JP3954418B2 - 施解錠制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば住宅や車両のドア錠などの施解錠を制御する施解錠制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅等の建物や車両などのドア錠は、ドアに設けられた鍵穴に機械的なキーを挿入して回動することにより、施錠・解錠されるようになっている。
【0003】
しかし近年では、セキュリティの向上や操作性の向上を目的として、IDコードを用いた電子制御によるドア錠の施解錠制御装置が提案されている。そして、この種の施解錠制御装置として、リモートキーシステムが提案されている。
【0004】
例えば図6に示すリモートキーシステム50は、所有者(家人・運転者など)によって所持される携帯機51と、ドア60におけるドア錠の近辺に設けられた施解錠制御装置52とから構成されている。そして、携帯機51に設けられた操作スイッチが操作されると、携帯機51は所定のIDコードを含む送信信号を送信するようになっている。施解錠制御装置52は、受信回路53によってこの送信信号を受信すると、該送信信号のIDコードと自身に予め設定されたIDコードとの比較(IDコード照合)をマイクロコンピュータ(マイコン)54によって行う。そして、施解錠制御装置52は、それらIDコード同士が一致したときにドアロック駆動装置55を駆動させてドア錠を解錠または施錠させるようになっている。
【0005】
このため、所有者は、機械鍵を用いることなく遠隔操作によってドア錠の施解錠を行うことができ、操作性が向上する。また、ドア錠は電子符号錠となっているため、セキュリティレベルも向上する。
【0006】
ところで、こうしたリモートキーシステム50の施解錠制御装置52は、携帯機51から送信される送信信号を確実に受信できるようになっている必要がある。よって、送信信号を受信していない状態であっても施解錠制御装置52の受信回路53及びマイコン54を起動させておく必要がある。しかし、受信回路53及びマイコン54を常時起動させておくと、施解錠制御装置52には常に暗電流が流れるため、電力消費量が多くなる。よって、施解錠制御装置52がバッテリ駆動式の場合には、バッテリの寿命が短くなってしまうといった不都合が生じる。
【0007】
そこで、図6に示すように従来では、バッテリ56から受信回路53への給電経路にタイマ回路57を設けている。このタイマ回路57は、受信回路53に対して所定の周期で間欠的に給電を行うようになっている。
【0008】
マイコン54は、受信回路53によって受信周波数の電波が受信されていない状態においては、機能制限を行うことによって電力消費量を低減する休止モードとなっている。そして、受信回路53によって受信周波数の電波が受信されるとマイコン54は、休止モードから起動モードに切り換わり、受信回路53を常時作動させるべく受信回路53に対して作動信号を出力する。このため、受信回路53は、マイコン54の起動後には同マイコン54によって給電されて常時作動した状態となる。また、マイコン54は、IDコード照合を行い、それらIDコード同士が一致したときにドアロック駆動装置55を駆動させてドア錠を解錠または施錠させる。これに対し、各IDコード同士が一致しなかった場合マイコン54は、受信回路53に対する作動信号の出力を停止するとともに、起動モードから休止モードに切り換わる。このため、受信回路53は、再びタイマ回路57からの給電に基づいて間欠的に作動するようになる。
【0009】
したがって、施解錠制御装置52は、受信回路53によって受信周波数の電波が受信されていない状態においては間欠的に作動するようになり、常時起動している場合に比べて消費電力量が低減する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、受信回路53は、携帯機51からの送信信号に限らず、同送信信号と同等の周波数の電波であれば全て受信する。つまり、受信回路53は、携帯機51からの送信信号に限らずノイズ信号も受信する。このため、従来の施解錠制御装置52では、受信した全ての電波(受信信号)に対してIDコード照合を行っている。その結果、施解錠制御装置52は、照合一致しなかった受信信号をノイズ信号として判断し、休止モードに切り換わるようになっている。
【0011】
しかしながら、IDコード照合にはある程度の処理時間が必要であるため、その時間分だけ電力が消費されてしまう。つまり、こうした施解錠制御装置52では、ノイズ信号の受信時にもIDコード照合を行う必要があるため、電力消費量が増してしまう。
