JP2014030692A - 歩行器兼用車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行器としては使用者の前方にグリップを設け、歩行訓練中に使用者が座シートのように安定して腰を掛けることができるようにする。
【解決手段】車椅子部の車体フレームに対して歩行器部を着脱可能に取りつけるようにする。歩行器部は車椅子部の前方上部に配置されるグリップを有する。座シートは使用者が車椅子として使用するときの幅広状態と使用者が歩行器として使用するときの幅狭状態の2状態をとるように変形又は収縮可能になっている。
【選択図】図7

Description

本発明は歩行器としても車椅子としても利用することのできる歩行器兼用車椅子に関するものである。
高齢者や負傷者などの患者が自力走行の困難な時にリハビリテーションの一環として歩行訓練を行う際に歩行器が用いられる。歩行訓練中に疲れたときはベッドに戻ったり椅子に腰を掛けたりしなければならないが、歩行訓練を受ける患者は自力で歩行器から離れることができないことが多いため、歩行訓練中は常に介護者が付き添わなければならない。
そのため、患者が1人でも歩行訓練ができるようにするために、歩行器と車椅子を兼用させた歩行器兼用車椅子が提案されている。
そのような歩行器兼用車椅子の一例として、使用者が座る部分がサドルになっていて、サドルと肘掛が上下方向に移動できるようになっていることにより、車椅子として使用するときは肘掛とサドルを下げ、歩行器として使用するときはそれらを上げる構造のものがある。(特許文献1参照。)。その歩行器兼用車椅子では、歩行器として使用する際も使用者の前方には通常の歩行器のようなグリップに相当するものはなく、車椅子の肘掛がそのまま歩行器の肘掛としても使用される。使用者の前方にグリップのような遮蔽物がないのは、ベッドなどから車椅子に使用者を移動させ、また使用者を車椅子から離れさせる際に車椅子の前方にグリップのような障害物があると使用者の移動の妨げになるからである。
しかし、サドルは通常の車椅子の座シートのような広いものに比べて、体の状態を自力で維持することの困難な使用者にとっては不安定である。また、歩行訓練は前方に移動するのが中心であるため、使用者の前方に何の支えもないのも使用者にとって不安定である。
特開2001-321404号公報
歩行器兼用車椅子としては、
(1)歩行器として使用するときは使用者の前方にグリップのような支持部材があること、及び
(2)歩行訓練中に使用者が疲れたときはそのまま腰を下ろすと通常の車椅子の座シートのように安定して腰を掛けることができること、
の2つの条件を備えていることが望ましい。
歩行器兼用車椅子としては上に紹介したもの以外にいくつか提案されているが、上の2つの条件をともに満たすものはない。
そこで、本発明はそのような2つの条件をともに満たす歩行器兼用車椅子を提供することを目的とするものである。
本発明の歩行器兼用車椅子は、車椅子部と、車椅子部の前方上部に配置されるグリップを有し車椅子部の車体フレームに取り付けられる歩行器部と、歩行器部を車体フレームに対して着脱可能に取りつける着脱機構とを備えている。車椅子部は車椅子としての機能を備えたものであり、使用者が前方を向いて座る座シートを支持する車体フレーム、車体フレームの後方下部に設けられた左右一対の大車輪、車体フレームの前方下部に設けられ、大車輪とともに車体フレームを移動可能に支持している左右一対のキャスター、及び車体フレームの前方下部に設けられて座シートに座った使用者の足を支持する足置きを少なくとも備えている。そして、座シートは使用者が車椅子として使用するときの幅広状態と使用者が歩行器として使用するときの幅狭状態の2状態をとるように変形又は収縮可能になっている。
好ましい一形態では、歩行器部は独自の歩行器部用キャスターを備えている。歩行器部用キャスターは歩行器部が車椅子部に取りつけられた状態で車椅子部のキャスターよりも前方で歩行器部を支持し、歩行器部を車椅子部とともに移動可能にする。この形態では、さらに車椅子部のキャスターは地面に接する接地状態と地面から離れた高さに固定された非接地状態の間で切り換えるように構成されていることが好ましい。
好ましい他の形態では、歩行器部は独自のキャスターを備えておらず、歩行器として使用される際の前方への荷重を安定して支えるために、車椅子部のキャスターが足置きよりも前方に配置されている。
