JP2003072619A - 自転車用キャリア - Google Patents

自転車用キャリア

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JP2003072619A
JP2003072619A JP2001264093A JP2001264093A JP2003072619A JP 2003072619 A JP2003072619 A JP 2003072619A JP 2001264093 A JP2001264093 A JP 2001264093A JP 2001264093 A JP2001264093 A JP 2001264093A JP 2003072619 A JP2003072619 A JP 2003072619A
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エスリンガー ハートムート
Takuji Masui
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート装着部に装着可能な自転車用キャリア
において、コンパクトに収納できるようにする。 【解決手段】 自転車のキャリア8は荷物を積載するた
めの部材であり、キャリア本体31と、1対の積載部3
6、37と、積載する荷物を縛るためのひもを巻き取る
ことが可能なリール35とから主に構成されている。キ
ャリア本体31は、フレーム体2に装着された固定部3
2と、固定部32から後方に延びる直線部33と、直線
部33の後方に装着され反射板の機能を有する頭部34
とを備えている。固定部32の内部には、リール35が
内蔵されている。1対の積載部36、37は、キャリア
本体31の直線部33の前後方向に対して鏡対称になる
ように配置され、キャリア本体31の前後軸回り開閉自
在に装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリア、特に、
自転車のフレームに装着される自転車用キャリアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】荷物を積載可能な自転車用キャリアとし
て、シートポスト(シート装着部の一例)に装着可能な
ものが従来知られている。この自転車用キャリアは、シ
ートポストを抱くようにして装着可能なキャリア本体
と、キャリア本体に対して前後に伸縮自在に装着された
積載部とを有している。このような構成の自転車用キャ
リアは、自転車のフレームにキャリア装着用のねじ部な
どが不要であるため、マウンテンバイクなどのねじ部が
設けられていない自転車にもキャリアを後付けできるの
で便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自転車用キ
ャリアでは、積載部の大きさが一定であるので、駐輪時
などに積載部が邪魔になることがある。また、階段など
で自転車を運ぶとき等にやはり積載部が邪魔になり運び
にくいおそれがある。本発明の課題は、シート装着部に
装着可能な自転車用キャリアにおいて、コンパクトに収
納できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自転車
用キャリアは、自転車のシート装着部に装着されるキャ
リアであって、キャリア本体と、1対の積載部とを有し
ている。キャリア本体は、シート装着部に装着され、装
着された状態で後方に延びるものである。1対の積載部
は、荷物を積載可能な開状態と把手として機能する閉状
態とにキャリア本体に前後軸回りに開閉自在に装着され
たものである。
【0005】この自転車用キャリアでは、荷物を積載す
るときには積載部を開状態に開いて使用する。また、自
転車を運ぶときや駐輪するときなどには積載部を回動さ
せて閉状態に折り畳む。この閉状態のときには、積載部
が把手として機能するので、自転車を運ぶときや駐輪す
るときに便利であるとともに、積載部の横幅が小さくな
りキャリアをコンパクトに収納できる。
【0006】請求項2に記載の自転車用キャリアは、請
求項1において、キャリア本体の内部には収納空間部が
形成されており、収納空間部には空気ポンプを装着可能
である。この場合には、空気ポンプを携帯できるので便
利である。請求項3に記載の自転車用キャリアは、請求
項1又は2において、キャリア本体の内部には積載する
荷物を縛るためのひもを巻取可能なリールが装着されて
いる。この場合には、荷物を縛るときにひもをリールか
ら引っ張り出して先端を積載部に係止するだけでよいの
で、荷物を簡単に縛ることができる。しかも、不要なと
きにはリールに巻き取られるのでひもをコンパクトに収
納できる。
【0007】
【発明の実施の形態】(1)構成 図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車
は、車体の骨格をなすフレーム1を備えている。フレー
ム1は、前三角を有するフレーム体2と、フレーム体2
の前部に斜め縦軸周りに回転自在に支持されたフロント
フォーク3とを備えている。また、自転車は、フロント
フォーク3に結合されたハンドル部4と、フレーム体2
の下部に取り付けられ踏み力を駆動力に変換する駆動部
5と、フロントフォーク3の下端に装着された前輪6
と、フレーム体2の後部に装着された後輪7と、フレー
ム体2のシート装着部2aに装着され後方に延びるキャ
リア8と、図示しない前後輪用のブレーキ装置とを備え
ている。
【0008】キャリア8は荷物を積載するための部材で
あり、キャリア本体31と、1対の積載部36、37
と、積載する荷物を縛るためのひもを巻き取ることが可
能なリール35と、から主に構成されている。以下、キ
ャリア8の構成について、図2〜5を用いて説明する。
キャリア本体31は、フレーム体2のシート装着部2a
に着脱可能に装着された固定部32と、固定部32から
後輪7の上方にかつフレーム体2の後方に向かって延び
る直線部33と、直線部33の後方に装着され反射板の
機能を有する頭部34とを備えた矩形の筒状部材であ
る。
【0009】固定部32は、最前部がシート装着部2a
の形状に沿って下方に広がっており、後方に延びるとと
もにその矩形断面が小さくなる形状を有している。固定
部32は、その内部に形成された中空の空間からなる第
1収納空間部32aと、上部に形成され第1収納空間部
と連通しているスリット32bとから構成されている。
図4に示すように、第1収納空間部32aにはリール3
5が装着されており、このひもの先端はスリット32b
