JP2002176682A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2002176682A
JP2002176682A JP2000373999A JP2000373999A JP2002176682A JP 2002176682 A JP2002176682 A JP 2002176682A JP 2000373999 A JP2000373999 A JP 2000373999A JP 2000373999 A JP2000373999 A JP 2000373999A JP 2002176682 A JP2002176682 A JP 2002176682A
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transmitter
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JP2000373999A
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Takahiro Goto
孝啓 後藤
Manabu Sakai
学 酒井
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機10のスイッチを押すと受信機20が
対応する制御出力をオンし、スイッチを離すとその制御
出力がオフするリアルタイム出力のリモートコントロー
ル装置において、スイッチを押し続けているにもかかわ
らず制御出力が中断してしまう不具合を解消し、しかも
停止操作の応答性を高く確保する。 【解決手段】 動作中において規定時間以上送信機10
からの信号が受信機20で受信できない場合に制御出力
をオフする構成とするとともに、スイッチ操作解除時に
送信機10から制御出力オフを指令する停止用機能コー
ドを含む停止信号を送信し、受信機20側では、この停
止信号を受信すると、前記規定時間を経過していなくて
も制御出力を即座にオフする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波の無線信号
を用いてリアルタイム出力の遠隔制御を行うリモートコ
ントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば福祉用の電動装置(例え
ば、車両のシートリフト装置)などでは、電磁波の無線
信号を用いてリアルタイム出力の遠隔制御を行うリモー
トコントロール装置が用いられる。これは、使用者が操
作する送信機と、制御対象側に設けられた受信機とより
なる装置で、送信機の複数のボタンのうち一つが押され
ている間、そのボタンに対応する無線信号が送信機から
送信され、受信機がその信号に対応した制御出力をオン
状態に維持し、そのボタンの押圧操作が解除されると、
前記無線信号の送信が停止し、これに対応して受信機が
前記制御出力をオフ状態に切り替えるものである。これ
により、例えばシートリフト装置では、シート上昇用の
ボタンを押せば、そのボタンを押している間だけシート
が上昇動作を継続し、ボタンから押していた指を離せ
ば、その瞬間にシートの上昇動作が停止する、あるい
は、シート下降用のボタンを押せば、そのボタンを押し
ている間だけシートが下降動作を継続し、ボタンから押
していた指を離せば、その瞬間にシートの下降動作が停
止するという、使用者にとって使い勝手の良い遠隔制御
が可能となる。
【0003】なお、この装置では、送信機のボタンが押
されている限り、そのボタンに対応する機能コードを含
む無線信号のフレーズが送信機から周期的に繰り返し送
信される構成となっている(図5(a)参照)。そして
受信機は、例えば図5(a)に示すように、機能コード
を含む無線信号のフレーズを繰り返し受信している状態
では、当該機能コードに対応した制御出力をオン状態に
維持し、当該機能コードを含む無線信号のフレーズを規
定時間以上受信しなくなると、前記制御出力をオフ状態
に切り替えるという動作を行っている。また、この種の
装置の中には、周期的に送信される無線信号のフレーズ
に、機能コードに加えて個別認識コード(照合確認のた
めのIDコード)を付加し、受信機側にそのIDコード
を複数登録できるようにして、受信機側に登録したID
コードを持つ送信機のみ受信機の動作をコントロールで
きるようにしたものがある。この場合には、受信機が機
能コードとIDコードを受信後、例えば、その機能コー
ドとIDコードを所定の記憶領域に格納して制御出力を
オン状態に切り替え、制御出力がオン状態のときにその
機能コードとIDコードを受信できなくなったら制御出
力をオフ状態に切り替えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
モートコントロール装置の制御対象の多くは、ノイズの
発生源となり得るモータ等を駆動源とする電動装置であ
り、上述したリモートコントロール装置の多くは、負荷
としてのモータ等を制御することになる。また、上述し
たリモートコントロール装置の受信機は、通常このモー
タ等の近くに配置される。このため、主にこのモータ等
の負荷側から発生するノイズによって受信機の通信が妨
