JP6359358B2 - 載置物載置機構、およびそれを備える手押し車 - Google Patents

載置物載置機構、およびそれを備える手押し車 Download PDF

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Description

本発明は、買物カゴに代表される載置物を載置するための機構およびそれを備える手押
し車に関する。
従前より、高齢者や通常の歩行が困難な方々の歩行を補助するとともに、買い物の際に
荷物を積むことのできる手押し車が知られている。そのような手押し車の中には、物品収
納部と、当該物品収納部の上部開口を開閉する蓋を兼ねる座面とを有するものがある。例
えば、特許文献1には、このような物品収納部と、蓋を兼ねる座面とを有する手押し車が
開示されている。特許文献1に開示された手押し車には、係止部を有する買物カゴ係止部
材が座部上面から出没自在に取り付けられており、当該買物カゴ係止部材を手押し車の前
方に回動させることができるようになっている。
これにより、座面の上面に買物カゴを載せたとき、買物カゴ係止部によって当該買物カ
ゴが前方にすべり落ちるのを防止することができる。
特開2004−230968号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手押し車のように、座部の上面に買物カゴを載
せて使用すると、買物カゴの底面と座部の上面とが擦れ合って当該座部の上面が傷ついた
り、汚れたりして見栄えが悪くなるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、買物カゴに
代表される載置物を載置してもユーザが着座する座部の上面が傷ついたり、汚れたりしに
くく、長期間使用しても見栄えが悪くなりにくい載置物載置機構およびそれを備える手押
し車を提供することにある。
この発明のある局面に従うと、座部と、メインフレームと、一端部がメインフレームに対して起倒自在に取り付けられた背もたれ部材とを有しており、背もたれ部材は、一方の面に形成された背もたれ面と、一方の面とは反対側の面に形成された載置物載置面とを有しており、背もたれ部材を起こした状態で背もたれ面が使用可能となり、座部側に背もたれ部材を倒した状態で載置物載置面が使用可能となり、背もたれ部材は、第1フレームと、第2フレームとを有しており、第1フレームは、その一端部がメインフレームに対して回動可能に取り付けられており、第2フレームは、第1フレームの他端部に対して摺動自在に取り付けられている載置物載置機構が提供される。
好ましくは、背もたれ部材は、ヒンジ部材を介してメインフレームに取り付けられる。
ヒンジ部材は、一端部が背もたれ部材に対して回動可能に取り付けられ、他端部がメイン
フレームに対して回動可能に取り付けられている。
好ましくは、背もたれ部材には、載置物載置面に載置した載置物の一部に当接する載置
物係止部が突設される。
好ましくは、載置物係止部は、載置物載置面に平行な仮想面上を回転可能に取り付けら
れる。
好ましくは、載置物係止部は、背もたれ部材の先端部に近接離間可能に取り付けられる
好ましくは、載置物係止部は、背もたれ部材が起倒する方向に回動可能に取り付けられ
る。
好ましくは、背もたれ部材には、載置物載置面に載置した載置物の他部に当接する載置
物横係止部が突設される。
好ましくは、載置物横係止部は、載置物載置面に平行な仮想面上を回転可能に取り付け
られる。
好ましくは、載置物横係止部は、背もたれ部材の側端部に近接離間可能に取り付けられ
る。
好ましくは、載置物横係止部は、背もたれ部材が起倒する方向と交差する方向に回動可
能に取り付けられる。
この発明の別の態様に従うと、上記の載置物載置機構を備える手押し車が提供される。
以上のように、この発明によれば、背もたれ部材に、買物カゴに代表される載置物を載
置しない場合にユーザが使用する背もたれ面と、これとは別に載置物を載置する載置物載
置面が設けられており、当該載置物載置面に載置物を載置するようになっている。このた
め、載置物を載置しても不所望に座部の上面が傷ついたり、汚れたりしにくく、長期間使
用しても見栄えが悪くなりにくい載置物載置機構およびそれを備える手押し車が提供され
る。
第1の実施の形態にかかる手押し車100を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180を倒した状態を示す斜視図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100を示す斜視図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180を起こした状態を示す側面図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180を座部160に向けて少し倒した状態を示す側面図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180を座部160に向けてさらに倒した状態を示す側面図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180を座部160に向けて倒し終わった状態を示す側面図である。 第2の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180の載置物載置面201に載置物Gを載置した状態を示す側面図である。 第3の実施の形態にかかる手押し車100を示す斜視図である。 第3の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材180の先端部を縦フレーム131L,131Rから離間する方向に移動させた状態を示す斜視図である。 