JP5485417B2 - 空気調和システム及び空気調和方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和システム及び空気調和方法に関する。
この種の技術として、例えば、特許文献1には、室温を検出するセンサと、床暖房を行う床暖房放熱パネルの温度を検出するセンサとを有する空気調和装置の設定温度を、検出された室温と、床暖房放熱パネルの温度と、室温及び床面温度で定まるユーザの快適特性を表すデータとに基づいて変更する技術が開示されている。
特許第4042480号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、センサが設置された位置に関わらず設定温度を変更するため、当該位置における室温を正確に調整できないという問題があった。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、特定の位置における温度又は湿度をより正確に調整できる空気調和システム及び空気調和方法を提供すること等を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る空気調和システムは、
温度又は湿度を計測する計測部を有する装置に対して光又は電磁波を送信する室内機に搭載された送信部と、
前記室内機に搭載された送信部による光又は電磁波の送信方向を複数の方向へ変更する変更部と、
前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する前記室内機に搭載された受信部と、
前記変更された複数の送信方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の送信方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置までの距離と、前記室内機から前記装置へ向かう方向と、を検出する検出部と、
前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御部と、を備える。
本発明の第2の観点に係る空気調和システムは、
温度又は湿度を計測する計測部を有する装置に対して、指向性を有する光又は電磁波を複数の方向へ送信する室内機に搭載された送信部と、
前記室内機を基準とした方向を表す方向情報と、前記室内機に搭載された送信部から光又は電磁波が所定の方向へ送信された場合に、前記方向情報で表される方向に位置する装置で検出された検出強度を、当該装置と同じ距離だけ前記室内機から離れた前記所定の方向の位置で検出される検出強度に補正する補正係数を表す情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する前記室内機に搭載された受信部と、
前記光又は電磁波が送信された複数の方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置へ向かう方向を検出する検出部と、
前記検出された方向を表す情報と対応付けられた情報で表される補正係数を用いて、前記受信された検出強度情報でそれぞれ表される検出強度を補正する補正部と、を備え、
前記検出部は、前記補正された検出強度に基づいて前記室内機から前記装置までの距離を検出し、
前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度と、に基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御部、をさらに備える。
本発明に係る空気調和システム及び空気調和方法によれば、特定の位置における温度又は湿度をより正確に調整できる。
本発明の実施形態に係る空気調和システムの一例を表す構成図である。 リモートコントローラの一構成例を表すハードウェア構成図である。 (a)は、空気調和装置を構成する室内機を表す下面図である。(b)は、室内機を表す側面図である。 (a)は、室内機に搭載された位置検出機の一例を表す切断面図である。(b)は、位置検出機を表す側面図である。 (a)は、位置検出機の一構成例を表すハードウェア構成図である。(b)は、携帯装置の一構成例を表すハードウェア構成図である。 位置検出機が実行する位置検出処理の一例を表すフローチャートである。 位置検出機が有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 記憶部が記憶する検出強度テーブルの一例を表す図である。 位置検出機に内蔵された送受信部の回転角度の一例を表す図である。 位置検出機が送信する赤外線が有する指向性の一例を説明するための図である。 記憶部が記憶する補正係数テーブルの一例を表す図である。 記憶部が記憶する距離変換テーブルの一例を表す図である。 記憶部が記憶する検出結果テーブルの一例を表す図である。 (a)は、位置検出機が実行する検出強度情報受信処理の一例を表すフローチャートである。(b)は、携帯装置が実行する検出強度情報送信処理の一例を表すフローチャートである。 位置検出機の送受信タイミングと、携帯装置の送受信タイミングとの関係例を表す図である。 計測された検出強度に基づいて携帯装置が位置する方向を算出する算出方法の一例を説明するための図である。 (a)は、位置検出機が実行する計測温度情報受信処理の一例を表すフローチャートである。(b)は、携帯装置が実行する計測温度情報送信処理の一例を表すフローチャートである。 (a)は、位置検出機が実行する検出強度情報受信処理の他例を表すフローチャートである。(b)は、携帯装置が実行する検出強度情報送信処理の他例を表すフローチャートである。 室内機が有する位置検出機の他例を表す切断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和システム1について、添付図面を参照しつつ説明する。
本発明の実施形態に係る空気調和システム1は、図1に示すように、リモートコントローラ(以下、リモコンという)10、空気調和装置110から140、及び携帯装置201から208を含んで構成されている。
リモコン10は、例えば、部屋の壁に設置され、信号線を介して空気調和装置110から140にそれぞれ接続する。リモコン10は、例えば、設定温度、設定湿度、室内温度、及び室内湿度、空気調和装置100が送り出す風の風量、方向、温度、及び湿度(以下、送風状態という)並びに動作モードなどの空気調和装置110から140にそれぞれ設定される状態量を制御する。尚、リモコン10は、1台の空気調和装置を制御しても良い。
リモコン10は、図2に示すようなCPU(Central Processing Unit)10a、ROM(Read Only Memory)10b、RAM(Random Access Memory)10c、ハードディスク10d、通信回路10f、7SEG(SEGment)表示部品10i、及び操作ボタン10jで構成される。
