JP2001032584A - 非接触icカードを用いた施解錠制御装置 - Google Patents

非接触icカードを用いた施解錠制御装置

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JP2001032584A
JP2001032584A JP11209017A JP20901799A JP2001032584A JP 2001032584 A JP2001032584 A JP 2001032584A JP 11209017 A JP11209017 A JP 11209017A JP 20901799 A JP20901799 A JP 20901799A JP 2001032584 A JP2001032584 A JP 2001032584A
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Hisashi Shigekusa
久志 重草
Masahiro Takiguchi
昌宏 滝口
Kiyoshi Takahashi
清志 高橋
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な電力消費を極力抑制する。 【解決手段】 施解錠制御装置3は、交信範囲に位置さ
れた非接触ICカード5との交信を行なうカードリーダ
6、その交信結果に基づいて電気錠2に対して制御信号
を出力する制御部22等を有する。カードリーダ6を、
非接触ICカード5が接近すると送受信部14の共振回
路の共振周波数が変化することを利用し、交信範囲より
もやや広いカード検出範囲内に非接触ICカード5が接
近したことを検出する近距離センサとして機能させる。
それよりも遠距離の人検出範囲内に人が接近したことを
検出する遠距離センサ19を設ける。遠距離センサ29
が人の接近を検出したときに近距離センサを検出モード
に切替え、且つ、近距離センサが非接触ICカード5の
接近を検出したときにカードリーダ6を交信モードに切
替える。遠距離センサ29の検出に基づいて照明灯11
を点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交信距離内に位置
された非接触ICカードとの間で交信を行なってその非
接触ICカードに記憶されたデータを読取るカードリー
ダを備え、このカードリーダにより読取ったデータから
解錠の可否を判断して解錠制御信号を出力する非接触I
Cカードを用いた施解錠制御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば特定の会員や職
員等の特定者にのみ入室を許可するような入退室管理シ
ステムにあっては、非接触ICカードを用いた施解錠制
御装置を採用することが考えられている。この施解錠制
御装置は、非接触ICカードのデータを読取るカードリ
ーダを備え、非接触ICカードの所持者が、そのカード
リーダ部分に該カードを当てがうように提示することに
より、カードリーダと非接触ICカードとの間で磁界信
号による交信が行なわれ、カードリーダが読取ったデー
タを照合して解錠の可否を判断して、部屋のドアの電気
錠の施解錠を制御するようになっている。
【0003】この場合、前記非接触ICカードは電源を
内蔵していないので、カードリーダに備えられたアンテ
ナ用のコイルから、交信距離内に接近した非接触ICカ
ードに対し、該カードに内蔵されたアンテナ用のコイル
を介して電力(エネルギー)の伝送が行なわれ、必要な
電力が得られたところで非接触ICカードのIC回路が
動作してデータ信号を送信するようになっている。
【0004】ところで、上記のようなシステムでは、非
接触ICカードの所持者は任意の時点で入室しようとす
るため、前記カードリーダを常に交信可能な状態、つま
りアンテナ用のコイルを常時ドライブ(励磁)状態とし
ておかなければならない事情がある。そのため、実際に
交信を行なっていないときにもカードリーダにより電力
が消費されることになり、無駄な電力を消費してしまう
不具合があった。
【0005】尚、前記カードリーダが比較的暗いところ
に配置されている場合や、夜間等にあっては、入室者が