縮めた状態の背もたれフレーム181を示す斜視図である。 伸ばした状態の背もたれフレーム181を示す斜視図である。 載置物係止部188を背もたれフレーム181の一端部304L,304R側に回転させた状態の背もたれ部材18を示す斜視図である。 載置物係止部188を背もたれフレーム181の一端部304L,304R側から離間した方向に回転させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物係止部188を背もたれフレーム181に対して最も近づけた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物係止部188を背もたれフレーム181から離間させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物係止部材400を載置物載置面201側に回動させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物係止部188が背もたれフレーム181の一端部304L,304Rから離間するように、載置物係止部材400を、背もたれ部材180が起倒する方向に回動させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部材520L,520Rを背もたれフレーム181の一端部304L,304R側に回転させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部材520L,520Rが背もたれフレーム181の横方向へ突出するように回転させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部500L,500Rを背もたれフレーム181に対して最も近づけた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部500L,500Rを背もたれフレーム181から横方向へ離間させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部材520L,520Rを載置物載置面201側に回動させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。 載置物横係止部500L,500Rが背もたれフレーム181の両側端から横方向へ離間するように、載置物横係止部材520L,520Rを、背もたれ部材180が起倒する方向と交差する方向に回動させた状態の背もたれ部材180を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同
一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがっ
て、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態の全体構成>
まずは、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかる手押し車100の全体構成
について説明する。なお、図1は、第1の実施の形態にかかる手押し車100を示す斜視
図である。図2は、第1の実施の形態にかかる手押し車100における、背もたれ部材1
80を倒した状態を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる手押し車100は、主に、一対の前側フレーム111L,111
Rと、一対の前側車輪112L,112Rと、一対の後側フレーム113L,113Rと
、一対の後側車輪114L,114Rと、一対の中央連結部材116L,116Rと、一
対のリンク部材117L,117Rと、座部取付フレーム118と、縦フレーム131L
,131Rと、座部160と、一対の背もたれ連結ブラケット165L,165Rと、背
もたれ部材180と、ハンドル120とを備えている。
まず、前側フレーム111L,111Rのそれぞれの上端部は中央連結部材116L,
116Rに回動可能に軸着されている。中央連結部材116L,116Rのそれぞれは、
座部取付フレーム118の左部と右部にそれぞれ取り付けられている。座部取付フレーム
118の後端部は縦フレーム131L,131Rの上下方向中央のやや下寄りに回動可能
に軸着されている。
後側フレーム113L,113Rのそれぞれは中央連結部材116L,116Rに挿通
されて固定されている。中央連結部材116L,116Rの上端部には、後述するように
背もたれ部材180を倒して載置物Gを載置したときに載置物Gの底面を支持する、支持
部141L,141Rが形成されている。後側フレーム113L,113Rのそれぞれの
下部は、縦フレーム131L,131Rの下端部に回動可能に軸着されている。
前側フレーム111L,111Rのそれぞれの下端には前側車輪112L,112Rが
回転可能に取り付けられている。また、これら前側車輪112L,112Rは、それぞれ
前側フレーム111L,111Rに対して左右方向に回動(首振り)自在に取り付けられ
ている。これによって、ユーザは、行きたい方向に手押し車100を進めることができる
ようになっている。本実施の形態の手押し車100に用いられている前側車輪112L,
112Rのそれぞれは、回動規制スライド115L,115Rを有している。ユーザは、
この回動規制スライド115L,115Rそれぞれの上下方向の位置を変えることにより
、前側フレーム111L,111Rに対する前側車輪112L,112Rの左右方向への
回動を許可したり規制したりすることができる。もちろん、左右方向への回動機構を持た
ない前側車輪112L,112Rを採用することもできる。
