JP5052372B2 - 移乗介助機能を備えた車椅子 - Google Patents

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本発明は、フレームと、該フレームに保持された座面部及び背もたれ部と、該フレームに設けられた大径の後輪及び小径の前輪と、該フレームの後部上端に設けられた介助者用ハンドルと、該フレームの前部下端に設けられたフットレストとを備えてなる車椅子の改良に係り、特に介助者が被介助者をベッド等からトイレ、浴室等の他の場所へ移す場合に、この車椅子を利用して一般家庭においても移乗介助が可能な移乗介助機能を備えた車椅子に関する。
この種の移乗介助活動を行なうために、従来においては、例えば、ベッド周辺に据置型あるいは自走式のレールを配し、これにリフトを設置して被介助者を吊り上げて所望の位置まで移動させるリフト構造のものが見られる。又、移乗介助の専用機として、例えば引用文献1,2,3に開示のごとく、被介助者を介助者がまずベッドより起こして、この専用機に移乗させ、被介助者の胸部、膝部を所定の部位に押当てた状態で保持してキャスター等により移動させる構造のものが見られる。
特開2000−296154号公報 特開平10−192344号公報 特開2005−328950号公報
上記従来のリフト構造のものは、設備規模が大きく、又、その稼動する使用占有スペースが広いために、設備費用が極めて高額になり、又、その操作にも熟練を要するなど、一般の介助者が家庭等において簡便に使用できない問題があった。
又、上記各特許文献に開示の移乗介助の専用機においても、この専用機を別途用意する必要があり、又、車椅子等の使用しているところでは、そのための特別の設置スペースを確保しなければならず、又、更にその購入費用も無視できないといった問題があった。
更に、従来の専用機においては、被介助者を移乗した状態で支えるのは主として専用機に設けられた胸当てパッドあるいはチェストパッドであり、これに被介助者の胸部全体が圧迫されるため、被介助者が苦しい移乗姿勢をとらざるを得ない問題もあった。
本発明は、上記従来の諸問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被介助者がおおむね用意して使用する車椅子に着目し、この一部に移乗介助機能を付加することにより、構造が簡単であり、家庭においても容易に移乗介助活動を可能とする移乗介助機能を備えた車椅子を提供するにある。
上記本発明の目的を達成するために、本発明においては、フレームと、該フレームに保持された座面部及び背もたれ部と、該フレームに取着された左右一対の大径の後輪及び小径の前輪と、該フレームの後部上端に設けられた介助者用のハンドルと、該フレームの前部下端に設けられたフットレストとを備えてなる構造の車椅子を前提として、上端部に被介助者の腕下ないしは腋下を担持可能なクッションをそれぞれ備えた一対のポールと、該フレームの側部フレームの前側にそれぞれ取付けられ対応する該ポールの基端部を支持するとともに該ポールを立設した状態で、かつ、各ポールの上端部のクッションを左右方向に離間した状態で保持するアタッチメントと、前記座面部の前方で、かつ、前記フットレストの上方において該フレームに設けられ被介助者の膝を支持可能な膝当て帯とを備えてなる移乗介助機能を備えた車椅子を提案するものである。
上記本発明の車椅子において、前記アタッチメントは、対応するポールを車椅子に対して着脱自在に支持する構成、あるいは、対応するポールを立設した使用位置と折り畳んだ不使用位置との間で回動自在に車椅子に支持する構成のものが提案される。又、該アタッチメントは、その対応するポールを使用位置に上昇させた状態及び該使用位置より不使用位置まで下降させた状態にそれぞれ支持可能とする構成も提案される。
上記本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子によって被介助者の移乗介助を行なう場合、該車椅子に設けたアタッチメントを介して左右一対のポールを立設し、その上端部のクッションを左右方向に沿って離間状態に位置づけておき、介助者がハンドルを持って該車椅子を前屈みの状態、すなわち、フットレスト及び前輪が接地して後輪が浮上った状態に斜傾させ、この状態で被介助者を車椅子の前側に向き合う体勢として、まず被介助者の足をフットレスト上に置くとともに該被介助者の腕下ないしは腋下をクッションにより担持させ、かつ膝部分を膝当てに支持して車椅子を斜傾状態より戻すことにより被介助者が該車椅子上において、クッション、膝当て及びフットレストの3点で支持された状態で保持される。従って、この状態で介助者が車椅子を操作して移動させることにより所望位置への移乗介助活動を遂行し得る。又、移乗介助終了後は、車椅子に設置したポールをアタッチメントから外すか、あるいはアタッチメントを介して折り畳んだ収納状態にすれば、支障なく通常の車椅子として使用可能となる。