CPU10aは、ROM10b又はハードディスク10dに保存されたプログラムに従ってソフトウェア処理を実行することで、リモコン10の全体制御を行う。RAM10cは、CPU10aによるプログラムの実行時において、処理対象とする情報(つまり、データ)を一時的に記憶する。
ハードディスク10dは、各種の情報(つまり、データ)を保存した表(つまり、テーブル)を記憶する。尚、リモコン10は、ハードディスク10dの代わりに、フラッシュメモリを備えても良い。
通信回路10fは、シリアル回線を介して接続する空気調和装置110から140との間でデータをシリアル通信する。7SEG表示部品10iは、CPU10aから出力された信号に応じて、例えば、エラーコードなどの各種コードを表示する。操作ボタン10jは、ユーザの操作に応じた信号を入力する。
空気調和装置110から140は、それぞれ同様の構成を有するため、以下主に、空気調和装置110について説明する。
空気調和装置110は、例えば、部屋の天井に設置された室内機(つまり、エア・コンディショナー)110iと室外機とを含んで構成される。室内機110iの下面には、図3(a)に示すような吸気口111及び送風口112oから115oが形成され、中央部に位置検出機119が設置されている。室内機110iは、吸気口111から室内の空気を吸気し、吸気された空気をリモコン10により指定された温度及び湿度に調節してから、指定された量だけ、指定された方向へ送風口112oから115oから送風する。なお、送風口112oから115oには、図3(a)及び(b)に示すような送風方向を制御するブレード112bから115bが設けられている。
室内機110iの下面に設置された位置検出機119は、室内機110iの側面図である図3(b)に示すような半透明な半球状のカバーで覆われている。位置検出機119の内部には、図3(b)のB−B面における断面図である図4(a)に示すような回転軸119xと、回転ステージ119sと、1つの送受信部119tとが内蔵されている。
回転軸119xは、回転ステージ119sの回転軸であって、室内機110iの下面と略垂直な軸である。回転軸119xは、不図示のステッピングモータに接続し、受信部119rを構成する赤外線受信IC(Integrated Circuit)の制御に従った上記ステッピングモータによって90°ずつ回転させられる。このため、回転軸119xに固定された回転ステージ119sは、回転軸119xの回転に伴って90°ずつ回転を行う。
送受信部119tは、図4(a)に示すC方向から位置検出機119を図示した図4(b)に示すように、回転ステージ119sの下面に固定されている。送受信部119tは、図4(a)に示すような回転ステージ119sの下面を、回転軸119xから位置検出機119のカバーまで伸びる半直線で区切った4つの領域の内1つの領域に設置されている。また、送受信部119tは、回転軸119xから位置検出機119のカバーを透過させて赤外線信号を送信する送信部119dと、送信部119dが赤外線信号を送信する方向と略一致した方向から当該カバーを透過した赤外線信号を受信する受信部119rとを有する。このため、回転ステージ119sが回転軸119xを中心に90°回転すると、送受信部119tによる赤外線信号の送受信方向は、回転軸119xを中心に90°回転する。
送信部119dは、赤外線送信LED(Light Emitting Diode)を含んで構成され、受信部119rを構成する赤外線受信ICの制御に従って点灯することで赤外線を発光する。また、赤外線受信ICを含んで構成される受信部119rは、携帯装置201から208によって送信された赤外線信号を受信する。
赤外線受信ICで構成される受信部119rは、図5(a)に示すようなCPU119a、ROM119b、RAM119c、通信回路119f、I/Oポート119io、及び受光部119pを含んで構成される。CPU119a、ROM119b、及びRAM119cは、図2のCPU10a、ROM10b、及びRAM10cと同様であるので説明を省略する。通信回路119fは、リモコン20とシリアル通信を行う。I/Oポート119ioは、CPU119aから出力された信号を送信部119d及び上記のステッピングモータへ出力する。受光部119pは、携帯装置201ないし208から赤外線送信された信号をCPU119aへ入力する。
携帯装置201から208は、それぞれの装置を識別する識別情報(以下、装置IDという)を有する。携帯装置201から208が有する装置IDは、それぞれ異なる番号「1」から「8」である。携帯装置201から208は、それぞれ同様の構成を有するので、以下主に、携帯装置201について説明する。
携帯装置201は、携帯型の装置であり、図5(a)に示すような光検出部201r、増幅部201p、調整部201f、送信部201s、計測部201m、入力部201t、及び赤外線受信IC210を含んで構成される。光検出部201rは、例えば、フォトダイオードを含んで構成される。光検出部201rは、位置検出器119の送信部119dから発せられた赤外線を検出すると、検出した赤外線の強さに応じた電圧を生じさせる。
増幅部201pは、例えば、オペレーショナル・アンプリファイア(以下、オペアンプという)を含んで構成され、光検出部201rで生じた電圧を増幅させる。調整部201fは、赤外線受信IC210に制御されて、増幅部201pが電圧を増幅させる程度を増減させる。例えば、増幅前の電圧値に対する増幅後の値の割合を増幅率とすると、調整部201fは、増幅部201pの増幅率を赤外線受信IC210に指定された率に調整する。
送信部201sは、赤外線送信LEDを含んで構成され、赤外線受信IC210に制御されて各種の信号を赤外線送信する。計測部201mは、温度センサを含んで構成され、当該温度センサで計測された温度を表す信号を赤外線受信IC210に入力する。入力部201tは、操作ボタンを含んで構成され、ユーザの操作に応じて設定温度を表す設定温度情報を赤外線受信IC210に入力する。
赤外線受信IC210は、CPU210a、ROM210b、RAM210c、ADC(Analog to Digital Converter)210v、及びI/O(Input / Output)ポート210ioを含んで構成される。
CPU210a、ROM210b、及びRAM210cは、図2のCPU10a、ROM10b、及びRAM10cと同様であるので説明を省略する。ADC210vは、増幅部201pで増幅された電圧の値を表すデジタルデータをCPU210aへ入力する。I/Oポート210ioは、計測部が計測した室温を表すデジタル信号、及び入力部201tが入力した設定温度情報をCPU210aへ入力する。また、I/Oポート210ioは、CPU210aから出力された制御信号などを送信部201sへ出力する。
図5(a)に示す位置検出部119を構成する受信部119rは、図5(a)に示すハードウェアを用いて、携帯装置201から208の位置を検出する、図6に示すような位置検出処理を実行する。これにより、受信部119rのCPU119aは、図7に示すような受信部191、検出部192、補正部194、及び制御部195として機能する。また、CPU119aは、ROM119b及びRAM119cと協働して記憶部193として機能する。
