JP2017169942A - 車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが簡単に荷物を出し入れすることのできる収納部を備えた車椅子を提供する。【解決手段】車椅子は、駆動車輪3と、肘当て20を有する肘当てフレーム12と、肘当てフレーム12の後端部に連結している上下フレーム14と、上下フレーム14に後端部を連結し、肘当てフレーム12の下方に位置する下側フレーム11と、を有し、外側に駆動車輪3を連結している一対の両側フレーム1と、車椅子の側面視において、駆動車輪3の前方上部に位置し、かつ、車椅子の正面視において、肘当てフレーム12より外部に、少なくとも一部が位置する収納ポケット60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は収納ポケットを備える車椅子に関する。
従来、車椅子は荷物を収納する部位を備えていないため、車椅子のユーザーは鞄や袋を別途用意し、その中に貴重品や小物等を入れて、膝の上に置いたり、鞄や袋の取っ手や紐を車椅子の前方や側面のフレーム部分にくくり付けている。しかしながら、膝の上に鞄を置くのはユーザーにとって邪魔であるし、不安定であるうえ、移動中は両腕を駆動車輪を回すのに使うため、膝の上に置いた鞄が落下してしまう虞があった。一方で、鞄や袋を前方や側面のフレームにくくり付けた場合、ユーザーは荷物を取り出すために、前傾姿勢を取ったり体を捻らなければならず、体の不自由なユーザーにとっては不便であった。
このような問題を解決するために、車椅子の本体フレームに取り付けることのできる荷受け台100が知られている(特許文献1)。図13に示す車椅子は、本体フレームに取り付けられた荷受け台100上に、箱状の荷物入れ127を配置することができる。
特開2007−082794号公報
しかしながら、特許文献1の荷受け台100も前フレームに取り付けるため、前傾姿勢を取らなければ荷物を取り出すことはできないという問題があった。すなわち、従来の車椅子には、ユーザーが着座姿勢のまま簡単に荷物を取り出すことのできる収納部を備えたものはなかった。さらに、特許文献1の荷物入れ127は、左右の両側フレームに跨がるため、小物を直接収納するには大きすぎ、鞄や袋の中に小物をしまった後、鞄や袋ごと収納する必要があり、荷物の出し入れが不便なものであった。さらにまた、車椅子を左右方向に折り畳む際には、この荷物入れ127は邪魔になるため、その都度取り外さなくてはならない。特に近年ではスマートフォンやタブレットPCの普及により、以前よりもユーザーが荷物を取り出す機会が頻繁になったため、着座姿勢のまま簡単に荷物を取り出すことのできる収納部位を備えた車椅子が求められている。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一は、ユーザーが簡単に荷物を出し入れすることのできる収納部を備えた車椅子を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
以上の課題を解決するために、本発明の第1の車椅子は、駆動車輪と、肘当てを有する肘当てフレームと、肘当てフレームの後端部に連結している上下フレームと、上下フレームに後端部を連結し、肘当てフレームの下方に位置する下側フレームと、を有し、外側に駆動車輪を連結している一対の両側フレームと、車椅子の側面視において、駆動車輪の前方上部に位置し、かつ、車椅子の正面視において、肘当てフレームより外部に、少なくとも一部が位置する収納ポケットと、を備える。
以上の車椅子は、収納ポケットを設けており、ユーザーはこの収納ポケットに荷物を出し入れすることができる。この車椅子は、駆動車輪の前方上部の空間を収納ポケットとして有効に利用することができる。
また、本発明の第2の車椅子は、両側フレームはさらに、肘当てフレームと下側フレームの間に位置し、後端を上下フレームに連結する中間フレームを含み、収納ポケットは、肘当てフレームと中間フレームの間に設けられてなる。
以上の車椅子は、肘当てフレームと中間フレームの間の空間を、収納ポケットとして有効に利用することができる。また、収納ポケットの位置が、肘当てフレームの下方かつ駆動車輪の上方に位置するため、ユーザーは着座姿勢のまま、簡単に荷物を出し入れすることができる。
さらに、本発明の第3の車椅子は、収納ポケットは、少なくとも一部が肘当てフレームの直下に設けられてなる。
以上の車椅子は、肘当てフレームの直下の空間を、収納ポケットとして有効に利用することができる。
さらにまた、本発明の第4の車椅子は、収納ポケットは、左右の肘当てフレーム同士の間で最も距離が狭くなる最近接点よりも外側に、それぞれ設けられてなる。
以上の車椅子は、収納ポケットが肘当てフレームの最近接点よりも外側に設けられているため、肘当てフレームの直下の空間を収納ポケットとして利用しつつも、座部スペースが狭くならないように収納ポケットを設けることができる。
さらにまた、本発明の第5の車椅子は、収納ポケットは、収納ポケットの前方側であるポケット前方部と、ポケット前方部の後方に位置するポケット後方部と、を含み、さらに、収納ポケットの下端を閉塞する底面板を備え、ポケット後方部において、底面板が駆動車輪の外周に沿うように湾曲し、収納ポケットは、駆動車輪の上部の少なくとも一部を覆うように接近して配置されてなる。
以上の車椅子は、駆動車輪の上方の空間を有効に利用することができる。また、収納ポケットが駆動車輪の上部の一部に接近して覆っているため、ユーザーが腕や袖を接触させるのを効果的に防止できるタイヤカバーとしても用いることができる。
さらにまた、本発明の第6の車椅子は、ポケット前方部が直方体状に形成されてなる。
以上の車椅子は、ポケット前方部が直方体状であるため、駆動車輪の前方上部の空間を有効に利用することができる。
さらにまた、本発明の第7の車椅子は、さらに、肘当てフレームと中間フレームの間の少なくとも一部を閉塞するパネル部を備え、収納ポケットはパネル部に連結してなる。
以上の車椅子は、パネル部により肘当てフレームと中間フレームの間を閉塞し、ユーザーが不意に駆動車輪に触れるのを防止することができる。また、収納ポケットがパネル部に連結しているため、パネル部を取り付けるだけで車椅子に収納ポケットを設けることができる。
