JP2000194803A - 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム - Google Patents

非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム

Info

Publication number
JP2000194803A
JP2000194803A JP36963598A JP36963598A JP2000194803A JP 2000194803 A JP2000194803 A JP 2000194803A JP 36963598 A JP36963598 A JP 36963598A JP 36963598 A JP36963598 A JP 36963598A JP 2000194803 A JP2000194803 A JP 2000194803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
card
writer
reader
proximity sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36963598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamaoka
敬章 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP36963598A priority Critical patent/JP2000194803A/ja
Publication of JP2000194803A publication Critical patent/JP2000194803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機時に低消費電力で対応でき、電源容量に
制限あるシステムでも、有効に活用できる非接触ICカ
ード用リーダ/ライタを提供する。 【解決手段】 リーダ/ライタ1に物体を検知する近接
センサ部13を付設し、近接センサ部13で非接触IC
カード20等の物体を検知しない時は、制御部2よりの
指令による送信データは、I/O変換部3、発振部4、
変調部5、電力増幅部6及び送受信コイル7を経て送信
せず、近接センサ部13で非接触ICカード20等の物
体を検知した時のみ、リーダ/ライタ1より送受信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は非接触ICカード
用のリーダ/ライタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、非接触ICカードは、種々の分野
で使用され、例えば自動車のキー、ビップゲート、駐車
場、住宅や施設のドア等、多方面にわたる。この種の非
接触ICカードシステムでは、非接触ICカードを所持
した者が、いつ到来するのか不定であるので、リーダ/
ライタからは応答のための電波を常に送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記した非接触
ICカードシステムを、自動車のキーとして使用する場
合、ガソリン車、電気自動車を問わず、通常の非接触I
Cカード用リーダ/ライタでは、待機時でも非接触IC
カードやタグが近づくのを、ずっと電波を出し続けてい
るので、ずっと300〜400ミリアンペアといった電
力消費が行われる。しかし、自動車のように限られた容
量のバッテリしか搭載しない分野では、上記のような大
きな電力消費を行うシステムは、長時間の待機には不向
きであるという問題がある。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、待機時には低消費電力で対応でき、電源
容量に制限があるシステムで有効に活用できる非接触I
Cカード用リーダ/ライタ及び非接触ICカードシステ
ムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の非接触ICカ
ード用リーダ/ライタは、非接触ICカードに情報を送
信し、あるいは受信するものにおいて、近傍に物体が到
来すると、この物体を検知する近接センサを付設し、こ
の近接センサが物体を検知した時に、送受信を行うよう
にしている。
【0006】また、この発明の非接触ICカードシステ
ムは、非接触ICカードと、少なくともリーダ/ライタ
との間で、データ授受を行うシステムにおいて、リーダ
/ライタに、近傍に物体が到来するとこの物体を検知す
る近接センサを付設し、この近接センサが物体を検知し
た時に、リーダ/ライタより送受信を行うようにしてい
る。
【0007】この発明のリーダ/ライタは、非接触IC
カードを所持した者が近傍に到来すると、近接センサが
非接触ICカードあるいは人体を検知して、これに応答
し、電波を送受信する。待機時は電波を送信しないの
で、制御回路に必要なわずかな電力の低消費電力とな
り、システム全体としての消費電力が軽減される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態非接触ICカードシステムの概略回路構成を示すブ
ロック図である。図1において、リーダ/ライタ1は、
制御部2、I/O変換部3、発振部4、変調部5、電力
増幅部6、送受信コイル7、検波部8、I/O変換部
9、バッファメモリ10、I/F部11、データ送受信
部12及び近接センサ部13を備えている。もっとも、
近接センサ部13以外の回路部は、従来のリーダ/ライ
タに備えられているものであり、特に新規なものではな
い。
【0009】非接触ICカード20は、送信コイル2
1、検波部22、I/O変換部23、制御部24、強誘
電体メモリ25及び電源部26を備えている。非接触I
Cカード20を構成する各回路自体は一般的なものであ
る。この実施形態では、リーダ/ライタ1の内部構成と
して、近接センサ部13を配置しているが、具体的には
図2に示すように、リーダ/ライタ1において、基盤が
リーダ/ライタ回路基盤1aと、アンテナ基盤7aが分
離構成されている場合には、近接センサ13はアンテナ
基盤7aに配置してもよい。また、近接センサ部13は
リーダ/ライタ1の本体部と別体で、併設するものであ
ってもよい。
【0010】また、リーダ/ライタ1はデジタル送受信
部12を介して、上位機器であるパソコン30に接続さ
れたものであるシステム構成としてもよい。近接センサ
としては、発振回路を含む近接スイッチ、光、赤外線、
超音波などを用いたセンサを使用すればよい。次に、こ
の実施形態非接触ICカードシステムのリーダ/ライタ
1の動作を図3に示すフロー図を参照して説明する。
【0011】先ず、リーダ/ライタ1の電源がONさ
