JP2003161066A - 情報読取機能付錠 - Google Patents

情報読取機能付錠

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JP2003161066A
JP2003161066A JP2001362787A JP2001362787A JP2003161066A JP 2003161066 A JP2003161066 A JP 2003161066A JP 2001362787 A JP2001362787 A JP 2001362787A JP 2001362787 A JP2001362787 A JP 2001362787A JP 2003161066 A JP2003161066 A JP 2003161066A
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Yoshiharu Nishikawa
義治 西川
Hiroshi Takemoto
宏 竹本
Tomoyuki Okubo
知征 大久保
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作の煩わしさがなく非接触でカード情報の
読み取りが行え、無駄に電力を消費せずに小電力化を図
る。 【解決手段】 情報読取機能付錠1は、ドア2の室外側
の面に検出窓2aが穿設され、検出窓2aに接近する者
や人を検知したときに検知信号を出力する検知手段11
と、ICカード3から発信されるカード情報を非接触で
受信する受信機12と、受信機12を含む各部に駆動電
源を供給する電池15と、検知手段11から検知信号が
入力されたときに電池15から受信機12に電源が供給
されるように制御し、受信機12が受信したカード情報
が入室を許可して良い内容と判別したときに電気錠4を
解錠制御する制御手段14とがユニット化されてドア2
に内蔵される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテル等の
建物の部屋のドアに内蔵され、部屋への入室を許可され
た者が所持するカード状の情報記憶媒体(ICカード)
に記憶されたカード情報を非接触で読み取り、この読み
取ったカード情報に基づいてドアの電気錠を解錠制御す
る情報読取機能付錠に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばホテルでは、客のチェックインか
らチェックアウトまでを1枚の磁気カードにより管理す
るカードロックシステムが知られている。
【0003】さらに説明すると、このカードロックシス
テムでは、図4に示すように、各室のドア51に配設さ
れたエスカチオン(座金)52に磁気カード53の磁気
情報を読み取るためのカードリーダ54が装備されてい
る。また、このカードリーダ54のカード挿入口54a
に挿入される磁気カード53には、例えば部屋番号、チ
ェックイン・チェックアウトの日付けや時間等の磁気情
報がホストコンピュータからの書き込みによって記憶さ
れるようになっている。
【0004】例えば客がホテルに宿泊する場合を例にと
って説明する。客がフロントでチェックインの手続きを
済ませると、フロントから磁気カード53が客に手渡さ
れる。この磁気カード53には、客が宿泊する部屋の部
屋番号とチェックインの日付け時間が磁気情報として記
憶される。客が宿泊する部屋のドア51に設置されたカ
ードリーダ54のカード挿入口54aに磁気カード53
を挿入すると、その磁気カード53の磁気情報が読み込
まれる。そして、読み込まれた磁気情報が入室を許可し
て良い情報と判断されると、その部屋のドア51の電気
錠が自動的に解錠制御され、ドア51の開放が可能とな
る。これにより、磁気カード53を所持する客はその部
屋に入室することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のカードロックシステムでは、磁気カード53の磁気
情報をカードリーダ54によって読み取るため、磁気カ
ード53をわざわざカードリーダ54のカード挿入口5
4aに挿入しなければならず、その操作が煩わしいとい
う問題があった。また、磁気カード53の磁気情報は、
カードリーダ54の磁気ヘッドが磁気カード53の磁気
面に直接接触して読み取られるので、読み取り時の磨耗
やゴミの付着等があり、カードの耐久性に欠けるという
問題があった。
【0006】ところで、上述したカードロックシステム
では、磁気カード53の磁気情報をカードリーダ54の