カードリーダの位置を視認できるように、照明灯を点灯
してカードリーダ部分を照明することが行なわれてい
る。ところが、入退室の頻度が少ない夜間などにおいて
も常時照明灯を点灯しておくことは、やはり省エネの面
からは好ましくない事情があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、無駄な電力消費を極力抑制することが
できる非接触ICカードを用いた施解錠制御装置を提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の非接
触ICカードを用いた施解錠制御装置は、カードリーダ
の近傍に非接触ICカードが接近したことを検出する近
距離センサと、それよりも遠距離において人が接近した
ことを検出する遠距離センサとを設け、遠距離センサの
検出によって近距離センサを非検出モードから検出モー
ドに切替え、近距離センサの検出によってカードリーダ
を待機モードから交信モードに切替えるように構成した
ところに特徴を有する。
【0008】これによれば、近距離センサにより、非接
触ICカードがカードリーダの近傍に接近したことが近
距離センサにより検出されたときにのみ、カードリーダ
が交信モードとされ、それ以外のときには待機モードと
されるので、非接触ICカードとの交信が必要となると
き以外の電力消費を抑えることができる。しかも、近距
離センサは、遠距離センサにより人が検出されたときに
のみ検出モードとされるので、人が近傍にいないときに
は、近距離センサについても省電力を図ることができ
る。従って、請求項1の発明によれば、無駄な電力消費
を抑制する効果に優れたものとなる。
【0009】この場合、遠距離センサが人の接近を検出
したときに、カードリーダ部分を外部から照明する照明
灯を点灯させるように構成しても良く(請求項2の発
明)、これにより、人がカードリーダの近傍にいないと
きには、照明灯を消灯しておくことができ、より一層の
省電力を図ることができる。
【0010】また、前記近距離センサの検出範囲を、カ
ードリーダの交信距離と同等あるいはそれよりもやや大
きい距離に設定することが望ましい(請求項3の発
明)。これによれば、非接触ICカードがカードリーダ
の近傍に接近したときに、速やかにカードリーダを交信
モードに切替えることができる。
【0011】そして、前記カードリーダが、非接触IC
カードとの交信又はエネルギー伝送を行なうためのコイ
ルを含む共振回路を備えて構成されるものにあっては、
前記近距離センサを、前記共振回路を利用し、前記非接
触ICカードが接近すると該共振回路の共振周波数が変
化することに基づいて該非接触ICカードの接近を検出
するように構成することができる(請求項4の発明)。
これによれば、カードリーダを近距離センサと兼用させ
ることが可能となり、別途の近距離センサを設ける必要
がなくなって構成を簡単に済ませることができる。
【0012】さらには、カードリーダを待機モードに戻
すタイミング及び近距離センサを非検出モードに戻すタ
イミングとしては、カードリーダと非接触ICカードと
の間の交信が終了した後、一定時間経過後(請求項5の
発明)や、カードリーダと非接触ICカードとの間の交
信が終了した後、外部からの信号入力によるもの(請求
項6の発明)とすれば良い。いずれも、交信終了後、カ
ードリーダを速やかに待機モードに戻すことができると
共に、近距離センサを非検出モードに戻すことができ、
カードリーダを交信モードとしている時間及び近距離セ
ンサを検出モードとしている時間を極力少なくできて無
駄な電力消費を抑制する効果により優れたものとなる。
【0013】照明灯制御手段を設けたものにあっては、
カードリーダと非接触ICカードとの間の交信が終了し
た後、一定時間経過後(請求項7の発明)、あるいは、
カードリーダと非接触ICカードとの間の交信が終了し
た後、外部からの信号入力によって(請求項8の発
明)、照明灯を消灯させるための消灯信号を出力する構
成とすれば良く、これらによれば、照明灯を速やかに消
灯することができ、無駄な電力消費を抑制する効果によ