害され易く、送信機は信号を送り続けていても、受信機
が必ずしも連続的に安定して信号を受信できない場合が
多い。これにより、この種の装置においては、以下のよ
うな実用上の問題点があった。 (1)モータ等を起動させる際のリモコン到達距離と、
作動中のリモコン到達距離とに差が生じて、モータ等を
起動させることができても途中で停止してしまう恐れが
あった。即ち、送信機と受信機の距離が離れている状態
では、上記ノイズの影響を受けて受信動作が途切れ易
く、モータ等が作動していない起動時には、上記ノイズ
がないので通信が確実に成立してモータ等の始動は実現
するが、その後モータ等が作動して上記ノイズが発生す
ると、操作手段を操作し続けているにもかかわらず、受
信動作が途切れた時点でモータ等が使用者の意志に反し
て停止してしまう恐れがあった。 (2)また、例えば送信機と受信機の距離が離れている
などの要因によって、受信機の受信強度が弱く、機能コ
ードを含む一つのフレーズを受信できたりできなかった
りする場合には、送信機のボタンを押し続けているにも
かかわらず、受信機の制御出力がオンしたりオフしたり
する(例えば、シートリフト装置では、シートが短時間
のうちに動作したり停止したりする)といった具合に出
力が不安定に変動する恐れがあった。
【0005】なお出願人は、上記問題点(2)を解消で
きるものとして、次のような装置構成を提案している。
即ち、送信機が、操作手段が操作されて最初に送信され
る先頭フレーズであるか否かのデータを、送信する無線
信号のフレーズに付加し、受信機は、受信した無線信号
のフレーズが、前記データに基づいて先頭フレーズであ
ると判定されたときにのみ、オフ状態にある制御出力を
オン状態に切り替え、受信した無線信号のフレーズが、
先頭フレーズでないと判定されたときには、オフ状態に
ある制御出力をオフ状態のまま維持する構成である。こ
のような構成であると、無線信号が繰り返し送信されて
いる状態で受信動作が正常復帰して受信が再開されたと
しても、一旦停止したモータ等が再起動することはな
く、上述したような出力が不安定に変動することが回避
される。また、この構成によれば、別の送信機による割
込(例えば、特定の制御出力がオン状態に遠隔制御され
ているときに、別の送信機からより強い無線信号が送信
され、オン状態の制御出力がオフ状態に切り替わり、そ
の強い無線信号に対応する別の制御出力がオン状態に切
り替わるもの)によって、制御対象の動作が不用意に切
り替わってしまう不具合や、使用者が意図しない操作手
段の動作によって制御対象が不用意に作動してしまう不
具合(例えば使用者が送信機をポケットなどに入れて持
ち歩いており、意図せずボタンを押した状態になったま
ま、受信機の受信エリアに送信機が移動した場合に、制
御対象が不用意に作動してしまう問題)が防止できると
いう利点も得られる。
【0006】しかしながら、上記構成(先頭フレーズの
みが制御出力を立ち上げ可能な構成)では、前述の問題
点(1)が解決できない。むしろ、途中のフレーズで制
御出力の立ち上げ(即ち、モータ等の起動)が不可能に
なることによって、前記問題点(1)は悪化する傾向に
ある。というのは、途中のフレーズでもモータ等の起動
ができれば、問題点(2)によって円滑な動作が実現で
きない恐れがあるものの、ノイズの影響がなくなった時
点でモータ等の動作は再開される。しかし上記構成であ
ると、動作中に非常に短時間だけ一時的に無線信号が受
信できなくなっただけで、その後も送信機のボタンを押
し続けているにもかかわらずモータ等が使用者の意志に
反して停止したままとなるからである。このため、特に
送信機が受信機側から離れているときには、送信機を操
作することで制御対象を起動させることはできても、操
作途中で使用者が希望する制御対象の動作が中断してし
まうという不具合が、相当な確率で発生する恐れが生じ
る。そこで本発明は、前述したようなリアルタイム出力
の遠隔制御を行うリモートコントロール装置であって、
上述の問題点(1)及び(2)の両方を改善できるリモ
ートコントロール装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるリモート
コントロール装置は、使用者が操作する操作手段を有
し、この操作手段が操作されている状態では、操作され
た操作手段に対応する機能コードを含む無線信号のフレ
ーズを繰り返し送信する送信機と、前記機能コードを含
む無線信号のフレーズを繰り返し受信している状態で
は、当該機能コードに対応した制御出力をオン状態に維
持し、当該機能コードを含む無線信号のフレーズを規定
時間以上受信しなくなると、前記制御出力をオフ状態に
切り替える受信機と、を備えたリモートコントロール装
置であって、前記規定時間が、少なくとも無線信号の1
フレーズ分の通信時間(送受信に要する時間)より長い
時間に設定され、前記送信機は、前記操作手段が操作状
態から非操作状態に切り替わると、制御出力の停止を指
令する停止用コードを含む無線信号のフレーズを送信す
る機能を有し、前記受信機は、制御出力をオン状態に維
持しているときに、前記停止用コードが含まれたフレー
ズを受信すると、前記機能コードを含むフレーズを受信
していない時間が前記規定時間に到達していない場合で