【0012】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノイズの受信に起因する作動を防止して電力消費量を低減させることができる施解錠制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、所定の周波数帯域の電波を受信する受信手段と、その電波が携帯機から送信された無線信号であると判断したことを条件として錠を施解錠させる制御手段とを備える施解錠制御装置において、前記受信手段は、前記電波を受信したときに前記制御手段に対して、遅延回路を介して前記制御手段に入力される第1起動信号と、前記遅延回路を介さずに前記制御手段に入力される第2起動信号との2種類に分割される起動信号を出力し、前記制御手段は、起動モードと、その起動モードよりも消費電力量が少ない休止モードとを有し、前記第1起動信号の入力をトリガとして前記休止モードから前記起動モードに切り換わって前記電波が前記携帯機から送信された無線信号であるか否かを判断する判断処理を行うとともに、該起動モードに切り換わってから予め設定された所定時間が経過するまでの間に前記第2起動信号の入力が途絶えたことをトリガとして即座に前記休止モードに切り換わることを要旨とする。
【0014】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の施解錠制御装置において、前記制御手段は、前記第1起動信号の入力に基づいて前記起動モードに切り換わった後、前記所定時間が経過するまでの間に前記第2起動信号が連続的に入力された場合には前記判断処理を含む所定の処理が終了するまでの間は継続して起動モードを維持することを要旨とする。
【0015】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の施解錠制御装置において、前記所定時間は、前記携帯機から送信される送信信号の出力時間よりも短い時間に設定されていることを要旨とする。
【0016】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、制御手段は、受信手段から起動信号が入力されると、休止モードから起動モードに切り換わって判断処理を行う。そして、制御手段は、起動モードに切り換わった後、所定時間が経過するまでの間に、遅延回路を介して前記制御手段に入力される第1起動信号と、前記遅延回路を介さずに前記制御手段に入力される第2起動信号との2種類に分割される起動信号の内、前記第1起動信号の入力をトリガとして前記休止モードから前記起動モードに切り換わって前記電波が前記携帯機から送信された無線信号であるか否かを判断する判断処理を行うとともに、前記第2起動信号の入力が途絶えたことをトリガとして即座に休止モードに切り換わる。一般に、ノイズ信号は、信号として不安定であるため受信手段によって継続的に受信されることは稀である。これに対し、携帯機からの無線信号は、信号として安定しているため受信手段によって継続的に受信される。よって、制御手段は、受信手段によってノイズ信号を受信した際には即座に休止モードに切り換わり、無駄な電力を消費してしまうことを防止する。また、制御手段は、携帯機からの無線信号が受信手段によって受信されたにもかかわらず、ノイズ信号と判断してしまうこともない。
また、第1起動信号は遅延回路を介して制御手段に入力されるため、受信手段が短時間(遅延時間に満たない時間)だけノイズ信号を受信して起動信号を出力した際には、その起動信号に起因して制御手段が起動モードに切り換わってしまうことが抑制される。また、第2起動信号は遅延回路を介さずに制御手段に入力されるため、受信手段が起動信号の出力を停止したときには、制御手段に対する第2起動信号の入力も即座に停止する。よって、制御手段は、前記判断処理を終了する前に第2起動信号の入力が途絶えた場合、起動モードから休止モードに即座に切り換わる。このため、制御手段の休止モードへの切換レスポンスが高まる。
【0017】
請求項2に記載の発明によると、制御手段は、該所定時間以上連続的に第2起動信号が入力されると、その後第2起動信号の入力が途絶えても、前記判断処理を含む所定の処理が完了するまでは起動モードを維持する。このため、受信手段が携帯機からの無線信号を受信した場合には、制御手段はその無線信号に基づく処理を確実に行うことができる。
【0018】
請求項3に記載の発明によると、制御手段は、予め設定された所定時間内に第2起動信号が途絶えたときには休止モードに切り換わるため、このように、携帯機から出力される無線信号の出力時間よりも該所定時間を短く設定すれば、第2起動信号の入力時間に基づいて受信した電波がノイズ信号であるか否かを判断可能となる。よって、制御手段による無駄な電力消費がより確実に防止される
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を住宅用ドア錠の施解錠制御装置として具体化した一実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
【0020】
図1及び図3に示すように、電子キーシステム1は、住宅2の所有者(家人)に所持される携帯機11と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11と相互通信可能な施解錠制御装置21とを備えている。