り優れたものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1,2,3,4,5,7に対応)について、図面を参照
しながら説明する。この実施例では、本実施例に係る施
解錠制御装置を、特定の会員や職員等の特定者にのみ入
室を許可するような入退室管理システムに適用したもの
であり、図4に示すように、例えば屋内に設けられた所
定の部屋のドア1に設けられる電気錠2(図3にのみ図
示)の施解錠を制御するものとなっている。
【0015】図3は、本実施例に係る施解錠制御装置3
の全体の電気的構成を概略的に示しており、図5は、施
解錠制御装置3の外観(正面)構成を示している。ここ
で、この施解錠制御装置3は、前後に薄形の矩形箱状を
なす本体ケース4内に、非接触ICカード5(図3,図
7参照)との間で電磁波(磁界信号)により交信を行な
って該非接触ICカード5に記憶されたデータを読取る
カードリーダ6を備えて構成されている。このとき、図
4,図6にも示すように、前記本体ケース4の前面中央
部には、前記カードリーダ6の通信部6aが矩形状に膨
出した形態に設けられている。
【0016】また、図5に示すように、前記本体ケース
4の前面上部には、表示部7が設けられている。この表
示部7には、例えばLEDからなる、電源ランプ8、解
錠可を示すOKランプ9、解錠不可を示すNGランプ1
0が設けられている。図4に示すように、この施解錠制
御装置3は、部屋の外壁部の前記ドア1のノブ1aの近
傍に位置して配設される。さらに、本実施例では、部屋
の外壁部には、前記施解錠制御装置3の上方に位置し
て、該施解錠制御装置3(通信部6a)及びその周辺を
外部から照明するための照明灯11が設けられている。
【0017】前記カードリーダ6は、図7に示すよう
に、前記通信部6aの裏面側に配設され前記非接触IC
カード5との交信及びエネルギー伝送を行なうコイル1
2に、共振コンデンサ13を並列接続した共振回路から
なる送受信部14と、この送受信部14に接続された制
御回路15とを備えて構成されている。尚、前記送受信
部14(共振回路)の共振周波数はf1 (図8参照)と
されている。また、前記コイル12による交信可能な最
大距離は、例えば10〜15cmとされており、図6に
は、交信可能な範囲をAで示している。
【0018】前記制御回路15は、図3により詳細に示
すように、マイコンを主体として構成され通信制御を行
なう通信制御部16、前記送受信部14(コイル12)
から送信する所定の周波数の信号を生成する発振部1
7、この発振部17からの信号を増幅する増幅部18、
この増幅部18にて増幅された信号を変調して送受信部
14に出力する変調部19、前記送受信部14により受
信された信号を復調する復調部20、後述する近距離セ
ンサの機能の実現に用いられる検出部21を備えて構成
されている。
【0019】そして、図3に示すように、前記施解錠制
御装置3は、前記カードリーダ6に加え、マイコンを主
体として構成され全体の制御を行なう制御部22が設け
られている。この制御部22は、前記カードリーダ6
(通信制御部16)の交信結果などに基づいて、前記電
気錠2に対して解錠,施錠信号を出力すると共に、前記
表示部7を制御するようになっており、さらに、外部通
信IF部23を介して、管理コンピュータ等の上位制御
装置24との信号のやり取りを行なうようになってい
る。また、この制御部22は、前記照明灯11に対する
点灯,消灯信号を出力するようになっている。この施解
錠制御装置3には、外部電源が電源部25を介して与え
られる。
【0020】一方、前記非接触ICカード5は、図7に
概略的に示すように、プラスチックから薄板(カード)
状に構成された図示しない本体の内部に、前記カードリ
ーダ6との間で交信を行なうアンテナ用のコイル26、
このコイル26と共に共振回路を構成するコンデンサ2
7、制御回路(IC回路)28を内蔵して構成されてい
る。前記制御回路28には、IDコード等のデータが記
憶されるようになっている。尚、図8に示すように、前
記共振回路の共振周波数は、前記カードリーダ6の送受
信部14の共振周波数f1 よりも若干高いf2 とされて
いる。また、この非接触ICカード5は、特定の会員や
