JP2001101351A - リーダ装置 - Google Patents

リーダ装置

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JP2001101351A
JP2001101351A JP27417799A JP27417799A JP2001101351A JP 2001101351 A JP2001101351 A JP 2001101351A JP 27417799 A JP27417799 A JP 27417799A JP 27417799 A JP27417799 A JP 27417799A JP 2001101351 A JP2001101351 A JP 2001101351A
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card
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power
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Osamu Kobayashi
修 小林
Nobuhiko Fujii
信彦 藤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード等の情報媒体が存在しない場合の
リーダ装置と上位コントローラの消費電力を最小限にす
ることを目的とする。 【解決手段】 リーダ装置は、カード検出部6がICカ
ード8を検出すると、電源管理部5に信号を送り、制御
部3とRF送受信部4等の電源を入れ、低消費電力モー
ドから通常のモードへ移行する。一定時間カードとの通
信ができない場合は、上位コントローラ7およびリーダ
ライタ1は再び低消費電力モードへ移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード等の情
報媒体のリーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の情報媒体のリーダ装置につ
いて、非接触式のICカード用リーダライタ装置を例に
とって説明する。
【0003】図11において、リーダライタ11は、上
位コントローラ12とコマンド等の通信を行う通信部1
3と、リーダライタ11内の各所の制御を行う制御部1
4と、ICカード15と通信を行うRF送受信部16
と、リーダライタ11の各所の電力を制御する電源管理
部17とで構成されている。
【0004】このような構成で、リーダライタ11は、
電源管理部17により各所に電力が供給され、ICカー
ドの読み取り可能状態になる。次に、このリーダライタ
11にICカード15が近づくと、ICカード15とR
F送受信部16が通信を始め、ICカード15のデータ
が制御部14、通信部13を介して上位コントローラ1
2に送られる。
【0005】上位コントローラ12は、そのICカード
15のデータにもとづき、一定の処理を行った後、IC
カード15に書きこむべきデータを通信部13に送る。
この通信部13に送られたデータは、制御部14、RF
送受信部16を介してICカード15に書きこまれる。
【0006】一方、このリーダライタ11にICカード
15が近づく可能性のないときには、上位コントローラ
12は電源管理部17によってリーダライタ内の各所の
電源をオフにし、省電力を図っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のリーダライタ装置を入出退システムの鍵とし
て使用する場合、ほぼ24時間、ICカード18を検出
できるようにしておく必要があるため、電源管理部17
が各所の電源をオフしている時間は非常に少なかった。
【0008】本発明は上記課題を解決するため、情報媒
体がいつ近づくか判らない状況であっても、省電力を実
現できるリーダ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の手段は、ICカード等の情報媒体の
データを読み取るリーダ部と、前記情報媒体が前記リー
ダ部に近づいた事を検出するセンサ部とを有し、前記情
報媒体が前記リーダ部に近づいた時に、前記センサ部か
らの信号により前記リーダ部の電源を投入する電源管理
部を設けたリーダ装置である。
【0010】また、第2の手段は、ICカード等の情報
媒体のデータを読み取るリーダ部と、前記情報媒体が前
記リーダ部に近づいた事を検出するセンサ部と、このセ
ンサ部からの信号により前記リーダ部の電源を投入する