後側フレーム113L,113Rのそれぞれの下端には後側車輪114L,114Rが
取り付けられている。
一対の縦フレーム131L,131Rのそれぞれは、後側フレーム113L,113R
の下部に軸着されている。縦フレーム131L,131Rには、ハンドルフレーム121
の下部が、挿入量を調節可能に、挿入されている。また、一対の縦フレーム131L,1
31Rの間には、高さ調整部材132が架設されている。
ハンドルフレーム121は、平面視において略逆U字状に形成されている。ハンドルフ
レーム121の前方にはブレーキバー123が上下方向に回動可能に取り付けられている
。ユーザが、ブレーキバー123を操作すると、図示しないワイヤーを介して、後側車輪
114L,114Rに制動力を付勢できるようになっている。
リンク部材117L,117Rの各々は、側面視略L字型の短冊状部材である。リンク
部材117L,117Rのそれぞれは、その一端が前側フレーム111L,111Rの上
下中央部に軸着されているとともに、その他端が縦フレーム131L,131Rの下部に
軸着されている。本実施の形態においては、前側フレーム111L,111Rのそれぞれ
が縦フレーム131L,131Rから遠ざけられているとき、すなわち手押し車100が
使用状態にあるとき、リンク部材117L,117Rが略水平に維持される。そして、前
側フレーム111L,111Rのそれぞれが縦フレーム131L,131Rに近づけられ
るとき、すなわち手押し車100が折り畳まれるとき、本実施の形態においては、リンク
部材117L,117Rが下端部を軸にして後上方に回動する。
座部160は、必要に応じて設けられるウレタン等のクッション性のある素材を化粧生
地で覆った座部カバー260と、当該座部カバー260内に収容され、座部160の骨組
みとなる座部フレーム262とで構成されている。座部フレーム262は、その後端が座
部取付フレーム118に軸着されている。座部160は、座部取付フレーム118から吊
下げられたバッグ159の蓋を兼ねており、ユーザは、座部フレーム262を後上方に回
動させることによって、バッグ159の上開口を開放することができる。逆に、ユーザは
、座面を使用して腰掛ける際は、座部フレーム262を倒して座部160の上に座ること
になる。
座部取付フレーム118は、その後端が、縦フレーム131L,131Rに軸着されて
いる。座部取付フレーム118の後部には、背もたれ連結ブラケット165L,165R
が取り付けられている。座部取付フレーム118の前後方向の略中央部の左側面と右側面
とには、中央連結部材116L,116Rが軸着されている。そして、後述する解除状態
において、ユーザが、座部取付フレーム118の前部を持ち上げて後上方に回動させると
、座部取付フレーム118と前側フレーム111L,111Rと後側フレーム113L,
113Rとが縦フレーム131L,131Rに近づき、手押し車100が前後方向にコン
パクトに折り畳まれる。
なお、上述したもの以外にも、一対の前側フレーム111L,111R間には補強用フ
レーム119Aが取り付けられてもよいし、一対の後側フレーム113L,113R間に
補強用フレーム119Bが取り付けられてもよい。
<載置物載置機構101>
次に、第1の実施の形態に係る手押し車100における載置物載置機構101について
説明する。載置物載置機構101は、大略、座部160と、座部取付フレーム118と、
背もたれ部材180と、背もたれ連結ブラケット165L,165Rと、必要に応じて設
けられる載置物係止部188を備えている。
背もたれ部材180は、背もたれフレーム181と、背もたれカバー182とを備えて
いる。背もたれフレーム181は、丸パイプ等を用いて略U字状に形成された部材であり
、各一端部がそれぞれ背もたれ連結ブラケット165L,165Rに対して回動可能に取
り付けられている。つまり、背もたれフレーム181は、座部取付フレーム118に対し
て起倒自在に取り付けられている。
背もたれカバー182は、背もたれフレーム181の先端部を挿入可能なように袋状に
形成されたものや、背もたれフレーム181における一方の面のみを覆うように形成され
たものであってもよい。
背もたれ部材180における一方の面は背もたれ面200として使用される。具体的に
説明すると、背もたれ面200は、背もたれ部材180を座部取付フレーム118に対し
て起こしたときに、座部160に向かう面のことをいう。つまり、背もたれ部材180を
起こした状態で、ユーザが座部160に腰掛けたとき、ユーザの背中が背もたれ部材18
0の背もたれ面200に当接する。
逆に、背もたれ部材180における背もたれ面200とは反対側の面は、載置物載置面
201として使用される。具体的に説明すると、載置物載置面201は、背もたれ部材1
80を座部取付フレーム118に対して倒したとき(換言すれば、背もたれ面200が座
部160に近接するように倒したとき)に、略上方に向かう面であり、このように背もた
れ部材180を倒した状態で、買物カゴ等の載置物Gを載置物載置面201に載置できる
なお、第1の実施の形態では、背もたれ連結ブラケット165L,165Rは、座部取
付フレーム118に取り付けられており、上述のように、背もたれ部材180は、当該座
部取付フレーム118に対して起倒自在に取り付けられているが、背もたれ部材180の
取り付け位置はこれに限定されるものではなく、第1の実施の形態で言えば、例えば、縦
フレーム131L,131Rや、前側フレーム111L,111R、さらには、後側フレ
ーム113L,113Rに取り付けてもよい。背もたれ部材180が起倒自在に取り付け
られるフレームのことを「メインフレーム」という(つまり、第1の実施の形態では、座
部取付フレーム118がメインフレームである。)。また、背もたれ連結ブラケット16