磁気ヘッドに接触させて読み取る接触型のものである
が、カード情報を発信するICカードを用い、ICカー
ドから発信されるカード情報を非接触で受信し、受信し
たカード情報に基づいて電気錠の解錠を制御するカード
ロックシステムも知られている。
【0007】しかしながら、この種のICカードを用い
た非接触型のカードロックシステムでは、ICカードの
カード情報を読み取るカードリーダへの駆動電源の供給
が配線を介して行われるので、配線の引き回しが面倒で
あった。しかも、カードリーダには常時電源が供給さ
れ、無駄に電力を消費するので、省電力化を図ることが
できなかった。このため、上記配線による電源供給に代
えて電池を内蔵させる構成も考えられるが、常時電力を
消費するという課題を解決するには至らなかった。さら
に、カードリーダ側に押しボタンを設け、この押しボタ
ンが操作されたときに、カードリーダに駆動電源を供給
して起動し、ICカードの情報を読み取る構成も考えら
れるが、押しボタンを操作するという煩わしい操作が必
要となる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、操作の煩わしさがなく非接触でカード情報の
読み取りを行え、無駄に電力を消費せずに小電力化を図
ることができる情報読取機能付錠を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1の発明は、建物の部屋への入
室を許可された者が所持するカード状の情報記憶媒体に
記憶されたカード情報を非接触で読み取り、この読み取
ったカード情報に基づいて前記部屋のドアの電気錠を解
錠制御する情報読取機能付錠において、前記ドアの室外
側の面に穿設された検出窓と、前記検出窓に対向して配
置され、該検出窓に接近する者や人を検知したときに検
知信号を出力する検知手段と、前記情報記憶媒体から発
信されるカード情報を非接触で受信する受信機と、前記
受信機を含む各部に駆動電源を供給する電池と、前記検
知手段から検知信号が入力されたときに前記電池から前
記受信機に電源が供給されるように制御し、前記受信機
が受信したカード情報が入室を許可して良い内容と判別
したときに前記電気錠を解錠制御する制御手段とがユニ
ット化されて前記ドアに内蔵されたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の情報読
取機能付錠において、前記制御手段は、前記検知手段か
ら検知信号が入力されたときに計時をスタートするタイ
マーを備え、該タイマーのスタートとともに前記電池か
ら前記受信機に電源が供給されるように制御し、前記受
信機がカード情報を受信せずに前記タイマーがタイムア
ウトしたときには前記電池から前記受信機への電源供給
を絶つように制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報読取機能
付錠の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図1は本発明に係る情報読取機能付錠の内
部構成を示すブロック図、図2は同情報読取機能付錠を
建物のドアに内蔵した状態を示す概略図、図3は同情報
読取機能付錠により電気錠が解錠されるまでの手順を示
すフローチャートである。
【0013】本例の情報読取機能付錠1は、例えばホテ
ルの各部屋(客室)のドア2に内蔵され、部屋への入室
を許可された者が所持する情報記憶媒体としてのICカ
ード3に記憶されたカード情報を非接触で読み取り、こ
の読み取ったカード情報に基づいてドア2の電気錠4の
解錠制御を行うものである。
【0014】情報読取機能付錠1は、カードリーダ5
と、電気錠4を含む施解錠機構6とが一つの筐体にユニ
ット化されてドア2に内蔵される。本例の情報読取機能
付錠1は、従来より使用されている電気錠に組み込むこ
とが可能である。また、情報読取機能付錠1は、図1で
は表現されていないが、ノブ6aと表示手段17のみが
ドア2の室外側に露出し、その他の構成はドア2に内蔵
されている。
【0015】情報記憶媒体としてのICカード3には、
ホテルの各部屋の部屋番号、チェックイン・チェックア
ウトの日付け時間等のカード情報が記憶されている。こ
のICカード3へのカード情報の書き込みは、例えばフ
ロント(管理室)に配設されたホストコンピュータ7や
専用のカード情報入力機によって行われる。このICカ
ード3のカード情報は、発信機3aから発信されるよう
になっている。
【0016】図1に示すように、カードリーダ5は、検
知手段11、受信機12、記憶手段13、制御手段(C
