JP6460924B2 - 歩行車 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば高齢者等のような自力歩行が困難な人の歩行を補助する歩行車に関する。
従来から、例えば特許文献1に開示されているように、足腰の弱った高齢者の歩行を補助する歩行車が提供されている。また、該歩行車にカゴが配設され、該カゴに物を入れておくことが可能となっているものもある。
また、例えば特許文献2に開示されているように、買い物籠を前記座部上に載置可能としたシルバーカータイプの手押し車が提供されている。なお、該手押し車には、買い物籠の前進側の壁面を係止する係止部が設けられており、座部上に買い物籠を載せたときに、買い物籠が座部からずり落ちることが防止されている。
特許第4995400号公報 特許第4150602号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている歩行車は、施設外で使用されることを予定していないため、例えば買い物用として利用するには不向きな構成となっている。具体的には、買い物籠を安定して載置する構造となっていないと共に、単なるカゴが座部の下方に配置されており、仮にかかるカゴに商品を入れる際には、商品の出し入れが極めて困難である。また、かかる歩行車は、コンパクトに折り畳んでおくことができないため、非常に使い勝手が悪い。
また、特許文献2に開示されている手押し車にあっては、そもそも歩行補助機能に劣るという問題がある。また、座部上に載置された買い物籠が側方から落下してしまうおそれがあると共に、使用者と買い物籠との間にハンドルフレームが横断するように存在するため、ハンドルフレームを避けるように腕を伸ばして買い物籠を使用する必要があり、利便性に劣るという問題もある。また、前車輪と後車輪とを近接させて前後方向で折り畳む構造であるため、前車輪と後車輪とが干渉してしまってコンパクト化することには限界がある。
そこで本発明は、買い物籠を座部に載置でき、しかも該買い物籠が該座部から落下することを適正に防止できると共に、コンパクトに折り畳むことを可能とした歩行車を提供することを目的とする。
本発明は、下端に車輪が各々設けられた左右一対の側枠と、前記左右一対の側枠間に配置された座部と、前記左右一対の側枠に各々連結された折り畳み機構と、を備えた歩行車本体を有し、前記折り畳み機構により左右方向に折り畳み可能な歩行車であって、前記歩行車本体に、左右一対の買い物籠位置規制補助部材が配設されており、各買い物籠位置規制補助部材には、底部と該底部から上向きに突出した位置規制凸部が各々設けられ、前記座部に買い物籠を載置した状態で、該左右一対の買い物籠位置規制補助部材における底部に該買い物籠が載置され、かつ、各位置規制凸部の側面が該買い物籠の側周壁の少なくとも一部に各々対面することで該買い物籠の前方及び側方への移動が規制されており、前記折り畳み機構は、前記左右一対の側枠に各々連結した連結フレームを具備し、該連結フレームの上端には左右一対の上側フレームが設けられ、該左右一対の上側フレーム間に、前記座部を構成するシートが張り渡されており、該座部に使用者が着座する際には、該上側フレームが、前記側枠に設けられた上側フレーム支持部に下側から支持された状態となり、前記左右一対の上側フレームの各前端には、前記買い物籠位置規制補助部材が各々取り付けられており、前記買い物籠位置規制補助部材の前記底部の上面と、前記座部の上面とがほぼ同じ高さとなるように設定されており、前記位置規制凸部が、前記底部の前端から立ち上がる前周壁部と、前記底部の側端から立ち上がる側周壁部と、を具備していることを特徴とする歩行車である。
かかる構成の歩行車にあっては、座部及び買い物籠位置規制補助部材上に買い物籠を載置することができるため、使用者が商品等を出し入れしやすいという利点がある。また、座部及び買い物籠位置規制補助部材上に載置した買い物籠の少なくとも前方と側方とに前記位置規制凸部が配置されるため、該買い物籠が前方から落下すること、あるいは側方から落下することがない。また、前記折り畳み機構によって左右方向に折り畳むことができるため、左右一対の側枠同士を近接させて非常にコンパクトに折り畳むことができる。また、換言すれば、左右方向に広く展開することができるため、十分な座巾の座部を形成することができる。したがって、本発明にかかる歩行車は、買い物籠を座部及び買い物籠位置規制補助部材上に安定して載置したまま使用することができる。