図6の位置検出処理について説明する前に、位置検出処理で使用されるデータについて説明する。
記憶部193は、図8に示すような検出強度テーブルを記憶する。それぞれの検出強度テーブルは、回転ステージ119sの回転角度を表す回転角度情報と、携帯装置を識別する装置IDと、回転ステージ119sが当該回転角度にあるときに送信された赤外線の当該携帯装置によって検出された強度(以下、検出強度という)を表す検出強度情報とを対応付けて保存された複数のレコードを有する。
尚、回転ステージ119sの回転角度は、図9に示すように、回転ステージ119sの回転軸119x(つまり、室内機110iの略中心)を通り、回転ステージ119sの回転面に略並行な所定の座標軸Xとの角度で表される。また、室内機110iからある位置へ向かう方向(以下、室内機110iを基準とした方向という)も、同様に、座標軸Xとの角度で表される。
ここで、図4(a)及び(b)に示した室内機110iの位置検出機119から送信される赤外線は指向性を有する。このため、図10に示すような点P1からP5において、室内機111iに搭載された位置検出機119からの距離がそれぞれ異なるにも関わらず、点P1からP5において検出される赤外線の強度が等しくなる。つまり、図10に示すような方向Sへ赤外線が送信された場合に、室内機110iを基準とした方向Sにある点P1は、点P1からP5の内で最も室内機110iから遠いにも関わらず、他の地点P2からP5と同じ強度の赤外線が検出される。
このため、記憶部193は、図11のような補正係数テーブルを記憶している。この補正係数テーブルは、室内機110iからある点(例えば、P2)へ向かう方向を表す方向情報と、室内機110iから赤外線が方向Sへ送信された場合に、当該点(例えば、点P2)で検出された検出強度を、当該点と同じ距離だけ室内機110iから離れた方向Sの点(例えば、点P2s)で検出される検出強度に補正する補正係数を表す補正係数情報とを対応付けて保存されている。
さらに、記憶部193は、図12に示すような距離変換テーブルを記憶している。この距離変換テーブルは、室内機110iからの距離(以下、室内機110iを基準とした距離という)を表す距離情報と、当該距離だけ位置検出機119から離れた点で検出される赤外線の強度を表す検出強度情報とを対応付けて保存された複数のレコードを有する。
またさらに、記憶部193は、図13に示すような結果テーブルを記憶している。この結果テーブルは、携帯装置の装置IDと、室内機110iを基準とした当該携帯装置の位置(つまり、室内機を基準とした距離及び方向)を表す情報と、当該携帯装置で計測された室温を表す情報と、当該携帯装置に入力された設定温度情報とを対応付けて保存された複数のレコードを有する。
次に、上記テーブルを使用して位置検出機119が実行する位置検出処理について説明する。位置検出機119は、例えば、1日に1回といった所定周期で、図6の位置検出処理を実行する。
図6の位置検出処理が開始されると、図7の制御部195は、図4(a)の回転ステージ119sの回転角度を表す値を格納する変数(以下、回転角度変数という)に対して、初期値である値「0°」を代入する(ステップS01)。次に、図14(a)に示すような検出強度情報を受信する検出強度情報受信処理が実行される(ステップS02)。
図14(a)の検出強度情報受信処理が開始されると、図7の制御部195は、値「1」を表す赤外線信号(以下、赤外線「1」という)の送信を開始するように、図4(a)の送信部119dを制御する(ステップS11)。ここで、値「1」を表す赤外線信号を送信するとは、送信部119dを構成する赤外線送信LEDを点灯させることをいう。
その後に、制御部195は、赤外線送信LEDを点灯させたまま(つまり、赤外線出力を継続させたまま)、所定時間Fだけ待機する(ステップS12)。この所定時間Fを表す情報は、記憶部193に予め記憶されている。この所定時間Fは、所定の範囲内に携帯装置201が設置されている場合に、赤外線送信LEDを点灯後、図5(b)の光検出部201rを構成するフォトダイオードが光を検出することで所定の電圧を発生させるのに十分な時間及び増幅部201pが電圧を所定の割合だけ増幅させるのに十分な時間よりも長い時間に予め設定されている。つまり、この所定時間Fは、フォトダイオードの応答速度及び増幅部201pの応答速度に基づいて、携帯装置201ないし208が赤外線送信LEDの点灯を検出するのに十分な長さの時間に予め設定されている。
図14(a)のステップS12の後に、制御部195は、値「1」を表す赤外線信号(つまり、赤外線「1」)の送信を終了するように送信部119dを制御する(ステップS13)。次に、制御部195は、検出強度情報を送信するように求める要求を表す信号(以下、検出強度情報送信要求信号という)を送信部119dに送信させる(ステップS14)。
ここで、図15に示すように、位置検出機119は、時間Tに亘って、1台の携帯装置から検出強度情報を受信する間、赤外線を送信しない。位置検出機119が送信する赤外線と、位置検出機119が受信する赤外線とが干渉しないようにするためである。
また、検出強度情報を送信する携帯装置201から208は、以下の式(1)を用いて算出した待機期間においてそれぞれ待機した後に検出強度情報を時間Tに亘って送信する。ここで、携帯装置201から208がそれぞれ有する装置IDは、それぞれ異なるので、携帯装置201から208の内2つ以上の装置が同時に赤外線を送信することはない。干渉を防止するためである。
このため、位置検出機119が、携帯装置201から208の全てから検出強度情報を受信するのに要する総受信時間は、以下の式(2)を用いて値「8T」と算出される。尚、空気調和システム1を構成する携帯装置の総数nを表す情報、及びの携帯装置から検出強度情報を受信する時間長Tを表す情報は、それぞれ記憶部193に記憶されている。
待機時間 = (装置ID−1)×時間T・・・(1)
総受信時間 = 携帯装置の総数n×時間T・・・(2)
このため、図14(a)のステップS14の後に、図7の受信部191は、総受信時間(本実施形態では8T)が経過したか否かを判別する(ステップS15)。このとき、受信部191は、総受信時間が経過していないと判別すると(ステップS15;No)、携帯装置201から208のいずれかから装置IDと、検出強度情報とを、時間Tに亘って受信する(ステップS16)。
次に、制御部195は、取得された検出強度情報で表される検出強度が、所定値Vを超えたか否かを判別する(ステップS17)。この所定値Vを表す情報は、記憶部193に記憶されている。この所定値Vは、図5(b)に示す携帯装置201の光検出部201rが検出する光の強度が飽和レベルであるか否かを判定するために用いられる閾値である。つまり、例えば、室内機110iからの距離が所定の距離Lよりも近いために、光検出部201rが検出する光の強度が所定値Vよりも強くなると、光検出部201rが発生させる電圧は、所定電圧vよりも大きくならない又は大きくなり難くなる。このため、光検出部201rが検出した光の強度が所定値Vを超えている場合には(つまり、ステップS17;Yes)、当該光の強度が光検出部201rの飽和レベルに達していると判別される。