も、前記制御出力をオフ状態に切り替える機能を有する
ものである。ここで、「無線信号」とは、電磁波(いわ
ゆる電波以外にも、赤外線等の光を含む)を利用して無
線方式で送受信される信号を意味する。また、上記「規
定時間」は、ノイズによる不具合(少なくとも前述の問
題点(1))を十分改善できる程度に、十分長く設定す
ることが好ましい。
【0008】この発明によれば、例えば、送信機と受信
機の距離が離れているなどの要因によって、無線信号の
受信状態が途中で途切れても、フレーズを継続的に受信
しない時間が規定時間に到達しない限り、受信していた
無線信号の特定の機能コードに対応する制御出力はオン
状態に維持され、制御対象の動作も維持される。そし
て、上記規定時間は、少なくとも無線信号の1フレーズ
分の通信時間より長い時間に設定されているので、受信
状態が非常に短時間途切れただけでは、動作が中断しな
い。いいかえると、特定の機能コードを含む無線信号の
継続的な受信状態が実質的に途切れたか否かの判定を、
複数フレーズの不受信によって判定しているので、前述
したノイズによって制御対象の動作が使用者の意志に反
して中断してしまう不具合発生の確率が格段に低下す
る。また、不安定な制御出力の変動(制御対象の不安定
な動作)の発生可能性も低減することができる。しか
も、送信機の操作手段が操作状態から非操作状態に切り
替わると、制御出力の停止を指令する停止用コードを含
む無線信号のフレーズが送信される。そして受信機が、
制御出力をオン状態に維持しているときに、この停止用
コードが含まれたフレーズを受信すると、特定の機能コ
ードを含むフレーズを受信していない時間が前記規定時
間に到達していない場合でも、オン状態の制御出力をオ
フ状態に切り替える。このため、前記規定時間が長く設
定されることによる停止操作の応答性低下の弊害が解消
される。即ち、単純に前記規定時間を長くすることで、
前述したノイズによる動作中断の問題等を改善しようと
すると、使用者が自身の意志で動作を停止させようとし
て、例えば送信機のボタンを押すのをやめたときにも、
この規定時間が経過するまでは制御対象の動作が継続し
てしまい、停止操作の応答性がその分だけ低下してしま
う弊害がある。しかし、本発明の構成であれば、このよ
うな使用者の停止操作があったときには、前記停止用コ
ードを含むフレーズが送信され、前記規定時間を経過し
ていなくても制御対象の動作が即座に停止され、停止操
作の応答性が高く確保される。なお、前記停止用コード
を含む無線信号のフレーズは、好ましくは複数回送信さ
れる構成がよい。ノイズ等の影響でこのフレーズが受信
されない可能性が低減され、応答性の高い停止動作を確
実に実現できるからである。
【0009】また、本発明の好ましい態様は、送信機
が、操作手段が操作されて最初に送信される先頭フレー
ズであるか否かのデータを、送信する無線信号のフレー
ズに付加する機能を有し、受信機が、受信した機能コー
ドを含む無線信号のフレーズが、前記データに基づいて
先頭フレーズであると判定されたときにのみ、オフ状態
にある制御出力をオン状態に切り替え、受信した機能コ
ードを含む無線信号のフレーズが、前記データに基づい
て先頭フレーズでないと判定されたときには、オフ状態
にある制御出力をオフ状態のまま維持する機能を有する
ものである。
【0010】この態様によれば、例えば、送信機と受信
機の距離がより離れたなどの要因によって、或いは、他
の送信機からより強い強度の無線信号が送信されること
によって、無線信号の受信状態が途中で途切れると(即
ち、規定時間以上同一の機能コードを含むフレーズを継
続的に受信しなくなると)、その受信していた無線信号
の特定の機能コードに対応する制御出力は、オフ状態に
切り替わり、しかも再度送信機の操作手段がオン操作さ
れるまで必ずオフ状態のまま維持される。またこの場
合、他の送信機からの無線信号に含まれる他の機能コー
ドに対応する他の制御出力がオン状態に切り替わること
(即ち、前述した他の送信機による割込)も防止可能と
なる。なぜなら、操作手段がオン操作され続けているこ
とによって(前記特定の機能コードを含む無線信号のフ
レーズが繰り返し送信され続けていることにより)、再
度その特定の機能コードを含む無線信号のフレーズがそ
の後受信されるようになったとしても、その受信が再開
された無線信号のフレーズは、先頭フレーズでないた
め、一旦オフ状態となった制御出力はオン状態に切り替
わらないからである。また、他の送信機からの他の機能
コードを含む無線信号についても、他の送信機から送信
され受信機で適正に受信されて有効となるフレーズは、
それまでオン状態だった制御出力がオフ状態になった後
に送信される後続フレーズ(先頭フレーズでないフレー
ズ)だからである。したがって、少なくとも不安定な制
御出力の変動(制御対象の不安定な動作)を確実に回避
できるし、さらに、他の送信機による割込も防止可能で
ある。また、例えば使用者が送信機をポケットなどに入
れて持ち歩いている場合に、意図せずボタンを押した状
態になり、この状態で受信機の受信エリアに送信機が移
動したとしても、受信される無線信号のフレーズは後続
フレーズであるから、受信機の所定の制御出力がオン状