また、前記座部に着座する使用者の背を支持する背ベルトが前記左右一対の側枠間に架け渡され、かつ、該背ベルトは、該左右一対の側枠に対して回動自在に軸支されており、前記座部の上側に位置することで該座部に着座した使用者の背が支持可能となる背支持位置と、該座部から退避して該座部に買い物籠が載置可能となる買い物籠載置位置とに位置変換自在であることが望ましい。
かかる構成にあって、使用者が座部に着座する場合には、背ベルトで使用者を安定して支持することができる。また、買い物籠を座部に載置する場合には、該背ベルトを邪魔にならないように干渉しない位置へ適正に退避させることができる。
また、前記歩行車本体には、引掛部材が接続されており、該引掛部材は、前記座部に買い物籠が載置された際に、該買い物籠に引っ掛けられて該座部から該買い物籠が落下することを防止する買い物籠落下防止状態と、前記背ベルトが背支持位置にある際に、前記側枠における該背ベルトの回動方向側に臨む位置に引っ掛けられて該背支持位置にある背ベルトの回動を規制する背ベルト回動防止状態と、に状態変換自在であることが望ましい。
前記引掛部材は、前記背ベルトの回動を防止する機能と、前記買い物籠の落下を防止する機能とを兼ね備えているため、少ない部品点数で歩行車の安全性をより一層向上させることができる。さらに詳述すると、該引掛部材が背ベルト回動防止状態にあると、前記背支持位置にある背ベルトの回動が阻止されるため、例えば使用者が座部から立ち上がる際に背ベルトが使用者の背に引っ掛かってしまい使用者の動作を妨げることがなくなる。また、該引掛部材が買い物籠落下防止状態にあると、該引掛部材が直接買い物籠に引っ掛けられるため、強い衝撃で座部上の買い物籠が倒れそうになっても該買い物籠の落下を適切に防止することができる。
なお、上述のように本発明の前記折り畳み機構は、前記左右一対の側枠に各々連結した連結フレームを具備し、該連結フレームの上端には左右一対の上側フレームが設けられ、該左右一対の上側フレーム間に、座部を構成するシートが張り渡されており、該座部に使用者が着座する際には、該上側フレームが、前記側枠に設けられた上側フレーム支持部に下側から支持された状態となる構成にあって、前記左右一対の上側フレームの各前端には、前記買い物籠位置規制補助部材が各々取り付けられている
かかる構成にあっては、前記歩行車の折り畳み機構が簡素な構造となる。また、前記買い物籠位置規制補助部材が各側枠に取り付けられることで、該買い物籠位置規制補助部材同士が干渉することなく該歩行車を折り畳むことが可能となる。
本発明の歩行車は、買い物籠を座部に載置でき、しかも該買い物籠が該座部から落下することを適正に防止できると共に、収納する際にはコンパクトに折り畳むことができる効果がある。
実施例にかかる歩行車の斜視図である。 背ベルトの位置を説明する説明図であり、(a)は背支持位置に位置した背ベルトを示し、(b)は買い物籠載置位置に位置した背ベルトを示している。 背ベルト支持部材を示し、(a)は平面図、(b)は左側面図、及び(c)は背面図である。 買い物籠位置規制補助部材を示す斜視図である。 使用状態の歩行車を示す斜視図である。 買い物籠位置規制補助部材を示し、(a)は図4におけるA−A線断面図、及び(b)は側面視部分拡大断面図である。 買い物籠落下防止状態のフック(引掛部材)を説明する説明図である。 折り畳まれた状態の歩行車を示す斜視図である。
以下、本発明の歩行車を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。ところで実施例を説明する際には、便宜上、前後左右方向を規定して説明する場合があるが、このことは、本発明が下記実施例で定められた方向にのみ限定されて使用されるものではない。
図1に示すように、歩行車1は、左右一対の側枠2,2を備えている。該側枠2は、略L字状に湾曲した金属製管材からなる前フレーム3と、該前フレーム3における湾曲部分の上端近傍から後方下向きに差し出された金属製管材からなる後フレーム4と、該前フレーム3の上端に入れ子状に挿入され、略L字状に湾曲した金属製管材からなる上フレーム5と、を備えている。
また、前記前フレーム3における下部の前端には、旋回自在なキャスターで構成された前車輪11が取り付けられていると共に、前記後フレーム4における下部の後端には、固定輪で構成された後車輪12が取り付けられている。
