JP2008241185A - 無線リモコンを備えた機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線リモコンを備えた機器において、外出時の自動電源オフ機能や、帰宅時の自動電源オン機能、室内に人がいない時の省エネ運転などを特別なハードウェアを追加せずに、また、安価に構成する。
【解決手段】無線リモコンを備えた機器、例えば室内機は、圏内確認コマンドデータを間欠的に送信し (ST1)、同データを受信した無線リモコンは、圏内の存在を通知する圏内応答コマンドデータを返信し、室内機は同データを受信できない場合 (ST2-N)、運転を中止し(ST12)、同データを受信できない状態から受信できる状態になった場合(SY14-Y)、運転を再開する(ST16)。また、室内機は受信品質検出手段での受信品質が所定レベルより悪くなったら(ST14-N)、弱運転に切り換え(ST15)、受信品質が所定レベルより良くなったら (ST7-Y)、通常運転に切り換え (ST9)、一時的に消費電流を低減させるように運転する。
【選択図】図6
【解決手段】無線リモコンを備えた機器、例えば室内機は、圏内確認コマンドデータを間欠的に送信し (ST1)、同データを受信した無線リモコンは、圏内の存在を通知する圏内応答コマンドデータを返信し、室内機は同データを受信できない場合 (ST2-N)、運転を中止し(ST12)、同データを受信できない状態から受信できる状態になった場合(SY14-Y)、運転を再開する(ST16)。また、室内機は受信品質検出手段での受信品質が所定レベルより悪くなったら(ST14-N)、弱運転に切り換え(ST15)、受信品質が所定レベルより良くなったら (ST7-Y)、通常運転に切り換え (ST9)、一時的に消費電流を低減させるように運転する。
【選択図】図6
Description
本発明は、無線リモコンを備えた機器に係わり、より詳細には、無線リモコンと機器本体との距離に応じて制御される機器に関する。
従来、電子機器と無線端末とを備えたシステムとして、図7に示す構成が開示されている。このシステムは、自宅内に配置されたエアコン93や電気ポット94と、これらを制御する電話機(通信端末)91と、電話機91に対して電話回線を介して制御指示を与える携帯電話92とで構成されている。従って、携帯電話92から指示を電話機91に与えることにより、エアコン93や電気ポット94の電源をオン/オフしたりすることができる。
また、携帯電話92にはGPS(Global Positioning System )が搭載されており、このGPSで検出した位置情報を電話機91へ逐次送信することにより、電話機91は、自宅と携帯電話92との距離を監視することができる。従って、携帯電話92が自宅から一定距離以上離れた場合、電話機91は、ユーザーが外出したと判断し、エアコン93や電気ポット94の電源を自動的にオフすることができる構成になっている。
また、携帯電話92と電話機91とに微弱無線を利用した通信部を追加し、前述した携帯電話92の位置情報をこの通信部を介して通知する構成や、携帯電話92と電話機91とで送受信する電波の電界強度により、これらの間の距離を推定する方法も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、携帯電話92から位置情報を電話機91へ逐次送信する方法は、発呼回数が非常に多くなり、電話料金が高くなってしまう恐れがあり、また、微弱電波を用いる方式では、携帯電話92と電話機91とに通信部を追加しなければならず、コストアップとなっていた。
また、これらの方式では携帯電話92と電話機91との間で微弱電波が届かない範囲(圏外)に携帯電話92が移動した時に各機器の電源をオフする機能のみを備えており、携帯電話92が圏内の場合は通常の操作を行なうことができる。
しかしながら、携帯電話92が圏内、つまり、ユーザーが自宅にいる場合は、このシステムは事実上機能しておらず、有効利用が求められていた。
特開2002−27571号公報(第4−6頁、図1)
本発明は以上述べた問題点を解決し、無線リモコンを備えた機器において、外出時の自動電源オフ機能や、帰宅時の自動電源オン機能、室内に人がいない時の省エネ運転などを特別なハードウェアを追加せずに、また、安価に構成することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、無線によりデータを送受信する無線リモコンと、同無線リモコンとデータを送受信する送受信部を備え、同送受信部で受信したデータに基づいて運転を行なう機器本体とからなる無線リモコンを備えた機器において、