さらにまた、本発明の第8の車椅子は、収納ポケットは板状材からなり、さらに収納ポケットの車椅子側に面する板状材である内側板が、パネル部と一体に成形されてなる。
以上の車椅子は、収納ポケットを構成する内側板とパネル部とが一体であるため、内側板の厚さを削減し、その分だけ収納ポケットの容積を大きくすることができる。
さらにまた、本発明の第9の車椅子は、さらに、収納ポケットとパネル部とを連結する連結部を有し、連結部は、パネル部に設けられた第一連結部と、収納ポケットの第一連結部と対応する位置に設けられ、第一連結部に着脱自在に形成されてなる第二連結部と、を備え、連結部により、収納ポケットとパネル部とを着脱可能に係合してなる。
以上の車椅子は、連結部によって、収納ポケットをパネル部に容易に着脱することができる。
さらにまた、本発明の第10の車椅子は、パネル部は、両側フレームと連結するためのパネル連結部を有し、パネル連結部は、パネル部の端部から車椅子の内側又は外側へ向けて、パネル部に対して垂直方向に突出するL字連結部を含む。
以上の車椅子は、L字連結部を両側フレームの垂直面内に位置させ、このL字連結部によってパネル部を車椅子に連結することができる。また、L字連結部を両側フレームに当接して連結することで、肘当てフレームの直下の空間を収納ポケットの一部として有効に利用することができる。さらに、このL字連結部は、パネル部を両側フレームに連結する際に位置決めを容易にすることができる。さらにまた、パネル連結部をパネル部に対してL字状に設けることにより、パネル部の機械的な強度を向上することができる。
さらにまた、本発明の第11の車椅子は、両側フレームはさらに、肘当てフレームと中間フレームの、上下フレームと連結された一端とは反対側の他端部に連結される連結フレームを含み、L字連結部は、パネル部の前方において連結フレームに当接して固定される前方側L字連結部と、パネル部の後方において上下フレームに当接して固定される後方側L字連結部とを含む。
以上の車椅子は、パネル部の前方及び後方の二箇所で両側フレームに連結することができ、安定的に固定できる。
さらにまた、本発明の第12の車椅子は、正面視において、上下フレームと連結フレームとが左右にずれて配置され、前方側L字連結部と後方側L字連結部とが、パネル部を軸に互いに逆方向へ向かうように設けられ、パネル部が両側フレームの垂直面に対し平行姿勢に連結されてなる。
以上の車椅子は、上下フレームと連結フレームとが左右にずれて配置されてなる車椅子において、前方側L字連結部と後方側L字連結部とを互いに逆方向へ突出して設けることで、パネル部を両側フレームの垂直面に対して平行姿勢で連結することができる。
さらにまた、本発明の第13の車椅子は、パネル連結部は、L字連結部から垂直方向に突出し、両側フレームの外側面または内側面に当接して固定される突出連結部を含む。
以上の車椅子は、パネル部を両側フレームの垂直面内に加えて、両側フレームの外側面又内側面でもパネル部を固定し、パネル部の固定をより強固なものにすることができる。また、収納ポケットと前方側L字連結部が十分に離間しておらず、収納ポケットと前方側L字連結部の隙間に、パネル部を両側フレームに固定するための固定具を配置するのが困難な場合でも、パネル部を両側フレームに固定することができる。
さらにまた、本発明の第14の車椅子は、さらに、駆動車輪の外側面にグリップリングを備え、収納ポケットを構成する板状材であって、収納ポケットの外側に面する外側板が、グリップリングよりも内側に位置する。
以上の車椅子は、横幅を小さくすることができ、狭い場所でも通りやすくすることができる。
さらにまた、本発明の第15の車椅子は、両側フレームはさらに、肘当てフレーム及び中間フレームの、上下フレームと連結された一端とは反対側の他端部に連結される連結フレームを含み、両側フレームの前方かつ外側面に、前後方向に傾動可能に後端部を連結され、先端部が両側フレームの前方に位置する前方姿勢と、先端部が中間フレームと肘当てフレームの間に位置する後方姿勢とに傾動する足載アームと、足載アームの先端部に回動可能に連結され、足を載せることのできる展開姿勢と、上面が足載アームに面する収納姿勢とに回動可能とする足載プレートとを含み、肘当てフレームと、中間フレームの間であって、連結フレームの前方に、収納姿勢の足載プレートを収納する足載プレート退避部を備え、収納ポケットは、連結フレームを軸として、足載プレート退避部とは反対側である連結フレームの後方に位置してなる。
以上の車椅子は、収納ポケットを設けつつ、足載プレートを足載プレート退避部に収納可能としている。すなわち、連結フレームの前方に足載プレート用の足載プレート退避部を設けたことで、足載アームを後方へ傾動しても、連結フレームの後方に備えられた収納ポケットと足載プレートとを干渉させずに、足載プレートを収納することができる。
さらにまた、本発明の第16の車椅子は、さらに、一対の両側フレームが互いに近接するように折り畳むことができるように、一対の両側フレームを連結する折畳リンクを備える。
以上の車椅子は、車椅子を折り畳む機構を設けつつ、収納ポケットが車椅子の折り畳みの邪魔にならないようにしている。すなわち収納ポケットが肘当てフレームの最近接点よりも外側へかけて設けられているため、両側フレームを互いに接近させるように折り畳んだ場合でも、収納ポケットが折り畳みの邪魔にならないようにできる。
