JPH08167014A - 無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法 - Google Patents
無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法Info
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- JPH08167014A JPH08167014A JP6331422A JP33142294A JPH08167014A JP H08167014 A JPH08167014 A JP H08167014A JP 6331422 A JP6331422 A JP 6331422A JP 33142294 A JP33142294 A JP 33142294A JP H08167014 A JPH08167014 A JP H08167014A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正規の通信以外のノイズ電波に応動すること
による不要な電力消費を低減する。 【構成】 外部から無線伝送される信号を受信するアン
テナ1および受信回路と、受信して復調された信号中に
所定の伝送制御コードがあるか否かを検出するコード検
出回路6と、マイクロプロセッサ9およびメモリ10を
含み少なくとも受信データを所定の手順に従って処理す
るデータ処理回路8と、電源電池4とを備え、かつ、受
信回路に含まれ常時給電されて動作していてアンテナ入
力に所定のキャリアがあることを検出するキャリア検出
回路3と、キャリア検出回路3の検出信号に応動してオ
ンになりコード検出回路6に給電する第1の給電スイッ
チ5と、コード検出回路6の検出信号に応動してオンに
なりデータ処理回路8に給電する第2の給電スイッチ7
とを備える。
による不要な電力消費を低減する。 【構成】 外部から無線伝送される信号を受信するアン
テナ1および受信回路と、受信して復調された信号中に
所定の伝送制御コードがあるか否かを検出するコード検
出回路6と、マイクロプロセッサ9およびメモリ10を
含み少なくとも受信データを所定の手順に従って処理す
るデータ処理回路8と、電源電池4とを備え、かつ、受
信回路に含まれ常時給電されて動作していてアンテナ入
力に所定のキャリアがあることを検出するキャリア検出
回路3と、キャリア検出回路3の検出信号に応動してオ
ンになりコード検出回路6に給電する第1の給電スイッ
チ5と、コード検出回路6の検出信号に応動してオンに
なりデータ処理回路8に給電する第2の給電スイッチ7
とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部のホスト機器と無
線伝送によってデータを送受信できる無線ICカード
(受信専用もある)およびそれを用いた料金収受システ
ム並びに無線ICカードにおける電源制御方法に関する
もので、特に、必要時にのみ主要回路部の電源を供給す
る電源制御系の改良に関する。
線伝送によってデータを送受信できる無線ICカード
(受信専用もある)およびそれを用いた料金収受システ
ム並びに無線ICカードにおける電源制御方法に関する
もので、特に、必要時にのみ主要回路部の電源を供給す
る電源制御系の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の無線ICカードは、データを記憶
して処理するマイクロプロセッサやメモリなどからなる
データ処理回路(主要回路部)の他に、マイクロ波帯の
無線伝送回路やアンテナおよび電源電池をカード型パッ
ケージに一体的に内蔵している。無線伝送回路の受信フ
ロントエンドには常時給電されていて、アンテナから所
定のキャリアが入力されるのを常時監視しているが、マ
イクロプロセッサおよびメモリを含むデータ処理回路に
は必要時にのみ電源が供給される。
して処理するマイクロプロセッサやメモリなどからなる
データ処理回路(主要回路部)の他に、マイクロ波帯の
無線伝送回路やアンテナおよび電源電池をカード型パッ
ケージに一体的に内蔵している。無線伝送回路の受信フ
ロントエンドには常時給電されていて、アンテナから所
定のキャリアが入力されるのを常時監視しているが、マ
イクロプロセッサおよびメモリを含むデータ処理回路に
は必要時にのみ電源が供給される。
【0003】つまり、無線ICカードが外部のホスト機
器に近づいて、ホスト機器からの電波がICカードのア