好ましいさらに他の形態でも、歩行器部は独自のキャスターを備えておらず、車椅子部のキャスターは、この歩行器兼用車椅子が車椅子として使用されるときの第1の位置と、歩行器として使用される際の前方への荷重を安定して支えるために第1の位置より前方に位置する第2の位置との2つの位置の間で移動可能に取りつけられており、それらの両位置で固定できるようになっている。
歩行器部を車体フレームに対して着脱可能に取りつける着脱機構の一形態は、着脱機構はグリップの下方に設けられた左右一対の支持体と、車体フレームに設けられ一対の支持体のうちの一方を回転可能に把持する把持部と、一対の支持体のうちの他方を着脱可能に固定する固定部とからなり、歩行器部が車椅子部に対して回動して開閉可能になっている。
歩行器部を車体フレームに対して着脱可能に取りつける着脱機構の他の形態は、歩行器部のグリップの下方に設けられた左右一対の支持体と、車体フレームに設けられ、上方に開いた開口をもちその開口に前記支持体の下端部が挿入されることにより歩行器部を支持する支持パイプとを備えている。
好ましいさらに他の形態では、歩行訓練中に使用者が転倒することを防止するために、車椅子部と歩行器部との間で、使用者の両脚の間を通って前後に延びるように着脱可能に掛けられる安全ベルトを備えている。
本発明の歩行器兼用車椅子では、車椅子部の前方上部にグリップが配置されるので、歩行器として使用するときに使用者の前方にグリップにつかまって安定した歩行訓練をすることができる。さらに、座シートは歩行器として使用されるときも幅狭状態ではあるが座シートとして機能することができるので、使用者は歩行訓練中に疲れたときはそのまま腰を下ろすことができる。
第1の実施例における車椅子部を示す側面図である。 同実施例における歩行器部を示す斜視図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す側面図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す正面図である。 第2の実施例における車椅子部を示す図であり、(A)は一側面方向からみた側面図、(B)は(A)とは反対の方向からみた側面図である。 同実施例における歩行器部を示す斜視図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す図であり、(A)は一側面方向からみた側面図、(B)は(A)とは反対の方向からみた側面図である。 同実施例における車椅子部の歩行器部装着部分を示す図であり、(A)は歩行器部装着部分の一方である歩行器把持部を示す斜視図、(B)は歩行器部装着部分の他方である開閉固定部を示す斜視図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す上面図であり、(A)は車椅子部に歩行器部を固定した状態、(B)は歩行器部を車椅子部から開いた状態である。 第3の実施例における車椅子部を示す側面図である。 同実施例における歩行器部を示す側面図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す側面図である。 同実施例において車椅子部と歩行器部を組み合わせた状態を示す正面図である。 第4の実施例における車椅子部を示す側面図である。
第1の実施例は図1に示される車椅子部と、図2に示される歩行器部が組み合わされたものである。
車椅子部10は単体で通常の車椅子としても使用することができるものである。車椅子部10は通常の車椅子としての機能とを備えており、車体フレーム12に大車輪14、座シート16及び足置き(フットレスト)18、キャスター20を初め、車椅子としての必要な部材が取り付けられている。車椅子に使用者が座った状態での使用者の前方を車椅子の前方とすると、座シート16に腰を掛けた使用者が前後に移動できるように、大車輪14はフレーム12の後方下部で左右に一対が設けられている。また移動の際に方向を変えることができるように、キャスター20はフレーム12の前方の下部の左右に一対が設けられ、キャスター20は方向転換が自在に取りつけられている。
使用者が自力で移動できるようにするために、大車輪14にはハンドリム22が一体として設けられている。介護者が車椅子を押すときのために、フレーム12の後方部にはハンドル24が設けられている。ハンドリム22とハンドル24は通常の車椅子にはともに設けられているが、歩行器が中心になる場合にはその何れか一方だけが設けられていてもよく、又は両方とも設けられていなくてもよい。