【0021】
図1に示すように、携帯機11は、受信回路12、送信回路13、マイクロコンピュータ(マイコン)14、操作スイッチ15、及びバッテリ16を備えている。
【0022】
受信回路12は、施解錠制御装置21から出力されるリクエスト信号を受信すると、そのリクエスト信号をパルス信号に復調してマイコン14に対して出力する。この受信回路12には受信アンテナ12aが接続され、同受信アンテナ12aを介してリクエスト信号を受信するようになっている。
【0023】
送信回路13は、マイコン14から出力されるIDコード信号または施解錠操作信号を所定周波数(ここでは300MHz)の電波に変調して外部に送信する。この送信回路13には送信アンテナ13aが接続され、同送信アンテナ13aを介してIDコード信号または施解錠操作信号を外部に送信するようになっている。
【0024】
マイコン14は、受信回路12からリクエスト信号が入力されたときに、予め設定された所定のIDコードを含む第1送信信号(IDコード信号)を出力する。また、操作スイッチ15は携帯機11の表面等に設けられた押しボタンスイッチ等からなり、操作されるとその操作信号がマイコン14に入力されるようになっている。そして、マイコン14は、操作スイッチ15が操作されると、前記IDコードと所定の操作コードとを含む第2送信信号(施解錠操作信号)を出力する。なお、本実施形態において操作スイッチ15は施錠スイッチ及び解錠スイッチを備えている。そして、マイコン14は、施錠スイッチが操作された場合にはIDコードと施錠操作コードとを含む施解錠操作信号(施錠操作信号)を出力し、解錠スイッチが操作された場合にはIDコードと解錠操作コードとを含む施解錠操作信号(解錠操作信号)を出力するようになっている。すなわち、マイコン14は、複数種の送信信号を出力可能となっている。
【0025】
これら受信回路12、送信回路13、マイコン14は、バッテリ16から供給される電力によって作動するようになっている。なお、図1においては電源ラインを破線で示している。
【0026】
一方、施解錠制御装置21は、送信回路22、受信手段としての受信回路23、制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)24、バッテリ25及びタイマ回路26を備えている。
【0027】
送信回路22には送信アンテナ22aが接続され、受信回路23には受信アンテナ23aが接続されている。送信回路22は、マイコン24によって電力が給電され、作動時にはマイコン24から出力されるリクエスト信号を所定周波数の電波に変換し、その電波を送信アンテナ22aを介して外部に出力する。これにより、図3に示すように、リクエスト信号は、ドア3の周辺の少なくともドアハンドル4を含む所定領域A1に出力される。このため、この所定領域A1において携帯機11と施解錠制御装置21との相互通信が可能となる。なお、本実施形態におけるリクエスト信号の周波数は、134kHzに設定されている。
【0028】
図2に示すように、受信回路23の電源端子Vccにはタイマ回路26を介してバッテリ端子に接続されている。また、受信回路23は、マイコン24に電気的に接続されている。詳しくは、受信回路23の出力ポートCsとマイコン24の第1割り込みポートINT1とが、抵抗R1及びコンデンサCによって構成された遅延回路27を介して接続されている。また、受信回路23の出力ポートCsとマイコン24の第2割り込みポートINT2とが、遅延回路27を介さずに接続されている。さらに、受信回路23の出力ポートOUTとマイコン24の入力ポートINとが接続されている。
【0029】
こうした受信回路23は、タイマ回路26によって電力が供給されたときに作動し、作動時において受信アンテナ23aを介して受信周波数帯域(ここでは300MHz)の電波を受信すると、出力ポートCsからHレベルの起動信号を出力する。この起動信号は、遅延回路27を介して前記第1割り込みポートINT1に第1起動信号として入力されるとともに、そのまま第2割り込みポートINT2に第2起動信号として入力される。また、受信回路23は、受信した電波をパルス信号に復調して受信信号を生成し、その受信信号を出力ポートOUTから出力する。このため、マイコン24の入力ポートINにその受信信号が入力される。
【0030】
マイコン24は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、不揮発性のメモリ24aを備えている。このメモリ24aには予め設定された所定のIDコードが記録されている。また、マイコン24には、図3に示すドアハンドル4に設けられたドアハンドルセンサ4aと、ドアロック駆動装置31とが電気的に接続されている。ドアハンドルセンサ4aは、ドアハンドル4に対する人の接触を検出し、その検出信号をマイコン24に対して出力するようになっている。また、ドアロック駆動装置31は、ドア錠を施解錠するアクチュエータを備え、入力された駆動信号に基づいて同アクチュエータの駆動制御を行うことによってドア錠の施解錠を行う装置である。