態に切り替わることはなく、制御対象が不用意に作動し
てしまう問題も解消される。
【0011】なお、上記態様において「先頭フレーズで
あるか否かのデータを、送信する無線信号のフレーズに
付加する」とは、具体的には、例えば先頭フレーズのみ
に先頭フレーズであることを示す特定のコード(以下、
先頭フレーズ判定データという)を含ませること、或い
は、先頭フレーズでないフレーズ(以下、後続フレーズ
という)のみに後続フレーズであることを示す特定のコ
ード(以下、後続フレーズ判定データ)を含ませること
を意味する。また、先頭フレーズに先頭フレーズ判定デ
ータを含ませるとともに、後続フレーズに後続フレーズ
判定データを含ませてもよい。また、「先頭フレーズ」
は、前記操作手段が操作されて最初に送信される1番目
のフレーズのみであってもよいし、前記操作手段の操作
直後に送信される複数のフレーズ(即ち、1番目のフレ
ーズと次の2番目のフレーズを少なくとも含む複数フレ
ーズ)であってもよい。このような複数フレーズが「先
頭フレーズ」であると、ノイズ等によって1番目のフレ
ーズ(或いはさらに2番目のフレーズ)が受信できなく
ても、それ以降のフレーズ(先頭フレーズであるもの)
によって所定の制御出力をオン状態に切り替えることが
確実に可能となり、操作手段をオン操作したときの動作
信頼性を高く維持できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。まず、ハード構成を説明す
る。本形態例のリモートコントロール装置は、図1に示
すように、使用者が持ち運び可能な送信機10と、制御
対象側(例えば、車両のシートリフト装置)に搭載、付
設、又は接続した受信機20とよりなる。なお、図1に
おける符号31は、制御対象側(例えば、車両)に設け
られた電源(例えば、車両のバッテリ)であり、符号4
1は、制御対象の駆動源であるモータ(負荷)である。
送信機10は、内蔵電池11と、例えば押しボタン式の
操作スイッチ12a,12b(SW1,SW2)と、例
えば高周波数(例えばUHFバンド内の周波数)で信号
を無線方式で送信するためのアンテナ13と、そのため
の回路部14とを備える。操作スイッチ12a,12b
(SW1,SW2)は、本発明の操作手段に相当し、例
えばシートリフト装置の上昇動作又は下降動作をそれぞ
れ操作するためのスイッチである。
【0013】また、回路部14は、送信機10における
制御処理を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)を含む制御回路15と、この制御回路15の制
御に従ってアンテナ13から例えば高周波で信号を送信
するための送信回路16(例えば、高周波発信回路など
よりなるもの)と、遠隔制御用の機能コード、或いはさ
らに照合確認用のIDコードやカスタマコードなどを記
憶する不揮発性の記憶部17とを有する。ここで、記憶
部17に記憶される機能コードとしては、この場合、操
作スイッチ12a(SW1)に対応する機能コードA
(例えば、シート上昇動作を指令するコード)と、操作
スイッチ12b(SW2)に対応する機能コードB(例
えば、シート下降動作を指令するコード)と、各動作
(例えば、シート上昇動作又はシート下降動作)の停止
を指令する停止用機能コードC(本発明の停止用コード
に相当)とがある。また、IDコードは、送信機毎に設
定される固有のコードであり、例えば、同型の送信機1
0が複数用意される場合でも、それら各送信機毎に異な
るものとなっている。なお図4(a)は、送信機10か
ら送信される無線信号の1フレーズを構成するデータの
一例である。この場合、無線信号の1フレーズは、ウエ
イクアップコード51、ヘッダー52、IDコード5
3、カスタマコード54、及び機能コード55よりな
る。ここで、ウエイクアップコード51は、後述する先
頭フレーズ判定データに相当し、先頭フレーズのみに含
まれる。また、カスタマコード54は、例えばメーカの
情報や機種情報などに対応するもので、本例の場合には
この情報が受信機20側にも記憶され、IDコードとと
もにこの情報の照合結果が一致することが動作の前提条
件となる。
【0014】一方、受信機20は、図1に示すように、
送信機10のアンテナ13から送信された無線信号を受
信するためのアンテナ21及び受信回路22と、当該受
信機20における制御処理を行うマイコンよりなる制御
回路23と、この制御回路23の制御に従ってモータ4
1に対する制御信号の出力(即ち、制御出力)をオン状
態又はオフ状態に切り替える出力動作を実行する出力回
路24と、遠隔制御用の機能コード、或いはさらに照合
確認用のIDコードやカスタマコードなどを記憶する不
揮発性の記憶部25と、を備える。ここで、出力回路2
4の制御出力は、この場合、操作スイッチ12a(SW
1)に対応する制御出力A(例えば、シート上昇動作を
実現する方向にモータ41を駆動する制御出力)と、操
作スイッチ12b(SW2)に対応する制御出力B(例
えば、シート下降動作を実現する方向にモータ41を駆
動する制御出力)とがある。またこの場合、記憶部25
に記憶される機能コードとしては、前述の機能コードA
や機能コードB或いは停止用機能コードCがあり、ま
た、IDコードとしては、対応する1台又は複数台の送