フレーム12の中央部には使用者が腰をかける高さの位置に座シート16が設けられている。座シート16は前後方向の幅が2つの状態に変えることができる。1つの状態は通常の車椅子と同様に使用者が腰を下ろしたときに安定して座っていることができるように前後方向の幅が広い状態である。第2の状態は座シート16の前後方向の幅を狭くした状態である。第2の状態で座シート16の前後方向の幅を狭くするのは、歩行器として使用する際には車椅子部10の前方に歩行器部40(図2)が装着されるので、その状態で車椅子部10と歩行器部40の間に使用者が立って歩行訓練ができるようなスペースを確保するためである。そのため、第2の状態では座シート16は後方に存在して、その前後方向の幅が第1の状態での幅の1/2から2/3程度が適当である。
座シート16がそのような2つの状態をとることができるように、例えば、座シート16の前方1/2から1/3程度を後ろ側に折り返すことができるように座シート16の前方1/2から1/3程度の部分が折り曲げることのできるような柔軟な構造となっている。幅広状態に広げたときにも座シート16安定するように、座シート16の両側の前端がフレーム12に固定できるように、例えば座シート16の両側の前端とフレーム12との間に固定用の治具を着脱可能に取りつけることができるようになっている。座シート16の他の例としては、座シート16が前後方向に伸縮できる柔軟素材からなり、伸縮させて幅広状態と幅狭状態をとることができ、いずれの状態でも座シート16が安定するように座シート16をフレーム12に固定できるようになったものである。
使用者が座シート16に座った状態で使用者の背中を支えるために、フレーム12には座シート16の後方に背シート17が設けられている。
図示は省略されているが、大車輪14にはブレーキが設けられており、使用者又は介護者がそのブレーキを操作できるようにブレーキレバーも設けられている。
足置き18はフレーム12の前方下部に設けられ、使用者が座シート16に座った状態で足を置くことのできる高さの位置で左右に配置されている。足置き18は使用者を車椅子に乗せたり車椅子から降ろしたりする際の妨げにならないように、足を置くために水平状態にした状態と、前方にスペースを開けるために図1のように垂直方向に立てた状態の2つの状態をとることができるようにフレーム12に取りつけられている。これは通常の車椅子と同様である。
フレーム12の上方には、車椅子に座った使用者の肘をかける肘掛(アームリスト)26が使用者の左右にくるように設けられている。
フレーム12の前方上部には図2に示す歩行器部40を着脱可能に取りつけるための着脱機構を構成する支持パイプ30が設けられている。支持パイプ30は上方向に開いた開口をもち、下側の底面が閉じられた底をもつパイプである。支持パイプ30を取りつける位置は特に限定されるものではないが、この実施例ではフレーム12の上部で肘掛26を支えるアームパイプ28のほぼ垂直になった部分に溶接等により設けられている。支持パイプ30は前方からみて左右に一対が設けられている。
図2はこの実施例における歩行器部40を示したものである。歩行器部40は車椅子部10に取り付けられたときに車椅子部10の前方を囲むように、前方に凸形状となったグリップ42を備えている。グリップ42の凸形状はこの例では湾曲しているが、直線からなるものであってもよい。グリップ42を支えるとともに、車椅子部10に装着できるようにするために、グリップ42の左右の下部には一対の取りつけパイプ44が設けられている。取りつけパイプ44は着脱機構を構成する支持体である。取りつけパイプ44はグリップ42の下面から下方向にほぼ垂直方向に延びており、取りつけパイプ44の下端部が支持パイプ30に挿入されることにより、歩行器部40が車椅子部10に装着される。取りつけパイプ44は、その下端部が支持パイプ30の開口部に着脱可能に挿入できる太さをもつ中空又は中実のパイプである。
グリップ42の前方側の2か所には下側に延びる2本の支柱46が取りつけられている。支柱46は取りつけパイプ44よりも長く、支柱46の下端にはキャスター48がそれぞれ設けられている。歩行器として使用するときは、使用者がグリップ42を握り、前方に荷重がかかるために、その荷重をキャスター48で支え、かつ移動の際にはキャスター48により自由に方向を変えることができるように、キャスター48は方向転換自在に取りつけられている。