電源管理部とを有し、前記電源管理部は前期リーダ部の
電源を投入した後、一定時間リーダ部が前記情報媒体の
データを読み取れなかった場合、前記リーダ部の電源を
落とすリーダ装置である。
【0011】また、第3の手段は、ICカード等の情報
媒体のデータを読み取るリーダ部と、上位コントローラ
との間で前記リーダ部からの前記情報媒体のデータの通
信を行う通信部と、前記情報媒体が前記リーダ部に近づ
いた事を検出するセンサ部と、このセンサ部からの信号
により前記リーダ部と前記通信部の電源を投入する電源
管理部とを有し、前記電源管理部は前記リーダ部の電源
を投入した後、一定時間内に前記リーダ部が前記情報媒
体のデータを読み取れた場合、前記電源管理部により前
記上位コントローラと前記通信部の電源を投入するリー
ダ装置である。
【0012】また、第4の手段は、上記構成に加えて、
センサ部として赤外線による近接センサを用いたリーダ
装置である。
【0013】また、第5の手段は、上記構成に加えて、
センサ部として人検出センサを用いたリーダ装置であ
る。
【0014】また、第6の手段は、上記構成に加えて、
センサ部として超音波センサを用いたリーダ装置であ
る。
【0015】また、第7の手段は、上記構成に加えて、
センサ部として静電容量センサを用いたリーダ装置であ
る。
【0016】また、第8の手段は、上記構成に加えて、
センサ部として光量センサを用いたリーダ装置である。
【0017】また、第9の手段は、上記構成に加えて、
リーダ部はカードを差し込む差込部を有し、この差込部
にセンサ部を設けたリーダ装置である。
【0018】また、第10の手段は、ICカード等の情
報媒体のデータを読み取るリーダ部と、このリーダ部の
電源を制御する電源管理部とを有し、前記電源管理部が
前記リーダ部の電源を投入している状態で、一定時間内
に前記リーダ部と前記情報媒体の間で信号の授受がない
場合、前記電源管理部は前記リーダ部の電源を切断する
リーダ装置である。
【0019】また、第11の手段は、上記構成に加え
て、一定時間内にリーダ部と情報媒体の間で信号の授受
がなく、電源管理部により前期リーダ部の電源を切断し
ている状態であっても、上位コントローラからの指令に
より、前記電源管理部が前記リーダ部の電源を投入する
構成としたリーダ装置である。
【0020】また、第12の手段は、上記構成に加え
て、リーダ部を非接触ICカードまたは非接触タグのデ
ータを読み取る非接触式リーダ部としたリーダ装置であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】上記第1の手段によると、電源管
理部が各所の電源をオフにしていても、情報媒体が近づ
いた時に、センサ部が感知して電源管理部がリーダ部の
電源を投入することとなる。
【0022】上記第2の手段によると、電源管理部が各
所の電源をオフにしていても、情報媒体と思われるもの
が近づいた時に、センサ部が感知して電源管理部がリー
ダ部の電源を投入し、近づいたものが情報媒体でない場
合は、電源管理部が各所の電源をオフすることとなる。
【0023】上記第3の手段によると、電源管理部が各
所の電源をオフにしていても、情報媒体と思われるもの
が近づいた時に、センサ部が感知して電源管理部がリー
ダ部の電源を投入し、近づいたものが情報媒体であるこ
とを確認した場合に、上位コントローラと通信部の電源
を投入することとなる。
【0024】上記第4の手段によると、センサ部を赤外
線センサととしたため、検出距離を短くすることができ
る。
【0025】上記第5の手段によると、センサ部を人検
出センサとしたため、検出距離を長くすることが出来
る。
【0026】上記第6の手段によると、センサ部を超音
波センサとしたため、検出距離を任意に設定することが
できる。
【0027】上記第7の手段によると、センサ部を静電
容量センサとしたため、入出退管理システムなどで、人
が必ず触れるものがある場合に、検出の信頼性が向上す
る。
【0028】上記第8の手段によると、センサ部を光量
センサとしたため、ゲート型の入出退システムなどで
は、検出の信頼性が向上する。
【0029】上記第9の手段によると、カードの差し込
み部にセンサ部を設けたため、やはり検出の信頼性が向
上する。
【0030】上記第10の手段によると、一定時間内に
前記リーダ部と前記情報媒体の間で信号の授受がない場
合、各所の電源をオフするため、より省電力が図られ
る。
【0031】上記第11の手段によると、上位コントロ
ーラからの指令により、情報媒体の有無にかかわらず、
