JP5100458B2 - 子供用三輪車の荷台 - Google Patents

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Description

本発明は、子供用三輪車の荷台に関する。
本発明に係る子供用三輪車の荷台に関連する従来の技術として、例えば、次の特許文献1がある。
特許第3676455号公報
特許文献1では、荷台を有する子供用の三輪車が開示されている。この三輪車は、保護者が三輪車を動かすための押手棒を備えてなるもので、子供が自分で漕いで三輪車を動かすことの他に、例えば、三輪車を漕ぐには早い子供を乗せるときには、押手棒を保護者が操作してベビーカーのように使用できるものである。すなわち、三輪車を漕げない程度の年齢や体格の子供から三輪車を漕げる程度の年齢や体格の子供まで成長に合わせて使用できる。
ところで、特許文献1に開示されている三輪車の荷台(特許文献1では籠10)は、例えば、遊び道具を積んだり、砂遊びの砂等を積んだりして遊ぶような、子供の三輪車遊びの一環として備えているものであり、子供が自分で三輪車を使って遊べるようになるまでは、遊びでの荷台の使用頻度は少ないものである。そのため、三輪車をベビーカーのように使用するときにおいて、保護者が買い物荷物等を積む荷台としても使用している。
しかしながら、荷台は、前記したように子供の遊びに使用されるものであって、買い物荷物等を積む荷台として適しているものではない。また、押手棒の握り部分に荷物を引っ掛ける場合があるが、この場合、後輪を支点として前輪が浮き上がり後方に倒れる危険性がある。そのため、三輪車をベビーカーのように使用するときに買い物荷物等を積むのに適した荷台又はこの荷台を備えた三輪車の開発が望まれている。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、三輪車をベビーカーのように使用するときに買い物荷物等を積むのに適した荷台とすることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る三輪車の荷台は、次の構成を少なくとも具備する。
すなわち、子供用の三輪車に備えられる荷台において、前記荷台は、荷物を載せる状態と収納状態とに切替え可能な構成を有し、荷台の底面を構成し、該底面の向きが荷物を載せる状態において上方向となると共に、収納状態において上方向と交差する方向となるように回動可能に支持された底板部と、荷台における荷物の出し入れ口を構成し、該出し入れ口の向きが荷物を載せる状態において前記底面と離間した状態で対面すると共に、収納状態において前記底面と近接した状態で対面するように回動可能に支持された枠部と、を備えていることを特徴とする。
又、前記枠部が、回動可能に支持される枠部材と、該枠部材に対して前記底板部又は枠部の回動方向に回動可能に支持された枠部材とを備えていることを特徴とする。
又、前記荷台の収納状態を保持及び保持解除する保持部を備えていることを特徴とする。
又、前記底板部と枠部が、三輪車に対して着脱可能に連結される支持枠に支持されていることを特徴とする。
又、折り畳み可能な素材からなるカバー部を備え、該カバー部には、カバー部の開口縁を前記枠部に対して掛脱可能に掛止する掛止部を備えていることを特徴とする。
前記カバー部の下部の外周と、前記底板部の底面とに亘って、該カバー部を底板部に対して着脱可能に連結する連結部を備えていることを特徴とする。
更に、本発明では、前記に記載の荷台を備えていることを特徴とする子供用三輪車としている。
以下、本発明に係る三輪車の荷台を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
尚、本形態では、三輪車Aの進行方向を前後方向とし、該前後方向に対して水平面内で直交する方向を左右方向とし、同じく前後方向に対して鉛直面内で直交する方向を上下方向とする。
本実施例の三輪車Aは、図1〜図4に示すようなものであり、すなわち、サドルBを備えたフレームCの前端に、グリップ部Dが夫々形成された左右2本の支持杆Eが左右回動可能に支持されている。該支持杆E下端には、ペダルFで回転する前輪Gが支持されている。フレームCの後端には、左右2本の後輪Hを回転可能に支持した車軸Iが支持されている。フレームCのサドルBの後方には、押手棒Jが立設されている。そして、前記車軸Iの上方に荷台1が装備され、フレームCのサドルBの下方には、フットレスト10が上下位置を調節可能にフレームCから垂設されている。又、図中、符号Kは、支持杆Eに取り付けられた前籠、符号Lは、三輪車に乗った子供の落下を防止する落下防止枠、符号Mは、背もたれである。