取りつけパイプ44と支柱46の間には歩行器部40の強度を強くするために補強パイプ50が設けられている。
さらに、図3に示されるような安全ベルト54の一端が座シート16の下部の位置でフレーム12に取りつけられ、その他端が歩行器部40に掛けることができるように、歩行器部40の上部には鉤状のベルト掛け52が設けられている。安全ベルト54は車椅子部10とも歩行器部40とも別のものとして用意しておき、歩行器として使用するときに車椅子部10と歩行器部40の間にかけるようにしてもよい。また、安全ベルト54の一端を座シート16の下部の位置のフレーム12に予め取りつけておき、車椅子として使用するときに垂れないように座シート16の裏側に収納しておくようにしてもよい。
車椅子部10は単独で通常の車椅子として使用することができる。その場合は、座シート16は幅を広げた状態にして使用する。
図3及び図4は車椅子としても歩行器としても使用するために、歩行器部40を車椅子部10に装着した状態を示したものである。この場合は、座シート16は幅を狭くした状態にし、足置き18は図のように垂直方向に立てた状態とする。使用者が車椅子部10に入った後、車椅子部10の支持パイプ30の開口部に歩行器部40の取りつけパイプ44の下端部を挿入することにより、車椅子部10に歩行器部40を装着する。そして、安全ベルト54の一端を座シート16の下側のフレーム12に取りつけ、又は予め安全ベルト54が座シート16の裏側に収納されているときは安全ベルト54の他端を取り出す。安全ベルト54を使用者の両脚の間に通し、その他端を歩行器部40のベルト掛け52に掛ける。このように安全ベルト54が座シート16の下部から使用者の両脚の間を通って歩行器部40の上部に掛けられるので、使用者が歩行訓練中に前方向又は下方向にしゃがんだ場合にこの安全ベルト54で支えることができ、使用者が転倒するのを防止することができる。
図3の状態で使用者は車椅子部10と歩行器部40の間に立ち上がり、座シート16が幅狭の状態に折りたたまれて変形され、又は収縮させられているので、使用者が歩行するスペースを確保することができる。使用者がグリップをつかんで前後方向に、また左右に方向を変えながら自由に歩くことができる。歩行訓練中に疲れたときは、そのまま後ろに腰を降ろすことにより座シート16上に座ることができる。座シート16は幅の狭い状態にされているが、それでも通常の車椅子としての使用時の1/2から2/3程度の幅を残しておけば一時的に腰を降ろすためには十分な広さである。
この実施例においても、第2の実施例に示すように、キャスター20を接地状態と非接地状態のいずれかに切り替えることができるようにしてもよい。
図5から図9は第2の実施例を示したものである。この第2の実施例が第1の実施例と相違する点は、歩行器部40bを車椅子部10cに取り付けた状態で歩行器部40bを車椅子部10cに対して開閉可能にした点と、キャスター20を接地状態と非接地状態のいずれかに切り替えることができるようにした点にある。すなわち、使用者が歩行器部40bを自力で開閉できるようにして介護者が不在のときでもこの車椅子を使用できるようにしたものである。また、キャスター20は方向転換が自在であるようになっているため、キャスター20が接地したままの状態で使用者が車椅子部10cと歩行器部40bの間で歩行しようとすると、キャスター20が内側(使用者側)へ入り込んで使用者の歩行の邪魔になることがある。これを防止するため、キャスター20を非接地状態にできるようにした。
歩行器部40bを車椅子部10cに対して開閉可能にする機構について図5から図9を用いて説明する。
歩行器部40bは、図6に示されているように、一方の取りつけパイプ44aの下端側に上下方向に変位するのを防止するための鍔80a、80bが設けられ、パイプ44aをそれらの鍔80aと80bの間の部分で車椅子部10cに回転可能に把持することにより、上下方向に移動することなく回転可能に支持することができる。他方の取り付けパイプ44bの下端部に、歩行器部40bを車椅子部10cに取りつけた状態で固定するための固定用プレート81が設けられている。固定用プレート81は、取りつけパイプ44bから外側へ水平に突出したプレートである。歩行器部40bのその他の構成については図2を用いて説明した第1の実施例の歩行器部40と同じである。