本発明の一実施形態に係る車椅子の斜視図である。 図1に示す車椅子の側面図である。 図1に示す車椅子の正面図である。 図1に示す車椅子の足載台を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図1に示す車椅子を折り畳んだ状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る収納ポケットの斜視図である。 図6に示す収納ポケットを異なる方向から見た斜視図である。 図6に示す収納ポケットの側面図である。 図6の収納ポケットを車椅子に取り付けた状態を車椅子の外側面側からみた斜視図である。 図9とは反対側の収納ポケットを車椅子の内側面側からみた斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る収納ポケットの斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る収納ポケットの斜視図である。 従来の車椅子用荷受け台を設けた車椅子の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体的に示すための車椅子を例示するものであって、本発明は車椅子を以下のものに限定しない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部品を示しており、詳細な説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
また、本明細書において、駆動車輪の前方上部とは、車椅子の側面視において、車輪の外側であって、駆動車輪の中心を通る鉛直線よりも前方であって、かつ駆動車輪の中心を通る水平線よりも上方の領域を意味するものとする。また、収納ポケットを駆動車輪の上方に配置するとは、平面視において収納ポケットが駆動車輪と部分的に重なる状態で配置される状態を意味するものとする。
(実施形態1)
実施形態1の車椅子は、ユーザーが荷物を収納することのできる収納ポケットを有する。図1の斜視図に示す車椅子は、外側に駆動車輪3を連結している一対の両側フレーム1と、一対の両側フレーム1を下端部で連結すると共に、上端部に座部フレーム6を連結している折畳リンク2と、この座部フレーム6に連結している可撓性の座部シート7と、両側フレーム1の前部に連結されて、水平面内で方向を変化できる自在小車輪4と、両側フレーム1に連結している足載台8とを備える。また駆動車輪3は外側面に、ユーザーが駆動車輪3を回すためのグリップリング32を備える。さらに足載台8は、水平姿勢で上に足を載せる足載プレート42と、この足載プレート42を両側フレーム1に連結している足載アーム41とを備える。
(両側フレーム1)
図2は図1の車椅子の側面図を示す。図2に示す車椅子の両側フレーム1は、上面に肘当て20を有する水平姿勢の肘当てフレーム12と、この肘当てフレーム12の後端部に連結している上下フレーム14と、この上下フレーム14の下端部に連結している水平姿勢の下側フレーム11とを備える。肘当てフレーム12と下側フレーム11の間には、上下フレーム14に後端部を接続する水平姿勢の中間フレーム15を備える。また、図2に示す車椅子は、肘当てフレーム12と中間フレーム15の、上下フレーム14と連結された一端とは反対側の他端部に連結される連結フレーム16を備える。この連結フレーム16は、肘当てフレーム12の先端部から後退した位置に上端を連結し、中間フレーム15の前部から後退した位置に下端を連結する。この車椅子は、この肘当てフレーム12と中間フレーム15と間であって、連結フレーム16の前方に、足載プレート42を収納するための足載プレート退避部18が設けられる。この両側フレーム1は、連結フレーム16の中間部を後方へ向けて折曲することで、足載プレート退避部18を広くしている。
図3は図1の車椅子の正面図である。図3に示すように、この両側フレーム1は折畳リンク2によって、一対の両側フレーム1が連結されている。図3に示すように、折畳リンク2は、上端部が座部フレーム6に連結され、下端部が下側フレーム11に連結されている。このように折畳リンク2により両側フレーム1を連結することで、左右の両側フレーム1を一体としている。
(肘当てフレーム12)
この両側フレーム1の肘当てフレーム12は、図1及び図3に示すように後端部が内側へ湾曲しており、前端部が後端部よりも外側に位置するように設けられている。これにより、この車椅子は左右の肘当てフレーム12の間に位置する座部スペースを広くすることができる。
(中間フレーム15)
一方、図1及び図3に示すように、中間フレーム15は直線状に形成されている。また、図3に示すように、中間フレーム15は、上下フレーム14と同一垂直面に位置する。この中間フレーム15の上方には、座部フレーム6が平行姿勢で位置している。中間フレーム15には支持部が設けられており、座部フレーム6を上方で支持している。
(連結フレーム18)
また、図3に示すように、連結フレーム18の下端部は内側へと湾曲している。この連結フレーム18は、両端を中間フレーム15の前部と、中間フレーム15よりも外側に位置している肘当てフレーム12の前端部とを連結している。このように湾曲した形状により、連結フレーム18の下方部は座部フレーム6の外側を通って中間フレーム15の外側面側から中間フレーム15に連結するため、この両側フレーム1は中間フレーム15の上方に設けられた座部フレーム6に干渉しないように、連結フレーム18を設けることができる。
(足載台8)
図1に示す車椅子の足載台8は、両側フレーム1の前方かつ外側面に後端部を連結され、先端部が両側フレーム1の前方に位置する前方姿勢と、先端部が中間フレーム15と肘当てフレーム12の間に位置する後方姿勢と、に傾動する足載アーム41を備える。さらに、この足載台8は、足載アーム41の先端部に回動可能に連結され、足を載せることのできる展開姿勢と、上面が足載アーム41に面する収納姿勢とに回動可能とする足載プレート42を備える。この足載台8は、足載アーム41を後方へ傾動することで、収納時等に邪魔にならないように折り畳むことができる。図4は図1に示す車椅子の足載アームを後方に傾動した状態を示す図である。この車椅子は、足載プレート42の上面を足載アーム41に当接するように折り畳んだ状態で、足載アーム41を後方へ傾動することで、足載台8を折り畳むことができる。
(足載プレート退避部18)
この車椅子は、肘当てフレーム12と中間フレーム15の間であって、連結フレーム16の前方に、足載プレート42を収納するための空間である足載プレート退避部18を設けている。これにより、図4に示すように、この車椅子は足載プレート42が足載プレート退避部18に位置する状態に折り畳むことができる。この車椅子の連結フレーム16は、足載台8を収納した際に、足載プレート42と干渉して折り畳みを妨げないようにするため、中間部を後方へ折曲している。これにより、この車椅子は図4に示すように、足載プレート42を足載プレート退避部18に位置させた状態で、足載台8を収納することができる。