本実施例の荷台1は、折り畳んで収納できる状態(荷物を載せない状態)とする構成を有するものであり、フレームCと押手棒Jに対して着脱可能に連結される支持枠2と、該支持枠2に回動可能に支持された底板部3と、該底板部3の直上に位置し、支持枠2に回動可能に支持された枠部4と、底板部3と枠部4に対して着脱可能に取り付けられた布等からなるカバー部5とから構成されている。
尚、図2においては、支持枠2と底板部3と枠部4との関係を示すために、カバー部5を取り除いた状態の荷台1を図示している。又、図3,図5、図7、図9、図11についても同様にカバー部5を取り除いた状態の荷台1を図示している。
支持枠2は、前記押手棒Jの軸線とほぼ平行とする左右2本の縦管部21と、該縦管部21の上端で連続する横管部22と、縦管部21の下端で連続し、前記フレームCに対して連結するための固定管部23とが一体に折り曲げ形成された略門形状のものである。又、支持枠2は金属パイプ材等のある程度変形から元に戻る弾発性を有する材料から形成されており、縦管部21に対して左右方向の力を加えたときに、縦管部21と横管部22の折り曲げ部分が変形して弾発力が作用し、元の形状に戻るようになっている。
ここで、支持枠2の具体的な構成を説明すると、図2,図5,図7に示すように、縦管部21の下端付近の内側には、前記底板部3を軸支する支軸24が、軸線を左右方向に沿わせて互いに同軸線上で向かい合うように突設されている。又、縦管部21の上端付近には、前記枠部4を軸支すると共に、カバー部5を取り付けるための掛止杆44が、左右の縦管部21を貫通するように挿通されている。固定管部23は、その軸線が前記フレームCの軸線と平行に形成されており、フレームCに対して左右外側から沿わせた状態で、フレームCに対して着脱可能な構成により連結固定している。この固定管部23を連結固定する構成は、固定管部23の内側にフレームCに開孔された挿し込み孔C10に挿し込む挿し込み軸25が左右方向に同軸線となるように突設されている。又、挿し込み軸25の前方側にねじ孔26Aが開孔され、挿し込み孔の前方に、挿し込み軸25が挿し込み孔C10に挿し込まれたときに、前記ねじ孔26Aと同軸線上となるねじ孔26Bが開孔されており、これらねじ孔26A,26Bに対してボルト26Cを貫通させてノブナット26Dを螺合締め付けすることにより連結固定している。
符号27は、前記横管部22と押手棒Jとに亘って嵌脱可能に嵌合することで両者を連結する連結フックである。該連結フック27は、横管部22に圧入状に嵌合する嵌合凹部28を備えている。
前記構成の支持枠2によれば、前記連結フック27による上方での連結と、前記固定管部23による下方での連結により、荷台1の確実な取付け状態を保持できる。又、連結フック27の嵌合を解除すると共に、前記したようにノブナット26Dの螺合を解除してボルト26Cを抜き取り、更に、左右の縦管部21を外側方向に力を加えて縦管部21と横管部22の折り曲げ部分を変形させて、挿し込み軸25を挿し込み孔C10から抜き取ることにより、荷台1を支持枠2ごと三輪車Aから取り外すことができる。支持枠2の取り付けは、取り外し動作の逆動作を行えばよい。
底板部3は、平面長方形とする底面30の周囲に立ち上げ壁面31を立設した皿状のものであり、硬質の合成樹脂材を用いて成型され、荷物を載せる状態において底面30が上向き状態にある。底板部3の前方側の立ち上げ壁面31の外側には、前記支軸24に回動可能に軸支される左右2個の支持片32が一体的に前方へ突設されている。この支持片32には、支軸24が左右方向に貫通するように嵌合する嵌合凹部33が凹設されており、該嵌合凹部33に嵌合した支軸24の軸心を回動中心として底板部3が上下方向(図8〜図11において反時計方向及び時計方向)に回動する。
枠部4は、前記支軸25に上下方向(図10,図11において反時計方向及び時計方向)に回動可能に軸支される左右2個の支持アーム(枠部材)41と、該支持アーム41の後端に上下方向(図8,図9において反時計方向・時計方向)に回動可能に軸支される平面視コ字形状の支持杆(枠部材)42とから構成されている。枠部4の内周側が荷物を出し入れするための出し入れ口43であり、荷物を載せる状態において前記底面30と対面状態にある。(以下、削除)