さらに、前記上フレーム5の上端には、使用者が把持するハンドル15が取り付けられている。また、該上フレーム5には、左右方向に貫通した貫通孔6が上下方向に複数設けられており、該前フレーム3の上部に設けられた高さ調節ボルト7が貫通孔6のいずれかに脱着自在に挿入されて固定されることで、該上フレーム5の高さ調節が可能となっている。
一方、前記後フレーム4には、前記後車輪12の転動を抑制するブレーキシュー17が枢着されており、前記ハンドル15に設けられたブレーキレバー16と、該ブレーキシュー17とがブレーキワイヤー18によって接続されている。かかる構成により、該ブレーキレバー16を操作することによって、後車輪12が制動可能となっている。
また、前記左右一対の側枠2,2間には、歩行車1を左右方向に折り畳み可能とする折り畳み機構28が配置されている。該折り畳み機構28についてさらに詳述すると、各側枠2,2の下部には、前後一対のブラケット21,21が各々設けられている。そして、該前後一対のブラケット21,21間には、円筒管材からなる下側フレーム22が軸支されており、該下側フレーム22は該下側フレーム22の軸線周りに回動自在とされている。
また、該左右一対の下側フレーム22,22の各上部には、前後一対の連結フレーム27,27が各々接続されている。該連結フレーム27は、X字状に交差して互いに回動自在とされた連結杆23,23からなり、各連結杆23,23の下端が前記下側フレーム22,22に各々接合されている。
これに対し、前記した各連結杆23,23の上端には、前後方向を軸線方向とする円筒管材からなる左右一対の上側フレーム25,25が各々差し渡されて接合されている。そして、該左右一対の上側フレーム25,25間には、座シートが張り渡されており、該座シートによって本実施例における座部30が形成されている。
加えて、前記前フレーム3には、前記上側フレーム25を下側から支持するL字状の上側フレーム支持部29(図8参照)が設けられている。かかる構成にあって、該上側フレーム支持部29に該上側フレーム25が載置されて支持されることで前記歩行車1は図1に示すような展開状態(使用状態)が維持される。なお、前記側枠2、座部30、及び折り畳み機構28によって、本実施例における歩行車本体10が形成されている。
また、前記左右一対の側枠2,2間には、前記座部30に着座する使用者の背を支持する背ベルト60が架け渡されている。該背ベルト60は、該左右一対の側枠2,2に対して回動自在に軸支されており、図2aに示すような、前記座部30の上側に位置することで該座部30に着座した使用者の背が支持可能となる背支持位置Aと、図2bに示すような、該座部30から退避した買い物籠載置位置Bとに位置変換自在とされている。なお、該背ベルト60の主要部は、可撓性の樹脂材で構成され、両端部は金属材料で構成されている。
前記背ベルト60の回動機構についてさらに詳述する。
図3に示すように、前記した各上フレーム5には、背ベルト支持部材51が各々配設されている。なお、該左右一対の背ベルト支持部材51,51は、互いに対称形状となっている。
前記背ベルト支持部材51は、固定部54を有し、該固定部54には、上下方向に貫通した貫通部53が形成されている。そして、該貫通部53に前記上フレーム5が挿通されており、該固定部54に取り付けられた固定ネジ55によって該貫通部53が縮径されることで該上フレーム5が緩みなく緊締されている。
また、前記固定部54の側面には、前記背ベルト60が軸支される支持部56が設けられている。具体的には、該支持部56に、左右方向を軸方向とした支持軸57が設けられており、該支持軸57に、背ベルト60の端部が回動自在に接続されている。
かかる構成にあって、前記背支持位置Aにあっては、前記背ベルト60の下部が、前記支持部56に設けられた支持面59に当接することで該背ベルト60が前方に向けて水平支持される。
なお、図3に示すように、前記支持部56における背ベルト60の回動方向側に臨む位置には、左右方向に貫通した貫通孔58が設けられていると共に、図2に示すように、前記固定ネジ55には、所定長さの紐体66を介してフック(引掛部材)65が接続されている。そして、図2aに示すような、該背ベルト60が前記背支持位置Aにある状態で該貫通孔58にフック65が引っ掛けられることで、該背ベルト60が後方側へ回動することが防止されている。このとき、前記フック65は、背支持位置Aにある背ベルト60の回動を規制する背ベルト回動防止状態Xとなる。
また、図4に示すように、前記上側フレーム25の前端には、各々買い物籠位置規制補助部材31,31が配設されている。なお、該左右一対の買い物籠位置規制補助部材31,31は、互いに対称形状となっている。