前記機器本体に、前記無線リモコンから送信されたデータの受信品質を検出する受信品質検出手段を備え、
前記機器本体は、前記無線リモコンに対して、同機器本体の受信圏内の前記無線リモコンの存在を確認する圏内確認コマンドデータを間欠的に送信し、
同圏内確認コマンドデータを受信した前記無線リモコンは、圏内の存在を通知する圏内応答コマンドデータを返信し、
前記機器本体は、前記受信品質検出手段で検出された前記圏内応答コマンドデータの受信品質に対応して、機器の動作を制御する。
前記機器本体に、前記無線リモコンから送信されたデータの受信品質を検出する受信品質検出手段を備え、
前記機器本体は、前記無線リモコンに対して、同機器本体の受信圏内の前記無線リモコンの存在を確認する圏内確認コマンドデータを間欠的に送信し、
同圏内確認コマンドデータを受信した前記無線リモコンは、圏内の存在を通知する圏内応答コマンドデータを返信し、
前記機器本体は、前記受信品質検出手段で検出された前記圏内応答コマンドデータの受信品質に対応して、機器の動作を制御する。
また、前記機器本体は、前記圏内応答コマンドデータを受信できない場合、電源オフとする。
また、前記機器本体は、前記圏内応答コマンドデータを受信できない状態から受信できる状態になった場合、電源をオンとする。
また、前記機器本体は、前記受信品質検出手段での受信品質が所定のレベルより低下している期間のみ、一時的に消費電流を低減させるように制御する。
また、前記送受信部は前記機器本体のうち、室外に配置される部分に備えられてなる構成にする。
以上の手段を用いることにより、本発明による無線リモコンを備えた機器によれば、
請求項1に係わる発明は、無線リモコンを備えた機器において、無線リモコンと機器本体との間の距離をこの間で送受信するデータの受信品質に換算し、無線リモコンの機器本体からの距離を推測するように構成し、この推測した距離に基づいて、機器の制御を行なうようにしたので、
ユーザーが無線リモコンを操作しなくても、所定の制御を自動的に切り換えることができ、ユーザーの負担を低減させることできる。
請求項1に係わる発明は、無線リモコンを備えた機器において、無線リモコンと機器本体との間の距離をこの間で送受信するデータの受信品質に換算し、無線リモコンの機器本体からの距離を推測するように構成し、この推測した距離に基づいて、機器の制御を行なうようにしたので、
ユーザーが無線リモコンを操作しなくても、所定の制御を自動的に切り換えることができ、ユーザーの負担を低減させることできる。
また、無線リモコンを備えた機器が搭載しているハードウェアのみで実現できるため、安価に機能を実現できる。
請求項2に係わる発明は、無線リモコンが機器の送受信圏外へ移動した場合、自動的に機器の電源をオフとするため、電源の切り忘れを防止できる。
請求項3に係わる発明は、無線リモコンが機器の送受信圏外から圏内へ移動した場合、自動的に機器の電源をオンとするため、帰宅前に事前に動作を開始することができ、快適性を向上できる。
請求項4に係わる発明は、ユーザーが一時的に機器がある部屋から出て言った場合、消費電流を抑制した省エネ運転を自動的に行なうことができる。
請求項5に係わる発明は、屋外に配置された機器に送受信部を設ける構成にしたため、屋外の無線リモコンの信号を広範囲に検出できる。また、ユーザーの帰宅時において、比較的速いタイミングで無線リモコンが圏内に復帰したことを検出でき、電源オンのタイミングを早くできるので、ユーザーの快適性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。本発明は、無線リモコンを通常のリモコンとして用いるだけでなく、機器(この実施例では空気調和機として説明)からの距離を推定するための無線マーカーとして用い、機器(空気調和機)からの距離に対応して、さまざまな制御を自動的に行なうことを特徴としている。
図1は空気調和機を示す制御ブロック図である。この空気調和機は、室内機と室外機とからなる空気調和機本体と、無線リモコンとで構成されている。なお、熱交換器や冷媒回路などの図示は省略している。また、キー操作部と表示部とを備え、室内機と無線で送受信する無線リモコンについても図示を省略している。