支持アーム41は、前端側に前記掛止杆44で軸支される軸支板部45を有し、該軸支板部45が掛止杆44の軸心を回動中心として上下方向に回動する。又、軸支板部45と支軸25との間に、支持アーム41の回動に抵抗を与える抵抗手段46が設けられている。この抵抗手段46は、掛止杆44が貫通した状態で縦管部21にビス止め等で不動状に固定された固定板47と軸支板部45とに亘って設けられ、支持アーム41の回動により該回動周方向に嵌脱可能な凹凸嵌合構造のものである。又、軸支板部45に貫通する掛止杆44には、軸支板部45を固定板47側に付勢して、抵抗手段46の凹凸嵌合状態を保持する圧縮ばね46Aが嵌合され、掛止杆44の端部付近に嵌合されたEリング46Bにより抜け止めされている。又、符号45Aは、軸支板部45から突出した掛止杆44及び圧縮ばね46A、並びにEリング46Bを隠すためのキャップ45Aである。この抵抗手段46の凹凸嵌合により、支持アーム41の回動に抵抗を与え、この抵抗により荷物を載せる状態を保持している。又、この凹凸嵌合による回動抵抗に抗して支持アーム41を回動させて凹凸嵌合を解除することで、支持アーム41の荷物を載せる状態の保持を解除することができる。又、凹凸嵌合が解除される動作において、軸支板部45が固定板47から離間するとき、圧縮ばね46Aが収縮して軸支板部45を固定板47に接近する方向の付勢力が生じるので、支持アーム41の回動時には、必ず抵抗手段46が凹凸嵌合状態となる。
尚、前記抵抗手段46は、例示した凹凸嵌合構造の形態に限るものではなく、荷物を載せる状態を保持できる抵抗を与えられる形態であればよい。
又、支持アーム41の後端側には、支持杆42を軸支する軸支板部45Bが形成されている。又、軸支板部45Aと支持杆42の前端側とを連結し、支持杆42を軸支する支軸48が貫通されており、この支軸48の軸心を回動中心として支持杆42が上下方向に回動するようにしている。又、支軸48の下方には、支持杆42を支える支持面49が形成されている。この支持面49は、枠部4の荷物を載せる状態において、支持杆42を下から支えて下方への回動を阻止することにより、枠部4の荷物を載せる状態を保持している。図3において符号48Aは、支軸48の抜け止め用のEリング、符号48Bは支軸48及びEリングを隠すキャップである。
支持杆42は、支持アーム41に対して回動することで、荷台1の収納状態において枠部4が支持アーム41の後端で略半分に折り曲げられた状態となる。例えば、枠部4の前後長さが底板部3の長さよりも長い場合や、枠部4と底板部3との間の距離よりも長い場合にも、荷台1を良好な収納状態にすることができる(図8,図9参照)。
カバー部5は、布地や柔軟性を有する薄状の合成樹脂材を用いて、上下が開口された折り畳み可能な筒状に形成したものである。カバー部5は、上端縁を前記出し入れ口43に適合する大きさとすると共に、下端縁を前記底面部30に適合する大きさとし、且つ前記枠部4から底板部3に至る高さに形成され、該枠部4及び底板部3とで支持することにより、底板部3と合わせて籠状の荷台1を形成するものである(図1,図5,図6参照)。
カバー部5の上端縁には、前記支持杆42及び掛止杆44に巻き付け状に掛止する掛止部50が形成されている。この掛止部50と、支持杆42及び掛止杆44に対して巻き付けられた掛止部50と対面するカバー部5の内側とに亘って、互いに係脱する係合手段51が備えられている。この係合手段51は、係合により掛止部50の巻き付け状態を保持し、係合解除により掛止部50の巻き付け状態を解除するものである。すなわち、掛止部50を支持杆42及び掛止杆44に巻き付けて、この巻き付け状態を係合手段51の係合で保持することで、カバー部5が枠体4に取付けられ、係合手段の係合を解除し、掛止部50の巻き付けを解除することで、カバー部5を枠部4から取外すことができる。
又、カバー部5の前記掛止杆44側の周面と、底板部3の裏面34とに亘って、荷台1の収納状態を保持する保持部52が備えられている。本形態の保持部52は、カバー部5側に設けられたベルト53と、該ベルト53の先端と底板部3の裏面とに亘って設けられた係合手段54とから構成されている。この保持部52は、ベルト53を掛止杆44の上方を前方から後方へ通過させ、先端を底板部3の裏面34に沿わせた状態で係合手段54を係合させることにより、ベルト53が底板部3を支えるように下方への回動を阻止して収納状態を保持する。又、係合手段54の係合を解除することにより、底板部3の下方への回動が可能となる(図6,図8,図10参照)。