信機10についての防犯用の固有のコードが、登録され
ている。
【0015】次に、送信機10の動作と、受信機20の
動作を順次説明する。送信機10の制御回路15は、そ
のマイコンの動作プログラム設定等によって、以下のよ
うな処理動作を実行する機能を有する。即ち、図2に示
すように、まず操作スイッチ12a又は12b(SW1
又はSW2)の何れかがオン操作されたか否か判定し、
オン操作されてなければこの判定処理を繰り返す(ステ
ップS1,S2)。そして、操作スイッチ12a(SW
1)がオン操作されていれば、記憶部17から機能コー
ドAを読み出し(ステップS3)、操作スイッチ12b
(SW2)がオン操作されていれば機能コードBを読み
出し(ステップS4)、ステップS5に進む。ステップ
S5では、読み出した何れかの機能コードA又はBと、
先頭フレーズ判定データ(ウエイクアップコード51)
とを含む無線信号のフレーズ(即ち、先頭フレーズ)を
一つ又は複数個(例えば、2〜3個)送信する。次いで
ステップS6では、読み出した何れかの機能コードA又
はBを含み、先頭フレーズ判定データを含まない無線信
号のフレーズ(即ち、後続フレーズ)を送信し、ステッ
プS7に進む。そして、ステップS7では、ステップS
1又はS2でオン操作されていると判定された何れかの
操作スイッチの状態が、オフ状態に切り替わったか否か
判定し、オフ状態になったと判定された場合にはステッ
プS8に進み、オフ状態になっていない(即ち、オン状
態のまま)と判定された場合にはステップS6の処理を
繰り返す。さらに、ステップS8では、停止用機能コー
ドCを含み、先頭フレーズ判定データを含まない無線信
号のフレーズ(以下、停止信号という)を複数回(例え
ば、2回)送信し、ステップS1に戻る。
【0016】以上の処理(ステップS1〜S7)によれ
ば、操作スイッチ12a又は12b(SW1又はSW
2)の何れかがオン操作されると、そのオン操作された
スイッチに対応する機能コードA又はBを含む一つ又は
複数の先頭フレーズがまず送信され、その後、そのスイ
ッチがオン操作され続けている限り、同一の機能コード
を含む後続フレーズが例えば周期的に繰り返し送信され
る。そして、オン操作されていた操作スイッチ12a又
は12bがオフ操作されると、ステップS8により停止
用機能コードCを含む停止信号が複数回送信される。な
お、送信される無線信号の各フレーズには、この場合、
記憶部17に登録されているIDコード等も含まれてい
る(図4(a)参照)。
【0017】一方、受信機20の制御回路23は、その
マイコンの動作プログラム設定等によって、電源が供給
されて起動している限り受信動作を継続的(連続的又は
間欠的)に実行するとともに、以下のような処理動作を
実行する機能を有する。即ち、図3に示すように、まず
ステップS11で、機能コードA,B,又はCや所定の
IDコード等を含む送信機10からの適正な無線信号の
フレーズ全体を、受信できたか否か判定する。そして、
受信できた場合にはステップS12に進み、受信できな
かった場合にはステップS17に進む。次にステップS
12で、受信したフレーズに含まれるIDコードやカス
タマコードが記憶部25に記憶されたものと一致するか
否か判定する。そして、一致した場合にはステップS1
3に進み、不一致の場合にはステップS17に進む。次
いでステップS13では、受信したフレーズに含まれる
機能コードが記憶部25に記憶された停止用機能コード
Cに一致しないか否か(即ち、受信したフレーズが停止
用機能コードを含んでいないかどうか)判定する。そし
て、一致しない場合にはステップS14に進み、一致し
た場合(受信したフレーズが停止用機能コードを含んで
いる場合)にはステップS19に進む。
【0018】そして、ステップS14では、受信したフ
レーズが先頭フレーズか否か(即ち、先頭フレーズ判定
データを含んでいるか否か)を判定し、先頭フレーズで
あればステップS15に進み、先頭フレーズでなければ
ステップS16に進む。次にステップS15では、受信
したフレーズに含まれる機能コード(機能コードA又は
B)に対応した制御出力をオン状態に切り替える(例え
ば、機能コードAが受信されていれば制御出力Aを出力
開始し、モータ41を所定方向に駆動する)とともに、
停止タイマの値を初期値にリセットする。なお停止タイ
マは、動作中(制御出力A又はB出力中)において所定
の無線信号のフレーズを受信しなくなった時間を計時す
るもので、この時間が予め設定された規定時間に到達す
るとタイムアップするタイマである。ここで、規定時間
は、例えば送信機10と受信機20の間で複数のフレー
ズ(例えば、2〜3個のフレーズ)を送受信するための
通信に要する時間よりも大きな値に設定され、ノイズに
よって一時的に受信状態が途切れても無視される(制御
出力がオフに切り替わらない)ようになっている。ま
た、ステップS15を経ると、ステップS11に戻る。
一方、ステップS16では、現在の制御出力はオフ状態
か否か(即ち、モータ41が停止中であるか否か)を判
定し、オフ状態である場合(停止中である場合)にはス
テップS19に進み、オフ状態でない場合(動作中であ
る場合)にはステップS15に進む。
