JPH10205186A - 送信機 - Google Patents

送信機

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JPH10205186A
JPH10205186A JP833597A JP833597A JPH10205186A JP H10205186 A JPH10205186 A JP H10205186A JP 833597 A JP833597 A JP 833597A JP 833597 A JP833597 A JP 833597A JP H10205186 A JPH10205186 A JP H10205186A
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JP
Japan
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vibration
transmitter
detected
transmission
power supply
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Application number
JP833597A
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English (en)
Inventor
Koichi Mizozoe
公一 溝添
Yoichi Toguchi
洋一 戸口
Shuji Yamashita
収司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば車両のキーレスエントリーシステムの
リモートコントロール信号等の無線信号を送信する送信
機であって、必要な時に送信動作がなされて消費電力の
節約が図れる送信機を提供する。 【解決手段】 振動を検知する感震機13を設け、この
感震機13により震動が検知されている状態から検知さ
れない状態に変化したときに、無線信号を送信する高周
波部12を作動させて送信動作を実行させる自動送信機
能と、前記送信動作を行っている状態で感震機13によ
り震動が検知されると、前記送信動作を停止させる自動
送信停止機能とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のキー
レスエントリーシステムのリモートコントロール信号等
の無線信号を送信する送信機に係り、特に必要な時に送
信動作や電源投入がなされて消費電力の節約が図れる送
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両の自動式キレースエン
トリーシステムのリモートコントロール用の送信機にお
いては、施錠又は解錠の指令をいつ出力して良いか検知
する手段がなかったため、常時又は間欠的に解錠又は施
錠を指令する送信出力(電磁波出力)を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、この種の従
来の送信機では、消費電力が大きくなり、バッテリーの
消耗が早いという問題点があった。なお、この問題点の
対応策としては、送信出力を長周期で間欠的に行うこと
が考えられる。しかしこの場合には、通信可能な距離に
送信機があったとしても、信号が次回の周期で送信され
るまでの時間が長くなるため、結局実際に解錠又は施錠
が行われるまでにその分遅れが発生し、応答性が低下し
て使い勝手が悪くなってしまう。
【0004】そこで本発明は、応答性を高く確保しつつ
消費電力が低減できる送信機を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の送信機は、振動を検知する感震機が
設けられ、この感震機により震動が検知されている状態
から検知されない状態に変化したときに、無線信号を送
信する送信部を作動させて送信動作を実行させる自動送
信機能を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の送信機は、前記送信動作を
行っている状態で前記感震機により震動が検知される
と、前記送信動作を停止させる第1の自動送信停止機能
を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の送信機は、前記送信動作を
行っており、かつ前記感震機により震動が検知されてい
ない状態が、規定時間以上継続すると、前記送信動作を
停止させる第2の自動送信停止機能を備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項4記載の送信機は、振動を検知する
感震機が設けられ、少なくとも無線信号を送信する送信
部への電源供給が停止されている状態で前記感震機によ
り震動が検知されると、少なくとも前記送信部への電源