リーダ部に電源が投入されることになり、制御の自由度
が増大する。
【0032】以下、本発明の第1の実施例である非接触
式のICカードリーダライタ装置について、図1を用い
て説明する。
【0033】リーダライタ1は、上位コントローラ7と
コマンドおよびレスポンスの通信を行う通信部2と、I
Cカード8と通信を行うRF送受信部4と、リーダライ
タ1の制御を行う制御部3と、リーダライタ1の電力を
制御する電源管理部5とICカード8を検出するカード
検出部6で構成されている。
【0034】図2は、同実施例のフローチャートであ
る。このフローチャートをもとにリーダライタ1の動作
を説明する。
【0035】まずリーダライタ1は、スタート時に電源
管理部5を低消費電力モード(スタンバイモード)に設
定し、通信部2、制御部3およびRF送受信部4の電源
をオフにする。カード検出部6のみ電源をオンにし、I
Cカード8が通信圏内に入るのを監視する。
【0036】次にリーダライタ1は、カード検出部6が
ICカード8を検出するまでこの状態を維持し、カード
検出部6がICカード8を検出した時点で電源管理部5
に割込みを発生し、電源管理部5は、低消費電力モード
(スタンバイモード)から通常のモードへ移行し、電源
管理部5は通信部2、制御部3およびRF送受信部4の
電源をオンにし、ICカード8と通信できる状態に移行
する。更に電源管理部5は、リーダライタ1がICカー
ド8と通信できる状態になったことを上位コントローラ
7へ通知する。
【0037】上位コントローラ7は、リーダライタ1へ
コマンドを発行し、ICカード8からの応答を受信す
る。上位コントローラ7は必要に応じてコマンドの発行
を繰り返す。ICカード8との通信が完了した時点で、
上位コントローラ7は、電源オフ命令を電源管理部5に
指令し、再びリーダライタ1を低消費電力モード(スタ
ンバイモード)へ移行させ、ICカード8の検出待ち状
態へ移行する。
【0038】前述のICカード8の検出待ち状態では、
上位コントローラ7は処理を行う必要がないため、低消
費電力モード(スタンバイモード)で待機し、リーダラ
イタ1からの電源オン通知信号により通常のモードへ移
行するシステムにすることができる。このことから、I
Cカード8がリーダライタ1の通信圏内にない状態で
は、リーダライタ1および上位コントローラ7共に低消
費電力モード(スタンバイモード)で待機することが可
能となり、システムの消費電力を最小限に抑えることが
可能になる。
【0039】図3は、本発明の第2の実施例を示し、第
1の実施例の非接触ICカード用リーダライタにおける
カード検出部を赤外線センサで構成する実施例を示すブ
ロック図である。
【0040】図において、リーダライタ1内のRF送受
信部4の近くに赤外線センサ19を設置し、赤外光を出
力する。ICカードおよび人9などが近づいた場合、そ
の反射光を赤外線センサ19が検出する。この方式は、
検出距離が短いため通信処理が短いリーダライタに適す
る。
【0041】図4は、本発明の第3の実施例を示し、第
1の実施例の非接触ICカード用リーダライタにおける
カード検出部を人検出センサで構成する実施例を示すブ
ロック図である。
【0042】図において、リーダライタ1内のRF送受
信部4の近くに人検出センサ20を設置し、人が発生す
る熱または赤外線を人検出センサ20が検出する。この
方式は、ICカード8そのものを検出するのではなく、
ICカード8を持つ人9の存在を検出するものであり、
検出距離が長いため通信処理が長いリーダライタに適す
る。
【0043】図5は、本発明の第4の実施例を示し、第
1の実施例の非接触ICカード用リーダライタにおける
カード検出部を超音波センサで構成する実施例を示すブ
ロック図である。
【0044】図において、リーダライタ1内のRF送受
信部4の近くに超音波センサ21を設置し、超音波を出
力する。カード、タグおよび人9などが近づいた場合、
その反射音を超音波センサ21が検出する。この方式
は、検出距離を超音波の反射時間を計測することで任意
に設定することができるため、検出距離を任意に設定す
る必要があるリーダライタに適する。
【0045】図6は、本発明の第5の実施例を示し、第
1の実施例の非接触ICカード用リーダライタにおける
カード検出部を静電容量センサで構成する実施例を示す
ブロック図である。
【0046】図において、静電容量センサ22は、ドア
のノブなどに埋め込み、人9などがノブに触った場合、
そのときの静電容量の変化を静電容量センサ22が検出
する。この方式は、入出退などで、人が必ず触れるもの
