JP2599935B2 - 電波式キーシステム - Google Patents

電波式キーシステム

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JP2599935B2 JP27521187A JP27521187A JP2599935B2 JP 2599935 B2 JP2599935 B2 JP 2599935B2 JP 27521187 A JP27521187 A JP 27521187A JP 27521187 A JP27521187 A JP 27521187A JP 2599935 B2 JP2599935 B2 JP 2599935B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドアなどの開閉体又はその近傍に設けられ
た錠装置の施解錠を制御する施解錠制御装置が携帯可能
なキー送受信機との間で電波による交信を行い、該交信
が適正に行われたとき錠装置の施解錠を行うようになし
た電波式キーシステムに関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来この種のキーシステムでは、戸外に設けた施錠操
作釦及び解錠操作釦を操作したとき、施解錠制御装置か
らキー送受信機に所定のコードのリクエスト信号を電波
で送信し、該リクエスト信号を受信したキー送受信機が
所定のキーコード信号を電波で返送し、該キーコード信
号を受信した施解錠制御装置が所定の照合を行い、照合
が一致していれば錠装置を施解錠するようにしている。
該キーシステムではまた、室内側にも施錠操作釦及び解
錠操作釦を設け、当然のことながらこれら釦を操作する
ことにより室内でも施解錠操作できるようになってい
る。この室内での施解錠の場合は、キー送受信機との交
信は行わず、釦操作に応じて直ちに錠装置を施解錠する
ようにしている。
そして、室内には錠装置の現在の状態、すなわち施錠
状態又は解錠状態を家人に知らせ、施錠忘れなどを防止
するためなどの目的で常時いずれか一方が点灯される施
錠インジケータ及び解錠インジケータが設けられてい
る。
ところで、この種のキーシステムは通常商用電源を用
いているが、停電時に動作できないと、帰宅した家人が
入室できないことになるため、バックアップ電源を設
け、停電時にも動作できるようにすることが考えられて
いる。
しかし、バックアップ電源で通常時と同じ動作を全て
行わせようとすると、大容量のバックアップ電源が必要
となる他、停電が長時間に亘って生じると、帰宅し、入
室しようとして解錠操作しても錠装置の解錠が行えず、
戸外に閉め出されるという問題点が生じる。
よって、本発明は停電が生じたとき小容量のバックア
ップ電源で確実に解錠を行えるようにして閉め出しを防
止するようにした電波式キーシステムを提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明により成された電波
式キーシステムは、第1図の基本構成図に示す如く、外
部施錠操作手段Aの操作に応じてリクエスト信号送信手
段Bからリクエスト信号を送信し、該リクエスト信号を
受信したキー送受信機Cから返送されてくるキーコード
信号をキーコード信号受信手段Dで受信し、該受信した
キーコード信号のコードと予め設定したコードとを比較
手段Eで比較し、両コードの一致検出により錠装置Fを
施解錠すると共に、内部施解錠操作手段Gの操作に応じ
て錠装置Fを直接施解錠し、かつ前記内部施解錠操作手
段Gに隣接して設けた施錠インジケータH及び解錠イン
ジケータIの一方の常時点灯により錠装置Fの施解錠状
態を表示し、しかも停電検出手段Jによる停電検出に応
じて電源切換手段Kにより電源を商用電源Lからバック
アップ電源Mに切換るようにしたものにおいて、前記停
電検出手段Jによる停電検出に応じて前記施錠インジケ
ータH及び解錠インジケータIを消灯するインジケータ
消灯手段Nを備えることを特徴とする。
〔作 用〕
以上の構成により、停電検出手段Jが停電を検出し、
これに応じて電源切換手段Kが電源を商用電源Lからバ
ックアップ電源Mに切換たとき、インジケータ消灯手段
Nが施錠インジケータ手段H及び解錠インジケータ手段
Iを消灯するため、常時一方が点灯していて比較的大き
な電力を消費しているインジケータ手段H及びIにバッ
クアップ電源Mから電力供給する必要がなくなり、バッ
クアップ電源Mの電力消費を最少に抑えることができ、