PU)14、電池15、電源切替手段16、表示手段1
7を備えて構成されている。
【0017】カードリーダ5が内蔵されるドア2の室外
側の面には検出窓2aが穿設されている。なお、図示は
しないが、検出窓2aには、室外側からの悪戯を防止す
るため、光や赤外線を通す材料からなるカバーを取り付
けてもよい。
【0018】検知手段11は、検出窓2aに対向して配
設されるもので、物体検知センサや人体検知センサで構
成される。物体検知センサを検知手段11とした場合に
は、例えば光センサが用いられ、検出窓2aに物体が接
近して光が遮られたときに、ドア2に物体が接近した旨
の検知信号を制御手段14に出力している。実際の使用
時においては、検出窓2aの位置でICカード3がかざ
され、検出窓2aから入射する光が遮られると、検知信
号が制御手段14に出力されることになる。また、人体
検知センサを検知手段11とした場合には、例えば焦電
素子を利用した赤外線センサが用いられ、検出窓2aを
通して赤外線の変化を検出したときに、ドア2に人体が
接近した旨の検知信号を制御手段14に出力している。
【0019】なお、検知手段11としては、上記物体検
知センサと人体検知センサを併用することもできる。こ
の場合、検出窓2aの位置に人が近づき、検出窓2aの
位置でICカード3がかざされると、両センサから検知
信号が制御手段14に出力されることになる。
【0020】受信機12は、ドア2のノブ2aの近傍
(例えばノブ2aの上方)に位置してユニットに内蔵さ
れる。この受信機12は、電池15から駆動電源が供給
された状態で、ICカード3から発信されるカード情報
を受信用アンテナ12aから非接触で受信している。
【0021】記憶手段13は、その部屋に入室を許可し
ても良いか否かを判断するための比較情報(部屋番号、
滞在期間、チェックインの日付けや時間など)が記憶さ
れている。この記憶手段13への比較情報の記憶は、ホ
ストコンピュータ7によるICカード3の発行時に、ホ
ストコンピュータ7から制御手段14を介して行われ
る。
【0022】制御手段14は、電気錠4、検知手段1
1、受信機12、記憶手段13、電源切替手段16、表
示手段17を統括制御している。更に説明すると、制御
手段14は、検知手段11から検知信号が入力されたと
きに、電池15から受信機12に駆動電源を供給するべ
く、電源切替手段16に接続切替信号を出力している。
【0023】また、制御手段14は、受信機12が受信
したICカード3のカード情報と、記憶手段13に記憶
された比較情報とを比較し、そのICカード3を所持す
る者の入室を許可して良いかを判断している。そして、
制御手段14は、入室を許可して良いと判断したとき
に、電気錠4に解錠信号を出力している。
【0024】また、制御手段14は、内部にタイマー1
4aを備えている。このタイマー14aは、検知手段1
1から検知信号が入力されたときに計時をスタートす
る。タイマー14aは、計時スタート後、設定時間を経
過しても受信機12からカード情報が入力されないとき
に(タイムアウト時)、受信機12と電池15との間を
切り離すべく、電源切替手段16に切断切替信号を出力
している。
【0025】電池15は、着脱交換が可能であり、受信
機12、制御手段14、電気錠4等の各部に駆動電源を
供給している。
【0026】電源切替手段16は、受信機12と電池1
5との間に設けられ、制御手段14からの切替信号(接
続切替信号、切断切替信号)により接点の切り替えを行
っている。この電源切替手段16は、通常、電池15か
ら受信機12に駆動電源が供給されないように接点が切
り離されている。そして、制御手段14が検知手段11
から検知信号を受け、制御手段14から接続切替信号が
入力されると、電池15から受信機12に駆動電源が供
給されるように接点を接続する。これに対し、制御手段
14から切断切替信号が入力されると、電池15から受
信機12に駆動電源が供給されないように接点を切断す
る。
【0027】表示手段17は、例えばLEDランプで構
成され、ドア2の表面(室外側)に露出して設けられ
る。この表示手段17は、本例の情報読取機能付錠が正
常に動作している場合には例えば緑色に点灯し、異常が
発生した場合(例えば電池交換が必要になったとき、動
作不良が生じたときなど)に例えば赤色に点灯するべ
く、制御手段14によって制御される。なお、表示手段
17を削除し、音声手段によって異常を知らせたり、表
示手段17と音声手段を組み合わせた構成とすることも
できる。
【0028】施解錠機構6は、電気錠4の他、ノブ6