又、前述のように車椅子を前屈みに斜傾させる場合、前輪が支点となって車椅子全体が斜傾する構成となる。この点に関し、本発明では、具体的構成としてフレームに取着された左右一対の小径の前輪を、各々少なくとも前後一対のキャスターで構成し、これらキャスターをキャスター支持ボードに取着し、該ボードに対して回動可能で、かつフレームに対して固着されたリンク部材を設け、車椅子の通常使用状態、すなわち車椅子を前屈みに斜傾させない状態において該リンク部材を該キャスター支持ボードに固定する錠止位置と、該リンク部材を該キャスター支持ボードとの固定状態より解放させる解放位置との間を動作可能な錠止機構を設け、該錠止機構が解放位置に動作したとき、前記小径の前輪が接地した状態を維持しつつ車椅子を前屈みの状態に斜傾させるように前記リンク部材の回動を許容する構成とした車椅子が提案される。
上記錠止機構を前輪部分に備えた車椅子においては、車椅子を前屈みに斜傾させた場合に、キャスター支持ボード上のリンク部材が車椅子のフレームとともに斜傾動作に応じて回動し、この回軸が支点となるため、前輪をなす少なくとも前後一対のキャスター自体が不用意に移動する懸念が軽減され、より安定した斜傾動作を遂行でき、被介助者の車椅子への移乗操作の安全性を向上させることができる。
更に上記構成において、錠止機構を錠止位置と解放位置との間で動作させる操作を、介助者がその操作ハンドルの部位で行ない得るように、操作ケーブルを錠止機構から該ハンドルの部位まで延出し、該ハンドルに併設した操作レバーに連結して、該操作レバーにより操作する構成も提案される。これによって、車椅子の斜傾動作に応じて操作ハンドルの手元でレバーを操作することができ、介助者の操作がより容易なものとなる。尚、前輪をなす少なくとも前後一対のキャスターには、公知のストッパー付きキャスターを採用すれば、車椅子の斜傾動作時にストッパーを働かせて、これらキャスターの回転をロックすることにより、より安定した動作を遂行し得る。
更に、本発明の車椅子において、前記アタッチメントと対応するポールとの間に、クッションの高さ位置を調整する調整手段が設けられる。これによって、被介助者の身体に合わせた適宜の位置にクッションを位置づけることができる。
又、車椅子を前輪が接地し、かつフットレストがおおむね接地した状態で、後輪が浮上った前屈みの斜傾位置に解除可能に保持するストッパーを該車椅子のフレーム後部に設ける構成も提案される。このストッパーにより移乗介助の際に車椅子を前屈みの斜傾状態に安定して保持でき、移乗介助活動を一層容易にする。
更に、本発明においては、車椅子のフレーム後部に被介助者用の把持部を突設する構成も提案される。車椅子上に被介助者を移乗した状態において、被介助者は腕を車椅子の後方に向けて伸ばし車椅子のフレームの適宜の個所をつかむことにより移乗状態をより安定化し得るが、車椅子のフレーム後部に突設させた特定の把持部を設けることにより、4点支持の、より確実な移乗介助が可能となる。
又、ポールをアタッチメントを介して車椅子に対して着脱自在とした構成において、立設した状態にある前記一対のポールの対応するクッションを互いに解離可能に連結する手段を備えることが提案される。これによって、互いに離間した一対のクッションを、より安定した位置関係に保持することができる。
又、更に、ポールをアタッチメントを介して折り畳み自在とした構成において、立設した状態にある左右一対のポールの対応するクッションは使用位置において横方向に沿う共通軸線上に整合するとともに、該クッションを該整合位置から90度の角度、ポールの長手軸線の回りで回動させて不使用位置に収納する構成のものが提案される。一対のクッションは、ポールを移乗介助状態に立設した際に、被介助者の腕下ないしは腋下にスムーズに挿入できるように使用位置において横方向に沿う共通軸線上に整合する筒状等の形状、すなわち、軸線方向に長い形状としてある関係上、ポールを折り畳む際に、これを90度の角度回動させることによりスムーズに収納可能となる。