を通って外部に出ている。
【0010】直線部33は、前側装着部33a及び後側
装着部33bと、前側装着部33aと後側装着部33b
との間に形成された中空の空間からなる第2収納空間部
33cと、第2収納空間部の上部を塞ぐための蓋33d
とを備えた矩形の筒状部材である。前側装着部33a及
び後側装着部33bは、直線部33の前部及び後部に形
成され直線部33の側方に延びる凹部であり、1対の積
載部36、37の前凸部36b、37b及び後凸部36
c、37cを前後軸回りに開閉自在に装着している。第
2収納空間部33cには、空気ポンプ38が装着されて
おり、蓋33dによって上部が塞がれている。
【0011】1対の積載部36、37は、中央部に形成
された把手となる孔36a、37bと、キャリア本体3
1の前後軸回り開閉自在に装着される前凸部36b、3
7b及び後凸部36c、37cと、後部に装着された反
射板36d、37dとから構成されたプレート状部材で
ある。1対の積載部36、37は、キャリア本体31の
直線部33の前後方向に対して鏡対称になるように配置
され、その前凸部36b、37b及び後凸部36c、3
7cが直線部33の前側装着部33a及び後側装着部3
3bによってキャリア本体31の前後軸回り開閉自在に
装着されている。具体的には、図5に示すように、各前
凸部36b、37bが前側装着部33aの凹部の前後方
向を横切る2本の軸39によって回動自在に支持され、
各後凸部36c、37cが後側装着部33bの凹部の前
後方向を横切る2本の軸40によって回動自在に支持さ
れている。
【0012】(2)キャリア8の動作 以下、キャリア8の動作について、図2〜4を用いて説
明する。 荷物を積載しない場合 キャリア8に荷物を積載しない場合、図2に示すよう
に、1対の積載部36、37は、荷物を積載する面を直
線部33の上部で合わるようにして折り畳まれている。
また、同時に、各孔36a,37aが合わさって一つの
把手孔が形成されている。
【0013】荷物を積載する場合 キャリア8に荷物を積載する場合、図3に示すように、
1対の積載部36、37は、直線部33の上部で合わさ
った状態から、互いに前後軸回りに開かれる。すると、
積載部36、37の荷物を積載する面と直線部33の上
面とによって、一体の積載面が形成される。
【0014】そして、積載部36、37に荷物を載せ、
図5に示すように、固定部32に内蔵されたリール35
のひもをスリット32bから引き出して荷物を縛る。 (3)特徴 以上に説明した実施形態には、以下のような特徴があ
る。 本実施形態のキャリア8では、荷物を積載するときに
は1対の積載部36、37を開状態に開いて使用する。
また、自転車を運ぶときや駐輪するときなどには1対の
積載部36、37を回動させて閉状態に折り畳む。この
閉状態のときには、1対の積載部36、37の孔36
a、37aが合わさって把手孔として機能するので、自
転車を運ぶときや駐輪するときに便利である。
【0015】また、1対の積載部36、37を回動さ
せて閉状態に折り畳むことができるので、1対の積載部
36,37の横幅が小さくなりキャリア8をコンパクト
に収納できる。 本実施形態のキャリア本体31の直線部33の内部に
は第2収納空間部33cが形成されており、第2収納空
間部33cには空気ポンプ38を装着可能である。この
場合には、空気ポンプ38を携帯できるので便利であ
る。
【0016】本実施形態のキャリア本体31の固定部
32の内部には積載する荷物を縛るためのひもを巻取可
能なリール35が装着されている。この場合には、荷物
を縛るときにひもをリール35から引っ張り出して先端
を積載部36、37に係止するだけでよいので、荷物を
簡単に縛ることができる。しかも、不要なときにはリー
ル35に巻き取られるのでひもをコンパクトに収納でき
る。
【0017】(4)他の実施形態 以上に本発明の一実施形態について説明したが、具体的
な構成はこの実施形態に限られるものではなく、発明の
要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、前記
実施形態の1対の積載部36、37の孔36a、37a
の周縁部にラバーを装着してもよい。これにより、キャ
リア8の把手としての機能を高めることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るシート装着
部に装着可能な自転車用キャリアにおいて、コンパクト
に収納できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用された自転車の側面
図。
【図2】本発明の一実施形態が採用されたキャリアの閉
状態を示す斜視図。
【図3】本発明の一実施形態が採用されたキャリアの開
状態を示す斜視図。
【図4】本発明の一実施形態が採用されたキャリア内部
のリールを示すキャリアの部分拡大側面図。
【図5】本発明の一実施形態が採用されたキャリアの開
状態を示す部分拡大平面図。
【符号の説明】
8 キャリア 31 キャリア本体 32 固定部 33 直線部 34 頭部 35 リール 36、37 積載部 38 空気ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車のシート装着部に装着される自転車
    用キャリアであって、 前記シート装着部に装着され、装着された状態で後方に
    延びるキャリア本体と、 荷物を積載可能な開状態と把手として機能する閉状態と
    に前記キャリア本体に前後軸回りに開閉自在に装着され
    た1対の積載部と、を備えた自転車用キャリア。
  2. 【請求項2】前記キャリア本体の内部には収納空間部が
    形成されており、前記収納空間部には空気ポンプを装着
    可能である、請求項1に記載の自転車用キャリア。
  3. 【請求項3】前記キャリア本体の内部には積載する荷物
    を縛るためのひもを巻取可能なリールが装着されてい
    る、請求項1又は2に記載の自転車用キャリア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290278A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二輪車
CN104986270A (zh) * 2015-06-18 2015-10-21 天津市四海亨通自行车有限公司 自行车多功能绳筒

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