【0031】
マイコン24の電源端子はバッテリ25に接続され、マイコン24はこのバッテリ25から供給される電力によって作動するようになっている。マイコン24には休止モードと起動モードとが設定されており、通常マイコン24は休止モードとなっている。この休止モードにおいてマイコン24は、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号、受信回路23からの起動信号の入力待機状態となっており、演算処理などは行わないようになっている。これにより、休止モードにおけるマイコン24の消費電力量が低く抑えられている。
【0032】
また、マイコン24は、ドアハンドルセンサ4aから検出信号が入力されると、休止モードから起動モードに切り換わり、スマートエントリ制御を行う。そこで、このスマートエントリ制御について説明する。
【0033】
まず、ドア錠の施錠状態においてマイコン24は、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号によって起動モードに切り換わると、送信回路22に対して電力を供給して該回路22を作動させる。また、マイコン24の出力ポートOUTはタイマ回路26に接続されており、マイコン24は、この出力ポートOUTからタイマ回路26に対して給電信号を出力し、同タイマ回路26から受信回路23に電力を供給させて該回路23を作動させる。そして、マイコン24は、送信回路22に対してリクエスト信号を出力する。このため、図3に示した領域A1に対してリクエスト信号が出力される。そして、マイコン24は、受信回路23から受信信号が入力されたときには、メモリ24aに記録されたIDコードと受信信号に含まれるIDコードとの比較処理(IDコード照合処理)を行う。換言すれば、マイコン24は、受信回路23から受信信号が入力されたときには、その受信信号が携帯機11から送信された無線信号であるか否かを判断する判断処理を行う。その結果、それらIDコード同士が一致したときに該マイコン24は、ドアロック駆動装置31に対して解錠駆動信号を出力する。そして、ドアロック駆動装置31は、この解錠駆動信号が入力されるとドア錠を解錠させる。つまり、マイコン24は、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号によって起動した際には、まずリクエスト信号を出力して携帯機11の応答を待つ。そして、リクエスト信号に応答して携帯機11からIDコード信号が送信されると、そのIDコード信号が受信回路23によって受信・復調されるため、マイコン24には受信信号が入力される。よって、マイコン24は、IDコード照合処理を行うことにより、該受信信号が対応する携帯機11から送信されたIDコード信号であるか否かを判断する。そして、マイコン24は、該受信信号が携帯機11から送信されたIDコード信号であると判断したときに、ドアロック駆動装置31によってドア錠を解錠させる。したがって、携帯機11の所有者(家人)は、ドア錠を解錠させるための操作を何ら行うことなくドア錠を解錠させることができる。なお、マイコン24は、該受信信号が携帯機11からのIDコード信号ではないと判断したときにはドア錠を解錠させず、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号が入力されなくなることに伴って休止モードに切り換わる。よって、送信回路22及び受信回路23も非作動状態となる。
【0034】
また、ドア錠の解錠状態においてマイコン24は、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号が入力されなくなった後にもIDコード照合処理を行い、そのIDコード同士が一致しなくなると、ドアロック駆動装置31に対して施錠駆動信号を出力する。そして、ドアロック駆動装置31は、この施錠駆動信号が入力されるとドア錠を施錠させる。つまり、マイコン24は、ドア錠を解錠させた後には、ドアハンドルセンサ4aからの検出信号が入力されなくなっても、リクエスト信号の出力領域A1内に携帯機11が位置している限りはドア錠の解錠状態を維持する。そして、マイコン24は、該領域A1から携帯機11が離間したときにドア錠を自動的に施錠させる。このため、家人は、ドア錠を施錠させるための操作を何ら行うことなくドア錠の施錠を行うことができる。そして、マイコン24は、ドア錠が施錠された後、起動モードから休止モードに切り換わる。したがって、このスマートエントリ制御時においてマイコン24は、ドアハンドルセンサ4aから検出信号が入力されたときにのみ起動モードに切り換わり、該検出信号が入力されなくなった状態でドア錠が施錠されると休止モードに切り換わるようになっている。
【0035】