ンテナに補促されると、受信フロントエンドのキャリア
検出回路がキャリアを検出し、その検出信号によってデ
ータ処理回路への給電スイッチがオンになる。これでデ
ータ処理回路が動作を開始し、受信信号を復調してデー
タ処理する。所定のデータ処理を終了したならば、マイ
クロプロセッサが主体的に前記給電スイッチをオフし、
再び休止状態に戻る。このように無線ICカードの主要
回路に必要時にのみ電源を供給するのは、もちろん不要
な電力消費を極力減らして内蔵電池を長もちさせる目的
である。
器に近づいて、ホスト機器からの電波がICカードのア
ンテナに補促されると、受信フロントエンドのキャリア
検出回路がキャリアを検出し、その検出信号によってデ
ータ処理回路への給電スイッチがオンになる。これでデ
ータ処理回路が動作を開始し、受信信号を復調してデー
タ処理する。所定のデータ処理を終了したならば、マイ
クロプロセッサが主体的に前記給電スイッチをオフし、
再び休止状態に戻る。このように無線ICカードの主要
回路に必要時にのみ電源を供給するのは、もちろん不要
な電力消費を極力減らして内蔵電池を長もちさせる目的
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エレクトロニクス化が
高度に発展している都市環境では、他の通信機器や電気
応用機器からの正常な電波や意図しない漏れ電波など、
各種の電波にあふれている。そのため、正規の通信相手
であるホスト機器からの電波とは異なる電波に無線IC
カードの受信フロントエンドがしばしば感応する。受信
したノイズ電波が正規のキャリアと同じ周波数帯にある
と、キャリア検出回路がノイズ電波を正規キャリアと誤
認して検出信号を発し、その検出信号によってデータ処
理回路への給電スイッチがオンになる。すると、データ
処理回路は所定の処理手順に従ってデータ受信処理を開
始する。
高度に発展している都市環境では、他の通信機器や電気
応用機器からの正常な電波や意図しない漏れ電波など、
各種の電波にあふれている。そのため、正規の通信相手
であるホスト機器からの電波とは異なる電波に無線IC
カードの受信フロントエンドがしばしば感応する。受信
したノイズ電波が正規のキャリアと同じ周波数帯にある
と、キャリア検出回路がノイズ電波を正規キャリアと誤
認して検出信号を発し、その検出信号によってデータ処
理回路への給電スイッチがオンになる。すると、データ
処理回路は所定の処理手順に従ってデータ受信処理を開
始する。
【0005】正規の通信信号を受信したのであれば、デ
ータ処理回路はプロトコルに従った所定の伝送制御コー
ドをじきに検出することになる。しかし受信したのがノ
イズ電波であれば、所定の伝送制御コードをいつまでも
検出できない。データ処理回路は伝送制御コードを所定
時間検出できなかった場合、前記の給電スイッチをみず
からオフにして休止状態に戻る。
ータ処理回路はプロトコルに従った所定の伝送制御コー
ドをじきに検出することになる。しかし受信したのがノ
イズ電波であれば、所定の伝送制御コードをいつまでも
検出できない。データ処理回路は伝送制御コードを所定
時間検出できなかった場合、前記の給電スイッチをみず
からオフにして休止状態に戻る。
【0006】前記のように従来の無線ICカードでは、
ノイズ電波を正規キャリアと誤認したときにデータ処理
回路に対してある程度の時間は給電されてしまう。デー
タ処理回路はICカードの主要回路部であり、この部分
の消費電力が全体に占める割り合いはきわめて大きい。
この主要回路部がノイズに応動して短時間でも誤作動
し、かつ誤作動の回数が重なると、無駄な電力消費が増
え、電池の消耗を早めてしまう。
ノイズ電波を正規キャリアと誤認したときにデータ処理
回路に対してある程度の時間は給電されてしまう。デー
タ処理回路はICカードの主要回路部であり、この部分
の消費電力が全体に占める割り合いはきわめて大きい。
この主要回路部がノイズに応動して短時間でも誤作動
し、かつ誤作動の回数が重なると、無駄な電力消費が増
え、電池の消耗を早めてしまう。
【0007】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、正規の通信以外のノ
イズ電波に応動することによる不要な電力消費を低減で
きるようにした無線ICカードおよびそれを用いた料金
収受システム並びに無線ICカードにおける電源制御方
法を提供することにある。
もので、その目的とするところは、正規の通信以外のノ