本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子においては、該車椅子の側部フレームの前側にそれぞれ取付けたアタッチメントを介して左右一対のポールを立設可能に設け、その上端部に備えたクッションにて被介助者の腕下ないしは腋下を担持させるとともに該被介助者の膝部分を膝当てにて支持させてフットレスト上に足をかけた被介助者を車椅子の前側に向き合った状態で移乗するように構成したので、車椅子を利用して移乗介助活動を容易に行い得、又、移乗介助を行わない時には、ポールを該車椅子より取り外すか、あるいは折り畳んで収納状態にすれば通常の車椅子として何等支障なく使用できるものであり、据置型あるいは自走式のレールを備えたリフト構造のもの、あるいは専用の移乗介助機のごとき、その設置ないし配置スペースを不要とするとともに、これに要する費用の大幅な削減が可能であり、特に一般家庭における介助活動において容易かつ安全に利用できる等、種々の効果を奏するものである。
更に、本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子においては、立設した左右一対のポール上端部に備えたクッションは左右方向に離間した状態に保持されるので、これにより被介助者を担持した際に胸部分が開放された状態となるので、従来のごとき胸当てパッドやチェストパッドによる胸部全体を圧迫することが回避され、より楽な移乗姿勢をとることができる効果もある。
図1に示す第1の実施例の移乗介助機能を備えた車椅子は、パイプ材で骨組された車椅子の骨組みを構成するフレーム1と、このフレーム1に布材ないし革材等で張設された座面部2及び背もたれ部3と、フレーム1の後部1aに取着された左右一対の大径の後輪4及びフレーム1の前部1bに取着された左右一対の小径の前輪5と、フレーム1の後部1aの上端に設けられた介助者用の車椅子操作ハンドル6と、フレーム1の前部1bの下端に設けられたフットレスト7とを備えており、この構成自体は、後述する前輪5の取付位置を除いて一般の車椅子構造と同様である。
前記フレーム1の各部分について、上述のように後部1a,前部1bの他に、車椅子の両側にそれぞれ位置するフレーム部分を側部フレーム1c,後部1aの左右の縦のフレーム部分を1d,該フレーム部分1dより前方に延出されてアームレストをなす部分を1e,それに続いて下方に湾曲した縦のフレーム部分を1f,後部フレーム部分1dより前方に延出するとともに斜め下方に湾曲して下端部にフットレスト7を支持するフレーム部分を1g、該フレーム部分1gを上端部分で連結する横方向のフレーム部分を1h,後部フレーム部分1dより前方へ延出してフレーム部分1gと連結されるとともに前輪5を取付けた下側のフレーム部分を1kとそれぞれ称する。
8はフレーム1の左右のフレーム部分1g間に張設された膝当て帯で、被介助者の移乗介助の際に、ここで膝部分を支持する。この膝当て帯8は、一般の車椅子に通常設けられるレッグレストと兼用可能であるが、被介助者の体重を支えるに十分な強度が必要である。この膝当て帯8の位置は、座面部2の前方で、かつ、フットレスト7より上方に設定される。この取付けは図示のごとく左右のフレーム部分1gに張設する構成あるいは横方向のフレーム部分1hより延出した態様でこれに固定する構成も可能である。
9は左右一対のポール、10はこれら各ポール9の上端部に備えられたクッション、11は各ポール9の基端部を保持する筒状のアタッチメントである。アタッチメント11はフレーム1の側部フレーム1cの前側にある縦のフレーム部分1fに溶接等により固着されて設けられている。各ポール9は金属又は硬質プラスチック製のパイプ材よりなり、その基端部が対応するアタッチメント11に着脱自在に挿着されるとともに、垂直状態あるいはそれに近い状態に立設され、その上端部が略T字形に一体形成され、この部分でクッション10を、図1に示すごとく、左右方向ないし横方向の共通軸線X−Xに沿って整合した態様で、かつ互いに離間した状態で位置づける。尚、ポール9は中実の棒材で形成してもよい。
12は把持部で、フレーム1の後部1aにおいて縦のフレーム部分1dとアームレストをなすフレーム部分1eの連結部分に外方へ延出した態様で溶接等により固着して突設される。この形状等は被介助者が把持し易い態様のものとする。
図2は、アタッチメント11とポール9の基端部との係合構成を示し、アタッチメント11の筒部内孔に挿着したポール9の基端部に貫通して設けた横孔9aに対し、アタッチメント11に上下3段に貫通して設けた横孔11a,11b,11cのいずれかを整合させた状態(図2において横孔11b)でボルト13を嵌合させることにより、ポール9の位置、すなわちクッション10の高さ位置が設定される。これによりクッション10の高さ位置調整手段が設けられる。この実施例では、高さ調整は3段のものを示したが、これに限定されるものではない。又、ポール9に対しては、移乗介助の際にクッション10を介して下方への力が作用するのでポール9の基端部に横孔を設けず、基端部の下端縁をボルト13で受ける変形構成も可能である。図2に示す構成では、ボルト13を外せば、ポール9をアタッチメント11より抜き出し、車椅子より取外すことができる。変形構成においては、該ポール9をそのまま上方に引き上げればよい。