供給を開始させる自動電源投入機能を備えたことを特徴
とする。
【0009】請求項5記載の送信機は、少なくとも前記
送信部への電源供給がなされており、かつ前記感震機に
より震動が検知されていない状態が、規定時間以上継続
すると、少なくとも前記送信部への電源供給を停止させ
る自動電源切断機能を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。第1例 まず、第1例について説明する。図1は、第1例の送信
機10を含むキレースエントリーシステムの構成を示す
ブロック図であり、また図2は、送信機10の動作を示
すタイミングチャートである。
【0011】本例の送信機10は、外形的には携帯可能
な小型の送信機であり、図1に示すように、制御部11
と、高周波部12(送信部)と、感震機13と、電源部
14と、送信アンテナ15とを備える。
【0012】ここで制御部11は、具体的には例えばマ
イクロコンピュータのCPUであり、図示省略したRO
M等に登録されたプログラムに従って動作し、感震機1
3の出力に応じてキーレスエントリーシステムの送信機
としての送信動作を行うことにより、後述する如く本発
明の機能(自動送信機能,第1の自動送信停止機能)を
実現する。なお送信動作とは、IDコードと命令内容に
対応する指令コードをROM等の記憶手段より呼び出
し、これらコードを内容とする送信信号(この場合、デ
ジタル信号)を高周波部12に対して出力し、高周波部
12を作動させる処理である。
【0013】また高周波部12は、制御部11から出力
された送信信号を必要に応じて増幅して高周波の電波信
号に変調する回路からなり、この信号が送信アンテナ1
5を介して空間に放射される構成となっている。なお、
この高周波部13による電波出力の起動停止や、この高
周波部13への電源供給は、制御部11により制御され
る。また、この高周波部12の送信動作(電波信号を出
力する動作)は、制御部11の制御により所定周期で間
欠的に実行される。なお、この高周波部12における変
調の方式等は、特に限定されず、例えばASK変調(振
幅変移変調)、FSK変調(周波数変移変調)、PSK
変調(位相変移変調)といった各種のデジタル変調方式
が採用できる。
【0014】また感震機13は、例えば送信機10の機
枠に固定されて、送信機10に生じる震動や加速度を検
知し、その検知信号を制御部11及び電源部14に対し
て出力するもので、具体的には例えば圧電素子を利用し
たものや、振り子とその位置検出器よりなる加速度セン
サ等により構成できる。なお、この感震機13の感度
は、送信機10を使用者が把持して操作する際の微妙な
揺れは検知せず、送信機10を携帯する使用者が動いた
り移動する際や、使用者が送信機10を操作のために手
元に持上げる際の震動を検知する程度に設定しておくの
が好ましい。
【0015】また電源部14は、電池等の電源と、この
電源の電圧調整や出力制御を行う電源回路とよりなり、
制御部11や高周波部12を含む受信機10の全体に電
源供給を行うもので、その出力は制御部11のコントロ
ール信号や感震機13の出力により制御される構成とな
っている。
【0016】次に、車両20に搭載される受信側の構成
としては、図1に示すように、受信アンテナ21aを有
する受信機21と、車両20の施錠装置を駆動するドア
ロックアクチュエータ22と、前記施錠装置の動作を検
出するドアロックスイッチ23とを備える。
【0017】ここで受信機21は、内部構成として、前
述の変調方式に対応した検波回路や、CPU等の制御部
及び記憶手段等を有するもので、送信アンテナ15から
放射された電波信号が、受信アンテナ21aにより受信
され、前記検波回路によって前述のコードを内容とする
信号に復調されて前記制御部に出力される構成となって
いる。そしてこの受信機の制御部は、受信したIDコー
ドを記憶手段に登録されたものと照合し、同一と判断さ
れれば、ドアロックスイッチ23の出力をモニターしつ
つドアロックアクチュエータ22を作動させて解錠又は
施錠動作を行う構成となっている。
【0018】次に、上記送信機10の動作を、制御部1
1の処理内容(本発明の機能)を中心として説明する。
制御部11は、感震機13により震動が検知されている
状態から検知されない状態に変化したときには、無線信
号を送信する高周波部12(送信部)を作動させて送信
動作(この場合、間欠的に電波信号を出力する動作)を
実行させる処理を行う(自動送信機能)。また制御部1
1は、前記送信動作を行っている状態で感震機13によ
り震動が検知されると、前記送信動作を停止させる処理
を行う(第1の自動送信停止機能)。
【0019】このような制御部11の処理によれば、感
震機13の検出出力と、前記送信動作の起動停止との関
係は、例えば図2に示すようになる。すなわち、感震機
13により震動が検知されている状態では、前記送信動
作が停止され、感震機13により震動が検知されていな