ところで、受信回路23の電源端子Vccには、タイマ回路26を介してバッテリ25が接続されている。図4に示すように、タイマ回路26は、予め設定された所定の間欠周期T(本実施形態では700ms程度)、給電時間t(本実施形態では5〜10ms程度)となるタイミングで、受信回路23に対して間欠的に電力を給電するようになっている。よって、受信回路23は、このタイマ回路26に設定された周期に従って間欠的に作動して受信待機状態となる。このため、同図にポイントP1で示すように、受信回路23は、マイコン24が休止モードであっても作動する。したがって、ドアハンドルセンサ4aから検出信号が入力されていない状態においては、マイコン24は休止モードであるものの、受信回路23はタイマ回路26によって間欠的に作動する。
【0036】
そして、同じくポイントP1で示すように、受信回路23は、この受信待機状態で電波を受信すると、前記出力ポートCsから起動信号を出力する。よって、マイコン24の第2割り込みポートINT2には、起動信号の出力タイミングとほぼ同時にHレベルの第2起動信号が入力される。これに対し、第1割り込みポートINT1には、同図にポイントP2で示すように時間Δt1(本実施形態では3〜7ms程度)だけ遅れてHレベルの第1起動信号が入力される。また、受信回路23は受信した電波を復調して生成した受信信号を出力ポートOUTから出力し、その受信信号がマイコン24の入力ポートINに入力される。
【0037】
同じくポイントP2で示すように、マイコン24は、休止モードにおいて第1割り込みポートINT1にHレベルの第1起動信号が入力されると起動モードに切り換わり、タイマ回路26に対して給電信号を出力することにより受信回路23に電力を供給させる。このため、ポイントP3で示すように、受信回路23は、タイマ回路26の間欠給電時間tを経過した後も作動し続け、ポイントP4で示すように電波を受信しなくなるまでの間、起動信号及び受信信号を出力し続ける。
【0038】
また、マイコン24は、入力ポートINに入力された受信信号に基づいて前記IDコード照合処理を行う。そして、受信信号に含まれるIDコードとメモリ24aに記録されたIDコードとが一致したときには、マイコン24は受信信号に施錠操作コードが含まれているか解錠操作コードが含まれているかを判断する。これによりドア錠の施錠状態において該受信信号に解錠操作コードが含まれていると判断した場合、マイコン24は、ドアロック駆動装置31に対して解錠駆動信号を出力してドア錠を解錠させる。これに対し、マイコン24は、ドア錠の解錠状態において該受信信号に施錠操作コードが含まれていると判断した場合には、ドアロック駆動装置31に対して施錠駆動信号を出力してドア錠を施錠させる。また、該IDコード同士が一致しないときには、マイコン24は現状のドア錠の施解錠状態を維持させる。そして、ポイントP5で示すように、マイコン24は、こうしたIDコード照合処理及びドア錠の施解錠制御処理を終了すると、休止モードに切り換わる。
【0039】
なお、前記携帯機11は、前記操作スイッチ15が1回操作される毎に、図4に示す時間T1のあいだ連続的に前記施解錠操作信号を送信するようになっている。このため、受信回路23は、該施解錠操作信号を受信した際には、時間T1だけ起動信号を出力し続ける。また、マイコン24は、該施解錠操作信号の送信時間T1よりも短く設定された設定時間T2以上連続してHレベルの第2起動信号が入力されたときには、第2起動信号がLレベルに遷移しても、前記IDコード照合処理及び施解錠制御処理を完了するまでの時間T3だけ継続して起動モードとなる。よって、携帯機11からの施解錠操作信号が受信回路23によって受信された際には、IDコード照合処理及びドア錠の施解錠制御処理が確実に行われる。なお、本実施形態において前記時間T1は120〜150ms程度、前記時間T2は100ms程度、前記時間t3は150〜250ms程度に設定されている。
【0040】
これに対し、マイコン24は、該設定時間T2が経過するよりも早く第2起動信号がLレベルに遷移した際には、そのLレベルへの遷移をトリガとして休止モードに切り換わるように設定されている。よってこの場合には、たとえIDコード照合処理などが行われている途中であっても、マイコン24は即座に休止モードに切り換わる。
【0041】
一方、ポイントP6で示すように、タイマ回路26による受信回路23の作動に伴って受信回路23が作動して微少時間Δt2(例えば1.0〜2.0ms程度)だけ電波を受信した場合、受信回路23は該微少時間Δt2だけ起動信号を出力する。しかし、この微少時間Δt2が、前記第1起動信号がHレベルとなるまでの時間Δt1よりも短い時間である場合には、ポイントP7で示すように第1起動信号はHレベルに達しない。つまりこの場合、マイコン24の第1割り込みポートINT1にはHレベルの第1起動信号が入力されない。このため、マイコン24は、起動モードに切り換わらず、休止モードを維持する。前述したように、携帯機11からの施解錠操作信号は時間T1のあいだ連続的に送信されるため、こうした短時間の電波はノイズ信号であると判断することができる。よって、こうしたノイズ信号に基づいてマイコン24が起動してしまうことを未然に防ぐことができ、マイコン24の電力消費量が増大してしまうことがない。
