JP3063687U - 自転車及びそのキャリア取付け機構 - Google Patents
自転車及びそのキャリア取付け機構Info
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- JP3063687U JP3063687U JP1999003083U JP308399U JP3063687U JP 3063687 U JP3063687 U JP 3063687U JP 1999003083 U JP1999003083 U JP 1999003083U JP 308399 U JP308399 U JP 308399U JP 3063687 U JP3063687 U JP 3063687U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- bicycle
- mounting mechanism
- dovetail
- ant
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スポーツレジャー用とも運搬用とも兼用でき
る自転車を提供しようとし、即ち、キャリアを容易に着
脱することができる自転車及びキャリア取付け機構を提
供しようとすることを目的とする。 【解決手段】 自転車フレームの後部の1ケ所のみにキ
ャリアを着脱可能に取付けることができるように自転車
のキャリア取付け機構を構成する。
る自転車を提供しようとし、即ち、キャリアを容易に着
脱することができる自転車及びキャリア取付け機構を提
供しようとすることを目的とする。 【解決手段】 自転車フレームの後部の1ケ所のみにキ
ャリアを着脱可能に取付けることができるように自転車
のキャリア取付け機構を構成する。
Description
【0001】
本考案は、スポーツレジャー用と運搬用とに兼用できる自転車及びそのキャリ ア取付け機構に関する。
【0002】
従来の自転車はキャリア、即ち荷台を有するタイプと有しないタイプとがある 。まず前者のキャリアを有するタイプは、図4に示されているように、キャリア 101は、対になる支持杆102及び対になるキャリア足103などを介して自 転車フレーム2の後方の後輪3の上に支持固定されている。前記支持杆102及 びキャリア足103はそれぞれ一端がキャリア101に溶接固定されていてキャ リア101と一体になり、他端がボルト104及び105によって自転車フレー ム2の後ろ側となる立パイプ201及び後輪ハブの軸芯301に堅ろうに締付け られている。
【0003】
このタイプの自転車はキャリアがあるので、競走・競技などのスポーツ用とし て相応しくないが、キャリア101が支持杆102及びキャリア足103と一体 になって嵩高になり、かつボルト104,105によって締付けられているので 、取り外すことも手間がかかり、便利でない。そして、後者のキャリアを有しな いタイプは、キャリアがないので、運搬用車として使用することができない。
【0004】 上記に鑑み、本考案は、スポーツレジャー用とも運搬用とも兼用できる自転車 を提供しようとすることを目的とし、即ち、キャリアを容易に着脱することがで きる自転車を提供しようとすることを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案は、自転車フレームの後部の1ケ所のみにキ ャリアを着脱可能に取付けるための取付け機構を備えた自転車を提供する。この ような構造をする自転車は、上記従来自転車の対になる支持杆102及び対にな るキャリア足103それぞれと自転車フレーム2の後ろ側の立パイプ201及び 後輪3のハブの軸芯301との間の4ケ所以上に代えて1ケ所のみにおいて取付 け機構によってキャリアを自転車フレームの後ろ側に着脱可能に取付けたので、 キャリアを自転車へ着装することも、自転車から外すことも容易である。
【0006】 一方、本考案は、前記キャリアを取付けるための取付け機構を提供する。即ち 、自転車フレームの後ろ側にキャリアを取付けるための自転車のキャリア取付け 機構であって、前記自転車フレーム及びキャリアに蟻がけ手段を構成し、該蟻が け手段を介して前記キャリアを前記自転車フレームに着脱可能に取付けることが できるようにさせてなる自転車のキャリア取付け機構を提供する。このような構 造をする取付け機構は、通常、ペアになって互いに蟻継ぐことができる蟻ほぞ手 段と蟻溝手段とをエレメントとし、前記蟻がけ手段を構成してなるので、キャリ アを自転車へ着装することも、自転車から外すことも極めて容易である。
【0007】
次に、図面を参照しながら、本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案の自転車における自転車フレームとキャリアとの間の取付け機構 の実施例を示す分解斜視図であり、図2は図1に示す実施例の取付け機構の結合 状態時の横断面図であり、そして図3は図1に示す実施例の取付け機構の結合状 態時の縦断面図である。
【0009】 まず、図1を参照すると、10は自転車フレームを示し、20はキャリアを示 す。このキャリア20は、図2及び図3に示されるように、互いに蟻継ぐことが できる蟻がけ手段となるペアのエレメントである蟻ほぞ手段210と蟻溝手段1 1とで構成されてなる取付け機構により、前記自転車フレーム10の後ろ側の、 上方にシートポスト40が連結されている立パイプ100の1ケ所のみに取付け られている。言い代えれば、この実施例の自転車の自転車フレーム10の後ろ側 にキャリア20を取付けるための自転車のキャリア取付け機構があり、このキャ リア取付け機構は前記自転車フレーム10及びキャリア20それぞれに蟻がけ手 段を構成し、該蟻がけ手段を介して前記キャリア20を前記自転車フレームに着 脱可能に取付けることができるようにさせてなる。
【0010】 もっと詳しくいうと、前記蟻がけ手段は、ペアになって互いに蟻継ぐことがで きる蟻ほぞ手段210と蟻溝手段11とを有し、蟻ほぞ手段210は蟻面に蟻ほ ぞ211が上下延在しているもので、前記キャリア20の前側に前方へ延在して いる支持杆21の先端部に固着されており、蟻溝手段11は蟻面に蟻溝111が 上下形成されかつ前記蟻溝111の上端が開口して上端開口112となり、下端 が閉口して下端閉口部113となるもので、前記自転車フレームの後ろ側の立パ イプ100に固着されてなる。そして、前記蟻ほぞ手段210の蟻ほぞ211及 び蟻溝手段11それぞれに、蟻ほぞ211の下端部213を蟻溝111の上端開 口112から入れて下端閉口部113に当接したまで摺動させて両者を蟻継いだ 場合、互いに照準するネジ穴212,114が形成されている。