停電していても必要なときバックアップ電源Mを用いて
錠装置Fの解錠を確実に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明による電波式キーシステムの実施例を図
に基づいて説明する。
第2図は、電波式キーシステムの概略構成を示す図で
ある。図において、1は例えば住宅のドアの枠側に取り
付けられる錠装置としての電気錠であり、該電気錠1は
施錠杆1aと、該施錠杆1aを解錠作動する解錠用ソレノイ
ド(図示せず)と、施錠作動する施錠用モータ(図示せ
ず)とを有する。2は外部操作ボックスであり、ドア近
傍に設けられるインターホン3に隣接して設置される。
外部操作ボックス2は、その表面に外部施錠操作釦2aと
外部解錠操作釦2bが設けられており、またその内部に操
作釦2a及び2bにそれぞれ対応して設けられた施錠インジ
ケータ及び解錠インジケータと、外部送受信用アンテナ
と、警告用外部ブザーと、操作釦2a及び2bによりそれぞ
れ操作される外部施錠及び解錠スイッチとが収容されて
いる。
4はドアに隣接して室内に設置される制御装置であ
り、そのパネル面には内部施錠操作釦4a、内部解錠操作
釦4b、キーにより操作するセット操作部4c、リセット操
作釦4dが設けられ、内部には各操作釦及び操作部にそれ
ぞれ対応して設けられた内部施錠スイッチ、内部施錠イ
ンジケータ、内部解錠スイッチ、内部解錠インジケー
タ、リセットスイッチ、送受信用内部アンテナ、警告用
内部ブザーなどの他、各種の回路ボードが収容されてい
る。電気錠1、操作ボックス2と制御装置4とはコネク
タ5を介して相互接続されている。制御装置4にはま
た、ACコード6を通じてAC100V電源が供給されており、
また停電時用のバックアップ電源7が内蔵されている。
8は電気錠1を施解錠するためのキーとしてポケット
などに入れて携帯されるカード状のキー送受信機であ
り、内蔵する小型電池により電源が常に供給されてい
る。
なお、図示していないが、電気錠1にはドア施錠状態
を検出するドアロック状態検出スイッチやドアの開閉状
態を検出するドア開閉検出スイッチも設けられている。
また、ドアには機械式の錠装置も設けられており、メカ
キーによっても施錠杆1aを操作できるようになってい
る。
上記制御装置4は第3図に示すような電気回路構成を
有する。図において、41は予め定めたプログラムに従っ
て作動するマイクロコンピュータ(以下CPUと略記す
る)であり、該CPU41は出力ポートO1〜O10、入力ポート
I1〜I14などを有する。出力ポートO1〜O7には、出力回
路42を介して電気錠1内の解錠ソレノイド及び施錠モー
タ、内部及び外部解錠インジケータ、内部及び外部施錠
インジケータ、並びに内外のブザーがそれぞれ接続さ
れ、入力ポートI1〜I6には入力回路43を介してドアロッ
ク状態検出スイッチ、ドア開閉検出スイッチ、外部の施
錠スイッチ及び解錠スイッチ、内部の施錠スイッチ及び
解錠スイッチがそれぞれ接続されている。また、入力ポ
ートI7にはセット操作部4cにより操作されるセットスイ
ッチ44、入力ポートI8にはリセット操作釦4dにより操作
されるリセットスイッチ45、入力ポートI9〜I12には4
ビットディップスイッチ46がそれぞれ接続されている。
出力ポートO8及びO9には発振回路47及び変調回路48が
それぞれ接続され、出力ポートO8がHレベルになると発
振回路47が発振を開始し、この発振回路47からの出力信
号をキャリアとして入力する変調回路48は出力ポートO9
からのリクエストコード信号によりキャリアを変調す
る。変調されたキャリアは増幅回路49で増幅された後、
内外の送受信用アンテナに送られてリクエスト信号とし
て発射される。
入力ポートI13には、内外の送受信用アンテナで受信
され復調回路50で復調されたキーコード信号が入力され
る。復調回路50は高周波増幅回路50a、セラミックフィ
ルタ50b、中間周波増幅回路(IFAMP)50c及びコンパレ
ータ50dからなる。
出力ポートO10は、バックアップ電源とポートVDDとの
間に設けられたスイッチング回路51の制御端子に接続さ
れている。ポートVDDにはまた、電圧レギュレータ52及
びダイオードD1を介して、商用電源を整流降圧して得ら
れる12Vの電圧が供給されている。内外の施錠及び解錠
スイッチ並びにセットスイッチ44はインバータを介して
オアゲート53の入力に接続され、オアゲート53の出力は
ダイオードD2を介してスイッチング回路51の制御端子に