室内機は、室内機電源部3と、室外機への電源供給をオン/オフする電源供給リレー4と、アンテナ1を備え、図示しない無線リモコンと電波でデータを送受信する無線送受信部2と、指示に従って室内機のファンモータ7を駆動するファンモータ駆動部6と、電源線を介して室外機とデータの送受信を行なう室内機電力通信部5と、無線送受信部2で受信した信号の受信品質を検出する受信品質検出手段9と、電源供給リレー4と無線送受信部2とファンモータ駆動部6と室内機電力通信部5とを制御すると共に、受信品質検出手段9から受信品質信号を受け取る室内機制御部8とを備えている。
一方、室外機は、室外機電源部13と、圧縮機モータ17を駆動する圧縮機駆動部16と、電源線を介して室内機とデータの送受信を行なう室外機電力通信部15と、圧縮機駆動部16と室外機電力通信部15とを制御する室外機制御部18とを備えている。
室内機電源部3は電源プラグに電源が供給されると、室内機の各部へ電源を供給し、無線送受信部2を介して無線リモコンから制御信号、例えば電源オンの信号が室内機制御部8へ伝えられると、同室内機制御部8は電源供給リレー4をオンした後、室内機電力通信部5を介して室外機制御部18に運転指示を与える。室外機制御部18は、与えられた指示に従って圧縮機駆動部16を制御し、指定された運転を行なう。
図2は以上説明した空気調和機で使用される無線通信データの送信フレーム構成を説明する説明図である。
図2(A)は無線リモコンから送信される機器制御コマンドであり、先頭の項目から順に、フレーム種別『運転指示』、共通ID『室1』、リモコンの操作キーに対応した運転データ『電源オン』となっている。
フレーム種別はこのフレームの種別を表し、共通IDは、各室内機と無線リモコンとのペアリングを確認するIDである。例えば室内機1と無線リモコン1とは『室1』の共通IDを持っており、無線リモコン1から送信されたデータを受信した室内機1では、この共通IDが一致する事を確認できてから、指定された運転データを実行するようになっている。このIDが一致しない無線リモコンから信号を受信しても、室内機では指定された運転データを実行しない。この共通IDは空気調和機の設置時に設定されている。
図2(B)は室内機から送信される圏内確認コマンドであり、室内機から所定の周期、例えば2秒間隔で送信される。もし、無線リモコンがこの信号を受信できる圏内に存在し、このフレームを受信すると、無線リモコンは図2(C)の圏内応答コマンドを室内機へ返信する。
従って、室内機がこの圏内応答コマンドを受信可能であれば、無線リモコンは所定の圏内に存在することになる。また、室内機がこのコマンドを受信した時の受信品質、例えば電界強度と対応する受信レベルや受信データのビットエラーレートを確認することにより、無線リモコンと室内機とのおおよその距離を求めることもできる。
なお、室内機から圏内確認コマンドを送信するのは、無線リモコンでの間欠的な送信による無駄なバッテリー消費を低減させるためである。無線リモコン側に十分な電力があれば、無線リモコン側から圏内応答コマンドを間欠送信すれば、図2(B)の圏内確認コマンドの送信を省略できる。
図3は以上説明した空気調和機の室内機をリビングルームへ、また、室外機をリビングルームの室外に設置した時の間取り図である。リビングルームの右隣は書斎であり、一方、左隣は玄関である。
なお、図3と図5とにおいて、空気調和機の呼称方法について説明する。前述のように、無線リモコンと空気調和機とは共通のID、『室1』を備えている。このため、この組合せを規定するため、無線リモコンと室内機と室外機との後に『1』を付加している。また、無線リモコン1と室内機1と室外機1とは、引き出し線を用いて図示していないので、符号の説明の段落にはこれらを記載していない。
図3において、前述したように室内機1には無線送受信部2が備えられており、リビングルーム内におかれている無線リモコン1とは障害物なしで通信できるため、室内機1はリビングルーム内で、無線リモコン1の電波を受信品質が非常によい状態で受信できる。
一方、もし、無線リモコン1が書斎におかれた場合は、無線リモコン1の電波が壁で減衰し、室内機1は無線リモコン1の電波を受信品質がやや悪い状態で受信する。さらに、無線リモコン1が玄関のドアから出た場合、無線リモコン1の電波は室内機1で全く受信できないか、非常に受信品質が悪い状態で受信することになる。