【0011】 上記構成によると、本考案のこの実施例は、キャリア20の前側から前方へ延 在している支持杆21の先端部に固着されている蟻ほぞ手段210の蟻ほぞ21 1の下端部213を、自転車フレーム10の後ろ側にある立パイプ100に固着 されている蟻溝手段11の蟻溝111の上端開口112から入れて下端閉口部1 13に当接したまで摺動させて両者を蟻継ぎ、蟻ほぞ211に形成されたネジ穴 212と蟻溝手段11に形成されたネジ穴114とを照準した後、ビス214を 前記ネジ穴212とネジ穴114とからなる通孔に入れて締付けることにより、 キャリア20を容易に自転車フレーム10に容易に取付けることができ、それに 反し、前記ビス113を外して前記蟻継ぎを解除することのみによってキャリア 20をも自転車フレーム10から容易に取り外すことができる。
【0012】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、自転車の一対の支持杆及び一対キャリ ア足のそれぞれと自転車フレームの後ろ側の立パイプ及び後輪のハブの軸芯との 間の4ケ所以上に代えて、1ケ所のみにおいて取付け機構によってキャリアを自 転車フレームの後ろ側に着脱可能に取付けたので、キャリアを自転車へ容易に着 装し、自転車から容易に外すことができる。
【図1】本考案の自転車における自転車フレームとキャ
リアとの間の取付け機構の実施例を示す分解斜視図であ
る。
リアとの間の取付け機構の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の取付け機構の結合状態時の
横断面図である。
横断面図である。
【図3】図1に示す実施例の取付け機構の結合状態時の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】従来のキャリアを有する自転車を示す部分斜視
図である。
図である。
10 自転車フレーム 11 蟻溝手段 20 キャリア 21 支持杆 40 シートポスト 100 立パイプ 111 蟻溝 112 上端開口 113 下端閉口部 114 ビス 210 蟻ほぞ手段 211 蟻ほぞ 212 ネジ穴 213 蟻ほぞ下端部
Claims (5)
- 【請求項1】自転車フレームの後部の1ケ所のみにキャ
リアを着脱可能に取付けるための取付け機構を備えた自
転車。 - 【請求項2】自転車フレームの後ろ側にキャリアを取付
けるための自転車のキャリア取付け機構であって、前記
自転車フレーム及びキャリアに蟻がけ手段を構成し、該
蟻がけ手段を介して前記キャリアを前記自転車フレーム
に着脱可能に取付けることができるようにさせてなるこ
とを特徴とする自転車のキャリア取付け機構。 - 【請求項3】前記蟻がけ手段は、ペアになって互いに蟻
継ぐことができる蟻ほぞ手段と蟻溝手段とを有し、蟻ほ
ぞ手段は蟻面に蟻ほぞが上下延在しているもので、前記
キャリアの先端部に固着されており、蟻溝手段は蟻面に
蟻溝が上下形成されかつ前記蟻溝の上端が開口し下端が
閉口したもので、前記自転車フレームの後ろ側に固着さ
れてなることを特徴とする請求項2記載の自転車のキャ
リア取付け機構。 - 【請求項4】前記蟻ほぞ手段及び蟻溝手段それぞれに、
蟻ほぞの下端部を蟻溝の上端開口から入れて下端閉口に
当接したまで摺動させて両者を蟻継いだ場合、互いに照
準するネジ穴が形成されていることを特徴とする請求項
3に記載の自転車のキャリア取付け機構。 - 【請求項5】前記蟻溝手段は、自転車フレームの後ろ側
となり、その上にシートポストが連結する立パイプに固
着され、蟻ほぞ手段はキャリアの前側に前方へ延在して
いる支持杆の先端部に固着されていることを特徴とする
請求項3に記載の自転車のキャリア取付け機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003083U JP3063687U (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 自転車及びそのキャリア取付け機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003083U JP3063687U (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 自転車及びそのキャリア取付け機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3063687U true JP3063687U (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=43197386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999003083U Expired - Lifetime JP3063687U (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 自転車及びそのキャリア取付け機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063687U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003072619A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Shimano Inc | 自転車用キャリア |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP1999003083U patent/JP3063687U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003072619A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Shimano Inc | 自転車用キャリア |
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