接続されると共に、更にコンデンサC1を介してポートRS
Tに接続されている。ポートRSTには、シュミット回路5
4、コンデンサC2を介して電圧レギュレータ52の出力が
接続されている。
なお、入力ポートI14には電圧レギュレータ52の出力
が接続され、ポートCL1及びCL2にはロック発生用の水晶
発振子52に接続されている。
上記CPU41は図示しない内部RAMを有し、該内部RAMに
はリクエストメモリ領域RM、コードメモリ領域CM、受信
したキーコード信号のコードである入力データを一時記
憶する領域などが定められている。リクエストメモリ領
域RMとしては4ビット割り当てられ1〜15の数字が記憶
され、コードメモリ領域CMとしては、各々が4桁の数字
を記憶する4つの領域CM1〜CM4が割り当てられる。
一方、上記キー送受信機8は、第4図に示すように、
予め定めたプログラムに従って動作するCPU81を有す
る。CPU81は出力ポートO1〜O6、入力ポートI1〜I3など
を有し、出力ポートO1及びO2には発振回路82及び変調回
路83が接続され、出力ポートO4及びO5並びに入力ポート
I2には、リクエストコードとキーコードを記憶している
ROM84が接続されている。発振回路82は出力ポートO1
Hレベルになることにより発振を開始し、その発振出力
をキャリアとして変調回路83に供給する。変調回路83は
発振回路82からのキャリアを出力ポートO2からのキーコ
ード信号により変調してトランジスタQ3のベースに印加
している。トランジスタQ3はキーコード信号により変調
されたキャリアにより駆動され、そのコレクタに接続さ
れた送受信用アンテナ85を介してキーコード信号を発射
する。
送受信用アンテナ85はリクエスト信号を受信し、これ
を復調回路86に供給する。復調回路86は復調したリクエ
スト信号をCPU81の入力ポートI1に供給する。復調回路8
6の出力は電子スイッチSW1の制御入力にも印加されてい
て、復調回路86の出力が立上ると電子スイッチSW1がオ
ンし、電池87をコンデンサC2を介してCPU81のポートRST
に接続し、このことによってCPU81をリセットしてスタ
ンバイ状態にする。電子スイッチSW1の制御入力には出
力ポートO3も接続されている。
出力ポートO6には電池87の電源電圧をROM84に供給す
る電子スイッチSW2の制御端子が接続されている。
以上の構成において、制御装置4のCPU41は、予め定
めたプログラムに従って第5図乃至第11図のフローチャ
ートを実行し、所定の動作を行う。
すなわち、制御装置4のCPU41は、装置の電源投入に
より電圧レギュレータ52の出力電圧が立上り、ポートV
DDに電源電圧が供給されると共に、シュミット回路54の
出力のHレベルの立上りを微分するコンデンサC2により
発生されるリセット信号がポートRSTに印加されると、
スタンバイ状態となり、フローチャートの実行を開始す
る。
まず、最初のステップS1において、セット操作部4cに
よりセットスイッチ44がオンされているか否かを入力ポ
ートI7の状態により判定する。このステップS1の判定が
YESのときにはステップS2に進み、ここでCPU41中のRAM
の所定領域CM,RMへのキーコード、リクエストコードの
設定処理を行う。なお、既にCM,RMにコードが格納され
ていて、その代わりに新しいコードをセットする場合に
はリセット操作釦4dによりリセットスイッチ45がオンさ
れる。この設定処理は本発明と直接関係ないので、詳細
な説明は省略する。ステップS2の実行後はステップS1
戻る。
上記ステップS1の判定がNOのときは、ステップS3に進
み、ここで入力ポートI1の状態によりドアロック状態検
出スイッチがオンしているか否かを知り、ドアが施錠状
態か否かを判定する。ステップS3の判定がYESのとき、
すなわちドアがロック状態にあるときには、ステップS4
に進み、ここで出力ポートO5をHレベルに立上げて内部
施錠インジケータを点灯する。ステップS3の判定がNOの
とき、すなわちドアがアンロック状態にあるときにはス
テップS5に進み、ここで出力ポートO3をHレベルに立上
げて内部解錠インジケータを点灯する。ステップS4又は
S5の実行後はステップS6に進み、ここで入力ポートI4
状態により外部解錠スイッチがオンされたか否かを判定
する。このステップS6の判定がYESのときはステップS
601(第6図)に進み、NOのときはステップS7に進む。
ステップS7では、入力ポートI6の状態により内部解錠