がある場合に有効である。
【0047】図7は、本発明の第6の実施例を示し、非
接触ICカード用リーダライタのカード検出部を光量セ
ンサで構成する実施例を示すブロック図である。
【0048】図において、リーダライタ1と離れた場所
に光源24を用意し、リーダライタ1内の光量センサ2
3に光を当てる。ICカードおよび人9などが前述の光
を遮る場合、その光量の変化を光量センサ23が検出す
る。この方式は、ゲート型のシステムで、必ず人または
物が光源の光を遮ることができるシステムに適する。
【0049】図8は、本発明の第7の実施例を示し、第
1の実施例の非接触ICカード用リーダライタにおける
カード検出部をスイッチで構成する実施例を示すブロッ
ク図である。
【0050】図において、リーダライタ1は、非接触I
Cカードと接触型ICカードの双方の読み書きも行える
構成になっている。そのため、接触型ICカード用のカ
ード送入機が設けられており、このカード挿入機に挿入
した状態で、非接触ICカードの読み書きも行なう構成
である。さらに、このカード挿入機の差し込み部の内部
に、ICカード8の挿入によってオンするスイッチ26
を設けている。この構成は、接触型ICカードと非接触
ICカードを兼用するリーダライタ1に適する。
【0051】次に、本発明の第8の実施例を図1と図9
を用いて説明する。まずリーダライタ1は、スタート時
に電源管理部5を低消費電力モード(スタンバイモー
ド)に設定し、通信部2、制御部3およびRF送受信部
4の電源をオフにする。カード検出部6のみ電源をオン
にし、ICカード8が通信圏内に入るのを監視する。
【0052】次にリーダライタ1は、カード検出部6が
カードを検出するまでこの状態を維持し、カード検出部
6がICカード8を検出した時点で電源管理部5に割込
みを発生し、電源管理部5は、低消費電力モード(スタ
ンバイモード)から通常のモードへ移行する。電源管理
部5は通信部2、制御部3およびRF送受信部4の電源
をオンにし、ICカード8と通信できる状態に移行す
る。
【0053】次に制御部3は、カード検出部6が検出し
たものがカードであることを確認するために、一定時間
カードとの通信を試みる。この結果、カードとの通信が
できなかった場合は、再度低消費電力モード(スタンバ
イモード)へ移行し、ICカード8の検出待ち状態に移
行する。
【0054】一方、一定時間内にICカード8を検出で
きた場合は、電源管理部5は、リーダライタ1がICカ
ード8と通信できる状態になったことを上位コントロー
ラ7へ通知する。上位コントローラ7は、リーダライタ
1へコマンドを発行し、ICカード8からの応答を受信
する。上位コントローラ7は必要に応じてコマンドの発
行を繰り返す。
【0055】次に、ICカード8との通信が完了した時
点で、上位コントローラ7は、電源オフ命令を電源管理
部5に指令し、再びリーダライタ1を低消費電力モード
(スタンバイモード)へ移行させ、ICカード8の検出
待ち状態へ移行する。
【0056】これにより実際に通信可能なICカード8
が検出されるまで、上位コントローラ7へ電源オンを通
知しないため、上位コントローラ7は、カードが存在す
る場合のみ通常のモードで動作し、その他の場合は、常
に低消費電力モードで待機することが可能になり、より
システムの消費電力を抑えることが可能になる。
【0057】次に、本発明の第9の実施例を図1、図1
0を用いて説明する。
【0058】まずリーダライタ1は、スタート時に電源
管理部5を低消費電力モード(スタンバイモード)に設
定し、通信部2、制御部3およびRF送受信部4の電源
をオフにする。カード検出部6のみ電源をオンにし、I
Cカード8が通信圏内に入るのを監視する。
【0059】次にリーダライタ1は、カード検出部6が
ICカード8を検出するまでこの状態を維持し、カード
検出部6がICカード8を検出した時点で電源管理部5
に割込みを発生し、電源管理部5は、低消費電力モード
(スタンバイモード)から通常のモードへ移行する。す
なわち、電源管理部5は通信部2、制御部3およびRF
送受信部4の電源をオンにし、ICカード8と通信でき
る状態に移行する。更に電源管理部5は、リーダライタ
1がICカード8と通信できる状態になったことを上位
コントローラ7へ通知する。
【0060】この通知を受けた上位コントローラ7は、
リーダライタ1へコマンドを発行し、ICカード8から
の応答を受信する。上位コントローラ7は必要に応じて
コマンドの発行を繰り返す。ICカード8との通信が完
了した時点で、上位コントローラ7は、電源オフ命令を