ただ、以上の車椅子は足載台8を折り畳める形態としたが、足載台8を折り畳む機構は必須ではない。その場合、足載プレート退避部18を設ける必要は無い。その場合、連結フレーム16を後方へ折曲せず、直線状としてもよい。この車椅子は、連結フレーム16を直線状とすることで、上下フレーム14から連結フレーム16までの空間を広くし、収納ポケット60の領域を広くすることができる。
(折畳リンク2)
また、この車椅子は一対の両側フレーム1を連結する折畳リンク2により、両側フレーム1同士が近接するように折り畳むことができる。図2の正面図に示す折畳リンク2は二本の金属ロッドからなるX字状のリンクである。この折畳リンク2は金属ロッドがそれぞれの中間部で互いに回動可能に連結されている。また、この折畳リンク2の上端部は座部フレーム6に、下端部は下側フレーム11に連結されている。図5はこの車椅子を折り畳んだ状態を示す正面図である。この車椅子は、折り畳みリンクによって図5に示すように折り畳むことができる。
この車椅子を折り畳むには、まず、図4に示すように車椅子の足載台8を折り畳む。次に、折畳リンク2に連結された座部フレーム6が上方に引き上げられることで、折畳リンク2は上端同士、下端同士が互いに近接するように回動する。さらに座部フレーム6が引き上げられることで、折畳リンク2に連結された両側フレーム1が内側へ向けて移動し、図5に示すように左右の両側フレーム1が互いに接近した状態に折り畳むことができる。
ただ、車椅子を折り畳む機構は必ずしも必須ではなく、構造を容易にするために折畳リンク2を省略してもよい。
(収納ポケット60)
図1に示す車椅子の収納ポケット60は、両側フレーム1の外側に設けられ、ユーザーが着座姿勢のまま荷物を出し入れすることのできる収納部である。この収納ポケット60は樹脂材により形成される。図6にこの収納ポケット60の斜視図を示す。また、図7は図6の斜視図を異なる方向から見た斜視図である。さらに図6の収納ポケットの側面図を図8に示す。図6ないし図8に示す収納ポケット60は、板状材により箱状に形成され、上面に開口部63を備える。ユーザーはこの開口部63から荷物を収納ポケット60に出し入れすることができる。図6に示す収納ポケット60は、板状材である内側板64、外側板65、前方板66及び後方板67によって形成される。さらに図6に示す収納ポケット60は内側板64、外側板65、前方板66及び後方板67の下端であって、開口部63に対向する底面は、板状材である底面板68により閉塞される。内側板64は、収納ポケット60を車椅子に取り付けた際に、両側フレーム1に面する。外側板65は、内側板64に対向しており、収納ポケット60を車椅子に取り付けた際に、車椅子の外側に面する。前方板66及び後方板67は、それぞれ内側板64と外側板65の前方及び後方で、内側板64と外側板65とを連結する。ただ、収納ポケット60は必ずしも樹脂製である必要はなく、金属製等の他の部材でもよい。また、図6ないし図8に示す収納ポケット60は、内側板64、外側板65、前方板66、後方板67が平板状であるが、平板状に特定されず曲面状等としたり、角を丸めた形態等とすることもできる。さらに、内側板、外側板、前方板、後方板や底面板のうちの一部が連続した曲面を形成し、板状材のうち一部を一体な形状としてもよい。これにより、収納ポケットを面取りし、安全性に配慮した形状とすることができる。
(収納ポケット60の取り付け位置)
この収納ポケット60は、図2に示すように、車椅子の側面視において駆動車輪3の前方上部に位置する。また、図3に示すように、この収納ポケット60は、車椅子の側面視において肘当てフレーム12より外部に設けられる。これにより、この車椅子は、駆動車輪3の前方上部の空間を収納ポケット60として有効に利用しながらも、ユーザが座る座部スペースを狭くすることなく、収納ポケット60を設けている。また、このように収納ポケット60を肘当てフレーム12より外部に設けることで、この車椅子は、車椅子を折り畳む際に、左右の収納ポケット60同士が干渉したり、他の部材と干渉したりして折り畳みを妨げることがない。
また、図2に示すように、この収納ポケット60は開口部63が肘当てフレーム12よりも下側に位置する。これにより、ユーザーは収納ポケット60に妨げられることなく、腕を肘当て20よりも外に出すことができる。
好ましくは、この収納ポケット60はユーザーが着座した状態のままで手が届く位置に設けられる。これにより、ユーザーは前傾姿勢や体を捻るなどの体制を取ることなく、収納ポケット60に荷物を出し入れすることができる。例えば、図2に示す車椅子は、収納ポケット60を肘当てフレーム12と中間フレーム15の間に設けている。
図9は両側フレームに取り付けられた収納ポケット60を車椅子の外側からみた斜視図である。この収納ポケット60は、車椅子に面する側の一部が、肘当てフレーム12より外側から連続して、肘当てフレーム12の直下にまで位置する。これにより、収納ポケット60は、肘当てフレーム12の直下の空間を有効に利用している。ただ、この収納ポケット60は、左右の肘当てフレーム12同士の間で最も距離が狭くなる最近接点よりも外側に位置することが好ましい。これにより、この車椅子は、肘当てフレーム12の直下の空間を有効に利用しつつも、座部スペースを狭くすることなく収納ポケット60を設けることができる。
さらに、図2に示す収納ポケット60の前端は連結フレーム18の後方に位置する。収納ポケット60の前端をユーザーから離れすぎない位置とすることで、ユーザーは姿勢を変えることなく荷物に手を届かせることができる。また、この車椅子は、収納ポケット60を連結フレーム16を軸として、連結フレーム16の前方側に設けられた足載プレート退避部18とは反対側である連結フレーム16の後方側に設けている。これにより、この車椅子は、足載アーム41を後方へ傾動しても、収納ポケット60と足載プレート42とを干渉させずに、足載プレート42を足載プレート退避部18に収納することができる。