図3に示すように、左右一対のポール9の上端部に備えられた両クッション10を解離可能に連結する手段として、以下の構成が設けられている。すなわち、ポール9の上端部より互いに内方に延出した対向部分9b,9cの一方に突起9dを、他方にこれに嵌合する穴9eを形成して相互に解離可能に嵌合させることにより、両クッション10のX−Xの軸線で示す左右方向に沿う離間間隔を規定し得るとともに両ポール9ならびにクッション10を、より安定した位置状態に保持することができる。尚、突起9dを穴9eに嵌合させるのは、両ポール9が起立した状態において、両ポールの上端部を左右に若干撓ませることにより容易になし得る。
図4,5,6は、被介助者Aが介助者Bの介助を得て本発明に係る移乗機能を備えた車椅子に移乗させる移乗介助の態様を説明するもので、図4は、被介助者AをベッドC等の位置より該車椅子への移乗介助の最初のステップを示し、図5は車椅子上への移乗が完了した態様を示し、図6は図5に示す被介助者の姿勢を車椅子の後方より見た態様を示す。
図4において、被介助者AをベッドC等の位置より介助者の手助けを得て、あるいは自力で起き上がった状態とし、車椅子をベッドC等の位置に寄せて被介助者を車椅子に対して向き合った状態とし、ここで、介助者により、あるいは自力で車椅子を図示のごとく前屈みの状態ないしは爪先立ちの状態に斜傾させる。この斜傾動作は前輪5を支点として後輪を浮き上がらせるとともにフットレスト7が前輪5とともに接地した状態にまで継続する。尚、フットレスト7は、斜傾状態において、おおむね接地に至る状態のものも含まれる。この斜傾状態を一時的に保持するのに、フレーム1の後部1aにはストッパー14が設けられている。このストッパー14は下側のフレーム部分1kの後端部に支軸15を介して軸支され、図4に示す起立したストッパー作動位置から図5に示すストッパー解除位置まで回動し得る構成で、図示を省略してあるが、支軸15とストッパー14との間に、バネ及び回動規制部を介在させてストッパー作動位置でその位置を一時的に維持するとともにストッパー解除位置まで迅速に回動して戻り得る構造を採用している。この構造は、例えば、自転車の台脚などの機構を参考にしてこの種の機械技術者であれば容易に具体化し得るものである。
図4に示すようにストッパー14により斜傾状態に保持した車椅子に対して被介助者Aを移乗させる場合、被介助者Aをその前側において向き合った状態として、被介助者Aの腕下ないしは腋下に左右のクッション10が挿入された状態で担持し、膝を膝当て帯8に当てて、ここで支持し、足をフットレット7に乗せて、3点で支持するようにし、更に腕を伸ばして把持部12を図示のように把持して、4点支持とする。又、この姿勢において更に鎖線で示すように安全ベルト16を被介助者の肩部に回して掛ければ一層の安全が計られる。すなわち、被介助者の肩部に回したベルト16の端部を両腕の間に通して左右の把持部12にそれぞれフック等で掛止する。尚、この安全ベルト16は、被介助者の状況に応じて補助的に用いられる。又、把持部12を特に設けない場合、被介助者は、これに代えてフレーム1の適宜の位置、例えば、アームレストをなすフレーム部分1eを把持することにより、同様に4点支持の確実な保持状態を確保し得る。
図5に示すように介助者Bがストッパー14を解除するとともに斜傾状態より車椅子を戻すと、被介助者Aは同じ姿勢を保ちつつ、車椅子上への移乗が完了する。従って、この状態で介助者Bが車椅子を操作してトレイ等の所望位置まで被介助者Aを介助移動させることができる。図6に示すように、車椅子上に移乗した被介助者Aの姿勢において、左右一対のクッション10は被介助者Aの腕下ないしは腋下に入り、胸部分には直接当たらないため、胸を圧迫されることがなく楽な移乗姿勢を保つことができる。