尚、前記係合手段51,54は、一方のものと他方のものとの連結状態を保持及び保持解除可能に係脱する手段であればよく、例えば、面ファスナやホックあるいはボタン等が挙げられる(図示せず)。又、前記保持部52は、例示したベルト53と係合手段54とからなる形態に限るものではなく、荷台1の収納状態を保持ができる形態であればよい。(以下、削除)
又、カバー部5の下端縁の外周と、前記立ち上げ壁面31の内側とに亘って、カバー部5を底板部3に対して着脱可能に連結する連結部55が備えられている。この連結部55は、カバー部5に周設された連結杆56と、立ち上げ壁面31の周囲に複数形成された連結凹部57とから構成されている。連結杆56は、連結凹部57に対して掛脱可能に掛合するものであり、掛合させることでカバー部5の底板部3に対する連結状態を保持し、掛合を解除することでカバー部5の底板部3に対する連結状態が解除されて、カバー部5を底板部3から取り外すことができる(図2〜図7参照)。
以下、図6〜図11に基づいて、前記構成の荷台1の荷物を載せる状態から荷台1を収納する状態に至らせる動作手順の一例を説明するが、例示する動作手順以外の手順で行ってもよい。
本実施例の荷台1は、荷物を載せる状態では、図6及び図7に示すように、底板部3は、底面30が水平状態(上向き状態)にあり、この状態は、底板部3の裏面34を前記車軸Iが支えることにより、下方(時計方向)への回動を阻止することで保持される。このとき、枠部4は、出し入れ口43が底面30と対面している。
先ず、図10及び図11に示すように、支持杆42を上方(反時計方向)に回動させて枠部4を折り曲げながら支持アーム41を下方(時計方向)へ回動させる。このとき、枠部4を、支持アーム41の軸線が縦管部21の軸線に沿い、支持杆42の後端が底面30に向かうようになるまで折り曲げておくとよい。又、カバー部5は、枠部4の回動と折り曲げに追従して折り畳まれる。
次に、図8及び図9に示すように、底板部3を上方(反時計方向)に回動させる。このとき、底面30が前記支持杆42の後端に接触して、該支持杆42に対して上方に押し上げる力を加えることになる。すなわち、底板部3の上方への回動に伴って、支持杆42が上方に回動して枠部4が更に折れ曲がり、底板部3の底面30が縦管部21と対面する(前方を向く)まで回動させることで、荷台1は、底板部3の底面30と枠部4の出し入れ口43とが、前方を向いた状態で対面して重なり合うように折り畳まれた状態になる。この状態におけるカバー部5も、底板部3の回動に追従して折り畳まれる。そして、この収納状態を前記保持部52で保持することにより、荷台1を収納状態にすることができる。
前記荷台1の収納状態から荷物を載せる状態にするには、前記収納状態とする手順の逆の手順で行なうことができる。
本実施例の荷台1を備えた三輪車Aによれば、荷物を載せる状態と収納状態とに切替えることができるため、三輪車Aをベビーカーのように使用するときにおいて、荷物がなければ荷台1を収納状態とし、買い物等の荷物を載せるときのみ荷物を載せる状態にすることができる。又、荷台1が、三輪車Aに対して着脱可能な支持枠2に底板部3、枠部4、カバー部5を支持して構成したものであるので、支持枠2の着脱により荷台1全体の着脱を行うことができる。又、カバー部5のみを取外すこともできる。すなわち、三輪車Aの使用形態により、荷台1の状態を、荷物を載せる状態と収納状態とに切替えたり、荷台1を外したりでき、しかも、これらのことを容易に行うことができる。更に、カバー部5が破損したときの交換も簡単に行なえ、カバー部5を取り外して洗うときも便利である。
尚、実施例では、荷台1を三輪車Aの後部に備えた形態で例示しているが、本発明では、荷台1を三輪車Aの前部に備えた形態にしてもよい。又、実施例では、底板部3と枠部4の回動方向が三輪車Aの前後方向とした形態を例示しているが、本発明では、底板部3と枠部4の回動方向を三輪車Aの左右方向とした形態にしてもよい。
次に、前記フットレスト10を説明すると、該フットレスト10は、三輪車Aをベビーカーのように使用するときに、サドルBに座らせた子供の足を載せておくものであり、子供の足を載せておくことにより、足をぶらつかせることなく座らせることができるので、子供を安定させて、しかも楽な姿勢で座らせることができるものである。
フットレスト10は、一体形成された左右の足載せ部6を備えており、三輪車Aの前後2箇所に設定された高さ位置調整部7,8により、フレームCに対して足載せ部6の高さ位置を調節可能に垂設されている(図1〜図2,図4,図12〜図15参照)。