スイッチがオンされたか否かを判定し、このステップS7
の判定がYESのときはステップS701(第8図)に進み、N
OのときはステップS8に進む。ステップS8では、入力ポ
ートI3の状態により外部施錠スイッチがオンされている
か否かを判定し、ステップS8の判定がYESのときはステ
ップS801(第9図)に進み、NOのときはステップS9に進
む。ステップS9では、入力ポートI5の状態により内部施
錠スイッチがオンされているか否かを判定し、このステ
ップS9の判定がYESのときはステップS901(第11図)に
進み、NOのときはステップS10に進む。
ステップS10では、入力ポートI14の状態により停電で
あるか否かを判定し、該ステップS10の判定がNOのと
き、すなわち停電でないときには、ステップS1に戻り、
上記のステップS1〜S9を再び実行する。ステップS10
判定がYES、すなわち停電のときは、ステップS11に進
み、ここで出力ポートO3〜O6をLレベルに立下げ、内部
及び外部インジケータを消灯した後、フローチャートの
実行を停止する。
上述のステップS601(第6図)では、出力ポートO7
0.1秒間Hレベルにして内外のブザーを0.1秒オンし、外
部解錠スイッチのオンを認識したことを知らせる。その
後ステップS602に進み、ここで入力ポートI1の状態によ
りドアが施錠状態にあるか否かを判定する。判定がNOの
ときは、ステップS603で出力ポートO3,O4をHレベルに
して内部,外部解錠インジケータを点灯すると共に、ス
テップS604で出力ポートO7を一定時間繰返しH,Lレベル
にして内外ブザーを鳴動し、異種釦操作を警告してから
ステップS1(第5図)に戻る。
上記ステップS602の判定がYESのときには、ステップS
605に進み、ここで出力ポートO3,O4をHレベルにして内
部,外部施錠インジケータを点灯してからステップS606
に進む。ステップS606では、出力ポートO8をHレベルに
して発振回路47の発振を開始させると共に、RAM中の領
域RMからリクエスト信号のコードを読出し、これを出力
ポートO9から順次出力することにより、送受信用アンテ
ナからリクエスト信号を送信し、その後ステップS607
進む。
ステップS607では、キー送受信機8からキーコード信
号を受信したか否かを、送受信用アンテナで受信され復
調回路50により復調された後入力ポートI13に入力され
る信号により判定する。キーコード信号を受信し、ステ
ップS607の判定がYESのときにはステップS608に進み、
ここでRAM中の領域CMからキーコードを読出し、これと
受信したキーコード信号のコードとを比較し、両者が一
致しているか否かを判定する。
上記ステップS608の判定がYESのときは、ステップS
609に進み、ここで出力ポートO1をHレベルにして錠装
置1の解錠ソレノイドを駆動して解錠を行い、その後ス
テップS610に進む。ステップS610では、キー送受信機8
からキーコード信号と共に送信されてくるデータに基づ
いてキー送受信機8の電池の電圧レベルが低下している
か否かを判定し、判定がYESのときはステップS611に進
み、ここで出力ポートO7をHレベルにしてザブーをオン
して電池電圧の低下を警告し、電池の交換が必要である
ことを知らせる。そして、判定がNOのときはステップS
612に進み、ここで出力ポートO3,O4をHレベルにして内
部,外部解錠インジケータを点灯してからステップS613
に進む。ステップS613では、ステップS612で点灯した外
部解錠インジケータの点灯時間を規定するインジケータ
タイマをスタートさせる。このステップS613の実行後は
ステップS615(第7図)に進む。
なお、上記ステップS607,S608の判定がNOのときはス
テップS614に進み、ここでステップS606でのリクエスト
信号の送信を既に2回行ったか否かを判定し、判定がNO
のときはステップS606に戻りリクエスト信号を再度送信
させ、判定がYESのときはステップS613に進む。
上記ステップS615(第7図)では、入力ポートI2の状
態によりドア開閉スイッチのオン,オフを検出してドア
が開しているか否かを判定し、判定がNO、すなわち外部
解錠スイッチの操作により錠装置1が解錠された後ドア
がまだ開されていないときには、ステップS616に進む。
ステップS616では入力ポートI14の状態により停電であ
るか否かを判定し、判定がNOで停電でないときにはステ
ップS617に進み、ここで新たにスイッチ操作されたか否