【0019】そして、ステップS17に処理が進んだ場
合には(即ち、適正なフレーズを受信しなかった場合に
は)、現在の制御出力はオン状態か否か(即ち、モータ
41が動作中であるか否か)を判定し、オン状態である
場合(動作中である場合)にはステップS18に進み、
オフ状態である場合(停止中である場合)にはステップ
S11に戻る。次にステップS18では、停止タイマが
タイムアップしたか否か(即ち、動作中に適正なフレー
ズを受信していない時間が規定時間に到達したか否か)
を判定し、タイムアップした場合にはステップS19に
進み、タイムアップしていない場合にはステップS20
に進む。そして、ステップS19では、オン状態になっ
ている制御出力をオフ状態に切り替える(オン状態にな
っている制御出力がなければ、そのオフ状態を維持す
る)。一方、ステップS20では、停止タイマをカウン
トアップする(停止タイマの値を経過時間分だけ増加さ
せる)。なお、ステップS19又はS20を経ると、ス
テップS11に戻る。
【0020】以上の処理(ステップS11〜S20)に
よれば、何れの制御出力もオフ状態(モータ41が停止
状態)となっているときに、所定の機能コードA又はB
や適正なIDコード等を含む適正なフレーズ全体が受信
されると、そのフレーズが先頭フレーズであるときに
は、ステップS15が実行されてその機能コードに対応
した制御出力がオフ状態からオン状態に切り替わり、そ
の後、同一の機能コードを含むフレーズ全体が順次規定
時間内に受信されている限り、制御出力はオン状態に維
持される(モータ41の所定方向の動作状態が維持され
る)。なぜなら、その後順次受信されるフレーズが後続
フレーズであっても、制御出力がオン状態であれば、ス
テップS16の分岐処理によって、処理はステップS1
5に進み、ステップS19が実行されないからである。
また、動作中に前記フレーズの継続的受信状態が一時的
に途切れても、規定時間内であれば、処理はステップS
17,S18を経由してステップS20に進み、ステッ
プS19が実行されないから、例えば図4(b)に示す
ように、制御出力はオン状態に維持される。そして、無
線信号の受信が規定時間以上途切れると、規定時間が経
過した時点で、ステップS18を経由してステップS1
9が実行されて、制御出力がオン状態からオフ状態に切
り替わる(モータ41が停止する)。しかも、動作中
に、オン操作されていた操作スイッチ12a又は12b
がオフ操作されて、図2のステップS8により停止用機
能コードCを含む停止信号が送信され、この停止信号が
受信されると、ステップS11,S12,S13を経
て、停止タイマの計時状態に無関係にステップS19が
実行されて、例えば図4(b)に示すように、制御出力
がオン状態からオフ状態に瞬時かつ確実に切り替わる
(モータ41が停止する)。
【0021】このため、便利な遠隔制御(例えばシート
リフト装置では、シート上昇用のボタンを押せば、その
ボタンを押している間だけシートが上昇動作を継続し、
ボタンから押していた指を離せば、その瞬間にシートの
上昇動作が応答性良く停止するという動作)が可能とな
る。なお、図4(c)に示すように、前述の停止信号が
ノイズの影響でまんがいち受信できない場合でも、前述
の規定時間を経過した時点で制御対象の動作が確実に停
止する。しかも、ノイズ等の影響によって受信状態が一
時的に途切れても、従来より長く設定された規定時間以
上受信不能にならない限り、実行中の動作が継続される
から、送信機10が受信機20から遠く離れていても、
一旦モータ41が起動すれば、操作が継続している限り
従来より格段に安定的に動作が継続する。また、同じ理
由から、ノイズ等の影響によって制御出力が不安定にな
ること(モータ41が短時間に作動したり停止したりす
る不具合)が高い信頼性で回避される。
【0022】特に本例の場合には、制御出力がオフ状態
のときに、何れかの機能コードを含む適正なフレーズ全
体が受信されたとしても、そのフレーズが後続フレーズ
であるときには、ステップS14,S16の分岐処理に
よって、ステップS19が実行される(ステップS15
は実行されない)ため、制御出力はオフ状態に維持され
る。これにより、例えば送信機と受信機の距離が起動操
作時よりもさらに離れてしまったなどの要因によって、
受信機の受信強度が弱くなり、所定の機能コードを含む
フレーズを継続的に受信できなくなった場合でも、受信
が再開されるのは先頭フレーズ判定データのない後続フ
レーズであるから、送信機のボタンを押し続けていて
も、受信機の制御出力は前記規定時間以上受信が途切れ
た時点から確実にオフ状態に維持され、その後オンした
りオフしたりする(例えば、シートリフト装置では、シ
ートが短時間のうちに動作したり停止したりする)不安
定な制御出力の変動は確実に生じない。つまり本例によ
れば、ノイズ等の影響により操作途中で使用者の意志に
反して動作が中断してしまう不具合が、高い信頼性で阻
止される。しかも、まんがいち操作途中で受信機の制御
出力がオフ状態になってしまった場合(制御対象の動作
が停止してしまった場合)には、再度新たな操作がなさ
れない限り、確実にその停止状態が維持され、受信機の
制御出力が不安定に変動して制御対象の動作が不安定と