前側の高さ位置調整部(以下「前側調整部」という)7は、サドルBの前方のフレームCに掛脱可能に垂設された支持部(以下「支持板」という)71と、足載せ部6の中央前方に突設され、該支持板71と連結される連結部(以下「連結板」という)72と、これら支持板71と連結板72とを、足載せ部6の高さ位置を選択して連結固定する連結固定部(符号削除)とを備えてなる。
支持板71は、薄板を正面視U字型に形成したものであり、フレームCに対してその上方から引っ掛けるように掛合されている。
前記連結固定部(符号削除)は、前記支持板71と連結板72を貫通する連結杆(以下「ボルト」という)73と、貫通したボルト73に螺合される螺合体(以下「ナット」という)74と、前記支持板71の左右平面部の上下2箇所に開孔された貫通孔75,76と、連結板72に開孔された貫通孔77とを備えてなる。貫通孔(以下「上孔」という)75及び貫通孔(以下「下孔」という)76は、連結板72の連結位置であり、すなわち、貫通孔77が上孔75又は下孔76のいずれかと同軸で対面した状態で、ボルト73を貫通すると共に、該ボルト73にナット74を螺合締め付けすることによって、支持板71に対して連結板72が連結される。ナット74は、その側面に手で螺合動作できるように凹凸を備えたものである。
前記前側調節部7によれば、貫通孔77を上孔75に対面させて連結すれば(図12,図15参照)、足載せ部6の位置を上側に設定することができ、貫通孔77を下孔76に対面させて連結すれば(図13,図14参照)、足載せ部6の位置を下側に設定することができる。又、ボルト73を抜き取ることにより、支持板71と連結板72との連結状態を解除することができる。
後側の高さ位置調整部(以下「後側調整部」という)8は、サドルBの下方のフレームCに着脱可能に垂設され、左右の足載せ部6の間に形成された空間部61を貫通する支持部(以下「パイプ部」という)81と、左右の足載せ部6の底面62を下方から支える支承杆82と、該支承杆82の中央部に突設され、パイプ部81にスライド可能に挿入される連結部(以下「スライドパイプ部」という)83と、これらパイプ部81とスライドパイプ部83とを、足載せ部6の高さ位置を選択して連結固定する連結固定部(符号削除)とを備えてなる。
パイプ部81は、サドルBに突設され、フレームCを貫通するボルトB1が抜き挿し可能に貫通される固定板810に突設されており、該固定板810にボルトB1を貫通させて、該ボルトB1にナットB2を螺合することにより、パイプ部81がフレームCに取り付けられる。
連結固定部(符号削除)は、前記パイプ部81とスライドパイプ部83を貫通する貫通杆(以下「ボルト」という)84と、貫通したボルト84に螺合される螺合体(以下「ナット」という)85と、前記スライドパイプ部83の上下2箇所に開孔された貫通孔86,87と、パイプ部81に開孔された貫通孔88とを備えてなる。貫通孔(以下「上孔」という)86及び貫通孔(以下「下孔」という)87は、該スライドパイプ部83の連結位置であり、すなわち、貫通孔88が上孔86又は下孔87のいずれかと同軸で対面した状態で、ボルト84を貫通すると共に、該ボルト84にナット85を螺合締め付けすることによって、スライドパイプ部83がパイプ部81に対して連結される。ナット85は、その側面に手で螺合動作できるように凹凸を備えたものである。
前記後側調節部8によれば、スライドパイプ部83をパイプ部81に対して上方にスライドさせ、貫通孔88を下孔87に対面させて連結すれば(図12及び図13参照)、足載せ部6の位置を上側に設定することができ、スライドパイプ部83をパイプ部81に対して下方にスライドさせ、貫通孔88を上孔86に対面させて連結すれば(図14及び図15参照)、足載せ部6の位置を下側に設定することができる。又、ボルト84を抜き取ることにより、パイプ部81に対してスライドパイプ部83を抜き取り可能状態にできる。又、ボルトB1に対してナットB2を外すことにより、パイプ部81をフレームCから取外すことができる(図示せず)。
すなわち、前記前側調整部7及び後側調整部8によれば、子供の体格(脚の長さ)に応じてフットレスト10の足載せ部6の高さ位置を調節することができる。したがって、小さな子供から大きな子供まで、又、成長に合わせて、フットレスト10の足載せ部6の高さ位置を調節することにより、子供の体格にかかわらず、子供を安定させて、しかも楽な姿勢で座らせることができる。又、前側調整部7及び後側調整部8におけるボルト73,84を抜き取ることにより、フットレスト10を三輪車Aから取り外すことができる。更に、例示した三輪車と基本的に共通するフレームやサドルを取り付ける構造の三輪車であれば、例示したフットレスト10を他の三輪車に取り付けることもできる。