さらにまた、図2に示す収納ポケット60の後端は、上下フレーム14の前方に位置する。好ましくは、この収納ポケット60の後端が、駆動車輪3の車軸を通る鉛直線よりも前方に位置する。後端を車軸よりも前方に位置させることで、後方板67の高さを十分に確保して、収納ポケット60の後方から荷物が落下するのを防止できるからである。ただ、例えば、車椅子を後方から押す介助者等が、収納ポケットに荷物を入れられるように、収納ポケットの後端が駆動車輪3の車軸を通る鉛直線よりも後方に位置してもよい。
さらにまた、この収納ポケット60は、図3及び図5に示すように、外側板65が駆動車輪3の外側面に設けられたグリップリング32よりも内側に位置することが好ましい。収納ポケット60を駆動車輪3のグリップリング32より外に突出しないようにすることで、車椅子の横幅を狭くして狭い場所でも通りやすくし、かつ折り畳み時にコンパクトにすることができるためである。また、ユーザーがグリップリング32を握る際に、収納ポケット60に腕を妨げられることなくグリップリング32を握ることができる。
(収納ポケット60の寸法)
図6及び図8に示す収納ポケット60の各寸法は、肘当てフレーム12と中間フレーム15の間の大きさや、駆動車輪3の直径等の車椅子の形態に合わせて決定することができる。すなわち、子供用の小さな車椅子であれば収納ポケット60の寸法を小さくすることができるし、大人用の大きな車椅子であれば収納ポケット60の寸法を大きくすることができる。例えば、この収納ポケット60の寸法は、収納ポケット60を構成する板状材のうち、図8に示す外側板65の前後方向の長さLを最大20cmとすることができる。また、図8の前方板66の高さH1を5cm〜15cmとすることができる。さらに、図8の後方板67の高さH2を3cm〜15cmとすることができる。さらにまた、図6に示す内側板64から外側板65までの幅Wを5cm〜7cmとすることができる。
(ポケット前方部61)
収納ポケット60は図6の斜視図に示すように、駆動車輪3の前方上部に位置するポケット前方部61と、ポケット前方部61から後方へ向けて延長されたポケット後方部62によって構成される。このポケット前方部61とポケット後方部62において、底面板68は底面板前方部68aと底面板後方部68bとに分けられる。図6に示すポケット前方部61において、底面板68の前方部である底面板前方部68aは水平姿勢の平板状となっている。これにより、ポケット前方部61は直方体状に形成され、駆動車輪3の前方上部の空間を有効に利用している。
(ポケット後方部62)
ポケット後方部62は図6に示すように、底面板68の後方部である底面板後方部68bが収納ポケット60の後端へ向かうにつれて上方へ向かうように湾曲している。また、外側板65も底面板後方部68bに沿って形成されている。このポケット後方部62は、図9に示すように下端部が駆動車輪3の外周に沿って湾曲しており、収納ポケット60の下端部が駆動車輪3の上部の一部を、接近した状態で覆っている。これにより、収納ポケット60は駆動車輪3と干渉することなく、駆動車輪3の前方上部の空間を利用している。このように底面板68が湾曲したポケット後方部62を設けることで、収納ポケット後方部62を設けず、底面板が平板状のみから形成された場合と比較して、収納ポケット60の全体の容積を増加することができる。さらに、ポケット後方部62は、収納ポケット60が駆動車輪3の上部を覆っているため、収納ポケット60はユーザーが駆動車輪3に腕や袖を接触させるのを防止できるタイヤカバーとしても用いることができる。これにより、ユーザーは衛生的に車椅子を利用することができる。さらにまた、この車椅子は、駆動車輪3と収納ポケット60との隙間を狭くすれば、収納ポケット60をタイヤカバーとしてより効果的に用いることができる。ただ、ポケット後方部における底面板後方部の形状は、湾曲形状に限定されない。駆動車輪3に干渉しないのであれば、底面板は斜面状であったり段差状等であってもよい。あるいは底面板が一箇所から複数箇所にかけて折曲された形成してもよい。斜面状や段差状とすることで、全体を直線的に形成できるため、収納ポケットを簡単に形成することができる。また、収納ポケットの後端が駆動車輪の中心を通る縁直線よりも後方に位置する場合、駆動車輪に干渉しない範囲で、収納ポケットの後端を下げることもできる。
(水抜き穴78)
また、この収納ポケット60は、図6に示すようにポケット前方部61において底面板前方部68aに水抜き穴78を設ける。この水抜き穴78によって、収納ポケット60に水等の液体や、砂等の粒状体等が入っても、車椅子を傾けたり、収納ポケット60を取り外すことなく簡単に液体や粒状体等を収納ポケット60外に排出することができる。図6に示す収納ポケット60のポケット後方部62は、底面板後方部68bが上方へ湾曲しているため収納ポケット60に入った液体や粒状体等は、より低い位置に設けられた水抜き穴78から外部へと自然に排出される。
(パネル部69)
さらに、この車椅子は、一対の両側フレーム1に互いに対向するように、板状のパネル部69を備える。パネル部69は、図9に示すように肘当てフレーム12と中間フレーム15との間の一部を閉塞するように、両側フレーム1に連結される。さらに、このパネル部69は、車椅子の外側へ面する側の面内に収納ポケット60が連結される。このパネル部69を取り付けることで、この車椅子は、ユーザーが座部スペースに座った状態で両側フレーム1の隙間から駆動車輪3に不意に接触するのを有効に防止することができる。また、このパネル部69を両側フレーム1に固定することで、収納ポケット60を簡単に車椅子に取り付けることができる。図6及び図9に示す車椅子は、収納ポケット60の内側板64をパネル部69の一部としており、パネル部69の面内に収納ポケット60を連結している。すなわち、パネル部69と内側板64とが一体に成型されている。このようにパネル部69と内側板64とを一体の形状とすることで、余分な厚さを削減することができ、削減した厚さ分だけ収納ポケット60の容積を増やすことができる。ただ、図6に示すパネル部69は、開口部63よりも上方には突出していないが、開口部63よりも上方へパネル部を延伸してもよい。パネル部を開口部63の上方まで延伸することで、肘当てフレーム12と中間フレーム15の間をパネル部により完全に閉塞し、座部5に座るユーザーの衣服などが、駆動車輪3に巻き込まれるのを阻止することができる。