れ、動作スタートした時点では、待機動作状態となる
(ステップST1)。この状態では、リーダ/ライタ1
の送受信コイル7より電波が送信されない。この待機状
態で、一定時間毎に割り込みをかけ、近接センサ部13
で物体(非接触ICカードあるいは人体)が検知された
か否かを判定する(ステップST2)。物体が検知され
ない場合は、判定NOで待機状態を維持する。
【0012】近傍に人が到来し、あるいは非接触ICカ
ードをリーダ/ライタ1に近づけると、近接センサ部1
3で物体を検知するので、ステップST2の判定がYE
Sとなり、リーダ/ライタ1の送受信コイル7より電波
が送信され、この送信データを人が所持する非接触IC
カード20が受信し、さらに、この非接触ICカード2
0から送信されてくるID、その他のデータがリーダ/
ライタ1で受信される。つまり、リーダ/ライタ1は非
接触ICカード20との間で、データの送受信動作を行
う(ステップST3)。そして、データ処理が終了した
か否かを判定し(ステップST4)、その非接触ICカ
ードとのデータ授受が終了すれば、判定YESで、次に
動作終了か、つまり電源がOFFされているか否か判定
し、されていない場合は判定NO(ステップST5)
で、ステップST1に戻り、待機動作に入り、次の非接
触ICカードの到来まで待機する。
【0013】ステップST4でデータ処理が終了しない
間は、判定NOでステップST3に戻り、リーダ/ライ
タ1は送受信動作を継続する。この実施形態非接触IC
カードシステムを車のキーとして適用する場合、非接触
ICカードを、車に搭載したリーダ/ライタ1のセンサ
部に、窓より近づけた場合、リーダ/ライタ1のセンサ
部13がこれを検知し、リーダ/ライタ1が送信を開始
する。非接触ICカードが到来しない待機時には、セン
サに必要なわずかな電力の消費しかなされず、10ミリ
アンぺア程度であり、待機時は極めて低電力消費とな
る。
【0014】この発明は、低消費電力のシステムを実現
できるので、車のキーの他、電力の安定供給が難しい出
張店舗での会員証管理、充電式バッテリによる非接触I
Cカードシステムの運用が可能となる。当然、無駄な電
波を出力しないということは、消費電力の低減(省エ
ネ)だけではなく、他の機器への影響、人体への影響な
ども改善されることになる。ノートパソコンのようなP
Cカード・スロットにアダプタを差し込み、そこから電
力の供給を受ければ、それだけで非接触ICカード端末
としての動作も可能である。
【0015】上記実施形態非接触ICカードシステムに
おいて、センサ部13が物体の近接を感知すると、リー
ダ/ライタ1のランプ等を光らせて、非接触ICカード
20を感知することが可能である状態に入ったことを視
認させるようなアピール度の高い非接触ICカード用リ
ーダ/ライタを作ることもできる。また、住宅や施設の
ドア等のキーに使用した場合でも、待機時には余分な電
波を出さないことで、他の機器への影響や省エネに役立
つ。非接触ICカードを住宅等のキーに利用した場合、
電力を多く必要とすることから、停電時には不利な面が
あったが、本システムにすると、非常に省電力なので、
停電時用のバッテリで駆動させても、より長時間にわた
り、正常動作が可能になる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、リーダ/ライタに物
体を検知する近接センサを設け、近接センサが物体を検
知した時にリーダ/ライタより送受信するようにしてい
るので、待機時にはセンサ回路等、わずかな回路の電力
消費のみでよく、大幅に消費電力を軽減でき、システム
の適用範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態非接触ICカードの概略
回路構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態非接触ICカードシステムの近接セ
ンサ部の配置箇所を示す図である。
【図3】同実施形態非接触ICカードシステムのリーダ
/ライタの動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1 リーダ/ライタ 2 制御部 3 I/O変換部 4 発振部 5 変調部 6 電力増幅部 7 送受信コイル 13 近接センサ部 20 非接触ICカード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触ICカードに情報を送信し、あるい
    は受信する非接触ICカード用リーダ/ライタにおい
    て、 近傍に物体が到来すると、この物体を検知する近接セン
    サを付設し、この近接センサが物体を検知した時に、送
    受信を行うようにしたことを特徴とする非接触ICカー
    ド用リーダ/ライタ。
  2. 【請求項2】非接触ICカードと、少なくともリーダ/
    ライタとの間で、データ授受を行う非接触ICカードシ
    ステムにおいて、 リーダ/ライタに、近傍に物体が到来するとこの物体を
    検知する近接センサを付設し、この近接センサが物体を
    検知した時に、リーダ/ライタより送受信を行うように
    したことを特徴とする非接触ICカードシステム。
JP36963598A 1998-12-25 1998-12-25 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム Pending JP2000194803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36963598A JP2000194803A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36963598A JP2000194803A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000194803A true JP2000194803A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18494937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36963598A Pending JP2000194803A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000194803A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100516968B1 (ko) * 2002-07-23 2005-09-26 (주)아이피에스 비접촉식 집적회로 카드에 사용되는 저전력 카드 리더 장치