かを入力ポートI3〜I6などの状態により判定する。この
判定がYESのときには上記ステップS1(第5図)に戻
り、判定がNOのときにはステップS618に進み、上記ステ
ップS613でスタートしたインジケータタイマがタイムオ
ーバとなっているか否かを判定する。ステップS618の判
定がNOのときはステップS615に戻り、YESのときはステ
ップS619に進み、ここで出力ポートO4,O6をLレベルに
して外部施錠インジケータを消灯した後、ステップS
1(第5図)に戻る。
上記ステップS616,S617及びS618の判定がNOの間にス
テップS615の判定がYESとなると、すなわち解錠から一
定時間内にドアが開されると、ステップS620に進み、こ
こでインジケータタイマを再度スタートさせる。その後
ステップS621に進み、ここで入力ポートI2の状態により
ドアが閉しているか否かを判定し、判定がNOのとき、す
なわちドアが開いたままのときにはステップS622に進
む。
ステップS622では停電であるか否かを判定し、このス
テップS622の判定がNOのときはステップS623に進み、こ
こで新たなスイッチ入力が有るか否かを判定する。この
ステップS623の判定がYESのときは上記ステップS1(第
5図)に戻り、NOのときはステップS624に進み、ここで
上記ステップS620でスタートしたインジケータタイマが
タイムオーバになっているか否かを判定する。ステップ
S624の判定がNOのとき、すなわちタイムオーバとなって
いないときにはステップS621に戻り、ステップS621〜S
624がこれらの判定がYESとなるまで繰返される。そして
ステップS624の判定がYESとなるとステップS631に進
み、ここで外部施解錠インジケータを消灯した後ステッ
プS1(第5図)に戻る。
上記ステップS624の判定がYESとなる前、すなわちド
アが開かれてから一定時間経過する前に、ステップS621
の判定がYESとなったとき、すなわちドアが閉じられた
ときには、ステップS625に進み、ここで1秒待機した
後、ステップS626に進む。この1秒の待機時間はドアが
確実に閉じられることを保障するためのものである。
ステップS626では、出力ポートO2をHレベルにして施
錠モータを駆動し、錠装置1を施錠する。その後、ステ
ップS627に進み、ここで内部,外部施錠インジケータを
点灯する。続いてステップS628に進み、ここで停電であ
るか否かを判定し、判定がNOのときはステップS629に進
む。ステップS629では新たなスイッチ入力が有るか否か
を判定し、判定がYESのときにはステップS1(第5図)
に戻り、NOのときにはステップS630に進み、ここでステ
ップS620でスタートしたインジケータタイマがタイムオ
ーバとなっているか否かを判定する。このステップS630
の判定がNOのときはステップS628に戻り、ステップS628
〜S630がこれらのいずれかがYESとなるまで繰返され、
ステップS630の判定がYESとなると、ステップS631で外
部施解錠インジケータを消灯した後ステップS1(第5
図)に戻る。
なお、上記ステップS616,S622,S628の停電か否かの判
定がYESのときには、それぞれステップS623,S633に進
み、ここで内部,外部施解錠インジケータを消灯した後
フローチャートの実行をストップする。
上記ステップS7の判定がYESのとき、すなわち内部解
錠スイッチがオンされたときには、ステップS701(第8
図)に進む。ステップS701では、ブザーを0.1秒オンし
て内部解錠スイッチのオンを認識したことを知らせる。
その後ステップS702に進み、ここでドアが施錠状態にあ
るか否かを判定し、判定がNOのとき、すなわちドアが解
錠状態にあるときにはステップS703に進み、ここで内部
解錠インジケータを点灯した後、ステップS704に進み、
ここでブザーをオンして誤って異種釦を操作したことを
警告してからステップ(第5図)に戻る。
一方、上記ステップS702の判定がYESのとき、すなわ
ちドアが施錠状態にあるときには、ステップS705に進
み、ここで内部施錠インジケータを点灯した後ステップ
S706に進み、ここで錠装置1を解錠する。ステップS706
の実行後ステップS707に進み、ここで内部解錠インジケ
ータを点灯してからステップS1(第5図)に戻る。
上記ステップS8(第5図)の判定がYESのとき、すな
わち外部施錠スイッチがオンされたときには、ステップ
S801(第9図)に進む。ステップS801では、ブザーを0.