(パネル連結部)
このパネル部69は、両側フレーム1と連結するためのパネル連結部を備える。図6及び図7に示すパネル部69はパネル連結部として、パネル部69の前端及び後端からパネル部69に対して略垂直に突出したL字連結部70を備える。L字連結部70は、パネル部69の前端から車椅子の外側へ向かって略垂直に突出する前方側L字連結部71を含む。また、図7に示すようにL字連結部70は、パネル部69の後端から車椅子の内側へ向かって略垂直に突出する後方側L字連結部72を含む。このL字連結部70は、ねじやリベット等の固定具によりパネル部69を両側フレーム1に固定するための穴が設けられている。図9に示すように前方側L字連結部71は、連結フレーム16に当接して、連結フレーム16の垂直面内に固定される。図10は、図9とは反対側の収納ポケット60を両側フレーム1に固定した状態を、車椅子の内側面側から見た斜視図である。また、図10に示すように後方側L字連結部72は、上下フレーム14に当接して、上下フレームの垂直面内に固定される。このように、L字連結部70を両側フレーム1の垂直面内に設けることで、収納ポケット60の一部を肘当てフレーム12の直下に位置させ、肘当てフレーム12の直下の空間をより有効に利用し、収納ポケット60の容量をより増加することができる。さらに、パネル部69の前後方向、すなわち互いに対向した位置にL字連結部を設けることで、安定的に固定することができる。さらにまた、このL字連結部70は、パネル部69を両側フレーム1に固定する際に、両側フレーム1に当接することにより位置決めを容易にし、パネル部69の固定を簡単に行うことができる。さらにまた、このL字連結部70は、パネル部69に対して垂直方向に設けられるため、パネル部69の機械的な強度を向上している。
このパネル連結部は、図6に示す前方側L字連結部71と後方側L字連結部72のように、パネル部69を軸に、互いに逆方向となるようにパネル部69から突出して設けられることが好ましい。これにより、図3に示すような、車椅子の正面視において、上下フレーム14と連結フレーム16とが左右方向にずれて配置していても、パネル部69を両側フレーム1の垂直面に対して平行姿勢にした状態で両側フレーム1に固定することができる。
(前方側L字連結部71)
この前方側L字連結部71は、中間部が後方へ向けて折曲される。図1に示す車椅子は、連結フレーム16の中間部を後方へ折曲することで、肘当てフレーム12と中間フレーム15の間に、足載プレート42を収納するための足載プレート退避部18を設けているためである。前方側L字連結部71は、連結フレーム16と同様に中間部を折曲することで、連結フレーム16に形状を対応させている。ただ、足載プレート退避部18を設けず、連結フレーム16を後方へ折曲しない場合等は、前方側L字連結部71の中間部を折曲せず直線状とすることもできる。
(後方側L字連結部72)
また、図10に示すように、後方側L字連結部72は、上下フレーム14に当接するため、直線状となっている。ただ、上下フレーム14が湾曲してる等、直線状では当接するのが困難な場合、上下フレーム14に対応するように湾曲形状等にすることもできる。
(突出連結部73)
さらに、図6に示すパネル部69は、前方側L字連結部71の上部に、前方へ略垂直に突出した突出連結部73を備える。この突出連結部73は、L字連結部70と同様に、固定具により両側フレーム1に固定するための穴が設けられている。この突出連結部73を設けることにより、パネル部69は連結フレーム16の垂直面内に加えて、連結フレーム16の外側面でも固定し、パネル部69をより強固に連結フレーム16に固定することができる。また、前方板66と前方側L字連結部71が十分に離間しておらず、前方板66と前方側L字連結部71の隙間に固定具を配置するのが困難な場合でも、パネル部69を連結フレーム16に固定することができる。ただ、この突出連結部73は必ずしも必須ではなく、L字連結部70により十分強固に固定すれば省略することもできる。また、図6に示すパネル部69は、突出連結部73が一つしか図示されていないが、突出連結部73を複数設ける形態とし、より強固に両側フレームに固定することもできる。さらに、突出連結部73を後方側L字連結部72にも設けて、上下フレーム14の内側面に固定することもできる。
(パネル連結部の変形例)
このパネル連結部は以上の形態に特定されない。L字連結部を設けず直接パネル部に、フレームとの固定具を差し込むための穴を設けることもできる。また、ねじやリベット等で固定する代わりに、パネル部の端部等を接着や溶着する等により固定する形態としてもよい。さらに、前方側L字連結部及び後方側L字連結部を同一方向に突出させることもできる。例えば、上下フレーム及び連結フレームとが、正面視において同一垂直面上に位置する車椅子であっても、前方側L字連結部及び後方側L字連結部を共に外側へ突出させることで、前方側L字連結部71及び後方側L字連結部を上下フレームや連結フレームの同一面内に位置させて、パネル部を両側フレームの内側の対向面に位置させ、パネル部を両側フレーム1の外側面に取り付ける場合よりも収納ポケットを内側の位置に設け、内側に設けた分だけ収納ポケットの容量を増やすことができる。さらにまた、L字連結部を設ける位置は、パネル部の前方及び後方に特定されず、上方あるいは下方に設けることもできる。これにより、パネル部を上下フレーム及び連結フレームの他に、肘当てフレームや中間フレームの垂直面内に当接して固定することができる。ただ、上方に設ける場合、開口部を閉塞しないように内側へ向けて突出させることが好ましい。
(収納ポケット部の変形例)