グリップ42の形状は図2の実施例では湾曲しているが、図6の実施例では直線的である。湾曲したグリップ42は使用者の前方の空間を大きくとることができる利点があり、直線的なグリップ42は使用者が握りやすい利点がある。しかし、グリップ42の形状はさらに他の形状でもよい。
支柱46は図6では直線として描いているが、直線に限らずいくらか屈曲していてもよい。例えば、図7では支柱46は下方で前方に広がるように屈曲している。また、支柱46は下方で横方向に広がるように屈曲していてもよい。そのように支柱46の下方が前方又は側方に広がっていると使用者が歩行する際に足元の空間を広くできる利点がある。
車椅子部10cのフレーム12の上部で肘掛26を支えるアームパイプ28のほぼ垂直になった部分のうち、一方に歩行器部40bの一方の取りつけパイプ44aの下端部を把持する把持部30aが設けられ、他方に歩行器部40bの他方の取りつけパイプ44bの下端の固定用プレート81を固定する固定部30bが設けられている。把持部30aと固定部30bは着脱機構を構成するものである。なお、この実施例では、車椅子部10cに座った使用者の右手側に把持部30a、左手側に固定部30bが設けられているが、これらは逆に設けられていてもよい。
把持部30aは、図8(A)に示されているように、2つのブロック30a−1と30a−2が垂直方向に配置された蝶番76によって連結されたものからなっている。ブロック30a−2はアームパイプ28側へ固定されており、ブロック30a−1が蝶番76を軸にして回転することにより開閉することができる。開閉面の内側に、取りつけパイプ44aの下端部を挟み込んで把持する形状の窪み75が設けられている。ブロック30a−1と30a−2はネジ78によって閉じた状態で固定することができる。
把持部30aの垂直方向の寸法は取りつけパイプ44aの下端部の2つの鍔80aと80bの間隔に対応しており、ブロック30a−1と30a−2を閉じた状態での窪み75の直径は鍔80a、80bの外径よりも小さく設定されている。取りつけパイプ44aは把持部30aとそれらの鍔80aと80bによって上下方向にも固定される。
固定部30bは、図8(B)に示されているように、2枚の保持プレート30b−1と30b−2によって構成されている。保持プレート30b−1と30b−2はアームパイプ28の垂直部分に取り付けられたブロックの外側側面に互いに隙間をもって上下に水平に配置され、取りつけパイプ44bの下端部の固定用プレート81を挟み込む高さに取り付けられている。上側の保持プレート30b−1は車椅子部10cの正面側端部が上側へ屈曲し、下側の保持プレート30b−2は車椅子部10cの正面側端部が下側へ屈曲している。これにより、車椅子部10cの正面側から差し込まれる固定用プレート81の受入れ口が広くとられている。保持プレート30b−1と30b−2の水平部分の隙間は固定用プレート81の厚みと略同一である。固定部30bは2枚の保持プレート30b−1と30b−2の間に固定用プレート81を車椅子部10cの正面側から挟み込むことで歩行器部40bを車椅子部10cに固定する。
保持プレート30b−1と30b−2の水平部分の互いに対応する部分に固定用ピン83を貫通させるための穴84が設けられており、固定用プレート81にもそのピン83を貫通させるための穴82が設けられている。これにより、保持プレート30b−1と30b−2の間に固定用プレート81を挟み込み、穴84と穴82の位置を合わせた状態で固定用ピン83をこれらの穴に差し込むだけで、固定用プレート81が固定部30bから外れるのを防止して歩行器部40bが車椅子部10cに装着された状態(閉じた状態(図9(A)参照))を維持することができる。固定用ピン83を引き抜けば、歩行器部40bを使用者の前方側に押すことにより把持部30aに対して歩行器部40bを回動させて歩行器部40bを車椅子部10cから開くことができるようになる。
次に、図5及び図7を用いてキャスター20の接地と非接地を切り換える機構について説明する。図5は車椅子部10cを通常の車椅子として使用する際の状態を示す図であり、(A)は一側方からみた側面図、(B)は(A)とは反対側からみた側面図である。図7は車椅子部10cに歩行器部40bを装着して歩行器として使用する際の状態の一例を示す図であり、(A)は一側方からみた側面図、(B)は(A)とは反対側からみた側面図である。