い状態で、前記送信動作が実行される。これにより、解
錠又は施錠の動作が確実かつ高い応答性で実現されると
ともに、特に送信機10を携帯して常時動いているよう
な使用者の場合には、不使用時に送信動作が実行される
時間が格段に低減され、消費電力が大幅に低減される。
【0020】というのは、この種の送信機10を使用し
て、解錠又は施錠を行う場合には、使用者が静止した状
態で送信機10を把持するのが通常である。そして、本
例の送信機10によれば、このような静止状態では必ず
送信動作が行われているため、解錠又は施錠を指令する
電波信号が確実に送信されて、前述の受信側の動作によ
り解錠又は施錠の動作が実行される。
【0021】また逆に、送信機10に震動が生じている
状態(携帯する使用者が動いている状態)では、送信機
10の使用(即ち解錠又は施錠の操作)は通常なされな
いので、この状態で前記送信動作が停止される本例で
は、その分だけ不使用時に送信動作が不必要に実行され
る時間(待機時の送信出力頻度)が低減される。そし
て、これにより消費電力が低減されるため、送信動作の
間欠周期を長くするといった対策は不要となり、結果的
に応答性も高く実現できる。
【0022】第2例 次に、第2例について説明する。図3は、第2例の送信
機の動作を示すタイミングチャートである。なお本例
は、ハードウエアの構成が図1に示す第1例と同様であ
るので、各構成要素には同符号を使用して重複する説明
を省略する。本例は、制御部11が後述するような機能
(第2の自動送信停止機能,自動電源切断機能)をさら
に備え、また電源部14が自動電源投入機能を備える点
に特徴を有する。
【0023】すなわち、本例の電源部14は、少なくと
も高周波部12を含む送信機10の電気的要素(感震機
13を除くもの)への電源供給が停止されている状態で
感震機13により震動が検知されると、前記電気的要素
への電源供給を開始させる処理を行う(自動電源投入機
能)。
【0024】また、本例の制御部11は、前記送信動作
を行っており、かつ感震機13により震動が検知されて
いない状態の連続時間を、内部のタイマにより計時し、
この時間が規定時間T1以上継続すると、前記送信動作
を停止させる処理を行う(第2の自動送信停止機能)。
【0025】さらに制御部11は、前記電気的要素への
電源供給がなされており、かつ感震機13により震動が
検知されていない状態の連続時間を、内部のタイマによ
り計時し、この時間が規定時間T1以上継続すると、前
記電気的要素への電源供給を停止させる処理を行う(自
動電源切断機能)。なお、ここでの規定時間T1は、解
錠又は施錠指令のために送信機10を操作するのに必要
な時間に若干の余裕時間を加算した時間とすればよい。
【0026】このような制御部11の処理によれば、制
御部11のタイマのカウント状態と、感震機13の検出
出力と、前記電気的要素への電源供給のON/OFF状
態と、前記送信動作の起動停止との関係は、例えば図3
に示すようになる。すなわち、感震機13により震動が
検知されている状態から検知されない状態に変化した時
点(図3の符号B,Dの時点)で、前記自動送信機能に
より前記送信動作が実行される。そして、このように開
始された送信動作は、感震機13により再び震動が検知
された時点(図3の符号Cの時点)で第1の自動送信停
止機能により停止されるか、或いは、感震機13により
震動が検知されていない状態が規定時間T1以上継続し
た時点(図3の符号Eの時点)で、前記第2の自動送信
停止機能により停止される。
【0027】また、前記電気的要素への電源供給は、感
震機13により震動が検知された時点(図3の符号Aの
時点)で自動電源投入機能により開始され、そして、感
震機13により震動が検知されていない状態の連続時間
が規定時間T1以上継続した時点(図3の符号Eの時
点)で自動電源切断機能により停止される。
【0028】なお図4は、本例の制御部11の動作を実
現するための具体的なプログラムの一例を示すフローチ
ャートであり、以下、これを説明する。感震機13によ
り震動が検知されると、電源部14は前記電気的要素へ
の電源供給を開始するとともに、制御部11を起動させ
る(自動電源投入機能)。起動した制御部11は、まず
ステップS2で、感震機13により震動が検知されなく
なったか否かを判定し、振動が検知されなくなったとき
にはステップS4に進み、振動が検知されているときに
はステップS6に進む。
【0029】次いでステップS4では、所定の信号を高
周波部12に出力して高周波部12を機能させ、施錠又
は解錠を指令する電波信号を出力する。一方、ステップ
S6では、タイマTの値をリセットするとともに、この
タイマTの値を所定のクロック周期に応じて増加させる
(即ち、計時を開始する)。
【0030】次にステップS8では、タイマTの値が規
定値T1に到達したか否か判定し、到達していればステ
ップS10に進み、到達していなければステップS2に