5L,165Rには、背もたれフレーム181の端部が嵌め込まれる凹所166L,16
6Rがそれぞれ形成されている。当該凹所166L,166Rは、背もたれフレーム18
1の外径よりもやや小さく形成されている。このため、背もたれフレーム181を凹所1
66L,166Rに嵌め込んだ状態で多少の振動が加えられたとしても、背もたれフレー
ム181が不所望に凹所166L,166Rから外れ難くなっている。背もたれ連結ブラ
ケット165L,165Rの形状は当該実施の形態に限定されるものではなく、背もたれ
部材180をメインフレームに対して起倒可能に取り付けられるものであれば、他の態様
を採ることができる。
載置物係止部188は、載置物載置面201の先端部(座部取付フレーム118に取り
付けられた背もたれ部材180の端部から当該背もたれ部材180が延びる方向に最も離
間する端部)から載置物載置面201に対して突設されている。載置物係止部188は、
背もたれ部材180の載置物載置面201に載置物Gを載置したとき、当該載置物Gの一
部(例えば、載置物Gの底面に近い側面)に当接して、載置物Gが背もたれ部材180が
延びる方向に不所望に移動し難くするためのものである。したがって、このような目的を
達成できるのであれば、載置物係止部188が載置物載置面201に対して突出する角度
は特に限定されるものではない。また、第1の実施の形態では、載置物係止部188は、
背もたれフレーム181の先端側に取り付けられているが、載置物Gが背もたれ部材18
0が延びる方向(本実施例では、手押し車100の進行方向。)に不所望に移動し難くで
きるのであれば、載置物係止部188を何処に取り付けるかについても当該実施の形態に
限定されるものではない。
<第1の実施の形態にかかる載置物載置機構101の特徴>
第1の実施の形態にかかる載置物載置機構101によれば、背もたれ部材180に、買
物カゴに代表される載置物Gを載置しない場合にユーザが使用する背もたれ面200と、
これとは別に載置物Gを載置する載置物載置面201が設けられており、当該載置物載置
面201に載置物を載置するようになっている。このため、載置物Gを載置しても不所望
に座部160の上面が傷ついたり、汚れたりしにくく、長期間使用しても見栄えが悪くな
りにくい。
<第2の実施の形態>
次に、図3から図8を参照して、第2の実施の形態にかかる手押し車100について説
明する。なお、図3は、第2の実施の形態にかかる手押し車100を示す斜視図である。
図4は、第2の実施の形態にかかる手押し車100における背もたれ部材180を起こし
た状態を示す側面図である。図5は、第2の実施の形態にかかる手押し車100における
背もたれ部材180を座部160に向けて少し倒した状態を示す側面図である。図6は、
第2の実施の形態にかかる手押し車100における背もたれ部材180を座部160に向
けてさらに倒した状態を示す側面図である。図7は、第2の実施の形態にかかる手押し車
100における背もたれ部材180を座部160に向けて倒し終わった状態を示す側面図
である。図8は、第2の実施の形態にかかる手押し車100における背もたれ部材180
の載置物載置面201に載置物Gを載置した状態を示す側面図である。
第2の実施の形態にかかる手押し車100は、第1の実施の形態にかかる手押し車10
0と比べて、主として載置物載置機構101の構成が相違している。そこで、以下では、
第2の実施の形態にかかる手押し車100における載置物載置機構101について主に説
明する。なお、載置物載置機構101以外の相違点として、第2の実施の形態にかかる手
押し車100では、後側フレーム113L,113Rが中央連結部材116L,116R
を貫通してさらに前側上方に延びており、当該後側フレーム113L,113Rの上端に
は、ユーザが座部160に腰掛ける際に握ることのできるグリップ257L,257Rが
取り付けられている。
<載置物載置機構101>
第2の実施の形態にかかる載置物載置機構101は、大略、座部取付フレーム118と
、背もたれ部材180と、ヒンジ250と、必要に応じて設けられる回動規制ブラケット
251L,251Rおよび載置物係止部188を備えている。
ヒンジ250は、それぞれ略短冊状に形成された一対のヒンジ部材253L,253R
と、必要に応じて設けられる、両ヒンジ部材253L,253Rの間に架設されたヒンジ
部材連結材254とを備えている。なお、本実施の形態では、一対のヒンジ部材253L
,253Rを使用しているが、いずれか一方のヒンジ部材253L,253Rのみでヒン
ジ250を構成してもよい。
各ヒンジ部材253L,253Rは、その一端部が背もたれ部材180における背もた
れフレーム181の端部に対して回動可能に取り付けられており、また、他端部が座部取
付フレーム118に対して回動可能に取り付けられている。なお、各ヒンジ部材253L
,253Rの他端部を座部取付フレーム118以外の部材(縦フレーム131L,131
Rや、前側フレーム111L,111R、さらには、後側フレーム113L,113R等
)に取り付けてもよい。また、ヒンジ部材253L,253Rの他方端が回動可能に取り
付けられるフレームのことを「メインフレーム」という。
回動規制ブラケット251L,251Rは、その下端部が各ヒンジ部材253L,25
3Rが取り付けられている位置よりも縦フレーム131L,131R寄りの座部取付フレ
ーム118に取り付けられた部材である。回動規制ブラケット251L,251Rは、ヒ
ンジ部材253L,253Rに向かう側に背もたれフレーム181の他端を受け入れる受
け凹所255L,255Rを有しており、また、受け凹所255L,255Rの上部には
、背もたれフレーム181の他端部が嵌め込まれるフレーム嵌入凹所256L,256R