職員等の特定者が夫々所持し、それら各所持者のデータ
が記憶される。
【0021】これにて、前記カードリーダ6は、後述す
る交信モードにおいて、交信範囲A内に位置された非接
触ICカード5との間で交信を行なう。この交信におい
ては、まずカードリーダ6において、コイル12を例え
ば共振周波数f1 よりも高いf2 に近い周波数でドライ
ブ(励磁)し、エネルギー伝送用の磁界信号を発生させ
る。すると、電磁結合により非接触ICカード5側のコ
イル26に起電力が発生し、必要な電力が得られたとこ
ろで非接触ICカード5の制御回路28が動作し、磁界
信号によりカードリーダ6(コイル12)に対しデータ
を送信するようになっている。
【0022】そして、カードリーダ6が、非接触ICカ
ード5から送信されたデータを読取ると、前記制御部2
2は、そのデータの照合を行なって解錠の可否を判断す
る。解錠「可」と判断されたときには、制御部22は、
前記表示部7のOKランプ9を点灯させると共に、前記
電気錠2に対して解錠信号を出力するようになってい
る。これに対し、解錠「不可」と判断されたときには、
制御部22は、前記表示部7のNGランプ10を点灯さ
せ、電気錠2の施錠状態を維持するようになっている。
【0023】さて、前記施解錠制御装置3は、前記カー
ドリーダ6(通信部6a)の近傍に設定されたカード検
出範囲B内に前記非接触ICカード5が接近したことを
検出する近距離センサと、カードリーダ6(通信部6
a)の近傍にカード検出範囲Bよりも遠距離まで設定さ
れた人検出範囲C内に人が接近したことを検出する遠距
離センサ29(図3,図5参照)とを備えている。
【0024】そのうち遠距離センサ29は、例えばアク
ティブ方式赤外線センサからなり、図5に示すように、
前記本体ケース4の前面の通信部6aの下部に位置して
設けられており、図6に示すような人検出範囲Cを有し
ている。この場合、この遠距離センサ29による検出可
能な最大距離は、例えば1m〜1.5m程度とされてい
る。また、図3に示すように、この遠距離センサ29の
検出信号は前記制御部22に入力されるようになってい
る。この遠距離センサ29は、施解錠制御装置3に電源
が入っている状態では常に検出を行なうようになってい
る。尚、このような遠距離センサ29の消費電力は、極
く僅かなものである。
【0025】そして、本実施例では、前記カードリーダ
6が、近距離センサを兼用し、その検出信号が前記制御
部22に入力されるようになっている。即ち、後述する
検出モードにおいて、前記コイル12を例えば共振周波
数f1 にてドライブ(励磁)し、磁界信号を発生させ
る。このときには、コイル12は、前記交信時のレベル
よりも低いレベルの出力(電圧)でドライブされる。
【0026】ここで、図8に示すように、カードリーダ
6(通信部6a)に前記非接触ICカード5が接近する
と、コイル12とコイル26との間の相互誘導作用によ
り、送受信部12(共振回路)の共振周波数が変化する
ようになる。そこで、図6に示すカード検出範囲B内に
非接触ICカード5が接近したときに、送受信部12の
共振周波数がf3 に変化することに基づき、前記検出部
21にて、その共振周波数の変化を検出して非接触IC
カード5の接近を検出するようになっているのである。
本実施例では、図6に示すように、前記カード検出範囲
Bは、前記交信範囲Aよりもやや広い範囲(大きい距
離)に設定されている。
【0027】このとき、後の作用説明でも述べるよう
に、前記制御部22は、そのソフトウエア構成により、
上述のような電気錠2に対する解錠を制御する信号を出
力することに加え、前記遠距離センサ29が人の接近を
検出したときに、近距離センサ(カードリーダ6)を検
出を行なわない非検出モードから検出可能な検出モード
に切替え、その近距離センサが非接触ICカード5の接
近を検出したときに、カードリーダ6を交信を行なわな
い待機モードから交信可能な交信モードに切替えるよう
になっている。従って、制御部22が、センサ制御手段
及び通信制御手段として機能するのである。
【0028】また、本実施例では、制御部22は、前記
遠距離センサ29が人の接近を検出したときに、前記照