イズ電波に応動することによる不要な電力消費を低減で
きるようにした無線ICカードおよびそれを用いた料金
収受システム並びに無線ICカードにおける電源制御方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る無線ICカードでは、外部から無
線伝送される信号を受信するアンテナおよび受信回路
と、受信して復調された信号中に所定の伝送制御コード
があるか否かを検出するコード検出回路と、マイクロプ
ロセッサおよびメモリを含み少なくとも受信データを所
定の手順に従って処理するデータ処理回路と、電源電池
とを備え、かつ、前記受信回路に含まれ常時給電されて
動作していてアンテナ入力に所定のキャリアがあること
を検出するキャリア検出回路と、前記キャリア検出回路
で行うキャリア検出を条件に前記コード検出回路に電源
供給し、前記コード検出回路で行う前記伝送制御コード
検出を条件に前記データ処理回路に電源供給を行うよう
に前記電源電池からの電源供給を制御する制御手段とを
備えるように構成した。
ために、本発明に係る無線ICカードでは、外部から無
線伝送される信号を受信するアンテナおよび受信回路
と、受信して復調された信号中に所定の伝送制御コード
があるか否かを検出するコード検出回路と、マイクロプ
ロセッサおよびメモリを含み少なくとも受信データを所
定の手順に従って処理するデータ処理回路と、電源電池
とを備え、かつ、前記受信回路に含まれ常時給電されて
動作していてアンテナ入力に所定のキャリアがあること
を検出するキャリア検出回路と、前記キャリア検出回路
で行うキャリア検出を条件に前記コード検出回路に電源
供給し、前記コード検出回路で行う前記伝送制御コード
検出を条件に前記データ処理回路に電源供給を行うよう
に前記電源電池からの電源供給を制御する制御手段とを
備えるように構成した。
【0009】そして好ましくは前記制御手段が、前記キ
ャリア検出回路の検出信号に応動してオンになり前記コ
ード検出回路に給電する第1の給電スイッチと、前記コ
ード検出回路の検出信号に応動してオンになり前記デー
タ処理回路に給電する第2の給電スイッチとから構成す
ることである。
ャリア検出回路の検出信号に応動してオンになり前記コ
ード検出回路に給電する第1の給電スイッチと、前記コ
ード検出回路の検出信号に応動してオンになり前記デー
タ処理回路に給電する第2の給電スイッチとから構成す
ることである。
【0010】また本発明に係る料金収受システムでは、
上記構成の無線ICカードを車両の所定位置に装着す
る。一方、有料道路のゲートに前記無線ICカードと所
定の間で情報を伝送する無線機能を備えた処理機を配置
する。そして、前記車両が前記ゲートを通過する際に前
記無線ICカードと前記処理機との間で無線を介して所
定の情報を送受し、料金収受のための必要な処理を行う
ようにした。
上記構成の無線ICカードを車両の所定位置に装着す
る。一方、有料道路のゲートに前記無線ICカードと所
定の間で情報を伝送する無線機能を備えた処理機を配置
する。そして、前記車両が前記ゲートを通過する際に前
記無線ICカードと前記処理機との間で無線を介して所
定の情報を送受し、料金収受のための必要な処理を行う
ようにした。
【0011】また、本発明に係る無線ICカードにおけ
る電源制御方法では、処理対象の無線ICカードとして
外部から無線伝送される信号を受信するアンテナおよび
受信回路と、受信して復調された信号中に所定の伝送制
御コードがあるか否かを検出するコード検出回路と、マ
イクロプロセッサおよびメモリを含み少なくとも受信デ
ータを所定の手順に従って処理するデータ処理回路と、
電源電池とを備えたものを用いる。そして前記受信回路
に含まれ前記アンテナ入力に所定のキャリアがあること
を検出するキャリア検出回路には前記電源電池から常時
電源供給を行う。この状態で前記キャリア検出回路でキ
ャリア検出が行われた時に前記電源電池から前記コード
検出回路にも電源供給する。さらにこの状態で、前記コ
ード検出回路で自己に対する伝送制御コードを検出した
時に前記電源電池から前記データ処理回路に対して電源
供給を行うようにした。
る電源制御方法では、処理対象の無線ICカードとして
外部から無線伝送される信号を受信するアンテナおよび
受信回路と、受信して復調された信号中に所定の伝送制
御コードがあるか否かを検出するコード検出回路と、マ
イクロプロセッサおよびメモリを含み少なくとも受信デ
ータを所定の手順に従って処理するデータ処理回路と、