さらに詳述すると、前記買い物籠位置規制補助部材31は、樹脂製部材からなり、基端部に設けられた受け孔34を有する本体部33を具備している。そして、該本体部33の受け孔34に、前記上側フレーム25の前端が挿入されている。そして、該買い物籠位置規制補助部材31が該上側フレーム25にビス止め(図示省略)されている。
また、前記本体部33の上部には、樹脂製平板状の底部35が形成されており、さらに該底部35の前部及び外側部に、上向きに突出した位置規制凸部36が壁状に延設されている。具体的に該位置規制凸部36は、底部35の前端から立ち上がる前周壁部37と、該底部35の側端から立ち上がる側周壁部38とを具備し、該前周壁部37と該側周壁部38とが、該底部35の角部に形成された湾曲壁部39によって連結している。さらに、前記底部35と前記座部30とがほぼ同じ高さとなるように設定されている。
かかる構成にあって、上述のように前記フック65の背ベルト回動防止状態Xを解除し、図2aに示すように背ベルト60を後方に回動させて下向きとなる前記買い物籠載置位置Bとすると、前記座部30の上方が開放されて買い物籠Sが載置可能となる。そして、図5に示すように、該座部30に買い物籠Sを載置すると、図6に示すように、該買い物籠Sが該買い物籠位置規制補助部材31の底部35によって下から支持されると共に、該買い物籠Sの周壁が、前記位置規制凸部36の側面に対面し、該買い物籠Sの前方及び側方への移動が規制される。
具体的には、図6aに示すように前記側周壁部38に該買い物籠Sの一側の側面が当接することで、該買い物籠Sの側方への移動が規制されている。また、図6bに示すように前記前周壁部37に該買い物籠Sの下端前側が当接することによって該買い物籠Sの前方向への移動が規制されている。ここで、前記買い物籠位置規制補助部材31の寸法や形状は、一般的なスーパーの買い物籠が収まる寸法や形状に対応していることが好ましい。なお、該買い物籠Sの後方向への移動は、前記左右一対の前フレーム3,3によって規制されている。
なお、図7に示すように、前記座部30及び買い物籠位置規制補助部材31に買い物籠Sが載置された状態で、前記フック65を該買い物籠Sの透孔に引掛けることで、該買い物籠Sの落下をさらに効果的に防止することができる。このとき、該フック65は、該買い物籠Sの落下を防止する買い物籠落下防止状態Yとなる。
また、上記した折り畳み機構28により、図8に示すように歩行車1を左右方向に折り畳むことができる。具体的には、座部30を構成する座シートを上方に持ち上げることで折り畳みロック(図示省略)が解除されて各上側フレーム25,25が上側フレーム支持部29から離脱すると共に、各連結フレーム27の連結杆23,23が回動して左右一対の側枠2,2同士が近接し、歩行車本体10が左右方向に折り畳まれる。なお、前記背ベルト60は買い物籠載置位置Bとされ、可撓性の中間部が撓むことで、歩行車本体10の折り畳みを妨げることがない。
これまでに述べた歩行車1にあっては、座部30上に買い物籠Sを載置することができるため、使用者が商品等を出し入れしやすいという利点がある。さらに詳述すると、前記歩行車1にあっては、ハンドル15を把持する使用者が、他の部材に遮られることなく前記座部30及び買い物籠位置規制補助部材31に載置された買い物籠Sの中を直接触れることができる。したがって、該歩行車1は、座部30に買い物籠Sを載置した状態で使用者を安全に補助することができると共に、買い物籠Sの中を容易に触ることができる。
また、座部30及び買い物籠位置規制補助部材31に載置した買い物籠Sの前方と側方とに前記位置規制凸部36が配置されているため、該買い物籠Sが前方及び側方からずり落ちることを防止することができる。
また、前記折り畳み機構28によって、コンパクトに折り畳むことができるため、収納時に邪魔にならない利点がある。また、十分な座巾の座部30を形成することもできる。
また、使用者が座部30に着座する場合には、背ベルト60で使用者を安定して支持することができると共に、フック65で背ベルト60の回動を防止できるため、例えば使用者が座部30から立ち上がる際に背ベルト60が使用者の背に引っ掛かって持ち上がってしまうようなことを防ぐことができる。また、買い物籠Sを座部30及び買い物籠位置規制補助部材31に載置する場合には、該背ベルト60が買い物籠Sと干渉しないように適切に退避させることができる。