電源管理部5に指令し、再びリーダライタ1を低消費電
力モード(スタンバイモード)へ移行させ、ICカード
8の検出待ち状態へ移行する。
【0061】なお、電源管理部5は、前述のコマンド待
ち状態で、上位コントローラ7からのコマンドが来ない
時間を時間監視処理で監視し、一定時間以上、上位コン
トローラ7からコマンドが来ない場合は、自動的にRF
送受信部4の電源をオフにする。上位コントローラ7か
らのコマンドを受け付けた時点で再度RF送受信部4の
電源をオンにするため、以降ICカード8との通信を行
なうことができる。
【0062】このことから、上位コントローラ7がリー
ダライタ1の低消費電力モードに対応した機能を持って
いない通常のコントローラであってもRF送受信部4の
電力分だけは、消費電力を抑えることが可能になる。
【0063】なお、上記各実施例では非接触式のICカ
ードリーダライタ装置の例を説明したが、非接触式のI
Cカードに限らず、接触式ICカードであっても、非接
触式タグであっても同種の効果を奏することは言うまで
もない。さらに、リーダライタ装置でなく、リーダ機能
のみのリーダ装置であってもよいことも言うまでもな
い。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
請求項にかかる発明によると、電源管理部が各所の電源
をオフにしていても、情報媒体が近づいた時に、センサ
部が感知して電源管理部がリーダ部の電源を投入するこ
ととなるため、情報媒体を読む必要のないときにリーダ
部の電源をオフすることが可能になり省電力を図ること
が可能になる。特に、この種の装置において、最も電力
を消費するリーダ部をオフすることが可能になり、省電
力の効果は大きい。
【0065】また第2の請求項にかかる発明によると、
電源管理部が各所の電源をオフにしている状態で、情報
媒体と思われるものが近づいた時に、センサ部が感知し
て電源管理部がリーダ部の電源を投入するが、近づいた
ものが情報媒体でない場合は、電源管理部が各所の電源
をオフすることとなり、省電力を図ることが可能にな
る。
【0066】また第3の請求項にかかる発明によると、
電源管理部が各所の電源をオフにしていても、情報媒体
と思われるものが近づいた時に、センサ部が感知して電
源管理部がリーダ部の電源を投入し、また、近づいたも
のが情報媒体であることを確認した場合に、上位コント
ローラと通信部の電源を投入することとなり、近づいた
ものが情報媒体でない場合は上位コントローラと通信部
の電源を投入しないので、省電力を図ることが可能にな
る。
【0067】また第4の請求項にかかる発明によると、
センサ部を赤外線センサととしたため、検出距離を短く
することができる。
【0068】また、第5の請求項にかかる発明による
と、センサ部を人検出センサとしたため、検出距離を長
くすることが出来る。
【0069】また、第6の請求項にかかる発明による
と、センサ部を超音波センサとしたため、検出距離を任
意に設定することができる。
【0070】また、第7の請求項にかかる発明による
と、センサ部を静電容量センサとしたため、入出退管理
システムなどで、人が必ず触れるものがある場合に、検
出の信頼性が向上する。
【0071】また、第8の請求項にかかる発明による
と、センサ部を光量センサとしたため、ゲート型の入出
退システムなどでは、検出の信頼性が向上する。
【0072】また、第9の請求項にかかる発明による
と、カードの差し込み部にセンサ部を設けたため、やは
り検出の信頼性が向上する。
【0073】また、第10の請求項にかかる発明による
と、一定時間内に前記リーダ部と前記情報媒体の間で信
号の授受がない場合、各所の電源をオフするため、より
省電力が図られる。
【0074】また、第11の請求項にかかる発明による
と、上位コントローラからの指令により、情報媒体の有
無にかかわらず、リーダ部に電源が投入されることにな
り、制御の自由度が増大する。
【0075】また、第12の請求項にかかる発明による
と、非接触式リーダの場合、接触式に比して、リーダ部
の消費電力が大きいため、その省電力効果も大きくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図2】同リーダライタのフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例によるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図4】本発明の第3実施例によるリーダライタの構成