電源電池とを備えたものを用いる。そして前記受信回路
に含まれ前記アンテナ入力に所定のキャリアがあること
を検出するキャリア検出回路には前記電源電池から常時
電源供給を行う。この状態で前記キャリア検出回路でキ
ャリア検出が行われた時に前記電源電池から前記コード
検出回路にも電源供給する。さらにこの状態で、前記コ
ード検出回路で自己に対する伝送制御コードを検出した
時に前記電源電池から前記データ処理回路に対して電源
供給を行うようにした。
【0012】
【作用】受信したノイズ電波が正規のキャリアと同じ周
波数帯にあると、キャリア検出回路がノイズ電波を正規
キャリアと誤認して検出信号を発し、その検出信号があ
る間は第1の給電スイッチがオンとなり、前記コード検
出回路が動作し、所定のプロトコルに従った伝送制御コ
ードが入力されるか否かを監視する。伝送制御コードが
入力されないままキャリアが検出されなくなれば、第1
の給電スイッチはオフに復帰する。この場合は消費電力
の大きなデータ処理回路に一瞬も給電ない。
波数帯にあると、キャリア検出回路がノイズ電波を正規
キャリアと誤認して検出信号を発し、その検出信号があ
る間は第1の給電スイッチがオンとなり、前記コード検
出回路が動作し、所定のプロトコルに従った伝送制御コ
ードが入力されるか否かを監視する。伝送制御コードが
入力されないままキャリアが検出されなくなれば、第1
の給電スイッチはオフに復帰する。この場合は消費電力
の大きなデータ処理回路に一瞬も給電ない。
【0013】正規の通信信号を受信したのであれば、コ
ード検出回路は所定の伝送制御コードをじきに検出する
ことになる。この場合は第2の給電スイッチがオンとな
り、データ処理回路に給電され、受信データ処理が開始
される。
ード検出回路は所定の伝送制御コードをじきに検出する
ことになる。この場合は第2の給電スイッチがオンとな
り、データ処理回路に給電され、受信データ処理が開始
される。
【0014】本発明の無線ICカードを料金収受システ
ムに用いると、処理機以外からの信号を受信した場合に
はデータ処理回路までは電源供給されないので、電源電
池の消耗を可及的に抑制できるので、長期にわたって電
源電池に必要な電池容量を確保でき、無線ICカードを
車両に放置していたとしても電池切れになるおそれが少
なく、有料道路のゲート通過時には確実に料金収受のた
め情報伝送が行われる。
ムに用いると、処理機以外からの信号を受信した場合に
はデータ処理回路までは電源供給されないので、電源電
池の消耗を可及的に抑制できるので、長期にわたって電
源電池に必要な電池容量を確保でき、無線ICカードを
車両に放置していたとしても電池切れになるおそれが少
なく、有料道路のゲート通過時には確実に料金収受のた
め情報伝送が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る無線ICカードおよびそ
れを用いた料金収受システム並びに無線ICカードにお
ける電源制御方法の好適な実施例を添付図面を参照にし
て詳述する。図1は本発明の一実施例による無線ICカ
ード(一般にIDカードとも称される)の概略構成を示
している。同図に示すように、アンテナ1からの入力が
受動回路である検波回路2で検波され、キャリア検出回
路3、同期コード検出回路6、データ処理回路8のマイ
クロプロセッサ9にそれぞれ入力される。
れを用いた料金収受システム並びに無線ICカードにお
ける電源制御方法の好適な実施例を添付図面を参照にし
て詳述する。図1は本発明の一実施例による無線ICカ
ード(一般にIDカードとも称される)の概略構成を示
している。同図に示すように、アンテナ1からの入力が
受動回路である検波回路2で検波され、キャリア検出回
路3、同期コード検出回路6、データ処理回路8のマイ
クロプロセッサ9にそれぞれ入力される。
【0016】電池4が全体の電源であり、キャリア検出
回路3には常時電源が印加されているが、同期コード検
出回路6には第1の給電スイッチ5がオンのときだけ電
源が印加され、またマイクロプロセッサ9およびメモリ
10を含むデータ処理回路8には第2の給電スイッチ7
がオンのときだけ電源が印加される。
回路3には常時電源が印加されているが、同期コード検
出回路6には第1の給電スイッチ5がオンのときだけ電
源が印加され、またマイクロプロセッサ9およびメモリ
10を含むデータ処理回路8には第2の給電スイッチ7
がオンのときだけ電源が印加される。
【0017】キャリア検出回路3は、アンテナ入力に所
定周波数帯のキャリア成分が含まれているときに“1”