フレーム12にキャスター支持板66が取り付けられ、キャスター支持板66はその表面が垂直方向になるように配置されている。キャスター支持板66の表面には回転軸72により回転バー68がキャスター支持板66の表面内で回転可能に取りつけられている。回転バー68にはキャスター保持ブロック70を介してキャスター20の軸部21が取付けられていることにより、キャスター20は図5に示される接地状態の他に、図7に示される非接地状態などの他の状態をとることができるようになっている。
回転バー68にはキャスター20を固定する固定ピン74を通す穴が設けられており、キャスター支持板66には回転軸72を中心として回転バー68を回転させたときの固定ピン74用の穴の軌跡上に、キャスター20の状態を図5に示される接地状態に位置決めするためのキャスター位置固定穴67−1と、図7に示される非接地状態に位置決めするためのキャスター位置固定穴67−2の2つの穴が設けられている。図7に示される非接地状態は、キャスター20が車椅子部10cの前方方向(足置き18側)へ持ち上げられた状態である。固定ピン74用の穴をキャスター位置固定穴67−1に位置決めして固定ピン74により回転バー68をキャスター支持板66に固定することによりキャスター20は図5に示される接地状態となる。一方、固定ピン74用の穴をキャスター位置固定穴67−2に位置決めして固定ピン74により回転バー68をキャスター支持板66に固定することによりキャスター20は図7に示される非接地状態となる。
固定ピン74は、例えば、固定ピンの先端部の周面に内部から突出した突起をもち、その突起を固定ピンの基端部からの操作により固定ピン内部に収納できるようになったものである。その固定ピンの基端部からの操作により突起を固定ピンの内部に収納させた状態で固定ピンを回転バー68の穴からキャスター位置固定穴67−1又は67−2に通し、突起を固定ピンの内部に収納させる操作を解除することにより、突起を突出させて回転バー68をキャスター支持板66に固定することができる。
車椅子部10cを通常の車椅子として使用する際は、キャスター20は図5に示される接地状態とする。一方、車椅子部10cに歩行器部40bを装着して歩行器として使用する際は、キャスター20は図5に示される接地状態でもよいが、歩行器部40bにもキャスター48があるので、キャスター20は不要である。そのため、キャスター20が内側を向いて使用者の歩行の障害になることがないようにするために図7に示される非接地状態とする。非接地状態では、キャスター20は車椅子部10cの前方方向(足置き18側)へ持ち上げられて固定され、キャスター20の自由な回転が防止されてキャスター20が内側(使用者側)へ入り込むことが防止される。
図10から図13は第3の実施例を表わす。第1、第2の実施例では歩行器として使用する際に前方にかかる荷重をキャスター48で受けているので、歩行器部40,40bに支柱46とキャスター48を設けている。それに対し、この第3の実施例では、歩行器として使用する際の前方の荷重を支えるために、車椅子部10aのキャスター20aを足置き18よりも前方に配置している。ここでは、キャスター20aと足置き18をフレーム12aの同じパイプに取りつけているが、足置き18の高さを下げるのであれば足置き18とキャスター20aをフレーム12aの別のパイプに取りつけるようにすればよい。他の構成は第1の実施例と同様であるので、他の部分の説明は省略する。
第3の実施例では、前方の荷重をキャスター20aが支えることができるので、歩行器部40aには第1の実施例のようなキャスター48は不要になり、さらに支柱46にそのキャスター48を取りつける必要もなくなるので、支柱46aは短いものですむようになり、歩行器部40aの構造が簡単になる。
図14は第4の実例例を示す車椅子部10bを示したものである。歩行器部は第3の実施例のものと同じである。
第4の実施例では、キャスター20bは、車椅子部10bが通常の車椅子として使用されるときの第1の位置(実線で示された位置)と、第1の位置より前方で車椅子部10bに図11の歩行器部40aが装着されて歩行器として使用されるときの第2の位置(鎖線で示された位置)との2つの位置の間で移動可能に取りつけられている。そのための機構として、キャスター20bの取付部としてのパイプをフレーム12bに対して前後方向にスライド可能に取りつける。例えば、キャスター20bを取りつけたパイプの基端部がフレーム12bのパイプに挿入される長さを調節できるようにすることによりキャスター20bを取りつけたパイプをフレーム12bに対して前後方向にスライド可能にすることができる。そして、キャスター20bを取りつけたパイプを前後2つの方向で位置決めして固定するために、キャスター20bを取りつけたパイプとフレーム12bのパイプとの間の所定の位置に穴をあけておき、それらの穴にピン64を差し込むことにより前後方向の位置を固定することができる。