を有している。また、受け凹所255L,255Rは、背もたれフレーム181の外径よ
りもやや小さく形成されている。
このような載置物載置機構101を用いて、起き上がった状態の背もたれ部材180を
倒していく際の載置物載置機構101の動きについて説明する。図4に示すように、背も
たれ部材180が起き上がった状態において、背もたれフレーム181の他端は、回動規
制ブラケット251L,251Rの受け凹所255L,255Rに入っており、背もたれ
フレーム181の他端部は、フレーム嵌入凹所256L,256Rに嵌め込まれている。
これにより、ユーザが手押し車100を使用することによって手押し車100が振動する
ような場合であっても、背もたれ部材180が不所望に倒れてこない。
図4に示す状態から、背もたれフレーム181の他端部(ヒンジ部材253L,253
Rの一方端)を中心にして背もたれ部材180を座部160の側に倒していく。すると、
図5に示すように、背もたれフレーム181の他端部が回動規制ブラケット251L,2
51Rのフレーム嵌入凹所256L,256Rが外れた状態になる。
図5に示す状態から、背もたれ部材180を回動規制ブラケット251L,251Rか
ら離間する方向に移動させる。すると、図6に示すように、ヒンジ部材253L,253
Rがそれぞれの他端部を中心にして回動し、背もたれフレーム181の他端が回動規制ブ
ラケット251L,251Rの受け凹所255L,255Rから離脱する。
図6に示す状態から、背もたれ部材180をさらに回動規制ブラケット251L,25
1Rから離間する方向に移動させると、最終的に図7に示すように、背もたれ部材180
の背もたれ面200が座部160に当接し、背もたれ面200と反対側の載置物載置面2
01が上方を向く。これにより、図8に示すように、載置物Gを載置物載置面201に載
置できるようになる。なお、本実施例では、回動規制ブラケット251L,251Rの上
端に載置物Gの底が載るようになっており、当該回動規制ブラケット251L,251R
は、載置物Gの支持部材としての役割も果たしている。
<第2の実施の形態にかかる載置物載置機構101の特徴>
第2の実施の形態にかかる載置物載置機構101によれば、第1の実施の形態にかかる
載置物載置機構101の特徴に加えて、ヒンジ部材253L,253Rを用いることで、
起こした状態における背もたれ部材180の高さを大きく変えることなく、背もたれ部材
180を倒したときに背もたれ部材180の先端を縦フレーム131L,131Rからよ
り遠くまで移動させることができる。これにより、水平方向により長い形状の載置物Gを
載置できるようになる。
<第3の実施の形態>
次に、図9から図12を参照して、第3の実施の形態にかかる手押し車100について
説明する。なお、図9は、第3の実施の形態にかかる手押し車100の斜視図である。図
10は、図9に示す状態から、背もたれ部材180の先端部を縦フレーム131L,13
1Rから離間する方向に移動させた状態を示す斜視図である。図11は、縮めた状態の背
もたれフレーム181を示す斜視図である。図12は、伸ばした状態の背もたれフレーム
181を示す斜視図である。
第3の実施の形態にかかる手押し車100は、第1の実施の形態にかかる手押し車10
0と比べて、背もたれフレーム181の構造が相違している。そこで、以下では、第3の
実施の形態にかかる手押し車100における背もたれフレーム181について主に説明す
る。
図11および図12に示すように、背もたれフレーム181は、第1フレーム301と
、第2フレーム302と、必要に応じて設けられる付勢部材303および載置物係止部1
88とを備えている。
第1フレーム301は、一対の丸パイプ状の第1フレーム本体310L,310Rと、
両第1フレーム本体310L,310Rの略中間部同士を連結するサブフレーム307と
を備えている。なお、第1フレーム本体310L,310Rの一端部304L,304R
には、背もたれ連結ブラケット165L,165Rに対して第1フレーム301を回動可
能に連結するための連結孔311L,311Rが設けられている。
第2フレーム302は、丸パイプを略U字状に曲げたような形状を有しており、両端3
06L,306Rに各第1フレーム本体310L,310Rの他端が挿入されている。こ
れにより、第2フレーム302が第1フレーム301に対して摺動自在に取り付けられて
おり、背もたれフレーム181の長さが伸縮可能になっている。なお、第1フレーム本体
310L,310Rの内径を第2フレーム302の両端306L,306Rの外径よりも
小さく設定し、第2フレーム302の両端306L,306Rを第1フレーム本体310
L,310Rの他端に挿入してもよい。さらに言えば、他の摺動構造を適用してもよい。
付勢部材303は、第1フレーム301および第2フレーム302に対し、背もたれフ
レーム181の長さが縮む方向に常に付勢する部材である。本実施例では、付勢部材30
3に「巻きバネ」が使用されているが、輪ゴムやその他の弾性体を使用することもできる
。また、本実施例では、付勢部材303の一端が第2フレーム302の先端部302Aに
取り付けられ、他端が第1フレーム301のサブフレーム307に取り付けられているが
、付勢部材303の取り付け位置もこれに限定されるものではなく、第1フレーム本体3
10L,310Rや第2フレーム302の内側に収容してもよい。
<第3の実施の形態にかかる手押し車100の特徴>
第3の実施の形態にかかる手押し車100によれば、第1の実施の形態にかかる載置物
載置機構101の特徴に加えて、背もたれ部材180を倒した後、背もたれフレーム18
1の第2フレーム302を引っ張り、背もたれフレーム181の全長を長くした状態で載
置物Gを載置することにより、載置物Gの長さに応じて背もたれ部材180の長さを変え