【0042】
また、ポイントP8で示すように、タイマ回路26による受信回路23の作動に伴って受信回路23が作動し、前記時間Δt1よりも長く、且つ前記設定時間T2よりも短い時間T4だけ電波を受信した場合、受信回路23は該時間T4だけ起動信号を出力する。このため、マイコン24の第2割り込みポートINT2にHレベルの第2起動信号が入力されるとともに、ポイントP9で示すように時間Δt1だけ遅れてHレベルの第1起動信号が第1割り込みポートINT1に入力される。また、受信回路23によって復調された受信信号がマイコン24の入力ポートINに入力される。よって、マイコン24は、ポイントP9で示すようにHレベルの第1起動信号が入力されたときに休止モードから起動モードに切り換わり、受信回路23に対して電力を供給する。そして、マイコン24は、受信回路23からの受信信号に基づいて前記IDコード照合処理を行い始める。しかしこの場合、ポイントP10で示すように受信回路23は、起動信号を出力し始めてから時間T4が経過した時点で電波の受信が途絶えてしまうため、起動信号がHレベルからLレベルに遷移する。よって、第2起動信号もHレベルからLレベルに遷移するため、マイコン24は、IDコード照合処理を停止して起動モードから休止モードに切り換わる。したがって、この場合マイコン24は、時間T5(=T4−Δt1<T3)だけ起動モードとなる。すなわち、この場合マイコン24は、一旦起動モードに切り換わるものの、IDコード照合処理を完了する以前に該受信信号がノイズ信号であると判断して休止モードに切り換わる。
【0043】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)マイコン24は、受信回路23がノイズ信号を受信したと判断した際には即座に休止モードに切り換わり、無駄な電力を消費してしまうことを防止する。このため、ノイズの受信に起因する作動を防止して施解錠制御装置21の電力消費量を低減させることができる。よって、本実施形態のように、施工性を向上させるために施解錠制御装置21を電池などのバッテリによって駆動させる場合には、バッテリ寿命が長くなり、メンテナンス性が向上する。また、マイコン24は、携帯機11からの無線信号が受信回路23によって受信されたにもかかわらず、ノイズ信号と判断してしまうこともない。したがって、施解錠制御装置21の信頼性の低下を防止することもできる。
【0044】
(2)マイコン24は、第1起動信号をトリガとして休止モードから起動モードに切り換わる。第1起動信号は遅延回路27を介してマイコン24に入力されるため、受信回路23が短時間(例えば前記微少時間Δt2)だけノイズ信号を受信して起動信号を出力した際には、その起動信号に起因して制御手段が起動モードに切り換わってしまうことが抑制される。よって、ノイズの受信に起因する作動を防止して施解錠制御装置21の電力消費量を一層確実に低減させることができる。また、マイコン24は、第2起動信号をトリガとして起動モードから休止モードに切り換わる。第2起動信号は遅延回路27を介さずにマイコン24に入力されるため、受信回路23が起動信号の出力を停止したときには、マイコン24に対する第2起動信号の入力も即座に停止する。よって、マイコン24は、IDコード照合処理を終了する前に第2起動信号の入力が途絶えた場合(第2起動信号がHレベルからLレベルに遷移した場合)、起動モードから休止モードに即座に切り換わる。このため、マイコン24の休止モードへの切換レスポンスを高めることができる。
【0045】
ちなみに、例えば第1起動信号の入力が途絶えた場合(第1起動信号がHレベルからLレベルに遷移した場合)にマイコン24が休止モードに切り換わるようにした際には、短時間のノイズ信号によるマイコン24の起動は防止できるものの、第1起動信号のLレベルへの遷移に時間がかかってしまう。このため、マイコン24の休止モードへの切換レスポンスが悪くなり、無駄な電力消費が発生してしまう。
【0046】
(3)マイコン24は、設定時間T2に達する前に第2起動信号がLレベルに遷移すると、IDコード照合処理を行っている最中であっても休止モードに切り換わる。すなわち、マイコン24は、電波の受信時間に基づいて該電波がノイズ信号であると判断できる場合には、IDコード照合処理を完了する前に休止モードに切り換わる。このため、マイコン24による無駄な電力消費をより確実に防止することができる。
【0047】