以上の収納ポケット60の一部を、既知の車椅子の部材を配置するスペースとして利用することもできる。例えば、駆動車輪の外周部を押圧して停止させるサイドブレーキを収納ポケットのスペースの一部に組み込むことで、従来のブレーキを設けるスペースを削減し、車椅子をコンパクトにすることができる。また、収納ポケットと他の部材をユニット化して、両側フレームに取り付ける固定部を共通化することで、車椅子を軽量化したり、取り付けの工程を簡略化することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の別の実施形態2の車椅子の説明をする。実施形態1の収納ポケット60は、図6に示すように、前方板66の前方に前方側L字連結部72が位置する形態としているが、前方板がパネル部の前端に位置する形態とすることもできる。
図11は、実施形態2の車椅子の収納ポケット60Aを示す斜視図である。この収納ポケット60Aは、パネル部69Aの面内に連結される。図11に示す車椅子の収納ポケット60Aは、前方板66Aがパネル部69Aの前端に位置している。これによって、収納ポケット60Aは、パネル部69Aの前方側の空間を有効に利用し、容積を増加することができる。
(パネル部69A)
図11に示すパネル部69Aは、パネル部69Aの下端部の前部及び後部と、上端部の後部にそれぞれ両側フレームに連結するための穴を備える。パネル部69Aは、下端部の前部と後部が中間フレームの外側面に連結され、上端部の後部で上下フレームの外側面に連結される。
(L字部79)
また、図11に示すパネル部69Aは、パネル部69Aの前端であって、収納ポケット60Aの下端からパネル部69Aの下端にかけて、パネル部69Aに対して略垂直に外側へ向けて突出するL字部79を備える。このL字部79は、パネル部69Aの強度を高めている。さらに、このパネル部69Aは、両側フレームに固定する際に、このL字部79連結フレームに当接することで、位置決めを容易にすることができる。
(突出連結部73A)
さらに、図6に示すパネル部69は前方板66Aに対して略垂直に突出する突出連結部73Aを備える。この突出連結部73Aは、連結フレームの内側面に当接して固定することができる。
(実施形態3)
また、本発明の別の実施形態3の車椅子の説明をする。実施形態1及び実施形態2の車椅子は、パネル部69と収納ポケット60とを一体に成形した形態としたが、パネル部と収納ポケットとをそれぞれ独立して成形し、着脱自在とすることができる。
図12は実施形態3の車椅子の収納ポケット60B及びパネル部69Bを示す斜視図である。図12に示す収納ポケット60B及びパネル部69Bは、互いに対応した連結部を備える。この連結部により、収納ポケット60B及びパネル69Bは互いに着脱自在としている。
図12に示すパネル部69Bは、収納ポケットの対向面に第一連結部80a、80bを備える。さらに収納ポケット60Bは、パネル部69Bとの対向面である内側板64Bの第一連結部80a、80bと対応する位置に、第一連結部80a、80bに着脱自在な
形状に形成されてなる第二連結部81a、81bを備える。図12に示すパネル部69Bと収納ポケット60Bとは、第一連結部80a、80bと第二連結部81a、81bとを互いに係合するだけで収納ポケット60Bをパネル部69Bに固定することができる。また、この収納ポケット60Bは不要な場合、パネル部69Bを両側フレームに取り付けたまま、収納ポケット60Bのみを簡単に取り外しができる。ただ、図12に示す第一連結部80a、80b及び第二連結部81a、81bは例示であり、連結方法を以上に特定しない。例えば、ねじ止め等の連結方法を利用することもできる。また、連結箇所も二箇所に限らず、一箇所でもよいし、三箇所以上とすることもできる。さらに、第二連結部は収納ポケット60Bの内側板64Bに限らず、収納ポケット60Bの前方板や後方板等の他の部位に設けてもよい。
ただ、実施形態2及び実施形態3において、図11に示すパネル部69A及び図12に示すパネル部69Bは、両側フレームに固定するための穴をパネル部に設けているが、図6に示す実施形態1のパネル部69のように、L字連結部を設けることができることは言うまでも無い。
以上、実施形態1乃至3の車椅子の説明をした。ただ、本発明の車椅子は以上の形態に限定されない。本発明の車椅子の収納ポケットは、既知のいずれの車椅子にも利用可能である。また、実施形態1で説明した変形例は、実施形態2又は3においても適用可能である。
さらに、以上に説明した実施形態1乃至3の車椅子の収納ポケットは、全体が板状の部材によって形成されているが、これは本発明の技術的な思想を示すための例示であって、
本発明の収納ポケットを形成する部材は板状材に限定されない。例えば、板状材に複数の小口径の穴を設けたり、網状とすることで収納ポケットを軽量化したり、荷物との接触面を減らし摩擦力を高めて、収納ポケット内で荷物が滑らないようにすることができる。あるいは、収納ポケットの枠部のみを剛性を有する部材で形成し、枠部間に可撓性の部材を張って収納ポケットを形成することで、より軽量にすることもできる。また、これらの形態は収納ポケットを形成する部材の全体に適用することもできるし、一部分のみに適用してもよい。
本発明に係る車椅子は、ユーザーが座部スペースから、着座姿勢のまま手が届く範囲に収納ポケットを備えるため、ユーザーは容易に荷物の出し入れをすることができる。さらに、収納ポケットはタイヤカバーとして機能し、ユーザーの腕や袖が駆動車輪によって汚れるのを防ぎ、衛生的に車椅子を利用することができる。
1…両側フレーム
2…折り畳みリンク
3…駆動車輪
4…自在小車輪
6…座部フレーム
7…座部シート
8…足載台
11…下側フレーム
12…肘当てフレーム
14…上下フレーム
15…中間フレーム
16…連結フレーム
18…足載プレート退避部
20…肘当て
32…グリップリング
41…足載アーム
42…足載プレート
60…収納ポケット
60A…収納ポケット
60B…収納ポケット
61…ポケット前方部
62…ポケット後方部
63…開口部
64…内側板
64B…内側板
65…外側板
66…前方板
66A…前方板
67…後方板
68…底面板
68a…底面板前方部
68b…底面板後方部
69…パネル部
69A…パネル部
69B…パネル部
70…L字連結部
71…前方側L字連結部
72…後方側L字連結部
73…突出連結部
73A…突出連結部
78…水抜き穴
79…L字部
80a…第一連結部
80b…第一連結部
81a…第二連結部
81b…第二連結部
100…荷受け台
127…荷物入れ

Claims (16)