尚、ストッパー14は、移乗解除の際に車椅子を安定した斜傾状態に保持するために設けるのが望ましいが、介助者Bの操作によりストッパー14なしでも移乗介助は可能である。又、把持部12は実施例のごとくフレーム1の後部1aに特別に設けることにより移乗姿勢を4点支持の状態で安定させるために望ましいが、この突設した把持部12を持たず、被介助者Aがフレーム1の後部1aの任意部分あるいはアームレストをなすフレーム部分1eを直接把持させることも可能である。又、車椅子を図4に示す斜傾状態に維持するとともに、図5に示す被介助者が移乗した状態を安定して保つために、キャスターとも称される小径の前輪5のフレーム1の下側フレーム1kに対する取り付け位置は、一般の車椅子における取り付け位置より、より前側に設定される。すなわち、図5で示すように、立設されたポール9の縦軸線よりも少なくとも前側に位置するように設定される。これにより、移乗状態でクッション10、膝当て帯8及びフットレスト7の少なくとも3点にて支持された被介助者がその自重により車椅子とともに前方に転倒することがないよう安全が計られる。
図7に示す第2の実施例の移乗介助機能を備えた車椅子は、第1の実施例の構成と車椅子自体の構成は同様であるから、第1の実施例と同じ参照番号を付して、その説明を省略する。又、左右一対のポール、クッション及びアタッチメントについても対応部分には第1の実施例と同じ参照番号を付して以下説明する。
図7において、左右一対のポール9はその上端部にクッション10を備えるとともに、その基端部は、フレーム1の側部フレーム1cの前側にある縦のフレーム部分1fに溶接等で固着して取付けられたアタッチメント11に支持されている。アタッチメント11は、リンク連結をなすブロック17を挟んで上側アタッチメント18と下側アタッチメント19よりなる。下側アタッチメント19がフレーム1に固着され、上側アタッチメント18は対応するポール9の基端部を挿着してボルト20で保持している。
左右一対のポール9は図7に示す立設した使用位置において、上側及び下側アタッチメント18,19は縦方向に整合した位置に固定され、この状態で第1の実施例と同様に被介助者の移乗介助を行うことができる。この移乗介助を行わない不使用においては、上側アタッチメント18は対応するポール9及びクッション10とともにブロック17におけるリンク動作により図8に示すように収納位置(不使用位置)に折り畳まれる。従って、この状態では、これらポール9及びクッション10が邪魔にならず、通常の車椅子として使用可能となる。ブロック17は、上側アタッチメント18の下端部及び下側アタッチメント19の上端部に固着されるとともに相互に嵌合した上下一対の歯形嵌合部材17a,17bよりなる。これら両部材はボルト21で回動自在に連結されるとともに両部材17a,17bの略中央部にそれぞれ貫通形成した孔17c,17dが図7に示す起立した使用状態では、図9に示すようにこれにボルト22を挿着して固定され、この状態を保持する。他方、このボルト22を孔17c,17dより外すことによりブロック17におけるリンク動作で図8に示す不使用位置に折り畳むことができる。
図7に示す使用状態において、左右一対のクッション10は共通軸線X−Xに沿ってその長手軸線が整合した状態にあり、該軸線に沿って横に長い筒状をなしているが、これを図8に示す不使用位置に折り畳む際には、各クッション10を対応するポール9の縦方向の軸線に対して図9に鎖線で示すように90度の角度矢印方向に回動させる構成としてある。これにより、クッション10は折り畳んだ収納位置において外方へはみ出すことが少なくなり邪魔にならないようになっている。
図10に示すように、ポール9の上端部は、クッション10を外側に備えたパイプ状のクッション支持部材23と、これと一体をなしてポール9の上端開口より挿着された係合筒部24と、該筒部24に係合する回動規制ピン25と、クッション支持部材23からポール9内に挿入されたネジ込みボルト26と、該ボルト26をポール9にネジ込み固定するようにポール9内に固定されたネジ付きブロック27と、該ブロック27と係合筒部24との間に介挿されたコイルばね28とよりなる連結構造となっている。そして、図11に示すように、回動規制ピン26は係合筒部に形成された切欠部24a内に進入しており、この切欠部24aは回動規制ピン26との共働により係合筒部24がポール9に対して90度の角度範囲、相対回動を許容している。従って、クッション10が図9に示すごとく実線位置から鎖線位置まで回動し得る構成である。この回動方向は、図9に実線で示す使用位置から矢印方向にのみ90度、鎖線位置まで回動し得るように構成されている。これら使用位置において、このクッション10により被介助者を担持した状態では図示の矢印と反対方向に力を受けるため、これによってクッション10が回動するのを阻止するためである。尚、図9のポール9は図7において右側のポール9を示すもので、左側のポール9においては、回動方向が逆構成となる。