また、マイコン24は、設定時間T2以上連続的にHレベルの第2起動信号が入力されると、その後第2起動信号がLレベルに遷移しても、IDコード照合処理及びドア錠の施解錠制御処理を完了するまでの間は継続して起動モードを維持する。このため、受信回路23が携帯機11からのIDコード信号を受信した場合には、マイコン24はそのIDコード信号に基づくIDコード照合処理及びドア錠の施解錠制御処理を確実に行うことができる。すなわち、施解錠制御装置21は、携帯機11からの無線信号に基づくドア錠の施解錠を確実に行うことができる。
【0048】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図5に示すように、携帯機11にも、前記タイマ回路26と同様に機能するタイマ回路17を設けてもよい。詳しくは、同図に示すように、携帯機11の受信回路12の電源端子とバッテリ端子との間にタイマ回路17を配設する。また、マイコン14によっても受信回路12に対して電力供給できるようにする。このようにすれば、受信回路12は、タイマ回路17またはマイコン14によって電力が供給されたときに作動するようになる。さらに、送信回路13に対する電力供給をマイコン14によって行うようにする。
【0049】
また、前記実施形態における施解錠制御装置21のマイコン24と同様に、携帯機11のマイコン14にも休止モードと起動モードとを設定する。そして、受信回路12がリクエスト信号を受信したこと及び操作スイッチ15が操作されたことを条件としてマイコン14が起動モードとなるように設定する。このようにすれば、受信回路12が間欠的に作動するようになるとともに、リクエスト信号の受信時または操作スイッチ15が操作されたときにのみマイコン14が起動モードになるとともに送信回路13が作動する。よって、携帯機11の電力消費量を節減させることができ、バッテリ16の寿命を長くすることができる。
【0050】
・ 前記実施形態において、受信回路12から出力される起動信号は、遅延回路27を介してマイコン24の第1割り込みポートINT1に入力される第1起動信号と、該遅延回路27を介さずにマイコン24の第2割り込みポートINT2に入力される第2起動信号とに分割されている。そして、マイコン24は、第1起動信号の入力をトリガとして起動モードに切り換わり、第2起動信号の入力が途絶えたことをトリガとして休止モードに切り換わるようになっている。しかし、前記遅延回路27を省略するとともに、起動信号を分割しないようにしてもよい。すなわち、受信回路12から出力される起動信号が、マイコン24の第2割り込みポートINT2のみ(または第1割り込みポートINT1)のみに入力されるようにしてもよい。そして、マイコン24は、該起動信号の入力をトリガとして起動モードに切り換わり、該起動信号の入力が途絶えたことをトリガとして休止モードに切り換わるようになっていてもよい。このようにすれば、施解錠制御装置21の回路構成の簡略化を図ることができる。
【0051】
・ 前記スマートエントリ制御時において、マイコン24が起動モードに切り換わった後、前記IDコード信号の送信時間よりも短く設定された所定時間を経過する前に受信回路23による電波の受信が不能になった場合には、マイコン24は休止モードに即座に切り換わるようになっていてもよい。なお、「IDコード信号の送信時間」とは、携帯機11がIDコード信号の送信を完了するために必要な時間を指し、前記実施形態においては前記設定時間T2に相当する。このようにすれば、スマートエントリ制御時に受信回路23がノイズ信号を受信した場合においても、該ノイズ信号に起因する施解錠制御装置21の電力消費を節減することができる。
【0052】
・ 前記実施形態において電子キーシステム1は、スマートエントリ機能を有している。しかし、こうしたスマートエントリ機能を省略してもよい。すなわち、施解錠制御装置21において送信回路22及び送信アンテナ22aを省略するとともに、携帯機11において受信回路12を省略してもよい。このようにすれば、携帯機11及び施解錠制御装置21の構成を簡略化することができる。また、各マイコン14,24によるスマートエントリ制御も省略することができるため、各マイコン14,24の制御プログラムの簡略化を図ることができる。さらに、スマートエントリ制御に必要な電力も節減できるため、バッテリ16,25の寿命もより長くなる。
【0053】
・ 前記実施形態において施解錠制御装置21は、ドア3内に配設されている。しかし、施解錠制御装置21は、ドア3内に限らず、ドア3の近辺に配設されてもよい。
【0054】
・ 前記実施形態において施解錠制御装置21は、内蔵されたバッテリ25によって電力供給されるようになっている。しかし、施解錠制御装置21は、バッテリ25に限らず、例えば家庭用の電源(AC100V)によって電力供給されるようになっていてもよい。また、施解錠制御装置21は、車両内に配設された場合には、車両用バッテリによって電力供給されるようになっていてもよい。
【0055】