1秒オンして外部施錠スイッチのオン操作を認識したこ
とを知らせ、その後ステップS802に進み、ここでドアが
解錠状態にあるか否かを判定する。このステップS802
判定がNOのときには、ステップS803に進み、ここで内
部,外部施錠インジケータを点灯し、その後ステップS
804に進み、ここでブザーをオンして誤った異種釦を操
作したことを知らせてからステップ(第5図)に戻
る。一方、ステップS802の判定がYESのときにはステッ
プS805に進む。
ステップS805では、停電であるか否かを判定し、この
判定がNOのときにはステップS806に進み、ここで内部,
外部施錠インジケータを点灯する。その後ステップS807
に進み、ここでリクエスト信号を送信した後、ステップ
S808に進む。ステップS808では、キー送受信機8からキ
ーコード信号を受信したか否かを判定し、この判定がYE
SのときはステップS809に進み、ここで受信したキーコ
ード信号のコードと内部のキーコードを比較し、両者が
一致しているか否かを判定する。
ステップS809の判定がYESのときはステップS810に進
み、ここで錠装置1を施錠する。その後ステップS811
進み、キーコード信号と共に受信したデータによりキー
送信機8の電池電圧が低下したか否かを判定する。判定
がYESのときはステップS812に進み、ここでブザーをオ
ンして電池電圧の低下を警告してからステップS813に進
む。ステップS811の判定がNOのときには、すなわちキー
送受信機の電池電圧が正常のときは直ちにステップS813
に進む。ステップS813では、内部,外部施錠インジケー
タを点灯し、その後ステップS814に進み、ここでインジ
ケータタイマをスタートする。
なお、上記ステップS808,S809のいずれかの判定がNO
のときは、ステップS815に進み、ここでステップS807
のリクエスト信号の送信を2回行ったか否かを判定し、
判定がNOのときはステップS807に戻り、ステップS807
S809を繰返し、判定がYESのときはステップS814に進
み、インジケータタイマをスタートする。
ステップS814の実行後はステップS816(第10図)に進
み、ここで停電しているか否かを判定する。このステッ
プS816の判定がNOのときはステップS817に進み、ここで
新たにスイッチ入力が有るか否かを判定し、判定がYES
のときはステップS1(第5図)に戻り、NOのときはステ
ップS818に進む。ステップS818では、ステップS814でス
タートしたインジケータタイマがタイムオーバしている
か否かを判定し、判定がNOのときはステップS816に戻
り、YESのときはステップS819に進み、ここで外部施錠
インジケータを消灯してからステップ(第5図)に戻
る。
上記ステップS805,S816の判定がYESのとき、すなわち
停電が判定されたときには、ステップS820(第10図)に
進み、ここで内部,外部施錠インジケータを点灯した
後、フローチャートの実行をストップする。
上記ステップS9(第5図)の判定がYESのとき、すな
わち内部施錠スイッチがオンされたときには、ステップ
S901(第11図)に進み、ここでブザーを0.1秒オンして
スイッチオンを認識したことを知らせる。その後ステッ
プS902に進み、ここでドアが解錠状態にあるか否かを判
定する。判定がNOであればステップS903に進み、ここで
内部施錠インジケータを点灯し、その後ステップS904
ブザーをオンして誤った釦操作を警告からステップ
(第5図)に戻る。
一方、ステップS902の判定がYESのときはステップS
905に進み、ここで停電であるか否かを判定する。この
ステップS905の判定がNOのときにはステップS906に進
み、ここで内部解錠インジケータを点灯し、その後ステ
ップS907に進む。ステップS907では錠装置1を施錠し、
その後ステップS908に進み、ここで内部施錠インジケー
タを点灯してからステップ(第5図)に戻る。
上記ステップS905の判定がYESのとき、すなわち停電
のときは、ステップS905に進み、ここで内部,外部施錠
インジケータを点灯した後、フローチャートの実行をス
トップする。従って、停電時には施錠スイッチによる施
錠は行われず、この場合は、メカキーにより施錠を行え
ばよい。