ステップS17において、検出強度が所定値Vを超えたと判別されると(ステップS17;Yes)、制御部195は、図5(b)に示した増幅部201pの増幅率を所定の率Rだけ低下させる調節を行うように求める増幅率調整要求を表す信号を送信するように送信部119dを制御する(ステップS18)。その後、制御部195は、ステップS16で取得された装置IDと、当該装置IDで識別される装置の増幅率が既に調整されていることを表す調整済情報とを対応付けて記憶部193に保存する調整済情報保存処理を実行する(ステップS19)。その後、取得した検出強度情報を破棄してから、総受信時間を経過すると、ステップS11から上記処理を繰り返す。次回の実行においてより正確な検出強度を表す情報を取得すれば良いためである。
尚、ステップS17において、検出強度が所定値Vを超えないと判別すると、制御部195は、ステップS18において、増幅部201pの増幅率を所定の率Rだけ増加させる調整を行うように求める増幅率調整要求を表す信号を送信するように制御しても良い。
ステップS17において、検出強度が所定値Vを超えていない(つまり、検出強度が所定値V以下である)と判別されると(ステップS17;No)、ステップS15から上記処理が繰り返される。
ステップS15において、受信部191は、総受信時間が経過したと判別すると(ステップS15;Yes)、検出強度情報受信処理の実行を終了する。
尚、携帯装置201は、図5の光検出部201rで赤外線を検出すると、図14(b)に示すような検出強度情報送信処理を開始し、受信した赤外線の検出強度(つまり、図5の増幅部201pで増幅した電圧)の最大値を保持する(ステップS21)。ステップS21の処理は、図14(a)のステップS14で送信された検出強度情報送信要求信号を室内機110iから受信するまで繰り返される(ステップS22;No)。携帯装置201は、検出強度情報送信要求信号を受信すると(ステップS22;Yes)、携帯装置201の装置IDで定まる待機期間だけ待機した後に(ステップS23)、携帯装置201の装置IDと、ステップS21で保持した検出強度の最大値を表す検出強度情報とを、図5(b)の送信部201sから赤外線送信する(ステップS24)。その後、携帯装置201は、増幅率調整要求を表す信号を所定時間内に受信しなければ(ステップS25;No)、検出強度情報送信処理を終了する。これに対して、増幅率調整要求を表す信号を所定時間内に受信すると(ステップS25;Yes)、当該要求に応じて、図5の増幅部201pの増幅率を所定の率Rだけ下げるように調整部201fで調整した後に(ステップS26)、検出強度情報送信処理を終了する。
図6のステップS02で検出強度情報と装置IDとを受信した後に、図7の補正部194は、調整済情報と対応付けて記憶部193に記憶された装置IDを検索する。その後、補正部194は、検索された装置IDで識別される装置の検出強度情報を、当該検出強度情報が表す検出強度に対して所定の率Rだけ増加させた強度を表す情報に補正する。尚、率Rを表す情報は、記憶部193に記憶されている。
次に、制御部195は、ステップS01又はステップS06で回転角度係数に格納された回転角度を表す情報と、検出強度情報及び装置IDとを対応付けて、図8の検出強度テーブルに保存する処理(以下、検出強度情報保存処理という)を行う(ステップS03)。
その後、検出部192は、ステップS02の検出強度情報受信処理が、図4(a)の回転ステージ119sの回転角度がとり得る全ての角度(つまり、0°、90°、180°、及び270°)に対して実行されたか否かを判別する(ステップS04)。このとき、検出強度情報受信処理が全ての角度について実行されていないと判別された場合(ステップS04;No)、制御部195は、図4の回転ステージ119sを90°回転させる(ステップS05)。次に、制御部195は、回転角度変数の値を「90°」だけインクリメントした後に(ステップS06)、ステップS02から上記処理を繰り返す。
ステップS04において、検出部192は、検出強度情報受信処理が全ての角度について実行されたと判別すると(ステップS04;Yes)、図8に示した検出強度テーブルに保存された検出強度情報及び回転角度情報などを読み出す検出強度情報読出処理を実行する(ステップS07)。
次に、検出部192は、読み出した複数の回転角度情報で表される角度と、検出強度情報で表される検出強度とに基づいて、室内機110iから携帯装置201から208へ向かうそれぞれの方向(つまり、室内機110iを基準とした携帯装置201から208それぞれの相対方向)を検出する相対方向検出処理を実行する(ステップS08a)。
具体例として、図8の検出強度テーブルには、装置ID「5」で識別される携帯装置205が、回転角度「0°」のときに強度「0.5」の光を検出し、回転角度「270°」のときに強度「0.4」の光を検出したことを表す情報が保存されている。このため、検出部192は、図16に示すような角度「0°」の方向に向かう「0.5」の長さを有するベクトルb1と、角度「270°」の方向に向かう「0.4」の長さを有するベクトルb2とを合成したベクトルbを算出する。次に、検出部192は、算出されたベクトルbの方向を、室内機110iを基準にした携帯装置205の相対方向として検出する。
図6のステップS08aの後に、補正部194は、携帯装置201から208のそれぞれについて、算出されたベクトルbの向きで表される相対方向を表す方向情報と、ベクトルbの長さで表される検出強度を表す検出強度情報とに対応付けられた補正係数情報を、図11の補正係数テーブルから読み出す補正係数読出処理を実行する(ステップS08b)。その後、補正部194は、携帯装置201から208のそれぞれについて、読み出された補正係数情報で表される補正係数を、算出されたベクトルbの大きさで表される検出強度に乗算することで、検出強度を補正する検出強度補正処理を実行する(ステップS08c)。
その後、検出部192は、携帯装置201から208のそれぞれについて、補正された検出強度に基づいて室内機110iを基準にした相対位置を検出する相対位置検出処理を実行する(ステップS08d)。具体的には、検出部192は、補正された検出強度を表す検出強度情報と対応付けられた距離情報を、図12の距離変換テーブルから読み出す。次に、検出部192は、読み出した距離情報で表される相対距離とステップS08aで検出された相対方向とで表される位置を相対位置として検出する。
その後、制御部195は、装置IDと、当該装置IDで識別される装置の相対位置(つまり、相対方向と相対距離)を表す位置情報とを対応付けて、図13に示す結果テーブルへ保存する検出位置情報保存処理を実行した後に(ステップS09)、位置検出処理の実行を終了する。