尚、実施例では、前記前側調整部7及び後側調整部8は、上下2段階で調節する形態としたものであるが、本発明では、例示した2段階調節に限るものではなく、2段階以上又は無段階に調整可能とする形態でもよい(図示せず)。又、実施例では、前側調整部7及び後側調整部8の2箇所の高さ位置調整部でフットレスト10の高さ調整を行う形態としたものであるが、本発明では、フットレスト10の高さ調整が可能で、且つ確実な保持が可能なものであれば、一箇所でもよいし、三箇所以上でもよい(図示せず)。
本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
本発明に係る荷台を備えた三輪車の斜視図。 図1において荷台を取外した状態の斜視図。 図1の平面図でカバー部を取り除いた状態を示す。 図3の(4)-(4)線断面図でカバー部を取り付けた状態を示す。 荷台を含む三輪車の後部側の分解斜視図。 図4の荷台側拡大図。 図6においてカバー部を取り除いた状態を示す。 図6において荷台の収納状態を示す。 図8においてカバー部を取り除いた状態を示す。 図6において荷台の収納動作途中を示す。 図10においてカバー部を取り除いた状態を示す。 (a)は図4のフットレスト側拡大図、(b)は高さ位置調整部のスライド可能状態を示す拡大図。 図12の(13)-(13)線断面図 (a)は図12においてフットレストを下方に下げた状態を示し、(b)は高さ位置調整部のスライド可能状態を示す拡大図。 図14の(15)-(15)線断面図。
符号の説明
A:三輪車
J:押手棒
1:荷台
10:フットレスト
2:支持枠
3:底板部
4:枠部
5:カバー部
21:縦管部
22:横管部
23固定管部
24:支軸
25:挿し込み軸
26A:ねじ孔
26B:ねじ孔
26C:ボルト
26D:ノブナット
C10:挿し込み孔
30:底面
32:支持片
33:嵌合凹部
41:支持アーム(枠部材)
42:支持杆(枠部材)
43:出し入れ口
44:掛止杆
45:軸支板部
47:固定板
48:支軸
50:掛止部
51:係合手段
52:保持部
55:連結部

Claims (7)

  1. 子供用の三輪車に備えられる荷台において、
    前記荷台は、荷物を載せる状態と収納状態とに切替え可能な構成を有し、
    荷台の底面を構成し、該底面の向きが荷物を載せる状態において上方向となると共に、収納状態において上方向と交差する方向となるように回動可能に支持された底板部と、
    荷台における荷物の出し入れ口を構成し、該出し入れ口の向きが荷物を載せる状態において前記底面と離間した状態で対面すると共に、収納状態において前記底面と近接した状態で対面するように回動可能に支持された枠部と、
    を備えていることを特徴とする荷台。
  2. 前記枠部が、回動可能に支持される枠部材と、該枠部材に対して前記底板部又は枠部の回動方向に回動可能に支持された枠部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の三輪車の荷台。
  3. 前記荷台の収納状態を保持及び保持解除する保持部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の三輪車の荷台。
  4. 前記底板部と枠部が、三輪車に対して着脱可能に連結される支持枠に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の三輪車の荷台。
  5. 折り畳み可能な素材からなるカバー部を備え、該カバー部には、カバー部の開口縁を前記枠部に対して掛脱可能に掛止する掛止部を備えていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の三輪車の荷台。
  6. 前記カバー部の下部の外周と、前記底板部の底面とに亘って、該カバー部を底板部に対して着脱可能に連結する連結部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の三輪車の荷台。
  7. 請求項1乃至6いずれか1項に記載の荷台を備えていることを特徴とする子供用三輪車。
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