JPH07152431A - 自動走行カートの無人運転制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ゴルフ場における自動走行カートにおいて、
プレイヤーの移動に合わせてカートを自動的に走行させ
る。 【構成】 プレイヤーが携帯する小型電波発信機の電波
を、カートに組み込んだ受信機で受信し、その電波の強
度を測定し、発信機と受信機が離れ始めて、電波強度が
弱くなり始めたらカートを停止させ、ある基準を下回っ
たらカートを走行させ、この動作を繰り返し行って、カ
ートを無人運転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場においてプレ
イ中にゴルフ・バッグを運搬するための自動走行カート
を、プレイヤーが携帯する小型電波発信機及びカートに
組み込んだ受信機により無人運転制御するためのシステ
ムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動走行カートにおいては、カー
トの走行・停止をプレイヤーもしくはキャディがリモコ
ンのスイッチ操作により制御している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の自動走行カート
は、リモコンのスイッチ操作により走行・停止の制御を
しているので、コース上を移動するたびに頻繁にスイッ
チ操作を行わなければならなかった。

【０００４】本発明は、プレイヤーが携帯する小型電波
発信機及びカートに組み込ん受信機により、プレイヤー
の移動に合わせてカートを自動的に走行させる無人運転
制御を目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無人運転制御システムにおいては、プレイ
ヤーが携帯する小型電波発信機の電波を、カートに組み
込んだ受信機で受信し、その電波の強度を測定し、発信
機と受信機が離れれば受信電波は弱くなり、近ずけば受
信電波が強くなるという、電波の特性を利用してカート
を制御する。

【０００６】

【実施例】各ホールのフェアウェイ脇のきめれらた軌道
を前進移動のみするカートを例にとって説明する。小型
電波発信機から常に電波を発信する。
カートに組み込んだ受信機で常にその
電波を受信する。 で受信した電波
の強度が弱くなり始めたらカートを停止させる。
で受信した電波の強度がある基準を下回ったらカート
を走行させる。 以上の動作を繰り返し行うことによ
って、プレイヤーが移動するのと同時にカートを無人で
自動運転させることが出来る。
図１にそのシステム構成を示す。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、以上のように比較的簡単な装
置でカートの無人運転制御が可能であり、従来のように
カートの走行・停止をプレイヤーやキャディが行う必要
が無くなる。また、本発明のシステムは、既設のカート
（但し、きめられた軌道上を移動するもの）にも利用出
来る。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】 システム構成図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯型電波発信機及び受信機を用いて、
   送受信機の距離による受信電波強度を利用した、ゴルフ
   場における自動走行カートの無人運転制御システム。