尚、位置検出機119は、空気調和装置110に対する位置検出処理の実行が終了すると、携帯装置201から208に対して省電力モードに移行するように求める省電力モード移行要求を表す信号を赤外線送信させる。携帯装置201から208は、省電力モード移行要求を表す信号を受信すると、図5(b)のフォトダイオードで構成される光検出部201r及び赤外線受信IC210の動作を主に停止させることで消費電力を軽減する。その後、携帯装置201から208は、例えば、10分間隔などの所定間隔で間欠的に光検出部201r及び赤外線受信IC210に対して電源を投入する。
このため、図6を参照して説明した位置検出処理が終了すると、位置検出機119は、携帯装置201から208が電源を投入するタイミング(以下、電源投入タイミングという)で、携帯装置201から208が計測した温度を表す計測温度情報を受信する、図17(a)に示すような計測温度情報受信処理を実行する。
計測温度情報受信処理の実行が開始されると、位置検出機119は、図6のステップS01と同様に、回転角度変数に対して「0°」を表す値を代入する(ステップS31)。次に、省電力モード移行要求を表す信号を赤外線送信した時からの経過時間を計時するタイマのタイマ値に基づいて、携帯装置201から208の電源投入タイミングであるか否かを判別する(ステップS32)。このとき、電源投入タイミングでないと判別すると(ステップS32;No)、位置検出機119は、所定時間スリープした後に、ステップS32の処理を繰り返す。
これに対して、位置検出機119は、電源投入タイミングであると判別すると(ステップS32;Yes)、計測した温度を表す計測温度情報の送信を求める要求を表す信号(以下、計測温度情報送信要求信号という)を送信する(ステップS33)。その後、位置検出機119は、図14(a)のステップS15及びS16と同様に、総受信期間において携帯装置201から208の装置IDと、携帯装置201から208で計測された温度を表す計測温度情報と、携帯装置201から208にそれぞれ入力された設定温度情報とを対応付けて受信する(ステップS34及びS35)。
次に、位置検出機119は、受信した装置IDと計測温度情報と設定温度情報とを対応付けて、図13の結果テーブルへ保存する計測温度情報保存処理を実行する(ステップS36)。その後、図6のステップS05及びS06と同様に、図4の回転ステージ119sを90°回転させ、回転角度変数の値を「90°」だけインクリメントした後に(ステップS37及びS38)、ステップS32から上記処理を繰り返す。
尚、携帯装置201から208は、電源投入タイミングになると、図17(b)の計測温度情報送信処理をそれぞれ開始する。以下、携帯装置201が実行する計測温度情報送信処理について説明し、携帯装置202から208が実行する計測温度情報送信処理については説明を省略する。
携帯装置201は、計測温度情報送信処理を開始してから、図17(a)のステップS33で送信された計測温度情報送信要求を表す情報を受信すると(ステップS41)、図5(b)の計測部201mで室内の温度(つまり、室温)を計測する(ステップS42)。その後、図14(b)のステップS23及びS24と同様に、装置IDで定まる待機期間だけ待機した後に(ステップS43)、装置IDと計測温度情報と設定温度情報とを赤外線送信すると(ステップS44)、計測温度情報送信処理の実行を終了する。
その後、位置検出機119は、例えば、10分間隔などの上記所定間隔で、図13の検出結果テーブルにおいて、同じ装置IDに対応付けて保存された計測温度情報と、設定温度情報とを参照し、参照した計測温度情報で表される室温と、参照した設定温度情報で表される設定温度との差異を算出する。尚、位置検出機119は、参照した計測温度情報で表される室温と、ユーザによりリモコン20に設定された設定温度との差異を算出しても良い。この場合、設定温度は、図2のリモコン20が有するRAM10c又はハードディスク10dに記憶されており、位置検出機119は、リモコン20から設定温度を受信すると、記憶部193に保存する。
次に、位置検出機119は、検出された携帯装置201から208の位置の内で、算出された差異が所定温度よりも大きい位置を特定する。その後、位置検出機119は、算出した差異と、特定した位置とに基づいて、空気調和装置110から送風される風の風量、方向、温度、及び湿度(つまり、送風状態)を制御する。具体的には、空気調和装置110の室内機110iから所定距離よりも遠い位置における室温と設定温度との差異が所定温度を超える場合には、位置検出機119は、当該位置の方向へ風を送るように図3(a)及び図3(b)のブレード112bから115bを制御したり、図3(a)の送風口112oから115oから送風される風量を増加させる。また、位置検出機119は、算出された差異が所定温度を超える位置において、室温が設定温度よりも高い場合には、送風口112oから115oから送風される風温を下げる制御や送風される風の湿度を下げる制御を行い、室温が設定温度よりも低い場合には、風温を上げる制御などを行う。尚、この制御処理は、リモコン20が図2のハードウェアを用いて実行しても良い。
尚、本実施形態において、携帯装置201から208は、図5(b)の計測部201mで室温を計測し、位置検出機119は、計測された室温に基づいて空気調和装置110から送風される風の送風状態を制御するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、携帯装置201から208は、図5(b)の計測部201mで空気調和装置110が設置された部屋の湿度を計測し、位置検出機119は、計測された湿度に基づいて空気調和装置110ないし140の送風状態を制御する構成を採用できる。
また、本実施形態において、携帯装置201は、図5(b)の入力部201tにおいて、ユーザの操作に応じて設定温度情報を入力し、位置検出機119は、携帯装置201で入力された設定温度情報で表される設定温度と、携帯装置201で計測された室温との差異に基づいて空気調和装置110の送風状態を制御するとして説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、携帯装置201は、入力部201tにおいて、ユーザの操作に応じて設定湿度情報を入力し、位置検出機119は、携帯装置201で入力された設定湿度情報で表される設定湿度と、携帯装置201で計測された湿度との差異に基づいて空気調和装置110の送風状態を制御する構成を採用できる。また、当該構成と、本実施形態の構成とを組み合わせても良い。
また、本実施形態において、位置検出機119は、赤外線を送信し、携帯装置201から209は、位置検出機119から送信された赤外線の強度を検出するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、位置検出機119は、可視光線若しくは紫外線又は電磁波を送信し、携帯装置201から209は、位置検出機119から送信された可視光線若しくは紫外線又は電磁波の強度を検出しても良い。
これらの構成によれば、携帯装置201から208による光又は電磁波の検出強度に基づいて検出された距離と、計測された室温又は湿度とに基づいて室内機110iなどの送風状態を制御するので、例えば、携帯装置201から208の設置位置が変化した場合であっても、携帯装置201から208の設置位置における室温又は湿度を従来より正確に調整できる。