明灯11を点灯させるための点灯信号を出力するように
なっており、照明灯制御手段としても機能する。尚、本
実施例では、遠距離センサ29の検出時に照明灯11を
点灯させるかどうかは、予め外部からの操作により設定
できるようになっており、施解錠制御装置3の周囲が比
較的明るい場合には照明灯11を点灯させないようにし
たり、夜間にのみ照明灯11を点灯させるモードとする
等の設定が可能とされているのである。
【0029】さらに、本実施例では、制御部22は、前
記カードリーダ6と非接触ICカード5との間の交信が
終了した後、一定時間t(例えば5〜10秒)経過後
に、コイル12のドライブを停止し、もってカードリー
ダ6が待機モードに切替えられると共に、近距離センサ
が非検出モードに切替えられるようになっている。ま
た、制御部22は、このコイル12のドライブの停止と
同時に、消灯信号を出力して前記照明灯11を消灯させ
るようになっている。
【0030】次に、上記構成の作用について、図1及び
図2も参照して述べる。本実施例の入退室管理システム
においては、施解錠制御装置3により、部屋のドア1に
設けられる電気錠2の施解錠が制御され、所定の非接触
ICカード5の所持者にのみ入室が許可されるようにな
っている。この場合、通常時には、ドア1の電気錠2は
施錠(ロック)されているのであるが、非接触ICカー
ド5の所持者がドア1の近傍の施解錠制御装置3に近づ
き、通信部6aに非接触ICカード5を当てがうように
提示すれば、施解錠制御装置3によって電気錠2が解錠
され、入室できるようになるのである。尚、前記上位制
御装置24には、いつ誰が入室したかといったデータが
送られるようになっている。
【0031】図1のフローチャートは、施解錠制御装置
3の制御部22が実行する施解錠の制御の処理手順を示
しており、また、図2には、その際の各部の動作のタイ
ミングチャートを示している。図1のフローチャートに
おいて、まず通常時には、施解錠制御装置3は待機状態
とされる(ステップS1)。この待機状態では、遠距離
センサ29のみが働いている状態とされ、カードリーダ
6のコイル12はドライブ停止状態とされる。つまりカ
ードリーダ6が交信を行なわない待機状態とされると共
に、近距離センサが検出を行なわない非検出モードとさ
れている。また、このときには、ドア1の電気錠2が施
錠状態とされ、照明灯11は消灯されている。
【0032】この状態では、遠距離センサ29により、
人検出範囲C内への人の侵入の有無が常に監視される
(ステップS2)。ここで、上述のように、非接触IC
カード5の所持者が入室すべく人検出範囲C内に侵入
(カードリーダ6に接近)し、遠距離センサ29により
人の接近が検出されると(ステップS2にてYes)、
ステップS3にて、照明灯11の点灯が設定されている
かどうかが判断される。
【0033】照明灯11の点灯が設定されている場合に
は(ステップS3にてYes)、照明灯11の点灯信号
が出力される(ステップS4)。これにて、図2にも示
すように、人検出範囲C内に人が侵入すると同時に、照
明灯11が点灯されるようになり(時刻T1 )、非接触
ICカード5の所持者は、カードリーダ6の通信部6a
の位置及びその周辺(ドア1のノブ1aの位置等)が良
く判るようになる。
【0034】そして、これと同時に、近距離センサが非
検出モードから検出モードに切替えられる(ステップS
5)。この検出モードでは、上述のように、カードリー
ダ6のコイル12が共振周波数f1 にて低出力でドライ
ブされ、検出部21により、カード検出範囲B内に非接
触ICカード5が接近したかどうかが監視されるように
なる(ステップS6)。尚、図示は省略しているが、遠
距離センサ29により人検出範囲C内への人の侵入が検
知されて近距離センサが検出モードとされた後、非接触
ICカード5のカード検出範囲B内への侵入を検出しな
い状態で遠距離センサ29がオフした場合には、近距離
センサは非検出モードに戻され、照明灯11も消灯され
る。
【0035】ここで、非接触ICカード5の所持者がさ
らにカードリーダ6に接近して非接触ICカード5がカ
ード検出範囲B内に侵入すると、近距離センサにて非接