信号を出力し、アンテナ入力にキャリア成分が検出され
ないとき“0”信号を出力する。第1の給電スイッチ5
はキャリア検出回路3の出力信号によってオン・オフ制
御され、キャリア検出信号が“0”のときはオフで、
“1”のときにオンとなる。
定周波数帯のキャリア成分が含まれているときに“1”
信号を出力し、アンテナ入力にキャリア成分が検出され
ないとき“0”信号を出力する。第1の給電スイッチ5
はキャリア検出回路3の出力信号によってオン・オフ制
御され、キャリア検出信号が“0”のときはオフで、
“1”のときにオンとなる。
【0018】キャリア検出信号が“1”になって第1の
給電スイッチ5がオンになると、同期コード検出回路6
が動作し、受信信号のデータ列中にプロトコルで規定さ
れた同期コード(1フレームのデータの先頭に挿入され
ている特定の伝送制御コードである)があるか否かを監
視する。同期コードが検出されたときに“1”となるパ
ルス信号を出力し、この検出信号によってフリップフロ
ップ11をセットする。
給電スイッチ5がオンになると、同期コード検出回路6
が動作し、受信信号のデータ列中にプロトコルで規定さ
れた同期コード(1フレームのデータの先頭に挿入され
ている特定の伝送制御コードである)があるか否かを監
視する。同期コードが検出されたときに“1”となるパ
ルス信号を出力し、この検出信号によってフリップフロ
ップ11をセットする。
【0019】第2の給電スイッチ7は、フリップフロッ
プ11がセットされてQ出力が“1”になるとオンとな
り、マイクロプロセッサQからの信号によってフリップ
フロップ11がリセットされるとオフとなる。つまり、
同期コード検出回路6が同期コードを検出したときフリ
ップフロップ11がセットされ、このとき第2の給電ス
イッチ7がオンとなり、このICカードの主要回路部で
あるマイクロプロセッサ9やメモリ10を含むデータ処
理回路8に電源が印加される。
プ11がセットされてQ出力が“1”になるとオンとな
り、マイクロプロセッサQからの信号によってフリップ
フロップ11がリセットされるとオフとなる。つまり、
同期コード検出回路6が同期コードを検出したときフリ
ップフロップ11がセットされ、このとき第2の給電ス
イッチ7がオンとなり、このICカードの主要回路部で
あるマイクロプロセッサ9やメモリ10を含むデータ処
理回路8に電源が印加される。
【0020】第2の給電スイッチ7がオンになるとマイ
クロプロセッサ9が全体の制御およびデータ処理を開始
し、受信データを所定の手順で処理する。マイクロプロ
セッサ9による一連の処理が終了すると、マイクロプロ
セッサ9自身が発する信号によってフリップフロップ1
1をリセットする。すると第2の給電スイッチ7がオフ
し、データ処理回路8への給電が停止する。
クロプロセッサ9が全体の制御およびデータ処理を開始
し、受信データを所定の手順で処理する。マイクロプロ
セッサ9による一連の処理が終了すると、マイクロプロ
セッサ9自身が発する信号によってフリップフロップ1
1をリセットする。すると第2の給電スイッチ7がオフ
し、データ処理回路8への給電が停止する。
【0021】以上の説明および図2のタイミングチャー
トから明らかなように、受信したノイズ電波が正規のキ
ャリアと同じ周波数帯にあると、キャリア検出回路3が
ノイズ電波を正規キャリアと誤認して検出信号を発し、
その検出信号がある間は第1の給電スイッチ5がオンと
なり、同期コード検出回路6が動作し、同期コードが入
力されるか否かを監視する。同期コードが入力されない
ままキャリアが検出されなくなれば、第1の給電スイッ
チ5はオフに復帰する。この場合は消費電力の大きなデ
ータ処理回路8には一瞬でも給電されない。また、正規
の通信信号を受信したのであれば、同期コード検出回路
6は所定の伝送制御コードをじきに検出することにな
る。この場合は第2の給電スイッチ7がオンとなり、デ
ータ処理回路8に給電され、受信データ処理が開始され
る。
トから明らかなように、受信したノイズ電波が正規のキ
ャリアと同じ周波数帯にあると、キャリア検出回路3が
ノイズ電波を正規キャリアと誤認して検出信号を発し、
その検出信号がある間は第1の給電スイッチ5がオンと
なり、同期コード検出回路6が動作し、同期コードが入
力されるか否かを監視する。同期コードが入力されない
ままキャリアが検出されなくなれば、第1の給電スイッ
チ5はオフに復帰する。この場合は消費電力の大きなデ
ータ処理回路8には一瞬でも給電されない。また、正規