また、これらの構成によれば、光又は電磁波が送信された方向と、当該方向で当該光又は電磁波が検出された強度とに基づいて室内機110iなどから携帯装置201ないし208へ向かう方向をそれぞれ検出するため、例えば、携帯装置201から208の設置位置が変化した場合であっても、携帯装置201から208の設置位置を従来より正確に検出できる。
さらに、これらの構成によれば、光又は電磁波を送信する位置検出機119の送受信部119tを回転させるので、回転させない場合よりも広い範囲において、携帯装置201から209の設置位置を検出できる。
また、これらの構成によれば、室内機110iから光又は電磁波が、図10に示すような所定の方向Sへ送信された場合に、携帯装置201から208でそれぞれ検出された検出強度を、当該所定の方向Sに位置する携帯装置で検出される検出強度に補正した後に、補正された検出強度に基づいて室内機110iなどから携帯装置201ないし208までの距離を検出する。このため、少ない光又は電磁波の送信方向の数で、複数の携帯装置について室内機110iなどとの距離を従来より正確に検出できる。
さらにこれらの構成によれば、ユーザに携帯された携帯装置201から208でそれぞれ入力された情報で表される設定温度と、携帯装置201から208でそれぞれ観測された室温との差異、又は入力された情報で表される設定湿度と、携帯装置201から208でそれぞれ観測された湿度との差異と、室内機から携帯装置201から208までの距離とに基づいて室内機の送風状況を制御するので、ユーザが移動してもユーザによって設定された室温又は湿度を従来よりも確実に実現できる。
また、これらの構成によれば、例えば、室内機110iから携帯装置201までの距離が所定の距離Lよりも近いために光検出部201rが検出する光の強度が所定の強度よりも強くなると、室内機110iに搭載された位置検出機119は、増幅部201pが電圧を増幅する程度を下げるように求める増幅率調整要求を表す信号を送信する。このため、携帯装置201が当該信号に従って電圧を増幅する程度を下げれば、室内機110iから携帯装置201までの距離を従来より正確に検出できる。尚、携帯装置202から208についても同様である。
また、これらの構成によれば、例えば、室内機110iから携帯装置201までの距離が所定の距離よりも遠いために光検出部である光検出部201rが検出する光の強度が所定の強度よりも小さくなると、室内機110iに搭載された位置検出機119は、増幅部201pが電圧を増幅する程度を上げるように求める増幅率調整要求を表す信号を送信する。このため、携帯装置201が当該信号に従って電圧を増幅する程度を上げれば、室内機110iから携帯装置201までの距離を従来より正確に検出できる。
ここで、赤外通信に用いられるモジュールと、赤外線の強度を測定するモジュールとでは、赤外線の強度を測定するモジュールの方が、応答速度が遅いことが多い。赤外線の強度を測定するモジュールの方が、光の検出により生じた電圧をより増幅させる必要があるという特性からモジュールの製造コストが増加し易いため、応答速度を下げることで製造コストの増加を抑制することが多いからである。このため、従来よりも正確に赤外線強度を測定するためには、連続した値「1」を表す信号を赤外線送信することで、赤外通信時における連続点灯時間よりも長い時間に亘ってLEDを点灯させる必要がある。このため、図4に示す位置検出機119の送信部119dは、携帯装置201から208が赤外線強度を検出する場合において、信号を送信する場合よりも長い時間に亘って点灯する。また、図送信部119dは、5(b)に示す光検出部201rの応答時間及び増幅部201pの応答時間よりも長い所定時間Fに亘って発光する。さらに、携帯装置201は、室内機110iに搭載された位置検出機119などとの通信中に受信強度を計測するのではない。これらのため、光検出部201r及び増幅部201pの応答速度(つまり、光の検出速度及び電圧の増幅速度)に依らずに、位置検出機119から発せられた光の受光強度を従来より正確に計測できる。
本実施形態において、図14(a)のステップS14からS16において、位置検出機119は、検出強度情報送信要求信号を送信した後に、装置IDと検出強度情報を受信するとして説明した。また、図14(b)のステップS22からS24において、携帯装置201は、検出強度情報送信要求信号を受信した後に、装置IDと検出強度情報とを送信するとして説明した。
しかし、これに限定される訳ではなく、位置検出機119は、図18(a)に示すように、値「1」を表す赤外線信号を送信した後に(ステップS51からS53)、検出強度情報送信要求信号を送信せずに、総受信時間に亘って携帯装置201から208の装置IDと検出強度情報とを取得する(ステップS54及びS55)構成を採用できる。
この構成において、携帯装置201は、図18(b)に示すように、受信した赤外線の検出強度の最大値を保持した後に(ステップS61)、保持した値(以下、検出レベルという)が、未検出レベルから所定値以上変化するまで上記ステップS61の処理を繰り返す。検出レベルが未検出レベルから所定値以上変化すると(ステップS62)、携帯装置201は、携帯装置201の装置IDで定まる待機期間だけ待機した後に、装置IDと検出強度情報とを送信する(ステップS63及びS64)構成を採用できる。尚、未検出レベルとは、赤外線を検出していない場合に携帯装置201で保持される値をいい、背景雑音のレベルを事前に確認するために予め計測された値である。この未検出レベルは、携帯装置201のRAM201cに記憶されている。
この構成によれば、携帯装置201は、検出レベルが未検出レベルから所定値以上変化すると検出強度情報を送信するので、図14(b)の検出強度情報送信処理と比べて単純な動作を行うだけで、他の携帯装置202から208の赤外線送信により生じる干渉を防止しながら、検出強度情報を室内機110iの位置検出機119へ赤外線送信できる。このため、図5(b)の赤外線受信IC210を有さなくとも当該動作を電子回路などのハードウェアを用いて実現できるので、携帯装置201の製造コストを削減できる。
本実施形態において、図4(a)に示すように、位置検出機119は、赤外線を送受信する1つの送受信部119tを有し、送受信部119tが固定された回転ステージ119sを、回転軸119xを中心として90°毎に回転させることで、位置検出機119が赤外線を送受信する方向を、図9のX軸を基準として0°、90°、180°、及び270°の4方向に変更するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、図19に示すように、位置検出機119は、0°、90°、180°、及び270°の4方向でそれぞれ赤外線を送受信する4つの送受信部119tを有する構成を採用できる。