キャスター20bを前後に移動させる際に足置き18が障害にならないように、例えば足置き18をキャスター20bよりも内側に配置しておく。
第4の実施例においても第3の実施例と同様に、簡単な構造の歩行器部40aを使用することができるようになる。
車椅子部、歩行器部及びその他の部材の材質は特に限定されるものではない。アルミニウム、鉄、強化プラスチックなど、コスト、軽量化などの要請に応じて適宜選択すればよい。
10,10a,10b 車椅子部
12,12a,12b 車体フレーム
14 大車輪
16 座シート
18 足置き
20,20a,20b キャスター
30 支持パイプ
30a 歩行器把持部
30a−1,30a−2 ブロック(歩行器把持部)
30b 回転固定部
30b−1,30b−2 保持プレート
40,40a,40b 歩行器部
42 グリップ
44,44a,44b 取りつけパイプ
46 支柱
48 キャスター
52 ベルト掛け
54 安全ベルト
66 キャスター固定プレート
67−1,67−2 キャスター位置固定穴
68 回転バー
70 キャスター保持ブロック
72 回転軸
74 固定ピン
75 (取りつけパイプ把持用)凹部
76 蝶番
78 ネジ
80 鍔
81 回転固定プレート
82,84 ピン貫通用穴
83 回転固定用ピン

Claims (8)

  1. 使用者が前方を向いて座る座シートを支持する車体フレーム、前記車体フレームの後方下部に設けられた左右一対の大車輪、前記車体フレームの前方下部に設けられ、前記大車輪とともに車体フレームを移動可能に支持している左右一対のキャスター、及び前記車体フレームの前方下部に設けられて前記座シートに座った使用者の足を支持する足置きを少なくとも備えた車椅子部と、
    前記車椅子部の前方上部に配置されるグリップを有し、前記車体フレームに取り付けられる歩行器部と、
    前記車体フレームに対して前記歩行器部を着脱可能に取りつける着脱機構と、を備え、
    前記座シートは使用者が車椅子として使用するときの幅広状態と使用者が歩行器として使用するときの幅狭状態の2状態をとるように変形又は収縮可能になっている歩行器兼用車椅子。
  2. 前記歩行器部は、前記車椅子部に取りつけられた状態で前記キャスターよりも前方で歩行器部を支持し、該歩行器部を前記車椅子部とともに移動可能に支持する歩行器部用キャスターを備えている請求項1に記載の歩行器兼用車椅子。
  3. 前記着脱機構は、前記グリップの下方に設けられた左右一対の支持体と、
    前記車体フレームに設けられ、前記一対の支持体のうちの一方を回転可能に把持する把持部と、前記一対の支持体のうちの他方を着脱可能に固定する固定部とからなり、
    前記歩行器部が前記車椅子部に対して回動して開閉可能になっている請求項2に記載の歩行器兼用車椅子。
  4. 前記車椅子部のキャスターは地面に接する接地状態と地面から離れた高さに固定された非接地状態の間で切り換えるように構成されている請求項3に記載の歩行器兼用車椅子。
  5. 前記キャスターは前記足置きよりも前方に配置されている請求項1に記載の歩行器兼用車椅子。
  6. 前記着脱機構は、前記グリップの下方に設けられた左右一対の支持体と、
    前記車体フレームに設けられ、上方に開いた開口をもち該開口に前記支持体の下端部が挿入されることにより前記歩行器部を支持する支持パイプと、
    を備えている請求項1、2又は5に記載の歩行器兼用車椅子。
  7. 前記キャスターは該歩行器兼用車椅子が車椅子として使用されるときの第1の位置と、第1の位置より前方で該歩行器兼用車椅子が歩行器として使用されるときの第2の位置との2つの位置の間で移動可能で、それらの両位置で固定可能に前記車体フレームに取りつけられている請求項6に記載の歩行器兼用車椅子。
  8. 前記車椅子部と前記歩行器部との間で、使用者の両脚の間を通って前後に延びるように着脱可能に掛けられる安全ベルトを備えている請求項1から7のいずれか一項に記載の歩行器兼用車椅子。
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