ることができる。加えて、付勢部材303が背もたれフレーム181が縮む方向の力を常
に付勢しているので、第2フレーム302に取り付けられた載置物係止部188が常に載
置物Gを押圧することになる。これにより、ユーザが手押し車100を使用中に背もたれ
フレーム181が不所望に長くなり、載置物Gの固定が弱くなるのを回避できる。また、
載置物係止部188が常に載置物Gを押圧するので、載置物Gをより確実に固定できる。
<変形例>
(1)
背もたれ部材180の先端部に取り付けられた載置物係止部188の態様は、上述した
実施の形態のものに限定されない。例えば、載置物係止部188を。図13および図14
に示すように、背もたれ部材180の載置物載置面201に平行な仮想面IP上を回転可
能に取り付けてもよい。なお、図13は、載置物係止部188を背もたれフレーム181
の一端部304L,304R側に回転させた状態の背もたれ部材180を示している。ま
た、図14は、載置物係止部188を背もたれフレーム181の一端部304L,304
R側から離間する方向に回転させた状態の背もたれ部材180を示している。
この場合、載置物係止部188を含む載置物係止部材400が、回転軸401を介して
、背もたれフレーム181の先端側に取り付けられる。載置物係止部材400は、その長
手方向断面が略L字状に形成された部材であり、回転軸401が形成された一方端部と、
当該一方端部が延びる方向に略直交する方向に他方端部(すなわち、載置物係止部188
)が一体的に形成されている。つまり、載置物係止部材400の一方端部が仮想面IP上
を回転することにより、載置物係止部188の位置を背もたれフレーム181の一端部3
04L,304Rに近づけたり、遠ざけたりすることができる。これにより、載置物載置
面201に載置する載置物Gの長さに応じて載置物係止部188の位置を調整できる。
(2)
背もたれ部材180の先端部に取り付けられた載置物係止部188の態様は、さらに、
図15および図16に示すように、当該載置物係止部188を背もたれフレーム181か
ら抜き差しするようなものでもよい。なお、図15は、載置物係止部188を背もたれフ
レーム181に対して最も近づけた状態の背もたれ部材180を示している。また、図1
6は、載置物係止部188を背もたれフレーム181から離間させた状態の背もたれ部材
180を示している。
この場合、載置物係止部材400は、載置物係止部188と、一対の脚部410L,4
10Rとを有している。本実施例の載置物係止部材400は、1本の丸鋼を折り曲げて形
成されているが、これに限定されるものではなく、例えば角鋼等で形成してもよい。)。
また、背もたれフレーム181の先端部181Aおよび背もたれカバー182には、互い
に一致する位置に貫通孔が設けられており、各孔が載置物係止部材400の脚部410L
,410Rを挿通するための脚部挿入孔411L,411Rを構成する。
これにより、脚部挿入孔411L,411Rに対して載置物係止部材400の脚部41
0L,410Rを挿入する深さを調整することにより、載置物係止部188の位置を背も
たれフレーム181の先端部181A(背もたれ部材180の先端部)に近づけたり、遠
ざけたりすることができる。これにより、載置物載置面201に載置する載置物Gの長さ
に応じて載置物係止部188の位置を調整できる。
(3)
背もたれ部材180の先端部に取り付けられた載置物係止部188の態様は、さらに、
図17および図18に示すように、載置物係止部材400を背もたれフレーム181に対
して回動させるものでもよい。なお、図17は、載置物係止部材400を載置物載置面2
01側に回動させた状態の背もたれ部材180を示している。また、図18は、載置物係
止部188が背もたれフレーム181の一端部304L,304Rから離間するように、
載置物係止部材400を、背もたれ部材180が起倒する方向に回動させた状態の背もた
れ部材180を示している。
この場合、載置物係止部材400は、長手方向断面が略L字状に形成された本体部41
2と、当該本体部412の一端に形成された保持部413とを有している。本体部412
の他端側に、載置物係止部188が形成されている。また、保持部413には、背もたれ
フレーム181が嵌め込まれる凹所420が形成されている。当該凹所420に背もたれ
フレーム181が嵌め込まれることにより、背もたれフレーム181に対し、背もたれ部
材180が起倒する方向に、載置物係止部材400が回動可能に取り付けられる。
これにより、載置物係止部188を使用しない場合(背もたれ部材180を起こしてい
る場合等)、図17に示すように、載置物係止部188を載置物載置面201側に回動さ
せておき、載置物係止部188を使用する際には、図18に示すように、載置物係止部材
400を背もたれフレーム181に対して回動させることにより、載置物載置面201に
載置した載置物Gに載置物係止部188を係止させることができる。
(4)
また、載置物載置面201に載置した載置物Gの一部に当接して背もたれ部材180が
延びる方向に移動し難くする載置物係止部188とは別に、載置物Gの他部(例えば、載
置物Gにおける、背もたれ部材180が延びる方向とは交差する方向(横方向)の側面)
に当接して背もたれ部材180が延びる方向とは交差する方向(横方向)に載置物が移動
し難くするための載置物横係止部500L,500Rを設けてもよい。例えば、載置物横
係止部500L,500Rを含む載置物横係止部材520L,520Rを、図19および
図20に示すように、背もたれ部材180の載置物載置面201に平行な仮想面IP上を
回転可能に取り付けてもよい。なお、図19は、載置物横係止部材520L,520Rを
背もたれフレーム181の一端部304L,304R側に回転させた状態の背もたれ部材