の通信信号を受信したのであれば、同期コード検出回路
6は所定の伝送制御コードをじきに検出することにな
る。この場合は第2の給電スイッチ7がオンとなり、デ
ータ処理回路8に給電され、受信データ処理が開始され
る。
【0022】図3は、上記した無線ICカードを用いた
有料自動車道路の料金収受システムの例を示している。
このシステムは、料金時で自動車を一時停止させること
なく料金を収受するためのもので、たとえば自動車20
のフロントガラスの内側近傍に上記したIC無線カード
21を設置しておく。この時、上記した実施例で説明し
たように、IC無線カード21に内蔵される電池からは
キャリア検出回路にのみ電源供給されている。
有料自動車道路の料金収受システムの例を示している。
このシステムは、料金時で自動車を一時停止させること
なく料金を収受するためのもので、たとえば自動車20
のフロントガラスの内側近傍に上記したIC無線カード
21を設置しておく。この時、上記した実施例で説明し
たように、IC無線カード21に内蔵される電池からは
キャリア検出回路にのみ電源供給されている。
【0023】一方、料金所25には、道路の上方所定位
置にアンテナを含む無線ICカード処理機(質問器)2
6が装着され、この処理機26の送信アンテナからは、
一定のタイミングでその指向性の範囲27内に所定のA
SK変調された電磁波を送信している。
置にアンテナを含む無線ICカード処理機(質問器)2
6が装着され、この処理機26の送信アンテナからは、
一定のタイミングでその指向性の範囲27内に所定のA
SK変調された電磁波を送信している。
【0024】係る構成において、自動車20が料金所2
5のゲートを通過しようとして無線ICカード21が上
記アンテナの指向性の範囲27に至ると、その信号を受
信し、上記した動作原理にしたがって同期コード検出回
路,データ処理回路の順に電源供給され、データ処理回
路では、無線ICカード処理機26との間で信号の送受
を行い、通行に伴う使用者の銀行口座等からの料金の引
き落としのために必要な所定のデータ伝送を行うように
したり、無線ICカード自体にプリペイドカードのよう
な機能を持たせ、予め治めた金額から通行量に相当する
金額を減額するなどの所定の処理を行うことになる。
5のゲートを通過しようとして無線ICカード21が上
記アンテナの指向性の範囲27に至ると、その信号を受
信し、上記した動作原理にしたがって同期コード検出回
路,データ処理回路の順に電源供給され、データ処理回
路では、無線ICカード処理機26との間で信号の送受
を行い、通行に伴う使用者の銀行口座等からの料金の引
き落としのために必要な所定のデータ伝送を行うように
したり、無線ICカード自体にプリペイドカードのよう
な機能を持たせ、予め治めた金額から通行量に相当する
金額を減額するなどの所定の処理を行うことになる。
【0025】また、料金所以外の場所での所定周波数の
電波を受信した場合には、同期コード検出回路まではオ
ンするものの伝送制御コードを検出できず、電力消費の
大きなデータ処理回路への通電はない。よって、長期間
自動車20内に無線ICカードを放置していたとしても
バッテリー切れによって使用不能となるおそれが可及的
に抑制され、長期にわたる安定使用が可能となる。
電波を受信した場合には、同期コード検出回路まではオ
ンするものの伝送制御コードを検出できず、電力消費の
大きなデータ処理回路への通電はない。よって、長期間
自動車20内に無線ICカードを放置していたとしても
バッテリー切れによって使用不能となるおそれが可及的
に抑制され、長期にわたる安定使用が可能となる。
【0026】なお、本システムでは、無線ICカード2
1は、自発的な送信機能はもっていないが、内部のアン
テナ給電点におけるインピーダンスマッチングをとった
りとらなかったりすることにより、受信波(無線ICカ
ード処理機26からの搬送波)を吸収/反射される。こ
の原理を用いて無線ICカード21側から無線ICカー
ド処理機26側に所定の信号(情報)を送信することで
がきるようになっている。
1は、自発的な送信機能はもっていないが、内部のアン
テナ給電点におけるインピーダンスマッチングをとった
りとらなかったりすることにより、受信波(無線ICカ
ード処理機26からの搬送波)を吸収/反射される。こ
の原理を用いて無線ICカード21側から無線ICカー
ド処理機26側に所定の信号(情報)を送信することで
がきるようになっている。
【0027】なお、本発明に係る無線ICカードは、上