このように、室内機1では周期的に圏内確認コマンドを送信し、無線リモコン1からの圏内応答コマンドの受信品質を確認することにより、室内機1と無線リモコン1とのおおよその距離を推定することができる。従って、室内機1で受信品質が非常によい場合は、無線リモコン1がリビングルーム内に置かれていると判断し、受信品質がやや悪い場合は無線リモコン1がリビングルーム外にあると判断し、全く受信できないか、非常に受信品質が悪い状態であれば、無線リモコン1が自宅外に持ち出されたと判断する。
そして、室内機1は無線リモコン1がリビングルーム周辺にあると判断した場合、ユーザーがしばらくの間、他の部屋、例えば書斎へ移ったと判断し、空気調和機1(室内機1と室外機1)の運転を弱運転に切り換えて省エネ運転を行なう。さらに、室内機1は無線リモコン1が自宅外に持ち出されたと判断すると、空気調和機1の運転を停止する。また、この状態で無線リモコン1がリビングルーム周辺に帰ってきたと判断した場合、自動的に空気調和機1の電源を投入し、自動運転を開始する。
このように、無線リモコン1と室内機1との距離(受信品質)に対応して運転を自動的に制御できるので、無線リモコン1をカード型などに小型化して、ユーザーが携帯することにより、電源の切り忘れ防止や帰宅時の自動電源投入、さらに、室外へ移動したときの省エネ運転を自動的に行なうことができる。
また、無線リモコンを1つだけでなく複数台用意し、共通IDを複数種類許可することにより、家族全員がこの機能を使用することができる。なお、この場合、複数の圏内応答コマンドを受信し、最も受信品質がよい無線リモコンに対して前述の処理を行なうとよい。つまり、最終的に室内機近辺に残ったユーザーに対応して運転することになる。
また、本実施例では、室内機が受信する無線リモコンからの応答確認コマンドの受信品質を『非常によい』、『やや悪い』、『非常に悪い、もしくは、受信できない』の3段階に設定しているが、これに限るものではない。
次に、図3の室内機における処理を、図6に示す室内機の室内機制御部8の動作フローチャートを用いて説明する。図6に記載のSTはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を、また、YはYesを、NはNoをそれぞれ表している。
なお、この実施例では状態フラグを参照している。このフラグは、応答確認コマンドの受信品質毎のエリア間での無線リモコンの移動方向を示しており、受信品質の良いほうから悪い方向へ移動したとき、または、逆方向に移動した時、行き先のエリアでの作業内容をセットする。従って、無線リモコンの受信品質が変化したとき、このフラグを参照すれば、受信品質毎のエリア間での無線リモコンの移動方向を確認できる。なお、処理の開始状態において、この状態フラグはクリアされているものとする。
電源コードに電源が供給されると室内機制御部8は、まず、図2(B)で説明した圏内確認コマンドを無線リモコンへ送信する(ST1)。そして、この直後に受信信号があるか確認する(ST2)。受信信号がある場合(ST2−Y)、受信信号は圏内応答コマンドか確認する(ST3)。圏内応答コマンドでない場合(ST3−N)、受信信号は機器制御コマンドか確認する(ST4)。受信信号が機器制御コマンドでない場合(ST4−N)、ST1へジャンプする。受信信号が機器制御コマンドの場合(ST4−Y)、受信した制御コマンドの処理、例えば電源オンの処理を実行する(ST5)。そして、ST1へジャンプする。
一方、受信信号が圏内応答コマンドの場合(ST3−Y)、この受信品質を受信品質検出手段に問い合わせ、受信データの品質は非常によいか確認する(ST6)。受信データの品質が非常によい場合(ST6−Y)、状態フラグが弱運転か確認する(ST7)。状態フラグが弱運転でない場合(ST7−N)、継続的に受信品質が高いと判断し、ST1へジャンプする。状態フラグが弱運転の場合(ST7−Y)、無線リモコンが受信品質がやや悪いエリアから受信品質が非常によいエリアに戻って来たと判断し、弱運転(省エネ運転)から通常の運転に復帰する(ST8)。そして、状態フラグをクリアした後(ST9)、ST1へジャンプする。
一方、受信データの品質が非常によい場合でない場合(ST6−N)、受信データの品質がやや悪い場合か確認する(ST11)。受信データの品質がやや悪い場合でない場合、つまり、非常に悪い場合は(ST11−N)、無線リモコンはほとんど圏外付近と判断し、空気調和機の運転を中止し、室外機の電源をオフする(ST12)。そして、状態フラグを電源オフとした後(ST13)、ST1へジャンプする。