・ 前記実施形態において施解錠制御装置21(電子キーシステム1)は、住宅用ドア錠の施解錠制御装置(電子キーシステム)として具体化されている。しかし、施解錠制御装置21(電子キーシステム1)は、住宅に限らず、例えば店舗や事務所等の各種建物におけるドア錠や窓錠の施解錠制御装置(電子キーシステム)として具体化されてもよい。また、施解錠制御装置21(電子キーシステム1)は、建物に限らず、車両用ドア錠の施解錠制御装置(電子キーシステム)として具体化されてもよい。
【0056】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項1〜3のいずれか1項に記載の施解錠制御装置において、前記所定時間は、前記携帯機から送信される送信信号の出力時間よりも短い時間に設定されていること。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、携帯機からの送信信号が受信手段によって受信されているにもかかわらず休止モードに切り換わってしまうといった不都合を確実に防止することができる。
【0057】
(2) 請求項1〜3、技術的思想(1)のいずれか1項に記載の施解錠制御装置において、前記受信手段を間欠的に作動させる作動制御手段を備え、前記受信手段は、前記制御手段が前記起動モードに切り換わった状態では、前記作動制御手段による作動状態から前記制御手段による作動状態に切り換わること。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、ノイズの受信に起因する作動を防止して施解錠制御装置の電力消費量を低減させることができる。
【0059】
請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、該所定時間以上連続的に第2起動信号が入力されると、その後第2起動信号の入力が途絶えても、前記判断処理を含む所定の処理が完了するまでは起動モードを維持する。このため、受信手段が携帯機からの無線信号を受信した場合には、制御手段はその無線信号に基づく処理を確実に行うことができる。
【0060】
請求項3に記載の発明によれば、制御手段による無駄な電力消費をより確実に防止することができるとともに、携帯機からの無線信号に基づく錠の施解錠を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のドア錠制御システムの概略構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における施解錠制御装置の構成の一部を示すブロック図。
【図3】同実施形態の施解錠制御装置の配設状態を示す住宅ドアの概略平面図。
【図4】同実施形態の施解錠制御装置の作動態様を示すタイムチャート。
【図5】他の実施形態のドア錠制御システムの概略構成を示すブロック図。
【図6】従来のドア錠制御システムの概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…電子キーシステム11…携帯機、21…施解錠制御装置、23…受信手段としての受信回路、24…制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)、25…バッテリ、26…タイマ回路、27…遅延回路、31…ドアロック駆動装置。

Claims (3)

  1. 所定の周波数帯域の電波を受信する受信手段と、その電波が携帯機から送信された無線信号であると判断したことを条件として錠を施解錠させる制御手段とを備える施解錠制御装置において、
    前記受信手段は、前記電波を受信したときに前記制御手段に対して、遅延回路を介して前記制御手段に入力される第1起動信号と、前記遅延回路を介さずに前記制御手段に入力される第2起動信号との2種類に分割される起動信号を出力し、
    前記制御手段は、起動モードと、その起動モードよりも消費電力量が少ない休止モードとを有し、前記第1起動信号の入力をトリガとして前記休止モードから前記起動モードに切り換わって前記電波が前記携帯機から送信された無線信号であるか否かを判断する判断処理を行うとともに、該起動モードに切り換わってから予め設定された所定時間経過するまでの間に前記第2起動信号の入力が途絶えたことをトリガとして即座に前記休止モードに切り換わることを特徴とする施解錠制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1起動信号の入力に基づいて前記起動モードに切り換わった後、前記所定時間が経過するまでの間に前記第2起動信号が連続的に入力された場合には前記判断処理を含む所定の処理が終了するまでの間は継続して起動モードを維持することを特徴とする請求項1に記載の施解錠制御装置。
  3. 前記所定時間は、前記携帯機から送信される送信信号の出力時間よりも短い時間に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の施解錠制御装置。
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