JP2008077306A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toshiba Tec Corp 電波照射制御装置
JP2009048388A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 非接触カードリーダ
WO2009096735A1 (ko) * 2008-01-30 2009-08-06 Bluebird Soft Co., Ltd. 성능 열화 방지를 위한 임피던스 매칭을 수행할 수 있는 알에프아이디 리더
JP2011243223A (ja) * 2011-08-08 2011-12-01 Toshiba Corp 読取り装置および読取り方法
US8223000B2 (en) 2005-01-13 2012-07-17 Fujitsu Limited Information access system for accessing information in contactless information storage device, and method therefor
CN103150532A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 东信和平科技股份有限公司 一种双界面读卡器的电容感应方法及装置
JP2013164876A (ja) * 2013-05-29 2013-08-22 Toshiba Corp 読取り装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100516968B1 (ko) * 2002-07-23 2005-09-26 (주)아이피에스 비접촉식 집적회로 카드에 사용되는 저전력 카드 리더 장치
US8223000B2 (en) 2005-01-13 2012-07-17 Fujitsu Limited Information access system for accessing information in contactless information storage device, and method therefor
JP2008077306A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toshiba Tec Corp 電波照射制御装置
JP2009048388A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 非接触カードリーダ
WO2009096735A1 (ko) * 2008-01-30 2009-08-06 Bluebird Soft Co., Ltd. 성능 열화 방지를 위한 임피던스 매칭을 수행할 수 있는 알에프아이디 리더
CN101933031B (zh) * 2008-01-30 2013-04-03 蓝鸟软件株式会社 执行阻抗匹配以防止性能降低的rfid读取器
JP2011243223A (ja) * 2011-08-08 2011-12-01 Toshiba Corp 読取り装置および読取り方法
CN103150532A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 东信和平科技股份有限公司 一种双界面读卡器的电容感应方法及装置
JP2013164876A (ja) * 2013-05-29 2013-08-22 Toshiba Corp 読取り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2877594B2 (ja) 入場者管理システム
US5477215A (en) Arrangement for simultaneously interrogating a plurality of portable radio frequency communication devices
TWI343194B (en) Power-scavenging receiver to generate a signal to be used to control operational state
US7929910B2 (en) Portable electronic apparatus with near field communication (NFC) application and method of operating the portable electronic apparatus
EP0875851B1 (en) Non-contact data carrier system
AU722779B2 (en) Battery built-in wireless ID card unit and ID verification unit
US20030183699A1 (en) Semiconductor integrated circuit, radio frequency identification transponder, and non-cotact IC card
JPH11345292A (ja) 非接触icカード
WO2006057864A1 (en) Sensor devices with rfid communications
KR100869888B1 (ko) 세대현관 출입제어장치 및 그를 포함하는 세대현관 자동출입관리 시스템
US7454633B2 (en) Integrated circuit card for reducing power consumption
JP2000049653A (ja) 非接触通信システム
JPH09321652A (ja) 無線通信装置
JP2000194803A (ja) 非接触icカ―ド用リ―ダ/ライタ及び非接触icカ―ドシステム
JP2001101351A (ja) リーダ装置
JP3589029B2 (ja) リーダライタ、非接触icカード及びそれらを用いたカードシステム
JP2876360B2 (ja) 位置認識システム
JPH08167014A (ja) 無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法
JPH10289296A (ja) 非接触icカード
JP2001155121A (ja) 非接触icカード読み取り書き込み装置
KR100630898B1 (ko) 절전형 알에프 아이디 태그
JP2003115033A (ja) タ グ
JP2002288616A (ja) 非接触媒体
CN108334920B (zh) 一种用于车辆收费的复合智能卡及其供电管理方法
JPH11274975A (ja) 通信システム