一方、図6において、受信データの品質がやや悪い場合(ST11−Y)、状態フラグが電源オフか確認する(ST14)。状態フラグが電源オフなら(ST14−Y)、無線リモコンが圏外から圏内に帰って来たと判断し、室外機の電源をオンして空気調和機の運転を再開し(ST16)、一方、状態フラグが電源オフでないなら(ST14−N)、無線リモコンが受信品質が非常によいエリアから受信品質がやや悪いエリアに移動した、もしくは、受信品質がやや悪いエリアに継続的に存在すると判断し、空気調和機の運転を弱運転(省エネ運転)に切り換える(ST15)。そして、ST15,ST16いずれの場合も状態フラグを弱運転とした後(ST17)、ST1へジャンプする。
。
。
一方、ST2で受信信号があるか確認した時、受信信号がない場合(ST2−N)、無線リモコンは圏外に移動したと判断し、運転の中止をするためST12へジャンプする。
ところで、以上の説明では受信品質のエリア判定を1回の判断だけで決定しているが、1回でなく複数回判断し、全て同じ状態であれば受信品質のエリア判定を確定してもよい。具体的には、例えば10秒のタイマを起動し、この時間の経過後に再度、受信品質を再測定し、結果が同じであればその受信品質で確定する。これは、一時的な受信品質悪化や受信できない場合に一定期間の余裕を持つためである。
このように、無線リモコンと空気調和機本体との間の距離をこの間で送受信するデータの受信品質に換算し、無線リモコンの空気調和機本体からの距離を推測するように構成し、この推測した距離に基づいて、空気調和機の運転を制御するようにしたので、ユーザーが無線リモコンを操作しなくても、所定の運転を自動的に切り換えることができ、ユーザーの負担を低減させることできる。
また、無線リモコンを備えた空気調和機が搭載しているハードウェアのみで実現できるため、安価に機能を実現できる。
また、無線リモコンが空気調和機の送受信圏外へ移動した場合、自動的に空気調和機の電源をオフとするため、電源の切り忘れを防止できる。さらに、無線リモコンが空気調和機の送受信圏外から圏内へ移動した場合、自動的に空気調和機の電源をオンとするため、帰宅前に事前に運転を開始することができ、快適性を向上できる。
また、ユーザーが一時的に空気調和機がある部屋から出て言った場合、運転を一時的に弱めることにより、消費電流を抑制した省エネ運転を自動的に行なうことができる。
以上説明したように、無線リモコンを備えた機器において、無線リモコンと機器本体との間の距離をこの間で送受信するデータの受信品質に換算し、無線リモコンの機器本体からの距離を推測するように構成し、この推測した距離に基づいて、機器の制御を行なうようにしたので、ユーザーが無線リモコンを操作しなくても、所定の制御を自動的に切り換えることができ、ユーザーの負担を低減させることできる。
また、無線リモコンを備えた機器が搭載しているハードウェアのみで実現できるため、安価に機能を実現できる。
また、無線リモコンが機器の送受信圏外へ移動した場合、自動的に機器の電源をオフとするため、電源の切り忘れを防止できる。
また、無線リモコンが機器の送受信圏外から圏内へ移動した場合、自動的に機器の電源をオンとするため、帰宅前に事前に動作を開始することができ、快適性を向上できる。
さらに、ユーザーが一時的に機器がある部屋から一時的に出て言った場合、消費電流を抑制した省エネ運転を自動的に行なうことができる。
なお、各実施例において、受信品質の表現を『非常によい』とか『やや悪い』と表現しているが、これは説明を容易にするためであり、実際には規定のレベル値、例えばビットエラー・レートならパーセントを単位とする基準値と検出値とを比較し、検出値の値が小さい(エラーが少ない)場合を、『よい』と認識し、検出値の値が大きい(エラーが多い)場合を、『悪い』と認識している。実際には、基準値を2つ規定し、検出値の値を3つのグループ、『非常によい』、『やや悪い』、『非常に悪い』に区分している。
次に本発明による別の実施例を説明する。この実施例の特徴は、通常、室内に配置された機器(ここでは室内機)だけに備えている無線送受信部を、室外に配置された機器(室外機)にも搭載し、屋外での無線リモコンの信号受信範囲を広げたことにある。このため、例えば、機器が空気調和機である場合、夏場での帰宅時の自動運転開始を速いタイミングで行なうことにより、帰宅時の快適性を向上させることができる。
なお、実施例1と同じ構成については同じ番号を付与し、詳細な説明を省略する。