記した有料自動車道路の料金収受システムに限ることな
く、例えば電車の所定位置に装着し、所定の地点を通過
したことを中央監視室に伝送したり、或いは異常が発生
した場合に自動的にその異常を伝達できるようにするこ
とができる。また、宅配システムにおける輸送物品や、
或いは工場の生産ライン上を搬送される物品に行き先を
示すために付けるタグの替わりに無線ICカードを使用
し、現在の物品の存在位置の管理や、無線ICカードか
らの信号にともない搬送路を切り替える自動的に所望の
位置まで搬送するシステムに適用することができるな
ど、種々のものに適用できる。
記した有料自動車道路の料金収受システムに限ることな
く、例えば電車の所定位置に装着し、所定の地点を通過
したことを中央監視室に伝送したり、或いは異常が発生
した場合に自動的にその異常を伝達できるようにするこ
とができる。また、宅配システムにおける輸送物品や、
或いは工場の生産ライン上を搬送される物品に行き先を
示すために付けるタグの替わりに無線ICカードを使用
し、現在の物品の存在位置の管理や、無線ICカードか
らの信号にともない搬送路を切り替える自動的に所望の
位置まで搬送するシステムに適用することができるな
ど、種々のものに適用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、正規キャリアと同じ周
波数帯のノイズ電波を受信した場合、キャリア検出回路
の検出信号によって第1の給電スイッチがオンしてコー
ド検出回路が作動する。しかしこの場合は所定の伝送制
御コードを検出することがないので、第2の給電スイッ
チはオフのままでデータ処理回路には一瞬も給電されな
い。正規の通信信号を受信したときだけ第2の給電スイ
ッチがオンしてデータ処理回路が動作する。したがっ
て、正規の通信以外のノイズ電波に応動することによる
不要な電力消費が低減し、内蔵電池の寿命が長くなる。
なお、第1の給電スイッチを廃止してコード検出回路に
は常時給電する構成としてもほぼ同等の作用効果が得ら
れる。
波数帯のノイズ電波を受信した場合、キャリア検出回路
の検出信号によって第1の給電スイッチがオンしてコー
ド検出回路が作動する。しかしこの場合は所定の伝送制
御コードを検出することがないので、第2の給電スイッ
チはオフのままでデータ処理回路には一瞬も給電されな
い。正規の通信信号を受信したときだけ第2の給電スイ
ッチがオンしてデータ処理回路が動作する。したがっ
て、正規の通信以外のノイズ電波に応動することによる
不要な電力消費が低減し、内蔵電池の寿命が長くなる。
なお、第1の給電スイッチを廃止してコード検出回路に
は常時給電する構成としてもほぼ同等の作用効果が得ら
れる。
【図1】本発明の一実施例による無線ICカードの電源
制御系統の概略構成図である。
制御系統の概略構成図である。
【図2】同上実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図3】無線ICカードを用いた料金収受システムの一
実施例を示す概略構成図である。
実施例を示す概略構成図である。
1 アンテナ 2 検波回路 3 キャリア検出回路 4 電池 5 第1の給電スイッチ 6 同期コード検出回路 7 第2の給電スイッチ 8 データ処理回路 9 マイクロプロセッサ 10 メモリ 11 フリップフロップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 15/00 Z H04Q 9/00 341 Z // G01S 13/74 G07B 15/00 510
Claims (4)
- 【請求項1】 外部から無線伝送される信号を受信する
アンテナおよび受信回路と、受信して復調された信号中
に所定の伝送制御コードがあるか否かを検出するコード
検出回路と、マイクロプロセッサおよびメモリを含み少
なくとも受信データを所定の手順に従って処理するデー
タ処理回路と、電源電池とを備え、 かつ、前記受信回路に含まれ常時給電されて動作してい
てアンテナ入力に所定のキャリアがあることを検出する
キャリア検出回路と、 前記キャリア検出回路で行うキャリア検出を条件に前記
コード検出回路に電源供給し、前記コード検出回路で行
う前記伝送制御コード検出を条件に前記データ処理回路
に電源供給を行うように前記電源電池からの電源供給を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする無線IC