又、上側アタッチメント18に対して挿着されるポール9の挿着位置は、第1の実施例において、特に図2で示したように挿着位置を3段に切換え可能な構成となっているので、ポール9の縦方向の位置、すなわちクッション10の使用位置の高さ、すなわち高さ位置を調整できる。図10には、第1の実施例の図2に対応した調整用の貫通孔に同一の番号を付して調整動作の説明は省略する。
このように構成された第2の実施例の車椅子を用いて被介助者の移乗介助を行う態様は第1の実施例において図4ないし図6で示したものと同様である。但し、左右一対のポール9は不使用状態において折り畳まれて車椅子の側部の収納位置に保持される点において、一対のポール9を車椅子より取外す構成の第1の実施例と異なる。尚、上記各実施例にて説明した車椅子のフレームにおいては、左右一対の側部フレーム1cを横方向のフレーム部分1hなどで連結した構造のものを開示したが、これら横方向のフレームを設けず、該一対の側部フレーム1cを開閉可能としたいわゆる折り畳み式のフレーム構造のものにも本発明を採用し得る。この場合、左右一対の側部フレーム1cは、例えば、座面部2の下面側にタスキ掛けに配した開閉可能なリンクで連結される。
図12は、上記第1及び第2の実施例で示したポール9、その上端部に取着されたクッション10及び対応するポール9を支持するアタッチメント11の部分の変形例を示すもので、上記実施例と対応する部分には同一の参照番号を付して以下説明する。この変形例において、鎖線で示すように、クッション10及びポール9が上昇した使用位置において、被介助者の移乗作業を行なった後、該車椅子を元の使用状態に戻す場合、ポール9を対応するアタッチメント11内で下降させて、実線で示すようにクッション10が該アタッチメント11の上端縁11dに当接する不使用位置に移動させる。この不使用位置は、クッション10が通常の車椅子の使用時に邪魔にならない位置に設定される。これに応じてフレーム1に対するアタッチメント11の取付位置も設定される。尚、ポール9を挿着させるアタッチメント11の筒部内孔は上下とも開放された構成であり、不使用位置においては、図において実線で示すように該ポール9がアタッチメント11より下方に延出可能となっている。
このような変形構成とすることにより、不使用時にポール9及びクッション10を車椅子より取り外す手間を不要とする利便がある。
尚、クッション10を使用位置より不使用位置に下降させる際には、該クッション10の向きを90度回転する必要があるが、これは、例えば図10で示した構造を採用すればよい。尚又、使用位置におけるポール9及びクッション10の高さ位置の調整は、図示のボルト13を含む図2で示す位置調整手段を同様に採用することにより行なわれる。
尚、クッションを90度回転する操作について、該クッション10とポール9とが相互に回転しない構成とした場合には、該ポール9をアタッチメント11に挿着された状態で相対回転させる構成とすればよい。
更に、不使用位置の位置規制として、アタッチメント11の上端縁11dを利用したがポール9を下降した状態で保持するストッパを別途設けることも可能である。
図13は、車椅子の前輪部分の構成の他の変形例を示すもので、上記実施例と対応する部分には同一の参照番号を付して以下説明する。この変形例は、上記実施例における左右一対の小径の前輪5の部分の変形構成を示し、当該前輪5は各々前後一対のキャスター5a,5bで構成し、これを共通のキャスター支持ボード30に取着し、該ボード30の上面には、その前後方向の略中央位置において回動軸31を支点として車椅子の前後方向に回動可能なリンク部材32を設け、このリンク部材32の上端部分を車椅子のフレームの一部をなす水平方向に沿うフレーム部分1pに固着し、該フレーム部分1pは、その前端を前方へ傾斜したフレーム部分1gと一体に、又、その後端を下側のフレーム部分1kと段違い状態で一体に連結した構成である。
リンク部材32はキャスター支持ボード30の上面に一体に設けた横断面U字形の保持枠33に回動軸31を介して直接、回動自在に支持され、その保持枠33の外側部には、錠止機構34が配置されている。錠止機構34は、保持枠33の側壁を通してリンク部材32の係合凹所32aと係脱可能に係合する錠止ピン35と、これを係合方向に常時付勢するバネ36と、該バネ36及び錠止ピン35を収納するハウジング37と、該錠止ピン35に一端が連結されるとともに他端が該ハウジング37より外方に延出した操作ケーブル38と、該ケーブルの他端に連結されるとともに車椅子の介助者用操作ハンドル6に併設した操作レバー39とよりなる。又、キャスター支持ボード30とフレーム部分1pとの間にはダンパー40が配設されている。このダンパー40は車椅子を前屈みに斜傾させる際の急激な動作を緩衝する役目を果たす。