a、ラッチボルト6b、デッドボルト6cなどが錠箱
(ハウジング)18に組み込まれたものである。電気錠
4は、制御手段14から解錠信号が入力されたときに、
不図示のアクチュエータの駆動によりデッドボルト6b
が退避して解錠される。
【0029】次に、上記構成による情報読取機能付錠1
の動作について図3のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0030】通常の状態では、受信機12と電池15と
の間の接点が切り離されており、受信機12に駆動電源
が供給されないようになっている。この状態で、制御手
段14は検知手段11から検知信号の入力があるか否か
を判別する(ST1)。
【0031】実際の例において、検知手段11が物体検
知センサの場合、ICカード3を所持した客がドア2の
検出窓2aの位置でICカード3をかざすと、検出窓2
aに入射する光が遮られ、検知手段11から制御手段1
4に検知信号が出力される。また、検知手段11が人体
検知センサの場合には、客がドア2aの検出窓2aに接
近すると、人体の赤外線量の変化が検出され、検知手段
11から制御手段14に検知信号が出力される。物体検
知センサと人体検知センサを併用して検知手段11を構
成した場合には、上述した状態のときに両センサから制
御手段14に検知信号が出力される。
【0032】そして、制御手段14が検知手段11から
検知信号の入力が有ると判別すると、タイマー4aの計
時をスタートする(ST2)。その後、制御手段14か
ら電源切替手段16に接続切替信号が入力され、受信機
12と電池15との間の接点が接続され、電池15から
受信機12に駆動電源が供給される(ST3)。
【0033】次に、制御手段14は受信機12がICカ
ード3からカード情報を受信したか否かを判別する(S
T4)。ここで、受信機12がICカード3からカード
情報を受信しなければ、制御手段14はタイマー4aが
タイムアウトか否かを判別する(ST5)。
【0034】そして、受信機12がICカード3からカ
ード情報を受信せず、タイマー4aがタイムアウトでな
ければ、ST4の動作に戻り、再度受信機12がICカ
ード3からカード情報を受信したか否かの判別処理を行
う。これに対し、タイマー4aがタイムアウトであれ
ば、制御手段14から電源切替手段16に切断切替信号
が入力され、受信機12と電池15との間の接点が切り
離され、受信機12への電源供給が断たれる。その後、
ST1の動作に戻り、検知手段11から検知信号が入力
されたか否かの判別処理を行う。
【0035】なお、上述した受信機12がICカード3
からカード情報を受信しない例としては、ドア2の検出
窓2aの位置にICカード3以外の物が接近した場合や
検出窓2aにICカード3を所持しない人が接近した場
合などが考えられる。
【0036】そして、受信機12がICカード3からカ
ード情報を受信したと判別されると、受信したカード情
報が入室を許可して良い内容か否かを判別する(ST
6)。そして、受信したカード情報が入室を許可して良
い内容と判別されると、電気錠4に解錠信号が出力され
る(ST7)。電気錠4は、制御手段14から解錠信号
が入力されると、不図示のアクチュエータを動作させて
デッドボルトが退避し解錠する。これにより、ICカー
ド3を所持した客は、その部屋のドア2を開けて入室す
ることができる。
【0037】このように、本例の情報読取機能付錠1
は、ドア2の検出窓2aを介して物体や人体を検出しな
ければ、受信機12と電池15との間の接点が切り離さ
れて受信機12に駆動電源が供給されない構成となって
いる。これにより、従来に比べ、電力消費を低減するこ
とができる。加えて、受信機12に駆動電源が供給され
た後、所定時間が経過しても受信機12がカード情報を
受信しなければ、受信機12と電池15との間の接点が
切り離される構成となっている。これにより、受信機1
2に供給される電源を必要最小限に止めることができ、
更に電力消費を減少させて無駄な電力消費を抑えること
ができるので、従来の構成よりも省電力化を図ることが
できる。その結果、電源として電池を使用しても、従来
に比べて電池の交換時期を延ばすことができる。
【0038】また、カード状の情報記憶媒体としてカー
ド情報を発信するICカード3を使用し、カード情報を
受信機12により非接触で読み取り、カード情報の読み
取り時のみ受信機12に駆動電源が供給される構成とな
っている。これにより、カードリーダにカードを挿入す
る操作やカードリーダを起動するためのボタン操作が不