この位置検出機119が4つの送受信部119tを有する構成において、位置検出機119は、4つの送受信部119tの全てを用いて赤外線通信する構成を採用できる。この構成によれば、位置検出機119から送信される赤外線の指向性が0°から360°のほぼ全角度においても略同一となる(つまり、指向性が半球状になる)ので、ほぼ全角度においても検出される赤外線の強度が位置検出機119との距離に応じて略同一に変化する。
この位置検出機119が4つの送受信部119tを有する構成において、位置検出機119は、必要に応じて4つの送受信部119tの内の1つを選択すると共に、選択した送受信部119tを用いて赤外線通信する構成を採用できる。この構成によれば、位置検出機119は、回転ステージ119sを回転させることなく赤外線の送受信方向を変更できるので、短時間で通信方向を変更できる。
本実施形態において、携帯装置201は、図14(b)のステップS24において、ステップS21で保持した検出強度の最大値を表す検出強度情報を送信するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、例えば、検出強度情報送信要求信号を受信した時刻よりも所定時間L以上前の時刻(つまり、値「1」の赤外線信号を受信する前)において保持された検出強度の最大値(つまり、背景雑音のレベル)を表す検出強度情報と、ステップS21で保持した検出強度の最大値を表す検出強度情報とを送信する構成、又はこれら2つの検出強度の最大値の差分を、位置検出機119から送信された赤外線の受信強度として検出する構成を採用できる。この構成によれば、背景雑音の影響を軽減して、位置検出機119から送信された赤外線の受信強度を精度良く検出できる。
本実施形態において、図6のステップS08aで説明したように、検出部192は、図8の検出強度テーブルから読み出された複数の回転角度情報で表される角度と、検出強度情報で表される検出強度とに基づいて、室内機110iを基準とした携帯装置201から208それぞれの相対方向を検出するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、検出部192は、図8の検出強度テーブルから読み出された複数の回転角度情報で表される角度と、検出強度情報で表される検出強度に基づいて検出された相対距離(つまり、室内機110iを基準とした距離)とに基づいて、携帯装置201から208それぞれの相対方向を検出する構成を採用できる。具体的には、図8の検出強度テーブルには、装置ID「5」で識別される携帯装置205が、回転角度「0°」のときに強度「0.5」の光を検出し、回転角度「270°」のときに強度「0.4」の光を検出したことを表す情報が保存されている。このためこの構成において、検出部192は、図12の距離変換テーブルから、強度「0.5」及び「0.4」を表す情報にそれぞれ対応付けられた情報で表される距離L1及びL2を検出する。その後、検出部192は、角度「0°」の方向に向かうL1の長さを有するベクトルと、角度「270°」の方向に向かうL2の長さを有するベクトルとを合成した合成ベクトルを算出し、算出された合成ベクトルの方向を、室内機110iを基準にした携帯装置205の相対方向として検出する。
尚、本実施形態に係る機能を実現するための構成を予め備えた位置検出機119として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の位置検出機を本実施形態に係る空気調和システム1を構成する位置検出機119として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した位置検出機119による各機能構成を実現させるための制御プログラムを、既存の端末装置を制御するコンピューター(CPUなど)が実行できるように適用することで、本実施形態に係る空気調和システム1を構成する位置検出機119として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM、又はDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。尚、本発明の空気調和方法は、空気調和システム1を用いて実施できる。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等しても良い。
また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、室内の空気を調和させる空気調和システムに適する。
1 空気調和システム
10 リモートコントローラ
10a CPU
10b ROM
10c RAM
10d ハードディスク
10f 通信回路
10i 7SEG表示部品
10j 操作ボタン
20 リモコン
110〜140 空気調和装置
110i 室内機
111 吸気口
112o〜115o 送風口
112b〜115b ブレード
119 位置検出機
119a CPU
119b ROM
119c RAM
119d 送信部
119f 通信回路
119g 赤外線受信IC
119io I/Oポート
119p 受光部
119s 回転ステージ
119t 送受信部
119r 受信部
119x 回転軸
191 受信部
192 検出部
193 記憶部
194 補正部
195 制御部
201〜208 携帯装置
201f 調整部
201m 計測部
201p 増幅部
201r 光検出部
201s 送信部
201t 入力部
210 赤外線受信IC
210a CPU
210b ROM
210c RAM
210io I/Oポート
210v ADC

Claims (10)

  1. 温度又は湿度を計測する計測部を有する装置に対して光又は電磁波を送信する室内機に搭載された送信部と、
    前記室内機に搭載された送信部による光又は電磁波の送信方向を複数の方向へ変更する変更部と、
    前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する前記室内機に搭載された受信部と、
    前記変更された複数の送信方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の送信方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置までの距離と、前記室内機から前記装置へ向かう方向と、を検出する検出部と、
    前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御部と、を備える、
    空気調和システム。
  2. 温度又は湿度を計測する計測部を有する装置に対して、指向性を有する光又は電磁波を複数の方向へ送信する室内機に搭載された送信部と、
    前記室内機を基準とした方向を表す方向情報と、前記室内機に搭載された送信部から光又は電磁波が所定の方向へ送信された場合に、前記方向情報で表される方向に位置する装置で検出された検出強度を、当該装置と同じ距離だけ前記室内機から離れた前記所定の方向の位置で検出される検出強度に補正する補正係数を表す情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する前記室内機に搭載された受信部と、
