位置を確認しやすくさせることもできる。
また、収納かご、幼児用座席の形状が予め分っている場合は、収納かご、幼児用座席の形状に合わせて、荷台のフレームの一部を変形させ、把持部を荷台の側面に突出させることもできる。
また、収納かご、幼児用座席の取り付け用の金具を変形して、握り部を作ることもできる。
本発明は、後部荷台に収納かご、幼児用座席を取り付け、駐輪時にスタンドの立て起こしを行なう自転車や、原動機付き自転車等の二輪車、及び、二輪車の荷台に取り付けられる収納かご、幼児用座席、及び、二輪車に取り付けられる荷台で利用することが可能である。
は本発明の実施例1における自転車の側面図 同実施例における把持部の構成図 同実施例の把持部に取り付けた戻し手段の説明図 (a)は本発明の実施2の把持部の上面図、(b)は同側面図 (a)は同実施例における把持部に取り付けた戻し手段の上面図、(b)は同側面図 (a)は同実施例における他の把持部の使用時の説明図、(b)は同未使用時の説明図 本発明の実施例3における把持部の構成図
符号の説明
1 ハンドル
2 前輪
3 後輪
5 フレーム
10、50、60、65、70 荷台
11 把持部本体
12 幼児用座席
15 座席
16 スタンド
17、31、51、61、66 把持部
18 自転車
22 バネ
27 バネ
29 消音材
62 固定部材

Claims (14)

  1. ハンドルと座席と前輪と後輪とがフレームにより支持された車体と、
    前記車体が倒れないように保持するスタンドと、
    前記車体の後輪上方に固定した荷台と、
    前記荷台に装着され、前記車体の幅方向に突出と収納ができる延出自在な把持部とを備える二輪車。
  2. 前記車体の進行方向に対して右側方、左側方に前記把持部を択一して突出する請求項1記載の二輪車。
  3. 前記把持部を前記荷台より着脱自在にした請求項1または請求項2記載の二輪車。
  4. 前記把持部を前記スタンドの取付け位置より後方に装着した請求項1記載の二輪車。
  5. 前記把持部を突出位置と収納位置との間で摺動自在に取り付けた請求項2記載の二輪車。
  6. 前記把持部を突出位置と収納位置との間で回転自在に取り付けた請求項2記載の二輪車。
  7. 前記把持部を前記収納位置に戻す戻し手段を備える請求項5または請求項6記載の二輪車。
  8. 前記把持部と前記荷台との接触音を抑える消音材を備える請求項6記載の二輪車。
  9. 前記把持部を前記収納位置で固定した請求項6記載の二輪車。
  10. 前記荷台に対して水平方向に回動し、前記車体の進行方向に対して右側方、左側方に前記把持部を択一して延出する請求項1記載の二輪車。
  11. 前記把持部の引き出し長さを調節可能にした請求項10記載の二輪車。
  12. 二輪車の車体後方の荷台に装着され、
    前記車体の幅方向に延出自在な把持部を備える収納かご。
  13. 二輪車の車体後方の荷台に装着され、
    前記車体の幅方向に延出自在な把持部を備える幼児用座席。
  14. 二輪車の車体後方に装着され、
    前記車体の幅方向に延出自在な把持部を備える二輪車用荷台。

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