カード。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記キャリア検出回路
の検出信号に応動してオンになり前記コード検出回路に
給電する第1の給電スイッチと、前記コード検出回路の
検出信号に応動してオンになり前記データ処理回路に給
電する第2の給電スイッチとからなることを特徴とする
請求項1に記載の無線ICカード。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の無線ICカー
ドを車両の所定位置に装着し、 有料道路のゲートに前記無線ICカードと所定の間で情
報を伝送する無線機能を備えた処理機を配置し、 前記車両が前記ゲートを通過する際に前記無線ICカー
ドと前記処理機との間で無線を介して所定の情報を送受
し、料金収受のための必要な処理を行うようにした料金
収受システム。 - 【請求項4】 外部から無線伝送される信号を受信する
アンテナおよび受信回路と、受信して復調された信号中
に所定の伝送制御コードがあるか否かを検出するコード
検出回路と、マイクロプロセッサおよびメモリを含み少
なくとも受信データを所定の手順に従って処理するデー
タ処理回路と、電源電池とを備えた無線ICカードにお
ける前記各回路への電源供給を制御する制御方法であっ
て、 前記受信回路に含まれ前記アンテナ入力に所定のキャリ
アがあることを検出するキャリア検出回路には前記電源
電池から常時電源供給を行い、 前記キャリア検出回路でキャリア検出が行われた時に前
記電源電池から前記コード検出回路にも電源供給し、 前記コード検出回路で自己に対する伝送制御コードを検
出した時に前記電源電池から前記データ処理回路に対し
て電源供給を行うことを特徴とする無線ICカードにお
ける電源制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331422A JPH08167014A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331422A JPH08167014A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167014A true JPH08167014A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18243497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331422A Withdrawn JPH08167014A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 無線icカードおよびそれを用いた料金収受システム並びに無線icカードにおける電源制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08167014A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998009292A1 (de) * | 1996-08-30 | 1998-03-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektronikauslöseeinrichtung mit einer hilfsspannungsversorgung |
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JPWO2007046224A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2009-04-23 | パナソニック株式会社 | 非接触データキャリア |
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CN108885706A (zh) * | 2016-03-22 | 2018-11-23 | 皇家飞利浦有限公司 | 可穿戴设备和系统 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6331422A patent/JPH08167014A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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