触ICカード5が検出されるようになる(ステップS6
にてYes)。すると、図2にも示すように(時刻T2
)、カードリーダ6が待機モードから交信モードに切
替えられる(ステップS7)。これにて、上述のよう
に、コイル12がf2 に近い周波数で高出力にてドライ
ブされ、エネルギー伝送用の磁界信号が発生される。こ
の場合、前記カード検出範囲Bは、カードリーダ6の交
信範囲Aよりもやや広く設定されているので、非接触I
Cカード5がカードリーダ6の近傍に接近したときに、
速やかにカードリーダ6を交信モードに切替えることが
でき、動作が遅れることはない。
【0036】そして、上述のように、非接触ICカード
5が交信範囲A内に位置されると、カードリーダ6とそ
の非接触ICカード5との間で交信が行なわれ、カード
リーダ6によりデータが読取られる(ステップS8)。
また、交信が終了すると、内蔵タイマにより計時がスタ
ートされる。図2の例では、時刻T3 からT4 まで交信
が行なわれ、交信が終了した時刻T4 から計時がスター
トされる。
【0037】このように非接触ICカード5からのデー
タの読取りが行なわれると、そのデータの照合が行なわ
れて解錠の可否が判断される(ステップS9)。解錠
「可」と判断されたときには(Yes)、表示部7のO
Kランプ9が点灯されると共に、電気錠2に対して解錠
信号が出力され、解錠がなされるようになる(ステップ
S10)。一方、解錠「不可」と判断されたときには
(ステップS9にてNo)、表示部7のNGランプ10
が点灯される(ステップS11)。
【0038】これにて、非接触ICカード5の所持者
は、表示部7のOKランプ9を見て、解錠されたドア1
を開いて入室することができる。この入室時に、ドア1
が開かれた後閉じられると、電気錠2は自動的に施錠さ
れるようになり(ステップS12にてYes)、後述の
ステップS15に進む。尚、このように入室がなされる
ことに伴い、非接触ICカード5がカード検出範囲Bか
ら外れ、また、人が人検出範囲Cから外れるので、図2
に示すように、近接センサがオフし(時刻T5 )、引続
き、遠距離センサ29もオフする(時刻T6 )ようにな
る。
【0039】自動施錠がなされないときには(ステップ
S12にてNo)、別の非接触ICカード5との交信の
有無が判断され(ステップS13)、交信があれば(Y
es)、ステップS8からの処理が繰返される。一方、
交信がなければ(ステップS13にてNo)、上記した
計時スタート(図2の時刻T4 )から一定時間tが経過
したかどうか判断される(ステップS14)。
【0040】一定時間tが経過すると(ステップS14
にてYes)、まず、ステップS15にて、表示部7の
表示がオフされる。そして、ステップS16にて、消灯
信号が出力されて照明灯11が消灯され、これと共に、
コイル12のドライブが停止されて、近距離センサが非
検出モードとされると共にカードリーダ6が待機状態に
戻されるようになっている(図2の時刻T7 )。
【0041】このように本実施例によれば、カードリー
ダ6の通信部6aの交信範囲Aよりもやや広いカード検
出範囲Bを有する近距離センサと、それよりも遠距離の
人検出範囲Cを有する遠距離センサ29とを設け、遠距
離センサ29が人の接近を検出したときに近距離センサ
を検出モードに切替え、且つ、近距離センサが非接触I
Cカード5の接近を検出したときにカードリーダ6を交
信モードに切替えるように構成した。
【0042】この結果、常にカードリーダのコイルをド
ライブ状態としていた従来のものと異なり、カードリー
ダ6のコイル12は交信が必要となるときにのみドライ
ブ状態とされるので、必要時以外の電力消費を抑えるこ
とができる。この場合、近距離センサについても、人が
近傍にいないときには非検出モードとされるので、省電
力を図ることができる。本実施例では、送受信部14の
共振周波数が変化することを利用し、カードリーダ6を
近距離センサと兼用させる構成としたので、別途の近距
離センサを設ける場合と比較して構成の簡単化を図るこ
とができるものである。
【0043】また、特に本実施例では、カードリーダ6
部分を照明するための照明灯11を設けて通信部6aの