また、前記フック65は、背ベルト60の意図しない回動を防止する機能と、前記買い物籠Sの落下を防止する機能とを兼ね備えているため、少ない部品点数で歩行車1の安全性及び利便性がより一層向上する。したがって、仮に店内の段差部に歩行車1が乗り上げて衝撃を受けた場合にも、買い物籠Sの落下を確実に防止することができる。
また、前記左右一対の買い物籠位置規制補助部材31,31が各側枠2,2に取り付けられることで、該買い物籠位置規制補助部材31,31同士が干渉することなく該歩行車1を折り畳むことが可能となる。
上記実施例にあって、各部の寸法形状及び材料は適宜自由に選択可能である。また、例えば、前記買い物籠位置規制補助部材31の底部35が、歩行車1の前方に向かうに従って上方傾斜していてもよい。かかる構成とすることで買い物籠Sが前方から落下することを抑制することができる。
また、例えば前記折り畳み機構28における連結フレーム27の前方に、収納用の容器(バッグ)を別途設けてもよい。なお、折り畳み機構28の折り畳み構造は、上記連結フレーム27の構造に限定されることはない。
また、前記座部30や買い物籠位置規制補助部材31は、前記上側フレーム25に取り付けられる必要はなく、例えば他のフレームに取り付けられていてもよい。
またその他に、側枠2に傘立て部材や杖置き部材等を別途設けてもよい。
1 歩行車
2 側枠
10 歩行車本体
11 前車輪
12 後車輪
25 上側フレーム
27 連結フレーム
28 折り畳み機構
29 上側フレーム支持部
30 座部
31 買い物籠位置規制補助部材
35 底部
36 位置規制凸部
60 背ベルト
65 フック(引掛部材)
A 背支持位置
B 買い物籠載置位置
X 背ベルト回動防止状態
Y 買い物籠落下防止状態

Claims (3)

  1. 下端に車輪が各々設けられた左右一対の側枠と、
    前記左右一対の側枠間に配置された座部と、
    前記左右一対の側枠に各々連結された折り畳み機構と、
    を備えた歩行車本体を有し、前記折り畳み機構により左右方向に折り畳み可能な歩行車であって、
    前記歩行車本体に、左右一対の買い物籠位置規制補助部材が配設されており、
    各買い物籠位置規制補助部材には、底部と該底部から上向きに突出した位置規制凸部が各々設けられ、
    前記座部に買い物籠を載置した状態で、該左右一対の買い物籠位置規制補助部材における底部に該買い物籠が載置され、かつ、各位置規制凸部の側面が該買い物籠の側周壁の少なくとも一部に各々対面することで該買い物籠の前方及び側方への移動が規制されており、
    前記折り畳み機構は、前記左右一対の側枠に各々連結した連結フレームを具備し、
    該連結フレームの上端には左右一対の上側フレームが設けられ、該左右一対の上側フレーム間に、前記座部を構成するシートが張り渡されており、
    該座部に使用者が着座する際には、該上側フレームが、前記側枠に設けられた上側フレーム支持部に下側から支持された状態となり、
    前記左右一対の上側フレームの各前端には、互いに対称形状となった前記買い物籠位置規制補助部材が各々取り付けられており、前記買い物籠位置規制補助部材の前記底部の上面と、前記座部の上面とがほぼ同じ高さとなるように設定されており、
    前記位置規制凸部が、
    前記底部の前端から立ち上がる前周壁部と、
    前記底部の側端から立ち上がる側周壁部と、
    を具備している
    ことを特徴とする歩行車。
  2. 前記座部に着座する使用者の背を支持する背ベルトが前記左右一対の側枠間に架け渡され、
    かつ、該背ベルトは、該左右一対の側枠に対して回動自在に軸支されており、前記座部の上側に位置することで該座部に着座した使用者の背が支持可能となる背支持位置と、該座部から退避して該座部に買い物籠が載置可能となる買い物籠載置位置とに位置変換自在である
    請求項1に記載の歩行車。
  3. 前記歩行車本体には、引掛部材が接続されており、
    該引掛部材は、
    前記座部に買い物籠が載置された際に、該買い物籠に引っ掛けられて該座部から該買い物籠が落下することを防止する買い物籠落下防止状態と、前記背ベルトが背支持位置にある際に、前記側枠における該背ベルトの回動方向側に臨む位置に引っ掛けられて該背支持位置にある背ベルトの回動を規制する背ベルト回動防止状態と、に状態変換自在である
    請求項2に記載の歩行車。
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