なる不具合が確実に回避される。
【0023】また、何れかの制御出力がオン状態に制御
されている状態での他の送信機からの無線信号について
も、ほとんどの場合に受信機で適正に受信されるのは、
それまでオン状態だった制御出力がオフ状態になった後
に送信される他の送信機からの後続フレーズであり、や
はり先頭フレーズでないため、他の送信機からの無線信
号によって他の制御出力がオン状態に切り替わることも
ない。即ち、他の送信機による割込も防止される。ま
た、例えば使用者が送信機10をポケットなどに入れて
持ち歩いている場合に、意図せずボタンを押した状態に
なり、この状態で受信機20の受信エリアに送信機10
(いいかえると、使用者)が移動したとしても、受信さ
れる無線信号のフレーズは後続フレーズであるから、受
信機20の何れかの制御出力がオン状態に切り替わるこ
とはない。
【0024】したがって、以上説明した本形態例のリモ
ートコントロール装置によれば、使い勝手のよい遠隔制
御(停止操作の高い応答性含む)が可能になる構成であ
りながら、ノイズ等の影響によって一旦起動した制御対
象が操作途中で停止してしまう不具合が比較的頻繁に発
生する問題も、不安定な制御出力の変動(制御対象の不
安定な動作)の問題も、他の送信機による割込の問題
も、さらには制御対象が不用意に作動してしまう問題
も、全て解消される。なお、例えばシートリフト装置
は、一般的に、車椅子を使用する必要のある人が乗車又
は降車する場合に、シートが車外の下部までせり出して
乗降を容易にする装置であるが、このような装置を遠隔
制御する場合に、操作途中で制御出力がオフしてシート
の動作が頻繁に中断すると、載っている人の快適性等が
確保困難になる。また、制御出力がオンしたりオフした
りすると、シートがガタガタ動く恐れがあり、載ってい
る人の安全性等が確保困難になる。しかし、本形態例の
リモートコントロール装置であれば、受信機での受信が
途切れ途切れになってもその時間が短時間であれば、実
行中の動作が安定的に継続されるし、まんがいち受信が
長時間途切れたときには、制御出力が確実にオフ状態に
維持される(シートは停止したままとなる)ため、この
ような不具合が確実に回避され、高い快適性や安全性等
が確保される。また、このようなシートリフト装置が、
前述した他の送信機による割込等によって意図せず不用
意に動作したり、意図しない逆方向に動作したりする
と、やはり安全性等が低下するが、本形態例では、この
ような点での安全性低下も全く起こらない。
【0025】なお、本発明は上記形態例に限定されるも
のでなく、各種の変形や態様があり得る。例えば、上記
実施の形態ではシートリフト装置しか制御対象の具体例
を挙げなかったが、本発明はリアルタイム出力の遠隔制
御を必要とするものであれば、いかなる制御対象に対し
て適用しても、同様の効果を奏することが可能である。
例えば、建物のシャッターを電動で開閉する装置、荷物
の上げ下ろしを電動で行うリフター、前述したシートリ
フト装置以外の車両の電動シートなどが制御対象であっ
てもよい。また、操作手段の操作開始直後のフレーズと
後続のフレーズとを区別しない構成(例えば、前述の先
頭フレーズを送信しない構成)でもよい。この場合で
も、前述の規定時間が長く設定され、しかも操作手段の
操作停止時に前述の停止信号が送信される構成によっ
て、前述した問題点(1),(2)が従来と比べて十分
に改善可能であり、しかも操作上の高い利便性(停止操
作の高い応答性含む)も確保可能である。また、本発明
の停止用コードは、上述した形態例のように機能コード
の1種として設定される態様に限定されず、機能コード
とは別種のコードとしてフレーズに付加される態様でも
よいことはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、送信機と受信
機の距離が離れているなどの要因によって、無線信号の
受信状態が途中で途切れても、フレーズを継続的に受信
しない時間が規定時間に到達しない限り、受信していた
無線信号の特定の機能コードに対応する制御出力はオン
状態に維持され、制御対象の動作も維持される。そし
て、上記規定時間は、少なくとも無線信号の1フレーズ
分の通信時間より長い時間に設定されているので、受信
状態が非常に短時間途切れただけでは、動作が中断しな
い。いいかえると、特定の機能コードを含む無線信号の
継続的な受信状態が実質的に途切れたか否かの判定を、
複数フレーズの不受信によって判定しているので、前述
したノイズ等によって制御対象の動作が使用者の意志に
反して中断してしまう不具合発生の確率が格段に低下す
る。また、不安定な制御出力の変動(制御対象の不安定
な動作)の発生可能性も低減することができる。しか
も、送信機の操作手段が操作状態から非操作状態に切り
替わると、制御出力の停止を指令する停止用コードを含
む無線信号のフレーズが送信される。そして受信機が、
制御出力をオン状態に維持しているときに、この停止用
コードが含まれたフレーズを受信すると、特定の機能コ
ードを含むフレーズを受信していない時間が前記規定時
間に到達していない場合でも、オン状態の制御出力をオ
フ状態に切り替える。このため、前記規定時間が長く設
定されることによる停止操作の応答性低下の弊害が解消