    前記光又は電磁波が送信された複数の方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置へ向かう方向を検出する検出部と、
    前記検出された方向を表す情報と対応付けられた情報で表される補正係数を用いて、前記受信された検出強度情報でそれぞれ表される検出強度を補正する補正部と、を備え、
    前記検出部は、前記補正された検出強度に基づいて前記室内機から前記装置までの距離を検出し、
    前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御部、をさらに備える、
    空気調和システム。
  3. 前記検出部は、前記検出強度に基づく長さを有し、前記複数の送信方向へ向かう複数のベクトルを合成した合成ベクトルを算出し、前記算出した合成ベクトルの方向を、前記室内機から前記装置へ向かう方向として検出する、
    請求項1又は2に記載の空気調和システム。
  4. 前記室内機に搭載された送信部が送信する光又は電磁波は指向性を有し、
    前記室内機を基準とした方向を表す方向情報と、前記室内機に搭載された送信部から光又は電磁波が所定の方向へ送信された場合に、前記方向情報で表される方向に位置する装置で検出された検出強度を、当該装置と同じ距離だけ前記室内機から離れた前記所定の方向の位置で検出される検出強度に補正する補正係数を表す情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記検出された方向を表す情報と対応付けられた情報で表される補正係数を用いて、前記受信された検出強度情報で表される検出強度を補正する補正部と、をさらに備え、
    前記検出部は、前記補正された検出強度に基づいて前記室内機から前記装置までの距離を検出する、
    請求項に記載の空気調和システム。
  5. 前記装置は、
    前記室内機に搭載された送信部から発せられた光を検出して電圧を生じさせる光検出部と、
    前記光検出部で生じた電圧を増幅する増幅部と、
    前記増幅部が電圧を増幅する程度を調整する調整部と
    記増幅部で増幅された電圧を表す情報を、前記光検出部で検出された光の強度を表す検出強度情報として送信する送信部と、を備え
    前記室内機に搭載された送信部は、前記受信した検出強度情報で表される検出強度が所定の強度よりも大きい場合に、前記増幅部が電圧を増幅する程度をより低く調節するように求める信号を送信する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  6. 前記装置は、
    前記室内機に搭載された送信部から発せられた光を検出して電圧を生じさせる光検出部と、
    前記光検出部で生じた電圧を増幅する増幅部と、
    前記増幅部が電圧を増幅する程度を調整する調整部と
    記増幅部で増幅された電圧を表す情報を、前記光検出部で検出された光の強度を表す検出強度情報として送信する送信部とを備え、
    前記室内機に搭載された送信部は、前記受信した検出強度情報で表される検出強度が所定の強度よりも小さい場合に、前記増幅部が電圧を増幅する程度をより高く調節するように求める信号を送信する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  7. 前記室内機に搭載された送信部は、点滅により前記信号を送信し、前記装置が前記光の強度を検出する場合には、前記信号を送信する場合よりも長い時間に亘って点灯する、
    請求項又はに記載の空気調和システム。
  8. 前記装置は、
    設定温度を表す設定温度情報又は設定湿度を表す設定湿度情報を入力する入力部、をさらに有する携帯型の装置であり、
    前記装置の送信部は、前記入力された設定温度情報又は設定湿度情報を送信し、
    前記室内機に搭載された受信部は、前記送信された設定温度情報又は設定湿度情報を受信し、
    前記制御部は、前記計測された温度と、前記受信された設定温度情報で表される設定温度との差異、又は前記計測された湿度と、前記受信された設定湿度情報で表される設定湿度との差異と、前記検出された距離とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の空気調和システム。
  9. 装置が温度又は湿度を計測する計測ステップと、
    室内機から前記装置に対して送信される光又は電磁波の送信方向を複数の方向へ変更する変更ステップと、
    前記変更された複数の方向へ光又は電磁波を送信する送信ステップと、
    前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する受信ステップと、
    前記変更された複数の送信方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の送信方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置までの距離と、前記室内機から前記装置へ向かう方向と、を検出する検出ステップと、
    前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御ステップと、を有する、
    空気調和方法。
  10. 装置が温度又は湿度を計測する計測ステップと、
    室内機から前記装置に対して、指向性を有する光又は電磁波を複数の方向へ送信する送信ステップと、
    前記送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度を表す検出強度情報を受信する受信ステップと、
    前記光又は電磁波が送信された複数の方向と、前記受信された検出強度情報で表される前記複数の方向にそれぞれ送信された光又は電磁波の前記装置による検出強度と、に基づいて前記室内機から前記装置へ向かう方向を検出する方向検出ステップと、
    前記室内機を基準とした方向を表す方向情報と、前記室内機から光又は電磁波が所定の方向へ送信された場合に、前記方向情報で表される方向に位置する装置で検出された検出強度を、当該装置と同じ距離だけ前記室内機から離れた前記所定の方向の位置で検出される検出強度に補正する補正係数を表す情報と、を対応付けて記憶する記憶部において、前記検出された方向を表す情報と対応付けられた情報で表される補正係数を用いて、前記受信された検出強度情報でそれぞれ表される検出強度を補正する補正ステップと、
    前記補正された検出強度に基づいて前記室内機から前記装置までの距離を検出する距離検出ステップと、
    前記検出された方向及び距離と、前記計測された温度又は湿度とに基づいて前記室内機の送風状態を制御する制御ステップと、を有する、
    空気調和方法。
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