前後一対のキャスター5a,5bはキャスター支持ボード30の前後端近傍にそれぞれ配置され、リンク部材31はこれら両キャスター5a,5bの中間位置に配置され、該リンク部材31を介して両キャスター5a,5bに車椅子からの荷重が均等にかかるようになっている。又、両キャスター5a,5bは、ストッパー41を備えた公知のストッパー付きキャスターで構成するのが望ましい。ストッパー41が解除状態において、両キャスター5a,5bは図において鎖線で示すごとく旋回ならびに回転自在となっているが、ストッパー41の作動によりこれら両キャスターの旋回ならびに回転が拘束される。尚、この変形例においては、キャスターを前後一対設けた構成を示したが、それ以上の数のキャスターを設けてもよい。
図13において、実線で示す状態は、車椅子の通常使用状態を示す。この時、錠止機構34の錠止ピン35は、リンク部材32の係合凹所32aに係合した錠止位置に維持され、リンク部材32をキャスター支持ボード30に固定する。
被介助者を車椅子上に移乗させるに際して車椅子を前屈みに斜傾させる場合、介助者が操作レバー38を鎖線で示す方向に操作して、操作ケーブル36を介して錠止ピン35をリンク部材32の係合凹所32aより離脱させ鎖線で示す解放位置へと矢印で示す方向へ引き込む。これによって、リンク部材32は錠止状態から解放され、回動軸31を支点としてキャスター支持ボード30上で図示の鎖線位置への回動が許容される。従って、車椅子は、図4について説明したと同様の前屈みの斜傾動作が可能となり、フットレスト7が接地ないしおおむね接地状態にまで下降し、上述と同様の被介助者の移乗動作を遂行することができる。
上記車椅子の斜傾動作において、前後一対のキャスター5a,5bは、キャスター支持ボード30が車椅子のフレームとは切離状態となるため、水平状態を保つ。従って、この斜傾動作においても両キャスター5a,5bには、その動作の影響が伝達されず、常に接地状態を維持する。又、キャスター5a,5bのストッパー41を作動させてキャスターをロックすれば、接地状態での移動も完全に阻止され、より安定した状態を形成し、斜傾動作時に不用意にキャスターが滑るなどの恐れが一層解消する。
車椅子上への被介助者の移乗が終了すれば、フレームを通常使用状態に戻すことにより、リンク部材32が回動軸31を支点として実線位置に戻り、錠止ピン35が再び係合凹所32a内に自動的に係合してリンク部材32を固定する。このフレームの斜傾動作はダンパー40によって制御され、急激な動作が緩衝されるので、より安全な移乗作業を遂行できる。
以上、本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子の実施例ならびに変形例を説明したが、本発明は、これら実施例ならびに変形例の構成に限定されず、その他の種々の変形構成をも含み得るものである。
本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子の第1の実施例の外観斜視図である。 図1に示すアタッチメントとポール基端部の係合構造を示す要部拡大縦断面図である。 図1に示す左右一対のクッションの相互連結構成を示す部分拡大図である。 図1に示す車椅子を用いて被介助者の移乗介助の最初のステップを示す説明図である。 図4に続いて被介助者を車椅子上に移乗完了した状態を示す説明図である。 図5に示す移乗状態を車椅子の背面側より一部を切欠いて示す説明図である。 本発明に係る移乗介助機能を備えた車椅子の第2の実施例の外観斜視図である。 図7に示すポールを収納位置に折り畳んだ状態をアタッチメントとともに示す要部拡大斜視図である。 図7に示すポールを立設状態でクッションの回動構成をアタッチメントとともに示す要部拡大斜視図である。 図9に示すポール、クッションおよびアタッチメントの内部構造を示す縦断面図である。 図10のS−S線に沿って見た拡大断面図である。 上端部にクッションを備えたポール及びこれを支持するアタッチメントの構成部分の変形例を示す車椅子の概略側面図である。 車椅子の前輪部分の構成の他の変形例を示す要部拡大説明図である。
符号の説明
1 フレーム
8 膝当て帯
9 ポール
10 クッション
11 アタッチメント
12 把持部
14 ストッパー
17 ブロック
18 上側アタッチメント
19 下側アタッチメント