される。即ち、単純に前記規定時間を長くすることで、
前述したノイズによる動作中断の問題を改善しようとす
ると、使用者が自身の意志で動作を停止させようとし
て、例えば送信機のボタンを押すのをやめたときにも、
この規定時間が経過するまでは制御対象の動作が継続し
てしまい、停止操作の応答性がその分だけ低下してしま
う弊害がある。しかし、本発明の構成であれば、このよ
うな使用者の停止操作があったときには、前記停止用コ
ードを含むフレーズが送信され、前記規定時間を経過し
ていなくても制御対象の動作が即座に停止され、停止操
作の応答性が高く確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモートコントロール装置のハード構成を示す
図である。
【図2】送信機の動作を示すフローチャートである。
【図3】受信機の動作を示すフローチャートである。
【図4】リモートコントロール装置の作用等を説明する
図である。
【図5】従来の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
10 送信機 15 制御回路 20 受信機 23 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA06 BA21 DB01 DB04 DC01 EA14 EA16 EB02 FA07 GB05 HA04 HA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が操作する操作手段を有し、この
    操作手段が操作されている状態では、操作された操作手
    段に対応する機能コードを含む無線信号のフレーズを繰
    り返し送信する送信機と、 前記機能コードを含む無線信号のフレーズを繰り返し受
    信している状態では、当該機能コードに対応した制御出
    力をオン状態に維持し、当該機能コードを含む無線信号
    のフレーズを規定時間以上受信しなくなると、前記制御
    出力をオフ状態に切り替える受信機と、を備えたリモー
    トコントロール装置であって、 前記規定時間が、少なくとも無線信号の1フレーズ分の
    通信時間より長い時間に設定され、 前記送信機は、前記操作手段が操作状態から非操作状態
    に切り替わると、制御出力の停止を指令する停止用コー
    ドを含む無線信号のフレーズを送信する機能を有し、 前記受信機は、制御出力をオン状態に維持しているとき
    に、前記停止用コードが含まれたフレーズを受信する
    と、前記機能コードを含むフレーズを受信していない時
    間が前記規定時間に到達していない場合でも、前記制御
    出力をオフ状態に切り替える機能を有することを特徴と
    するリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記送信機は、前記操作手段が操作状態
    から非操作状態に切り替わると、前記停止用コードを含
    む無線信号のフレーズを複数回送信する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール装
    置。
  3. 【請求項3】 前記送信機は、前記操作手段が操作され
    て最初に送信される先頭フレーズであるか否かのデータ
    を、送信する無線信号のフレーズに付加する機能を有
    し、 前記受信機は、受信した機能コードを含む無線信号のフ
    レーズが、前記データに基づいて先頭フレーズであると
    判定されたときにのみ、オフ状態にある前記制御出力を
    オン状態に切り替え、受信した機能コードを含む無線信
    号のフレーズが、前記データに基づいて先頭フレーズで
    ないと判定されたときには、オフ状態にある前記制御出
    力をオフ状態のまま維持する機能を有することを特徴と
    する請求項1又は2記載のリモートコントロール装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241185A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fujitsu General Ltd 無線リモコンを備えた機器
JP2010161588A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Yamaha Corp 遠隔制御システム
JP2011229193A (ja) * 2011-08-19 2011-11-10 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 情報処理装置
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JP2017529788A (ja) * 2014-09-08 2017-10-05 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト デバイスシステムの機能を監視する方法

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