図4は空気調和機を示す制御ブロックである。この空気調和機は、室内機と室外機とからなる空気調和機本体と、無線リモコンとで構成されている。なお、熱交換器や冷媒回路などの図示は省略している。また、キー操作部と表示部とを備え、室内機と無線で送受信する無線リモコンについても図示を省略している。
室内機は、室内機電源部3と、室外機への電源供給をオン/オフする電源供給リレー4と、アンテナ1を備え、図示しない無線リモコンと電波でデータを送受信する無線送受信部2と、指示に従って室内機のファンモータ7を駆動するファンモータ駆動部6と、電源線を介して室外機とデータの送受信を行なう室内機電力通信部5と、無線送受信部2で受信した信号の受信品質を検出する受信品質検出手段9と、電源供給リレー4と無線送受信部2とファンモータ駆動部6と室内機電力通信部5とを制御すると共に、受信品質検出手段9から受信品質信号を受け取る室内機制御部8とを備えている。
一方、室外機は、室外機電源部13と、圧縮機モータ17を駆動する圧縮機駆動部16と、電源線を介して室内機とデータの送受信を行なう室外機電力通信部15と、アンテナ11を備え、無線リモコンと電波でデータを送受信する無線送受信部12と、無線送受信部12で受信した信号の受信品質を検出する受信品質検出手段19と、圧縮機駆動部16と室外機電力通信部15と無線送受信部12とを制御すると共に、受信品質検出手段19から受信品質信号を受け取る室外機制御部18とを備えている。
無線送受信部12と受信品質検出手段19との機能と動作は、実施例1で説明したものと同じである。異なる部分は、室外機制御部18が受信データや受信品質信号を室外機電力通信部15を介して室内機電力通信部5へ送信し、室内機制御部8へ通知することである。また、無線送受信部2と無線送受信部12とは圏内確認コマンドを送信するが、タイミングをずらして送信することにより、データの衝突を防止している。なお、このタイミング調整も各電力通信部を介して、室外機制御部18と室内機制御部8とが連絡を取り合って行なう。
図5は以上説明した空気調和機の室内機をリビングルームへ、また、室外機をリビングルームの室外に設置した時の間取り図である。リビングルームの右隣は書斎であり、一方、左隣は玄関である。前述したように室内機1には無線送受信部2が備えられており、また、室外機にも無線送受信部12が備えられている。従って、実施例1の場合よりも受信できる範囲が増加している。
例えば、リビングルーム内におかれている無線リモコン1とは障害物なしで通信できるため、室内機1はリビングルーム内で、無線リモコン1の電波を受信品質が非常によい状態で受信できる。さらに、室外機1の周辺も無線リモコン1の電波を受信品質が非常によい状態で受信できる。また、受信品質がやや悪い範囲も玄関や書斎の一部も含まれるようになり、さらに、屋外の広い範囲も受信可能になっている。
このため、例えば、無線リモコン1を携帯したユーザーが帰宅する場合、自宅からやや離れた地点で無線リモコンの圏内応答コマンドを受信可能となり、自動運転再開を実施例1に比較して速いタイミングで行なうことができる。このため、夏場において汗をかいて帰宅した場合など、部屋を締め切って空気がこもった状態から、ある程度温度を低下させることができ、快適性を向上させることができる。
次に図6を再度用いて実施例2の概略処理を説明する。なお、基本的な動作は実施例1と同じであるため、異なる部分を中心に説明する。
図4の室内機制御部8は室内機の電源が投入されると、圏内確認コマンドを無線リモコンへ送信する(ST1)。この時、前述したように無線送受信部2と無線送受信部12との送信タイミングをずらしてデータを送信する。
そして、この直後に受信信号があるか確認する(ST2)。この時も無線送受信部2と無線送受信部12との送信が2つとも完了した後のタイミングで判断する。この場合、少なくとも、室内機側と室外機とのいずれか一方の無線送受信部で受信できた場合を『受信信号がある』と判断する。
また、ST6で受信データの品質が非常によいか判断する時、2つの送受信部から内容が同じで、かつ、2つの異なる受信品質を持つ2つのデータが室内機制御部8へ集まる場合がある。この場合、2つを比較して受信品質が高い方のデータを採用し、他のデータは廃棄する。これは、室内機側、又は室外機の近辺に無線リモコンを携帯したユーザーがいると判断するからである。また、ST11で受信データの品質がやや悪いか判断する時、同様に2つの異なる受信品質を持つ2つのデータが集まる場合があり、これも受信品質がよい方のデータを採用するとよい。