25 回動規制ピン
30 キャスター支持ボード
31 回動軸
32 リンク部材
34 錠止機構
38 操作レバー
40 ダンパー

Claims (10)

  1. フレームと、該フレームに保持された座面部及び背もたれ部と、該フレームに取着された左右一対の大径の後輪及び小径の前輪と、該フレームの後部上端に設けられた介助者用のハンドルと、該フレームの前部下端に設けられたフットレストとを備えてなる車椅子において、
    該車椅子上に被介助者を移乗するために、該車椅子に対して向き合った状態の被介助者の腕下ないしは腋下を担持可能なクッションを上端部にそれぞれ備えた一対のポールと、該フレームの側部フレームの前側にそれぞれ取付けられ対応する該ポールの基端部を支持するとともに該ポールを立設した状態で、かつ、各ポールの上端部のクッションを左右方向に離間した状態で保持するアタッチメントと、前記座面部の前方で、かつ、前記フットレストの上方において該フレームに設けられ該車椅子に対して向き合った状態の被介助者の膝を支持可能な膝当て帯とを備えてなり、被介助者を該車椅子に移乗する際に、該車椅子の前記クッション、膝当て帯ならびにフットレストの3点により該車椅子に対して向き合った状態で被介助者を支持してなる移乗介助機能を備えた車椅子。
  2. 前記アタッチメントは、対応するポールを車椅子に対して着脱自在に支持してなる請求項1に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  3. 立設した状態にある前記一対のポールの対応するクッションを互いに解離可能に連結する手段を備えてなる請求項1又は2に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  4. 前記アタッチメントは、対応するポールを立設した使用位置と折り畳んだ不使用位置との間で回動自在に車椅子に支持してなる請求項1に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  5. 前記アタッチメントと対応するポールとの間に、クッションの高さ位置を調整する調整手段が設けられてなる請求項1又は4に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  6. 立設した状態にある左右一対のポールの対応するクッションは使用位置において横方向に沿う共通軸線上に整合するとともに、該クッションを該整合位置から90度の角度、ポールの長手軸線の回りで回動させて不使用位置に収納してなる請求項4に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  7. 車椅子を、前輪が接地し、かつフットレストがおおむね接地した状態で、後輪が浮上った前屈みの斜傾位置に解除可能に保持するストッパーを該車椅子のフレーム後部に設けてなる請求項1又は4に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  8. 前記アタッチメントは、その対応するポールを使用位置に上昇させた状態及び該使用位置より不使用位置まで下降させた状態にそれぞれ支持可能としてなる請求項1に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  9. フレームに取着された左右一対の前記小径の前輪を、各々少なくとも前後一対のキャスターで構成し、これらキャスターをキャスター支持ボードに取着し、該ボードに対して回動可能で、かつ前記フレームに対して固着されたリンク部材を設け、車椅子の通常使用状態において該リンク部材を該キャスター支持ボードに固定する錠止位置と該リンク部材を該キャスター支持ボードとの固定状態より解放させる解放位置との間を動作可能な錠止機構を設け、該錠止機構が解放位置に動作したとき、前記小径の前輪が接地した状態を維持しつつ車椅子を前屈みの状態に斜傾させるように前記リンク部材の回動を許容してなる請求項1に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
  10. 前記錠止機構からフレームに設けられた介助者用の車椅子操作ハンドルの部位に延出した操作ケーブルにより、前記錠止機構を該ハンドルに併設した操作レバーに作動連結し、該操作レバーの操作によって、該錠止機構を、錠止位置と解放位置との間で動作させてなる請求項9に記載の移乗介助機能を備えた車椅子。
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