戻って処理を繰り返す。そしてステップS10では、電
源部14に指令を送って前記電源供給を停止させる。
【0031】以上のステップS2〜S8によれば、感震
機13により振動が検知されて電源供給及び制御部11
の動作が開始した後、そのまま振動が検知され続けれ
ば、ステップS4の電波信号出力は実行されずに、ステ
ップS2,S6,S8の動作が繰り返される。この際、
タイマTの値は、繰り返されるステップS6の処理によ
り毎回リセットされるので、実質的に増加せず計時動作
は行われない。ところが、感震機13により振動が検知
されなくなると、ステップS2の分岐処理によりステッ
プS4に進み、電波信号の送信が実行されて、前述の自
動送信機能が実現される。なおこの際、ステップS6に
よるタイマTのリセット処理が行われなくなるので、図
3の符号Bで示すように、実質的にタイマTによる計時
動作が開始されることになる。
【0032】その後、振動が検知されない状態が継続す
れば、タイマTの値が規定値T1に到達するまで、ステ
ップS2,S4,S8の動作が繰り返され、結果的に間
欠的な送信動作が繰り返される。そして、このように送
信動作が間欠的に行われている状態で、感震機13によ
り再び震動が検知されると、ステップS2の分岐処理で
ステップS6に進む状態に戻るので、図3の符号Cで示
すように、送信動作もタイマTの計時動作も停止される
ことになり、これにより前述の第1の自動送信停止機能
が実現される。
【0033】また、前述したように振動が検知されない
状態が継続して送信動作が間欠的に行われている状態
で、感震機13により再び震動が検知されない場合で
も、タイマTの値が規定値T1に到達すると、ステップ
S8の分岐処理によりステップS10に進み、図3の符
号Eで示すように、これにより送信動作及び前記電源供
給が停止され、前述の第2の自動送信停止機能及び自動
電源切断機能が実現される。
【0034】このため本例によれば、送信機を携帯して
常時静止している使用者、或いは送信機を常時机上や停
止状態の車中等に放置して静止させたままとする使用者
など、静止状態が多い使用者の場合でも、送信動作が実
行される時間がより必要最小限に抑制され、かつ電源供
給も必要なときのみ行われるようになり、大幅な消費電
力低減が可能となる。
【0035】というのは、静止状態が多い使用者であっ
ても、解錠又は施錠の操作をする際には、必ず送信機1
0を手元に持上げる等の動作をするため、送信機10は
少なくとも一旦震動(加速も含む。以下同じ)した後に
静止することになる。このため、解錠又は施錠の操作が
される際には、図3の符号AやBで示す時点のような変
化を必ず経ており、電源供給が必ず開始され、かつ前記
送信動作が実行されており、解錠又は施錠の指令を含む
電波信号が確実に送信される。
【0036】そして、上記操作が終了した後、使用者が
例えば送信機10を携帯して移動する場合には、再び送
信機10が震動することになるため、図3の符号Cで示
す時点のような変化が生じて、前記送信動作が停止され
る。また、上記操作が終了した後、使用者が、例えば送
信機10を自身のポケットに入れたまま椅子に座って静
止する、或いは机上に置いたまま放置するといった動作
をした場合には、送信機10が一旦震動した後に長時間
静止することになる。このため、このような場合でも、
図3の符号DやEで示す時点のような変化を経て、最終
的には前記送信動作が停止し、また前記電気的要素への
電源供給も停止する。
【0037】つまり、本例の送信機10では、震動して
いる送信機10が静止した時点から、多くとも操作に必
要なT1の時間しか前記送信動作が行われない。また、
前記電気的要素への電源供給は、送信機10が静止した
状態が操作に必要な時間T1連続した時点で必ず自動的
に切断される。このため、大幅な消費電力低減が可能と
なり、またそのために、前記送信動作の間欠周期を短く
設定して、応答性を高く確保することもできる。
【0038】なお、本発明は上記形態例の態様に限られ
ないことはいうまでもない。例えば、送信機10の機体
の表面に、使用者が施錠又は解錠の指令を制御部11に
入力するためのスイッチを設け、このスイッチが操作さ
れた場合には感震機13や制御部11の前述の動作(本
発明の各機能)に係わらず、強制的に所定の送信動作が
実行されるように構成することもできる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の送信機によれば、自動送
信機能によって、感震機により震動が検知されている状
態から検知されない状態に変化したときに、無線信号を
送信する送信部が作動して送信動作が実行される。この
ため、送信動作が常時連続的又は間欠的に実行される従
来に比較して、送信動作の頻度が低減されて消費電力が
低減できる。またそのために、送信動作の間欠周期を短
く設定して、応答性を高く確保することもできる。