以上により、ステップS10(第5図)、ステップS616,
S622,S628(第7図)、ステップS805(第9図)、ステ
ップS816(第10図)、ステップS905(第11図)におい
て、停電が検出されたときには、次のステップで内部,
外部施錠インジケータを点灯するように出力ポートO3
O4の全てをLレベルにしている。従って、停電していな
いとき常にいずれか一方が点灯されている内部施解錠イ
ンジケータが消灯され、バックアップ電源7からインジ
ケータに点灯のための電力を供給する必要がなくなり、
バックアップ電源7の電力消費を抑えることができる。
また、上記インジケータの全ての消灯の後フローチャ
ートの実行をストップしているため、CPU41を走らせる
ための電力もカットすることができる。そして、内外の
施解錠スイッチのいずれかがオンされると、CPU41に電
源が供給され、スイッチ操作に対応する仕事を行う。な
お、操作されたスイッチが施錠スイッチである場合に
は、該操作に応じた施錠動作は行わず、内外のインジケ
ータを消灯した後、フローチャートの実行をストップす
る。これに対し、解錠スイッチを操作した場合は、所定
の解錠動作を行った後、フローチャートの実行をストッ
プする。
以上のように、停電時には必要最少限の仕事以外は行
わず、インジケータランプの消灯と相俟ってバックアッ
プ電源を長持ちさせるため、必要な解錠動作を確実に行
うことができる。一方、施錠については、錠装置1は外
部からは入力キー操作によって、内部からは操作ノブの
手動操作によってそれぞれ施解錠できるようになってい
るので、何ら問題ない。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、常時一方が点灯
していて一般に電力消費の大きな内部施解錠インジケー
タを停電時に消灯するようにしているため、バックアッ
プ電源の消耗を最少に抑えることができるようになり、
長期間に亘る停電であっても小さな容量のバックアップ
電源で確実に錠装置の解錠を行うことができ、家人が戸
外に閉め出されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電波式キーシステムの基本構成を
示すブロック図、 第2図は本発明による電波式キーシステムの一使用例を
示す斜視図、 第3図は第2図中の一部分である施解錠制御装置の具体
例を示す回路図、 第4図は第2図中の一部分であるキー送受信機の具体例
を示す回路図、 第5図乃至第11図は第3図中のCPUが実行するフローチ
ャートを示す図、 第12図は第4図中のCPUが実行するフローチャートを示
す図である。 A……外部施解錠操作手段、B……リクエスト信号送信
手段、C……キー送受信機、D……キーコード信号受信
手段、E……比較手段、F……錠装置、G……内部施解
錠操作手段、H……施錠インジケータ手段、I……解錠
インジケータ手段、J……停電検出手段、K……電源切
換手段、L……商用電源、M……バックアップ電源、N
……インジケータ消灯手段、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部施解錠操作手段の操作に応じてリクエ
    スト信号送信手段からリクエスト信号を送信し、該リク
    エスト信号を受信したキー送受信機から返送されてくる
    キーコード信号をキーコード信号受信手段で受信し、該
    受信したキーコード信号のコードと予め設定したコード
    とを比較手段で比較し、両コードの一致検出により錠装
    置を施解錠すると共に、内部施解錠操作手段の操作に応
    じて錠装置を直接施解錠し、かつ前記内部施解錠操作手
    段に隣接して設けた施錠インジケータ及び解錠インジケ
    ータの一方の常時点灯により錠装置の施解錠状態を表示
    し、しかも停電検出手段による停電検出に応じて電源切
    換手段により電源を商用電源からバックアップ電源に切
    換るようにした電波式キーシステムにおいて、 前記停電検出手段による停電検出に応じて前記施錠イン
    ジケータ及び解錠インジケータを消灯するインジケータ
    消灯手段を備える、 ことを特徴とする電波式キーシステム。
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