180を示している。また、図20は、載置物横係止部材520L,520Rが背もたれ
フレーム181の横方向へ突出するように回転させた状態の背もたれ部材180を示して
いる。また、背もたれフレーム181を構成する左右一対の側端部181Bの間に、一対
のサブフレーム504,505が架設されている。
この場合、載置物横係止部500L,500Rを含む載置物横係止部材520L,52
0Rが、回転軸506L,506Rを介して、背もたれフレーム181の両側端部181
Bに取り付けられる。載置物横係止部材520L,520Rは、その長手方向断面が略L
字状に形成された部材であり、回転軸506L,506Rが形成された一方端部と、当該
一方端部が延びる方向に略直交する方向に他方端部(すなわち、載置物横係止部500L
,500R)が一体的に形成されている。
これにより、載置物横係止部500L,500Rを使用しない場合(背もたれ部材18
0を起こしている場合等)、図19に示すように、載置物横係止部500L,500Rを
背もたれフレーム181の一端部304L,304R側に回動させておき、載置物横係止
部500L,500Rを使用する際には、図20に示すように、載置物横係止部材520
L,520Rが背もたれフレーム181の横方向へ突出するように回転させることにより
、載置物載置面201に載置した載置物Gに載置物横係止部500L,500Rを係止さ
せることができる。
(5)
載置物横係止部500L,500Rの態様は、さらに、図21および図22に示すよう
に、当該載置物横係止部500L,500Rを背もたれフレーム181から抜き差しする
ようなものでもよい。なお、図21は、載置物横係止部500L,500Rを背もたれフ
レーム181に対して最も近づけた状態の背もたれ部材180を示している。また、図2
2は、載置物横係止部500L,500Rを背もたれフレーム181から離間させた状態
の背もたれ部材180を示している。
この場合、載置物横係止部材520L,520Rは、載置物横係止部500L,500
Rと、一対の脚部501L,501Rとを有している。載置物横係止部材520L,52
0Rは、1本の丸鋼を折り曲げて形成されている(もちろん、他の態様であってもよい。
)。また、背もたれフレーム181および背もたれカバー182には、互いに一致する位
置に貫通孔が設けられており、各孔が載置物横係止部材520L,520Rの脚部501
L,501Rを挿通するための脚部挿入孔502L,502Rを構成する。
これにより、脚部挿入孔502L,502Rに対する、載置物横係止部材520L,5
20Rの脚部501L,501Rを挿入する深さを調整することにより、載置物横係止部
500L,500Rの位置を背もたれフレーム181の側端部181Bに近づけたり、あ
るいは、背もたれフレーム181の側端部181B(背もたれ部材180の側端部)から
遠ざけたりすることができる。これにより、載置物載置面201に載置する載置物Gの横
方向の長さに応じて載置物横係止部500L,500Rの位置を調整できる。
(6)
載置物横係止部500L,500Rの態様は、さらに、図23および図24に示すよう
に、載置物横係止部材520L,520Rを背もたれフレーム181に対して回動させる
ものでもよい。なお、図23は、載置物横係止部材520L,520Rを載置物載置面2
01側に回動させた状態の背もたれ部材180を示している。また、図24は、載置物横
係止部500L,500Rが背もたれフレーム181の両側端から離間するように、載置
物横係止部材520L,520Rを、背もたれ部材180が起倒する方向と交差する方向
に回動させた状態の背もたれ部材180を示している。
この場合、載置物横係止部材520L,520Rは、略U字状の載置物横係止部500
L,500Rと、一端が載置物横係止部500L,500Rにそれぞれ接続された棒状の
本体部521L,521Rと、本体部521L,521Rの他端がそれぞれ接続された軸
部522L,522Rとを有している。本実施例では、載置物横係止部500L,500
R、本体部521L,521R、および軸部522L,522Rが断面外形が丸形の部材
を折り曲げて一体的に形成されている。
また、サブフレーム504,505には、それぞれ、軸部522L,522Rの端部を
受け入れる一対の回動軸孔560が形成されており、一方のサブフレーム504に形成さ
れた回動軸孔560と、他方のサブフレーム505に形成された回動軸孔560とは、そ
れぞれ互いに向かい合う位置に形成されている。サブフレーム504の回動軸孔560に
軸部522L,522Rの端部を入れることにより、載置物横係止部材520L,520
Rは、背もたれフレーム181に対し、背もたれ部材180が起倒する方向と交差する方
向に回動可能となる。
これにより、載置物横係止部500L,500Rを使用しない場合(背もたれ部材18
0を起こしている場合等)、図23に示すように、載置物横係止部500L,500Rを
載置物載置面201側に回動させておき、載置物横係止部500L,500Rを使用する
際には、図24に示すように、載置物横係止部材520L,520Rを背もたれフレーム
181に対して回動させることにより、載置物載置面201に載置した載置物Gの横方向
端に載置物横係止部500L,500Rを係止させることができる。なお、載置物横係止
部材520L,520Rを図24のように回動させたとき、載置物横係止部材520L,
520Rの本体部521L,521Rが背もたれフレーム181の側端部181Bの上側
にそれぞれ当接することにより、載置物横係止部材520L,520Rのそれ以上の回動
が規制される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えら
れるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。また、上述した実施の形態における載置物載置機構101は、手押し車100以外
にも適用することができる。
100 :手押し車
101 :載置物載置機構
111L :前側フレーム
111R :前側フレーム
112L :前側車輪
112R :前側車輪
113L :後側フレーム
113R :後側フレーム
114L :後側車輪
114R :後側車輪
115L :回動規制スライド
115R :回動規制スライド
116L :中央連結部材
116R :中央連結部材
117L :リンク部材
117R :リンク部材
118 :座部取付フレーム
119A :補強用フレーム
119B :補強用フレーム
120 :ハンドル
121 :ハンドルフレーム
123 :ブレーキバー
131L :縦フレーム
131R :縦フレーム
132 :高さ調整部材
141L :支持部
141R :支持部
159 :バッグ
160 :座部
165L :背もたれ連結ブラケット
165R :背もたれ連結ブラケット
166L :凹所
166R :凹所
180 :背もたれ部材
181 :背もたれフレーム
181A :先端部
181B :側端部
182 :背もたれカバー
188 :載置物係止部
200 :背もたれ面
201 :載置物載置面
250 :ヒンジ
251L :回動規制ブラケット
251R :回動規制ブラケット
253L :ヒンジ部材
253R :ヒンジ部材
254 :ヒンジ部材連結材
255L :受け凹所
255R :受け凹所
256L :フレーム嵌入凹所
256R :フレーム嵌入凹所
257L :グリップ
257R :グリップ
260 :座部カバー
262 :座部フレーム
301 :第1フレーム
302 :第2フレーム
302A :先端部
303 :付勢部材
304L :(背もたれフレームの)一端部
304R :(背もたれフレームの)一端部
306L :(第2フレームの)端
306R :(第2フレームの)端
307 :サブフレーム
310L :第1フレーム本体
310R :第1フレーム本体
311L :連結孔
311R :連結孔
400 :載置物係止部材
401 :回転軸
410L :脚部
410R :脚部
411L :脚部挿入孔
411R :脚部挿入孔
412 :本体部
413 :保持部
420 :凹所
500L :載置物横係止部
500R :載置物横係止部
501L :脚部
501R :脚部
502L :脚部挿入孔
502R :脚部挿入孔
504 :サブフレーム
505 :サブフレーム
506L :回転軸
506R :回転軸
520L :載置物横係止部材
520R :載置物横係止部材
521L :本体部
521R :本体部
522L :軸部
522R :軸部
560 :回動軸孔

Claims (11)

  1. 座部と、
    メインフレームと、
    一端部が前記メインフレームに対して起倒自在に取り付けられた背もたれ部材とを有しており、
    前記背もたれ部材は、一方の面に形成された背もたれ面と、前記一方の面とは反対側の面に形成された載置物載置面とを有しており、
    前記背もたれ部材を起こした状態で前記背もたれ面が使用可能となり、前記座部側に前記背もたれ部材を倒した状態で前記載置物載置面が使用可能となり、
    前記背もたれ部材は、第1フレームと、第2フレームとを有しており、
    前記第1フレームは、その一端部が前記メインフレームに対して回動可能に取り付けられており、
    前記第2フレームは、前記第1フレームの他端部に対して摺動自在に取り付けられている
    載置物載置機構。
  2. 前記背もたれ部材は、ヒンジ部材を介して前記メインフレームに取り付けられており、
    前記ヒンジ部材は、一端部が前記背もたれ部材に対して回動可能に取り付けられ、他端部が前記メインフレームに対して回動可能に取り付けられている
    請求項1に記載の載置物載置機構。
  3. 前記背もたれ部材には、前記載置物載置面に載置した載置物の一部に当接する載置物係止部が突設されている
    請求項1または2に記載の載置物載置機構。
  4. 前記載置物係止部は、前記載置物載置面に平行な仮想面上を回転可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  5. 前記載置物係止部は、前記背もたれ部材の先端部に近接離間可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  6. 前記載置物係止部は、前記背もたれ部材が起倒する方向に回動可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  7. 前記背もたれ部材には、前記載置物載置面に載置した載置物の他部に当接する載置物横係止部が突設されている
    請求項からのいずれか1項に記載の載置物載置機構。
  8. 前記載置物横係止部は、前記載置物載置面に平行な仮想面上を回転可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  9. 前記載置物横係止部は、前記背もたれ部材の側端部に近接離間可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  10. 前記載置物横係止部は、前記背もたれ部材が起倒する方向と交差する方向に回動可能に取り付けられている
    請求項に記載の載置物載置機構。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の載置物載置機構を備える手押し車。
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