位置を判りやすくしたものであって、遠距離センサ29
の検出に基づいて、人がいないときには照明灯11を消
灯させる制御を行なうようにしたので、照明灯11につ
いても大幅な省電力を図ることができる。さらに、本実
施例では、交信後、一定時間t経過後に、カードリーダ
6を待機モードに戻すと共に近距離センサを非検出モー
ドに切替え、更には照明灯11を消灯するようにしたの
で、無駄な電力消費を抑える効果により優れたものとな
る。
【0044】尚、上記実施例では、交信終了(図2の時
刻T4 )から一定時間t経過後に、カードリーダ6を待
機モードに戻すと共に近距離センサを非検出モードに切
替え、更には照明灯11を消灯するようにしたが、それ
らを、遠距離センサ29がオフした時点(時刻T6 )か
ら一定時間(例えば2〜3秒)後、あるいは、近距離セ
ンサがオフした時点(時刻T5 )から一定時間後として
も良い。
【0045】そして、カードリーダ6を待機モードに戻
し、また近距離センサを非検出モードに戻すタイミング
としては、例えばドア1の開閉信号を取込んでドア1が
閉塞したタイミングで行なったり、電気錠2が解錠され
た後施錠されたタイミングで行なうなど、外部からの信
号入力に基づいて行なうこともできる(請求項6に対
応)。照明灯11のオフについても、同様に外部からの
信号に基づいたタイミングで行なうことができる(請求
項8に対応)。
【0046】また、上記実施例では、カードリーダ部分
を照明する照明灯11を設け、その照明灯11の制御を
も行なう構成としたが、十分明るい部分に配置する場合
であれば照明灯は不要であることは勿論、必ずしも照明
灯の制御を行なわなくても良い。照明灯11に代えて、
施解錠制御装置3の本体ケース4に、通信部6aの位置
を示すLED等の表示ランプを設けるようにしても良
い。
【0047】さらには、上記実施例では、カードリーダ
6を近距離センサと兼用させる構成とにしたが、専用の
近距離センサを設ける構成としても良く、この場合、検
出部21が不要となる。近距離センサのカード検出範囲
Bを、交信範囲Aと同等とするよにしても良い。遠距離
センサ29についても、赤外線センサに限らず、超音波
センサなども採用することができる。
【0048】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば通信制御部16と制御部22
とはひとつのマイコン(CPU)から構成しても良く、
また、部屋のドア1の施解錠の制御に限らず、施解錠を
制御する装置全般に適用することができるなど、要旨を
逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、施解錠の制御
の処理手順を示すフローチャート
【図2】主要部分の動作タイミングチャート
【図3】施解錠制御装置の電気的構成を概略的に示すブ
ロック図
【図4】ドア及び施解錠制御装置に対する照明の様子を
示す正面図
【図5】施解錠制御装置の正面図
【図6】交信範囲及び検出範囲を示す側面図
【図7】カードリーダに非接触ICカードが接近した様
子を概略的に示す図
【図8】共振周波数の変化の様子を示す図
【符号の説明】
図面中、1はドア、2は電気錠、3は施解錠制御装置、
4は本体ケース、5は非接触ICカード、6はカードリ
ーダ、6aは通信部、7は表示部、11は照明灯、12
はコイル、14は送受信部、15は制御回路、16は通
信制御部、21は検出部、22は制御部、26はコイ
ル、28は制御回路、29は遠距離センサ、Aは交信範
囲、Bはカード検出範囲、Cは人検出範囲を示す。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 清志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2E250 AA05 BB08 BB27 BB35 BB42 BB46 BB57 BB61 CC01 CC21 DD06 FF08 FF26 FF27 FF28 FF35 FF36 5B058 CA17 CA22 KA40 YA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交信距離内に位置された非接触ICカー