を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施例によるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図6】本発明の第5の実施例によるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図7】本発明の第6の実施例によるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図8】本発明の第7の実施例によるリーダライタの構
成を示すブロック図
【図9】本発明の第8の実施例によるリーダライタのフ
ローチャート
【図10】本発明の第9の実施例によるリーダライタの
フローチャート
【図11】従来のリーダ装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 リーダライタ 2 通信部 3 制御部 4 RF送受信部 5 電源管理部 6 カード検出部 7 上位コントローラ 8 ICカード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカード等の情報媒体のデータを読み
    取るリーダ部と、前記情報媒体が前記リーダ部に近づい
    た事を検出するセンサ部とを有し、前記情報媒体が前記
    リーダ部に近づいた時に、前記センサ部からの信号によ
    り前記リーダ部の電源を投入する電源管理部を設けたリ
    ーダ装置。
  2. 【請求項2】 ICカード等の情報媒体のデータを読み
    取るリーダ部と、前記情報媒体が前記リーダ部に近づい
    た事を検出するセンサ部と、このセンサ部からの信号に
    より前記リーダ部の電源を投入する電源管理部とを有
    し、前記電源管理部は、前期リーダ部の電源を投入した
    後、一定時間リーダ部が前記情報媒体のデータを読み取
    れなかった場合、前期リーダ部の電源を落とすリーダ装
    置。
  3. 【請求項3】 ICカード等の情報媒体のデータを読み
    取るリーダ部と、上位コントローラとの間で前記リーダ
    部からの前記情報媒体のデータの通信を行う通信部と、
    前記情報媒体が前記リーダ部に近づいた事を検出するセ
    ンサ部と、このセンサ部からの信号により前記リーダ部
    と前記通信部の電源を投入する電源管理部とを有し、前
    記電源管理部は、前記リーダ部の電源を投入した後、一
    定時間内に前記リーダ部が前記情報媒体のデータを読み
    取れた場合、前記上位コントローラと前記通信部の電源
    を投入するリーダ装置。
  4. 【請求項4】 センサ部として赤外線による近接センサ
    を用いた請求項1〜3のいずれかに記載のリーダ装置。
  5. 【請求項5】 センサ部として人検出センサを用いた請
    求項1〜3のいずれかに記載のリーダ装置。
  6. 【請求項6】 センサ部として超音波センサを用いた請
    求項1〜3のいずれかに記載のリーダ装置。
  7. 【請求項7】 センサ部として静電容量センサを用いた
    請求項1〜3のいずれかに記載のリーダ装置。
  8. 【請求項8】 センサ部として光量センサを用いた請求
    項1〜3のいずれかに記載のリーダ装置。
  9. 【請求項9】 リーダ部はカードを差し込む差込部を有
    し、この差込部にセンサ部を設けた請求項1〜3のいず
    れかに記載のリーダ装置。
  10. 【請求項10】 ICカード等の情報媒体のデータを読
    み取るリーダ部と、このリーダ部の電源を制御する電源
    管理部とを有し、前記電源管理部は前記リーダ部の電源
    を投入している状態で、一定時間内に前記リーダ部と前
    記情報媒体の間で信号の授受がない場合、前記リーダ部
    の電源を切断するリーダ装置。
  11. 【請求項11】 電源管理部は、一定時間内にリーダ部
    と情報媒体の間で信号の授受がなく、前記リーダ部の電
    源を切断している状態であっても、上位コントローラか
    らの指令により、前記リーダ部の電源を投入する請求項
    10記載のリーダ装置。
  12. 【請求項12】 リーダ部は、非接触ICカードまたは
    非接触タグのデータを読み取る非接触式リーダ部である
    請求項1〜11のいずれかに記載のリーダ装置。
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