要となり、煩わしい操作を行うことなく、検知窓2aに
ICカード3をかざすだけでICカード3のカード情報
を読み取ることができる。しかも、カード情報の読み取
りを非接触で行うので、磁気カードを用いたものよりも
カードの耐久性も増す。
【0039】ところで、上述した実施の形態では、情報
読取機能付錠をホテルの各客室に内蔵した場合を例にと
って説明したが、入出管理が必要な建物のドアに内蔵し
て用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
情報読取機能付錠によれば、ドアの検出窓を介して物体
や人体を検出しなければ、受信機に駆動電源が供給され
ないので、従来に比べ、電力消費を低減することができ
る。
【0041】また、受信機に駆動電源が供給された後、
所定時間が経過しても受信機がカード情報を受信しなけ
れば、受信機と電池との間が切り離されて受信機に駆動
電源が供給されることがないので、受信機に供給される
電源を必要最小限に抑えて電力消費を減少させることが
でき、省電力化を図ることができる。
【0042】さらに、カード状の情報記憶媒体を使用
し、カード情報を受信機により非接触で読み取り、カー
ド情報の読み取り時のみ受信機に駆動電源が供給される
ので、従来のようなカードリーダにカードを挿入する操
作やカードリーダを起動するためのボタン操作が不要と
なり、検知窓にカードをかざすだけでカード情報を読み
取ることができる。しかも、カード情報の読み取りを非
接触で行うので、磁気カードを用いたものよりもカード
の耐久性も増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報読取機能付錠の内部構成を示
すブロック図
【図2】本発明に係る情報読取機能付錠をドアに内蔵し
た状態を示す図
【図3】本発明に係る情報読取機能付錠により電気錠を
解錠するまでの手順を示すフローチャート
【図4】従来のカードロックシステムに採用されるカー
ドリーダの概略構成図
【符号の説明】
1…情報読取機能付錠、2…ドア、2a…検出窓、3…
ICカード(情報記憶媒体)、4…電気錠、11…検知
手段、12…受信機、14…制御手段(CPU)、15
…電池。
フロントページの続き (72)発明者 大久保 知征 東京都港区芝3丁目1番12号 美和ロック 株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA06 BB08 BB21 BB35 CC11 CC21 DD06 FF28 FF36 GG06 GG13 5B058 CA15 CA22 KA02 KA06 KA40 YA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の部屋への入室を許可された者が所
    持するカード状の情報記憶媒体に記憶されたカード情報
    を非接触で読み取り、この読み取ったカード情報に基づ
    いて前記部屋のドアの電気錠を解錠制御する情報読取機
    能付錠において、 前記ドアの室外側の面に穿設された検出窓と、 前記検出窓に対向して配置され、該検出窓に接近する者
    や人を検知したときに検知信号を出力する検知手段と、 前記情報記憶媒体から発信されるカード情報を非接触で
    受信する受信機と、 前記受信機を含む各部に駆動電源を供給する電池と、 前記検知手段から検知信号が入力されたときに前記電池
    から前記受信機に電源が供給されるように制御し、前記
    受信機が受信したカード情報が入室を許可して良い内容
    と判別したときに前記電気錠を解錠制御する制御手段と
    がユニット化されて前記ドアに内蔵されたことを特徴と
    する情報読取機能付錠。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検知手段から検知
    信号が入力されたときに計時をスタートするタイマーを
    備え、該タイマーのスタートとともに前記電池から前記
    受信機に電源が供給されるように制御し、前記受信機が
    カード情報を受信せずに前記タイマーがタイムアウトし
    たときには前記電池から前記受信機への電源供給を絶つ
    ように制御することを特徴とする請求項1記載の情報読
    取機能付錠。
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Cited By (5)

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