    ドとの間で交信を行なってその非接触ICカードに記憶
    されたデータを読取るカードリーダを備え、このカード
    リーダにより読取ったデータから解錠の可否を判断して
    解錠制御信号を出力する施解錠制御装置であって、 前記カードリーダの近傍に設定された検出範囲内に前記
    非接触ICカードが接近したことを検出する近距離セン
    サと、 前記カードリーダの近傍に前記近距離センサの検出範囲
    よりも遠距離まで設定された検出範囲内に人が接近した
    ことを検出する遠距離センサと、 この遠距離センサが人の接近を検出したときに、前記近
    距離センサを検出を行なわない非検出モードから検出可
    能な検出モードに切替えるセンサ制御手段と、 前記近距離センサが非接触ICカードの接近を検出した
    ときに、前記カードリーダを交信を行なわない待機モー
    ドから交信可能な交信モードに切替える通信制御手段と
    を具備することを特徴とする非接触ICカードを用いた
    施解錠制御装置。
  2. 【請求項2】 前記遠距離センサが人の接近を検出した
    ときに、前記カードリーダ部分を外部から照明する照明
    灯を点灯させるための点灯信号を出力する照明灯制御手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の非接触IC
    カードを用いた施解錠制御装置。
  3. 【請求項3】 前記近距離センサの検出範囲は、前記カ
    ードリーダの交信距離と同等あるいはそれよりもやや大
    きい距離に設定されることを特徴とする請求項1又は2
    記載の非接触ICカードを用いた施解錠制御装置。
  4. 【請求項4】 前記カードリーダは、前記非接触ICカ
    ードとの交信又はエネルギー伝送を行なうためのコイル
    を含む共振回路を備えて構成され、 前記近距離センサは、前記共振回路を利用し、前記非接
    触ICカードが接近すると該共振回路の共振周波数が変
    化することに基づいて該非接触ICカードの接近を検出
    するように構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の非接触ICカードを用いた施
    解錠制御装置。
  5. 【請求項5】 前記カードリーダと非接触ICカードと
    の間の交信が終了した後、一定時間経過後に、前記通信
    制御手段が前記カードリーダを待機モードに切替えると
    共に、前記センサ制御手段が前記近距離センサを非検出
    モードに切替えるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の非接触ICカー
    ドを用いた施解錠制御装置。
  6. 【請求項6】 前記カードリーダと非接触ICカードと
    の間の交信が終了した後、外部からの信号入力によっ
    て、前記通信制御手段が前記カードリーダを待機モード
    に切替えると共に、前記センサ制御手段が前記近距離セ
    ンサを非検出モードに切替えるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の非
    接触ICカードを用いた施解錠制御装置。
  7. 【請求項7】 前記照明灯制御手段は、前記カードリー
    ダと非接触ICカードとの間の交信が終了した後、一定
    時間経過後に、前記照明灯を消灯させるための消灯信号
    を出力するように構成されていることを特徴とする請求
    項2記載の非接触ICカードを用いた施解錠制御装置。
  8. 【請求項8】 前記照明灯制御手段は、前記カードリー
    ダと非接触ICカードとの間の交信が終了した後、外部
    からの信号入力によって、前記照明灯を消灯させるため
    の消灯信号を出力するように構成されていることを特徴
    とする請求項2記載の非接触ICカードを用いた施解錠
    制御装置。
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