【0040】なお、送信機が操作される際には、必ず使
用者が静止した状態で送信機を把持して操作するのが通
常である。そして、本発明の送信機によれば、このよう
な静止状態では自動送信機能によって必ず送信動作が行
われるため、このような静止状態で送信機が使用されれ
ば、所定の指令を含んだ無線信号が確実に送信され、こ
の種の送信機本来の機能も確保される。
【0041】さらに、請求項2記載の送信機によれば、
前記送信動作を行っている状態で感震機により震動が検
知されると、自動送信停止機能によって前記送信動作が
停止する。このため、特に送信機を携帯して常時動いて
いる使用者などの場合には、操作する時以外には、常時
送信動作が自動停止されることになり、さらに送信動作
の頻度が低減されて消費電力が低減できる。
【0042】また、請求項3記載の送信機によれば、前
記送信動作を行っており、かつ感震機により震動が検知
されていない状態が、規定時間以上継続すると、自動送
信停止機能によって前記送信動作が停止する。このた
め、特に送信機を携帯して常時静止している使用者、或
いは送信機を常時机上等に放置して静止させたままとす
る使用者などの場合でも、規定時間経過後には常時送信
動作が自動停止されることになり、さらに送信動作の頻
度が低減されて消費電力が低減できる。
【0043】また、請求項4記載の送信機によれば、少
なくとも送信部への電源供給が停止されている状態で感
震機により震動が検知されると、自動電源投入機能によ
って少なくとも送信部への電源供給が開始する。このた
め、上記電源供給が常時連続的になされる従来に比較し
て、消費電力が低減できる。
【0044】また、請求項5記載の送信機によれば、少
なくとも送信部への電源供給がなされており、かつ感震
機により震動が検知されていない状態が、規定時間以上
継続すると、自動電源切断機能によって少なくとも送信
部への電源供給が停止する。このため、送信機が静止状
態に放置された場合などに、規定時間経過することによ
ってその後は上記電源供給が自動停止されることにな
り、さらに消費電力が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信機を含むキーレスエントリーシス
テムを示す図である。
【図2】同送信機の第1例の作用を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】同送信機の第2例の作用を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】同送信機の第2例の作用を実現する動作プログ
ラムの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 送信機 11 制御部 12 高周波部(送信部) 13 感震機 14 電源部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を検知する感震機が設けられ、この
    感震機により震動が検知されている状態から検知されな
    い状態に変化したときに、無線信号を送信する送信部を
    作動させて送信動作を実行させる自動送信機能を備えた
    ことを特徴とする送信機。
  2. 【請求項2】 前記送信動作を行っている状態で前記感
    震機により震動が検知されると、前記送信動作を停止さ
    せる第1の自動送信停止機能を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の送信機。
  3. 【請求項3】 前記送信動作を行っており、かつ前記感
    震機により震動が検知されていない状態が、規定時間以
    上継続すると、前記送信動作を停止させる第2の自動送
    信停止機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の送信機。
  4. 【請求項4】 振動を検知する感震機が設けられ、少な
    くとも無線信号を送信する送信部への電源供給が停止さ
    れている状態で前記感震機により震動が検知されると、
    少なくとも前記送信部への電源供給を開始させる自動電
    源投入機能を備えたことを特徴とする送信機。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記送信部への電源供給がな
    されており、かつ前記感震機により震動が検知されてい
    ない状態が、規定時間以上継続すると、少なくとも前記
    送信部への電源供給を停止させる自動電源切断機能を備
    えたことを特徴とする請求項4記載の送信機。
JP833597A 1997-01-21 1997-01-21 送信機 Pending JPH10205186A (ja)

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