さらに、ST4で受信信号は機器制御コマンドか判断する時、2つの送受信部から内容が同じで、かつ、2つの異なる受信品質を持つ2つのデータが室内機制御部8へ集まる場合がある。この場合も、2つを比較して受信品質がよい方のデータを採用し、他のデータは廃棄する。
このように、屋外に配置された機器(空気調和機)に送受信部を設ける構成にしたため、屋外の無線リモコンの信号を広範囲に検出できる。また、ユーザーの帰宅時において、比較的速いタイミングで無線リモコンが圏内に復帰したことを検出でき、自動的に電源をオンとするタイミングを早くできるので、ユーザーの快適性を向上させることができる。
なお、この実施例では室内機と室外機とにそれぞれ送受信部を備える例を説明しているが、これに限るものでなく、室内機と室外機とが近くに配置されていれば、室外機のみに送受信部を備える構成としてもよい。
なお、この以上説明した2つの実施例では制御対象の機器として空気調和機を用いて説明しているが、これに限るものでなく、テレビやステレオ、リモコン付きパソコンなどで電波を媒体として使用するリモコンであれば、節電機能、消し忘れ防止機能として有効に活用できる。さらに、無線リモコンの機能を携帯電話に組み込めば、無線リモコンを意識して持ち歩く必要がない。
また、本発明は、室内機と室外機とが分離したセパレート型の空気調和機のみならず、ウインド型や一体型の空気調和機にも適用できる。
また、本発明は、無線リモコンと機器本体とで送受信するように構成しているが、これに限るものでなく、無線リモコン側から間欠的に圏内応答コマンドを送信するようにすれば、無線リモコンでは送信機能、機器本体では受信機能のみを備えていても、本発明を実現できる。
1 アンテナ
2 無線送受信部
3 室内機電源部
4 電源供給リレー
5 室内機電力通信部
6 ファンモータ駆動部
7 ファンモータ
8 室内機制御部
9 受信品質検出手段
11 アンテナ
12 無線送受信部
13 室外機電源部
15 室外機電力通信部
16 圧縮機駆動部
17 圧縮機モータ
18 室外機制御部
19 受信品質検出手段
2 無線送受信部
3 室内機電源部
4 電源供給リレー
5 室内機電力通信部
6 ファンモータ駆動部
7 ファンモータ
8 室内機制御部
9 受信品質検出手段
11 アンテナ
12 無線送受信部
13 室外機電源部
15 室外機電力通信部
16 圧縮機駆動部
17 圧縮機モータ
18 室外機制御部
19 受信品質検出手段
Claims (5)
- 無線によりデータを送受信する無線リモコンと、同無線リモコンとデータを送受信する送受信部を備え、同送受信部で受信したデータに基づいて運転を行なう機器本体とからなる無線リモコンを備えた機器において、
前記機器本体に、前記無線リモコンから送信されたデータの受信品質を検出する受信品質検出手段を備え、
前記機器本体は、前記無線リモコンに対して、同機器本体の受信圏内の前記無線リモコンの存在を確認する圏内確認コマンドデータを間欠的に送信し、
同圏内確認コマンドデータを受信した前記無線リモコンは、圏内の存在を通知する圏内応答コマンドデータを返信し、
前記機器本体は、前記受信品質検出手段で検出された前記圏内応答コマンドデータの受信品質に対応して、機器の動作を制御することを特徴とする無線リモコンを備えた機器。 - 前記機器本体は、前記圏内応答コマンドデータを受信できない場合、電源オフとしてなることを特徴とする請求項1記載の無線リモコンを備えた機器。
- 前記機器本体は、前記圏内応答コマンドデータを受信できない状態から受信できる状態になった場合、電源をオンとしてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線リモコンを備えた機器。
- 前記機器本体は、前記受信品質検出手段での受信品質が所定のレベルより低下している期間のみ、一時的に消費電流を低減させるように制御してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の無線リモコンを備えた機器。
- 前記送受信部は前記機器本体のうち、室外に配置される部分に備えられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無線リモコンを備えた機器。
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