  1. 駆動車輪と、
    肘当てを有する肘当てフレームと、
    前記肘当てフレームの後端部に連結している上下フレームと、
    前記上下フレームに後端部を連結し、前記肘当てフレームの下方に位置する下側フレームと、
    を有し、外側に前記駆動車輪を連結している一対の両側フレームと、
    車椅子の側面視において、前記駆動車輪の前方上部に位置し、
    かつ、車椅子の正面視において、前記肘当てフレームより外部に、少なくとも一部が位置する収納ポケットと、を備える車椅子。
  2. 請求項1に記載の車椅子であって、
    前記両側フレームはさらに、前記肘当てフレームと前記下側フレームの間に位置し、後端を前記上下フレームに連結する中間フレームを含み、
    前記収納ポケットは、前記肘当てフレームと前記中間フレームの間に設けられてなる車椅子。
  3. 請求項1又は2に記載の車椅子であって、
    前記収納ポケットは、少なくとも一部が前記肘当てフレームの直下に設けられてなる車椅子。
  4. 請求項3に記載の車椅子であって、
    前記収納ポケットは、左右の前記肘当てフレーム同士の間で最も距離が狭くなる最近接点よりも外側に、それぞれ設けられてなる車椅子。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の車椅子であって、
    前記収納ポケットは、
    収納ポケットの前方側であるポケット前方部と、
    前記ポケット前方部の後方に位置するポケット後方部と、
    を含み、さらに、
    前記収納ポケットの下端を閉塞する底面板を備え、
    前記ポケット後方部において、前記底面板が前記駆動車輪の外周に沿うように湾曲し、前記収納ポケットは、前記駆動車輪の上部の少なくとも一部を覆うように接近して配置されてなる車椅子。
  6. 請求項5に記載の車椅子であって、
    前記ポケット前方部が直方体状に形成されてなる車椅子。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の車椅子であって、さらに、
    前記肘当てフレームと前記中間フレームの間の少なくとも一部を閉塞するパネル部を備え、
    前記収納ポケットは前記パネル部に連結してなる車椅子。
  8. 請求項7に記載の車椅子であって、
    前記収納ポケットは板状材からなり、
    さらに前記収納ポケットの車椅子側に面する板状材である内側板が、前記パネル部と一体に成形されてなる車椅子。
  9. 請求項8に記載の車椅子であって、さらに、
    前記収納ポケットと前記パネル部とを連結する連結部を有し、
    前記連結部は、
    前記パネル部に設けられた第一連結部と、
    前記収納ポケットの、前記第一連結部と対応する位置に設けられ、前記第一連結部に着脱自在な形状に形成されてなる第二連結部と、
    を備え、前記連結部により、前記収納ポケットと前記パネル部とを着脱可能に係合してなる車椅子。
  10. 請求項7乃至9の何れか一項に記載の車椅子であって、
    前記パネル部は、前記両側フレームと連結するためのパネル連結部を有し、
    前記パネル連結部は、前記パネル部の端部から車椅子の内側又は外側へ向けて、前記パネル部に対して垂直方向に突出するL字連結部を含む車椅子。
  11. 請求項10に記載の車椅子であって、
    前記両側フレームはさらに、前記肘当てフレームと前記中間フレームの、前記上下フレームと連結された一端とは反対側の他端部に連結される連結フレームを含み、
    前記L字連結部は、前記パネル部の前方において前記連結フレームに当接して固定される前方側L字連結部と、
    前記パネル部の後方において前記上下フレームに当接して固定される後方側L字連結部とを含む車椅子。
  12. 請求項11に記載の車椅子であって、
    正面視において、前記上下フレームと前記連結フレームとが左右にずれて配置され、
    前記前方側L字連結部と前記後方側L字連結部とが、前記パネル部を軸に互いに逆方向へ向かうように設けられ、
    前記パネル部が前記両側フレームの垂直面に対し平行姿勢に連結されてなる車椅子。
  13. 請求項12に記載の車椅子であって、
    前記パネル連結部は、前記L字連結部から垂直方向に突出し、前記両側フレームの外側面または内側面に当接して固定される突出連結部を含む車椅子。
  14. 請求項1乃至13の何れか一項に記載の車椅子であって、さらに、
    前記駆動車輪の外側面にグリップリングを備え、
    前記収納ポケットを構成する板状材であって、前記収納ポケットの外側に面する外側板が、前記グリップリングよりも内側に位置する車椅子。
  15. 請求項1乃至14の何れか一項に記載の車椅子であって、
    前記両側フレームはさらに、前記肘当てフレーム及び前記中間フレームの、前記上下フレームと連結された一端とは反対側の他端部に連結される連結フレームを含み、
    前記両側フレームの前方かつ外側面に、前後方向に傾動可能に後端部を連結され、
    先端部が両側フレームの前方に位置する前方姿勢と、
    先端部が前記中間フレームと前記肘当てフレームの間に位置する後方姿勢と
    に傾動する足載アームと、
    前記足載アームの先端部に回動可能に連結され、
    足を載せることのできる展開姿勢と、
    上面が前記足載アームに面する収納姿勢と
    に回動可能とする足載プレートとを含み、
    前記肘当てフレームと、前記中間フレームの間であって、前記連結フレームの前方に、収納姿勢の足載プレートを収納する足載プレート退避部を備え、
    前記収納ポケットは、前記連結フレームを軸として、前記足載プレート退避部とは反対側である前記連結フレームの後方に位置してなる車椅子。
  16. 請求項4乃至15の何れか一項に記載の車椅子であって、さらに、
    一対の前記両側フレームが互いに近接するように折り畳むことができるように、一対の前記両側フレームを連結する折畳リンクを備える車椅子。
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